九つ この夏寒いけど 夏はやっぱりこの噺
無理やりで、このスレを借りる形かもですが、よろしくお願いします。
先の
>>103に続き【怪談】のようで、そうでないかもしれませんが、しばしお付き合いを。
これも私の台額時代の話です。前記のように地方暮らしの生活の中で、都会ではできない
楽しみ?に、肝試しみたいなアソビが、ふんだんにできる環境にあります。下宿の周りは
人家も灯りも少ない、肝試しにはもってこいの環境です。しかしながら、アソビが高じれば、
エスカレートしてきます。それは、もろミステリースポットへのドライブ・・・・・
比較的近場に、S糸の滝、という観光的にも有名なスポットがあります。同時に滝といえば、
自殺の名所でもありますが・・・・・このアソビとしてのミステリースポットドライブは、上級生が
無理やり下級生をそのスポットへドライブに誘い、下級生をそのままそこへ置き去りにする
というのが、ひとつのやり方でした。で、今宵も、そのアソビが決行されました。目的地は
そのS糸の滝。車中でもそれなりの脅しが、下級生を震えあがらせます。そして、現地到着。
駐車場から、その滝の見える滝壷へと、皆が進んで行きます。その間も、脅しが続きながら、
滝壷へ到着しました。すると、どこからともなく、「う〜〜〜〜・・・・・・」と、まるで、人の
うめき声がのようなものが聞こえてきます。ここまでの上級生の脅しに慣れてしまった
下級生達は、もう驚きません。どうせ誰かが脅してるんだ・・・・・