395 :
ルポライター ◆UME/seXGGA :
<並列する女子行員に向かって梅川は「右から五番目の女、お前は<XXXX>といったな。前に出ろ!」とXXXX<二一>を呼び出した。不安と恐怖
で身を震わせながら前方五メートルの位置まで進み出た同女に梅川は「服を脱げ!」と散弾銃の銃口を向けて脅迫。悲嘆にくれながらしばらく
して上半身裸になった同女に、散弾銃一発を天井に向けて発砲して威嚇し、「全部脱げ!」と強要、ついに全裸にした。両手で顔を覆って泣き
続ける同女に梅川は「お前は処女か?」とからかった。そして他の人質たちに向かって全裸のまま立たせ「おい、童貞(梅川が付けていた綽名)、
お前、本当に童貞か?」と男子行員(十九)を呼んだ>(同)
梅川は二人をからかっただけで、それ以上の強要をすることはなかった。だが、今度は新たな”快楽”を思いついた。女子行員に全員全裸と
いう命令を”密室の支配者”は下したのだ。
全裸にされた女子行員は、四十歳の一人を除いて、十八歳から二十五歳までのうら若き女性ばかりだった。しかも、梅川の異常さは、ただ
脱がせただけではなかった。ブラウスからブラジャー、ショーツに至るまで、ストリップを観るかのごとく、じりじりと楽しむように服の脱ぎ
方の順番までも梅川は指示した。
それは梅川の冷淡なひと言から始まった。「まず上着や」
女子行員たちは、制服の青色ベスト、次いで黄色のブラウス、赤色スカートという順に服を脱がされた。そして、電話番の女子行員を除く計
十九名を全員を丸裸にさせた。さらに銃口で指示しながら、両手だけで乳房と陰部を隠す女子行員たちを一列横隊に梅川の前に”整列”させた。
そのうちの一人は、為替端末機に両手をつき、尻を突き出すように屈辱的なポーズまでさせられた。
<悲涙にむせびながら恐怖と言い知れぬ屈辱に耐え、次々、全裸になっては、立たされた座らされたりした女子行員を、男子行員たちはその余り
の過酷さに、とても正視できなかった。電話番をさせていた女子行員に対しては「お前は脱げへんでもええ。一番先に殺したる。散弾銃を撃った
時、肉が飛び散るからな」と脅迫し、女子行員を不安のどん底につきおとした>(同)
【新潮文庫:封印されていた文書/麻生幾 p.68〜70より 一部改変】
396 :
ルポライター ◆UME/seXGGA :02/12/09 22:18 ID:8JpG0BGA
「犯人は、耳を切らせているときも、女子行員さんの脚を開かせたり、鉄砲の先で胸をつついたり、ほんま口ではよういわんようなことばかり
してた。かわいそうに、女の子はされるがままでした。そのあと、男の人を裸にさせて、『お前、こっちへこい』と呼びつけ、命じました。
女の子はイヤーッいうて泣き出し、『私......できません。私、できません.』と叫ぶんですが、犯人は『お前、死にたいんか』いうて......。
むごい男ですわ。人間やない。女の子が泣いてしゃくりあげてるのに、男の人に向かって、しつこく『お前、なにしとるんや。早よせんか』と
強制してた。あの男、人間やないです。」
長い静寂が一階フロアに広がった。事件発生後、はじめて訪れた沈黙の時間であった......。
【週刊現代:三菱銀行と猟銃強盗事件の真実・第四回/大歳成行 p.57より 原文ママ】