◆♀♂30代over板幕の内弁当15♂♀◆

このエントリーをはてなブックマークに追加
32名無しさん@魚好き
脈絡がないんですが、ここでいきなり、「パンドラの箱」の話をします。
と言っても、だいたい皆さんご存知と思いますが、さまざまな災いが
入った神からの贈り物の箱をパンドラが開けてしまったために、
人間は病気、貧困、犯罪といった災いをしょい込むことになり、
でも、あわてて箱を閉めたので希望だけが箱の中に残った、
という例の話です。
↓ここに簡単にまとめてあります。
http://www.dab.hi-ho.ne.jp/sugashira/drug/pandorasbox.htm
病気、貧困、犯罪といった人類を悩まし続けるあらゆる災害
↓ここの50〜52は、もう少し詳しく書いてあります。
http://homepage2.nifty.com/typho/sinwa/soseiki/pandra.html

で、私は、ずーっと気になっているんですが、私が小学生の頃に
読んだ本では、細部がちょっと違うんですよね。
人間に希望が残ったという全体の趣旨は一緒なんですが。
ちょっと考えてみてください。
箱から出てきたものが人間に与えられてしまったのなら、
箱の中に希望が残ったら、その希望は人間に与えられなかったという
ことになってしまいませんか?
私が読んだ話は、こうなんです。
33名無しさん@魚好き:01/10/22 15:38 ID:6osY46/5
>>32のつづき)
あわてて閉めた箱の中にひとつだけ残った災い、それは、
未来を知る力(SF用語で言うと予知能力)だったのです。
未来のことがわかってしまえば、いろんな嫌なことや苦労を経験することが
わかってしまい、しかも結局はどんな人も死んでしまうということが
わかるだけで、人間は希望を持っていきることができません。
そんな力を得られなかったおかげで、人間は、将来のことがわからず、
わからないからこそ、希望を持って生きていけるんだという
そういうことなのです。

確かに、現在は、将来に希望を持つことの難しい時代ですが
わからない未来だからこそ、自分でなんとかしながら
希望を持って生き続けるしかないのだと思います。
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi/middle/1003503263/l50