>>677=内緒でネットさん
私は、今のままでも、内緒でネットさんが議論に積極的に参加するのに
問題があるとは思っていませんが、議論はどのようにすべきかとか
そもそも議論をすることの意義とはなんなのかということに
本気で興味があるのでしたら、おすすめの本があります。
それは、小野田一博という人の書いた「論理的に考える方法」という本です。
(出版:日本実業出版社、1998年7月発行、
本体価格:1300円、ISBN:4-534-02807-5)
最初にお断りしておきますが、この本は、「相手を言いくるめるための
小手先のテクニック」や「どんな相手でも論破する方法」について
書かれている本ではありません。
(私自身、最初は「どうせそんな本だろう」と思っていました。)
この本には、さまざまな意見を持つ人が存在することを認めた上で、
より説得力を持つ結論なり方針なりがなんなのかをはっきりさせるために
どのように考え、主張すればよいのかが書かれています。
そして、それは、今の日本の社会に欠けているものだと筆者は書き、
そのことに私も大いに同意します。
ついでに言うなら、この本を読んでも、そのことによって直接、
戦争を肯定する人が戦争に反対するようになるわけではありません。
が、より説得力のある意見を述べるようになれるはずだと思います。
そういう観点から、このスレで私と必ずしも同じ意見でない人にも
おすすめの本です。