午後の隣人

要するに、ウズウズしちゃう人っているじゃない？
どうしても話しかけたい人。

例えばさ、平日昼間のガラ空きの電車なんかに乗るでしょ。
向かいの席にこぎたねえじいさんがぽつんとひとりで座ってると。
あー、これから職安でも行くのかねとかさ、
女房に先立たれ息子夫婦にも相手にされてねーんだよな、
ああはなりたくねーよとかさ、いろいろ勝手に想像膨らましながら
ガタゴト電車は走るんだけどさ。
でも、よっく見るとジーンズがリーバイスの501なんだよな。
まずあれ？とか思うんだよ。
んで見れば見るほど身に付けてるものの趣味がさ、実はすっげー
こじゃれてるってかさ、今の若者風に洗練された服装だってことに
気づくんだよ。
もうこの辺でオレなんかは興味津々になってるわけ。
視線がじいさんから外せない。
どーなってんだよ、このじいさんとか思う。
でも降りる駅がどんどん近づいてきてさ、ああ残念だけどもう降りなきゃ
って用意し始めるじゃない？
思いっきり後ろ髪引かれるんだけど最後にもう一度だけと思って
じいさんが手にしてた文庫本のタイトルに目をやるとさ、

「夜はやさし」(しかも原書)

もう迷わないね。
もう一度深々と座りなおすとさ、
できるだけはしゃがないように注意しながら声かけちゃうんだよ。
「フィッツジェラルドお好きなんですか？」

すばらしきヒィッツカラルド

というか、ここからどう話を広げて欲しいの？>>1

>>3
いいネーミングセンスだよね。
ジャイアントロボだっけ？W

>>4
分かりづらくてｿﾏｿ
実際に話しかけたかどうかはこの際どっちでもいいんだ。
なんてゆーか。
日常に何気なく潜んでる一期一会みたいなさ。
軽い話なんだけど、いつまで経っても覚えてるみたいな
そんな出会いの話ってないかなーと思った。
どーかなー？
曖昧すぎる？

曖昧だし、>>2はフィクションだろ？
でも、1の気持ちはよく分かるよ。

オレも何年かに一回くらいあるよ。
たぶん10年のうち、数回くらいかな？
なんか女の子にたいして感じることが多いんで、
ふだんのナンパ衝動と自分で見分けがつかないこともあるんだけど。
なんつうか、そのひとの表情とか服装をみているだけで、
「オレと同じ種類の人間がいる！！」って興奮するのね。
オレ自身は、そんなに変わった人間でもないし、
スノッブだとも思っていないんで、うまく説明が付かないんだけど。
とにかく、そういうことはホント何年に一遍しか
ないんで、ふだんはほとんど忘れてるんだけどさ。

結局>>1の主張の趣旨は受け容れられなかった、
あるいは理解されなかったってことみたいね。

test

試験

試験

共通一次

なつかしいな。共通一次。あたしセンター入試と両方受けたことあるんだよ。

若いな、あやこ。
俺なんか、共通一次の前だ。

マークシート？

味噌だけのおにぎりうまいな。

１期校・２期校というのがあったんだよ。
旧帝大他有名国公立大学が１期校、その他の国公立大学が２期校。
２期校は、東京医科歯科・横国・静岡・名工・九工大など。
１期校を落ちた連中ばかりが受験に来るのだから
２期校試験の寂しさたるや、いまだに忘れられないよ。

そんな風に別れてたんですね〜。

共通一次受けた最後の年代だわ。