ベルギーの醸造酒絶賛で知られる世界的なビール評論家、マイケル・ジャクソン氏―自身は
“あの”マイケル・ジャクソンほど有名じゃないと自認―が死亡しました。享年65。
「ビールハンター」として知られるジャクソン氏は木曜日に心臓発作で西ロンドンの彼の自宅で
死亡しました。彼の長きに亘る伴侶であるパディ・グニンガムさんは、電気掃除機の傍で亡くな
っている彼を見つけたと金曜日に語りました。
彼女によれば、ジャクソン氏はパーキンソン病に苦しみながらも執筆を続け、旅行もしていまし
た。そして病気に関する本を書く計画も立てていたと言います。
「彼は文句なしに私たちが今までに知っているビールライターの中で最高の人でした。彼は
ビールや醸造所の話、そして遠く離れた土地についての楽しい話をしてくれました。とても
ユーモアに富んでいて博学でした」と、ティム・ハンプソン(英国ビール評議会議長)はAP通信に
語りました。
ジャクソン氏はベルギーの醸造酒が特に好きでした。彼の本「偉大なベルギーのビール」と
「世界のビール・ガイドブック」は米国を含めて多くの輸出市場にそれらを紹介しました。
ジャクソン氏は、彼がロックスターのマイケル・ジャクソンほど有名でないことを知っていました。
ビール批評のウェブサイトで次のように書いています。
「こんにちは。私の名前はマイケル・ジャクソンです。いえ、“あの”マイケル・ジャクソンでは
ありませんが、私もワールド・ツアーを行っています。私のツアーは類い稀なるビール追求の旅
です。ですから人は私のことをビールハンターと呼びます」 (一部略)
マイケル・ジャクソン氏(画像):
http://media.philly.com/images/20070831_dn_0jnly51l.jpg AP通信:
http://ap.google.com/article/ALeqM5hoBRz1Pvoe8-eEjZ59Yxo6lqf00w