★★モナーの何でも相談室〜メンヘルサロン分院〜★★38
ガウスは結果的に正65537角形が作図可能であることを証明したが、
具体的な作図法を与えたわけではない。もっとも、その証明および背景を
よく理解すれば、原理的には作図法を導くことができるが、
それは膨大な作業である。ドイツのヨハン・グスタフ・ヘルメス(英語版)は
、10年の歳月をかけて正65537角形の作図法を調べ、1894年に計算の
要旨のみの報告を雑誌に発表した[1][2]。200ページを超える原稿は
、ゲッティンゲン大学に保管されている[3]。
遠山啓『数学入門』には、正65537角形の作図がいかに
膨大な作業であるかを表現したと考えられる、正65537角形の
作図法を調べた人物についての、伝説的な逸話が紹介されている。