アスペルガー・ADHD(軽度発達障害者)被害者友の会8
2 :
優しい名無しさん:
【アスペルガー症候群の診断基準】
A:社会性の障害・・・以下の項目から少なくとも2つ当てはまる症状がある事。
・視線が合わない、視線が合いにくい、アイコンタクトが通じない、相手の表情や身振りを読み取れない
・年齢に応じた人間関係が作れない
・楽しみや興味を他者と共有しにくい(興味のある物を見せたり、持ってきたり、指差す等の行為が乏しい)
・他人への関心が乏しい(特に、同世代の子と一緒に遊べない)、関心はあっても関わり方が一方的
B:想像力の障害・・・以下の項目から少なくとも1つ当てはまる症状がある事。
・興味や関心が限定的で、一つの事にひどく執着(いわゆるこだわり)する
・特定の習慣や儀式に固執する、些細な事でも予定に変更があるのをとても嫌う
・常同行動(くるくる回る、手をヒラヒラさせたり指をねじ曲げる等、常同的で反復的な運動)がある
・特定のものを持ったり、見たり、集めたりする事に、持続して熱中する
C:学校や職場等で、明らかに不適応を起こしている事。
D:言語の遅れは無い(2歳までに単語、3歳までに二語文が出ている)事。
E:社会性以外の発達に明らかな遅れが無い事。(但し、運動面の発達に関しては、多少遅延する場合もある)
F:その他の広汎性発達障害(自閉症など)や統合失調症の診断基準に当てはまらない事。
3 :
優しい名無しさん:2010/07/01(木) 20:53:30 ID:aPrQ7fAa
【ADHDの診断基準】
G1.不注意:次の症状のうち少なくとも6項が、6ヶ月間以上持続し、その程度は不適応を起こすほどで、その子どもの発達段階と不釣り合いであること。
(1)学校の勉強・仕事・その他の活動において、細かく注意を払えないことが多く、うっかりミスが多い。
(2)作業や遊戯の活動に注意集中を維持できないことが多い。
(3)自分に言われたことを聴いていないように見えることが多い。
(4) しばしば指示に従えない、あるいは学業・雑用・作業場での仕事を完遂することができない(反抗のつもりとか指示を理解できないためではない)。
(5)課題や作業をとりまとめるのが下手なことが多い。
(6)宿題のように精神的な集中力を必要とする課題を避けたり、ひどく嫌う。
(7) 学校の宿題・鉛筆・本・玩具・道具など、勉強や活動に必要な特定のものをなくすことが多い。
(8)外部からの刺激で容易に注意がそれてしまうことが多い。
(9)日常の活動で物忘れをしがちである。
G2.過活動:次の症状のうち少なくとも3項が、6ヶ月間以上持続し、その程度は不適応を起こすほどで、その子どもの発達段階と不釣り合いであること。
(1)座っていて手足をモゾモゾさせたり、身体をクネクネさせることがしばしばある。
(2)教室内で、または着席しておくべき他の状況で席を離れる。
(3)おとなしくしているべき状況で、ひどく走り回ったりよじ登ったりする(青年期の者や成人ならば、落ち着かない気分がするだけだが)。
(4)遊んでいて時に過度に騒がしかったり、レジャー活動に参加できないことが多い。
(5)過剰な動きすぎのパターンが特徴的で、社会的な状況や要請によっても実質的に変わることはない。
G3.衝動性:次の症状のうち少なくとも1項が、6ヶ月間以上持続し、その程度は不適応を起こすほどで、その子どもの発達段階と不釣り合いであること。
(1)質問が終わらないうちに、出し抜けに答えてしまうことがよくある。
(2)列に並んで待ったり、ゲームや集団の場で順番を待てないことがよくある。
(3)他人を阻止したり邪魔することがよくある(例;他人の会話やゲームに割り込む)
(4)社会的に遠慮すべきところで、不適切なほどに過剰に喋る。
G4.発症は7歳以前であること。
G5.広汎性:この基準は複数の場面で満たされること。たとえば、不注意と過活動の組み合わせが家庭と学校の両方で、あるいは学校とそれ以外の場面(診察室など)で観察される。
(いくつかの場面でみられるという証拠として、通常複数の情報源が必要である。たとえば、教室での行動については、親からの情報だけでは十分とはいえない)
G6.G1−G3の症状は、臨床的に明らかな苦痛をひき起こしたり、あるいは社会的・学業上・仕事面での機能障害をひき起こすほどであること。
G7.この障害は広汎性発達障害(F84.-)、躁病エピソード(F30.-)、うつ病エピソード(F32.-)、または不安障害(F41.-)の診断基準をみたさないこと。