1 :
ごり:
皆様、
お邪魔します。
メンヘル板に書き込むのは初めてなのですが、1年ほど前先立った
彼女は愛用していたようです。
結果的に私は彼女を死へ追いやりました。
1年経っても彼女と暮らした日々、彼女のしぐさ、彼女の声は私の
海馬の中に深く静かに漂っています。
つらいのです・・・
クソスレ立てるなとの謗りを受けるのは解っているのですが、
いかんせん精神が不安定、自分でも何がしたいのかわかりません。
2 :
優しい名無しさん:2010/04/20(火) 01:43:39 ID:Az8zH5mv
私の河馬・・・
3 :
優しい名無しさん:2010/04/20(火) 01:45:29 ID:Az8zH5mv
良スレ立てるな
5 :
優しい名無しさん:2010/04/20(火) 06:22:53 ID:Az8zH5mv
まぁ
>>3は悪いジョークとして・・・
シリアスな悩みを持つ人もおるんやろなぁ・・・
6 :
ごり:2010/04/20(火) 23:08:39 ID:X5bL6Zgt
彼女は自他共に認めるねらでした。
PCには2ch用の閲覧ソフト(何ていうものかは忘れましたが・・)を入れてました。
「とんかつにソースをかける気力がない」ってフレーズを痛く気に入ってましたねw
やるおくん(でしたっけ?)のバイトの話で二人笑い合いました。
「なんでもないようなことが、幸せだったと思う」
所詮他人事だったこの曲の歌詞を身をもって味わうことになろうとはその時は
思いませんでした・・
7 :
ごり:2010/04/20(火) 23:25:15 ID:X5bL6Zgt
二人はいわゆるW不倫で、ことの発端は出会い系です。
知り合って程なくして彼女は離婚しました。
メールのやりとりをしているときから彼女は深刻な病を抱えていると
言ってました。
始めて会った日に彼女は言いました。その病気が白血病だと。
私はひどく驚いて「骨髄移植まってるの?」と訊くと、
彼女は微笑んで言いました。
「私は慢性だから、薬で抑えられるのよ」と。
後で聞いた話ではその新薬の5年生存率は8割くらい、それ以上長く
生存したデータはまだないということでした。
でも、結局彼女にとって深刻なのは鬱のほうだったのです。
8 :
ごり:2010/04/20(火) 23:31:05 ID:X5bL6Zgt
みなさんが思っておられるとおり、
所詮不倫の末の顛末。
正直私のスケベ心から始まったとおりいっぺんの話なのです。
でも、陳腐な言い回しですが、二人とも奇跡的な出会い、運命の人だと、
本当にそう思っていました。
9 :
ごり:2010/04/20(火) 23:37:40 ID:X5bL6Zgt
二人で布団に入って、
「この世界の片隅で二人っきりだね・・」
「虚無僧って儲かるのかな?」
彼女の手を握るだけで、芯から癒されるのでした。
10 :
優しい名無しさん:2010/04/20(火) 23:55:52 ID:Az8zH5mv
抱き合う温もりは現実だからな
必要だったんだろうお互いに・・・
何も恥じることはないさ
11 :
ごり:2010/04/21(水) 00:03:56 ID:X5bL6Zgt
>>10さん、ありがとう。
その通りですよね・・
よく二人で言いました。
「この温もりこそが命だよね」と。
12 :
ごり:2010/04/21(水) 00:16:53 ID:cefSZOCn
彼女が子供のときから家庭不和で、中学のときは中島みゆきにはまってたと。
看護師になって結婚。
自分は暖かい家庭に恵まれなかったので結婚して子供と
仲良く暮らすことだけが夢だったのに、彼女が不妊のため子供ができず、
あげく白血病、そのころから旦那はまともに働かなくなったらしい。
子供のころから鬱だったのが酷くなり、精神障害者手帳を持っていました。
そんな状況で二人は知り合ったのです。
13 :
ごり:2010/04/21(水) 00:25:56 ID:cefSZOCn
私と知り合った時点で彼女は精神的に追い詰められていて、
二人で暮らし始めてからも
「あなたと知り合っていなかったらとっくに死んでいた」と何度も言っていました。
知り合ってまもなくして、私はある地方に長期単身赴任になり、それを
いいことに二人の同棲生活は始まったのです。
最初はさすがに
「会社借り上げのアパートだから、まずいんだよ」
と言ってはみたものの、居場所がないと泣く彼女を
放っておいたら死んじゃうんじゃないかと。
「一緒においで・・」
私はそう言いました。
14 :
優しい名無しさん:2010/04/21(水) 00:52:53 ID:Cyxsjb2J
多分俺でもそうするな
お前ら優しいな、ネタにマジレスして
16 :
ごり:2010/04/21(水) 12:04:28 ID:cefSZOCn
ねたと思われても仕方ないですが、
ほんとの話なのです・・
果たして彼女は自ら命を絶ちましたが、それまでの4年間、
心身ともに本当に密接な関係でした。
会社の昼休み、彼女がパート休みの日は必ず電話をしました。
会社が早く終わった日はバスを途中で降りて徒歩通勤の彼女と
合流して手を繋いで帰りました。
そうじゃない日は、駅に着いたバスから降りたらすぐ電話して
部屋の玄関に着くまで他愛のない話をしました。
ただ友ばんざいw
17 :
ごり:2010/04/21(水) 12:23:36 ID:cefSZOCn
二人の間でのいちばんの気がかりは・・
どちらかに何かあったとき。。
例えば私が事故や病気で入院したとしたら。。
彼女はいわゆる日陰者、見舞いにすら行けない。
そのまま死んでしまったら。。最後の姿を看取ることもできない。。
立場が逆でも同じこと。
そんな不安をかき消すように、二人は強く、激しく求め合いました・・
18 :
優しい名無しさん:2010/04/21(水) 12:30:11 ID:gVwE8kpx
ドラゴン紫龍読んだのかよ
19 :
ごり:2010/04/21(水) 13:00:27 ID:cefSZOCn
>>18ちょっと何言ってるのかよくわかりませんけども、
結局彼女は二人が暮らした部屋の浴室で、首を括って死にました。
多くの悲しみ、後悔、自責の念の中で、唯一よかったと思えるのは、
彼女の最後をしっかりと見届けてやることができたことだと
思っています。
20 :
優しい名無しさん:2010/04/21(水) 14:46:19 ID:cefSZOCn
今自殺を考えている人は今いちどあなたの大切な人のことを考えてみてください。
あなたが死ぬことで、その人がどれだけ悲しむことになるか、どれだけ自責の念にかられることか。
その人は今あなたが苦しんでいる以上の苦しみを一生背負わなくてはいけなくなるかもしれないのです。
大切な人が自殺願望を持っているという方、
軽く考えてはいけません、ご自身で解決できそうになければ、
早急に専門家に相談してください。
薬が効くかもしれない、カウンセリングが効くかもしれない、
ケースバイケースでしょうが、
死にたいという人の言葉を決して軽くいなしてはいけません。
事があってからでは取り返しがつかないのです・・
21 :
ごり:2010/04/21(水) 14:47:14 ID:cefSZOCn
↑
私の書き込みです。
22 :
優しい名無しさん:2010/04/21(水) 17:02:45 ID:Cyxsjb2J
ネタでも広告でも構わないさ
このテーマは現実に起こりうる深刻な問題を孕んでいる
十分に意義はある
23 :
優しい名無しさん:2010/04/21(水) 17:13:41 ID:Cyxsjb2J
本当に死ぬ奴はある日突然死ぬからな
通常パートナーのダメージは計り知れないだろう
例外はあるが・・・
>>6 >「とんかつにソースをかける気力がない」ってフレーズを痛く気に入ってましたねw
>>9 >「虚無僧って儲かるのかな?」
こんなカップルいないだろ
受け狙いで書いたギャグだろ
どうみてもネタ
25 :
ごり:2010/04/21(水) 18:24:16 ID:cefSZOCn
>>24 彼女はねらかつめんへらだったのですよ。なんの不思議もないと思いますが?
虚無僧云々はつげ義春の「無能の人」からです。
そのまんがのひとこまを二人とも気に入ってたのです。
つげに関しても結構有名な人ですから、こんなカップルがいても
いいと思いますよ。
(実際私たちがそうだったのですから)
26 :
優しい名無しさん:2010/04/21(水) 18:34:37 ID:Cyxsjb2J
俺も年明けはしんどかったからな・・・
ここにこういったストーリーが書き込まれた
そのストーリーについて想ってみる・・・
それでええねんで
27 :
優しい名無しさん:2010/04/21(水) 18:39:59 ID:Cyxsjb2J
現にねらーのメンヘラ率は高いと思う
非常に依存性の高いメディアではあると思う
書き込まれていないだけであって
実はこんなドラマが仰山あると思うよ
28 :
優しい名無しさん:2010/04/21(水) 18:45:09 ID:Cyxsjb2J
>「とんかつにソースをかける気力がない」ってフレーズ
これは鬱だぞ
29 :
優しい名無しさん:2010/04/21(水) 18:46:25 ID:Cyxsjb2J
>「虚無僧って儲かるのかな?」
これは統合失調
30 :
優しい名無しさん:2010/04/21(水) 19:31:46 ID:Cyxsjb2J
ジャッキーチェンは解りませんが、良くあることです。
時間が全て解決してくれますよ。
何も心配ありません、あなたの人生を大切にしてください。
32 :
優しい名無しさん:2010/04/22(木) 00:44:50 ID:7PqAP91K
あたしも去年亡くしたよ、つらかった。。。
今度は奥さんを救ってあげなよ。
と正論吐いてみるテスト
私は旦那のW不倫が苦しくて、自殺したくてしょうがないよ
どんなにもがいてもやめてくれないんだ
死んで訴えるしか・・・でも子供がいるし絶対死ねない
愛されて逝った彼女はまだ幸せだっただろうと思ってごめん
愛されず逝く者、愛されずなお逝けない者の何と多いことか
>>33 そうだな。1は懺悔のつもりかも知れないけど、釣りでないなら、自己中心的な
ロマンチシズムに溺れすぎて、自分の言ってることの矛盾に気づかなさすぎ。
宙吊り状態の気持ちはハンパなくつらいだろうけど、あなたはお子さんには
愛されてる。それだけは忘れないで。
>>1 相手が不幸な生い立ちで難病で離婚したからかわいそう、とは思うのに、
夫に不倫されて単身赴任先で愛人と毎日思春期の恋人同士のような暮らしを
されていて、その上いまだに精神的には亡くなった人への恋慕をこんなところで
暴露されている1の妻だって、十分不幸な結婚生活の犠牲者、かわいそうだとは
思わないのか。
たとえはじめは不倫でも、亡くなったうつの女性側はきちんと離婚していたのに、
なぜ1は離婚せずにいたのか?
妻を生活苦にはさせられない、とかキレイ事で自分自身をごまかしていそうだが、
本音は職場や世間相手に離婚で失うものの大きさを考えた末の保身じゃないかい。
これが女房がW不倫の末、単身赴任先でうつの間男との暮らしを満喫した挙句、
2chで「彼が忘れられません」などと書き込んだら、フルボッコになると
思うが。亡くなった女性だけでなく、この1の妻もいつ鬱で自殺してもおかしく
ない状況なのに、自分ひとりが悲劇の主人公ぶるのもおかしい。
自分の知人は1によく似たW不倫旦那に、まだ幼稚園の子が二人もいたのに
家購入資金に共働きでためた貯金全額もって自称生い立ちの不幸な女と逃げられ、
一時期精神科に通院していたが、子供のためにと通院し自殺願望も乗り越え、
必死で働いて成人させた。
彼女はいまでも、「あの時のことを思うと深い井戸の底におちるような気持ちに
なる」といっていたよ。1が釣りでないなら、自分のやったことのキレイ事の一面
だけに酔いしれるのはやめて、もっとまわりをよくみて生きていくことだな。
自演乙にて御座います
36 :
ごり:2010/04/22(木) 11:56:27 ID:oLg6c9Kf
33さん、34さん、
おっしゃるとおりです。
そろそろ、そのようなお叱りの書き込みがあるだろうとも思っていました。
ただ、悲劇の主人公だとはさらさら思ってませんが。
基本的にいい加減な性格です。
彼女と暮らし始めても嫁とは離婚しないとはっきり言ってました。
彼女はもう結婚はこりごりだけど、あなたを独り占めしたい、そう言いました。
でも私の嫁には自活能力がありません。愛情はなくても責任はあります。
もちろん、給料は全額家計に納めていました。
借り上げアパートとは言え、光熱費、通信料は自腹、彼女も当初は無職だったので、
二人でいろいろ知恵をだして、少しはネットで稼げるようになり、
なんとか生活していたのです。その後彼女は老人ホームで看護師としてパートに
出たのでかなり楽にはなりましたが。
(いったいどれだけの額を彼女に頼っていたのか、あるいは頼ってはいなかったのか、
詳細はわかりません。私はとにかく自分の自由になるお金は彼女に渡していましたし、
ネット関連は大体月4−5万の収入がありましたので)
37 :
ごり:2010/04/22(木) 12:06:56 ID:oLg6c9Kf
ああ、ちょっと脈絡みだれますが、
>本音は職場や世間相手に離婚で失うものの大きさを考えた末の保身じゃないかい。
少し違います。
もしかりに嫁と別れることになっても離婚はしなかったと思います。
先にも書いたけど、嫁には自活能力がない。
もし二人の関係がばれても彼女と別れる気はなかった。
今までどおり給料は全て嫁に渡し、ふたりは別の食い縁で生活しよう
などと考えていました。そして、どうしても立ち行かなくなったら、
二人で死のうと、そう言いました。
嫁にそれとなく、「生命保険、増額しておこうか?」と訊くと、
そんな掛け金どこにある、と紋きり口調の返答でしたが・・
38 :
ごり:2010/04/22(木) 12:11:17 ID:oLg6c9Kf
それから、「ばれる云々の前にちゃんと嫁と話しつけるべきだろ」
というご意見あると思います。
そこのところは正直、臆病者、いい加減であったことは確かです。
ただ、彼女はネットでいろいろ調べたらしく、私の嫁から損害賠償請求を
受ける可能性があることを知り、
ただ、ただ、今のこの生活が無事であるよう、そう願っていたのも事実です。
39 :
ごり:2010/04/22(木) 12:46:56 ID:oLg6c9Kf
言い訳がましいですが、一言だけ。
嫁はこのことで自殺するほど私のことを愛してはいません・・
40 :
ごり:2010/04/23(金) 12:25:03 ID:lFN7jQfE
皆様
つれづれなるまま、書かせてください。
先に運命の人、そう書きました。なぜお互いそう思ったのか?
ある日彼女がBBQをしたい、といいました。
でも、BBQセットがあるわけでもなし、キャンプ場みたいなとこでやるにしても、
車でいったんじゃ飲めないから意味ないよなー
そこで・・ネットでひとり鍋ならぬ、ひとりBBQコンロのようなものを発見、早速2個
買いました。ちょっと深いアルミの鍋に炭をいれて、網をつけだだけの粗末なものです。
これなら近くの川原で二人でできるよね(^^)と。
41 :
ごり:2010/04/23(金) 12:37:03 ID:lFN7jQfE
そして当日スーパーで肉と野菜とビール、焼酎を買い込んで川原に出かけました。
ちなみに私はビール、彼女は焼酎です。
川原はこぎれいに舗装してあって、ところどころに石のベンチがありました。
そのベンチをテーブル代わりにしてBBQパーティーは始まったのです。
時折犬を連れて散歩している人から変な目で見られながら。
彼女は100均で買ったまな板とナイフでピーマンを切ってましたw
本当に粗末な宴会です。
彼女とはいろんな所へデートへ行きました。
でもそのBBQが最高に楽しかった。心の底から幸せだと思いました。
そして彼女にもそう言いました。
彼女は「私もそうよ」と。
二人きりで二人でいろいろ楽しいこと考えて、飾らず、贅沢は必要ない。
二人だけで楽しめればいい、そんな思いが凝縮されたBBQだったのです。
お互いこんな思いを抱き、実際にそうすることができる、
そんな人は他にはいない、二人ともそう思っていました。
42 :
ごり:2010/04/23(金) 12:54:30 ID:lFN7jQfE
趣味が妙に一致したというのもひとつです。
知り合ってから判ったことですが、学生時代、彼女は軽音でベースを
弾いていました。私はブラバンwでしたが、ドラムに興味があり、一度だけ
バンドを組んでライブをやったことがありました。
彼女は椎名林檎が大好きで、じゃあ、バンドやろうよってことに。
彼女の職場の親友がギターをやっていたので3人で東京事変の1曲を
演りました。MTRで録音したその曲は今でも残ってますが、
今はまだ聴く気にはなれません・・(ボーカルは彼女です)
43 :
ごり:2010/04/23(金) 13:02:49 ID:lFN7jQfE
フォーク世代の私はギターもコードを押さえてじゃかじゃかとか
アルペジオくらいはできるので、
部屋で酒をのんで気が向いたら、私の伴奏で彼女は歌いました。
中島みゆき、美空ひばり、ジユディマリ。演歌やフォーク、ポップな
曲はコードが単純なのでたいていは即興でやれるのです。。
(事変はややこしいので弾けませんがw)
これも本当に幸せな時間でした。
44 :
ごり:2010/04/23(金) 13:21:26 ID:lFN7jQfE
しかし、たぶん私は調子に乗りすぎたのでしょう。
自殺願望のある彼女も、自分と一緒にいれが大丈夫、そうたかをくくってたのです。
45 :
ごり:2010/04/23(金) 13:28:06 ID:lFN7jQfE
彼女の最後の日の前日、彼女はパートで私は休日でした。
私は病気をおして働いてくれている彼女を労おうと、
彼女の仕事終わりに食事に誘いました。
私は少し高くついてもいい、ちょっと豪華な食事でも、と思って
ステーキハウスへ誘ったのですが、あいにく定休日、じゃあ、
ってことで、少しお洒落な洋風居酒屋に行ったのです。
そこで飲みすぎた。
些細なことから口論となり、(内容覚えていない)
部屋に帰って、私は彼女に絶対言ってはいけない一言を言ってしまった。
「出て行け!」と。
46 :
ごり:2010/04/23(金) 13:32:17 ID:lFN7jQfE
行き場のない彼女にとって、それは「死ね!」と言ったも同然、
実際彼女は死にました。
私が酔いつぶれていびきをかきながら寝ている間に、
彼女は遺書を書き、死ぬ用意をし、そして、
彼女が愛用していたベースのシールド(コードですね)
を浴室のドアノブと自分の首に巻きつけたのです・・
47 :
ごり:2010/04/23(金) 13:37:13 ID:lFN7jQfE
一体、私は彼女を愛していたのでしょうか?
彼女は私を愛していたのでしょうか?
なぜ最悪の事態になるようなけんかになったのでしょうか?
酔っ払ってまったく覚えていない。。
だから私は
悲劇の主人公なんてこれっぽっちも思っちゃあいません。
世界一間抜けで酷い男だと思っています。
おれもそうなりたい相手がいるんだが
「お断りします」といわてる。
ねらーでメンヘラなのがばれてるのかw
そこまで添い遂げればお互い本望だろうな。
ひとの意見は気にするな。
うらやましいよ。
49 :
ごり:2010/04/23(金) 14:10:08 ID:lFN7jQfE
朝二日酔いの体で目覚めたら、寝床に彼女がいない。
しまった!と思って飛び起きたらコタツの上に置手紙が・・
つばを吐きかけるような真似をしてごめんなさい。
結局私は誰からも愛されることはなかった。
いや、私も誰も愛さなかったのかもしれない。
今すぐ出て行けとのことでしたので、出て行きます
手紙の上には彼女の携帯が置いてありました・・
携帯がなければ一生彼女と連絡がとれないかもしれない。。
(実家の連絡先は聞いてましたが)
あわてて玄関に走ると、まとめた荷物がまだ置いてある・・
まだこの部屋にいる・・・まさか・・
そのまさかが的中しました。
浴室で彼女は息絶えていました。いったんは出て行くつもりで
荷物をまとめたのはいいけど、結局行くところがなかったのですね・・
私は彼女の肩を揺らせて何度も名前を叫びました。
でも、彼女が返事をすることは二度となかったのです・・
よくドラマなんかで現場保存とか言いますが、
(実際警察は殺人も視野に入れて私から事情聴取しましたから・・)
とてもそのままにはしておけなかった。
このままではあまりにもかわいそ過ぎる・・
私は彼女の首に巻かれているコードを解いてやりました。
そして私は彼女の携帯から110番へ電話しました。
119番しなかったのは・・
そこにあったのは明らかに彼女の「死体」だったからです。
50 :
ごり:2010/04/23(金) 14:17:29 ID:lFN7jQfE
浴室には彼女が最後に吸ったタバコの吸殻と遺書がありました。
最後の最後まで迷惑ばかりかけてごめんなさい。
でも、あなたのいない世界なんてありえない。
もっと美しく死にたかった
51 :
ごり:2010/04/23(金) 14:34:39 ID:lFN7jQfE
>>48さん、
男女の仲はそれぞれその数だけ違った形で存在するものだと思います。
私たちはことの顛末からしても運命の出会いだったのかもしれませんが・・
あなたはあなたができる形でその人を愛してあげればいいと思います・・
52 :
ごり:2010/04/23(金) 14:44:56 ID:lFN7jQfE
彼女がいない世界で生きている私はずるい人間です。
確かに死んだほうが楽だと思うことはありますし、
彼女が死んだことで死への恐怖がなくなりました。
しかし、残される両親、子供達のことを考えたらそれはできません。
死別の悲しさを知った今ではなおさらです・・
喪の作業、か
自分も遺族でありメンヘラだから
このスレの意味、分かる気がするよ
ただ、身勝手極まりなかった自分を思い出して辛くなる
自分を見ているようだ
54 :
ごり:2010/04/23(金) 22:18:37 ID:lFN7jQfE
>>53 喪の作業、そうなのかもしれません。
この一年間、彼女の名前を口にしなかった日は一日もありません。
独りになるとつぶやいてしまうのです。
一周忌を迎えて一区切りつけたくなったのかもしれません。
55 :
ごり:2010/04/30(金) 12:34:38 ID:LvGRAAJU
その後の顛末を一席・・
警察では色々聞かれました。
「首に巻かれていたものはどんなもの?」
「ベースのコードです。いや、もしかしたら、マイクのコードだったかもしれません、部屋にはどちらもありましたから」
「なんで覚えてないの?」
「いや、刑事さん、目の前で首くくってるんですよ、いちいち、ああ、これはベースかなマイクかなって確認しますか!?」
たぶん彼は僕が彼女を殺めたという前提で質問してるものだから、
「ベースのコードかマイクのコードかどっちで絞めたんだ?」
って言いたかったんでしょうねw
56 :
ごり:2010/04/30(金) 12:39:33 ID:LvGRAAJU
「彼女が生命保険に入ってたかどうか知ってますか?」
キターーーー!!!
「入ってました」
「受取人は誰か知ってますか?」
「はい、知ってます。別れた前の旦那さんだと聞いてます。たいした額じゃないとも言ってました」
57 :
ごり:2010/04/30(金) 12:42:49 ID:LvGRAAJU
結局、その保険関連の裏がとれた?(ご遺族に聞いた?証書を見た?)
ことと、最後に彼女がタバコを一服していること、殴り書きの遺書があったこと
など状況がどう見ても自殺だったことで
私は事情聴取(取調べといってもいいでしょう)から開放されました。
58 :
ごり:2010/04/30(金) 12:55:44 ID:LvGRAAJU
そして、ご遺族が警察に到着しました。
私はご遺族が控えている部屋に行き、心の底から謝罪しました。
土下座したのは生まれて初めてでした。でも、それしか
私にできることはなかったのです。
59 :
ごり:2010/04/30(金) 13:01:05 ID:LvGRAAJU
ひとしきり誤って少し落ち着いた私は言いました。
「私の口からこのようなことを言うのは失礼だとは思いますが、
世間様の手前もおありでしょうから、お通夜、告別式は辞退させていただきます」と。
彼女のお父さんは言いました。
「いや、家族だけで密葬しますから、あなたが出たいとおっしゃるなら、是非出てやってください」
60 :
ごり:2010/04/30(金) 13:06:38 ID:LvGRAAJU
お父さんの厚意にはいまでもすごく感謝しています。
彼女の最後を見届けることができたのですから・・
お葬式が終わり、彼女を焼いている間、お昼の弁当をご馳走になりました。
ご遺族と一緒にぽつんと座って、弁当を食べている。
「一体俺はここで何をしてるんだろう・・」
彼女の遺影がこっちを見ていたずらっぽく笑ったような気がしました・・
61 :
ごり:2010/04/30(金) 13:13:44 ID:LvGRAAJU
彼女の骨がオーブンから出てきました。
不思議と涙は出ませんでした。(これを書いている今はあふれる涙が止まりませんが)
私は彼女の崩れた頭蓋骨を見ながら心の中で叫びました。
「○○、おまえの最後、しかと見届けたぞ!!!」と。
62 :
ごり:2010/04/30(金) 13:22:27 ID:LvGRAAJU
そして、彼女のお父さんが彼女の左腕の辺りのお骨を拾っているとき、
「あ、指輪?」と。
よく見るとそれは、私が初めて彼女にプレゼントした物でした。
私は堪えきれず、号泣しました・・
最後までつけていてくれたんだね・・・
その指輪も骨壷に収めされました・・
死に装束を着せる時点で指輪は外されるんじゃないか?
>>63 骨に付着しないように外されますが、お願いすれば、思い出の品と一緒に
貴金属も焼いてくれる焼き場もあります。
アルバムやなんかと一緒にまとめて焼いちゃう事は可能です。
でも基本的に酸化しちゃうので、元の輝きは残りませんが・・・。
65 :
ごり:
基本的に火葬場によって棺に入れていいもの、悪いものが決められてるとは思います。
「火葬 指輪」でぐぐりましたが、まちまちのようですね。
ただ、棺に入れるとき、葬儀屋が気づいていたら、ご遺族に一緒に焼くかどうか、
確認してしかるべきだとは思いますが・・
たぶん誰も気づかないまま火葬されたようなふいんき(ryでした・・
ちなみに、
彼女の棺には身の回りの小物、事変のファンクラブの会員証、愛猫の毛、そして
二人で行った花火大会のために買った浴衣を入れてやりました・・
愛読書の京極夏彦の文庫本は燃えにくいから、と断られました。