ADD/ADHD/アスペルガーになりすます人格障害者

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686優しい名無しさん
自己愛が過剰に強くなることで、自己愛性人格障害や演技性人格障害といった病理的な人格構造が形成されてくると、現実的な自己評価を逸脱する誇大自己の拡大が起こり、その結果として特異的な行動パターンを示してきます。
即ち、尊大(横柄)な態度や傲慢な発言が多くなり、自己顕示欲(エゴイズム)を満たす為に他人を利用しようとするのですが、本人は『自分には他人を利用して満足を得る当然の権利と能力がある』と思い込んでいるので反省する素振りも見せません。
自分を批判する者や自分の価値を引き下げる対応をする者は許すことが出来ないので、衝動的に激しく攻撃したり、防衛的に無視して距離を取ろうとしたりします。
病的な自己愛の持ち主と一緒に居る相手は、独特な不快感や違和感を味わわされることになり、自己愛性人格障害の人は、一般的にわがままで自己顕示欲が強い人、傲慢不遜で非常識な性格の持ち主といった形で認知されています。

演技性人格障害の人の表面的な自己評価は低くありません。自分の能力や外見・影響力にある程度の自信を持っています。『他人の注目・評価・愛情』を能動的かつ誘惑的に求めるだけの適応性が維持されていることが多いのです。
演技性人格障害も、自己愛性人格障害や境界性人格障害のように『対人関係の不安定性・気分の変わりやすさ(情緒不安定)』という特徴を持ちますが、
特定の他者に狂気的なしがみつきやこきおろし(罵倒・暴言)をすることがないので対人関係の適応性はそれほど低くありません。
他人からより多くの注目を集めるために演技性人格障害の人は『演技的な言動』をしますが、ありのままの『真の自己・現実の生活』に魅力がない場合には自己欺瞞や虚言(嘘)・誇張(大袈裟)などの問題が起こってきます。
演技性人格障害の人が現実を誇張するのは話をできるだけ面白くすれば他人が興味を持ってくれるからであり、
嘘をついてしまうのは『魅力的な自己(興味深い自分)』を演出し続けないと他人から飽きられて愛情を失ってしまうのではないかという『見捨てられ不安』からなのです。

参考HP:
http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/griffin/narcissistic.html
http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/griffin/histrionic.html
687優しい名無しさん:2011/01/11(火) 11:24:10 ID:gV+rLuNx
あなたの周りにもいる“詐欺女”予備軍「演技性人格障害」

「演技性人格障害」という病気がある。精神科医の視点では、昨年から世間を騒がせている“詐欺女”たちの性格に通じる部分もあるそうで、意外に身近なところでこの症状をもつ潜在患者と接触している可能性もある。

【薬や手術で治らない】
“自分を実際以上に見せたがる”のは凡人の常だが、度が過ぎて詐欺などの犯罪につながる恐れがあるといわれるのが「演技性人格障害」だ。
 WHOが作成する国際疾患分類(ICD−10)による、この人格障害の特徴は別項のようなもの。関連する病象として、「自己中心性」「自分勝手」「理解されたいという熱望の持続」「傷つきやすい感情」「自分の欲望達成のために他人を絶えず操作する行動」が含まれる。
 東京・大塚のクリニック西川の西川嘉伸院長(精神科専門医)は「精神疾患として分類されているが、薬や手術で治る病気とは違う。生まれもった人格なので、性格の1つと思っていい」と説明する。
 他人に嫌われることはあっても自分に対する問題意識がないので、普通は自ら悩んで受診する人はまずいないという。

【自分は常に注目の的】
 演技性人格障害では自分が注目の的であることが基準になるので、そのレベルを維持するためにうそが多くなる。そこに金銭が介在してくると、いずれボロが出て詐欺に発展するのだ。
 誰もがうらやむ“セレブ”なんかも格好のポジション。環境にも暗示を受けやすく、少しでもその雰囲気に浸れば、本人はすっかりその気だ。
 「医療刑務所などではカウンセリングする場合があると思うが、欠点を自覚させるのは大変。結局、損得勘定で友人、知人を減らし、最終的には“自分が損をする”ことを言い聞かせないとなかなか改善しないでしょう」(西川院長)

参考HP:
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/health/348158/