【 硫化水素で確実に逝くためのFAQ 】
Q1.ムトウハップが製造中止になっちゃったけど、どうすればいいの?
A .石灰硫黄合剤(せっかいいおうごうざい)という農薬(害虫駆除剤)の成分が
ムトウハップと99.9%同じなので、そのまま使うことができます。
ホームセンターのガーデニングコーナー、楽天の通販などで売られています。
毒薬・劇薬・毒物・劇物ではないので、身分証明書や印鑑は不要です。
ただし、冬季にしか使われない農薬なので、通年で販売している
お店は少ないです。シーズン以外は販売自粛する通販ショップもあります。
Q2.石灰硫黄合剤とサソポ一ノレを1:1で混ぜた場合、最高濃度になるまで何分?
A .大阪市消防局が、大阪市此花区で平成20年6月16日に公開訓練を実施した時の
データはこちらです。
http://www.fdma.go.jp/ugoki/h2009/2009_15-16.pdf 混合開始から2分後までは急激に濃度が上昇し、以後は緩やかなカーブを描き、
「薬剤混合から約5分後に最高濃度に到達しています。」と書かれています。
実験はちょうど夏至の頃で、気温は25度以上はあったと思われます。
Q3.反応時間を短縮する方法は?
A .1.サソポ一ノレの代わりに、フル充電時の自動車用バッテリー液
(約37%の硫酸)を使用する。
2.サソポ一ノレを石灰硫黄合剤の3倍使用する。
3.石灰硫黄合剤とサソポ一ノレを湯煎して暖めておく。
(温度が高いと化学反応速度が上がるから)
などの方法があります。
Q4.浴室で逝きたいんだけど、必要な量は?
A .一般的な核家族が入居している家の浴室の体積は、1.5m× 1.5m×2m
=4.5m3(4500リットル)くらいです。石灰硫黄合剤1リットルから、
硫化水素は12.5リットル発生します。
12.5〔l〕÷4500〔l〕= 0.0027777 =0.2778〔%〕
= 2778ppm
約2778ppm(約0.28%)となるので、石灰硫黄合剤とサソポ一ノレ
1リットルづつで、じゅうぶんに致死濃度に達してノックダウンできます。
ワンルームマンションとかビジネスホテルのユニットバスはこれよりも狭い
ので、じゅうぶん実行可能です。
参考:神戸市消防局作成の事業者向けチラシ。
http://www.city.kobe.jp/cityoffice/48/life/zigyousyo.pdf 2ページ目に、「家庭用品の容量により変わってきますが、
マンション等の浴室では、一般的に即死にいたる濃度の
2000ppm〜4000ppmの硫化水素を発生させる。」と書かれている。
Q5.軽自動車で逝きたいんだけど、必要な量は?
A .軽自動車の場合、ワンボックスタイプでも車内容積はQ3の浴室よりも狭い
ので、石灰硫黄合剤とサソポ一ノレ1リットルづつで、じゅうぶんに致死濃度に
達してノックダウンできます。
心配な人は、空いたスペースに「空気を入れたゴミ袋」を置いて、車内の
有効体積を狭くすればOKです。
Q6.普通自動車で逝きたいんだけど、必要な量は?
A .セダンタイプの場合、車内容積は軽自動車のワンボックスよりも狭いので、
石灰硫黄合剤とサソポ一ノレ1リットルづつでOKです。
大型のワンボックス・ミニバンの場合も、空いたスペースに「空気を入れた
ゴミ袋」を置いて、車内の有効体積を狭くすれば1リットルづつでOKです。
大型バスや20トントラックの貨物室とか、100人乗っても大丈夫な
イナバの大型物置の中などで集団パーティーを開催する場合は、景気良く
10リットルづつお使いください。
Q7.目張りは必要?
A .結論から申し上げますと、「やっておいたほうがいい」と思われます。
「内側からの目張り」と「遺書」あれば、警察が「自殺」として取り扱って
くれる可能性が高くなります。
逆に、「遺書」のみを用意して、目張りをしないでおくと、硫化水素が
少しづつ外部に逃げていき、発見時には濃度が下がっていてちょうど
いいかもしれません。
ちなみに、アパートの浴室で内側からしっかり目張りをしていたため発見が
遅れた実例はこちらです。
http://blog.goo.ne.jp/clean110/d/20081110 Q8.苦しくないの?
A .結論から申し上げますと、混合開始から空間内が1000ppmオーバー
するまで、何らかの手段で呼吸を確保していれば、苦しい時間は30秒以内で済みます。
肺→肺胞から血液中に取り込まれる→肺静脈→左心房→左心室→頚動脈に到達
→頚動脈洞刺激で血圧急降下→8秒くらいで意識消失(ここまでで約30秒程度
かかると見積もられる)→延髄の呼吸中枢抑制→ 呼吸停止→そのまま窒息死
というプロセスをたどる。
浴室内・自室内・ガレージ内・自宅内での全身が入る大型ビニール袋
を使用した事例において、ドアを開けたり壊したり、ビニール袋を破った同居の
家族が瞬殺された事例があるので、時間的にはだいたいその程度だと思われます。
呼吸を確保しなくても、苦しいと思われる時間はせいぜい2〜3分程度だと
見積もられます。
「怖くなって逃げた」という未遂事例は報道されていますが、「苦しく
なって逃げた」という未遂事例報道に接したことはありません。