【みんな】螺旋・メンヘルの森part57【おいでよ】

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34優しい名無しさん
またまた投下。今度はいつアボンされるかw

「ふう、いいお湯だった。幹事、風呂空いたわよ」
「おう」
居間でテレビを見ていた幹事がふりかえるとバスタオルを巻いた杏仁が冷蔵庫の牛乳を漁っていた。
風呂上りでほんのりピンク色に染まった肩をあらわにした杏仁は妙に色っぽくまだ濡れている髪からは
雫がポタポタと・・・
「っておい杏仁!ちゃんと拭いてでて来いよ。あ〜あ〜もう床びしょびしょにして〜」
「うっさいわねぇ」
そういうと体に巻いてるタオルをブワッと広げやけくそ気味に髪を拭き始める。
「ちゅくちゅくぼーし!!ちゅくちゅくぼーし!!ちゅくちゅくぼーし!!・・・」
振り回される髪から水滴がそこらじゅうへと飛び散る。
「わぁ待て待てここでやるな・・うわお前パンツはいてないのかよ!はけ!すぐ!」
一瞬見えたお尻から目線をそらして赤くなる幹事。なんだコイツは。いつからこんな大胆になったんだ?
いや、もしかして男として見てない?
「いちいちうるさいわねぇ、あんたが拭けって言うから拭いたんじゃない!」
バスタオルが幹事めがけて飛んでくる。
「ちょ・・」とっさに避けるが
「問答無用!おっぴろげじゃーんぷ!」
「え?うわ!」
虎の身のこなしで見事にクリーンヒット。両足でホールドされた幹事の顔はいろんな意味で赤くなっていく。
「く、くるひぃ・・・」
哀れ乳などもうどうでもいいのだろうか、幹事の視界にはヘソの向こうでニヤニヤと勝ち誇った顔の杏仁が見える。
頬を覆うしっとりとした太もも、石鹸の香り、そして・・・いろんな意味でギブアップだ。
幹事は床をバンバンと叩き敗北を認める。
「ふふんw」
杏仁は幹事を解放するとバスタオル巻いてパンツを取りに脱衣所へと向かっていった。
「今更巻くのかよ!w」と突っ込みを入れたかった幹事だがぐっとこらえて床を拭き始める。
「ちゃんと拭きなさいよw」と脱衣所から顔を出す杏仁。
くそ、こいつは〜。
しかし幹事はこんな生活が大好きである。