薬物療法としてセロトニン系に作用する抗うつ薬は強迫観念を抑えることが知られており、現在の日本では、選択的セロトニン
再取り込み阻害薬(SSRI)である塩酸パロキセチン、マレイン酸フルボキサミン、もしくは三環系抗うつ薬である塩酸クロミプラミンなどが用いられる。
海外の報告では最高用量で単剤投与が望ましいとされているため、塩酸クロミプラミンでは225mg、塩酸パロキセチンでは60mg、
マレイン酸フルボキサミンでは300mgまで増量する場合がある。これらは主治医の理由書があれば保険適応となるが、日本人の体格、
体質ではこれらの条件が必ず満たされるものではないため、処方される薬の種類や用量には個人差がある。
2009年2月19日、Medtronic社は、重症強迫性障害へのReclaim脳深部刺激療法(DBS)の使用がアメリカFDA(米国食品医薬品局)
に承認されたと発表した。
アリゾナ大学の精神科医・Francisco A. Moreno氏等が実施した小規模臨床試験の結果、幻覚誘発きのこ・マジックマッシュルームの
成分・サイロシビン(psilocybin)は重症の強迫性障害(OCD)に有用と示唆された。サイロシビン服用によって、試験に参加した9人の
強迫性障害症状はおよそ4-24時間にわたって完全に消失した。サイロシビンは1970年の
Comprehensive Drug Abuse Prevention and Control Actによって一般使用が禁止されているが、医学研究で使用することは可能である。
2009年7月14日、Medtronic(メドトロニック)社は、Y-BOCSスコアが30を超える重度強迫性障害(OCD)の治療としてReclaim脳深部刺激療法
(DBS)が欧州で承認されたと発表しました。
今回の承認により、Reclaimは世界初の精神疾患治療DBS機器となりました。
強迫スペクトラム障害
自閉症、アスペルガー症候群、チック、トゥレット障害、抜毛症、自傷行為、醜形恐怖、摂食障害、依存症などの疾患は強迫性障害と広義で
関連があるとされており、強迫スペクトラム障害(OCSD)と呼ばれる場合がある。
自傷行為は、深刻な症状であるにもかかわらず、“精神障害の診断と統計の手引き (DSM-IV TR)”では公式の疾患名としては認められていない。
治療は欧米では認知行動療法が主体であり、また味付けとして薬物療法が行われるが、なかなか治りにくい(治療抵抗性が高い)。背景となる疾患が
どのようなものであるか(一例として境界性人格障害、統合失調症、知的障害などが挙げられる)によっても治療方針は全く異なってくるので患者本
人および家族に自傷行為についての誤解を解いてもらうことなど、その評価が非常に重要である。
脳の器質的障害が原因とされる発達障害の一種の自閉症にも自傷と呼ばれる行動障害があり、自分の手を噛む、壁や床に頭を打ち付ける、
自分の顔を叩くなどの行動が見られることがある。
用語の歴史
PattisonとKahan(1983)がDeliberate self-harm syndrome(故意に自分の健康を害する症候群)という概念を提唱し、その3徴候として、
「薬物の乱用または依存」、「自傷」、「食行動異常」を挙げた。女性では摂食障害の60〜70%に自傷行為を、また男性では薬物乱用の
50%以上に自傷行為を伴うとされており、共通の病理、または共通の行動化要素としての関連が考えられる。タトゥー、ボディピアスなどの
「身体改造」も広義では自傷行為に含まれると考えられているが、社会的、文化的側面もあるため簡単には断言できない。
欧米では長らくself-mutilationという語が使われていたが、mutilation(切断すること)だけが自傷行為ではないことが認識されるに従い、
現在ではself-injuryという語に置き換わりつつあるようである。
世界的な自傷行為の様相
推測ではあるが、リストカッターの少なくとも半数が性的虐待の被害者であるともいわれる。リストカットは1960年代に主として
アメリカの女性に見られ、社会問題となった。自傷行為経験者は若い未婚の女性に多く、男性にも一定数存在する。常習性が高く、
周囲の理解も得られにくいために長期間苦しむことも多い。カナダ放送協会 (CBC) が500人のスクールカウンセラーに過去1年間に診た
自傷者数を尋ねてみたところ、各校に2〜3人いるという回答結果が得られ、非公式な調査結果ではあったが、その発症率は女子250人に1人とされた。
また、近年は更なる発生率が示されており、英国のオックスフォード地区、ノーザンプトン地区、バーミンガムの学校41校の
6000人の15歳と16 歳の生徒を対象に2000年と2001年に行われた大規模な研究によれば調査が行われた年の前年に自傷行為をしたと
報告したのは少女が11%、少年は3% であったという。スラッシュ(切り付け行為)(65%)が自己虐待の方法としてもっとも多く、
過剰行為(31%)がそれに次いだ[1]。
欧米の研究者によると大体6割程度に親からの虐待の事実が認められるとされるが、残り4割には認められない。
日本での自傷行為の様相
日本において自傷行為に関する研究は極めて遅れている。本項目でも日本における調査を参考までに多く取り上げているが、
これらの調査に対して自傷症患者を取材してきた記者からは「そもそも自傷行為の定義がはっきりしていない」とか「本当に注目
しなければならないのは中毒症状になってしまった場合であるのにその辺りが曖昧である」といった疑問が投げかけられており、
調査は大まかな指針にはなっても実際には実態を表していない可能性が強いとされている。
日本での自傷行為は、欧米からの症例が紹介された1970年代頃から把握されだした。日本では、精神分析や精神関連の用語の普及と
共に実際の症例が増す傾向がある。奈良教育大学の調査によると1999年頃から統計上は急激に増加したとされる。ただし、把握され
ていななかっただけの可能性もあり議論は慎重を要する。
自傷行為には伝染性があるとされ、インターネット上での自傷関連サイトとの影響も指摘された。2月6日の毎日新聞夕刊によると、
2005年の首都圏のある公立中学校では、3年生の数人がリストカットをし始めたが、その後急激に増加し、200人足らずの3学年の中で
学校が把握しているだけでも20人を超えたという。医師なども人間関係が苦手な場合、仲間意識を感じようと自傷行為をしてしまう事
もあるようだという話をすることがある。
全国高等学校PTA連合会が、(独)福祉医療機構(子育て支援基金)の助成で、2003年度から3か年計画で実施している「高校生の心
身の健康を育む家庭教育の充実事業」の第3年次の調査によると、高校2年生5755人からの回答を、木原雅子京都大学大学院助教授が
集計・分析を担当した結果、自傷行為の経験があるのは男子5.3%、女子10%だった。また、同調査では「出会い系サイト」は
男子3.9%、女子5.8%、「援助交際」は男子1.1%、女子1.5%が経験していると回答している[2]。
動物の自傷行為の様相
養殖されていたり飼われていたりする動物がストレスで気が狂い、自傷行為に走る事がある。毛皮にされる檻の中で飼われた
動物が自身の体に噛み付く、水族館の魚が自ら壁にぶつかる、などの行動が見られる。
自傷行為の経過
初期の症状
リストカットを含む自傷行為が始まるのは精神的に最も不安定であった時期より数年遅れることが多く、若ければ10歳前後から始まる。
酒や薬などを用いて始めることもあるが、多くの場合は自然に発症する。当初の感覚は強い憤り、不安、パニックなどである。
前兆として、その感情を抑えようと物を投げたり壊したりすることもある。
当初は周囲に対する恥辱感から傷口を隠すことが多い。通常は腕時計やリストバンド、長袖などで傷口を隠す。小学生など、
年齢が若い場合は自傷行為についての知識がさほどないためか、刃物以外で自傷行為をすることが多い。
常習化
自傷行為をすることによって、一時的に当初の精神的な苦痛は緩和される。しかし、それは自分を傷つけた直後だけなので、
止めたいと思っていたとしても、また新たな精神的苦痛を負うことによって何度も繰り返してしまい、常習化するケースがほとんどである。
何度も切っているとその部分の感覚が麻痺してくるうえ、血を見ることに慣れてくるので、常習化はさらに進む。また、夏服になると
手首は目立つので、リストカットよりもアームカットをすることが多い。
一般には剃刀やカッターナイフなど鋭利な刃物を使うことが多い。自傷行為は切るだけではなく、自分で自分を殴ることもある。他には、
バーニングをするためにドライヤーなどを使うこともある。また、激しい痛みを求める場合には鋏や包丁など刃先がギザギザした
刃物を用いる事もある。切る時はただ切りたいという衝動に駆られるだけで切ることが多いが、後で傷跡やケロイドを見て醜く思い、
自分自身を卑下してしまうこともある。
人間関係が不安定になることが多い。引きこもりのような状況になることもあるが、基本的には人との接触を望んでいるので、
一時的なものであることが多い。しかし、対人関係はその後も不安定であることが多い。この状態が続いた場合、現実検討能力が
全体的に弱体化していく。
自傷行為が原因で死亡まで至るケースは極めてまれであるが、静脈切断でもかなりの量の出血をすることがあり、極度の貧血のために
心臓が弱ってしまうなど健康に差し支えることもある。また、精神的に乖離している場合、予定外に動脈を損傷することもあり、
この場合本人の意思にかかわらず結果的に死亡してしまうこともある。
回復
自傷者は、ある程度の時間がたつと精神的ストレスを言葉で表現することが多くなってくる。もともと自分自身の抑圧されたストレスが
表現できなかった者に多いため、周囲の環境によっては回復することも少なからずある。実際に、精神的に落ち着けば
自傷行為が治まる場合も多く、年齢と共に自傷行為をする人口は減る。これは、年齢に応じた経験によって自己を確立する術
を手に入れたからと考えられる。また、結婚などによって治まることもある。しかし、愛情にうまく対応できず離婚してしまい、
再び自傷行為をしてしまう者も多い。
だが、近親者からのひどい性的暴行を加えられた場合などでは、生涯にわたって影響が見られる場合が少なくない。成人の場合はその
人はアダルトチルドレン (AC) であるとも考えられ、自傷者の中にもそう言っている者がいるが、より深刻な心的外傷後ストレス障害
や解離性同一性障害の人もいる可能性もあるため、安易にこの用語は用いるべきではない。精神障害の診断と統計の手引き (DSM-IV)
では自傷行為は多重人格を示唆する所見の一つとして数えられているくらいである。
自傷者から見た他人意識
自分の感じている世界とは違った世界観を持っているように見える。相手がしている行為や、行動が自傷者からすると妙にちっぽけなものだと
感じてしまう。他人の気遣いの態度が逆に自分には偽善の態度にしか見えなくてイライラしてしまったりすることも少なくはない。また
、自傷していることに気がついた周りの者が興味本位に「傷を見せろ」と言ってくることがあり、言ってきた人に少なからず不快の念を
覚えているのは確かである。
自傷行為の原因
自傷行為の要因
悲しみや怒り、孤独感や劣等感などの感情により衝動を抑えきれない状態に陥った時、または呼吸困難、頭痛、吐き気など精神的ストレスに
よる症状が同時に襲ってきた時、それを抑えるために自らを傷つけてしまうと一般的にはいわれている。しかし、本人にとっては具体的に
何が引き金となり自傷行為を行うかはたいてい不明である。自傷を行う者は「ただ強い衝動があった」などといったはっきりとしない妙な
説明をしてしまうことが多く、中には自傷をしている時点で記憶や意識がない場合もある。これはいわゆる解離性障害であるとみられる。
目的は死に到るための自殺ではなく、孤独感や空虚感を紛らわすための「自己の再確認」や「ストレス解消」といった、生きる願望が
屈折した形になって現れる行為である。しかし、自傷行為は生きたいための行動であるにもかかわらず、本人に自殺願望があることも多い。
自傷行為は自殺を抑えるための役には立つが、自殺願望がある場合には、最終的に自殺をしてしまうこともあるとされる。しかし、
自傷行為による事故死と自殺は判別がつきにくく、実際の様相ははっきりとは分かっていない。自傷行為は社会的には理解されにくく
不可思議なものとみなされてしまうことが多い。しかし、本人の状態に対する危険信号としての理解が必要である。
また、医師は初め脳器質疾患を疑うこともあるが、それは念のための診断である。肉体を切るとエンドルフィンというホルモンが分泌され、
精神的な苦痛が緩和されるのでそれを無意識的に期待して切る者もあるとも考えられている。だが、大抵本人はこの事は分かっていない。
遺伝的・生化学的因子
自傷行為の原因として、脳内のセロトニン不活性も考えられている。しかし、その生化学的因子は幼少期にトラウマを負ったことによっても
形成されるとされているので、現時点ではそれが遺伝的因子と同一であるかについての結論は出ていない。
アルコール依存症などの遺伝的因子は、自傷行為をよりひどくする因子であると考えられている。
自傷行為を誘発する精神疾患・人格障害
自傷行為をする者に最も疑われるのは境界性人格障害であり、鬱病、演技性人格障害、自己愛性人格障害、摂食障害、抜毛症、
強迫性障害なども疑われる。また、統合失調症と判断されることもある。精神医学上は自傷行為はそれらの人格障害、精神障害の
二次的な症状であるとされ、それ単独で起こるとはされない。しかしながら実際には、必ずしも症状の深刻さと自傷行為のひどさは一致しないことが
分かっている。これは本人に「自傷行為者(リストカッター)としてのアイデンティティ」が確立するか否かによるようである。
これはかつて多くの精神病者と病院との間の関係で社会学者達から指摘されたものであり、病院での交友関係が定常化して「自分は健常者」
という意識がもてなくなることによるとされる。
なお、境界性人格障害は心的外傷後ストレス障害(PTSD)、パニック障害、不安障害、アルコール依存症、薬物依存症の他、
性同一性障害、注意欠陥障害(ADD)などに似た症状も持っている事が一般的である。また、先に挙げた精神疾患も重なり合う症状は多いとされる。
自傷行為をする人の性格
一概にはいえないが、自傷行為をする人は我慢強く、自己に批判的である傾向があるとされる。また、自傷者は非常に自尊感情が低い。
コミュニケーション能力が欠如し、いつもぼんやりとしていて、虚ろで平板な人が最も多いが、多弁なだけで意味を成さないことばかりを言い、
偽りの自己を作り出し、他人をからかおうとする精神構造の者もいる。また、無関係な話をすることで話をはぐらかそうとする者もいる。
自分自身の心の痛みに対しては過敏であるが、他者を全く信用できないことが多く、自分自身の肉体的な痛みしか信用できなくなっていることが多い。
自傷行為をする人の多くは、学力が部門別に極端に能力差があることがほとんどである。アタッチメントを形成する能力に欠陥がある一方で、
他者から一方的にアタッチメントを受ける能力には長けていることが多い。しかし、自傷者は、過去の体験から他者を信用できないことがほとんどである。
身体の所有意識の欠如
身体の自己認識にもその病理の問題点が大きく存在している。日本では身体の所有がその本人であるという精神の認識が特に希薄であり、
家父長制度の影響とその名残から、幼少のうちから身体の所有権は当の本人になく、無意識に漠然と自分以外の誰か(保護者または他人)
の所有であるという意識をもつ年少者が多い。性的であれ何であれ、誰にも精神を含めた身体の所有権を決して渡してはならないという
身体意識の恢復を図ることが、自傷者の精神の統合や安定につながるといえる。
関連性
家族構造との関連性
自傷行為をする者の家庭には様々な問題があることが分かっている。以下に代表的なものを並べる。ただし、必ずしも家族構造だけが
原因となるわけではなく、実際には様々な原因がある。
親の経済的ストレス
親に経済的な問題がある場合、兄弟間において差別的な扱いがされ、兄弟間において罪悪感と緊張感が働くとされる。差別された子供が怒りに
敏感な場合、その感情を内面化し、実際には親が差別しているにもかかわらず、自分自身に対して怒りを感じ自傷行為に至るとされる。また、
優位に立たされた子供もその罪意識から自傷行為に走ることもあるとされる。
親の仕事上のストレス
親が仕事上の問題を抱えている場合、親が精神的に非常に弱い立場に位置してしまい、親が自分自身を卑下してしまうことがある。そのため
、親が子供に対して怒りを感じたり、依存する結果になり、子供は子供として親に甘える事ができなくなる。その結果として、
自分自身の精神を安定させるため、自分自身に与える痛みを儀式化し自傷行為を行うとされる。
親の慢性病
親が虚弱体質の場合、威厳をもつことができないので、親が自分自身の状態に対してストレスを感じやすく、その怒りを子供に向けて
虐待してしまうことが多いとされる。この場合、自傷行為は、親に対する罪悪感から起こす場合と、痛みによって家族的なものを連想させ
るために起こす場合があるとされる。
親の感情障害
親が統合失調症などの感情障害を患っている場合、親の怠慢が起こってしまうことがある。この場合、親には健全な家族に見られるような親
としての活気が見られない。それで、子供は親としての役割を果たしてくれない親に対して強い憤りを感じるとされる。このとき、
周囲にそれを共感してくれる人がいないと、その極度に鬱積した不満から自傷行為を行ってしまうとされる。
親のアルコール依存症
親がアルコール依存症の場合、身体的・性的な虐待が起こる率が高いとされる。子供にとっては虐待が当たり前だと思っていることも多く、
自分で自分を傷つけることも当たり前だと思っていることも多い。しかし、比較的冷静な面も持ち合わせていて、自分自身の自傷行為や親からの
虐待を恥じていることが比較的多いとされる。
親の薬物乱用
親が薬物中毒の場合、親の情緒は不安定になり、親子の役割の逆転が起こり、アルコール依存の親をもつ子供と同様に、子供がその責任を
背負い込み過度のストレスを負うことが多く、その結果として自傷行為が起こるとされる。虐待を受けているケースも少なくなく、
自分自身を傷つけることが正常だと思っていることも少なくない。
両親の不和
両親の不和が激しい場合、子供は本来配偶者に向けられる暴力を受け、虐待の犠牲者になることがある。この場合、子供は自分に対する
虐待が家族を健全なものにするために必要な行為であると認識し、それを内面化し、その結果として自傷行為に走るとされる。
両親の離婚
両親が離婚している場合、片方の親がかつての配偶者に対する怒りを子供にぶつけることがあり、子供が虐待の犠牲者になることも多い。
しかし、片方しかいない親を信じないことは親を完全に失うのに等しいので、虐待を正常だと思い込むことによって自分が孤独
になるのを防ごうとするとされる。しかし、その結果として自分を痛めつけることを自己の内部で正当化してしまい、結果的に自傷行為に至るとされる。
片方の親の死
片方の親を亡くした場合、関係に問題があったとしてもたった一人の親から捨てられることを恐れ、たとえ虐待などがあっても親を弁護
してしまうこともある。また、親との関係が破壊されることを恐れ、大胆な行動や怒りを表現する能力に欠けていることが多い。しかし、
それによって問題に対する怒りが解決できるわけでもなく、怒りの解決策として自傷行為をしてしまうとされる。
虐待全般との関連性
自傷行為をする者の多くは、幼少期に何らかの虐待を受けていることが多い。しかし、虐待された者が必ずしも自傷行為をするわけではなく、
トラウマを抱えながらも必死に乗り越えようとしている人も多い。各種統計などから虐待との関連性はほぼ確認されていると言ってよいが、
虐待されている人の実数や虐待の状況がよく分かっていないので、自傷行為との関連性がどのくらいであるかはよく分かっていない。
鹿児島大学が 2006年1月に発表した、九州の5大学に通う1〜2年生1626人を対象にした調査がある。回答者1592人(男性831人、女性761人)
のうち、自傷行為の経験者は120人(7.5%)であり、「家族からの放任や罵倒などを経験した」と答えた人が自傷行為をする危険性は、
そうでない人の8.7倍、「第三者からの性的暴力を受けた」が5.8倍、「教師や友人からの無視を経験した」が5.5倍、
「両親からかわいがられた経験がない」が4.2倍であった。しかし、大学まで進学できない自傷行為者も多いと推測されるので、
この調査に対しては疑問も多く投げかけられている。また、虐待を受けた人間の多くはそれに関して何も語らないということについても疑問の余地がある。
親のアルコール依存症
親がアルコール依存症の場合、身体的・性的な虐待が起こる率が高いとされる。子供にとっては虐待が当たり前だと思っていることも多く、
自分で自分を傷つけることも当たり前だと思っていることも多い。しかし、比較的冷静な面も持ち合わせていて、自分自身の自傷行為や親からの
虐待を恥じていることが比較的多いとされる。
親の薬物乱用
親が薬物中毒の場合、親の情緒は不安定になり、親子の役割の逆転が起こり、アルコール依存の親をもつ子供と同様に、子供がその責任を
背負い込み過度のストレスを負うことが多く、その結果として自傷行為が起こるとされる。虐待を受けているケースも少なくなく、
自分自身を傷つけることが正常だと思っていることも少なくない。
両親の不和
両親の不和が激しい場合、子供は本来配偶者に向けられる暴力を受け、虐待の犠牲者になることがある。この場合、子供は自分に対する
虐待が家族を健全なものにするために必要な行為であると認識し、それを内面化し、その結果として自傷行為に走るとされる。
両親の離婚
両親が離婚している場合、片方の親がかつての配偶者に対する怒りを子供にぶつけることがあり、子供が虐待の犠牲者になることも多い。
しかし、片方しかいない親を信じないことは親を完全に失うのに等しいので、虐待を正常だと思い込むことによって自分が孤独
になるのを防ごうとするとされる。しかし、その結果として自分を痛めつけることを自己の内部で正当化してしまい、結果的に自傷行為に至るとされる。
片方の親の死
片方の親を亡くした場合、関係に問題があったとしてもたった一人の親から捨てられることを恐れ、たとえ虐待などがあっても親を弁護
してしまうこともある。また、親との関係が破壊されることを恐れ、大胆な行動や怒りを表現する能力に欠けていることが多い。しかし、
それによって問題に対する怒りが解決できるわけでもなく、怒りの解決策として自傷行為をしてしまうとされる。
虐待全般との関連性
自傷行為をする者の多くは、幼少期に何らかの虐待を受けていることが多い。しかし、虐待された者が必ずしも自傷行為をするわけではなく、
トラウマを抱えながらも必死に乗り越えようとしている人も多い。各種統計などから虐待との関連性はほぼ確認されていると言ってよいが、
虐待されている人の実数や虐待の状況がよく分かっていないので、自傷行為との関連性がどのくらいであるかはよく分かっていない。
鹿児島大学が 2006年1月に発表した、九州の5大学に通う1〜2年生1626人を対象にした調査がある。回答者1592人(男性831人、女性761人)
のうち、自傷行為の経験者は120人(7.5%)であり、「家族からの放任や罵倒などを経験した」と答えた人が自傷行為をする危険性は、
そうでない人の8.7倍、「第三者からの性的暴力を受けた」が5.8倍、「教師や友人からの無視を経験した」が5.5倍、
「両親からかわいがられた経験がない」が4.2倍であった。しかし、大学まで進学できない自傷行為者も多いと推測されるので、
この調査に対しては疑問も多く投げかけられている。また、虐待を受けた人間の多くはそれに関して何も語らないということについても疑問の余地がある。
性意識との関連性
性に関して逸脱している状況が引き金になるケースもあるといわれ、売春などに関係しているケースもあるといわれる。実際、
日本の風俗嬢が自傷行為をしているケースもある。しかし、レイプなど、男性にされたことに対しての心の傷はその性質上表面には出づらいので、
自分で抱え込んでしまうことが多いうえ、少女時代にはレイプを愛として認知し、自分自身を痛めつけることによってその
原体験を再現したがり、自傷行為をより悪化させてしまうことも多いとされる。また、レイプした人間と付き合うケースもあり、
その場合自分自身に対して「バカな人間」という称号を付けてしまい、自尊心をさらに下げてしまう結果になることもある。
自傷の直接的動機について
原因として、フロイトに関係する精神分析の解釈が用いられることもあるが、現在はさほど有力視されていない。
精神分析学的自我心理学に関係する解釈によると、自傷行為は幼少期(1〜3歳前後)の頃の母親との分離不安が原因となり、
自己存在の確認の一時的な手段として用いられると主張される。この説は精神分析学的に手首は乳房に触れていたのだから母親との意思疎通を
図っているのだろうとされていたために起こったものである。この説に基づけば、自傷行為は母親など他人との意思疎通の一種であると考えられる。
しかしまず、手首が母親との意思疎通を表すならレッグカットなどをする時点でこの説は不備が多い。さらに、実際に意思疎通能力を高めても、
何人かについては成功を収めたものの、多くの患者は自傷行為を続けたのである。このため、研究者たちは自傷行為には
より複雑な原因があると判断し、異なる原因があるだろうという論が現在有力である。いずれにせよ人によってその背景が
異なる事を十分認識しておかなくてはならない。
自傷行為の場合解離する場合と解離しない場合があることが知られる。多くはその二つを使い分けているようである。
代表的な動機を以下に述べるが、どれであるかははっきり区分できない。だが、解離が進んでいればいるほど重症なケースが多い。
周囲の目や気を引こうとして行う
周囲に心配されない、見てもらえないといった見捨てられ感を打破したいがために、わざと人目を引く傷をつけ心配してもらいたい、
という欲求を満たすために行う。わざととはいっても、この動機は無意識的なものであり、本人ははっきりとは理解していない。
解離性の自傷行為とはほぼ対極に位置するもので、この場合傷口を当初から隠そうとせず見せびらかすケースがほとんどである。
儀式として行う
恋人や家族などを事故で失った場合に行う。この場合、自傷行為は、本人なりの葬儀のあり方であるとされる。
家族や恋人との接点が薄い場合、墓参りに行こうとしても行けず、自分の手首や腕を切って血を流すことで、恋人や家族の死の葬儀の
儀式として行うとされる。この場合、仕事や個人的な事情などで当初は悲しむ余裕すらなかった場合が多く、一年後など後になって起こることが多いとされる。
自己を認識するための手段
自分という存在の輪郭を再確認し、自己解体感を抑える際に行う。これは周囲に対して見捨てられ感を抱いた場合、
「自分という存在はこの世界に必要ないのかもしれない」といった考えを否定するためである。また、虐待を受けたことなどで、
自分の存在をその苦痛に投影するケースもこれに当たる。痛み、流れる血などを見て自己の生命を再確認し、安心できることから行われる。
痛みによって助けを求めるための手段
自分が非常に危険な状況に陥った時に、痛み自体に救いを求める際に行う。これは自殺を模倣することで、
自分自身の自殺したい願望を抑えるためともいわれる。例えば、仕事上の失敗などで「もうこんな現実から逃げたい」と思っているにもかかわらず
死ぬことがためらわれる場合などが、これに当たる。
攻撃衝動を自分に向ける
自身の攻撃衝動を外に向けることができない者(女性に多い)が、その衝動を内に向けるときに行う。例えば
「親や周囲の人間に愛されない自分の存在が許せない」と認識した場合に行うのがこれである。またこれは、自分を理解しない
周囲に対する怒りをもったときに、手首などをそれらの周囲に見立てて人格化し、攻撃しているとも解釈できる。
現実逃避の手段
何か非常に困難な事象にぶつかった場合、自分を切ることによってその現実に一時的に対処する際に用いる。例えば、
両親の不和や自分に対する虐待などで「親を愛することができない自分なんかいらない」と自身が認識した場合や、自分のことが原因
で友情にひびが入った場合「自分なんかいなければよかった」と思ってしまうケースなどがこれに当たる。この場合、
罰せられることによって「許し」を乞うているとも考えられる。しかしながら、それによって本当に許しが得られるわけでもなく、
常習化が進んでしまうとされる。
自分を他人にする手段
自分がしていることを他人の目で見ることによって自分自身を乖離させる手段として用いる。自分で自分を切りつけ、
葛藤している通常の自分を信じられない自分にすることによって、自身を他人のようにみなし、その自身を否定し、
そうしていないもう一人の自分を認識することによって、葛藤ごと葛藤している自分自身を否定し、精神の安定を得るのである。
自分自身の存在をなくする手段
過去の体験や記憶を自分の中から失わせる手段として用いる。本人の中で「親殺し」の葛藤が起こることもある。
その状況は「真っ白」とも表現される。これは、自分自身の精神的な痛みを、肉体的な痛みによって超越させ、
それによって思考を破壊し、自己を内へと退行させている。つまり、自分自身の肉体的な痛み以外に自分を精神的に守ってくれる存在がいないと感じている。
ファッションとして(ファッションリスカ)
リストカットの傷が格好いい、包帯を巻いて周りの気を引きたい、という考えを持った、多くの場合は中高生が行う。
そのほとんどが、同情を引きたい、かまってほしいと思っている。他のリストカッターは彼らと同じように「かまってちゃん」
だと思われるのを嫌い、疎ましく思うことが多い。最近はリスカ風のタトゥシールなどが売っており、それも
、実際のリストカッターにとっては「自分が馬鹿にされている」としか思えない。傷を見せびらかしたり、日記やブログなどで、
おおっぴらに「切った」などと書く人がほとんどである。ファッションなので、傷が浅かったり、たいした傷でもないのに包帯を巻いていたりする。
自傷行為に対する偏見
自傷行為は、以前は自殺行為とみなされてしまうほど理解のない症状であった。病院でもその行為が理解できない医者が大半であり、
病院側も対処に困るケースが大半であった。
しかし、自傷行為が広まるにつれ、その行為は一種の病気であり、自傷行為をする者は精神病者であるとみなされるようになった。
非常に否定的な注目ではあるが、以前より理解度が上がったのは事実である。しかしその後にも、心の内の実情を知るものは少なく、
精神病者として社会的に偏見を受けることが多い。一般に、自傷行為は理解されにくく、その行為に及んでいるというだけで軽蔑視される。
また、フロイト系の解釈をする医師からは、その行為は単なる甘えであると見なされてしまうこともある。周囲から、
マゾヒスト的な発想に基づく行為と見られてしまうこともある。これらの偏見は、本人が自分自身のアイデンティティとして認知
してしまうこともあり、自傷者自身がそう言ってしまうこともある。
しかし、実際には自傷行為は厳しい現実に対する一種の自己防衛手段なのであり、そのような偏見は病院のスタッフや周囲が自傷行為をする
人間に対しての理解が少ないために起こるものであろう。実際に自傷行為をする者には、その家族構成や周囲の環境に何らかの
異常が認められることも多く、実は家族の構成員や周囲の人間の中では最も正常な人間であるともみなされることも多い。しかし、
それらの人間には表面上は異常とみなされるような行動が少ないので、実際には自傷行為をする人間の多くは自分自身が最も異常であると
考えてしまうことが多い。しかし、自傷行為は社会的には許容されないので、なるべくそれ以外の手段をとることが適切であると思われる。
そのためには、自傷行為をする人間の心の闇について、周囲のはっきりとした理解が必要であろう。
自傷行為者に対する接し方
自傷行為をする者は、境界性人格障害などの人格障害である場合が多いので、接し方としてはそれらの人格障害に対する接し方にならう。
リストカットだけについて言えば、自傷行為自体を責めてはならない。また、無理やり止めさせようとするのも避けるべきである。
このような周囲の行為、態度は自傷行為者に対し過度のストレスとなり、更なる自傷行為に走らせる結果になる場合が多い。
ひどければ自殺にまで至ることもある。自傷行為者にとっては、自傷行為は自分の精神を安定させる有効な方法となっているので、それに代わるものを考えるべきである。
症状が最もひどい時はヒステリーを起こして接触さえ困難になるので、特に注意が必要である。
自傷行為者に対する話し方
自傷行為をする人は、「痛み」を一時的に感じない場合が多い。または、その「痛み」によって気分を紛らわせようとしている。
そして、自傷行為をして得になるものはないと自分自身でも分かっている。よって「痛いでしょう? そうしたい気持ちは分からないわけじゃないよ。
でも、自傷行為をして最後に困るのは誰?」といった台詞は気分を逆撫でし、自尊心の低い自傷行為者にとっては自分の価値観を
さらに下げてしまう結果になり、余計ひどくなるのでタブーである。
「辛いんだろうけど、そんなことしなくても私はそばにいるよ。だからゆっくり治して行きましょう」など、
自傷行為者の絶望に共感を交えつつ注意を喚起し、行為を減らしていくのが良い方法である。
しかし、前述のとおり、自傷行為者は境界性人格障害などの人格障害である場合が多く、酷い過去を持っていた場合などでは強烈な逆転移
(あるいは二次的PTSD)を引き起こす場合もあり、時として相談者やパートナーや治療者もが、精神に大きなダメージを受けるなどし、
最悪の場合は自殺に追い込まれるリスクもある。したがって、相手を自傷行為者と認識して接するには正しい知識と相当の覚悟が必要であり、
決して中途半端な気持ちや興味本位で話しかけてはいけない。また、尊大な態度を見せてはいけない。
治療法
認知行動療法が最も一般的であり、薬物療法を併せて行うこともあるが、治療は非常に困難である。行動療法、
家族療法などを用いることもある。薬としては、ジプレキサやリスパダールなどが用いられる。睡眠薬として、
ハルシオンやロヒプノールを用いることも多い。本人は周囲の常識を超えた人生を送っていることが多いので、
ドラマとして周囲に認知されることも多いが、自傷症に関する実際の情報を与えることが本人にとって大切である。
自傷行為をしている人は確かに自傷行為をしているのであるが、それは乗り越えることができる存在であるということもまた正しいのである。
周囲・本人が自傷行為に対してマイナスなイメージを持ちすぎるのは治療の妨げになる場合があり、「成長するための手段」
としてリストカットをポジティブに捕らえる事も重要であるとされる。本人の意思に反して無理に止めさせることはかえって悪影響を与える。
しかし、世間一般に蔓延している屈折したリストカットのイメージを受け入れてしまい、治療が困難な場合もある。
一時的な対処法
リストカットに対する一時的な対処法として、次のものが挙げられる。
* 赤いペンで手首に線を引く。切ったつもりになって満足する。
* 古い電話帳を引きちぎったり、枕などを思いっきり殴る。
* 1時間以上その場で固まり、ぼーっと何もしない。
* まず自分自身の心の中で「今何を感じているか」、その感情を自分の奥深くまで感じ、それが無くなるまで感じ尽くす事を練習することで、
自分の中に蓄積してしまったマイナスの感情(「誰かが憎い!許せない!」「悔しい!悲しい!」「もうイヤだ!」など)を浄化することが出来る
ようになる。紙に思いや感情を書き出す、又はパソコンの文書作成ソフトに書き出す「サイストリー」という方法でも、同様の効果がある。
* 上記の練習を積んだ後、自分自身の深い心の奥にあるトラウマや浄化したい感情をさぐり出し、その感情やトラウマになった
その時の状況を、観察者として(第三者の目で)感情を交えずにそのエネルギーが無くなるまで、意識を集中してただ単にじっと観察し(
眺め)続けることで、自分自身の中に蓄積してしまったストレス・トラウマ・マイナスの感情などを開放し、心の負担を自分ひとりで
浄化していくことが出来る。
ただし、このような場合は本人がある程度冷静である必要がある。そのため、記憶や意識がなくなってしまうほどの強い衝動によって
行為に及ぶ場合には有効ではない。
第三者の介入
自傷行為は本人にとって重要な位置を占めているので、無理にやめさせようとしてはならない。もし本人が自傷行為を止めたいと言う場合には、
病院に入院することやカウンセリングを受けるなどの方法が考えられる。しかし、これには、まず何よりも本人の「止めたい」
という強い意志が必要であり、必ずしもうまくいくわけではない。病院に入院することは自傷行為を一時的にやめさせるには効果があるが、
一時的なものなので、常習を止めるには効果があるとは言い難い。さらに、自傷行為者は自尊心が弱く、強い意志をもてない自分を余計に
卑下してしまうことがあるので、安易に勧めるべきではない。本人の意志がまず第一であろう。実際、無理に連れて行ったり、
騙して連れて行くこともあるが、これは本人にとって悪影響がある。さらに、医師やカウンセラーがその行為を理解してくれるとも限らず、
その場合、さらなる心理的ストレスを負い、よりひどい自傷行為へと走ることもあるので、注意が必要である。
ファッションとしてのリストカット
現在において、ファッション感覚でリストカットやその真似事を行う人々が増えつつあり、これらの行為は真剣に悩んでいる
リストカッターからは攻撃の対象となる場合がある。リストカッターに余分なストレスを与えないよう、これらの情報はなるべく遠ざけるべきである。
中にはリストカットの行為自体を一種の性的魅力や、萌え属性とするような傾向もあり、マゾヒスト(被虐)、
ネクロフィリア(死体愛好)、タナトフィリア(死愛好)的な解釈によるものとの誤解から来ると思われる。
ファッションを演じる自傷とはいえ、「誰かを傷つけている」ということを忘れてはならない。
特にゴシック・アンド・ロリータの愛好家の間での衝突はすさまじく、自傷行為者のゴスロリ愛好家の事をグロテスクな
ゴシック・アンド・ロリータの意味でグロロリと蔑称的に呼ぶ。しかし、自傷行為をするゴスロリ愛好家が必ずしも血糊などを多用した
グロテスクなテイストのグロロリをしているとは限らない。特にネット上でのそういった行為の公開、自傷行為者でない愛好家に
傷跡を見せるなどは自傷行為者・愛好家両者から嫌悪感をもたれる。ネット上で自傷行為を公開していたゴスロリ愛好家の恋人の男性が
殺人事件を起こしたこともある。リストカットは大変プライベートな問題であるため、そういった話題に触れられるだけで
トラウマを喚起されショックを受ける人もおり、ゴスロリ系のファッション雑誌ではそういった自傷行為に関する言動
(肯定的なものばかりではなく、否定的なものも)を避ける傾向にある。
SMプレイとしてのリストカット
SMにおいても、自傷行為が行われることがある。そのためか、リストカッターはマゾヒストと混同されがちであるが、
自傷行為はあくまでも精神的な苦痛からの開放のためであり、性的満足を得る為や、ファッションなど美的感性の傾向から自傷行為を
しているわけではない。また、こういった行為は本人の明確な意識があるからこそ行われるものであるが、自傷行為は本人の意識が
朦朧としている状態で起こりやすく、自傷行為をした事は覚えているがなぜそういう行為に至ったのか全くわからない場合もある。
例えば東京から北海道に行き、その旅路の過程を覚えてはいる(記憶喪失や健忘症ではない)が、なぜ自分が北海道までいったのかは
自分でも理解できない解離性遁走と呼ばれる現象に似ている。解離性遁走も周囲・自己ともにその行動の理由が理解できないため、
衝動的なもの、感情的な行動と受け止められがちだが、そうではない。
543 :
優しい名無しさん:2009/08/31(月) 19:48:59 ID:Hk8Tsmo5
>>502 >私が自分で片付けようとすると怒り出したり、ゴミ袋をチェックして中のゴミを出すのでどうしようもありません。
捨てようとしてまとめたものをまた散らかすって事かな?
なんで母親はそんな事をするの?
気になったんだけどお宅の家計はどうやってまかなわれてるの?
父親健在で金だけ入れてるって感じでもないし・・・
>茸さん
久々に書き込みさせて頂きますね
なのださんについて
初期仏教から等この知識の浅い私にはハードルが高いですよ;
私は仏教は自己解釈によるものですから間違いが有りましたらご指摘下さいね
仏陀はこの世の四苦により悩み修行を行いに旅立ちました
途中イロイロな修行や教えに出会いますがどうも納得出来ずにあります
そして菩提樹の下で瞑想を始めた時様々な煩悩(欲求)が形を変えて現れます
この煩悩こそ自己の中から発していたものであり逸れに打ち勝った時に悟りをひらきました
しかし"この世はあるがまま故"という事実に対する対処法として(無)煩悩を捨てるといったつまり逸れは(肉体の死)をあらわしますからそれでは生きては行けませんね
あるがままについての捉え方を変えて"あるがまま"逸れを全て受け入れるといった事に達したかと思います
それでは…私がなのださんに感じた事についてですが今のなのださんは様々な修行の途中過程の仏陀に近い様に思うのです
なのださんは以前は全てに愛を持つといった形でいらしたと思います
しかし全てを愛するといったスタンスが故に人間としては限界が有りますから行き詰まって違う方法で悟りをひらくといった形をとっていらしているのかな?なんて勝手に推測していました
悟るに於いて今の現状がなのださんにしか解らないスタンスの修行の様に見えましたから仏陀と照らし合わせて見ました
こんな脈絡もない戯言で茸さん納得してくれますか?全く以って説明能力の低い私をお許し下さい;
連投お許し下さい
>キリオさん
こんばんは
お家でゴミをお母さんが調べるのですか?
何故でしょう?
お母さんはキリオさんを心配するあまりの行為なのですかね??
>>543 捨てるものとそうでないものは自分で決めたいみたい。「要るもの(基準は良くわからず)」がゴミ袋に入っていると怒り出す。
でもテレビで紹介するゴミ屋敷ほど激しくはない。本人が少しだけゴミ出しをしているので。
家計は父の収入でやりくりしてる。俺も今では収入があるので金を入れるよと言っているが、なぜか断られている。
>>545 零さん
どうも
一応心配ということになるでしょう。要るものを捨てられはしないか、という心配でしょうね。バーコードをまだ切りとっていないものは要るものになります。懸賞用に取っておきたいようです。
しかし切り取らずそのまま捨ててOKな場合もあり、ついていけません。
>>546 母親もあなたの自立をを願ってるんだろうね
548 :
にゃにゃ:2009/09/01(火) 22:18:26 ID:KXn/USbL
お久ぶりです。
なのださんはどうしちゃったのでしょうか。。
具合が悪いのかな。。
>キリオさん
こんばんは
他者には不要なものでも本人からしますと重要なものもありますね
お母さんの考え(懸賞に使う等)をある程度把握している様ですから迷った時だけ「これは必要?」と聞いてから捨てるとか少し面倒ですが一緒に暮らしている以上協調しあわないと家族とはいえ厳しいですね
因みにキリオさんが一人暮らしとかはダメなのでしょうかね?
>にゃにゃさん
こんばんは
なのださんどうしたのか解らないので心配ですね…
彼が何時か此処にいらしてくれる様に願っています
>>547 自立を望んでるかは良くわからない。支配関係を続けたいみたい。
>>548 にゃにゃさん
お久しぶりです。
>>549 零さん
おはようございます
聞いたら聞いたで「聞くことじゃないだろ」と怒られるなど、とても難しいです。
普通の人は一人暮らしするのでしょうが、精神的経済的に困難です。
>>550 キリオさんこんばんは
親子関係は不変なものですから昔からの関係図を覆すのは難しいですね
私は親と離れて暮らしていますが今だに心配されています
もういい歳なのにと思いながら「はいはい」と聞いてます
一人暮らしは急がずとも準備が必要ですね
金銭的でしたら少しずつでも準備が出来ますね
キリオさんのおっしゃる精神的というのはどういった事でしょうか?
>>546 >捨てるものとそうでないものは自分で決めたいみたい。
なんでお前の母親は、一番の粗大ゴミのお前を真っ先に処分しないんだろうなwwwwwww
理解に苦しむよww
ま、基地害親子の考えることなんざ、わかるわけねーかwww
>零さん
おはようございます
親御さんから心配してもらっていいですね。
精神的に難しいというのは、自由が限られている状態から完全自由に移っても、どうしたらいいかわからないということと、不安であるということです。
やはりここで悩みを書くと中傷されますね。
久しぶり。
江戸川さんから返事がない・・・。 勝手に選ぶか。じゃぁ、24,25,という事で。
24番、 サイバー攻撃は みらいじん(笑)の いじめ
25番、 「俺←→みんな←→みんなの一員←→自分」=鏡
残り4人
>>502 >言い回しから、茸さんがいつも誰かを殴るみたいに読み取りました。
あぁやっぱりですか。言い回しより印象を優先した方が人間関係は上手く続けられますよ。
「馬鹿」とか「死ね」で例えると、普段そういった事を口にしない温厚な人が・・・オカシイな・・・、みたいな。
馬鹿死ね発言そのまま受け取ったら、他人だろうが、友人だろうが、赤ん坊だろうが等しくムカつくするでしょうに。
>おっしゃる通り問題は何も解決してません。許すわけではなくても放置するしかありません。
いやいやいや、ゴミ屋敷問題は専門家でも対処に困るほどでして、一個人じゃ当然のように手に余ります(^^;
えーと、すると諦めてる と。 ふーん。
ところで
>自由が限られている状態から完全自由に移っても、
>どうしたらいいかわからないということと、不安であるということです
オペラント条件付けかしらん・・・ちょっと違うな。検索中〜
>>544 >仏教は自己解釈によるものですから間違いが有りましたらご指摘下さいね
指摘も何も、私自身の面倒くさがりで仏教に関する知識分を零さんに補充して貰おうとの図りなんで、
つまり共通項からの考察は担当しますけど、それまでの下調べはお願いねって事です。ん、文字にすると私は駄目な上司みたい。
>なのださんにしか解らないスタンスの修行
ふむ、零さんの推論が正しいとすると ココがミソですね。 つまり、現在の修行段階。
なのださんが仏教と近しく、人生を通して(言いすぎかな)意識しているのは確かですから、
ニュー速での荒れっぷりや言動の変化が、いったい修行の何に当たるのか を特定できれば、段階が解る。
『途中イロイロな修行や教えに出会います』なら、何かしらの文献として残っていてソレを読んでイロイロと知ったハズ。
例えば、ニュー速に“徐々に”書き込まなくなった20日・21日・22日は、三日かけて書き込み数が減っていっています。
仏陀の行った修行で、これと終わり方が似ているモノがあれば、7月の当時、なのださんはコレを体現していた事になり得ます。
まぁ、些か強引ではありますけど、挑んでる問題が問題なだけに、多少の虱潰し感は否めませんわな。
何が正解で、何が間違ってるかは、なのださんが復活してから ゆっくり訊いてみましょうかね。その時“なのだ”である事を信じて・・・
>オペラント条件付けかしらん・・・ちょっと違うな。検索中〜
学習性無力感でした。 寝る。
>茸さん
お久しぶり。
印象優先のほうがいいですか。そうかもしれませんね。
ただ、悪い印象を持つ相手から何か嫌なことを言われると不快感倍増効果がありますね。
片付け問題は八方塞がりですが…繰り返し色々な提案をするつもりです。
>556
お前、生きてて恥ずかしくないの?
馬鹿なんだから、んなこと悩んでも意味ないのw
わ・か・る?おバカさんwwwwwwwww
粗大ゴミは焼却処分すべきだな(^д^)
558 :
梟:2009/09/04(金) 21:41:26 ID:3+TqGET7
>過ちの種類には安易に許してはいけないモノも絶対にあるハズ。
返事が遅れましたね。
怒ると叱るは違うことは茸さんなら分かりますよね。
何度言っても理解してもらえないなら何故そうなるのかをまず考えます。
そこは百歩譲って自分に原因があるということを前提として。
言い方が悪いのか、表情が悪いのか、率直すぎるのか、遠まわしな言い方が悪いのか。
まず、変える方向は自分から。
相手を蹴落としてもしょうがありません。
同じことを繰り返させない為には自分を高めていくという方法をとりますかね。
とは言え、可能な限りですが。
感情を抑えるべきとそうでない時とあると思います。
それが「怒り」として出してしまうか、「叱る」という態度で出るかが大きな違いにつながっていくと思います。
個人的には自分の為に言うか、相手の為に言うかということです。
いくら相手が悪いとはいえ、手を出したことで自分が情けなくなったことがあります。
なので、私は手を出しません。
先に書いたように相手の性格や考え方を想像して、自分の対応を変えていきます。
上手くいくいかないはしてみないと分かりませんが、結局は自分の為です。
そうやって自分の中で色んなパターンが出来上がってくれば対処のしようも上手くなっていく。
そしたらプッツンする前に事態を収めることも出来てくるんじゃないかと。
私はまだその過程の中にいるんですけどね。
まずは相手を殴るより自分の不甲斐無さを蹴り飛ばしてしまえって感じですか。
559 :
梟:2009/09/04(金) 21:42:47 ID:3+TqGET7
またアレですね。
可哀そうな人が居ますね。
不器用でも何とか生きようとしている存在のどこに恥ずべき行為があるのかな。
きっとね、あなたのソノ頭の中にある粗大ゴミを片付ける方が先なんじゃないかな。
>梟さん
有難うございます
特にここ数日落ち込み気味でしたが、じーんときました。社会に利益を出せないので、ゴミといわれて腹立っても反論しづらいのが情けないです。おそらく罵声を書いた人のほうが仕事を出来るでしょう。
>>558の梟さんの話を聞いて何故か昔の事を思い出したな。
人を殴りたい、殴る、殴られた、そんな経験は多分に有る。
だがそこに”本気で”と付け加えられたらば…られた経験は有るんだろうが当時の俺はそう受け止められなかった。
だからいいや。
振り返った所でねえ、多分、だろうにしかならないし。
相手の思いは受ける側は想像するしか無いしね。
けど自分の感じた考えた思いは、そりゃ真実だろう。
有ったな、そう言えば昔一度だけ人を本気で殴った事が…
10代後半の頃の親友が道を逸れて自分から離れて行ったとき。
その寂しさと、周囲から聞こえて来る噂(事実)から我が事のように怒りを覚えた。
自分の半身が侵されてくような勝手な思いに酔い、アルコールの力を借りて親友に聞きに行ったっけ・・・
『本当なのか?』って『ああ』って寂しそうに答えられて。。。
思いで諭して、でもモヤモヤが消えなくて・・・『一回だけ殴らせろ』って言ってみて。
ちょっと泣いて『うん』って言ってくれて。
拳と掌を交互に繰り返して結局手のひらでバッシーン!って一発。。。
今でも覚えてるあの夜の出来事。
アイツがそうなってしまった理由の一端は自分が担っていながら許せなかった、あの気持ち。
力加減が本気だったかどうかは覚えていない。
けどあの一発は本気だったね・・・気持ちがさ。
(当時は力が有り余ってた頃だからバシッ!と行って2M位逝って壁に頭ぶつけたけど相手も無傷だったな)
倒れて『ゴメン』って言われたっけ。
ああ、懐かしい思い出だ。
何故かそんな昔の出来事を思い出したよ。
>>560 キリオさんは今はなんの仕事やってるの?
前にいつだか福祉(介護)の仕事にをいつかやって見たいって言ってたっけ?
その希望は現在も同じ?
563 :
梟:2009/09/05(土) 21:25:01 ID:NPG9Zt74
そっか、
では仕事が出来そうな人でしたらゴミを片付けるなんて、
簡単なことですよね。
社会に利益を出している実感を持てる人はどれくらいいるのだろうね。
少なくとも私には全くありません。
社会への影響は一人一人の行動の結果が絡み合って出ていると思いますから、
良いことをしても必ずしも社会が良くなるとも思えません。
ただし、自分の周囲は変わるでしょうけど。
ですから、広範囲よりも自分の生きる場所だけ考えて穏やかに過ごせるように
気配り目配りして行く位でいいのではないでしょうか。
564 :
梟:2009/09/05(土) 21:41:46 ID:NPG9Zt74
≫561さん
きっとその彼も気持は伝わったんだろうね。
色んな思いが高まると怒りか叱りか分からなくなる。
それでも気持ちが伝わったのは本気だったからなんだろうね。
本音ではなく本気。
本音の後ろには建て前がある。
でも本気には嘘がない。
だから相手も自分への気持ちを感じ取る事が出来たんだろうね。
565 :
梟:2009/09/05(土) 21:44:53 ID:NPG9Zt74
>>564 久しぶりのアンカー。
ミスった(´・ω・`)
>>562 店で働いてる。レジがほとんど。
介護をやってみたいという気持ちはあるけど、かなりハードで腰をおかしくするうえに低賃金と聞き、無理かもしれないと思ってる。
>>563 梟さん
言われてみると、自分の周りでも特に気配り出来てませんでした。
567 :
優しい名無しさん:2009/09/07(月) 23:22:10 ID:D6Ne25Y/
>>566 今の仕事にやりがいを感じてたらゴメンネ。
体力は自身が無いか。
前に誰かに役立つ仕事をしたいとか言ってなかったっけ?
ならば警備の仕事とかも悪くないかもね。
いなくても構わないんじゃないか?
でも実際いないと困る。
いてくれた事にささやかに感謝をされる。
有る程度まともな会社で働けば警備員はいい仕事だよ。
会社によってはだけどね。。。
(底辺会社なんてキーワードも業界に有るがそこは・・・(割愛))
>>567 「人の役に立つ仕事したい」といっても、給料目当てなので、ただのかっこつけかもしれない…。
またいつものパターン=受け流しになり、怒られると思うけど…
警備員の仕事は不審者と応対することもあり怖い。
以前スーパーの外で若者がタバコを吸ってるのを警備員に言ったら注意してくれたんだけど、自分に同じことが出来るか自信がない。
>>554 茸さんこんばんは
茸さん仏教の知識は私よりお持ちですよきっと
だって知識0の方は原始仏教等という単語なんか出てこないですよ〜(^_^)
なのださんについてですが何故修業中の仏教と被ったかと言いますと……
最初はね悟りを開いたのかな?と思ったんです
なのださんしか解らない方法と思考によって
急変した人格(複数)=仏陀の瞑想中に湧き出た煩悩の幻覚なのかな?なんて
でもふと思い出したのはなのださんが久々にこのスレや賢人スレへ書き込んでくれた時の事
Vipで鍛えてきたよ・長文は甘え・世界を平和にしてきたという書き込みです
それでもしかしたら…今までの自分のスタイルに何等かの憤りを感じ修業方法を変えたのかなぁって
仏陀も様々な修業(苦行・荒行等)に違和感を感じ最後に向かい合ったのは自分自身でしたからなのださんと被った次第です
かなり漠然たる思想で詰めは甘いですが…お許し下さい;
しかし私はなのださんの修業方法は以前も現在も明確には解らないです
只私は以前から彼に感じた印象は平等に優しくあり温かい人であり人の苦しみを自分の痛みの様に感じてしまう方だなぁって思っていました
今もこれは変わらなく感じています
今彼が苦しんでいるかも知れない
私が出来る事など何もない位辛いのかもなんて想います
茸さん
私達このスレに居て保守していてもいいんですよね?これは自分勝手な行為にあたらないですよね??
頭が上手く働かず判断能力も低下気味です
570 :
梟:2009/09/11(金) 06:43:35 ID:IhRI5Jtx
>568
マジで死んだら?
お前って、糞尿同然の生き物だよな。
家畜の方がよっぽど役に立つぜwww
レジもだめ、警備もだめ、介護もだめって、ゴミ以下じゃんw
571 :
梟:2009/09/11(金) 21:15:07 ID:hSRdMdCd
>>570さん
はじめまして。
(−ω−)ノ
同じ名前の人が来られるのは初めてです。
しかし文面から察するに自分の名前を持たない人のようですね。
本当に伝えたい事があるのでしたら、名乗った方が良いと思いますよ。
誰が相手をしてくれるかわかりませんけども。
吐き出したい思いを素直に言葉にしてみると少し落ち着くかもしれません。
物は試し。
自分で実行してみないと分からない事も多いと思います。
そんなもので何が変わるって思ってると、本当に何も変えられず自分だけ
悪化の道を行くことに成りかねないかもしれません。
何時まで残るか分かりませんけど、ここはそういう場所です。
宗教云々は私にはわかりませんから立ち入りませんけど。
じゃあ何が分かるのかと言えば何も分かっていないでしょう。
でも、人は助け合って生けるものです。
もし気の合う人がいればラッキーですよ。
それだけの事です。
嫌なら去ればいいだけです。
572 :
梟:2009/09/11(金) 21:17:27 ID:hSRdMdCd
>>558 >何度言っても理解してもらえないなら何故そうなるのかをまず考えます
ふむ、しかしですよ。ツールとして“殴る”が成り立つ関係の相手であれば、
どの程度の説明で理解できるか否かを判断するのは容易でしょう?
私としても、勿論まったくの赤の他人に「なんで理解できないんだ〜!」っては殴りませんよ(^^;
手が出る程の怒りと犯した過ちを痛みという罰にして返す、結構有効な手段とさえ捉えてましてね。
といっても私“怒る”ってのよく解らなくてですね。過去の表現としては“宜しくない”が該当するのかな。
当然の用に“キレる”といった事もなく、
>>479で弟を殴ろうと思った時も、上で説明したように、
『茸の木が手を上げる』という事実を加味して説教をする事によって、より説得効果があると把握していたからです。
これは私が滅多な事では手を出さないって弟側の認知を利用してるからで、家族故の把握とも言えるでしょう。
さて、>479の弟の件と最後の段落を一貫してるから誤解が生まれてるのは当然か・・・。
>479は 流れ関係なく「そーいえばキリオさんって人殴った事あるんだろうか」と、漠然と思ったので切り出しまして、
『して、そこで思い付いたんですが』ってな感じに始まってるでしょ。 前の段落と繋がりは含めてないんですわ。
なので“怒る”と“叱る”を持ち出すのは見当違いというか。的ハズレなんで面倒くさい。
でも流すのも勿体無いので、ほどよく反応しておきますよ。
>怒ると叱るは違うことは
違うも何も、別物でしょう。 私は怒りませんし、怒れません。
情動が長続きしないというか、一人で無計画に物事を進めてもイイ事は何も無いのは当然です。世界は基本的にツマラナイ。
梟さんと似て思考先行型ですが、宜しくない(怒った)時ってのは大抵はツマラナイ結果に落ち着くモノ。
それならワザワザ考えなくても、自分のスタンスで出来る愉快な方向へ適当に理詰めして説得すればイイ。技量は足る。
というか抑も、自分が“怒ってる”のか“叱ってる”のかを対象に伝える術は無いでしょう。
それなら同じですよ。 アカラサマな自己満足の為に口を開き 手を出すなら、対象にもバレるでしょうけど。
“物事を伝える方法”として、時に怒りを含んだ術を用いるとしても、相互関係が友好でなければ 絶交の始まりになる。
関係が友好であれば対象の情報は充分にあるハズですし、“殴る”をツールとして用いても、ツール足り得る故の策と。
考えれば解らないような事は、そんなに無いんですよ。 物事は道理で始まって道理で終わる。
それとも何、怒れる原因と 叱るるに足る要因が、梟さんには同じに思えたんですかいな。
この二つを重ねてしまうのは、過去の経験から学んだという事ですかね。とても梟さんらしいわ。
>>556 >ただ、悪い印象を持つ相手から何か嫌なことを言われると不快感倍増効果がありますね
いや無いでしょ。 私の場合で例え直して「嫌な印象を持つ相手」を「ツマラナイ人」とするとして、
「ツマラナイ人」の発言はツマラナくて、聞くに堪えない。 だから何を言われても基本的に受け流す。
ツマラナイんだから受け流されて当然ですし、自分の肌に合わなかっただけ。出会うヒト全員と友達にはなれません。
人それぞれで気のかけ方・配分を変えれば、「そーゆー人なんだ」と諦めもつくでしょ。
人とすれ違う度にニコッと会釈するのは丁寧なイイ人ですけど、日に何百人もすれ違う東京の真ん中でソレをしたら、
ただ疲れるだけですし、定期的に通る人からは気持悪がられる事必至でしょうよ。 何事も配分は大切なモノ。
>>569 >茸さん仏教の知識は私よりお持ちですよきっと
いえ、ホントにないです。 原始仏教もなのださんのレスから読みとったモノですし。
>〜なのださんと被った次第です
ほぉ、確かに共通点がかなりありますね。
これだけ共通点があると、今は『何故悟れないんだ?』って疑問に思ってる段階としか言いようがないような・・・
つまり、ん、あれ、このままだとなのださん死んじゃうんじゃないですかね? 釈迦と同じく・・・
あぁ大丈夫か・・失踪とかしてない限り、家族が上手く介抱してくれるだろうしね。
>私達このスレに居て保守していてもいいんですよね?これは自分勝手な行為にあたらないですよね??
正直、私からは何とも言えません。 なのださんとの付き合いも このスレの住人に比べたら僅かなモノですから
私がスレの今後の最終的な判断を下す立場に居ない事は確かです。 大凡、決められるのはマキナさんか梟さんか。
決定権 というのではなく、その人の決定なら どんな判断でも頷ける、みたいな立場の人ですかね。 NO.2
待ちましょう。 少なくとも、なのださんとリアルで接触する事ができない我々には 何も出来ませんよ。
・・・それとも、会いに行きますか? マキナさん経由でなら可能性も無きにしもあらず(^^;
なのださん発見しました〜。
したらば掲示板の【 ゼロ Official BBS 】に9月4日からの書き込みを確認。
http://jbbs.livedoor.jp/music/22926/#2 サイトにて『措置から医療保護にきりかわったよ!』のレスからも、
なんらかの身体拘束なり隔離なりを、受けていたんだと思われます。
いやぁとりあえず、一安心。
ところで、最近 このスレに出没しては梟さんに相手されてるミスター。
梟さんが相手じゃツマラナイでしょうから、私が相手になりますよ。
ではまず、私のトリップ「◆R.O.D/CNRA」を検索してみましょう。
はいその通り、この酉、エンジンで探せば簡単に見つかってしまうんですね〜。ひゃ〜。
ほれ、騙れよ。 茸の木を騙ってみろ。
>茸さん
嫌な人の発言は嫌でつまらないというので不快感倍増は無いということ、言われてみたらその通りです。
むしろ優しい言葉をかけるほうが不自然ですよね。
零さんや梟さんの騙りからの罵声も、激怒まではいきません。
罵声であっても、家畜のほうが良く働くというのは的確でした。
>茸さん
こんばんは
なのださん良かった?と言っていいかな?
存在の有無が解っただけで第一段階一安心
彼に会いに行く……
彼が、なのださんが望んでくれるならば時が来たら一緒に行きましょうよ
東北代表として、ね
>キリオさん
こんばんは
キリオさん、この間メールで"人を傷つける言葉を書き込む"人間について「相手を哀れむ」とおっしゃっていましたね
正にそう
だからキリオさんは誰にも傷付けられる存在ではないし私は貴方の存在意義を高く評価してます
そんな想いに比例して貴方は強くなりましたね
>梟さん
こんばんは
何時も困った時重要な判断を委ねてしまう事、お許し下さい
なのださんのために〜等と保守し書き込む行為が突き詰めると自己満足なのでは?と自分を疑い始めてきています
とても下らなく重要な事をお聞きしたいのです
"どうしたらこころは強くなると思いますか?"