1 :
ぷっち(o・ヮ・)っd日~【珈琲】 ◆tXCNr7hZJ. :
高校もこの4月から3年生に進級した権田呉男(ごんたくれお)は
梅雨時の鬱々とした気分をもてあまし校舎裏で紙巻をくゆらせていた。
そこへ舎弟のぷっちがてーへんだてーへんだと、となりの市の高校の
番長格、喧嘩上等(けんばなあげひと)の書いた果たし状を持ってきた。
2 :
ルシール:2008/06/19(木) 09:01:54 ID:mGtNAqQI
うんちのしみがついてますよ
3 :
ぷっち(o・ヮ・)っd日~【珈琲】 ◆tXCNr7hZJ. :2008/06/19(木) 09:12:00 ID:+GCba565
権田「なにぃ!さっき屁はこいたが、実まで出た覚えはねえ!それにやつは
エスパーか???ってはなしだよ!ぷっち、ついて来い!」
ぷっち「
4 :
優しい名無しさん:2008/06/19(木) 11:35:36 ID:1WP5uFPu
ぷっち『ウイッ』
権田『ウイッってなんだよ、お前はフランス人か!』
ぷっち『ルネッサーンス!チーン』
権田『ハハハハハって俺がひぐち君役かよ!どっちかつったら俺が男爵だろ!』
ぷっち『ウイッ』
5 :
優しい名無しさん:2008/06/19(木) 11:47:28 ID:ieG2ahRu
その時ぷっちは思った。「家に帰ったら両親を殴ってやろう!」と。
6 :
優しい名無しさん:2008/06/19(木) 12:53:32 ID:hWcY6SRO
その頃、喧嘩は果たし状に書いた内容が
あまりに低レベルであったことに初めて気付き、
一人悩んでいた。
7 :
ぷっち(o・ヮ・)っd日~【珈琲】 ◆tXCNr7hZJ. :2008/06/19(木) 13:28:16 ID:+GCba565
そうとは知らず権田はぷっちを連れて校門のところまで走っていくと、喧嘩
の兵隊にやられたかたぎな生徒たちが数人口から血を流して倒れていた。
権田「
8 :
優しい名無しさん:2008/06/19(木) 15:22:32 ID:c5aHYkug
権田「・・・薬飲む。また、発作がきやがった。死にたい気分だ・・。
おい、ぷっち、中島みゆきさんの曲をかけてくれ。」
ぷっち「はい、兄貴。大丈夫でやんすか??」
権田「世界中の人間の、俺についての記憶を消してしまいたい。
俺は透明な存在になりたい・・。」
ぷっち「兄貴・・・・・・。」
9 :
優しい名無しさん:2008/06/19(木) 15:40:54 ID:6HAe3qP/
ビリッ、ビュルルー、ブッ、バッ
そのとき不快な音とともに鼻の曲がるような異臭が立ち込めた
「ちっ」
ぷっちはパンツに染み付いた液状のゲリが皮膚に張り付く感覚に苛立ちを覚えたようだった
ズボンの裾から流れ出た液体が、地面に茶褐色の水溜まりを作った
10 :
ぷっち(o・ヮ・)っd日~【珈琲】 ◆tXCNr7hZJ. :2008/06/19(木) 16:33:06 ID:+GCba565
ぷっち「亜奈留はらめぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
ぷっちはおかしなことを口走りながら保健室に駆け込んだ。
権田は一人取り残されてしまった。
11 :
優しい名無しさん:2008/06/19(木) 16:33:09 ID:1WP5uFPu
権田『月からぬけだす透明な温度だけ欲しいよ…ねぇ…ぷっち……下痢にはストッパだぜ…』
そして、権田は喧嘩上等のもとへ歩みを進めるのであった。
メンヘラ番長・権田の戦いが今、始まろうとしている。
ここで、はっきりさせておきたい事実がある。
喧嘩上等はめちゃ強い。だって、健常者なんだもの。
権田は、先刻、自分の眼前で立ちながらクソを漏らした狂人とその臭いを想起して、
すでに3回ももどしていた。もどしたゲロの中に昼に食べたラーメンのナルトが
消化未了のままの形で浮かんでいるのが見えた。
逆流した胃液のせいで胸焼けが止まらなかった。
14 :
優しい名無しさん:2008/06/19(木) 19:06:14 ID:1WP5uFPu
しかしこの果たし状には
『お前の未来をぶっ潰す
俺は今をぶっ潰す』
とある。もしかしたら喧嘩上等も病んでるのかもしれない。
15 :
おばしゃん:2008/06/19(木) 19:07:33 ID:mGtNAqQI
この果たし状になにやらあやしげなしみが
この黄色いしみは
17 :
優しい名無しさん:2008/06/19(木) 19:11:35 ID:5Q+SMLHx
ぶっちが簿記の勉強をしていた時に
誤っておしっこをかけてしまったしみだった。
18 :
おばしゃん:2008/06/19(木) 19:12:45 ID:mGtNAqQI
それにしてはやけにくさいし、しわくちゃだ
19 :
優しい名無しさん:2008/06/19(木) 19:15:09 ID:5Q+SMLHx
そのしわはぶっちが女子中学生になりすまして
2ちゃんをやってIDでばれた時、くやしくて
握り締めたしわだった。
ちなみにぶっちの手汗は臭い
いや黄色というより茶色だな
21 :
ぷっち(o・ヮ・)っd日~【珈琲】 ◆tXCNr7hZJ. :2008/06/19(木) 19:51:18 ID:+GCba565
そのころ喧嘩は、
「ちくしょう!カミーユをこんな風に精神病みたくしちまったのは誰の責任だ!」
と泣き叫びながら、コミックを力いっぱい地面にたたきつけていた。
22 :
優しい名無しさん:2008/06/19(木) 22:59:33 ID:ieG2ahRu
みつ子は黙ってその光景を見つめていた。精液が入ったビンを抱きしめながら。
23 :
ぷっち(o・ヮ・)っd日~【珈琲】 ◆tXCNr7hZJ. :2008/06/20(金) 20:26:14 ID:BI/hqoaf
どうやら喧嘩は漫画を読んでブルーになり、果たし状を書いたようだ。
24 :
優しい名無しさん:2008/06/20(金) 20:47:24 ID:WXASSbFf
みつ子も、ぷっちを見てブルーになり、精液をビンに貯めたようだ。
25 :
ぷっち(o・ヮ・)っ旦【アイス緑茶】 ◆tXCNr7hZJ. :2008/06/22(日) 09:22:45 ID:RRS0wHRD
喧嘩「遅いぞ権田!さては臆したな!」
喧嘩の兵隊「
26 :
優しい名無しさん:2008/06/22(日) 09:32:34 ID:XvDWmDuB
喧嘩の兵隊「俺たちなんでこんな奴の下で兵隊やってんだっけ?」
27 :
優しい名無しさん:2008/06/22(日) 09:35:50 ID:e/yC4X9x
同僚「知らねー。ってか転職しようぜ」
喧嘩は強い。しかし同年代最強を誇る彼もいわゆる17歳の少年である
他のハイティーン達が持つような悩みを彼も抱えていたが、
それを彼の強さに惹かれて集まった少年少女達に話す事などできなかった
喧嘩が率いる集団が成長すればする程、彼の心に開いた穴は径を増した
集団の中の孤独、常に強くなければならないプレッシャー。せめて打ち明ける相手が欲しい。
度々顔を出す苦悩。ふと隣町の権田の顔が頭に浮かんだ
勢いと感情に任せて果たし状を書いた。自らの望みを綴った。
”俺は今を──”俺の今を。
29 :
優しい名無しさん:2008/06/25(水) 14:41:02 ID:2o9P3fh/
俺は今トイレ休憩中だった。
トイレから外を眺めると空は渦巻状の「何か」によって支配されていた
うずまきはとぐろを巻きくるくると上に昇って行く。
雲とは違う
有機的なものだ・・
それは茶色い形をしていた
権田はその茶色いとぐろを巻いたものをただ唖然と眺めていた
そして巨大な「何か」は少しずつ地上へと近づいていく
校庭をその「何か」が埋め尽くし、異臭が立ち込め・・
「何か」は形を失いべちょ〜と形をくずしてゆく。
31 :
優しい名無しさん:2008/06/26(木) 01:30:34 ID:FzKUKoI/
その「何か」に向かって、鬼の形相で駆け寄る者があった。
みつ子だ。
もちろん、彼女の片手には空ビンがあった。
空ビンにはヒビがはいっており、端には書き手の性格がにじみでたような雑な字で小さく何か書かれている。
33 :
優しい名無しさん:2008/06/26(木) 01:36:49 ID:FzKUKoI/
みつ子の後に全裸の元社長が続いた。元社長も必死だ。
34 :
優しい名無しさん:2008/06/26(木) 01:54:54 ID:FzKUKoI/
全裸の元社長も、みつ子の持つ空ビンが気になり目をやった。
そこに書かれていたものとは…
そこには「検便」とかかれているようだった。
彼女は1週間悩んでいた。
勤務先で空瓶を渡された時から。
実は彼女は1週間に1回しか「出ない」のである。
催促されて出たためしなどない。
「何か」
それは皆さんおわかりだろう。
それは巨大な糞である。
その巨大な糞はいったいどこからやってきたのか。
なぜ天空から落ちてきたのか・・。
宇宙からの贈り物・・いや、神からの贈り物なのだろうか。
とりあえず、みつ子には天からの贈り物のように感じられた。
しかし。
みつ子が巨大糞に近づいた刹那________
天からの授かりモノであったような巨大糞は光を放ちたちまちにして姿を消してしまった。
37 :
優しい名無しさん:2008/06/27(金) 19:13:42 ID:o6/E1mVR
みつ子は発狂した。
38 :
優しい名無しさん:2008/06/27(金) 19:18:45 ID:Df6/BFJe
ギターをかき鳴らした
なにもない。
みつ子は泣きながら消えてしまった巨大糞を探そうとした。
その時、背後からなにやら合唱のような声が聴こえてきた。
「♪みっちゃんみちみち みっちゃんみちみち…」
40 :
優しい名無しさん:2008/06/27(金) 20:22:44 ID:o6/E1mVR
元社長がウンコ垂れた。
もちろん、全裸でフル勃起状態だった。
みつ子はそれを見逃さなかった。
みつ子は社長の糞を少しいただくことにした。
これで、検便を間に合わせることができる
彼女は歓喜した。
42 :
ぷっち(o・ヮ・)っ=ワ~【天丼特上】 ◆tXCNr7hZJ. :2008/06/27(金) 21:38:32 ID:Ma+ET5Xm
===============糸冬===============
43 :
優しい名無しさん:2008/06/28(土) 02:57:38 ID:qWsxjVZj
みつ子は、そんなぷっちを押し退けた。
それから1ヶ月が過ぎた。
じめじめとした梅雨時のシメッケ感はなく、晴れ渡る青空の下。
権田は、アルバイトを探そうと求人誌を覗くためコンビニにタムロしていた。
高校生が働ける金額なんて対したものではないのだが・・
彼には夢があった。
そんな時だった。
「お、兄ちゃんいい体してんな、いい仕事あるぜ。」
そう声をかけられたのだ。
45 :
優しい名無しさん:2008/06/28(土) 13:39:45 ID:qWsxjVZj
声をかけてきたのは元社長だった。もちろん、全裸でフル勃起状態である。
元社長は権田の肉付きのいいケツを撫で回し始めた。
46 :
おばしゃん:2008/06/28(土) 13:40:40 ID:sDssEnfy
うんこのしみがついてますよ
権田は、そんな元社長を払いのけ警察につきだすことにした。
裁判にかけてこいつから金をむしりとれる
そう思ったのだ。
不審者はあっけなく逮捕された。
権田は取調室で事情聴取を受けた。
元社長が尻を撫で回して来たから殴ったんだ、と身の潔白を訴えた。
「元社長とは誰だい?あそこにはあんた一人しかいなかったじゃない、あんたが殴ったのはコンビニの店員だろ!」
こいつ、元社長が見えなかったのか?それとも元社長とグルなのか?
権田は激しい憤りを感じて襲い掛かり、目の前の警官に喉輪落しを喰らわせた。
権田は前科もなかったので開放されることになった。
しかし、本当は裏の組織が関与しているのだが。
警察署を出るとそこにはみつ子の姿があった。
「元社長はおっさんの形をした妖精なのよ。」
「何?」
「見えるのはあなたと私だけ・・・、だけどね、排泄物だけ実体があるのよ。」
「排泄物だけ実態だって・・!」
そのときだった。
「俺にもみえるぜ、そのおっさんがよ・・・!」
となりの市の航行の番長格、喧嘩上等(けんばなあげひと)が言った
権田はとっさに身構えた。
みつ子は緊張で少し失禁した。
「ここは場所が悪い。」
喧嘩はアゴをクイと傾け、こっちだという合図を送った。
53 :
優しい名無しさん:2008/06/30(月) 02:34:04 ID:My2k3A/A
「例えば、コレよ…。」
みつ子はそう言って、精液が入ったビンを差し出した。
電車を降りた時
ふと後ろから声をかけられた
なかなかかわいい感じの男の子だった
終電も過ぎていて何かと思ったら
降りるべき駅を越えてまで
私についてきたようだ
55 :
優しい名無しさん:2008/06/30(月) 03:55:53 ID:My2k3A/A
みつ子もついてきたようだ。
片手にはビンを持っている。
56 :
優しい名無しさん:2008/06/30(月) 06:46:19 ID:ZbK/rPdk
「・・・」
権田も、喧嘩もそれについては見ぬふりをした。
この女はどこか、おかしい。
どこか脳に欠陥でもあるのだろうか・・・。
そして何者なのか。
57 :
中山明彦:2008/06/30(月) 06:47:36 ID:7dOhdCCc
うんこのしみがついてますよ
58 :
優しい名無しさん:2008/06/30(月) 22:40:17 ID:My2k3A/A
みつ子はうんこのしみを見つけると、顔を近づけてその香りを嗅ぎ始めた。
片手にはビンを持っている。
59 :
ぷっち(o・ヮ・)っ=口【冷奴】 ◆tXCNr7hZJ. :2008/06/30(月) 23:59:49 ID:sPJtxV92
たぬきの砦〜近未来SF精神医療福祉施設伝説V
たぬぽん城では中庭にプール式のお堀があり、きれいな塩水にアザラシさんが
住んでいます。お堀の真ん中に橋が延びてあずまやがあります。ぷっちたぬき
はそこのベンチに腰掛けて物思いに耽っていました。すると早起きたぬきたちが
病室をぬけだして3人やってきました。たぬきのひとりが番茶のポットを持って
きたので4人で番茶をすすりました。アザラシがもきゅもきゅと鳴きました。
たぬきたちは牛乳配達でもいいからやりたいと言いました。ぷっちたぬきの面接
結果はまだ来ません。ぷっちたぬきは三四郎の入院手術費で首が回らないので
配達やりたいと言いました。おコタツ広間にぼんやり明かりがともりました。
他の早起きたぬきたちが番茶をすすっているのでしょう。ぷっちたぬきは今日は
三四郎の通院日なので母屋へ帰ると言って席を立ちました。ぷっちたぬきは
ガレージからスロープを登りプレハブに入ると運転席に座り、オートコント
ロールのナビゲーションシステムの操作パネルを立ち上げました。道路に
埋め込まれているナビゲーションガイド信号をたどって、制限速度45キロで
走行できます。カメラによる障害物識別の他、サーモグラフによる生命体反応
探知、ソナーによる障害物反応識別などで、安全に減速したり停車したり
できます。ぷっちたぬきはハイブリッド動力のエンジンをかけると、自動走行
ボタンを押しました。すると、月見やぐら横からドッキング用のアームがはずれ、
モンスタータイヤのロックがはずれてサスペンションのばねが伸び車高が上がり
ました。ゆっくりスロープのガイド信号をたどって、プレハブはひとりで走行
し、ガレージに降りさらにスロープを下って昇降スロープの際まで来て停まりました。
ぷっちたぬきは外出許可のIDカードを操作パネルのスロットにさして、タッチパネルの
送信ボタンに触れると、天井のセンサーがカード情報をお城のマザーコンピュータ
に照会して、防弾シャッターがあがり昇降スロープが降りました。浅瀬に乗り上げた
たぬぽん城から田舎道に降りたぷっちたぬきのプレハブは、道路のガイド信号を
たどって、まだ誰も走っていない道を、ゆっくり家路に着きました。夜明け
の薄明かりのなか、ぷっちたぬきは朝食のレトルトカレーを食べていました。
60 :
ぷっち(o・ヮ・)っ=口【冷奴】 ◆tXCNr7hZJ. :2008/07/01(火) 00:00:41 ID:sPJtxV92
61 :
ぷっち(o・ヮ・)っ=口【冷奴】 ◆tXCNr7hZJ. :2008/07/01(火) 00:01:34 ID:OFUk4JDW
62 :
ぷっち(o・ヮ・)っ=口【冷奴】 ◆tXCNr7hZJ. :2008/07/01(火) 00:03:00 ID:sPJtxV92
63 :
ぷっち(o・ヮ・)っ=口【冷奴】 ◆tXCNr7hZJ. :2008/07/01(火) 00:04:29 ID:OFUk4JDW
64 :
ぷっち(o・ヮ・)っ=口【冷奴】 ◆tXCNr7hZJ. :2008/07/01(火) 00:06:54 ID:OFUk4JDW
65 :
優しい名無しさん:2008/07/01(火) 00:07:16 ID:8xPTxrti
男の子はみつ子が嗅ぎ終わるのをじっと待っていた。
満足したみつ子が歩き始めると、
男の子は大きく澄んだ瞳をくるりくるりとさせて、またついて来るのだった。
「つまり俺たちはリビドーが産み落とした排泄物ってことさ」
どこまでも伸びる電信柱を見上げながら権田は言った。遠くでひばりが鳴いている。
「俺たちは実体を持った集合的無意識なんだよ」
喧嘩は権田の話に頷きながら、念話で応えようとした。
「それはイデアとも呼べる」
そう繰りかえし頭のなかで念じる。権田の喧嘩の念話は権田に届くだろう。
そうして、みつ子はまた新たなうんこの染みを見つける。
片手にはビンを持っている。
66 :
ぷっち(o・ヮ・)っ=口【冷奴】 ◆tXCNr7hZJ. :2008/07/01(火) 00:08:45 ID:OFUk4JDW
67 :
ぷっち(o・ヮ・)っ=口【冷奴】 ◆tXCNr7hZJ. :2008/07/01(火) 00:10:18 ID:OFUk4JDW
68 :
ぷっち(o・ヮ・)っ=口【冷奴】 ◆tXCNr7hZJ. :2008/07/01(火) 00:13:07 ID:OFUk4JDW
新・たぬきの砦〜近未来SF精神医療福祉施設伝説W〜第二回:軍事演習の日其の@
今日もたぬぽん城(たぬきぽんぽん城)はフロートで湖にぷかぷか浮かんでいます。
今日は地球連邦旧日本地区政府が主催する軍事演習です。根掛湖にはたぬぽん城の
他に、小型の駆逐艦が浮かんでいます。これはICCの本格的な襲撃に備えて配備された
ものですが、軍事演習のときは城チームと駆逐艦チームに分かれます。今日は城チームは
たぬぽん城と戦闘艇一機、駆逐艦チームは駆逐艦と戦闘艇、爆撃艇、雷撃艇一機づつに
分散されます。城主代理のぷっちたぬきは無能なので艦橋に入れてもらえず、右舷の
副砲に着きます。天守閣4階の艦橋では慧子さんたぬきが提督を勤めます。慧子さん
たぬきは連邦防衛大学東京中退で、在学中にメンヘルさんになり、その後は生まれ持った美貌
を武器にホステスをしていたのですが、寄る年波に勝てず引退し、砦に入院しました。
提督席の右に2つの席左に2つの席があります。右舷の左の席は次郎さんたぬき。
メンヘルさんです50台です。右の席にはミス・ステイシーたぬき。訪問看護士です。左舷左の席には
良男さんたぬき。メンヘルさんで30台です。右の席にはおじっさたぬき。白髪交じりの
老紳士で精神科医です。おじっさと呼ばれて親しまれています。艦橋の下にはおたぬき神像が
立っており、笠と右腰にさげてかかえたどぶろくがほほえましいです。ぷっちたぬきは
副砲である機関砲を試し撃ちしました。もちろん演習なので空砲どころか薬きょうもこめておらず、
光線で相手飛行艇のセンサーに感知させると命中です。今日のプログラムの設定は、ICCの駆逐艦が
飛行艇3機を伴って来襲、接舷して戦闘員が乗り込んでくるというもので、これをいかに防ぐか、
がポイントです。駆逐艦チームもたぬぽん城のスタッフなりメンヘルさんですが、手を抜いて演習
するといざというとき命が危ないので、本気で攻めてきます。城主代理のぷっちたぬきの手腕に期待が
かかりますが、ぷっちたぬきは本番のときの機関砲の轟音に慣れるため、ボーズのスピーカー
から聞こえる射撃音でキモコワルイと言い出しました。
69 :
ぷっち(o・ヮ・)っ=口【冷奴】 ◆tXCNr7hZJ. :2008/07/01(火) 00:14:14 ID:OFUk4JDW
70 :
ぷっち(o・ヮ・)っ=口【冷奴】 ◆tXCNr7hZJ. :2008/07/01(火) 00:17:01 ID:OFUk4JDW
71 :
ぷっち(o・ヮ・)っ=口【冷奴】 ◆tXCNr7hZJ. :2008/07/01(火) 00:18:10 ID:OFUk4JDW
72 :
ぷっち(o・ヮ・)っ=口【冷奴】 ◆tXCNr7hZJ. :2008/07/01(火) 00:21:36 ID:OFUk4JDW
73 :
ぷっち(o・ヮ・)っd日【牛乳】 ◆tXCNr7hZJ. :2008/07/01(火) 00:26:09 ID:OFUk4JDW
74 :
ぷっち(o・ヮ・)っd日~【ホットミルク】 ◆tXCNr7hZJ. :2008/07/01(火) 00:28:14 ID:OFUk4JDW
75 :
ぷっち(o・ヮ・)っ=ワ~【三平汁】 ◆tXCNr7hZJ. :2008/07/01(火) 00:36:49 ID:OFUk4JDW
76 :
優しい名無しさん:2008/07/01(火) 02:20:39 ID:AgFG0KmA
突然ぷっちは発狂して、掲示板に訳の分からないモノを貼り付けまくった。
みつ子は、「面白くなってきた。」と、まるで他人事のように喜んだ。
77 :
優しい名無しさん:2008/07/01(火) 13:29:27 ID:qHYD+Wx9
「カルーアはロコリンスレの荒らしの犯人…」
とみつ子は狂気の中にも意思のこもった眼差しで、つぶやきをただただ繰り返していた。
途端、何かを発見したかのように瞳が輝きこう叫んだ。
「カルーアの正体知ってる?」
78 :
優しい名無しさん:2008/07/01(火) 15:32:47 ID:w/sAT3DU
そうしてみつ子はビンの中にはいってるドロドロの赤黒い液体を少し飲んだ。
「いけない、興奮してしまった。落ち着かなければ。」と言った。
男の子はみつ子をいとおしそうに眺めてた。
みつ子の最上の排泄物は目の前にいる男の子である。
男の子はみつ子とみつ子の昔の排泄物とから生まれた。
みつ子は沢山の排泄物を生み出したが、大抵は長く生きられず死んだ。
男の子の発生元の昔の排泄物は死ぬ前ビンのなかに
種を絶やさないために自分の出来損ないの赤黒い液体を詰めた。
赤黒い液体は男の子が産まれた以外には使い物にはならなかったが
薬としてみつ子に大切にされていた。
「カルーアなんて知らないよ。」
みつ子の様子を見ていて気分が悪くなった権田が言った。
「私はね生粋の排泄物マニアよ」とみつ子は笑った。
「あなたに私のカルーア見せてあげる」
権田が見たものは、牛みたいに角の生えた人間のような、豚のような、
今まで見たことも無いような生き物の死骸だった。
目が半開きになった顔はなんとなくみつ子に似ていた。
「このカルーアの正体はね、あの子の父親よ。」
男の子が小さなガラスの箱に入ったカルーアを見て、
「パパ」と言った。
79 :
ぷっち(o・ヮ・)っ=口【冷奴】 ◆tXCNr7hZJ. :2008/07/01(火) 16:13:23 ID:OFUk4JDW
===========超つまんね糸冬============
80 :
優しい名無しさん:2008/07/01(火) 17:20:51 ID:AgFG0KmA
そんなぷっちを元社長が押し退けた。
言うまでもなく、元社長は全裸でフル勃起状態である。
81 :
ぷっち(o・ヮ・)っ=口【冷奴】 ◆tXCNr7hZJ. :2008/07/01(火) 17:32:48 ID:OFUk4JDW
みつ子と元社長を出すな。
82 :
優しい名無しさん:2008/07/01(火) 21:05:07 ID:fKOUW4Ne
ぷっちは眼が覚めると
自分が監禁されていることに気付いた
83 :
優しい名無しさん:2008/07/01(火) 22:19:15 ID:ruoW6MZ4
ふと目をやると、元社長が巨大な注射器を抱えて全裸で立っていた。
もちろん勃っていた。
もう片側に目をやると、みつこがビンの中に排泄行為をしている最中だった。
みないでよしあきさん!
プシャアアアアアアアア
抵抗するも流れでたモノの勢いは止まらなかった
84 :
優しい名無しさん:2008/07/02(水) 00:13:10 ID:5uswDNuv
みつ子の排泄行為に興奮した元社長は我慢の限界を越えてしまった。
兜合わせをしようと、フル勃起状態のチンポをぷっちに向かって突進させてきた。
85 :
優しい名無しさん:2008/07/02(水) 01:51:49 ID:xpXb1AAJ
よしやきは後ろ向きに一目散に逃げ出した。
が、足元にみつ子のビンが。
勢い良く前回りに1回転するよしやき。
頭をしたたか打ち、倒れながら腕の擦り剥けに目をこらす。
よつんばいになってこちらに突き出た尻に目を凝らす元社長に気付かずに。
ぷっちは、小さくなる魔法を使って小さくなった。
87 :
優しい名無しさん:2008/07/02(水) 23:13:12 ID:5uswDNuv
小さくなったぷっちは、みつ子のビンの中に逃げ込んだ。
ぷっちは思った。「ここなら、元社長のチンポも入ってこれまい。」
しかし、現実は甘くはなかった。
みつ子はぷっちのはいったびんをおもいきり振り上げた。
びんはどこまでもどこまでも飛んでいった。
「ぷっちなんか、ぷっちなんかなんでこのスレ終わらせたいのか意味不明だ〜
なんでリレー小説なんてやろうなんていったんだ、ばかやろ〜」
みち子はそう、叫んでいたようだった。
89 :
優しい名無しさん:2008/07/03(木) 00:05:33 ID:xpXb1AAJ
しかしいきり立った一物の向けるべき矛先を失った元社長。
しばし辺りを見回す。
怒りの発露ともとれる低い唸りに似た嘆息をしきりに漏らし始めた。
やがて何かを思い立ち片手でしごきながらみつ子を連れて
ロコリンスレ荒らしのカルーアが住む町へ向かうのだった。
カルーアとは奴の自作自演という名の妄想世界の人物だとは知らずに。
その間みつ子の左手は宙を当て度なくさまようばかりだった。
90 :
優しい名無しさん:2008/07/03(木) 00:50:57 ID:znyLaTda
元社長は旅の途中で何度か射精してしまったが、みつ子がいるので安心である。
元社長の精液は、みつ子の持つビンに収められていった。
みつ子は、「面白くなってきた。」と、他人事のように喜んだ。
91 :
ぷっち(o・ヮ・)っd日~【ホットミルク】 ◆tXCNr7hZJ. :2008/07/03(木) 02:09:54 ID:FiiYj0qF
みつ子と元社長を出すな。実在の人物だぞ。
ぱまいらのIPアドレスは2ちゃんねるが記録している。
【継続・反復】して侮辱行為を繰り返すと警察が動く。
IPをたどって個人情報ぶっこ抜き、お宅に巡査さんが行くぞ。
92 :
ぷっち(o・ヮ・)っd日~【ホットミルク】 ◆tXCNr7hZJ. :2008/07/03(木) 02:17:29 ID:FiiYj0qF
ぷっちに真夜中に警察署の相談課に電話させんじゃねえよ。
たぬきぽんぽん。
空中に放り投げた土屋入りの瓶は空高く舞い上がり、やがてみつこの
頭上へと落下した。みつこの脳天からは鮮血がほとばしったが
妄想の産物であるみつこにダメージはなかった。と設定した。
この瞬間を待っていたんだ
元社長は喜び勇んで土屋入りの瓶を股間に押し当てると、その中に大量に射精した。
(警察よりスレッド削除のほうがいいんじゃないかな)
ぷっちの耳に適当な天の声が聞こえた・・
そんな時ぷっちは失神していたようだった。
95 :
優しい名無しさん:2008/07/03(木) 10:25:19 ID:6VbJhSKW
恍惚の元社長
妄想のみつ子
失神のぷっち
失神したまま魔法がとけリアルサイズにどろどろになりながら戻っていくぷっち
何事もなかったかのように頭からの出血が止まってビンを探しまわってるみつ子
射精したとはいえまだ1回分の変身ならぬ射精を袋に蓄えて笑みをもらす元社長
うんこのしみがついてますようんこのしみがついてますようんこのしみがついてますようんこのしみがついてますようんこのしみがついてますようんこのしみがついてますようんこのしみがついてますよ
97 :
優しい名無しさん:2008/07/03(木) 12:30:50 ID:znyLaTda
事実、ぷっちの下着にはうんこのシミがついていた。
シミというよりも、本物を蓄えてあった。
ぷっちは、前かがみになり自分が漏らした量を確認する。ワインを飲んで下痢になったのが原因らしい。
元社長も、ぷっちが漏らしたうんこの量が気になり近づいてきた。
みつ子は、「面白くなってきた。」と、他人事のように喜んだ。みつ子は片手に空ビンを持っている。
さ、旅を続けようぜ
全裸の元社長が他の二人を促した
みつこが精液入りの瓶を両手でしっかりにぎりしめながら元社長の側にそそくさ歩み寄る
ぷっちも半笑いで体全体を白濁、一部を黄土色に、染めながらよちよちとにじり寄って来た
旅はまだ始まったばかりだった
果てない荒野
俺たちの明日はどこにある。
そのとき夕日が沈んだ・・・
100 :
優しい名無しさん:2008/07/03(木) 23:36:50 ID:6VbJhSKW
途端に闇がくる、闇がくると怯えるみつ子
焦燥・不安・恐怖・狂気
はたで見ても分かる位に段階的に闇がみつ子をおとしめた
ビンの中身を一気に飲み干し、いつもの如くいつもの男達にフェラしに向かう
まだまだ精液が足りない
狂気のみつ子を止めるべくモノをしごきながら小走りな後を
追う男色き○がいと泥々きち○い
男色○ちがいにはあと一発たまがあるはずだ!
ぷっちは
「たぬきぽんぽん」
と言ってみつ子に手を振った
102 :
優しい名無しさん:2008/07/04(金) 01:48:13 ID:O5ZVj7yL
そんな排泄物塗れのぷっちをまるで相手にしないみつ子。
インポ野郎には全く興味が無いようだ。
いつの間にか元社長が辺りを見回してもいない。
はぐれてしまったのだろうか?
日は山の端に完全に隠れ、その名残だけが松本城を染めている。
みつ子は
「もう二度と戻ってこないわ・・」
と言ってぷっちの後を去った
「あなたには名無しがいるもの・・」
と捨て台詞を吐いた。
精液と糞にまみれ一人取り残された狂人は、とりあえず街を目指した。
精液も糞ももう渇いている。匂いなどどうということはない。自分は真夏に三ヶ月風呂に入らなくても平気なのだ。
小一時間あるきつづけると、峠のコンビニの明かりが見えてきた。
よし、あそこで亀頭ダンスを披露して、報酬として賞味期限切れの弁当を
恵んでもらおう。我ながら名案だと彼は思った。
105 :
優しい名無しさん:2008/07/04(金) 23:44:36 ID:O5ZVj7yL
亀頭ダンス
コーヒールンバを唄いながらブリッジの体勢で亀頭を振り踊る
ぷっちは臭いパンツを面倒臭そうに脱ぎ捨て排泄物に塗れた身体を横たえた所で気付いた
「そうだ!元社長をさがさなければダメだ!」
夜の戸張が降りたこの町でコンビニから照らされる光は身体の脂と精液のテカりを増している
ぷっちは辺りを見回す
亀頭ダンスのフィニッシュには、かぶとあわせがあるのだ!
106 :
優しい名無しさん:2008/07/05(土) 00:33:32 ID:3hRnZzqb
その時、店内にピンポーンと電子音が響きわたり入口のドアが開くと、全裸の男が入ってきた。
なんという偶然だろう。いや、運命というべきか。元社長との再会である。
言うまでもなく、元社長はフル勃起状態だった。
107 :
sage:2008/07/05(土) 11:39:10 ID:rG8bs2Cg
フル勃起の元社長
はん立ちのぷっち
行方不明のみつ子
みつ子は居ないがやるしかない
2人しかいなくても出来るはず
ぷっちは元社長に合図を送った
しごきながらにじり寄る元社長
果たして合図は伝わってるのか
こんな時みつ子のビンがあれば
不安を覚えつつも空腹が訴える
声の調子を確かめるべく咳払い
気を取り直してダンスを始めた
♪むかしーアラブーの…
108 :
優しい名無しさん:2008/07/05(土) 11:49:52 ID:zUy1+Xoe
===========人権侵害につき終了==============
なにやってんだおまえら!
店主であろう初老の男がバットを片手に震えながら叫んだ。
怖いのは当然だといえよう。
店の中で突然一人の中年男性が全裸になり、歌いながら性器の先をを何かにくっつけようとしているのを目撃したのだ。
おおよそありえない光景に通常の人間なら恐怖を感じないわけがない。むしろこの店主は
勇敢ながほうだといえよう。その店主らしき男はカウンターに駆け上がり精一杯の威嚇として、叫んだ。
僕アルバイトォォォォ
すると突然ピカチュウが現れ
かめ●め●の様なビームで辺りを消し飛ばした。
111 :
優しい名無しさん:2008/07/06(日) 03:37:23 ID:Dtjhtchq
あ
112 :
優しい名無しさん:2008/07/06(日) 03:43:31 ID:Dtjhtchq
ぷっちは生きていた。
ぷっちは瓦礫の下から這い出ると、ピカチュウに向かって飛び蹴りを決める。すかさず喉輪落としを炸裂させた。
この技は、ぷっちが過去に両親に繰り出して長野県警を動かせたほどの必殺技である。
113 :
優しい名無しさん:2008/07/06(日) 05:23:20 ID:OEfB3y4/
ピカチュウは元長野警察署で勤務していた
ピカチュウは誰からも好かれる好青年だった。
文武両道でルックスもどことなくポケモン臭がしたし、
といって語尾にピカーとか安易につけないところが高く評価されていた。
115 :
優しい名無しさん:2008/07/06(日) 12:33:59 ID:90zCaC0c
ただそんなピカ厨だが
弱点があった
みつ子のビンだ!
気を抜くと吸い込まれてしまうま
116 :
優しい名無しさん:2008/07/06(日) 12:35:41 ID:fIyw1+2N
ピカ男はニートかつメンヘラだっちゃ!!
117 :
優しい名無しさん:2008/07/06(日) 12:39:10 ID:fIyw1+2N
ピカ男「今日の小遣いくれよ・・・サトシ。」
サトシ「・・・・・・」
118 :
優しい名無しさん:2008/07/06(日) 20:48:58 ID:Dtjhtchq
コンビニには、もう一人の来店者があった。彼女は商品棚のカップラーメンを一心不乱に万引きしている。
みつ子だった。
もちろん、片手にはビンを持ってあった。
119 :
優しい名無しさん:2008/07/07(月) 07:43:30 ID:DHFp0lZJ
「マスター、このビンに冷えたホッピーを入れて頂戴。」
みつ子は窓の外に降り続く雨を見つめながら言った。
「お客さん、これで最後ですよ。特別なホッピーを作りますから元気出してください。」
みつ子は差し出されたビンを見つめた。
ビンの中には、ブラウンの世界に煌めく無数の星達の様な気泡が生まれては消え、繰り返していた。
「あぁ、あたしこのダークブラウンな世界で小さな気泡の様に煌めいて生きていくわ」
みつ子は、ただそう胸に呟いた。
120 :
おばしゃん:2008/07/07(月) 07:44:47 ID:5/U/tq1y
うんこのしみがついてますよ
よく見るとそれはうんこのしみではなかった
くせが違う 汗が違う 愛が違う 匂いが違う
122 :
優しい名無しさん:2008/07/07(月) 22:07:28 ID:RsBejYpP
瓦礫の下で狂人はなにが起こったのかわからずにいた
元社長と亀頭ダンスを始めようとした刹那、突然の爆発・・・
煙の中からジミーが現れた。
肩をいからせながら、元からガタが来ている継ぎはぎだらけの
しけたおにぎり屋台の前をスタスタを通り過ぎ、
祈祷ダンスを一瞥すると何事も無かったようにイギーの方を向いて
呟いた。「それより問題はスパゲティだよ」
124 :
優しい名無しさん:2008/07/08(火) 03:06:49 ID:E7aA/+UR
「スパゲッティだって?」
爆発あとの瓦礫の中から這い出てくるルナティックダンサーズ
痛みより空腹の方が2人には堪えているようだ
元社長は弾んだ声で
「よーし、夕飯はスぱホッぴィにしやう♪」
瓦礫の間で火が起された。
屋台骨やベニヤ板を剥ぎ取ろうとイギーが爪を立てていると背後に狂人がぬぅっと立っている。
腕を大きく振り「どきな」と示すと適当な大きさの板や角材を軽くへし折り
あっという間に大量の燃料が出来上がり、眼鏡をずりあげるとイギーは思わずヒューと口笛を吹いた。
油缶を一缶たらして火をつけると組んだ瓦礫の中で揃った大きさの燃料は湿気を飛ばし青く燃え上がった。
もとは屋外に設置されていた給水用のホースから空になった油缶に水を注ぎ、火にかけた。
「その辺にスパゲティ塩もソースも、皿も何でもあるよな。便利だよな。」ジミーは煙草に火をつけ、
火をじっと見つめて誰にとも無く言う。
126 :
優しい名無しさん:2008/07/09(水) 20:12:27 ID:stAWvBrq
幻だった
いつからかは分からない
みつ子がビンのふたを開けると諸々が吸い込まれていった
異議ーとか地味ーは勿論スパゲッティすら無い事に
空腹を絶えていた元社長は意味を為さない声を発しながら全身で抗議していた
全てはぷっちが作り出した汚らしい空想の産物だったようだ
みつ子のビンには精液だけが月明かりに照らされ白く淀んでいる
「かぁっ俺は自分があたりまえすぎて嫌になるぜ」
ページを繰りながら喧嘩は頭を掻き毟る。
「喧嘩君、権田という人が呼んでいるよ」
喧嘩はコミックから顔を上げた。
ブルーな番長はこのところ、持て余した時間を誰も居ない教室で
漫画を読みふけることに費やしては益々ブルーになっていた。
やっとおでましか・・喧嘩は机の上にコミックをばさと引っ繰り返した。
喧嘩が立ち上がったのを見て廊下へ引っ込んだ三年生は
よく見るとイギーに似た眼鏡をかけていた。
最後のチョイキャラだったな・・。喧嘩は口の端で笑うと
憂鬱な気分を飛ばすために権田はもうもうと砂煙る校庭へ向かう。
梅雨明けの空に太陽が覘き、校舎の外で待つ権田呉男らの
学ランをじわじわと焦がしていた。
>127 11行目 ×ために権田はもうもうと ○ためにもうもうと砂煙る校庭へ向かう
祈祷ダンスでコンビニの残飯ゲットの夢を断たれた元社長と狂人ぷっちは
コンビニ残骸跡で途方に暮れて佇んでいた。
二日間何も食べていない彼等には、傍らに転がっているコンビニ店長の焼死体さえ
ローストビーフに見え、みつこの瓶の中の精液がキンキンに冷やしたカルピスにさえ見えた。
貸せッ、元社長は苛立ちまぎれにみつこから瓶を取り上げると
せめてもの腹のたしにしようと中の精液を口元に運んだ。
俺にも分けろッ!狂人がすかさず元社長の飲精を阻止すべく、
元社長に飛び蹴りを放った。背中を蹴られ、よろめく元社長。
彼の手から滑り落ちた瓶は逆さまに地面に落ちた。
中身は地面に混ざり、白濁は地表を流れた。
貴様アアアアアアアアアアアアアアア
元社長の苛立ちはとうとう頂点に達したようだった。そして鬼のような形相で狂人につかみ掛かった
この些細な争いが後の大惨事の発端だとは、その場に居合わせた者誰一人知るよしはなかった
130 :
優しい名無しさん:2008/07/10(木) 23:34:23 ID:UV4HmOxl
掴みあい硬直状態
力は亀甲しており先に動いた方が負ける
プルプル震える筋肉
プルプル揺れる股間
二人は知らない
ビンを割られたみつ子の怒りの恐ろしさを
そしてまだ誰も知らない
精液が地面に吸い込まれず何かの形に盛り上がっている事を
131 :
優しい名無しさん:2008/07/15(火) 19:25:50 ID:na1S6Ms0
そして夜は明ける。
132 :
優しい名無しさん:2008/07/16(水) 03:19:28 ID:Qm+HO8CI
みつ子は路上に寝ていた
133 :
優しい名無しさん:2008/07/16(水) 04:37:31 ID:sDMOZG3/
その時目に入ってきたものは!
134 :
優しい名無しさん:2008/07/16(水) 10:08:21 ID:sC01u0/z
全裸の元社長だった。
もちろんフル勃起状態である。
135 :
おばしゃん:2008/07/16(水) 10:14:23 ID:DRNPsErZ
うんこのしみがついてますよ
136 :
優しい名無しさん:2008/07/16(水) 12:01:37 ID:cDtkaVPu
そして、全裸の元社長は勃ったまま、俺にこう言った。
「や ら な い か ?」
137 :
優しい名無しさん:2008/07/16(水) 12:10:32 ID:DRNPsErZ
誰かリョウジ歯科って言うスレをたててください
スレは立たないが社長は勃っていた。
しかし2日間なにも食べていないのだ。
30秒ほどであえなくしぼんでしまった。
気まずい雰囲気の二人を、急に降りだした雨が叩きつける。
精液もいつの間にか流れ去っていた。
139 :
優しい名無しさん:2008/07/16(水) 23:43:37 ID:OOzA0rz+
とりあえずマラソンしよう!
狂人と元社長とみつこは一目散に走り出した。
コンビニ爆発の件でパトカーと消防車数台の近づく明かりが見えたからだ。
警察の無線「テロリスト三名を補足、一人は男性、全裸の模様」
141 :
優しい名無しさん:2008/07/17(木) 14:55:21 ID:kz9Cw04a
全裸の元社長はサイレンに走りながらも反応していた
もちろんフル勃起状態である
それでもサイズは小指の先ほどでしかなく、皮は一寸たりともめくれていなかった。
そして彼の頭髪とは正反対の、黒々とした密林に覆われており、表向きは完全に姿かたちともに見えなかった。
そしてあまりに激しく走りすぎたために睾丸の片方が体内に入り込んでしまった。
そこを運悪くさらに股で強烈にはさみつけてしまった。
それからプチッ。という鈍い音がして、2センチ大のボール状の物体であるそれは、潰れた。
その場にうずくまる彼にサイレンが追いついた。
それからガタイのいい男たちが車から降りてきて、こう言った。
143 :
優しい名無しさん:2008/07/18(金) 00:22:23 ID:FyYTGWU8
「また、お前らか…。」
ブババーーッ
狂人は恐ろしさのあまり失禁したが、何も固形物を食していないため液体を微量に噴出しただけだった
みつこは逃げるのをやめ、ニヤニヤしながら割れた瓶のカケラを集めていた。
元社長は脚をガクガクさせながら泣きそうな顔で
ファイティングポーズをとった。今の彼にできる精一杯の抵抗だった
145 :
優しい名無しさん:2008/07/18(金) 10:56:05 ID:mQGykXQ+
狂人の排泄した液体、みつ子のビンの中身、それと怯えた元社長のよだれと涙
それらの汚物が合わさりパトカーに襲いかかった!
が、フロントガラスに付着したそれらの汚液は、ワッシャーを一回かけた後、ワイパーで綺麗さっぱり拭き取られた。
それを見たみつこはニヤリと笑うと、持っていた割れた瓶のかけらを両手に握りしめ、警官に突進した。
しかし屈強な警官のひざ蹴りによって腹部を強打され、泡を噴きながらその場に前のめりに倒れ臥した。
元社長は鼻水と涙をとめどなく垂らし震えながら、ボクシングスタイルのままその場に硬直していた
一方狂人はまだ排泄し続けている。
もはや音しか出ていない。それもそうだ。
何も食べてないのだから。
狂人は立ち上がると警官に喉輪落としを食らわせた。
そのまま腕に噛み付いた。
元社長は震えながらもファイティングポーズをとっている。
もちろんフル勃起状態である。
148 :
優しい名無しさん:2008/07/20(日) 01:19:56 ID:dpXpTGtm
その時、機動隊のバスが到着した。長野県警も土屋一家撲滅に必死な様子だ。
みつ子はビンを抱きしめながら、「面白くなってきた。」と、まるで他人事のようにはしゃいでいる。
土屋一家が何をしたというのだ。
どこかで天の声が聞こえた
150 :
優しい名無しさん:2008/07/20(日) 19:38:40 ID:wu1eBd3P
「グギョェッ」
みつ子の口からまるで豚を絞め殺したような奇声が。
崩れ落ちながら意識を失うみつ子。
首の周りには黒い煙が漂っており、たどっていくとビンの中から溢れている。
ヒタヒタと四つんばいの狂人にも忍びよって行った!
四つん這いで尻をこちらにむけた体勢の狂人を見つけた元社長はその姿勢に激しく欲望をたぎらせた
せめてもう一度あの肛門の感触を!突如走り出した元社長、動くなと叫ぶ県警の制止ももはや聞こえないようだ
狂人は、なにごとかと振り返ると、猛然と走り寄ってくる元社長に戦慄を覚えた。同時に
過去の忌まわしき記憶がフラッシュバックして錯乱状態に陥った
アナルはらめええええええええ
狂人が声の限りに叫ぶとその姿はみるみる小さくなった。
ターン、思わず機動隊の一人が発砲した。弾丸はみつこの目と目の間にもう一つ穴を作った。が、
妄想で作られたみつこにはあまりダメージがないようだ。
152 :
優しい名無しさん:2008/07/22(火) 20:56:27 ID:BvpSTx9J
みつ子は、「面白くなってきた。」と、まるで他人事のように喜んだ。
突如姿が見えなくなった狂人に警察側は焦りの色を隠せなかった
狂人を捜すのに気をとられている警察官の隙をつき、元社長は装甲車の運転席に忍びこんだ
「ぶりぶりぶり〜」
元社長は何も食ってないので音しか出ない。けど悪臭は充分に装甲車のクルーを気絶せしめた。
みつ子がクルーを外につまみ出すや元社長は上がり警官にファイティングポーズをとった。
「たん、たーん」
挑発された警官はすかさず発砲。するも、元社長は間一髪で中に滑り込む。
と同時に操縦席に座るみつ子がレバーを倒し込む。目標はパトカーだ。
「ぶりぶりぶり〜」「おげ〜〜」
元社長が勢い良くかましながら座席に腰を下ろした。その尻の下には嘔吐するも水しか出ないリトル狂人。
がんばれ、狂人軍!
ファイヤッ
元社長のかけ声で、みつこは機関銃の発射ボタンを押した
35mm口径のマシンガンの弾は、パトカーをまるで庄司に指で穴を開けるがごとくやすやすと貫通した
そして穴だらけになったパトカーは数秒後、映画のように派手に爆発した
大破したパトカーを見せ付けられ警官たちは手を揚げ降服の意志を示した
元社長は上に上がりファイティングポーズをとりながら警官らに命じた
「制服を脱げ」
もちろんフル勃起状態でである
一方、みつこは装甲車の中で拘束用のテープを見つけた。
それで瓶のかけらをくっつけ、見事元の形に修復した。
そして、座席の上で失神しているミニマム狂人をめんどくさそうに
親指と人差し指でツマミあげると、瓶の中に静かに落とした。
カーッ、ペッ、一仕事終え満足気なみつこは、ついでに瓶の中に痰も吐き喜びを表したのだった。
158 :
優しい名無しさん:2008/07/26(土) 11:19:52 ID:d6JPiR34
するとビンの中の狂人がみるみる大きくなってくる。
ビンをつきやぶり元のサイズに戻った。しかしその姿は拘束テープにぐるぐる巻きにされたミイラのようだ。
しかもビンのかけらが身体に食い込み全身至るところを傷つけてるがテープに覆われており破片を抜く事が出来ない。
みつ子は「面白い!面白い!」と大笑い。元社長はテープを引っ張るが余計に痛がる狂人。
インポのチンポだけが頼りなさげに外の世界に顔を出している。
159 :
おばしゃん:2008/07/26(土) 11:41:13 ID:UDpcOldp
うんこのしみがついてますよ
160 :
優しい名無しさん:2008/07/27(日) 01:20:36 ID:Ca9hZGVd
土屋は夏場でも3ヶ月は風呂に入らない。
うんこのシミも当然だった。
狂人軍は警官たちをたおした。
狂人軍は警官の服と装甲車を手に入れた!
警官の一人が仲間になりたそうにこっちを見ている!
するとピカチュウが現れこう言った。
もう飽きた
164 :
優しい名無しさん:2008/07/30(水) 22:24:05 ID:YxmjUsxN
飽きたと、もう黄色い鼠でいるのは苦痛でしかないとそっとサトシに呟けど、今これを止めるわけにはいかなかった。
サトシはピカ○○ウに依存してしまっている。元々友人が皆無だったサトシには、心の拠り所であったピカチ○○という存在が無くなることに酷く恐怖し、今日もモン○○ーボールにピカ○○○を閉じ込め、涙ながらに手のひらにある球体に囁いた。
・・・・・そこで目が覚めた。
これまでのすべては狂人の夢だったのだ。太陽はもう西の方向へ傾き始めている。
下校途中の小学生の喧騒が遠くからかすかに聞こえる。
今日も何をするわけでもない、ただ食って寝るだけの新しい日々が始まる。
166 :
優しい名無しさん:2008/08/03(日) 01:23:06 ID:C88vnAjy
しかし、土屋にもやる事はたくさんある。
みつ子に恐喝されてみたり、冷やかしで就職の面接受けてみたり、両親を殴って長野県警を呼んでみたり…。
ぷっちも、けっこう忙しい。
167 :
優しい名無しさん:2008/08/03(日) 03:44:22 ID:BqDkxM6p
もしかして自分は全てにおいて負け組ではないか?
社会的に男として人間としてさらにいえば生き物として。
もう脱却したいものだけれども出口が見えない
それだけではない、むしろ暗いのだ。
何をしてもダメダメダメダメダメの連続だ。
早く早く早く…周りは上手い具合にいっている。
自分だけ落ちこぼれ、スロースターターではすまされない。
じゃあいつになったら?
そんなこと自分も誰も知ったことではない。
じゃあこうしようとか浮かぶべば…
自分がどうなるかなんて緒戦、自分次第。
というものの自分に何が出来る訳?
そんな質問に対しても、自分は何も出来ませんとしか自分に言えない…
何が自分を突き動かしてくれるものなのだ?
いい年になってダメダメニート病人?、ニートでも楽しめてたらいいのにね…
友達もいない、彼女もいない、頼れる人もいない、自分自身がダメ。
人間って人間が回りにいないと生きていけない動物、つまり自分は死である。
168 :
ロサンジェルス:2008/08/03(日) 08:32:30 ID:RPQ85zIc
と、マイナス思考になってみて、そんな自分の悲劇性にジーンと心が痺れた。
思う存分、「かわいそうな自分」に酔ってみるのも楽しそうだと思った。
自分はダメダメニートである。
そうやってひとしきり泣いた後、泣くのも飽きて喉がかわいた。
冷凍庫をあけてみたら、ガリガリくんソーダ味があった。
彼はガリガリくんをガリガリ囓りながら、日没の街角を歩き始めた。
169 :
優しい名無しさん:2008/08/05(火) 14:38:19 ID:TcDfIU51
ガリガリくんを片手に歩き始めるとカワイイぎゃるが歩いている
アイスのことなど忘れて見入ってしまう
だがナンパもダメダメ…上手くいかねぇなどうせ
あーあ、久しぶりに行くか車出すの面倒だけど
と、車に乗り込みヘルスへ行こうとナビをセット
目的地につくとやはり女が気になる
ナンパをしてみようと試みるが疲れるから割り切って
ヘルスに入り若い巨乳ギャルを指名
ホテルに着くと写真と同じ子が来るかとちょっと考える
トントン、どーぞ まぁまぁじゃないか
久々ということで早く行ってしまい女の体を見ながら手淫をする
そして、ヘルス嬢と雑談をする
内容もありきたりのことだ いくつに見える俺 血液型は 月収どんなもん
好きなタレントはとか
果てた自分は風俗店を出てぼーっと歩く人たちを見ている
キャッチ、カップル、危なげな人
そして家路に着き風呂に入り眠るのであった
こんな日々が繰り返されるのかと回想して凹んでいたのだが
負け試合の逆転のように良い転機が訪れるのであった
それは…
170 :
優しい名無しさん:2008/08/22(金) 02:55:53 ID:jYDu7syt
夢である
「何も積み上げない者には何も生まれない」
社会と関わらない毎日は狂人から自己を客観的に判断する術を失わせた
狂人は今日も逆転ホームランを打つ夢だけを支えに離れで汚く生を貪る
社会から逃げ自分から逃げ、何れ来る悲惨な未来の予想をも逃げながら
だが逃げられる物ではない
日付が変わった
破滅はまた一歩狂人に近づいた
そろそろ息づかいが伝わるだろう
別に
そんなクールなピカチュウが狂人に放った言葉
「俺のモンスターボール見てろよ^^」