【マンドクセ】子手擦れ ヾ(´ω`)ノ゛3【タリータリー】

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23優しい名無しさん
586 名前:夢見る名無しさん[sage] 投稿日:2007/11/06(火) 00:50:49 0
記者の目:物足りなかった松坂のメジャー1年目=高橋秀明
 米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔投手(27)がメジャー1年目のシーズンを終えた。
日本人ルーキー過去最多の15勝を挙げ、ワールドシリーズでも日本人初勝利を飾り、
1年目から「世界一」に貢献した。一応の成功を収めたと言っていいだろうが、98年の甲子園の春夏連覇、
06年の国・地域別対抗戦(WBC)優勝の雄姿を現場で見てきただけに、物足りなさを感じる試合が多かった。
その原因は「過保護」な米国式練習にあったような気がしてならない。
 今年2月18日、春季キャンプの初日。松坂投手はブルペンで47球を投げたが、
首脳陣から▽投球は6〜7割程度の力で▽時間は12分▽球種は直球とチェンジアップだけ−−
という細かい指示を受けた。2日目はブルペンへの出入りさえ禁止された。公式戦に入っても、
登板の合間にキャッチボールをする時でさえファレル投手コーチがぴったりと寄り添い、投げ過ぎに神経をとがらせた。
 ファレル投手コーチは「彼の調整法を理解しようとしているところだ」と、松坂投手の調整法に歩み寄る
姿勢を見せたが、ついに十分な練習量は確保されなかった。首脳陣は登板日の球数にも気を使った。
登板32試合の1試合平均の球数は109球にとどまった。関係者は「エンジンがかかってきたと思ったら降板、
という試合が少なくなかった」と指摘する。
 「スライダーが思うように曲がらない」と悩んだ滑るボールは、球数を投げることで慣れるしかない。
コンクリートのように硬いマウンドで思い切って足を踏み込めず、球威と制球に影響が出た裏には、
投げ込んで下半身をつくる練習量が不足していたことがある。松坂投手の投球から大胆さが消えて映ったのは、
打者に向かっていく以前に、自信の裏付けとなる投げ込みの量が足りず、不安を感じていたからだろう。

毎日新聞 2007年11月6日 0時12分