1 :
優しい名無しさん:
教えて下さい
タイトルと著者とできれば内容や感想etc…
2 :
優しい名無しさん:2007/06/14(木) 21:15:45 ID:FlugaLaf
だから完全自殺マニュアルだって
3 :
優しい名無しさん:2007/06/14(木) 21:18:25 ID:bag6Wlum
デイヴィッド・ヴォイナロヴィッチ「ガソリンの臭いのする記憶」
故人のゲイアーティストの綴ったフィクションかノンフィクかわからないけどかなり壮絶な内容。
ニューヨークのとあるミュージシャンとバロウズが大絶賛してたので買ってみた。
体も頭も重くなること請け合い。
4 :
優しい名無しさん:2007/06/14(木) 21:22:56 ID:4zmbFqCJ
>>3 ちょっと読んでみたい
概要を3行で
ついでに
>>2も概要を3行で。
5 :
優しい名無しさん:2007/06/14(木) 21:31:03 ID:xgSd7lFw
漫画もおkなら「よつばと!」
小さい女の子の日常を描いたマターリした漫画。
鬱の時でもこれだけは読めたって人も居る。
同じ作者の「あずまんが大王」も面白いらしいけど方向性が違うらしい。
6 :
優しい名無しさん:2007/06/14(木) 21:36:09 ID:bag6Wlum
短編集で、文体は翻訳の精度を信じるなら、かなりうつろでときに支離滅裂。
イリーガルな世界観が日本人には縁遠く感じられるけど、村上龍のイビサから
官能性や過剰な演出や読みやすさをなくして死のイメージに特化させた感じ。
7 :
優しい名無しさん:2007/06/14(木) 21:54:57 ID:bag6Wlum
ユンイサン「傷ついた龍」
韓国人作曲家のユンイサンと現代音楽に造詣の深い女流ドイツ人作家の対話で進む
とてもリアルな作曲家の半生から政治・芸術へのパースペクティヴに発展していく読み応えのある内容。
両者とも見識が高いだけでなく、難解な言い回しやアカデミックなひけらかしの態度がなく
共に弾圧され拷問を受けた体験からか人の痛みや異文化に対して寛容なので
尊敬できる人が見つからない人にオススメ。日本人読者向けの作曲者の前書きもついてた。
8 :
優しい名無しさん:2007/06/14(木) 22:00:24 ID:bag6Wlum
奥瀬サキ「低俗霊DAYDREAM」
マイナー漫画らしいけどメンヘラ直球の内容なので新古書店で見つけたら買ってみてください。
あと一巻の全十巻で完結らしいけど、全国から何十人も集まる集団焼身自殺計画を
SMの女王様を生業にしてる主人公が阻止できるか否やというところで今んとこ終わってます。
9 :
優しい名無しさん:2007/06/14(木) 22:11:10 ID:bag6Wlum
小林和之「おろかものの正義論」
正しさとは何かという事について、人を殺してはいけないのはなぜかという問いに始まり
脳死や死刑制度を題材にして、先人の引用を排除した平易な言葉と理によって読者に考えさせる本。
もう世の中何を信じていいのかわからない!という前後不覚な人に。
著者は自分の見解の単なる押し付けではなく考え続けることによって
優しさへの絶え間ない挑戦にそっと導こうとしています。
こういう本をもっと若い頃読んでおくべきだったと思う。