1 :
優しい名無しさん:
2 :
優しい名無しさん:2007/05/01(火) 15:04:21 ID:igIK/JCa
3 :
優しい名無しさん:2007/05/01(火) 21:47:04 ID:WdyueGzn
>>1 乙です
漫画だけど、遠藤淑子「スマリの森」を読み返してる
絵も話も地味なんだけど、疲れた時にはじんわり効く
4 :
優しい名無しさん:2007/05/01(火) 22:19:47 ID:ZeNWuzij
>>1乙(・∀・)
今日もe-ブコフで大量注文…早く届かないかな(゚∀゚)
5 :
優しい名無しさん:2007/05/01(火) 22:54:03 ID:xIKzTZWV
マリファナ青春旅行
6 :
優しい名無しさん:2007/05/02(水) 00:54:37 ID:gPTrgQD6
エックハルト・トール著「さとりをひらくと人生は楽になる」
7 :
優しい名無しさん:2007/05/02(水) 01:14:55 ID:TfUdBm0x
安部公房「壁」
初期からイッてるなこの作者。オチの強さにばらつきがあるのが難か。
8 :
ラブミ:2007/05/03(木) 03:57:06 ID:sTgqvQqL
1さん乙かれ〜
9 :
優しい名無しさん:2007/05/03(木) 07:23:57 ID:QD1b6zgD
今東野の幻夜読んでるんだけど、相変わらず憂鬱になるな〜
やっと立った、1乙!
11 :
優しい名無しさん:2007/05/05(土) 01:40:59 ID:vvzgoaLb
細川貂々さんの「ツレがうつになりまして」はよかった。
鬱はどんなものかとか鬱の身内への接し方とか良くまとまってる。
不安の種
新暗行御史
ホラー漫画好き
自分もe-BOOK・OFFで頼んだ。GWだけど、即日発送してくれたみたい。
楽しみだ。ありがとう、BOOK・OFF
>>12 新暗行御史の絵好きだー。
神林長平「雪風」を読み終えて、アマゾンからの立野信之「叛乱」待ち。
運送会社はゴールデンウィークでも休みなしか。本当に感謝です。
リサイクル文庫やら図書館から借りてきた本を読むのに必死で
最近全然新品の本買ってないや。
やっぱりお金出して読む方が楽しい
15 :
優しい名無しさん:2007/05/06(日) 01:04:35 ID:iftUKk5b
>>13私も雪風読んだよ。面白かったー。
鬱だと感情的な描写の少ないSF小説が読みやすい。
16 :
優しい名無しさん:2007/05/06(日) 01:50:50 ID:rm1nDYxN
オーケンと中島らも
今の精神社会を鋭い切り口で批評している本ってありませんか?
>>17 今更だけど「佐賀のがばいばあちゃん」
夕方買って、今読み終えた。
反則技の連発だった。
>>17 原田宗典とかどう?
さくさく読めて、でも考えさせられる
>>17 フェミだけど上野千鶴子はどう?
説得力ある厳しさならこの方でしょう。読んでいて精神が引き締まる。
薦めすぎわろた
うん。俺なんて2冊も薦めてるw
24 :
優しい名無しさん:2007/05/09(水) 00:24:51 ID:8ia4Rjmg
恩田陸
黄昏の百合の骨
ひゃーなんだこれは
ちょっと世界が違う
金閣寺
どうでもいいことだがここのスレタイがメルヘン読書室に見える
フラットな世界
・・・もうなんと言うか、更にどん底に突き落とされるorz...
村上春樹の「アンダーグラウンド」
辞典みたいに分厚いから、休養中の今しか読めないと思って。
スパイダーマン1の文庫
近所の書店をしらみつぶしにあたったが2が無い・・・
29 :
優しい名無しさん:2007/05/13(日) 00:05:39 ID:fqVPpwA6
>>17 >今の精神社会を鋭い切り口で批評している本ってありませんか?
『ひきこもりの国〜なぜ日本は「失われた世代」を産んだのか』
マイケル・ジーレンガー
「幸福らしきもの」
原田宗典
ああーやっぱりおもすろい
31 :
優しい名無しさん:2007/05/13(日) 20:45:08 ID:bRSQrHl3
■今日22:00 NHK教育■
□★柳美里 特集★□
在日韓国人で、芥川賞作家でもあり、大の親日家でもある柳さんです
みてね(^^)
32 :
優しい名無しさん:2007/05/16(水) 00:59:12 ID:PzV4Dmcj
ニューロマンサー ウィリアム・ギブスン
マトリックスとか好きな人は楽しくよめるんじゃないかなあ。
作者よくこんな事思い付くわ。
定期保守
橋本治『蝶のゆくえ』は良かった。
34 :
優しい名無しさん:2007/05/16(水) 01:08:32 ID:EctwIm9t
ハンニバル・ライジング
T・ハリス
映画観てないけど、面白かった。
35 :
優しい名無しさん:2007/05/16(水) 16:27:00 ID:V3gvYDdB
活字本覚えたてで、初めて本の板を2ちゃんねるで
探そうとしたとき、板の場所がわからずメンヘルの板に
きてしまった。で、メンヘルがメルヘンだと思いメルヘン作家の
話をしてしまった・・・
その後、住人がOFFでピンセットみたいなもので1枚づつページを
めくって本を読んでくれたが、なぜピンセットなのかツッコミを待っていたのか
「おまえわざとか?」とかイヤミを言われた。
オレはぜんぜん悪くないのに、イヤミを言われてアタッマきた。
芥川龍之介「歯車」
真ん中あたりまで読んだ。頭がからっぽになってイイ。
色々と悩んでたけどすっきりしたわ。今夜中に読み終えたい。
安倍公房「他人の顔」
死に至る病
キェルケゴール 著
斎藤信治 訳
角川の「ドミノ」って奴。
オムニバスみたいだ。これからどうストーリーが連結していくのか楽しみ!
逆柱いみり「はたらくかっぱ」とねこじるのインドの本。
夏目漱石「それから」
41 :
優しい名無しさん:2007/05/19(土) 20:14:52 ID:6e8xhmVg
「夜と霧」ヴィクトール・E・フランクル著 みすず書房
ナチス政権下、ユダヤ人という理由で強制収容所で
生きた精神科医の記録。
「己の生に価値はあるのか?」という問いにひとつの
答えを出してくれた本である。死のうかどうか迷ってる
人は一読されたし。
42 :
優しい名無しさん:2007/05/20(日) 16:41:39 ID:BO2ESKV9
age
講談社から出版されている
『自殺未遂 「死にたい」と「生きたい」の心理学』
著者:精神科医 高橋祥友
まだ読んでる最中ですけど。
バール、コーヒー、イタリア人
↑これ本の名前です
イタリア人わろた
47 :
優しい名無しさん:2007/05/21(月) 09:36:39 ID:NSHacpzQ
なにか希望が持てる本はありませんか?
40直前にしてうつにかかり、戻るべき会社は潰れ行き場を失っています。
48 :
優しい名無しさん:2007/05/21(月) 11:59:05 ID:ALTVbw0m
>>47 「戦い いまだ終わらず」落合信彦著 集英社文庫
第二次大戦後シベリア抑留から帰国した主人公が起業していく話し。
「それでも人生にイエスと言う」ヴィクトール・E・フランクル著 春秋社
ナチス政権下 強制収容所で生きた精神科医の講演記録
歴史小説とか
まだ鬱の人には複雑なのはきついかも。
やっぱり「バール、コーヒー、イタリア人』
51 :
優しい名無しさん:2007/05/21(月) 17:32:19 ID:uJthd+UJ
カミュの「転落・追放と王国」読んでる
「影をなくした男」を買った。
楽しみ。
53 :
優しい名無しさん:2007/05/23(水) 03:14:07 ID:tKBJz/pQ
徒然草面白い
54 :
優しい名無しさん:2007/05/23(水) 03:29:00 ID:mVEehzEH
児童書が好き
ハリポタ系だけどハリポタよりズバリ言う感じ
バーティミアスだよ☆
ミステリーをこのごろ読んでいる。
「全てがFになる」森博嗣(講談社文庫)
コンピュータ関連とかがわかっていると面白さが増す。
やばいドミノ面白い。
土日に一気に読もう
ホラー小説、ハンニバルシリーズ、毒親などメンヘルの本。
軽い恋愛小説などは読めない。
悪夢を見るぐらい気持ち悪い本が好き。鬱病んでるからかな
古事記はまる
双頭の悪魔
初めて作家の名前を知ったときは驚いた
双頭ディルドー
池澤夏樹
皆で太宰読んで落ち込もうぜ
太宰が許されるのは高一くらいまで。
落ち込むとかそういうレベルじゃないと思う
高一どころじゃない太宰にあやま(ry
今日買った本
「ユング心理学入門」
「ニーチェとの対話―ツァラトゥストラ私評」
「社会学のエッセンス―世の中のしくみを見ぬく」
エリオット・パティスン
69 :
優しい名無しさん:2007/05/25(金) 07:26:40 ID:b8Z59zDy
>>47山本周五郎とかは?
今「寝惚け署長」読んでます
人情味あるじんわり温かくなる話が多い
70 :
優しい名無しさん:2007/05/25(金) 07:48:48 ID:JGO8C7qx
中原中也
ドグラ・マグラ
夢野久作 著
正気と狂気の境目が分からなくなる
72 :
優しい名無しさん:2007/05/25(金) 19:37:00 ID:EqrDQSxo
カミュの「幸福な死」読んでる
73 :
優しい名無しさん:2007/05/26(土) 19:45:40 ID:noCLStgx
カポーティ「冷血」
ノンフィクションノベルの原点になった本で面白かった。
動機無く殺人を犯す心理の分析とか現在に通じるものがある。
74 :
優しい名無しさん:2007/05/27(日) 00:10:22 ID:wz9ba0Ua
私も久作フリーク。
大好き!少女地獄も木霊もいなかのじけんもココナットも実も
空え飛ぶパラソルも・・・
住んでた唐の原農園のも行ってみた。
九州大学近辺も相当探索しました。
久作の話したいよ〜。
森博嗣の新刊「イナイイナイ」
森氏の作品は、ミステリだけど、行間に漂う孤独感が好きだ。
無理に他人と馴れ合わなくていいって感じが、落ち着く。
ハトヨメ
元気でますよ
「ムツゴロウの本音」
「ラーラはただのデブ」
畑さんの王国が心配になったぞ。
アメリカ居すわり一人旅・群ようこ
バール、コーヒー、イタリア人
ねこじるが表紙のガロ、手塚治虫の火の鳥。
81 :
優しい名無しさん:2007/05/29(火) 13:46:03 ID:oJ6vpisW
太宰治の「惜別」よんでるよ
マジックミラー・有栖川有栖
平凡なんてありえない・原田宗典
ブローティガン「西瓜糖の日々」
あの世界に妙に惹かれる。
なにかが明らかに欠けてるのにたまらなく素敵。
『クロサギ』
何か夢中になるなぁ。
主人公カッコいいし。
美しい国へ 安部心臓
朽ちる、散る、落ちる・森博嗣
ちるちるみちるっぽ
さよなら青い鳥 みちる
88 :
ラブミ:2007/05/30(水) 23:26:54 ID:m3gFOHkw
>>74 フリークまではいかないけど夢久ファンです。
>>40 漱石は今のところ「それから」が一番好きです。
今日は雨が降ってたので、ガラス戸を空けて雨音を聞きながら「ガラス戸の中」を
読みました。
最近は引篭もってたし、つい最近のZARDや松岡さんの件について自己的に
目を反らしてた事もあり、冒頭から入り込めました。まだ読みきってないんだけどね。
今宵は静かに読書。
震える夜
中橋わろた
板尾日記2買ってきた
田園交響楽・アンドレ・ジッド
ジッドは大好きだ
同士! ジッドたまらんよジッド
びんぼう草・群ようこ
幸福な王子・オスカ−・ワイルド
95 :
優しい名無しさん:2007/06/02(土) 23:01:04 ID:C/hqURzT
谷崎潤一郎の「痴人の愛」読んでる。
なんかゾラの「ナナ」の日本版みたいな感じ。
96 :
優しい名無しさん:2007/06/02(土) 23:07:28 ID:BTRH1OvR
「歌行燈・高野聖」泉鏡花
まだ高野聖しか読んでないけど
蛭の森に((((゚Д゚;))))ガクガクブルブル
97 :
優しい名無しさん:2007/06/02(土) 23:10:53 ID:Lu4jpxWp
>>55 Fは最初に漫画でよんだ。それから森氏のファンになった
98 :
優しい名無しさん:2007/06/02(土) 23:16:41 ID:DU0XClCX
コーネル・ウールリッチ=アイリッシュ
中島敦
村上春樹
森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」
本も好きだが漫画も好きです
だけどメンヘルになってから、読む物が変わった
20代だが萩尾望都と大島弓子にハマって文庫で全部揃えてしまた
笑うミカエル
夢・出会い・魔性
森博嗣って萩尾ファン。
102 :
優しい名無しさん:2007/06/04(月) 13:54:27 ID:pjL4KSlE
三島由紀夫の「行動学入門」読んでます。
漫画ではいまさらながら青山剛昌「YAIBA」読んでます。
白いうさぎが逃げる・有栖川有栖
「平凡なんてありえない」原田宗典
この人躁うつ病だっけ?
うつ病みたいだよ。関連書を出しているみたい。
闇の穴・藤沢周平
「晴れないうつはないのです」
「一日24時間もあるじゃないか」 もう一冊くらいあったような
夜回り先生!!!
108 :
優しい名無しさん:2007/06/07(木) 00:28:06 ID:wpH8H+Gm
「檸檬」梶井基次郎
にしこり
hosyu
111 :
優しい名無しさん:2007/06/07(木) 22:12:45 ID:BLowJoV6
十四歳 千原ジュニア
ひっき〜には共感できるよ
ユダヤ五〇〇〇年の知恵
113 :
優しい名無しさん:2007/06/07(木) 23:41:35 ID:gLyMFfO2
単純に NANA ですわ;;
若きウェルテルの悩み・影をなくした男
ルパン鯛ホームズほうっといて図書館戦争読み始めます田。
こんなでかい本を読むのは数年ぶりだな・・・
116 :
優しい名無しさん:2007/06/10(日) 12:56:48 ID:MaYweBki
島崎藤村の破戒読んでます
グロイ感じの本でおすすめってあります?^^;
118 :
優しい名無しさん:2007/06/10(日) 13:12:33 ID:NvSupb86
>>117 漫画だけどライチ光倶楽部はグロアングラ系でいいよ
119 :
優しい名無しさん:2007/06/10(日) 13:41:14 ID:DVhjjE6M
山田悠介
龍馬
坂口安吾の日本文化私観を
122 :
優しい名無しさん:2007/06/10(日) 14:18:58 ID:W5U1Ovxu
セクシーボイスアンドロボ
薬ミシュラン
124 :
優しい名無しさん:2007/06/11(月) 05:55:24 ID:kbUCMcDX
『累犯障害者』山本譲二
障害者の起こした事件について書かれたノンフィクション
読みやすくておもしろいです
うつ関係の本。
著者関係なく色々パラパラ読み漁ってみる
126 :
優しい名無しさん:2007/06/11(月) 13:07:56 ID:xMLvWa3T
町田康好きのメンヘラはおらんか?
山本文緒の、紙婚式。
怖さに震えた。
「そして二人だけになった」(森博嗣)
月並みな答えだけど
完全自殺マニュアル 役に立つよね。とりあえず吊るのにした。
友がみな我よりえらく見える日は 読んでて共感する。見下してではなく、ともに頑張ろうという気になる。
131 :
優しい名無しさん:2007/06/11(月) 20:04:49 ID:zkT+wHY6
今一生の【生きちゃってるし、死なないし】
島田雅彦の無限カノン三部作を読んだよ
読んだ順番は
「エトロフの恋」→「美しい魂」→「彗星の住人」
島田初体験だけど、びっくりしたことが二点ある
まず、文章がとにかく美しい!
音読してリズム感がよく、黙読して理解しやすく、
文章自体既に芸術、これぞ文学!
次に、大胆で緻密な設計による政治性、社会性
カヲルにとっての不二子を母や恋人だけではなく、
父の代替として登場させる所とかすごい
とにかく感動した!
「エトロフの恋」は自ら「メランコリー」と言ってるとおり
一貫して鬱モードの話だからメンヘラにもオススメだよ
自殺のコスト
完全自殺マニュアル
死体洗いのアルバイト
自殺死体の叫び
死ぬ瞬間
モンテ・クリスト伯 アレクサンドル・デュマ
135 :
優しい名無しさん:2007/06/12(火) 01:33:31 ID:A42WShy0
>>132 うわー 島田雅彦って、いつかちゃんと読みたいなと思ってたんだけど
そんなにいいんだ!さっそく本屋に行ってみる
>>133 大丈夫か(´;ω;`)
136 :
優しい名無しさん:2007/06/12(火) 01:37:07 ID:A42WShy0
>>133 でも「死ぬ瞬間」はいいよね。
エリザベス・キューブラー・ロスのだよね。
彼女の自叙伝「人生は回る輪のように」も素晴らしいよ。
漏れが死にたかった時に救ってくれた本。お薦めしたい。
137 :
優しい名無しさん:2007/06/12(火) 01:41:03 ID:FPRd9PCV
139 :
133:2007/06/12(火) 12:20:18 ID:5cuao3o2
>>133です
>>135さん
すんません心配おかけしまして…。
>>136さん
はい。エリザベス・キューブラー・ロスの「死ぬ瞬間」です。主治医に薦められて読みました。分厚かったので読めるかなと思ったけど案外サクサク読めました。なんだかこの本は結構好きですね。
海辺のカフカ(上)
141 :
優しい名無しさん:2007/06/12(火) 19:14:44 ID:ZTzaUSN8
ジョン・アーヴィング「オウエンのために祈りを」の上巻読んでる
大江健三郎「飼育」
乙一・重松清
たまに江戸川乱歩
この前乱歩の黒蜥蜴読んだ
今、泉鏡花にどっハマり中。
なんで今まで読んでこなかったのかって後悔した。
独特の引き付けられる文体、浪漫と現実の交錯した魅力的なストーリー。
今日も尼で文庫注文した。全部揃えるぞ(´∀`)
本当は、図書館にあるような、布表紙の格好良い全集が欲しいなあ…(´д`*)
質問させて下さい。ユング、フロイトの著作って、素人でも「読める」ものでしょうか?
147 :
優しい名無しさん:2007/06/14(木) 18:54:59 ID:APTZPVHh
ルソーの「社会契約論」読んでるけどさっぱり分からん・・・
>>146 ユングやフロイトの著作を素人向けに書き直したり言葉を変えたり補足を加えたりしてる本は色々出回ってる。
一度本屋の心理学入門のコーナー見てみたらいいよ。
私は今村上宣寛の
「心理テスト」はウソでした。受けたみんなが馬鹿をみた
読んでる。
次は「フロイト先生の嘘」が気になるんだけど読んだ人いるかな?
>>146 結論から言えば、読めるよ。
ラカンやフーコー自身の著作は正直素人には無理だけど、
フロイトだったら読める。「精神分析入門」「夢判断」は新潮文庫で出てるし、
理屈ばっかりじゃなくてエピソードがた沢山入ってるから読みやすいはず
ただ単に知識として吸収したいなら
いきなり本人の著作にあたるんじゃなくて、
岩波やちくまの新書で『フロイト入門』の類を読めばいいと思うよ
ちくまの『<思想家の名前>入門』は、第一人者が書いてるから頼りになるよ
あとは講談社選書メチエの『エディプスコンプレックス論争』
これは解りやすい理論書、オススメ。フロイト、ユング、ラカンと一通り触れてある
このレーベルは頼りになる本が多かった
あとは・・・小此木啓吾って人が入門書たくさん書いてるけど、いいんじゃないかな
大事なのは何のために読むかだけど、
文学理論や批評がちょっとだけ解るようになりたければ
イーグルトンや大橋洋一なわけだが、文学部でもない限り読んでも仕方ないので
(逆に文学部の人は必読書なわけだが)
そのかわり、
かなり古くてかなり間違いもあるけど『文学部只野教授』とかを読めばいい
応用編として内田樹の『映画の構造分析』、
これはフロイトを使って無知な大衆向けに書かれてる(誉め言葉)のでおもしろかったな
心理学や精神医学のために解りたいんだったら俺の専門外よ
若きウェルテルの悩み・髪をなくした男
毒になる親
>>148-149 ふーむ 詳細レスありがとう。
何の為に読むか・・・端的に言えば、一般教養、かなw
ありがとう。参考にさせていただきます。
別に専攻したいとか考えてるわけではないけれど、
面白そうだし心理学に手を出してみようかな
>>146じゃないけれど
>>148-149は参考になった
154 :
優しい名無しさん:2007/06/15(金) 16:29:53 ID:ipvPwLDW
ルソーの「エミール」読んでる
155 :
優しい名無しさん:2007/06/15(金) 16:36:57 ID:HucF5f6q
アシュリーちゃんの本や夜回り先生の本かな・・・
156 :
優しい名無しさん:2007/06/15(金) 16:43:56 ID:gpftnJrR
もの思う葦
>>156 太宰だよね。前に愛読書だったなー
あと「晩年」も
走れバロス
159 :
優しい名無しさん:2007/06/16(土) 18:17:50 ID:OwJ49T0N
ヘッセの「車輪の下」は何回読んでもいいね〜
160 :
優しい名無しさん:2007/06/16(土) 18:28:46 ID:IZw+1x4v
ヘッセ(゚∀゚)キター
「車輪の下」はいい。ヘッセの血で書かれた文章が胸を打つ・・・今読んでいるのは「荒野のおおかみ」
藤木稟のイツロベとテンダーワールドおすすめ。メランコリーって言っていいかわからないけど、面白い。
162 :
優しい名無しさん:2007/06/16(土) 19:06:24 ID:KB7URky6
穂村弘の地球音痴よんでる
「白痴」
背徳の少女
ゲド戦記4巻のメンヘル臭は異常だと思う。
試しに読んでみな
166 :
優しい名無しさん:2007/06/17(日) 03:32:58 ID:qqALcBhR
町沢静夫の本
未完の告白・ジッド
168 :
優しい名無しさん:2007/06/19(火) 10:54:19 ID:54bl9+0u
森絵都・つきのふね
169 :
優しい名無しさん:2007/06/19(火) 10:55:11 ID:WV2yGvM8
インド式秒算術
うつなあなたに脱力系大笑いエッセイを。
宮田珠己『旅の理不尽』
171 :
優しい名無しさん:2007/06/20(水) 01:49:10 ID:esrgTgqJ
>>170懐かしいw
大好きな本だ。
今夜はホラーアンソロジーを読んでしまったorz
魔法の水 村上龍編
そんなホラーでもないけどこのドロドロと人間臭いのは懐かしい。
S・モーム「手紙」
星新一「夜のかくれんぼ」
最近短編しか読む気がしない。しかも通勤中のみ。
どうしちゃったのオレ?
173 :
優しい名無しさん:2007/06/20(水) 11:51:01 ID:MxQ7EFi1
「闇金ウシジマ君」
こえー
174 :
優しい名無しさん:2007/06/20(水) 16:54:53 ID:L44Cb1O4
モーム「月と六ペンス」読んでます
車輪の下読めるならまだまだ大丈夫
私が棄てた女 遠藤周作
2、3日ぐったり・・・
魔剣天翔 森博嗣
「元刑務官が明かす 死刑のすべて」
坂本敏夫
死刑執行の現場、死刑囚の独房生活、刑務官達の日々、
異様な犯罪者たち、さまざまな事が書かれている。
引き込まれるように読んでしまった。
犯罪に対しての姿勢が、日本は精神的に遅れていると思わされた。
179 :
優しい名無しさん:2007/06/23(土) 05:24:29 ID:ucB9W4B/
トルストイ「アンナ・カレーニナ」
>>179 ううう 俺挫折したねん。どこら辺が読みどころだい?
>>178 それは読んだことないけど、大塚公子の「死刑執行人の苦悩」とか読むと、
「罪を憎んで人を憎まず」って言葉が浮かんでくる。
ちょっと違うかもしれないけどスティーヴン・キングの「グリーンマイル」もいいね。
182 :
優しい名無しさん:2007/06/23(土) 10:46:36 ID:m+bq9tOZ
>>172-173モーム、また読みたくなってきた
フォトジャーナリストの眼
長倉洋海
今はもうマスードが死んでしまった。
183 :
優しい名無しさん:2007/06/23(土) 11:13:15 ID:O1wWdfI7
ムーを読んでいる。
月は未来人が作ったらしい…
ムーって読んでみたい。
185 :
優しい名無しさん:2007/06/23(土) 16:47:26 ID:ucB9W4B/
岩波文庫のロマン・ロランの「ジャン・クリストフ」の一巻読んでるけど挫折しそう・・・
旺文社版の縮少版ってもうないの?
186 :
優しい名無しさん:2007/06/23(土) 16:59:59 ID:R3NEt3vc
ムー面白いよね
187 :
優しい名無しさん:2007/06/23(土) 17:03:49 ID:vSN8HfP9
幸せは子猫のかたち
人間の絆 また始めから読んでる もうバイブルだなw
夏も近づいてきますた。
怖い本も読みたくなる季節。
自分が怖かった本ベスト3
1位 リング 鈴木光司
2位 黒い家 貴志祐介
3位 岡山女 岩井志麻子
リング懐かしいな。読んだ夜は眠れなかった。
らせん、ループは発想力が良かった。
黒い家も、しばらく外出が恐怖になった。貴志さんでは天使の囀りが一番好き。
岡山女は短篇集なんだけど、その中の一つがべらぼうに怖い。
志麻子さんはじとーっとした土着の念、情念を書くのが巧いな。
ファインマン 統計力学 経路積分の項
>>188 それ乙一ですよね〜!
短編で一番好きかも。
外出先だというのに読んでてぼろぼろ泣いたよ…。
アパシーの本でお薦めのものありませんか?
193 :
優しい名無しさん:2007/06/27(水) 01:17:21 ID:wHZmTUZK
>>189 ぼっけきょうて〜もお忘れなく。ガクブル!!
>>191 ごめん。モームなの 人間の絆
乙一も好きなんかな?
毛色が違うけど読んでみよっかな
194 :
ぉぉ ◆1nZiFeoeDI :2007/06/27(水) 01:49:34 ID:yIADJ75+
道草/夏目漱石
B型H系
NHKでドラマやってる東野圭吾の「悪意」っておもろいかな?
今第3話だからいっそ小説読もうか思ってるんだけど。
東野は当たりハズレ多いからな・・・
いつも図書館で借りて読んでるんだけど、東野人気ありすぎw
どれも貸し出し中&予約いっぱい。
198 :
優しい名無しさん:2007/06/28(木) 06:35:42 ID:NLY/u5zW
ジュール・ヴェルヌの「地底旅行」読んでます
リリイ・シュシュのすべて
200 :
優しい名無しさん:2007/06/28(木) 07:22:39 ID:+5bGnkT4
一体、本好きだからメンヘラなのか
メンヘラだから本好きなのか
んなこたあない
先生に考え方が哲学的だね。って言われた。
本の影響かもね。先生と話すのは楽しい。
統計力学と確率の本買おうと思う
児童文学が一番好きだ
ミヒャエル・エンデ、J・R・R・トールキン、C・S・ルイス、
リンドグレーン、P・L・トラヴァース、メアリー・ノートン、
ロアルド・ダール、アーサー・ラッカム、エリナー・ファージョン、ケストナー……
日本人なら安房直子、松谷みよ子、いぬいとみこ、あまんきみこ、梨木香歩……
児童文学の海で溺れて死にたいぜー(´д`)
ムーミンかな
206 :
優しい名無しさん:2007/06/29(金) 18:59:03 ID:BMxM3SIR
集英社文庫ヘリテージシリーズのダンテの「神曲・地獄篇」読んでる。
岩波文庫の改版されて無いのに比べれば読みやすいがそれでも難しい・・・
207 :
優しい名無しさん:2007/06/29(金) 21:46:35 ID:SyvxuDYD
>>204 児童文学いいよね。
翻訳も自然で読みやすいし。
「黒い兄弟」は「オリバー・ツイスト」より面白かった。
一番好きなのは「小さい魔女」だよ。
おすすめのあったら教えて!
208 :
優しい名無しさん:2007/06/30(土) 02:51:38 ID:NKq2xT4A
今日自殺うさぎってゆう本を発見した。小さい体につぶらな瞳で常に自殺している絵の本だった。なぜか死にたい気持ちが抑えられた。一緒にいた子に本気で買うかどうか迷ってる事を伝えたら普通に引かれた。
209 :
優しい名無しさん:2007/06/30(土) 03:08:54 ID:nPdkidNB
昔はマルクス、ヘーゲル、山口昌男、太田一男、日高六郎。
少し前は岡崎勝世、三宅正樹、戸坂潤、今村仁司、三木清、E.H.カー。
今は柳田国男、折口信夫、テリー・イーグルトン、古東哲明。
こういった方々の著書を読みました。
210 :
優しい名無しさん:2007/06/30(土) 03:14:10 ID:nPdkidNB
書き忘れ。
今は中沢新一にもこってる。
中沢の『精霊の王』は、柳田や折口と合わせて読むと深くなる。
211 :
優しい名無しさん:2007/06/30(土) 03:41:54 ID:QN1c5anG
>>204 小学生の頃なんでかあまんきみこにおてまみ書いた
クラスでたまたま自分ともう一人が出したのだがそれぞれに丁寧な返事をくださった
いい思い出だ。あたたかい気持ちがしたな
》210
筋金入りだな最近今村仁司亡くなった ナムナム
ところで落合仁司と紛らわしいよね
死んだって聞いた時どっちって思った
213 :
優しい名無しさん:2007/06/30(土) 09:11:33 ID:DSgX4fj4
山中音和の「ロリータの詩集」
登場人物達のちょっと不器用なとこに共感
>>208さん
メンヘラ本見つかるよ引かれるよね。
結構あるんだなあ、本棚に。
>>208さんは女性?友人も女性?
ゴーゴリの外套と鼻
何だか変、だけどそこが面白かった
ドストエフスキーの悪霊
全然進まない……
216 :
優しい名無しさん:2007/07/02(月) 06:27:04 ID:s86fIXAr
ちょうど今、ドフトエフスキーの「罪と罰」思い出してたとこ。
母子殺害事件の被害者夫の言葉が今回印象的だったね。
217 :
優しい名無しさん:2007/07/02(月) 10:40:18 ID:+9v2qsk5
岩波文庫のゲーテ「ヴィルヘルム・マイスターの修行時代」の中巻読んでます
218 :
優しい名無しさん:2007/07/02(月) 11:24:18 ID:cEzgJSyI
絵のない絵本
珠儒の言葉
存在と時間
貴婦人Aの蘇生
のんのんばあとオレ
サザエさん
いじわるばあさん
not simple
219 :
優しい名無しさん:2007/07/02(月) 15:19:48 ID:Il0568CS
なんか、みんな読んでるのは頭よさそうな本ばっかりだね。
心の病気についての本
乙一サンの著書全て
220 :
優しい名無しさん:2007/07/02(月) 16:30:10 ID:98SS+Zn3
村上龍
読む行為自体が苦手なんだけどこの人の本は一気に読めた。
221 :
優しい名無しさん:2007/07/02(月) 20:19:51 ID:XIJ4t3UR
ニーチェは思ってたより面白かった。
222 :
優しい名無しさん:2007/07/02(月) 22:33:55 ID:yfofif8k
最近は村上春樹
223 :
優しい名無しさん:2007/07/02(月) 22:36:28 ID:PsRuOv3H
新約聖書。
どんだけ愛されてるのかわかるから癒される。
モームに癒されている。
安心するのはあんなでも長生きしてるとこ。
225 :
209:2007/07/02(月) 23:47:31 ID:MbZu6fNm
ルイ・アルチュセールの『再生産について イデオロギーと国家のイデオロギー諸装置』を再読開始。
既存のマルクス主義を批判的に乗り越える、大陸マルクス主義の重要論文。
従来の「土台/上部構造論」とイデオロギー構造に、国家のイデオロギー諸装置をもって鋭く切り込む。
柳田国男の『石神問答』を再読開始。
中山氏や白鳥博士等との手紙のやり取りを通じ、全国の膨大な資料を取り纏めて太古の神の存在に迫る。
レオポルト・フォン・ランケの『世界史概観』を再読。
近代歴史学の父にして歴史主義の完成者による、その歴史観認識を著した名著。
アウグスティヌス以来の伝統的な目的論歴史観は、中世を経て近世まで残った。
主軸がキリスト教神学から人間理性の信奉へと変容するも、その基本的枠組みはコンドルセやヘーゲル、マルクス等にも温存された。
近代啓蒙主義による直線的進歩の信仰と過去を軽視する風潮が渦巻く中、近代啓蒙主義及び近代資本主義に対するアンチ・テーゼとしてロマン主義が発生。歴史主義へと繋がってゆく。
こうした中、ランケはヘーゲルによる哲学を前提とした世界史像を批判しつつ、その歴史観を展開。
これはヘーゲルの『歴史哲学講義』や、E.H.カーの『歴史とは何か』と読み較べると面白い。
カーはランケ等による事実尊重の歴史観や、従来の歴史を巡る諸問題に対し、慎重に論を展開している。
...そうなると、『歴史とは何か』は1960年代の著作だったから、歴史学を巡るマルクス主義やポスト・モダニズムとの関わりも気になりだすんだよなー(-。-)y-゚゚゚。
226 :
優しい名無しさん:2007/07/03(火) 00:04:37 ID:82YNMdX+
さぁここで2ちゃん的ロマン主義を歴史主義の観点から自己言及的に論じてみよう
…そして(第三、いや2か)帝国へ
227 :
優しい名無しさん:2007/07/04(水) 12:32:35 ID:qj9D4b46
東野圭吾の「手紙」で鬱悪化
228 :
優しい名無しさん:2007/07/04(水) 12:37:06 ID:tZhTkNkY
みんな頭良さそう。
ファミ通眺めるくらいしかしてない俺は駄目だな。
文芸書本読んでりゃ頭良いなんて短絡的すぎるお
230 :
優しい名無しさん:2007/07/04(水) 14:47:28 ID:+NCyZQ3u
東野の本よむと余計病む
でもよんじゃう
このひとのは全部おもしろいとおもうよ
231 :
優しい名無しさん:2007/07/04(水) 16:03:48 ID:uCGVUEG7
新潮文庫の「クルスク大戦車戦」の上巻読んでます
232 :
優しい名無しさん:2007/07/04(水) 16:31:07 ID:hNQknUzi
阿川弘之の「井上成美」を読み始めました。
先日、辻仁成の「海峡の光」を読みました。
読み易かったので集中して数時間で読み終わったんだけど、
なんだか後味の悪さが気になる・・・。
オールナイトニッポンの頃と変わったね・・・。
ローゼンメイデンが終わったのはいかにも残念だった
234 :
優しい名無しさん:2007/07/04(水) 16:50:14 ID:FPPTidBh
なんでだろう?
乙一、ニーチェ、絵のない絵本・・・
自分もふくめメンヘラーはみんな似たような分野の本を読むのだろうか・・?
235 :
優しい名無しさん:2007/07/04(水) 16:51:06 ID:FPPTidBh
↑は自分もすべて読んだことがあるということ。
単に読書家なだけかな?
ちんぽを擦り上げて逝った男
237 :
優しい名無しさん:2007/07/05(木) 00:38:53 ID://NaqlyR
河出文庫のジル・ドゥールズの「意味の論理学」の上読んでます。
難しい本読めば眠くなると思ったけどいっこうに睡魔に襲われる気配無し・・・
東野圭吾の手紙って暗い?
周りの評価はそうなんだけど、
鬱になるような本ばっか読んでたせいか、
あまりそういう感じはしなかった
>>238 自己レス
でもそんなの人にもよるし、読んだ時の状態にもよるね…
ツァラトゥストラ、なかなか読み終わらない
ここで読んだって書いてる人すごいな
東野の手紙は泣ける。
サラ・ウォーターズの「半身」はくだらねえレズものかと思いきや・・・!!
この人の「茨の城」もよかった。だけどこの2冊しか見当たらない。なぜ?
241 :
優しい名無しさん:2007/07/08(日) 12:27:35 ID:LEpP/bJO
森絵都のDIVE!!の上巻読んでます
サラウォーターズ良いよね
悪ガキ〜シリーズがすき
244 :
優しい名無しさん:2007/07/09(月) 13:52:54 ID:SXsjFJZf
モームの劇場
>>240 サラオゥーターズはその二作以外に「夜愁」が上下巻文庫で出てるよ
246 :
優しい名無しさん:2007/07/09(月) 18:47:59 ID:uoXpiv2/
「お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人」
途中まで読みかけたけど、あんまり面白くなかったから放置。
今から読みます。
「みずうみ」シュトルム作・関泰祐訳
248 :
優しい名無しさん:2007/07/10(火) 00:11:42 ID:ii5CAKLa
>>244 劇場もいいよね。あーマッサージ行きたくなったw
>>245 「夜愁」ね。教えてくれてありがとう。早速注文してくるよ。
サラ・ウォーターズはモーム賞取ってんだよね。
図書館でチラ見して偶然読んでたんだけどハマってさ、
後書き見てめっちゃうれしかったな。
星新一 なんかときどきこわいのがあるけど
東野圭吾の秘密、白夜行
宮部みゆきの蒲生邸事件
俺のお気に入りなんだぜ…。
251 :
優しい名無しさん:2007/07/11(水) 00:21:54 ID:DeZq0qw4
白夜行を読んだら激鬱になった。
自分が女であることが疎ましくなってリスカした。
>>251 俺は雪穂のせいで女性恐怖症になったze…。
お風呂で半身浴しながらイェーツの詩集とか同イェーツ著アイルランドの妖精物語とか読んでる。
詩って割と感覚で理解できる箇所もあれば難解で「うむむ…」と首を捻るものもあるから、
長い半身浴のお供には丁度いいのだ。
ペトラルカのカンツォニエーレも好きだけど分厚すぎて風呂場に持ち込め無ぇ…。
O.ヘンリ短編集2
なかなか面白かった。短編は読みやすいからメンヘラにいいね。
255 :
優しい名無しさん:2007/07/12(木) 10:23:07 ID:p2C0kFA5
ニーチェのツァラトゥストラはかく語りき(新潮文庫)読んでるけど全然進まない・・・
岩波も中公も難しそうでいやだな・・・
256 :
優しい名無しさん:2007/07/12(木) 18:19:55 ID:H1kyY2En
>>254 あーそれ好きさ、読みやすくて
古本屋で2しか売ってなかったけど、図書館に1も3もあったのはうれしかったな
257 :
ここあ ◆OW7ngjIntA :2007/07/12(木) 18:22:43 ID:f3tlsThj
シェークスピアのほぼ全部。特にハムレットとヴェニスの商人が好き。
梨木香歩のからくりからくさ読んでる。
この人の作品、子供の頃の夏休みに行った田舎のおばあちゃん臭がしてたまらなく好き
遠藤周作の沈黙読んだ。
信じていた価値観が壊されて鬱になる気持ちに共感できるメンヘラもいるかも。
梨木香歩は西の魔女が死んだがおもしろかったな。
原田宗典のエッセイは読みやすくて笑えるからオススメだze…。
>>260 原田宗典の近作では一人称が年相応に「私」になってるけど、以前のエッセイでは「ぼく」。
このころのやつはどれも軒並み面白いね。
集英社文庫からのものが多いけど、角川の「東京困惑日記」と「いろはに困惑倶楽部」もいい。
262 :
優しい名無しさん:2007/07/14(土) 07:52:30 ID:RzJ6e1aa
>>260 「西の魔女〜」はオイラも読んだ。
この手は滅多に読まないけどめずらしく最後まで飽きなかったな。
昨日は星新一の「夜のかくれんぼ」を読んだ。
「未来人の家」が今すぐに欲しいと思った。
>>256 全く同じでワロタ。古本屋で2しか売ってなかった。
図書館でさがしてきます。
星の王子さま
265 :
優しい名無しさん:2007/07/14(土) 08:26:31 ID:P0DYucpg
ドーキンス『神は妄想である』
266 :
優しい名無しさん:2007/07/14(土) 14:26:03 ID:e1Mz3h9M
アルジャーノンに花束を
バトルロワイアル
(七原秋也と川田と杉原のとこだけ読んでる)
ノルウェイの森
愛読書
ノルウェイの森に憧れて、同じような大学生活を実践してみたんですけど、
周りから見たら、ただの「浮いてる奴」だったんだろうな・・・
梨木香歩あげてる同士がいてウレスィ
最近は天童荒太の包帯クラブを読んだ。
ちょっと子ども向けっぽかったけど、
自分にはちょうどよかった。
269 :
優しい名無しさん:2007/07/14(土) 16:35:07 ID:e1Mz3h9M
>>267 緑とワタナベのような恋愛いいね
あの小説みたら最終的に死にたくなるのは俺だけか?
全部1人称で、よく出来てるよ
名作です
270 :
優しい名無しさん:2007/07/14(土) 18:46:02 ID:n3jDaTcG
岩波文庫トロツキー「裏切られた革命」
>>269 村上春樹の他の小説やエッセイは、それほど好きではないけど、
ノルウェイの森は好きだったなあ。
昨日読んだのは、松本昭夫著「精神病棟に生きて」。
病院内での患者同士のセックスとかの描写が凄くてビックリしました。
272 :
225:2007/07/14(土) 23:50:48 ID:UaDksfUk
最近はウ゛ァルター・ベンヤミンに凝ってる
母校の大先輩、山口昌男の本買って見たんですけど、
僕の頭では理解不能でした・・・
274 :
225:2007/07/15(日) 00:01:57 ID:UaDksfUk
山口昌男氏は俺も読んだ。
『文化と両義性』とか面白かった。
>>274 「文化の詩学T・U」ってのを買ったんですけど、
読みやすい著作はどんなのでしょう?
276 :
優しい名無しさん:2007/07/15(日) 00:20:34 ID:z08Nn17l
>>275 読み易さなら、『文化人類学への招待』(岩波新書)なんかよろしいかと。
山口先生の文化人類学に関する基本的な考えも解りますから、次へと繋がります。
>>276 どうもありがとう。
それ手に入れて読んでみます。
278 :
225:2007/07/15(日) 00:42:57 ID:z08Nn17l
最近は、マルクス・エンゲルスだな。
といっても、弁証法とか唯物史観、疎外論といった科学的社会主義の理論じゃない。
マルクスとエンゲルス、或は彼らの人間関係との手紙のやりとりだ。
手紙による対話を通じて時が流れる感覚が面白いし、何より彼等の人間としての姿がかいま見える気がする。
『石神問答』で、柳田国男が山中氏や白鳥博士との手紙のやり取りで展開していったのと似た臨場感だ。
マルクスやエンゲルスの老年期と、柳田国男によるシャグジ研究の時期は少々ズレるが、それでも現代からすれば双方共にかなり時が流れている。
彼等による手紙を通じた対話から、近代学問の風が彼等の心と共に吹き抜けて来る気がする。
279 :
優しい名無しさん:2007/07/15(日) 01:05:29 ID:TjSc2CZZ
バチスタも面白かった
ジェネラルルージュも面白かった
ナイチンゲールもまあ面白かった
気が向いたので昨日少し読んだのが、吉田篤弘の『つむじ風食堂の夜』。
クラフト・エヴィング商會や吉田音名義の作品とはまた一線を画した感じでいい。
まだ「食堂」しか読んでないけど哀愁を感じた。
>>97 自分も漫画を先に読んだ。
というか、寅ヲ姐さんのファンなんで買ってしまったんだけど、コンピュータ用語とか
数学とか全然わからなかったけど面白かった。
また読みたくなってきたよヽ(`Д´)ノ
281 :
優しい名無しさん:2007/07/15(日) 12:36:21 ID:ykZAQt1S
>>271 精神科病棟ってセックヌできるような環境だっけ?
>>281 トイレとかでヤってたらしいです。
この著者の20年以上前の体験らしいけど。
吾妻ひでお「少女アリス」
284 :
優しい名無しさん:2007/07/15(日) 13:56:04 ID:dQ348nDO
>>271 知ってるw
途中で読みかけて気持ち悪くなったからそのままにしておいたんだったorz
でも探してまた読み返してみようかな?
285 :
優しい名無しさん:2007/07/15(日) 14:00:00 ID:dQ348nDO
メンヘラで新堂冬樹はやばいよねorz
人間のドロドロした部分をどうしても覗き見たくなって一時期ハマってましたw
いまじゃ埃かぶってますよorz
286 :
優しい名無しさん:2007/07/15(日) 14:04:49 ID:dQ348nDO
『模倣犯』は色んな視点でみれてよかった
自分栗橋浩美やピースに似た部分ありorz
かなりのスロースターターだから始めはしんどいけど、ラストのピースが感情をむき出しにするシーンはとても驚きました
『模倣犯』は、犯行がばれないように携帯電話を使ったとか、時代の古さを感じる部分ありますよね。
携帯で発信したら、大体の居場所わかってしまうでしょうに。
288 :
優しい名無しさん:2007/07/15(日) 17:02:45 ID:dQ348nDO
今の時代GPSついてるからね
289 :
優しい名無しさん:2007/07/15(日) 17:03:31 ID:dQ348nDO
自分に正直に生きた結果がこれですよ。。。
桐野夏生の『グロテスク』
なんか気持ち悪くなった。
291 :
優しい名無しさん:2007/07/15(日) 17:33:23 ID:dj4EfTB+
ブラピの『セブン』とか『ハンニバル』のシリーズ読んでる。ディアゴスティーニの猟鬼殺人シリーズ。
292 :
優しい名無しさん:2007/07/15(日) 19:15:56 ID:dQ348nDO
漫画だけど『東京大学物語』
ただひたすら水野遥に号泣です
あんな人間はホントみてて癒されます
でもあれ結局妄想の物語で終わってたんだorz
最終巻での作者の解説が良かった記憶がある
これぞ人間って思わせる話だな;;
斜陽、読み終わりますた( - _ - )
>>290 あれはきっついよね〜
桐野夏生好きだったけど今読む勇気ないよw
295 :
優しい名無しさん:2007/07/19(木) 17:13:57 ID:5qcFE5YQ
今はポール・オースターの「偶然の音楽」読んでます
296 :
優しい名無しさん:2007/07/22(日) 19:41:33 ID:IyMgrLwY
角川文庫の「アルプスの少女ハイジ」読んでます
「リンダリンダ・ラバーソール」読了!
バンドブームの頃は高校生だった。
当時、特に好きなバンドがいたわけでもないけど、
読んでて懐かしかった。
今俳優で有名になってる人がこんなバンドやってたのか〜って
新たな発見もあったりして。
自分の好きなバンドの人が、こんな本を書いてくれたらいいなと思う。
298 :
優しい名無しさん:2007/07/26(木) 21:18:22 ID:gSfm664p
E.H.カーの『歴史とは何か』。
これは名著。
昔は本読むのが大好きだったのに今では手に取ることすらできない。逆にどんどんと捨てていってしまう。
週一で本を買うけど袋すら開けずに放置された本がカラーボックスにどんどん溜まってく。
それなのに昔は脚本家になりたいがために集めてた参考書だけは無意味に大切にしてる。
完全に無趣味になっちまったぜ
村田エフェンディ滞土録
梨木香歩
好きなひといるー?
301 :
優しい名無しさん:2007/07/27(金) 15:54:55 ID:drYmSM+e
岩波文庫のゲーテの「詩と真実」3部に突入
302 :
犬:2007/07/27(金) 16:09:41 ID:O6PEiO4B
>>292 これぞ人間なら『BE FREE』の方が断然面白い。
江川達也の最高傑作。
スレチスマソ
等質になってから読書がマジで出来なくなった。アドバイスキボンなんで、よろしくです
俺も最近、本が読めなくなった・・・
せっかく図書館で借りてきても、読まずに返却することが多い
児童書とか漫画とか読み易いのに方向転換してみては?
大人でも面白いのが色々あるよ
306 :
303:2007/07/28(土) 13:26:31 ID:EqZvnPzl
無理に読もうとしなくていい。
焦れば焦るほど頭に入らなくなる。
また読みたくなったら読めばいい
308 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 01:48:29 ID:Z7GhhurN
>>300 過去ログに数人いた。俺は家守キタンが好き。
>>307 ありがとう。・゚・(ノД`)・゚・。
そうだよな。またきっと読めるようになる時がくるよな。
310 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 09:49:48 ID:30r/sWUK
児童書や漫画はカテゴリー自体が文化的観念や権威に規定され、一見、低俗or幼稚なイメージが付随しているけど、驚く程に文学的・学術的価値を有しているのも珍しくない。
漫画というか、低年齢層や若者向きの大衆文化にはそういう傾向がある。
結局、どの階層・権力・権威・にとっての文化かにより、文化性の「価値」や「権力」も規定される。
大衆文化も市民社会内における文化的社会的権威・権力が埋め込まれ、再生産されている。
世代間での文化的摩擦などは、その社会・集団・時代が有する生産手段が物質的関係を生産し、社会的関係を作り、人間を作るところにある。
事実や歴史は、それを残した人間の選択・解釈が入り込む。
児童書や漫画も、どういう社会的立場や背景を有する人間に設定されたのか、原本はどういう作品なのかも見なければならない。
市場原理の権威・偏見という名の砂嵐や猛吹雪が激しく吹き荒れる中、その欺瞞性を見抜き、その向こう側の本質を掴む感性が必要となる。
311 :
優しい名無しさん:2007/07/30(月) 15:48:27 ID:o1m4ciga
・浅田次郎「歩兵の領分」
・森絵都「風に舞い上がるビニールシート」
・小川洋子「ミーナの行進」
「ミーナの行進」の男子バレーの名セッター故猫田選手への手紙で泣きそうになった。
でも仕事関係の本(専門書)がまだまだ読めないよ・・・。
>>309殿をはじめ、読書が難しくなった皆様
いきなり小説とかにアタックしないで、
動物や植物、乗り物の図鑑や写真集とかスポーツ選手の年鑑とか
写真やイラストが多くて、
それについてのデータが載っている本を眺めるってのはどうでしょうか?
最初は写真やイラストを眺めるだけ、
そのうちデータを読んでみる、
興味が湧いたらデータを調べたり、覚えたり。
気が向かなかったり苦痛だったら無理する必要ないよ。
それより無理して好きな事が嫌いな事になるのはもったいないと思う。
また調子がよくなれば読めるようになりますよ。
長文失礼
312 :
311:2007/07/30(月) 15:52:20 ID:o1m4ciga
訂正
【誤】歩兵の領分×→【正】歩兵の本領○
申し訳ございません <(_ _)>
漫画なら宇仁田ゆみの作品がオススメ。
なんかなごむよ…
今まで、だいたい1ヶ月に20冊くらい読んでた。
夜、風呂に入って寝るまでの読書の時間が至福のひとときだったのに・・・
ここにきて急に読む気がなくなっちゃった。
他に楽しいことが出来たわけじゃないのにさ。
>>311の言葉、すごく嬉しいよ。
ありがとう(・∀・)
315 :
優しい名無しさん:2007/07/31(火) 17:43:20 ID:JpwkEaKI
岩波文庫ロマン・ロランの「ベートーヴェンの生涯」読んでます
古本屋で100円で買った飯島愛の
「プラトニック・セックス」
気持ちはわからなくはないが、節度ってものが無さ杉。
チベットのモーツアルト注文した
318 :
優しい名無しさん:2007/08/01(水) 05:23:16 ID:/i94WNCJ
森のバロックも読め
アレは傑作
319 :
優しい名無しさん:2007/08/01(水) 06:41:31 ID:jI4Rqqfg
>>315 同じく感想聞きたい。持っているけどまだ読んでない状態なので…
宮沢賢治『春と修羅』を読んでいる。驚嘆しつつも凡人には理解し難い部分もある。
佐藤亜紀「ミノタウロス」を読もうかどうしようか躊躇中
読み始めればすぐなんだが読んでしまうのが惜しい感じ
>>279 その評価はよくわかるかんじ
螺鈿迷宮はどうだったか聞いてみたいけど
内容的にここで勧めていいのか微妙ではある
>>300 家守綺譚は読んだけどそれ読んでないや
買って来るかな
>>302 単行本で一気読みするなら爽快そうだな
連載時の話の進まなさはタッチで死ぬほど引っ張った時と双璧でイライラ
322 :
優しい名無しさん:2007/08/04(土) 01:16:34 ID:npdaqYva
乙一 「ZOO2」
1に比べてくだけてるというか、なんというか・・・
323 :
深谷 ◆Jmm8dn8A.A :2007/08/05(日) 20:29:38 ID:F2fi11Lu
図書館にて、ふと目に留まった金原ひとみのアッシュベイビーというやつを読んで
みたんだが、なんだかなあ…。まあ俺も愛する人に殺されたいってのはあるんだが。
324 :
優しい名無しさん:2007/08/05(日) 20:34:15 ID:9eS/Sgdn
私もアッシュベイビー読んだww
過激すぎる内容にマジ引き
>>324 不覚にも図書館で勃起してしまって、結局勉強できずじまいになってしまったんだぜ。
せっかく頑張って家から出たのによーorz
金原ひとみなんて終わってるだろ。蛇にピアスに続き相変わらずグロい。あいつはこういう作品しか書けないのかと落胆したよ
海峡の光、ビタミンFはすごいと思った。オススメ
ビタミンFはなんか元気が出る本とか言われてるが俺はヘコんだんだが。
家族を持ってからもいろんな悩み事につきまとわれるんやなーって。娘が
男に遊ばれたりとかつらすぎるぜ…。
向田邦子
父の詫び状
きんぎょの夢
味があってほろりと泣けた
乙一の本が心に来る。
暗いところで待ち合わせは良かった。死にぞこないの青は微妙だった。
331 :
優しい名無しさん:2007/08/11(土) 01:21:00 ID:Af62NAdO
「そして殺人者は野に放たれる」日垣隆
心神喪失状態だったと判断されたメンヘラ犯罪者達が
不起訴になって・・・・という本
こいつ等本当に心神喪失状態で犯罪犯したのか?
と首を傾げたくなる例が多い。
332 :
優しい名無しさん:2007/08/11(土) 01:24:37 ID:OLj00/9e
南条あや「卒業式まで死にません」
って言ったら叩かれるの?
恐る恐る読んでる本を言ってみる。
奥田英郎「サウスバウンド」読後感爽快!
ライ麦畑でつかまえて読みました
なんかわからんがすごくよかった。ナインストーリーズも大好き
336 :
優しい名無しさん:2007/08/13(月) 03:10:04 ID:j2cvPObi
>>332 南条あやがなんちゃってメンヘラだからだよ。
グラスホッパー面白かったな
蝉にしんぱしー
>>335 サリンジャーは素晴らしいですよ
「小舟のほとりで」のブーブーは
僕にとっての母親の理想型なんですが、どう思われますか?
松岡圭祐
絶望先生w
今更ながら海辺のカフカ読み始めた。
>>339 人格障害は病気ではありません。
本人自身の性格の問題であります。
つーか、南条あやって薬をお菓子みたいに考えていた馬鹿だろ?
死んで当然だよ、そんなアホ。
>>342 死んで当然と言い切るあんたの性格も異常だよ
最近読んだ本
世界の神話伝説
世界の神話百科
世界神話事典
シゾイド人間
ユングで解る日本神話
南総里美ハ犬伝
無意識の構造
ズニ族の謎
346 :
優しい名無しさん:2007/08/23(木) 16:06:26 ID:l3bM4p/F
「輪違屋糸里」浅田次郎
前から気になっていたのだが、
ドラマ化されるというので読んでみた。
(でもドラマは見ないかも)
面白かったけど、私は「壬生義士伝」の方が好きだな。
読んでて人物イメージがNHKの「新撰組!」のキャストになっていた(笑)。
永倉新八はグッさん、芹澤鴨は佐藤浩市・・・。
毒されてる・・・orz。
昔買った春琴抄をぼちぼち読んでる
コールドゲーム
となり町戦争
最近、何読んでもつまらなく感じる
読書しない方がいいのかも
エリザベス フェラーズ
細工は流々
ジョージかっこいい!
このシリーズ好きだ
探偵がいかに一人よがりか、笑える
「夏への扉」最近また読んだ。
今は「月は無慈悲な夜の女王」を再度読んでる途中。
畠中恵の時代小説、若だんなシリーズがおもしろいよ。
秋にドラマになるみたいで、ちょっと期待。
>>350それ米作家のハインラインの方?
最近同タイトルで日本作家が本出してると知ってパニックw
アシモフ初期短篇集読んでる。その時代の訳者だし訳が堅いのもあるが、出てくる男性が好青年すぎw
アシモフとハインラインは永遠だな
353 :
優しい名無しさん:2007/08/25(土) 15:20:25 ID:AhGvxffn
アシモフ・・・。
後輩から英語のペーパーバック貰ったけど読んでないや・・・。
思考能力や記憶力落ちちゃって日本語読むのも難儀しているのに、
英語なんて・・・無理っす・・・○| ̄|_ 。
アキハバラ@deep
春の雪
春の雪は二に入ったとこ。
挫折しそう…orz
心理学の本読みあさってるお
356 :
優しい名無しさん:2007/08/25(土) 20:56:57 ID:M7agIvUK
>>354 すごいね。三島由紀夫って難しくない?
私は大槻ケンヂとか嶽本野ばらみたいな
易しい文体じゃないと読めんよ。
357 :
優しい名無しさん:2007/08/25(土) 21:02:37 ID:SIKFFJQi
よしもとばなな
夢野久作
金原ひとみ
菜摘ひかる
358 :
優しい名無しさん:2007/08/25(土) 21:04:28 ID:Ig4Zbxdc
トルストイ
359 :
すう ◆VZpO0svMyk :2007/08/25(土) 21:28:19 ID:te73OtGM BE:454080492-2BP(1)
>>354 春の雪大好きだよ。
三島由紀夫嫌いだったけど、これで好きになった。
読みやすかった。
でも最後の巻だけまだ読んでない。
春琴抄読み終えた。
緊張感が何ともすごくて途中で挫折しかけた。
今はミネット・ウォルターズの最新刊「病める狐」読んでる。
ちょっとややこしい。面白いけど。
あとスティーブン・キングの「ローズ・マダー」再読してる。
シオラン『告白と呪詛』
一言一言が突き刺さる。
アフォリズム集なので読みやすい。
ブローティガン『ビッグ・サーの南軍将軍』
リー・メロンの行動も性格も発言も歯抜けなところも全部愛おしい。
これも読みやすい。
>>359 あれは最後の巻(『天人五衰』)の最後の場面を読んで
最初の巻(『春の雪』)を思い返すとたまらん気持ちになれる。
時間があったら読んでみてほしい、と思う三島信者。
361 :
すう ◆VZpO0svMyk :2007/08/25(土) 23:29:17 ID:te73OtGM BE:605441164-2BP(1)
>>360 おお。
巻が進むにつれて、最初の巻を思い返すのが面白くなる小説だよね。
紹介ありがとう。
362 :
優しい名無しさん:2007/08/25(土) 23:51:01 ID:CKcuqrzY
楽園でたから模倣犯読みなおしたいけど、いまよんだらえらい事なりそうだからな…
文字があったらわりとなんでも読む。
>>352 ハインラインだよ。
それ以外にもあるなんて初めて知ったよ。
「ヘミングウェイ全短編1 われらの時代 男だけの世界」
5年くらい前に授業で読まされたときはまったく意味がわかってなかったと痛感……
いまは結構おもしろく読める。
365 :
優しい名無しさん:2007/08/27(月) 15:39:42 ID:sRQ6BKYi
>>362 「模倣犯」読んでるよ。
登場人物のダークさが気持ち悪くってなかなか進まない・・・。
(やっと単行本の上巻が読み終わった)
367 :
優しい名無しさん:2007/08/28(火) 18:36:15 ID:IoyFGBzc
良スレあげ
368 :
優しい名無しさん:2007/08/28(火) 23:28:27 ID:iUMTvOKz
若くして、自殺した人の作品を読みたいのだが、
鷺沢めぐむ、野沢尚の他に誰か知っていたら、
教えてほしいのだが・・
369 :
すう ◆VZpO0svMyk :2007/08/29(水) 00:23:20 ID:XnW6kXo5 BE:1589282879-2BP(1)
>>368 高野悦子「二十歳の原点」はどうかな。
全共闘時代に大学生だった高野さんの、日記のようなみずみずしい文章。
20才で鉄道自殺後に、原稿が発見されて出版されたんだったかな。
星新一「進化した猿たち」をトイレの中で読んでる
372 :
優しい名無しさん:2007/09/01(土) 22:41:57 ID:R9ZVU/9e
俺が読んで名著だと思った本。
以下、著者あるいは編者と著作名(情報に誤りがあるかもしれないので、興味持った本は確かめてみて下さい)。
戸坂潤 『日本イデオロギー論』
三宅正樹 『文明と時間』
E.H.カー 『歴史とは何か』、『危機のニ十年:1919‐1939』
古東哲明 『現代思想としてのギリシア哲学』
中沢新一 『精霊の王』、『森のバロック』、『緑の資本論』
青木保 『「日本文化論」の変容 戦後日本の文化とアイデンティティー』
岡崎勝世 『聖書VS世界史 キリスト教的歴史観とは何か』
太田一男 『棄民の構造と現代の人権』、『国家を超える視角』
テリー・イーグルトン 『イデオロギーとは何か』、『ポストモダニズムの幻想』
入不ニ基義 『時間は実在するか』
山口昌男 『文化と両義性』
吉見俊哉 『カルチュラル・スタディーズ』
日高六郎 『私の平和論』、『戦後思想を考える』
加藤周一 『雑種文化』、『日本文学史序説(上)』
マルクス 『経済学・哲学草稿』
ポール・ケネディ 『大国の興亡(上・下)』
ヘルマン・オームス 『徳川イデオロギー』、『宗教研究とイデオロギー分析』
それと、今村仁司氏の著作はどれも本当に面白い。
亡くなったのが実に悔やまれる。
ご冥福をお祈りします。
ナルキッソスというサウンドノベル。
フリーでダウンロード出来ますよ。
374 :
すう ◆VZpO0svMyk :2007/09/02(日) 00:12:43 ID:GYRzJoNO BE:605441546-2BP(1)
>>372 E.H.カー 『歴史とは何か』
を読んだら
エドワード・W・サイード 『オリエンタリズム』
と
網野善彦さんも推しとく。
面白いよ。
スティーブン・キングの「ローズ・マダー」を読み終えたので「ミザリー」再読してる。
不思議な少年 マーク・トウェイン
良く訓練された厨設定と電波オチが好きな人にはおすすめ
376 :
優しい名無しさん:2007/09/03(月) 03:21:16 ID:gOa5Ul/I
松尾スズキ『クワイエット・ルームにようこそ』
本谷有希子『生きてるだけで、愛』
両方おもしろいよ。
おすすめメンヘラ本。
読んだ事ある人、他にこういう系統でオススメあったら教えてください。
377 :
優しい名無しさん:2007/09/03(月) 03:51:29 ID:UyJkBRmO
黒い兄弟。
アニメ「ロミオの青い空」の原作。
ダニエル・キイス
アルジャーノンに花束をは泣いた
380 :
優しい名無しさん:2007/09/03(月) 13:27:03 ID:1WwbTvBD
聖書
宗教信者はメンへラーだって言われました ホントでしょうか?
381 :
優しい名無しさん:2007/09/03(月) 13:55:01 ID:kfcPSIzA
>>372 三宅政樹先生なら政軍関係研究とユーラシア外交史研究も面白かった。
ジョージ・ケナンの地政学の所が特に。
382 :
優しい名無しさん:2007/09/03(月) 15:35:08 ID:cRTIU1ek
花村萬月
383 :
優しい名無しさん:2007/09/03(月) 15:39:50 ID:LXsvKZL0
>380 本当らしいよ。
ドグラ・マグラ
有名らしいから読んでおこうと思って
文章のテンポがよくて読み易いよ
戦争論、円を作った男、ハリーポッター
最近読んだのはこれくらい
>>372 政治学専攻?
386 :
優しい名無しさん:2007/09/03(月) 21:48:34 ID:rvNj7L5o
E.H.カーの『歴史とは何か』は、マジで名著。
387 :
優しい名無しさん:2007/09/03(月) 21:53:16 ID:LXsvKZL0
ハンニバル
ハンニバル・ライジング
生きながら火に焼かれて
ノンフィクションです。
>>368 南条あや「卒業式まで死にません」。太宰治は「人間失格」と、
「斜陽」、「グッド・バイ」が面白いですよ。
>>369 すうサソ、ハケーン( ゚∀゚)
390 :
すう ◆VZpO0svMyk :2007/09/04(火) 00:19:35 ID:2MfVKmTQ BE:1362242669-2BP(1)
>>379 私は
>>372じゃないよ。念のため。
>>389 イェーイ(・∀・)
「魔女の血をひく娘」が面白い。
ノンフィクションだと思ってたんだけど…違うの?
今読んでるのはシャーリイ・ジャクスン「ずっとお城で暮らしてる」。
今月の新刊。
夢みたいだよ〜〜〜〜創元社様愛してる!!!!
まさか新刊文庫で手に入るとは思わなかった。
どうか「たたり」も再版してください。
391 :
優しい名無しさん:2007/09/04(火) 00:24:07 ID:PLUQuUNW
>>380 聖書、高房の時英文で読んだなぁ
あれでかなり英語力ついたわw
今読んでるのは幸田真音、池井戸潤等の経済サスペンス。
倉橋由美子『暗い旅』、『ポポイ』、『聖少女』
ここ数週間で読んだ。
日本人の女性作家はまったくといっていいほど
読めなかったんだけど、この人だけは例外。
おもしろいしわけわからんけどすごくひきつけられる。
やっとみつけた!という感動でいっぱい。
でも去年亡くなったなんてそんな……。
393 :
優しい名無しさん:2007/09/05(水) 18:00:45 ID:e2QTrq/f
age
394 :
優しい名無しさん:2007/09/05(水) 19:38:27 ID:8O05Qsrz
加藤諦三著『いま就職をどう考えるか』『自分を嫌うな』
>>389 好きな本が見事に被ってて驚いた
>>368 岡真史「ぼくは12歳」
中原中也「在りし日の歌」
尾崎豊「白紙の散乱」「普通の愛」
>>396 尾崎ヲタから一言。
彼は自殺ではありませんよ。
>>396岡くん遺書も何もないから謎だね
私は彼の父の「生きる意味」の三部作が好きだ
神経症で仕事していないと落ち着かないので実用書ばかり読んでいる
>>397 「若くして死んだ人」だと思っていた
しっかり「自殺」って書いてあるね
読み落としていた
だったら中也も違うやんけ
>>398 しかもお父さんがその本の第一弾を出して
すぐ亡くなっているのも何か意味深な気がする
>>400?
お父さんである高史明はまだ生きてるよね
岡くんの自死が出版の後ってこと?
検索とかしていると本いっぱいあって
どこから手を付けたらいいかわからなくなったり
読んでも効果が全く無かったり逆効果になったりしたりして
もはや無趣味に…○| ̄|_
403 :
優しい名無しさん:2007/09/10(月) 12:38:33 ID:r1yhcwKG
世界中の神獣やモンスターが載ってる文庫本を読んだ。
ゲーム好きだとなかなか楽しめる。一つの本を興味無くさずに最後まで読んだのは久し振りだ。
404 :
優しい名無しさん:2007/09/10(月) 20:49:56 ID:dT9u2zNZ
山本周五郎 季節のない街
ダメだ、今の自分にはこの話は救いがないようにしかみえない
リアリズムなんだけど辛い
>>225 ここでルイ・アルチュセールの名前を見るとは思わなかった
>>372 吉見俊哉 『カルチュラル・スタディーズ』
これは俺も読んだ。面白かったな。やろうとは思わなかったけど
マルクス 『経済学・哲学草稿』
これはプロ文のゼミ発表で使った。懐かしい・・・
山口昌男 『文化と両義性』
今のジャンプ漫画とかの構造が全部コレ一冊で
分析できそうな気がするよな
以外なのはフーコーの著作が入っていないこと
いる人が歴史畑の人だからかなぁ
『監獄の誕生』、グロ描写あるし記述くどいけど名著なのに
カポーティ作品はメンヘルむけだと思うな。繊細な作風とか。
この間書店でヨレヨレの小汚ないおばさん2人組が褒めてた。
最近太宰治の「人間失格」読んでる
本屋で人気だったし
太宰治ぐらい読んでおこうと思って読んでみたら案外ハマった
根本橘夫 『<心配性>の心理学』『人と接するのがつらい』
色川武大「狂人日記」
410 :
優しい名無しさん:2007/09/11(火) 22:20:16 ID:zV8puR/7
山内綾子『青い花の贈りもの』(新風舎)。
主人公のクロクがカッコよかった。
話の終わり方もスカッとしてて、読後感がよいです。
小川洋子さんの「薬指の標本」読んでる。まだ半分くらい。
意外に読みやすい。
1962年生まれ。ということは今45歳?
「薬指の標本」は1998年発行。35歳くらい。
もっと若い人だと思ってた。確かに今30代の人よりやや固い文章なのかな。
それは年齢のせいなのか、芥川賞作家だからなのか?
三島の「命売ります」読み始めた。
このスレで見つけて気になって買ったんだよね。
>>411 古本屋でよく見る。
ちょっと興味あるけど、どんな本なんだろう。
>>412 うーん。フェティシズムっぽい。
まだ半分しか読んでないから残り読んだら感想書きます。
414 :
優しい名無しさん:2007/09/11(火) 23:44:24 ID:20Wcm6Fa
「神へ帰る」二ール・ウォルシュ
月刊「ムー」
>>412 読んだ。
小川洋子「薬指の標本」
フェティシズム系。雰囲気小説。
非現実だけど幻想小説ではない。
読みやすい。
でも個人的にこの人はちょっと苦手かもしれない。
>>415 感想ありがとう。
倉橋由美子の隣に並んでたから、
なんとなく分かるような気がした。
それにしても読むのがお早い
僕は最近はあまり進まなくて
でも古本屋行くと買ってしまう
今日はハイネの詩集とか買ってきた。
417 :
優しい名無しさん:2007/09/13(木) 18:49:09 ID:4oasGS9X
星新一
エクニカオリ
石田千
茨木のリ子
漫画家で最近ハマってるのは、山口美由紀
418 :
優しい名無しさん:2007/09/13(木) 23:53:18 ID:kcJqxgyc
ノルウェイの森
せつな過ぎて具合悪くなる・・・・
419 :
372:2007/09/14(金) 00:17:29 ID:5OHgaIHV
420 :
優しい名無しさん:2007/09/14(金) 00:24:44 ID:X6/MgEV6
最近読んだのは、
・黒い家
・クリムゾンの迷宮
・天使のさえずり
・メドゥサ鏡をごらん
・星降り山荘殺人事件
・そのケータイはXXで
・地獄のババ抜き
・屍鬼
・ハサミ男
・葉桜の季節に君を想うということ
今は「慟哭」読んでます。
ミステリやホラーばっかりorz
421 :
すう ◆VZpO0svMyk :2007/09/14(金) 00:29:29 ID:FqHZJdKv BE:908162249-2BP(1)
422 :
優しい名無しさん:2007/09/14(金) 00:39:12 ID:WgD2cwAV
>>421 ミステリ板の「マジでやられた!〜」と「怖い小説」(スレ帯うろ覚え...)のスレを参考にしてますw
>>421のスレも見てみるよ、ありがとう。
423 :
優しい名無しさん:2007/09/14(金) 00:41:11 ID:5OHgaIHV
最近、読んだ本(再読含む)。
藤縄謙三 『歴史学の起源:ギリシア人と歴史』 力富書房
牧野広義 『現代唯物論の探求 理論と実践と価値』 文理閣
ヘーゲル 『歴史哲学講義』 岩波文庫
A・O・オルドリッジチ『進歩とユートピア』 平凡社
田畑稔 『マルクスと哲学 方法としてのマルクス再読』 新泉社
原田敬一 『日清・日露戦争』 岩波新書
中島義道 『「時間」を哲学する 過去はどこへ行ったのか』 講談社現代新書
市井三郎 『歴史の進歩とはなにか』
>>423 哲学書も一時期ハマッたなー。
お兄ちゃんが自殺してから、「心理学の基礎知識」なんていうのも読んだっけ...泣
425 :
すう ◆VZpO0svMyk :2007/09/14(金) 01:04:30 ID:FqHZJdKv BE:1614509388-2BP(1)
>>422 あ。私もそのスレ二つとも見ました。だいぶ前だけど。
あと貴志祐介は青い炎が意外に良かった。
426 :
すう ◆VZpO0svMyk :2007/09/14(金) 01:09:33 ID:FqHZJdKv BE:1362242096-2BP(1)
>>419 網野さんが面白いなら、中世ヨーロッパ=暗黒時代という歴史観を変えた、
「聖と俗」だっけ?名前忘れたけどその人も面白いと思うよ。
あと科学革命(パラダイム理論)のクーンの本も面白いかも?
427 :
優しい名無しさん:2007/09/14(金) 01:17:16 ID:WgD2cwAV
>>425 青い炎、今度探してみる!
情報ありがとうw
あと、柳原慧の「コーリング闇からの声」(宝島社)と、倉持優助の「黒子」(講談社)も探しているのだけど、見付からないんだー。
428 :
すう ◆VZpO0svMyk :2007/09/14(金) 01:34:07 ID:FqHZJdKv BE:882935257-2BP(1)
429 :
優しい名無しさん:2007/09/14(金) 02:14:37 ID:A2Shcsde
>>428 調べてくれたんだ...ありがとうm(__)m
私の個人的な感想は、
・クリムゾンの迷宮
ちょっと気持ち悪い所もあるけど、おもしろかった。
ハラハラしながら一気に読みましたw
・メドゥサ鏡をごらん
これは怖いというより、少し悲しい話という印象のほうが強く残ったよ。
ラストはあまりスッキリしない感じだったな...
だけど、夜は鏡を見るのが怖かったりして...;
・星降り山荘殺人事件
犯人の豹変ぶりが怖かった;
ラストで、もう一度ドンデン返しがくるかな...という期待があったけど、なかった。
だけど面白かったよ。
・そのケータイはXXで
ハラハラドキドキしっぱなしで、一気に読んだよw
私だったら、気が狂うだろうと思った;
・地獄のババ抜き
これは、私の中ではイマイチだったなー。
だけど、心理戦の様子は面白かったよ。
ラストのほうでは「粋な事して...いい人達だな」なんて思った部分があったよ。
・葉桜の季節に君を想うということ
これは「え?!そうだったの?!やられた!」と思ったよ;
全然気付かなかったもんorz
あまり書くとネタバレしかねないので、この程度の情報ですが、参考になるかな...;
430 :
すう ◆VZpO0svMyk :2007/09/14(金) 02:18:43 ID:FqHZJdKv BE:1362242669-2BP(1)
>>429 こちらこそありがとう。
ほー。さすが。読んで外れなさそうですね。
今度古本屋でぼちぼち探してみるかな。
情報ありがとうです。
431 :
すう ◆VZpO0svMyk :2007/09/15(土) 00:21:02 ID:GTSPBjSR BE:504534645-2BP(1)
うお。
>>430書いた記憶がなくて今見てびびった…。
今読んでるのは梨木香歩の「エンジェルエンジェルエンジェル」。
普段読まないものを読もう!企画の一環です。
「西の魔女が死んだ」より好きかもしれない。
432 :
優しい名無しさん:2007/09/15(土) 10:18:37 ID:9XanPh/R
昨日読み終えたんですが乙一さんのGOTH良かったです。乙一さんの本大好き
です。一気に読めてお勧めです。ただきもいのが苦手の方は読まない方が
良いかと思います。気分悪くなるかも。
433 :
優しい名無しさん:2007/09/15(土) 11:52:04 ID:EqOWBtAR
小島信夫『うるわしき日々』買ってきたから
調子いいときぽつぽつ読むぞー。
>>426 「聖と俗」はミルチャ・エリアーデですね
読み止しのまま本が手元にない。。。
最近は石川淳の普賢etcを読みました。
堀辰夫の美しい村だったかな?も。
今は途中でほってた薔薇の名前を再開中
んん?エリアーデの「聖と俗」ではないやつかなぁ…
昔話、神話は永遠の名著
グリム、アンデルセン童話集は新潮文庫から出てるので手軽に買えるぞ
あと日日日の狂乱家族日記。重い話もあるが気分が明るくなる。
437 :
すう ◆VZpO0svMyk :2007/09/15(土) 23:02:17 ID:GTSPBjSR BE:2043363299-2BP(1)
>>434 あ、ごめん。なんか混ざったみたい。何だっけ。タイトルが思い出せない。
エリアーデも好きです。
というか私もエリアーデ今読みかけで止まってます。聖と俗じゃないけど。
石川淳も読んでおきたいなあ。
薔薇の名前は映画しか観たことない。原作面白そう。
梨木香歩の「エンジェルエンジェルエンジェル」読了。
文語体の部分が違和感がある。うーん。
完全自殺マニュアル
ジョイスのユリシーズ読んでる。
期待してたほど意味不明じゃなかった。
440 :
優しい名無しさん:2007/09/16(日) 04:35:36 ID:p1blsQOy
>>372 井筒俊彦はどう?
「コーランを読む 」とか面白かったよ。
441 :
優しい名無しさん:2007/09/16(日) 04:48:06 ID:JSE2/0i1
ハンニバル
ハンニバルライジング
443 :
優しい名無しさん:2007/09/16(日) 13:02:20 ID:aA/V/tBn
カフカ 異邦人
ジムでテレビ見ながら歩いてたら番組でやってた
虚しくなって具合悪くなっちゃったィ・・・・・
444 :
優しい名無しさん:2007/09/16(日) 16:26:25 ID:FAX3xrJ0
ヘッセのデミアン読んでる。
真面目過ぎて鬱になる人間の典型例な思考回路だ。
夫婦で精神科医にかかってたらしいし>ヘッセ
遠藤周作の死海のほとりをとりあえず読み始めた
液晶の物理学・チャンドラセカール
447 :
優しい名無しさん:2007/09/17(月) 12:17:00 ID:eItXrZZt
ウンコたべたい
448 :
優しい名無しさん:2007/09/17(月) 13:09:32 ID:ua6DzhFd
ヘルマンヘッセ「車輪の下」
449 :
優しい名無しさん:2007/09/17(月) 14:31:04 ID:tqonYVhU
泣ける2ちゃんねる
ヘッセの庭仕事の愉しみ
自然への愛情から人生や宇宙を瞑想する感覚
生命の秘密に触れる文章も詩も絵も素晴らしいよ
ミルハウザー読んでる
452 :
すう ◆VZpO0svMyk :2007/09/18(火) 19:56:34 ID:qKa7taH4 BE:201814324-2BP(1)
普段読まないものを読もう!もとい積読書をなくそう計画。
江國香織の「ぬるい眠り」。
うむむ。長編の方が好きかも。
福永武彦『忘却の河』読了。
すばらしい。親子揃って大好き。
>>445 それ座右の書にあげるくらい好きだ
"薔薇の名前"読了。
読み落しが多そうなので、もう一度読もうとは思うけど…
>>453 "死海のほとり"ノンビリ読んでみようと思います
455 :
優しい名無しさん:2007/09/19(水) 17:00:25 ID:iWV201E7
ジムトンプスン 残酷な夜
一番好きかも。
マックス・ボルンの
光学の原理T
光学の原理U
光学の原理V
457 :
すう ◆VZpO0svMyk :2007/09/19(水) 22:13:51 ID:9WnuxLSm BE:1009068285-2BP(1)
江國香織の「ぬるい眠り」読了。
「とろとろ」ていう話が面白かった。私なら「みーみー」ってタイトル付けるな♪
ジャック・ロンドンの「野生の呼び声」を図書館で読んだ。
懐かしさと感動で泣きそうになった。
本当に大好きな話だ。
同時収録の「どん底の人々」も面白かった。あー、いいなあ。
薔薇の名前再読中。
五分の一ほど読み終わった。
先は長い。。。
みんな小説読むのか…
俺は苦手だなぁ
新書をよく読む
460 :
優しい名無しさん:2007/09/20(木) 05:11:43 ID:purCENM/
クリストファー・プリーストの魔法と双生児読んだ。
どれもオチがいまいちな気もするけどいい小説だったよ。
最近読んだ本
桐野夏生「グロテスク」(上・下)、「魂萌え!」(上・下)、残虐記
残虐記、グロテスクは人によってはフラッシュバック注意。
グロテスクは面白かった。
残虐記、なんだか消化不良だけど。
魂萌え!は特に箸にも棒にかからず。
今は楽なヤツが読みたくて「NHKへようこそ!」の小説版を読んでます。
軽いテンポで読みやすい。
462 :
優しい名無しさん:2007/09/20(木) 12:49:29 ID:KB1U39ZG
ジョジョの奇妙な冒険1部〜6部
生物と無生物のあいだ
一時期妄想で生物もコンピュータのように何者かに作られたんじゃないかとか
考えていたので、妄想をへらすために生物の定義とか知りたくて。
464 :
欝の皇子:2007/09/20(木) 16:25:51 ID:FDpKl2PH
まずは読書といえるかっどうかしランが週刊競馬ブック
討つになってからはあまり興味ないんだが
ヘッセのデミアンは高校生のときに読みました
お薦めは藤沢周平の白き瓶だったかなりハマって数日で読みました
勿論仕事もしながら
ミステリはあまり読んでなくてアガサクリスチィの
abc殺人事件&オリエント&そして誰もいなくなった
とかハアドボイルドの動く標的くらい
液晶・高分子入門
>>459 ちなみにジャック・ロンドンの「どん底の人々」はノンフィクションだよ。
1902年のロンドン貧民街にアメリカ人が変装して乗り込む!
そこは想像絶する世界が…!
みたいな。
変装ばれてボコボコにされるんでないかとハラハラしましたw
>>464 ジム・トンプソンの「おれの中の殺し屋」とかどう?
>>455の「残酷な夜」は読んだことないけど読んでみたいなあ。
467 :
欝の皇子:2007/09/21(金) 04:29:06 ID:2c20i/NN
すうさん、ありがとうございます。一度トライしてみます。ただ、酔いどれ探偵が挫折したんで(^_^
そういえば彼は軽くメンヘラですね。『俺か?俺は何もかも失った男だ』名訳です。
大槻ケンヂ 「グミ・チョコレート・パイン」
チョコ編を読み終わったところ。続き気になる。
オーケンはエッセイもいいなあ。今まで読まず嫌いしてて損したわ。
再読"薔薇の名前"上巻読了
さあ下巻に挑戦だ。。。
普段読まないものを読もう!もとい積読書をなくそう計画。
江國香織「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」読了。
すごく退屈な本だった…
何でこの本が山本周五郎賞???
短編集。すべての話が女性、恋愛。
なんかもし平均的な「女流作家」の本を作ったらこんな本になるんじゃないかというくらい
つまんなかった。苦手だな。
>>467 挫折してましたかー。
私はジム・トンプソンを初めて読んだのは最近です。
ユルスナール"東方綺譚"読了
ドストエフスキー「地下室の手記」
夢野久作「ドグラ・マグラ」
遠藤周作「海と毒薬」
太宰治「人間失格」
芥川龍之介「河童」「歯車」「蜃気楼」
ボルヘス「伝奇集」
鬱なのばかりだけど、どれもオヌヌメ
柳田國男「明治大正史 世相篇」
学生時代、社会学の授業のテキストだった。
ふと読みたくなって、本棚から引っぱりだしてきた。
474 :
優しい名無しさん:2007/09/25(火) 01:38:55 ID:JYqcpRU0
>>473 柳田はいいよな。
『石神問答』からも読み取れる様に、当時の日本を取り巻く情勢に対する強烈な問題意識がある。
彼の民俗学研究は、おそらくそこから出発してる。
>>472 地下室以外は全部読んだことある。
確かに面白い小説ばかりだね。
風の谷のナウシカ
面白いし深い
大事なことを思い出す
477 :
優しい名無しさん:2007/09/28(金) 15:39:44 ID:vAqAB+aN
>>476 ナウシカ最終回まで、アニメージュで読んでいたYo!
いまはもう ロリロリっぽい雑誌になちゃったけどね!!
こないだ 5 6 7 巻を読み返してたら、 涙が
あふれるるるるるる。
サフランのコロイドの物理学
全然Σ(・ん・;メ)わからん
石原まこちん「ぼくのニート道」
字は読めるようになったが、内容が入ってこない・・・orz。
森見登美彦「有頂天家族」
主人公たちの家族愛がうらやましいです。
安部公房「水中都市・デンドロカカリヤ」読了
デンドロカカリヤになりたい。。。
太宰治しか読まない
税金とかローンとか保険とか
生きてく為に必要な知識が書いてあるような本てない?
俺、無知すぎて恥ずかしいの通り越して生きる自信がない
484 :
優しい名無しさん:2007/10/03(水) 23:16:33 ID:cCsVApCv
佐藤友哉『フリッカー式』
舞城が好きだと言ったら知人に薦められたので読んでる。
まだ序盤だけど、難しくないしするする読めるので読了出来そう。
三島由紀夫「命売ります」読了
ラストちょっと残念。
「仮面の告白」が秀逸すぎた。
次は「音楽」読む。
今読んでるのは「クワイエットルームにようこそ」
松尾スズキの小説 精神病院にまつわるお話、おもしろいよ
普段は梨木夏歩の小説をよく読むよ、西の魔女やエンジェルとかね
なぜ「いい人」は心を病むのか
愛の話 幸福の話
ダメな自分を救う本
この世の悩みがゼロになる
>>486 クワイエットルーム面白いよね。
軽い文体だからサラッと読めるし。
近々映画にもなるね。
幸福の本って、幸福の科学のようで怪しく感じる
パウロ・コエーリョ「ベロニカは死ぬことにした」「11分間」
本が読めない
図書館で本を借りてきては読めずに返す
その本をまた借りてきてはまた読めずに返す
その繰り返し繰り返し
本が読めない
>>488 今日、読み終わったよ
うん松尾スズキの文体好きかも
映画も見に行こうかなとか考えてる
>>490 ベロニカ面白い?
俺は糞つまんなかったよ
デイヴィス 低次元半導体の物理
495 :
優しい名無しさん:2007/10/06(土) 07:52:24 ID:yiYWlCKW
「狂い」のすすめ
流浪の果て/ヘルマン・ヘッセ
「薔薇の名前」二回目読了。
ヘルマン・ヘッセ読んでる人多いね。
何冊か買いに行こうかな。。。
酔っ払ってる時にゴミ箱に捨ててしまった、「死海のほとり」を
再ゲット。まったり読もうっと。
「パーソナリティ障害―いかに接し、どう克服するか」岡田 尊司
有栖川有栖
プリーストリー「夜の来訪者」
短くて読みやすいし、面白いのでお勧め
「死海のほとり」読了
まったり読もうと思っていたけど、やらなきゃいけないことから
逃避してるうちに、読み終わってしまった…
谷崎潤一郎「月と狂言師」
町田康「へらへら坊っちゃん」
ストリンドベリ「死の舞踏」
3つ並読中
へらへらぼっちゃん、なんとか読了
この人はエッセイより小説の方が良いね
これはなかなか苦しかった・・・
岩井 志麻子「ぼっけえ、きょうてえ」読了。
一気に引き込まれて読んだ。面白かった。
ローゼンメイデンが好き
真紅の優しい言葉に癒されます
奈須きのこのDDDとか、弱者に焦点を当てた作品にはまっている
>>409 亀レスで申し訳ないけど、俺の最愛の書だ。
508 :
優しい名無しさん:2007/10/13(土) 06:07:56 ID:pFTHQyi9
佐藤友哉『エナメルを塗った魂の比重』
フリッカー式を読了したので、続編である本書を読書中。
軽いノリで読めるので読み進めるのが早い。
でも舞城のが好き。
509 :
優しい名無しさん:2007/10/13(土) 10:50:31 ID:EwJtxEap
>>491 あせるな! 大丈夫 具合が良くなったら、又 読めるようになるよ。
「罪と罰」
新潮(工藤訳)のは駄目だったけど
岩波(江川訳)のは訳注も豊富で読みやすくて
このまま全部読めそう。
罪と罰は中村白葉の訳で読んだなぁ
村上龍:思いっきり自分を否定してくれて、気持ちいい。
大島弓子:無重力。夢。死後の世界への憧れが募る。
513 :
優しい名無しさん:2007/10/16(火) 16:47:02 ID:tYWBzYQH
ドグラマグラって
弱ってる時に読んで大丈夫だろうか?
2chスレや各サイト、本の解説を見ると
何だかおそろしいんだが。
メンヘラ状態で読んだ人の感想聞きたい。
>>513 あくまで俺の場合だけど、アタマぐちゃぐちゃのときにコレ読むと正気に戻れるよ。
ごちゃごちゃ考えてもムダだと悟るんだろうと思う。
515 :
優しい名無しさん:2007/10/16(火) 21:54:19 ID:I03f0Ody
「神へ帰る」N・ウォルシュ
516 :
優しい名無しさん:2007/10/16(火) 23:07:48 ID:wRdUevyH
メンヘラがポップな描き方で登場する作品あったら教えてください。
ちなみに自分は上の方にも書いたけれど、
『クワイエットルームにようこそ』
『生きてるだけで、愛』
『逃亡くそたわけ』
がネガティブ過ぎない描き方で好みだった。
517 :
優しい名無しさん:2007/10/17(水) 06:51:39 ID:k0M6N290
舞城王太郎
スクールアタックシンドローム
518 :
優しい名無しさん:2007/10/17(水) 06:55:04 ID:MozaBqVG
京極夏彦の「邪魅の雫」読んだ。
同じキャラ達が出てくるシリーズモノはなんか安心して読める。
520 :
優しい名無しさん:2007/10/17(水) 07:12:43 ID:QrkbEkbi
リリイ・シュシュのすべて
暗いときに読んでる
>>513 閉鎖病棟に居るときに読んだよ。
読んだ人は一度は気が狂う的な事が書いてあるけど
すでに狂っているからすんなり受け入れられる。
522 :
優しい名無しさん:2007/10/17(水) 17:32:35 ID:0x4nx4cB
>>491 その気持ち、すっごくよっくわかる!!
新聞や雑誌でリハビリしたら、やっと、文庫本を読めるようになったよ。
図書館で、写真ばっかりの図鑑や 絵本、それから、童話も、たくさん読んだ。
>>513 狂うってよりもだんだんわけわかんなくなってくるよ
下巻まで読み切るのは結構気力がいる
>>509>>522 ありがとう。
普段違うスレでコテでひとりごとだけ言ってる人間で
誰にも相手にされないんだ、レスしてくれただけですごくうれしかった
地元の図書館は自動貸出機みたいのがあってそれで借りて
閉館時間帯に返却ボックスってのに返すの2週間おきにしてる
ミヒャエル・エンデが好きだったよ「モモ」
今は「NHKにようこそ」が借りてある
西村京太郎のソニックにちりん殺人事件っていう本読んどる
西村先生の作品を読むのは初めてなんで楽しい
通りすがりに書き込み
伊坂幸太郎と村上春樹かな
村上春樹の風の歌を聴けを読んだけど面白さがわからなかった
春樹の本の楽しみ方を教えてください
合う合わないが激しいので
無理しないでいいです
>>527 ノルウェイの森
世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド
を読んでみるといい。
おれは小説をめったによまないけど
この二つは面白かったよ。
鷲は舞い降りたは登場人物が
多すぎてサッパリだった
10人超えると混乱して
それまで覚えてたのも消えてしまう。。
アンドロイドは電気羊の―を
また読みたくなった
>>527 風の歌を聴けは面白くないよ
メンヘラならノルウェイの森を読んで
なにかくるものがあるかもしれない。
個人的には羊をめぐる冒険と1973年のピンボールが面白かった。
俺的には蛍だな
533 :
527:2007/10/19(金) 19:29:33 ID:EpVrs4bo
たくさんの情報サンクスです
昔一気に古本で買った中にノルウェイの森があるので読んでみます
>>509,
>>522に禿同。
自分も、活字(文字全般)が読めない時期があった。
だが、料理本や写真の多い週刊誌を見てたら、(ながめる程度でもok)
新聞が読めるようになった。(読めるようになったが、内容が頭に入ってこない…orz)
自分も次は本、ミヒャエル・エンデの「モモ」に挑戦してみようとオモ。
と、通りすがりの三十路オサーンが言ってみる。ノシ
夏目漱石の三四郎久々に読んでます。
昔、ずっと若い頃に読んだ時より、なにやらぐっと来る。。。
ウイグナーの群論と量子力学にコーヒーこぼしてしまった
537 :
優しい名無しさん:2007/10/23(火) 05:14:11 ID:zfufDfHw
サリンジャーに興味を持って
これから著作を読もうと思ってるんだけど
『これは読んどけ!』って作品あったら教えてくださいm(__)m
ライ麦畑はとりあえず入手しますた。
サリンジャー好きな人いたらぜひ。
さっき佐藤友哉『鏡姉妹の飛ぶ教室』読了。
佐藤友哉の作品はブッ飛んでて好きだ。
舞城好きな人はぜひ『土か煙か…』を読んでください。
538 :
優しい名無しさん:2007/10/23(火) 05:20:19 ID:7Iu3n8y1
ボードレール『悪の華』
エルンスト・マッハ『感覚の分析』
てごわい…orz
>>537 ライ麦は必読。
野崎訳と村上訳両方読んだら良いと思う。
フラニーとゾーイー
↓
ナイン・ストーリーズ
↓
大工よ屋根の梁を高く上げよ・シーモア序章
その他にも荒地出版から新装版のサリンジャー選集が
出てるから、気になったら読んでみるといいよ。
541 :
530:2007/10/24(水) 15:00:30 ID:lbkBXjBs
>>540 ありがとう!
その順番で読んでみるよ。
ライ麦も両方読んでみます。
本当にありがとう(゜∀゜)
ゲーテのファウスト
13歳で初めて読んで、18歳のとき読み、21歳の今また読んでます。
読む度に解釈が変わっていく不思議な感覚。
難しいので読むの大変だし、私自身が正しい解釈はできてないと思うけど、読むと悩み事解決のヒントが見いだせたりしました。気休めや甘やかしじゃなく、もっと深くて現実的な何かがある感じ。
うまく言えなくてすみません。
>>542 ファウスト前に挑戦したけど
俺の頭の悪さではついていけなかったorz
>>516さんの好みとはちょっと違うかもしれないけど、
自分は西尾維新の小説が好きだなあ。
戯事シリーズとか 君と僕の壊れた世界とか
登場人物に(作中で明言されてはないけど)メンヘラが多い作家だと思う。
好き嫌いはかなり分かれそうだけど、文体もポップだと思うので
気が向いたら読んでみてくださいノシ
545 :
優しい名無しさん:2007/10/26(金) 04:07:56 ID:uBeAGXpi
最近、森絵都の「つきのふね」を読んでぼろぼろ泣いた。
中学生の話なんだけど
自分、もういい大人なのに毎回主人公に感情移入しまくってしまう。
あと、同じく女性作家なら茅田砂胡も好きだ。
荒唐無稽な話に笑わされて元気をもらえる。
546 :
優しい名無しさん:2007/10/26(金) 04:10:27 ID:uBeAGXpi
最近、森絵都の「つきのふね」を読んでぼろぼろ泣いた。
中学生の話なんだけど
自分、もういい大人なのに毎回主人公に感情移入しまくってしまう。
同じ女性作家なら、茅田砂胡も好きだ。
荒唐無稽な話に笑わされて元気をもらえる。
>>541 いえいえ
良かったら感想聞かせてね^^
娯楽で本読んでるので難しそうなのは避けてしまいます。
古本屋で見つけたロスワイラーって作家の「赤毛のサウスポー」が
結構おもしろかったので、続編も読んでみた。
この作者、水島新二の漫画知ってるんじゃないかと思った。
550 :
541:2007/10/28(日) 05:25:44 ID:iM3PR91A
>>548 いま借りてる本読み終わったら、
必ず読んで感想書きます。
有難う(*゜▽゜)
ナインストーリーもフラニーもブコフにあった!
551 :
優しい名無しさん:2007/10/28(日) 05:28:36 ID:+Ax4Ypt9
「サウス・バウンズ」
映画化されて書店にたくさん並んでますが、鬱が酷かったとき
するする読めた本でした。
久々に、楽しい小説を分かりやすく書いてくれる
賢い大衆作家に出会った喜び
フレッド・ヴァルガス
「青チョークの男」
「死者を起こせ!」
「ジョゼと虎と魚たち」読了
前々から興味があった本で
映画も観たいと思っていた。
短編で読み易いし、結構好きだな。
そしてサガンを改めて読もうと思った。
>>550 ラッキーだったね!
楽しみに待ってます。
554 :
優しい名無しさん:2007/11/02(金) 20:37:43 ID:cW97Pj0E
夏目漱石の「坑夫」読んだ
主人公が坑内で絶望的な気分になって死のうかどうか迷って
どうせ死ぬなら華厳の滝で死にたいからこんな所で死ぬわけにはいかない
っていって自殺を思いとどまる所なんか、(そうそう分る分る!)って思いながら読んでた
一般的な人間の感想文では「ユーモアであろう」とか書かれてましたが
この作品はある種の人達にしか受信できない電波を発してると思う
555 :
優しい名無しさん:2007/11/02(金) 20:42:39 ID:bTGWDbb9
第十一の予言
ジェームス・レッドフィールド
「アネイリンの歌」ローズマリ・サトクリフ
描写が詩的で面白い。最近は児童文学しか読めないな(´・ω・`)
557 :
550:2007/11/03(土) 05:12:33 ID:2dEg3BMH
>>553さんにアドバイス貰って
『ライ麦畑で捕まえて』野崎訳読了。
時代背景や文化の違いもあってか、やや理解しにくい表現もあったが、
独自の嗜好や哲学をもった主人公が好きになった。
村上訳はもう少し現代風になっていると聞いたので、
『フラニーとゾーイ』『ナインストーリーズ』読了したら、
村上訳ライ麦を読もうと思う。
主人公の独特の感性、インチキを嫌う性格、とても好きだ。
特に彼の妹は最高にいかしてて、素敵だと思った。
…とりあえず初見の感想はこんな感じです!
ちなみに最近読んだ『ノルウェイの森』が凄く面白かった。
誰かを失ったことのある人なら、一層心に響くはず。
精神病患者も登場します。
長々とすみません。
村上龍「69 sixty nine」読んだ。
頭が回って性欲旺盛元気な高校生のお話。
時代はロックの旋風が世間を吹き過ぎていこうとしていた1969年。
メンヘラ視点で見れば否定的だなと思う一節もあったけど
基本バカで勢いで行動してる主人公は見てて楽しかったw 羨ましいなー。
金田一耕助シリーズも読んでる。今迷路荘。
こいつこんな奴だったのかwwwってなった。
奇人変人あたりまえ、フィクションだからまだいいけど
客観的に見りゃ社会不適合者の宝石箱って感じなのが
「探偵」という職業だけど、
この人その中にあって人間できすぎwww
人間不信気味だったけど、また人というものを好きになれそうな気がしてくる
ホラーが大好き。
小説なら平山夢明の「いま、殺りにゆきます」とか、あと角川ホラー文庫。
漫画は伊藤潤二とか、日野日出志とか。気味悪いのがいいな。
銀河ヒッチハイクガイド面白いお
>>559 俺も伊藤潤二好きだな。絵も好きだし作品全部いい。
>>557 感想ありがとう。
思ったより早かった。
あなたの感性、好きだな。
フィービーはいかしてるよねw
僕はホールデンと自身をどうしても重ね合わせてしまうんだ。
僕が国語教師だったら、
10代のうちに読んでおくべき本第一位が「ライ麦畑でつかまえて」だ。
村上訳は少し単調になってる感じかな。
野崎訳は名訳と言われいるけど、
村上春樹独特の言い回しも好きだよ。
二回目読むとまた違った風に感じるかもしれない。
「ノルウェイの森」を読んだのは随分と昔で、
内容を大方忘れてしまった。
読み返してみようかな。
良かったら、またあなたの感想が聞きたい。
他の作品も楽しんで貰えたらと思う。
三島由紀夫「音楽」
絵國香織「東京タワー」
銀色夏生詩集「ロマンス」
嶽本野ばら「エミリー」
ハイネ詩集
読んでる。
流石に5冊同時進行だと中々進まない。
564 :
優しい名無しさん:2007/11/09(金) 05:02:39 ID:6ocA3Zj/
保守age
565 :
優しい名無しさん:2007/11/09(金) 05:12:36 ID:rZ0QOb11
バカボンド 面白いよ 武蔵強いし 同じ作家でリアルも面白い
566 :
優しい名無しさん:2007/11/09(金) 12:43:59 ID:H6kdDd9u
やっぱり絵が好きなので漫画を読んでる
手塚治虫の「火の鳥」全編読んだ
なかなか面白かった
>>566 手塚治虫いいよね。
「アドルフに告ぐ」がオススメだよ。
大人向け手塚作品なら「奇子」「きりひと讃歌」も激しくおすすめ
今日、安彦良和さんの王道の狗を読みました。
難しい用語が沢山出てきたけれど、とても感動しました。
松尾スズキの
「クワイエットルームにようこそ」
は面白かった。主人公ODして物語が始まる
571 :
優しい名無しさん:2007/11/14(水) 03:19:59 ID:EI6LGJ95
ひきこもりにオススメの本ってありませんか?
知っていたら教えてください。
乙一 はおすすめ。
特に暗いところで待ち合わせとか。
川端康成の『眠れる美女』読み出した。描写がしっとりしてていいなあ…
太宰の『女生徒』がガチですき。女の子に読んでほしい。
主人公の女の子が一日起きて眠るまでの話なんだけど、
やっぱり太宰の女性一人称の小説はすばらしいなあと思った。
どうしてわかるんだろうって思うささやかな喜びとか悲しみとかが詰まってて何回も読み返してる。
あと最近やっとマルタンモネスティエの『畸形全書』見終わった。
白黒だけど写真も載っててすごく興味深かったよ。
太宰の『女生徒』は女性からするとこんなのリアルじゃない、って感じらしい
私は割と共感できたんだが…そうか、ごめんな(´・ω・`)
リアルさを求めて読んでるわけでもないからなあ
577 :
柴田 ◆1690073yxU :2007/11/15(木) 02:21:12 ID:JTlMXy2a
妹が買ってきたゼクシィなるものを読んだ。こたつで落花生食べながら。
婚約指輪の平均は60万とか、やっぱり結婚指輪は別に欲しい!だの。
両親顔合わせは素敵なレストラン!予算は20万 とか、ティアラはこだわって!レンタル8万とか。
やっぱりドレスは3種類!15万×3着(レンタル)とか、式の前にはエステで目立っちゃえ!5万とか。
挙句の果てには、彼氏は彼女の我侭を笑顔で聞いてあげて!だと。
とにかく腹が立った。
578 :
優しい名無しさん:2007/11/15(木) 23:56:35 ID:08smGWr3
ずいぶんリアルな話だな
>>577 よく読みましたねそんな物。
物欲を駆り立てるのが情報誌の役目。
三島の『豊饒の海』シリーズ読み終えた。
今まで堅苦しそうだなと思って読むのためらってたんだが
やばいなこれは。すごすぎる。
あんなに分厚いのにどっぷり浸かって飽きなかった。
文学好きなら三島の魅力を
自分みたいな高校生でも感じ取れる事がわかったし
若い人にもオススメ。
途中哲学の事とか難しい事がいろいろと入ってくるけど
第1巻「春の雪」ならそういう描写はまだ少ないし
純愛に飢えてる人にも良いんじゃないか??
豊饒の海の最後は凄いよな
虚無の極地みたいな感じ
ザイマン 現代量子論の基礎
584 :
優しい名無しさん:2007/11/20(火) 12:10:53 ID:oSK6wRsJ
ヘッセのデミアン
クソ真面目な人向け。面白かったし前向きになれた。
585 :
優しい名無しさん:2007/11/20(火) 12:53:33 ID:eNZ4CdC7
>>582 お、面白かったかい…?ニュートリノがどうとかなの?
解りやすく説明して下さい(´・ω・`)
尾崎紅葉「金色夜叉」何度読んでもハマる
最近では台詞を声に出して一人芝居をしてみている
586 :
優しい名無しさん:2007/11/20(火) 14:02:52 ID:uYoMae4t
三島由紀夫の仮面の告白,豊饒の海,文章読本
太宰治の人間失格,晩年,斜陽
泉鏡花の高野聖,歌行燈
中原中也の山羊の歌,在りし日の歌
寺山修司の家出のすすめ
サリンジャーのナインストーリーズ,ライ麦畑でつかまえて
夢野久作のドグラ・マグラ,地獄少女
森博嗣のS&Mシリーズ(特にすべてがFになるはオススメ),Vシリーズ
小野不由美の屍鬼,十二国記シリーズ
高村薫のマークスの山,照柿,レディ・ジョーカー,我が手に拳銃を,リビエラを抱いて翔べ
京極夏彦の京極堂シリーズ
横溝正史の金田一シリーズ
有栖川有栖の江神&有栖シリーズ,火村&有栖シリーズ
などなど,貪るように読んでます。
ただ恋愛小説は拒否反応でます…。
↑こんなんばっか読んでるやつが読めそうな恋愛小説ありますか?
看護学生向けの解剖生理学と病理学の参考書。
エンバーマーになりたいけど学校に通うにはまだ時期的に無理だから、参考書だけ買ってみた。
専門用語一服で難しいけどおもしろい。
>>585 素粒子専門の本ではないですの
場の量子論、ダイヤグラムとか。。。
実はよくわかりません
589 :
柴田 ◆1690073yxU :2007/11/21(水) 00:13:26 ID:QB/Rfgs/
590 :
柴田 ◆1690073yxU :2007/11/21(水) 00:15:18 ID:QB/Rfgs/
一番好きな恋愛小説は「あの橋の向こうに」かな。
昔、近所の本屋でセカチューの横に平積みされててわろた
三島由紀夫は『不道徳教育講座』が好きだな
軽いしもっともらしい癖に笑えるし
太宰の「女生徒」は、
噎せ返るほどの少女趣味に読んでて強烈に恥ずかしくなった
自分が腐が入ってるからかもしれんが、
中二病ってこんなんだったかなぁと思う
少女趣味といえば三島もそうで、だから三島の小説が読めない
若い頃に少女趣味に浸りきった反動なのか拒否反応が出るんだよね・・・・
三島がダメなのに島田雅彦のはそうでもないし
やっぱどっか父性が入ってないとダメな所が如何にも腐だな
>>586赤江瀑の本とかいいかも。
ラストが凄い暗くて面白い本ありませんか?
>>591 >不道徳教育講座
あれは傑作だな 三島の小説は呼んだこと無いけどつまらない
>>589さん
「孤島の鬼」読んだことあります,面白いし好きですw
「あの橋の向こうに」ですね,体調回復したら早速探しに行ってこよう〜。
>>591 「不道徳教育講座」は面白いですよね〜。久々に読み返してみたくなった。
太宰の「女生徒」読んだことないんですよね,読んでみようかな。
>>592 早速探しに行ってみたいと思います!
ラストが凄く暗いやつですか,森博嗣の「スカイ・クロラ」かな。
いや,凄くは暗くないけど面白いです。(割と暗いかな)
>>592 東野圭吾の『殺人の門』なんてどうだろ?
結構面白いぞ。
あづまの?ひがしの?ってドラマで見る通漢字
手紙とか百夜なんとか書いてる人でしょ
>>594スカイ・クロラは評判聞いてそのうち読もうと思ってました。
森博嗣は何冊か読んでたし。
>>595東野さんも有名所ですね。
最近では悪童日記シリーズが最後死ぬ程暗くて面白かった。
漱石の夢十夜が面白かった
まあ柄谷の受け売りなんだが
601 :
優しい名無しさん:2007/11/22(木) 21:25:38 ID:s0cOIluY
リリー・フランキーの「増量・誰も知らない名言集」
くだらなくていい。考えなくていいし笑えた。
そう言う本って貴重だよね。
なんにも考えずに笑える。これすなわち最良の時間。
603 :
優しい名無しさん:2007/11/22(木) 21:35:17 ID:PqUIfK2c
完全自殺マニュアル
村上龍、桜井亜美…赤川次郎
長野まゆみの宇宙百貨活劇
この世界にトリップしたい
罪と罰
地下室の手記
なにも考えずに笑えるっていうと筒井康隆の「乱調文学大辞典」が好きだなあ
罪と罰買ったが読めない
三島とかドストエフスキーとか読みたいけど、なんか難しそうで手が出ない
>>610 ドストエフスキーは、長広舌で社会主義がどうのとか書くけど
読み飛ばしてもおkだと思うよ。私はそれでも充分面白かったし
612 :
優しい名無しさん:2007/11/24(土) 18:05:28 ID:BFUIazCK
加藤諦三さんの「自信」って本読んでるけど説教受けてるみたいで疲れる。
言ってることには納得できて本に書いてある内容と自分とを照らし合わせてみたりして
いろいろと考えさせられたりはするんだけどどうもページをめくる手が重い。
自己啓発系の本ってそんなものなんだろうか・・・
加藤諦め三なんか読むなよ
614 :
優しい名無しさん:2007/11/25(日) 01:13:46 ID:KEMlGEOv
加藤諦三の本って、タイトル見ると、
自分に当てはまりそうで、全部読みたくなってしまうんだけど、
一冊読めば他の読む必要ないよ、みたいなこと、主治医に言われたけど
実際そうなんだろうか・・・
615 :
.:2007/11/25(日) 05:05:38 ID:ZdLkX11T
ゾラのナナ
616 :
優しい名無しさん:2007/11/25(日) 06:35:25 ID:WZNOBhIJ
自我の終焉
617 :
優しい名無しさん:2007/11/25(日) 08:47:42 ID:xEnG+ZYD
タラ・ダンカン 魔法の王杖、ドラゴンの裏切り
ル=グウィン「ヴォイス」
618 :
千葉♀19:2007/11/25(日) 10:18:25 ID:a3InQUnv
加藤さんの本こそメンヘラに必要だと思う。あたしは結構救われてる。
>>608 清水義範の『世界文学全集』など文体模写作品も爆笑確実。
高村薫の「照柿」読んだら鬱に…。
鬱になる前に読んだときはなんともなかったけどな。
文庫版でかなり加筆されてたからか暗い,重い…。
やっぱ夏目漱石は日本文学の神だな。
「それから」おもすれー。
当時は鬱病なんて概念なかったけど漱石もメンヘラで家族に当り散らしてたらしい。
書簡集とか読むと繊細な中にも優しさが垣間見える人柄に思えるのにね。
本を読んでも頭に入らない、うまくインプットできない、
どうしたらいいかわからないのですがいい方法はありませんか?
実用書とかの内容を頭に入れようとするからじゃないかな?
軽い読み物に手を出してみるのも一つの方法。
お笑い系のエッセイ(これは読者を選ぶかもしれんが)とか、星新一のショートショートとか。
斯波弘行 基礎の固体物理学
>>622抑鬱中は脳機能落ちるよ。
簡単な読み物にしんさい。
質問なんですが解説書?みたいなのってないんですかね?いろんなメンタルの病気の辞典みたいな。
詳しい方いたらお願いします。
629 :
優しい名無しさん:2007/12/03(月) 01:58:56 ID:MRnkl47u
>>610 「三島由紀夫のレター教室」うろ覚えですまんが、
心理小説みたいで読みやすく面白かったよ。
「金閣寺」は家にあるんだけど、時も小さいしどうも読む気になれないんだなぁ。
金閣寺より仮面の告白のほうが面白いよ。
今は谷崎潤一郎読んでるけどイマイチ頭に入ってこない。
相性悪いのかな?
>>630 「仮面の告白」、途中でくじけた_| ̄|○
旧仮名遣いが読んでて疲れた。
もうちょっと鬱がよくなったら
>>629の「三島由紀夫のレター教室」っての読んでみようかな
今は宮部みゆきの「楽園」読んでる。
これくらいなら読めるんだよなあ・・・
>>621 漱石は統合失調症だったらしいですよ。
いきなり娘を殴った理由を訊かれて、
「自分がイギリスに留学してる時、乞食に小銭をあげたんたが、その金をを乞食が自分の下宿の窓辺に置いて帰った。
同じように娘が窓辺に小銭を置いた。馬鹿にされた。それが許せないから・・・」
とかいう主旨。さて本当か妄想か?
>>631 自分は三島は合わないなあ。仮面も金閣寺も途中で止めた。
スウィフト「ガリヴァー旅行記」詠んでみたいなあ。
この頃坂口安吾ばっか読んでる
この人も躁鬱やら決して強い人間ではないんだろうけど
甘えないし生きていこうとする意思がいい
ミシマユキオ人気だな。
↑の、「音楽」おもしろかったよ。心理学の知識つけて書いている感じで違和感なくよめて。身内への依存などが鬱の人は臨場感もって見れるかなあとおもう。
鬱や神経症は哀しいぐらい感受性冴えるし、本読むのと手に入るもの沢山あるから、愉しくよみましょう。(^^)
綺麗な感覚に入りたいなら同作者の「潮騒」すきです。定番で失礼。(^^;
ストーン 量子場の物理
>>632ほーそうなんですか。家族には甘えもあったんでしょうね。
『それから』読了。
ニートと人妻が恋をしてちょっと職安行ってくるって話だった。
漱石は日本人ならではの心理描写が卓越してるなあ。
谷崎潤一郎ザセツしますた…。
読めども読めども頭に入らない…orz
今は最近漫画化されたんで小野不由美の「屍鬼」読んでる。
面白いんだか登場人物多過ぎ+人死にすぎ。
鬱の頭では誰が誰だか…。
三回目だから流れは分かるからいいけど。
最近は上巻しか読んでないけど
トーマス ベルンハルトの消去 って本が良かった。
そういえばこのスレでパウロ・コエーリョ紹介してもらったなあ
>>632 統合失調症まではいってない。
統合失調症なのは芥川 『河童』を読むべし
漱石は神経症
『ぼっちゃん』に幻聴の描写出てくるよ
宿直室で寝てたら騒がしいので
寮生たちをたたき起こすんだけど
彼らは何で怒られてるのか分からない
>>637 谷崎の小説がダメならエッセイは?
『陰翳礼賛』は一度は読むべき名随筆だぞ
西洋の窓と日本の障子の光の取り入れ方の違い
『卍』は百合だ
小説がダメなら映画から入るという手もある
若尾文子が光子さんで岸田今日子が姉さんだ
あまりのエロスにくらくら来るよ
「陰翳礼賛」は高校の時に読んだよ〜。
面白かった記憶がある。
文章綺麗だしすごい好きだった。
読み返してみようかな。
陰翳礼賛は併録されている客ぎらいが面白かった
猫のしっぽの下りとか共感せざるを得ない
644 :
優しい名無しさん:2007/12/13(木) 22:23:30 ID:clnMWBSO
金原ひとみが好き
「氷の海のガレオン」が面白かった。いい話なのでメンヘラの人向きかも
646 :
優しい名無しさん:2007/12/13(木) 23:59:01 ID:l15DxzOj BE:1817499997-2BP(0)
先輩に薦められて『卒業式まで死にません』読んでる。
凄く面白くて、字も密集してない本なのに、3ページ読んだらもうダウン。
鬱になる前は、ローレライ全4巻を3日で読んだりしてたのにな…
647 :
優しい名無しさん:2007/12/14(金) 01:24:02 ID:Snov6dQo
斎藤環の『思春期ポストモダン』。
精神科医の書いたひきこもり関連の新書だよ。
648 :
優しい名無しさん:2007/12/14(金) 02:57:11 ID:D4f7rzFe
「アミ 小さな宇宙人」
お勧めだよ
恋愛系全く読まないけど、智恵子抄で泣いた覚えがある。あと森鴎外の短篇で高瀬舟が好きだな。
梶井基次郎(だっけ?)の作品は鬱で無気力の時の自分と似てて面白い。
谷崎は人間各々の隠れたセクシャリティをえぐる様な作品が好き。
あとは長々ミステリで京極夏彦と有栖川有栖、他にも短篇でちまちま読むけど、やっぱミステリが一番合う
SF小説だけど戦闘妖精雪風よかった。
アスペ全開な主人公の性格が面白かった。
651 :
優しい名無しさん:2007/12/16(日) 11:26:08 ID:P9Q0rJua
五木寛之
乙一全般
特にZOOとGOTHがおすすめ。
断然、黒乙一の方が良い
GOTHか・・・土の話は良かったな(うろ覚え
勝海舟の伝記
キンタマを犬にかじられた幕末の人物
655 :
優しい名無しさん:2007/12/16(日) 20:00:03 ID:E+e5d9Oi
金原ひとみの「星へ落ちる」
ハイドラよりは劣るかもしれないが、落ち着いた描写がいい。
たぶん初めて主人公以外の心理描写が書かれてる。
相変わらず読むと癒される
656 :
優しい名無しさん:2007/12/16(日) 20:00:53 ID:ZjzJcnMq
もう何年も本読んだことない
657 :
優しい名無しさん:2007/12/16(日) 20:13:15 ID:yPqV8KyS
乙一、いいね。
私は黒乙一 以外も好き。
「はじめ」とか。
>>655 ひとみちゃん新刊出したんだ 本屋行こう
内田百間がいい。
飯田譲治の本読んでる
今は黒帯。それ終わったら誘発者。
「東京日記」リチャード・ブローティガン
美しい詩集だと思う
梨木香歩読む人は『家守綺譚』も読もうよ。おぬぬめ!
663 :
優しい名無しさん:2007/12/18(火) 05:39:41 ID:x8jDVgAU
おー、乙一読む人いるんだね。
じゃあ、これもおすすめしとこう、ラノベだけど。
「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」
純粋に読んでみてね。だれだれのパクリとかそういうくくりなく。
664 :
優しい名無しさん:2007/12/18(火) 06:36:01 ID:vMbjBL5V
恋愛系とか家族物語とかは絶対読まない。
人物が奈落の底に突き落とされたり、
底辺に生きる者独特の視点で描かれたような作品が好き。
最近読んだので好きなのは安部公房「箱男」「飢餓同盟」
数ヶ月前までは農業や田舎暮らしに憧れてたからそういう本を結構読んでた。
特によかったのは一番最初に読んだ農業の本で星寛治「農から明日を読む」
作者自身が農民で、自身の農業生活を描きながら
農業精神や農業哲学、人生哲学に深く切り込んだ作品で、
あの温かく深い世界観は農民にしか描けないだろうと思う。
農業や田舎暮らしに興味がある人にはおすすめ。
リア工ん時に読んだ馳星周シリーズは、今では後悔してる
というかメンヘラになると分ってたなら読まなかった本ばっかり....orz
自業自得と言わざるを得ない
>>663 好き
1巻の表紙裏見てまーちゃんに惚れた
ジョルジュ・バタイユの眼球譚読んだよ。
すげえエログロでおったまげた。
死体から眼球が露出するシーンと教会の坊さんを林間するシーンは軽くトラウマになりました。
作者は今でいうメンヘラだよね。
両親共に発狂、本人も晩年は発狂だっけ。
京極堂シリーズ読んでたら関口にひっぱられて鬱悪化した…。
読まなきゃよかったお(´・ω・`)
669 :
優しい名無しさん:2007/12/22(土) 22:17:03 ID:VEJi2cDW
「ぼくは下劣な人間だよ、ドゥーニャ」
「下劣な人間、だって苦しみを受けようとしてるじゃありませんか!ほんとに、行くのね?」
「行くよ。今すぐ。ぼくはこの恥辱を逃れるために、川へ身を投げようとしたんだよ、ドゥーニャ、
だが橋の上に立って水を見たときに、考えたんだ、今まで自分を強い人間と考えていたのじゃないか、今恥辱を恐れてどうする」
と彼は先回りをして、言った。
「これが誇りというものだろうな、ドゥーニャ?」
「誇りだわ、ロージャ」
彼のどんよりした目に一瞬火花がきらめいたようだった。まだ誇りがあることが、嬉しくなったらしい。
「水を見て怖気づいただけさ、なんて思わないだろうね、ドゥーニャ?」
と彼は醜い薄笑いを浮かべて、彼女の顔を覗きこみながら、尋ねた。
「おお、ロージャ、よして!」とドゥーニャは悲しそうに叫んだ。
この部分が「罪と罰」で一番好き。
670 :
優しい名無しさん:2007/12/23(日) 00:41:59 ID:LE2P6UIr
乙一の失はれる物語読んで落ちた…。
でもパンツくんでちょっと癒された。馬鹿らしいけど…。
夏目漱石のこころで余計に死にたくなった
人間が嫌い、世間が嫌いって自分と同じだって思ったのに
なんで先生死んじゃうんだよ置いていくなよ
672 :
優しい名無しさん:2007/12/23(日) 01:14:47 ID:GawFYP9q
星新一の「未来イソップ」読んだ。
中でも「奇病」「無罪の薬」「少年と両親」がおもしれ。
海の大陸ノアもいいぜ!1・2読んでたから無印3巻と+3巻買ってきたのだが、+1・2巻でてたこと知らなくて+最終巻だけ買ってしまった。
自称島民失格だorz
673 :
優しい名無しさん:2007/12/23(日) 05:39:36 ID:DmSi/elT
森見登美彦
「太陽の塔」
「四畳半神話体系」
「夜は短し歩けよ乙女」
万城目学
「鴨川ホルモー」
「鹿男あをによし」
「ホルモー六景」
京都を舞台とした小説を書くことで、何かと比較されがちな二人だが
作中に登場する大学生の阿呆っぷりがたまらなく面白い。
ちなみに「鹿男あをによし」は年明けからドラマ化されるそう。
「WICKED誰も知らない、もう一つのオズの物語」上・下
グレゴリー・マグワイア
一晩で読んだ。
エロ描写の多さにも辟易したけど、生まれつき緑色の肌の主人公エルフェバの痛々しくも生々しい人生を見ていくのは心を病んでいる身としてはちと辛かった。
家族間に生じる歪みとかも、描写が巧みでorz
ファンタジーが土台なのに政治と宗教みたいな俗っぽくて血なまぐさい事が織り込まれている…たまにハッとするような警句があったりも。
まあ、なんだ…あまり精神状態が良くない時に読む本じゃ無かったorz
今日図書館に返却してきます…
岩合光昭「Be Happy」「Don't Worry」。
TOKYO FMの番組を元にした本らしい。
動物写真の第一人者による写真と、押しつけがましくない愛情に満ちた語りに癒やされる。
各1,680円と、(写真集にしては)手頃な値段もポイント高し。
「猫たちの聖夜」
なんかバトロワ読んだときを思い出した(主人公とか)
オイディプスは面白かったです。
あとモリエールの戯曲はオモロイ
ここで紹介されてた「スマリの森」読んだけど良かった
風刺が効いててほんわかできて説教臭さがない
私のお勧めは「愛と心理療法」です
679 :
優しい名無しさん:2007/12/27(木) 18:29:06 ID:rdDi2X8U
ファンタジー系。現実逃避したいからかもしれない。
高校生の女子に勧められた有栖川有栖の『女王国の城』を読了
いい意味でも悪い意味でも裏切られた
あれだけマンコを強調しておいて何で犯人があの人なの?
文学として読んだ私が間違いでした
ミステリだもんね 新本格だもんね
キャラ萌ありきだもんね(それは言い過ぎか)
そうです これは『姑獲鳥の夏』を読了した時の脱力感と一緒
とにかく推理小説は推理小説として読むべきだと痛感しました
いいミステリが文学としても良作だとは限りません
ファックファック!
ミステリに文学てw
小説の比率多いね
ザ・シークレット
引き寄せの法則
なんか希望が持てた。
最近読書できない。
集中できない。
小説が読めないし、ゲームもしたくないし、DVDも集中して見れない。
ボリス・ヴィアン 「心臓抜き」
今読了した。
毒親に育てられた人が読んだら発狂しそうな最後でした。
一言でいうと変な小説。
猫と同化した主人公が食事に猫まんま出されて喜ぶシーンにはワロタ
コントと見まごうシュールさ加減が突っ込み所満載で笑えますが
同一性拡散人間には痛々しい話です。
古歩道ベンジャミン グッバイソンビーズ
686 :
優しい名無しさん:2008/01/15(火) 00:33:55 ID:19nDO3Uv
イワンの馬鹿
トルストイ
古歩道ベンジャミン 日本がアルゼンチン単語を踊る日
エイミー・ベンダーの「私自身の見えない徴」を今読んでる。
数字だけを信仰してるみたいな風変わりな女の子の話。
終始フラットなテンションの割に主人公は常に傷つきまくりで世界に対して失望を抱いてる。
対人関係で悩みやすい人は共感出来るかも。
この人の表現は右脳から勝手に吸収されていく感じで心地いい。
そんで設定や言葉遣いがとてもエキセントリックで面白く読める。
サリンジャー「フラニーとゾーイー」読了。
本読んで感動することは滅多にないけどこれは本当によかった。
ゾーイーが兄のバディのふりして電話口でフラニーを説得する場面が好き。
フラニーの俗っぽさに対する嫌悪感も、それで何でも否定してしまいたくなる気持ちも凄く分かるし、それに対するゾーイーの理論武装した照れ隠しの愛情も凄く好きだ。
自分も「太っちょのオバサマ」のために頑張ってみようかなという気にさせられます。
ちなみに自分も鬱で無気力、その割に人にはケチばかりつけてますorz
ここで紹介されてた、芥川龍之介の「河童・或阿呆の一生」(新潮文庫)を読んだ
大導寺信輔の半生
どことなく自分とかぶるような気がしてどんどん先を読みたくなった
河童
わかってはいても、最後にくるオチ的表現がぐっとくる
幻想の世界の怖さと切なさを感じた
歯車
終始不安感が漂ってて どうしたらいいかわからなくなる
見たもの、目についたものと、現実との接点がとても怖くておもしろい
ぼくが気に入ったのはこの3つの短編かなぁ
なかなかおすすめの本だと思います
アユクロフト=マーミン
692 :
優しい名無しさん:2008/01/22(火) 20:54:48 ID:YL3pyagk
ガシオロウィッツ
693 :
優しい名無しさん:2008/01/27(日) 08:37:49 ID:ViBd+X8J
宮沢賢治の猫の事務所
子どもたちにイジメを戒める為に宮沢賢治が書いた童話
カマ猫がいじらしくてたまらない
猫の事務所いいよね、、、。
大正時代の童話だけど、人間ってどの時代も変わらないな。
中勘助の「提婆達多」が燃える
釈迦に屈辱を受けたダイバダッタが、彼に執拗につきまとう。
目的のために友情をちらつかせたり、武芸を捨てて学問を身につけたり、
ジョジョ第一部のディオみたいだ。
最近は安部公房に首ったけ
697 :
優しい名無しさん:2008/01/28(月) 00:19:28 ID:g01uueem
>>696 阿部公房いいですね
前スレとかでよく書いてたなぁ
阿部公房をけっこう読んでみてぼくがいちばん気に入ったのは
「箱男」(新潮文庫)
短編集だったら
「笑う月」「水中都市・デンドロカカリヤ」(やっぱり新潮文庫)
699 :
19:2008/01/28(月) 11:52:56 ID:sNFwPSQ9
あんまり本読まないけど、劇団一人の「陰日なたに咲く」ってゆうのを読んだ。
映画上映始まったし、ストリーのつながりが良かった。頭良くないとかけないと思った。
飯島あいもそうだけど、劇団一人だけで書いてるわけじゃないからね
シートン動物記のウサギの親子のお話、小学生の頃読んでた。俺の母親があんなんだったらなぁ…
ラヴクラフト全集
登場人物が発狂しまくる姿が自分と重なる
読むと死にたくなってくる
703 :
優しい名無しさん:2008/01/30(水) 16:49:25 ID:/APp2Dt+
神との対話、という本を買ってみたが、読んでると益々鬱になりそうなので読むのを止めた。
読んで行く内にこういう本に頼ってしまう自分はやっぱ特種なのかな?と考えてしまったからさ。
この本の著者が重度のメンヘラっぽくて気持ち悪さを感じたのも読むのを止めた理由。
要するに、自分が作者と同じ人種だとは認めたくないって事だな。
704 :
優しい名無しさん:2008/01/30(水) 20:02:58 ID:ifQsZ4NN
705 :
優しい名無しさん:2008/01/31(木) 01:53:44 ID:ynHJAix8
加藤諦三の本。
マジお薦め。
ゴーゴリの「狂人日記」(岩波文庫)読み終わった
表題のほかに、「ネフスキイ大通り」、「肖像画」という短編も入っている
どれにも、現実世界では 少数派として扱われる人がでてきて
みんな発狂していく姿が、不安に感じながらも切なくなった
>>705 加藤諦三の本はPHP文庫でけっこう読んだ
けど
あまり安易に他人には薦められないなぁと思った
内容はとても興味深いのだけど、あまりにもストレートにくると思うから
707 :
優しい名無しさん:2008/01/31(木) 21:59:58 ID:yCpZrbvT
今「破戒」読んでます。
世間って嫌なもんだね。
レーモン・ルーセルのロクス・ソルスを図書館から借りてきて読んでる。
富豪の科学者の不気味な発明品が次々と紹介されるという変わった小説。
人間関係の描写も登場人物の心理描写も全くない。
美術館でシュールな作品を次々と見て回るような感覚が面白い。
稲垣足穂の小説全般。
自分の感覚が求めてたものが全て詰まってる。
この人の小説読んでると幸せで自分がメンヘラであることを忘れる。
童心に還ってあれこれ空想することで
鬱とか不安とか人に対する暗い感情なんかが飛ぶようになった。
ついでに言うとタルホ好きに悪い人はいない。
チャペックの「ロボット」。戯曲なのでさらっと読めて面白い。
>>710 イナガキタルホだっけか?
子供の頃読んでたが、内容全て忘れた。
薬の副作用による記憶障害てやつだな…
読書らしきことは最近できない。
エビリファイで持ち上げ動けるようにはなってるが
そわそわし集中力がなくなるのでせいぜい漫画。
友人に借りた「のだめカンタービレ」も全然読めない。
だけど「おいピータン!!」(伊藤りさ?)はお奨め。
笑えて癒される〜
あと古屋実?古井?わからん。稲中描いてたヒト。
今友達に貸し出し中だからタイトル名とか思い出せないけど、
このヒトの漫画なら落ちてる時でもソワソワしてる時でも
集中して一気に読めるから不思議。
「シガテラ」とか…あと、30男フリーター友達欲しいってヤツ
最高。
713 :
優しい名無しさん:2008/02/05(火) 09:54:59 ID:ScK+XGow
加藤諦三の本でお薦めを教えて下さい。
てか、ここで挙がってる本は全部メンヘルには効かないって事だよな。
読んだ奴はいまだにメンヘラーだし。
>>714 メンヘラに効く効かないをコンセプトにしているわけではないから
一概には言えないと思いますよ
治す目的ではなくて、一息いれるためのものだと思えば、よい本はたくさんありますよ
わかったことは、下手に自己啓発系を読むと感情の処理がつかなくなること
心理学や哲学系はとてもぼくにはいいのだけど
今は、ヘッセの「車輪の下」(新潮文庫)を読んでいます
この先主人公がどんな道を歩むのか、すごく興味深い
>>714 効く効かない、役立つ役立たない、
損得で読書を計る愚かしさよ
本読むのが好きだから読んでるだけよ
見返りなんて求めてないわ、殆ど。
>>716 いや他の板ならその理屈も判るんだけど。
>>6とか挙がってるんだからそう思うだろう。
まぁ
>>1読めって事だな。スマソ
718 :
優しい名無しさん:2008/02/05(火) 23:43:09 ID:192Stzjg
ジョナサン・ボロフスキー
「夢をみた」
昔から持っててもうボロボロ、
気が向いた時に手にし、ぺらぺらめくって読んでる
というか眺めてると落ち着く
720 :
優しい名無しさん:2008/02/06(水) 08:29:50 ID:6o5W9y+p
魔の山
721 :
優しい名無しさん:2008/02/06(水) 09:28:37 ID:WvPddQKm
かもめのジョナサン
722 :
優しい名無しさん:2008/02/06(水) 14:23:04 ID:2h1y/NGy
深い川
723 :
優しい名無しさん:2008/02/06(水) 21:49:21 ID:6o5W9y+p
深い河じゃないの?
724 :
優しい名無しさん:2008/02/06(水) 21:54:11 ID:L2l9uA/l
ヘッセの車輪の下読んでるやつ、鬱ひどくならないように注意。
自分は罪と罰を読みかけ。一回読んだけど。
しかし今はコクトーがよみたい。
疾走 重松清
清タソの傑作だと思う
726 :
優しい名無しさん:2008/02/06(水) 22:51:57 ID:mjcY3gmi
今トンネル上巻と、石田衣良のエンジェル読んでる
石田衣良は文章が読みやすくて好き
>>724 コクトーいいよね。
急に読みたくなってたくさん積ん読あるにも関わらず
先月「恐るべき子供たち」衝動買いしてしまったよ。
今月は「大股びらき」読もうかな。
728 :
優しい名無しさん:2008/02/08(金) 16:27:34 ID:lBHfhdzG
加藤諦三の本を読んでいると何となく不安感や焦燥感を感じてしまう。
人に不安感を与える加藤氏は恐らく神経症者なんだと思う。
ズバリと弱点を指摘したりトラウマを掘り起こす文章は
書き手が神経症でなくてもそう感じると思うし
「人間失格」とかは読んで痛くなってくる人が多そうw
730 :
優しい名無しさん:2008/02/09(土) 17:10:55 ID:v74Z8kln
ずっと前から気になっていた「人間失格」。読んだ人からやめとけと言われていたが、買ってきてしまったうつ病の私w
「人間失格」は中二病の一言で片付ける人が多いけど、なんでなんだろう
そんな言葉で片付けられるものじゃないと思うけどな
732 :
優しい名無しさん:2008/02/09(土) 17:28:45 ID:nL0YYfEL
中二あたりで読んだけど
周りを過剰に気にしたり
うそ臭い演技をかます主人公が死ぬほど嫌で
腹たって途中で読むの放棄したな。
今読むとむしろプロット自体の面白さに目をひかれる。
733 :
優しい名無しさん:2008/02/09(土) 18:54:57 ID:HITek0Aj
どんな内容の話?
735 :
優しい名無しさん:2008/02/10(日) 22:27:04 ID:xePWfs8b
量子コンピューティング 西野哲朗
川上弘美「蛇を踏む」
何かよう分からんがすげえ面白かった。
母子癒着の話なんだろうけどメンヘルチックな不快さがない。
読んでてこんなに気持ちのいい小説も珍しい。
三島由紀夫の「金閣寺」を読んでる。
間違ってもこんなこそこそした生き方はしたくない…。
自己愛性って大変だなあ。
笠井潔のヤブキカケルシリーズ読み返してる
あの主人公が青臭い男だと思える日が来るとはびっくりだ。
ものの見方ってどんどん変わるんだな…
自分の変化に応じて読み返すごとに発見があるのが
真の名作だと思う
「閉鎖病棟」泣けた( ;∀;)
740 :
優しい名無しさん:2008/02/20(水) 16:19:38 ID:Be6Asvx5
ブックオフで買ってきた加藤諦三の本を色々と。
読んでいく内に心に負っていた重りがどんどん軽くなっていくのが実感できる。
お陰で薬もデパスではなくより軽いリーゼでも間に合うようになってきている。
741 :
優しい名無しさん:2008/02/20(水) 16:26:10 ID:0Q5KAEfQ
ファインマン 計算機科学
>>703 神との対話、自分は結構気に入った
いわゆる自己啓発本だよね
説教臭くないし読後も気が滅入ったりしなかった
743 :
優しい名無しさん:2008/02/20(水) 21:52:35 ID:0tG301bw
氷の海のガレオンって小説読んだ人いる?
いえ今日それを探して本屋三軒回ったけどどこにも無かったってだけなんだが・・・
>>743 読んだことあるよ。面白かった
図書館で探してみたらどうだろう。私はそこで見つけた
太宰治 人間失格
暗さが好き
>>743 自分も読んだ。共感できた。
Amazonに在庫がある。ただ、1冊だけだと送料がかかってしまうので、
他の本とまとめ買いすることをおすすめする。
心の休ませ方
加藤諦三
て半年以上前やけど
749 :
優しい名無しさん:2008/02/21(木) 10:33:54 ID:WbqL2Mh8
自分を嫌うな
加藤諦三
ACとか毒親というのを理解できない人が加藤諦三を読むと「だから何?」と感じるだけだと思う。
本によっては納得できる反面、きつい物言いのものもあるから
『自分のうけいれ方』あたりを最初に読むのが良いよ
「キュア」田口ランディ
面白くて、サクサク読めたよ。
田口ランディ、はじめて読んだんだけど、他のも読んでみたくなった。
草書の入門書読んできた。
草書って奥が深い。
人偏も行人偏も言偏も「|」だった。
753 :
優しい名無しさん:2008/02/21(木) 19:59:57 ID:qI9O3H9E
加藤諦三の著書を読むと、自分が何に対して怯えているのかが分かるようになる。
不安の原因が分かると生きていくのが怖くなくなる。
加藤諦三/不安のしずめ方
今まで読んだ精神系の本でこれ以上のものはなかった
この本に出会えた事に感謝してる
漫画だけどついでに…
ジョジョを読んだ後「ぼくらの」を読むと何とも言えない気分になる…
過疎ってるなあ…
保守ついでに読書家さんに質問。
生活や将来のことで痛みまくった心に優しい小説、何かないですか?
とりあえず今読んでるのは尾崎翠の「第七官界彷徨」とモームの「人間の絆」です。
今は刺激の強いのは読めない…
この間読んだ三島はさすがに強烈過ぎました。
757 :
優しい名無しさん:2008/02/22(金) 14:50:59 ID:olVwunlN
キルケゴール『死に至る病』
>>757 以前読もうとしたが、回りくどい文章に俺の頭がついていけずに挫折した。
あなた頭が良いですね!
759 :
優しい名無しさん:2008/02/22(金) 15:48:30 ID:Vu/bWzeW
743ですが、「氷の海のガレオン」読んだ。
文庫版で表題作のみ読了の状態。
感想は、きた。きたこれ。
いわば目の醒めるような読書だった。鮮やかで美しいし、可憐でもあり心楽しく・・・
久しぶりに読みながら何回も鳥肌が立った。こんな小説を知らずに生きていたとはな・・・
まだ何回も読むなこりゃ。いい年して、しばらく影響されそうだ。
>>744>>746 他の人でも、文庫じゃなく単行本で読んだ人いないかな?
単行本に、文庫には未収録の短編が二つ入ってるらしいんだが、出来映えが知りたい。
デルフィニア戦記読んでる
761 :
優しい名無しさん:2008/02/22(金) 16:26:53 ID:Vu/bWzeW
>>756 児童文学畑が嫌いじゃないなら
池澤夏樹「南の島のティオ」梨木果歩「からくりからくさ」などいかが。
「からくりからくさ」は退屈と紙一重かも知れないけど。
歴史ものが苦手じゃないなら辻邦生「江戸切絵図貼交屏風」も、
ゆったりとした時間が感じられる。
ただ一応ミステリーなので、殺人や因果話も出てくる。
有名な文学者が好きなら、夏目漱石「坊ちゃん」あたりを読み返すのも乙かと。
暴力事件が出てくるけど微笑ましいし、胸がすく。
あとは昔の江國香織。「ホリーガーデン」とか。
ウィリアム・モリス『サンダリングフラッド(引き裂く川)』
763 :
優しい名無しさん:2008/02/22(金) 19:43:53 ID:h4VC9JAX
諦三信者うぜえwwwwwwww
764 :
優しい名無しさん:2008/02/23(土) 02:23:50 ID:kI0oOMNR
いや、俺はこのスレ読んで加藤諦三の本を買ってみようと思ったよ
>>759 単行本で読んだよ。短編二つ、どっちも良かった
766 :
優しい名無しさん:2008/02/24(日) 12:51:33 ID:GbqmhIX2
>>765 おおありがとう!今度図書館回ってみる。
どこかにないだろうかamazonは最後の手段としたいし・・・
>>757 絶望?
持ってるけど難しくて読めない…。
「土の中の子供」は最強に鬱になる。
769 :
優しい名無しさん:2008/02/24(日) 22:31:34 ID:CpLm4Z2z
「愛する能力」と「楽しむ能力」by加藤諦三
無理して背伸びをしたりせずに、ありのままの自分に価値受け入れ、
その自分に価値を置くことから人生の楽しみがスタートするということが、
自己や他者の体験談を交えて具体的かつ論理的に書かれている。
読み進めていくうちに、確かに生きるのが楽になるような気がしてきた。
新しいの発掘する気力がないので
自分の大好きな本を掘り起こしてみた
福田恆存『人間・この劇的なるもの』
かなり昔に発見して宝ものみたく大事にしていたのに
最近新潮のフェアに取り上げられてしまって地味にショック
ほんとこのおっさんかっこいいと思う
倉橋由美子『聖少女』
これもフェアに取り上げやがって!くそ!!くそっ!!
でも装丁は旧版のほうがだんとつにいい!
>>770 自分の好きな本取り上げられると嫌なのか笑
少し分かるが、もし俺だったら複雑だな
自分の好きなマイナーな本の良さが世に広まって欲しいとも思う
772 :
優しい名無しさん:2008/02/24(日) 23:58:35 ID:Alc1CvbE
俺も加藤諦三の自信という本を読んでいるよ。
読んで自信が湧いて来る事はないが、
自信を得るヒントが沢山書かれてあって良い。
中島らも
アマニタ・パンセリナ
影響されやすい人は読まない方が良さそう・・・
それと、散々既出だろうけど太宰の人間失格も
>>698 亀レス
安部公房はまっちゃいましたw
「壁」から入って、「砂の女」読んで、こないだ「カンガルー・ノート」読み終わって。
「箱男」「水中都市・デンドロカカリヤ」「笑う月」買って来ました。
あとは全集が二冊手元にある。
今は太宰の「パンドラの匣」読んでるけど、
読み終わったら多分また安部に走りますw
あ
夏目漱石
おついち
漱石作品は意外にすごい今風で驚かされる。
ていうかニート志望だったのかね漱石は。
>>777 今日初めて読んだ。デビュー作のやつ。
視線誘導が上手いね。後味良くないけど面白かった
781 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/28(木) 15:08:11 ID:oW6xBvPG
『青のフェルマータ』村山由香
ああ・・・こんな風に愛されてみたい・・・
782 :
優しい名無しさん:2008/02/28(木) 15:10:05 ID:3g+uhlMJ
山田風太郎
江戸川乱歩
エログロなヤツ
783 :
優しい名無しさん:2008/02/28(木) 15:16:01 ID:haURAhX3
「突破者」宮崎学
自伝でこんな面白いの初めてかな
784 :
優しい名無しさん:2008/02/28(木) 17:44:44 ID:RLd2nAwT
疾走 重松清
ちょっと欝になるけれど
自閉症だったわたしへ ドナ・ウィリアムズ
786 :
優しい名無しさん:2008/02/28(木) 23:39:15 ID:3pOHOHSP
多体問題 高田康民
グレートギャッツビー
・「現職人事が書いた公務員になりたい人への本」
自分でも頑張れるかなーって勇気が出てきた。
何から手つけていいか分からない人にはいい入門書だと思う。
・「黄金の魚」 ル・クレジオ
辛い。昔読んだ小公女よりも辛い。
この鬱展開に耐えて最後まで読めるか心配。
>>724 車輪の下は なかなかきついものがありますね・・・
今、第六章の途中
とても、悲しくなる
読むスピードが、落ちた気がする
>>774 その3冊買ってくださったのですね
安部公房の中でも、オチが強めで面白いと思います
読んだらぜひ感想を・・・
プラトンの「メノン」(岩波文庫)を少しずつ読んでます
ともだちに薦められて買ってみたけれど、これはなかなかおもしろい
ぼくの積年の疑問の答えに近づけそうな気がする
リルケ『若き詩人への手紙』
ものすごくいい。
書簡体って自分に語りかけてきているようでよりいっそう突き刺さる。
大江健三郎『空の怪物アグイー』
初期短篇集。長編に挑みかけては挫折していたけど
こんなおもしろい人とは知りませんでした。
791 :
優しい名無しさん:2008/03/03(月) 09:30:12 ID:cOoFn54O
このスレで絶賛されている(?)加藤諦三の「もっと素直に生きてみないか」を
途中まで読んだ。親がメンヘラーだと子供も神経質なメンヘラーになるというのが
繰り返し書かれてある。つまり、俺みたいなメンヘラーは子供をつくっちゃいけないんだ
と改めて教えてもらっている最中ということだ・・・。
792 :
優しい名無しさん:2008/03/03(月) 21:08:46 ID:Z0Q7St9L
・量子力学の近似的方法 物理現象へのアプローチ
・ア・ベ・ミグダル/ヴェ・ペ・クライノフ 岩崎与世夫訳
793 :
優しい名無しさん:2008/03/03(月) 23:13:53 ID:1Bnu+xck
FBI心理分析官
異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記
FBI心理分析官2
世界の異常殺人に迫る戦慄のプロファイル
2が頭に入って来ないや…(´・ω・`)
>>791 絶賛してるのは一部みたいだよ。あまり真に受けなくても良いかと。
人柱グッジョブ
「黄金の魚」 ル・クレジオ
さっき読了した。
アイデンティティの不安定さを抱えた人には是非読んでほしい一冊。
徹底的に自分について考えるために外国を放浪するのも悪くないと思った。
そしてちょっとばかし知らない場所に行ってみる勇気をもらった。
主人公の自分に対する正直さと行動力に乾杯。
>>703 窪塚洋介がめちゃめちゃ推薦してた本。
それで俺も買って最後まで読んでみたが、結局なにも頭に残ってねーやw
797 :
優しい名無しさん:2008/03/08(土) 20:05:55 ID:2JN0zh6a
>>759あたりの木地雅映子ニワカですが
「氷の海のガレオン」旧版(単行本)借りられたーーーーー
今夜から読むのだ。あと勢いで「悦楽の園」もゲット。
こっちは帰りの電車で少し読んだがなかなかイイ。良さげ感がかなり来てる
大判だから車内で持って読むの大変だった・・・
保守age
798 :
優しい名無しさん:2008/03/08(土) 21:38:55 ID:IBX+xkTU
>>792 お、良い本読んでるね。
俺は大学で化学を専攻してるから
興味ある。授業はちんぷんかんぷんだけどorz
799 :
優しい名無しさん:2008/03/08(土) 21:47:16 ID:vQhMGDG5
消防のときに
「戦艦武蔵の最期」と
「太平洋漂流実験50日」で
ノンフィク本の道に入った。
800 :
優しい名無しさん:2008/03/08(土) 21:57:25 ID:iHVjUgbv
消防で戦艦大和ノ最期かよ!
旧字のせいで20代の俺さえ躊躇してるというのにww
京極夏彦「狂骨の夢」を今読んでる
桜井亜美も好きだ。
803 :
優しい名無しさん:2008/03/08(土) 23:52:41 ID:Slpl8hYG
23歳女なんですが、実用書ばかり読んでます
たまには普通の小説を読んで感性肥やしたいと思ってるのですが、
本屋にいっても多すぎてどれを読めばいいのか悩んで結局読んでません。
宜しければここにいる方のお薦めの本を教えてください。
簡単に概要も教えて下さると助かります
ちなみに元々純文学と歴史小説(幕末明治)、鬱系小説は好きですが、できれば
今回は鬱にならないよう、ほっとする癒し系やわくわくするもの、
よくわからないけどなぜか優しい気持ちになるものなどを探しています。
804 :
優しい名無しさん:2008/03/09(日) 00:02:06 ID:nuhA1qkf
805 :
優しい名無しさん:2008/03/09(日) 00:06:24 ID:IOA5rCw3
天童荒太の孤独の歌声
人間の細かいとこの表現がうまい。読むべき
ヘッセの 「車輪の下」をこの前読み終わった
ぼくだけじゃない、現代には この本に共感できる人って多いんじゃないかなぁ
自称2流脱落エリートとかだったらとくに
ただ、小説は小説
ヘッセの自伝小説だけど、巻末についているヘッセの生涯は読んだほうが
心の整理がつくかもしれません
プラトンの「メノン」は、合間合間で読むのには向いてなさそう
ある程度まとまった時間があるときに読もう
>>803 引き出し増やしたいならガラッと視点変えてラノベとかいいんでない?
狼と香辛料とか。
恋愛絡むけど純文学ほどドロドロしてないし、鬱風味も控えめ。
ファンタジー系だけど中世ヨーロッパの商業や社会がモデルになってて
それなりに時代考証とかしっかりしてる。
気負わずさらっと読めるし面白いと思うよ。
>>803 何となく浮かんだのは売れっ子だけどいしいしんじ。
児童文学寄りのやわらかな文体、あたたかさの中に
ひっそり暗い間隙が潜んでいるような。
私的には『ぶらんこ乗り』が一番好きです。
次に『プラネタリウムのふたご』。
御存知でしたら失礼。
>>803 遠藤周作の「深い河」はどうでしょう。
インド・神・愛情がキーワード。
読みやすいが色々考えさせられる。
宗教アレルギーがなければどうぞ。
(スピ嫌いの自分でも大丈夫だったけど)
810 :
803:2008/03/09(日) 22:28:48 ID:URJADrCX
>>807-809 ありがとうございます!
明日早速、会社帰りにでも紹介していただいた本を探しにいって一通りみてみます。
また今後も教えて頂けると嬉しいです
811 :
優しい名無しさん:2008/03/09(日) 23:12:49 ID:XMIDQV0w
812 :
優しい名無しさん:2008/03/10(月) 00:48:32 ID:gJK4tIIY
「空中ブランコ」
ビタミン剤に変えてみようかと思うよ
鬱になる前からだけど、乙一が大好きだ。
個人的に「平面いぬ。」は短編集の中で一番泣ける。
明日からひきこもり探偵シリーズ(坂木司)の最終巻読む予定
自分はひきこもりじゃないけど坂木みたいな親友が欲しかったなって思う
814 :
優しい名無しさん:2008/03/14(金) 20:49:41 ID:YYhoFpuT
本の話をしていたので飛んできました。
横から長文失礼。
いしいしんじは『プラネタリウムのふたご』しか読んでないけど、やさしい雰囲気が良かったなぁ。
『ぶらんこ乗り』読んでみよう。
奥田英郎『空中ブランコ』『インザプール』は面白いよね。精神病がモチーフだからメンヘラにも取っ付きやすいのでは。
かなりぶっ飛んでるけど、そこがいい。
乙一なら『天帝妖孤』が好き。疎外感・孤独感を感じたことのある人にはくると思う。
遠藤周作なら、『深い河』もいいけど『悲しみの歌』もお勧め。
そんな私は夢野久作、平山夢明、澁澤龍彦みたいな怪奇幻想小説がいちばん好き。
あと、作者の印象は悪いかもしれないけど、yomyomに載ってる嶽本野ばらの短編はどれも素晴らしいと思う。
815 :
優しい名無しさん:2008/03/14(金) 23:56:38 ID:S72J08bQ
>>814 澁澤龍彦の文章は神だと思う。エッセーも素晴らしいし。
そのラインナップの中で同意なのは彼だけかな・・・
遠藤周作は興味あるんだけどなかなか食指が動かず。
いしいしんじ「ぶらんこ乗り」はなぜか駄目だったんだよなあ
子供の一人称が不自然に感じて・・・
(ファンの人は怒らないでください)
816 :
優しい名無しさん:2008/03/15(土) 10:26:50 ID:hZzZFQ2C
>>815 澁澤龍彦で、お勧めのエッセイあります?
初期小説集が気に入ったんだけど、エッセイは沢山あってどれを読めばいいかわからず…
818 :
優しい名無しさん:2008/03/15(土) 17:26:11 ID:Mc7H1/0b
ハワイアンベイビーウッドローズの種。20粒送料込み¥1100、ヤフオクにて。
セッティングはバスタオル、水、寝椅子、マルチメディア環境。
硬い表皮をやすりで削り落とし、マグカップで砕きぬるま湯と共に摂取。
30分後、軽い吐き気。視覚に強いコントラストを感じる。
40分、顔の汗を拭う際手の指が口に入る。指が唇にぬめりと同化する、触覚の変化。
行動のコントロールについては問題ない、不快感なし。スライドショー鑑賞、画面の隅にて動画同時再生。
体の器官がぬめぬめして実に面白い、時々意識が途切れる。はっとしてモニターをみると静止画が非常に美しく感動する。
動画は意外に変化なし、感情の増幅効果。
3時間経過、強い吐き気。行動のコントロール問題なし、シンクにて処理。
神について考える。神とは意識であり、存在する全てにそれは備わっている。
自分と世界について考える。自分とは意識であり、自分を取り巻く全ては自分の為のリソースであるらしい。
全ての疑問の答えは、あらかじめ自分自身に備わっているという結論。
6時間経過、吐き気。酔いに自分を委ねている分には不快感はない。
現実の身体感覚を意識した場合に吐き気が襲う。
これは採り入れた成分を毒物とみなし、解毒しようとする身体感覚の増幅された物なのであろう。
吐き気はコントロールできる様だ。
8時間経過、触覚の変化が薄れ始める。基本の状態に戻りつつあるが、視覚と感情は依然として異常で非常に楽しい。
10時間経過、全ては基本の状態の戻る。体験した事柄は記憶されており、行動のコントロールも可能であった。
ほうじ茶と卵粥にて食事、胃腸の状態も悪くはない。非常にコストパフォーマンスに優れた商品であるといえる。
819 :
優しい名無しさん:2008/03/15(土) 19:52:02 ID:hZzZFQ2C
乙一好きな人結構いて嬉しい
最近読んだ芥川の偸盗と河童がよかった
メンヘルじゃない人間のレスでスマソ
ラディゲ「肉体の悪魔」読了。
想像してたよりは面白かった。
恋愛を美化せず徹底的に心理分析してるとこが好感持てたし
相手の考えを穿った見方しすぎて一年で飽きてしまう自分にとっては色んな箇所で共感できた。
ただやっぱ自分は恋愛小説向いてないと心底思った。
女のくせに。
次はバルザック読みたい
822 :
優しい名無しさん:2008/03/18(火) 11:46:13 ID:B/jIaWaB
山田祐介 乙一 新堂冬樹
危ない1号
知ってるひといる?
生きているだけで、愛 本谷由希子
826 :
優しい名無しさん:2008/03/19(水) 15:05:47 ID:0G6Nu88C
>>825 その本は丁度一年前に読んだ。
メンヘラーって常人よりも性格が悪いという後味が残っているな。
遠藤周作「イエスの生涯」
自分はキリスト者ではないけど、イエスの優しさに癒される。号泣必至。
小川糸「食堂かたつむり」
母親との和解の過程も泣かせるけれど、
主人公が作る料理の数々、食べてみたいと思った。
830 :
優しい名無しさん:2008/03/21(金) 22:33:03 ID:BuKqzDKx
色川武大 狂人日記
831 :
優しい名無しさん:2008/03/21(金) 22:39:57 ID:TpiTzhV1
夏目漱石 文鳥・夢十夜
832 :
優しい名無しさん:2008/03/22(土) 00:25:59 ID:SCeiTDGO
833 :
優しい名無しさん:2008/03/22(土) 00:31:37 ID:I4KScnSe
夏目漱石 彼岸過迄
珍しく小説読んだ
834 :
優しい名無しさん:2008/03/22(土) 00:35:32 ID:o3B0yiEO
危ない1号の3「快感」までは持ってるけど…
そのあとどうなったのかな?
>>834 その後は「危ない28号」が4号くらいまで出たはず
836 :
虚構に眠るマハティ ◆Venus/XI.I :2008/03/22(土) 04:55:23 ID:SdcPk+pq
スタンダール
837 :
優しい名無しさん:2008/03/22(土) 09:26:25 ID:qkceba8E
山本文緒の本はなかなかおもしろい。女性の人にはオススメかも。まったり読める感じがする
群青の夜の羽毛布とかその他も
あとは新井素子のおしまいの日
微妙にサイコで病んでる感じがよい
詩集は銀色夏生の写真付きの。電車とかでもすんなりよめるよ。
今、緊急精神病棟って本読んでますがコレはあまり面白くないです。あとはなにか面白いのってありますか??
年上趣味の女性には、川上弘美「センセイの鞄」がおすすめ。
かつて先生と教え子だった二人が、年を経て再会して飲み友達になる。
アルコールが飲める人がうらやましくなる。
839 :
優しい名無しさん:2008/03/23(日) 10:21:48 ID:pdeaXhAo
>>117 大石圭がお勧め
「湘南人肉医」グロい
「自由殺人」は911で出版延期されたくらい
底辺の気持ちがよく書いてある
須原一秀
「自死という生き方」 覚悟して逝った哲学者
明朗な死だろう 自殺は避けてほしいが死を覚悟した人間は自由人なんだろうなって思った
夢野久作の作品好きな著者にも気に入った
あと
「時間は実在するのか」
「時間はどこで生まれるのか」
「生物と無生物のあいだ」
笑いたいなら土屋賢二の各著書
>>839 すごいロングパスだなw
んじゃ、俺も1冊あげてみよう。
>>117 「アメリカン・サイコ」ってグロいらしいよ。
まだ読んだことないから、今度読んでみるつもり。
アメリカン・サイコはあんまグロくない。
なんかメリケンっぽいスカッとした殺人犯で笑えるw
バタイユの眼球譚とかグロかった。
小林泰三は全般的に好き
843 :
優しい名無しさん:2008/03/24(月) 17:23:01 ID:HCEZQ90H
>>828同じく遠藤周作の「沈黙」おすすめ。
誰か吐きそうなほど暗くて物悲しい本知りませんか?
844 :
優しい名無しさん:2008/03/24(月) 18:51:24 ID:YoMcnvgZ
共生虫
村上龍
>>843 柳美里「ゴールドラッシュ」
あまりにもボダ的な描写がひどすぎてトラウマになりますた。
高校生のDQN暴力描写に拒否感なければどうぞ。
847 :
優しい名無しさん:2008/04/01(火) 01:35:37 ID:7ARJZIf9
「白痴」ドストエフスキー
「狭き門」「田園交響楽」ジッド
「赤と黒」スタンダール
「手紙」東野圭吾
「閉鎖病棟」帚木蓬生
「ノルウェイの森」村上春樹
このあたりが好きなのですが、何かおすすめはありませんか?
849 :
優しい名無しさん:2008/04/03(木) 00:37:37 ID:WBatLgu/
>>847 村上龍・料理小説集
三島由紀夫・不道徳教育講座
>>848 読めない…。
うう、どうやったら読めるのでしょうか?
もいらも読めない…端末操作で画像を保存してくらはいだってさ。
星新一が好きだ。
短編だから読みやすい。
午後の恐竜とか泣ける。
>>841 「アメリカン・サイコ」読み出したけど、シャレになんないくらいつまんねwww
途中で読むのやめたわw
某作家のエッセイに、おもしろいって書いてあったんだけどなあ・・・
854 :
優しい名無しさん:2008/04/06(日) 01:54:16 ID:myutFcUm
>>847ユゴー「レ・ミゼラブル」
安部公房「密会」
ガルシア・マルケス「百年の孤独」
ギュンター・グラス「ブリキの太鼓」
あたりどう?
星の王子様、読み終わった
最初は絵が可愛いとだけ思ってたんだけど、なかなか深い話だった
856 :
優しい名無しさん:2008/04/06(日) 04:40:08 ID:nlnd3/mK
受験前は脳とか医療関係の本ばっか読んでたけど
落ちてからは絵本ばかり読んでます。
大事なことがいっぱい書いてあるwwwwwwww
857 :
優しい名無しさん:2008/04/06(日) 05:20:18 ID:J2EPNpPD
24人のビリーミリガン面白すぎる
>>857 あ、自分も最近読んだよ
あとは「ロリの静かな部屋」とか
自分がいっぱいな感じ
マルドロールの歌
>>844 共生虫はいいよね、村上龍の作品の中では、
「インザ・ミロスープ」とか「コインロッカー・ベイビーズ」が好きだ
訂正・「インザ・ミロスープ」→「インザ・ミソスープ」
>>860 イペリットブチ撒くとことかもうね・・・
自分でもよくわかってないけどなんとなく
ネット黎明期の雰囲気があるような気がする
俺は「五分後の世界」が一番好きかな
コードギアス好きな人は好きかも
俺は嫌いだけど
863 :
優しい名無しさん:2008/04/06(日) 23:44:03 ID:CIlNW+4G
楠本まき撰集
大好きだ
大西巨人「神聖喜劇」読んでたら主人公に感情移入しすぎて
怒りやら何やら湧いてしまい大変だ・・・
戦時中、軍隊に招集された主人公が
自分の正しさに悩んだり、恐怖心を抱いたりしながらも
組織の不条理に戦いを挑むんだけど。
自分の会社内での立場とか行動に、つい引き寄せて考えてしまう
主人公と一緒にむらむらと怒り続ける、そんな読書体験。
それだけ面白いって証でもあるけど。
仕事の休憩時間の合間に秘密の花園読んでる
読んでると現実逃避したくなるw
「犯人に告ぐ」雫井脩介
長編だけど、苦にならないくらい面白かった。
警察モノ好きな人におすすめ。
「逆説の日本史 文治政治と忠臣蔵の謎」
浅野内匠頭は精神分裂症だったので、殿中刃傷事件を起こしたということらしい。
読んでいる内に宅間守や最近の無差別殺人を思い出して精神病って怖いなと思うようになった。
868 :
847:2008/04/08(火) 20:52:00 ID:G1ZZ5+ZS
869 :
優しい名無しさん:2008/04/08(火) 21:51:44 ID:TCaNo3il
最近の村上春樹は読んでないけど
ノルウェイの森のもととなった「蛍」だったかな?
が入った短編集も良かった
羊シリーズとかノルウェイの森以降は読んでない
あ、アンダーグラウンドは読んだかな、小説じゃないけど
870 :
優しい名無しさん:2008/04/08(火) 22:23:15 ID:yPdSaWch
金原ひとみ
>>869 「蛍・納屋を焼く・その他の短編」か
「めくらやなぎと眠る女」も入ってるんだっけ。個人的には村上春樹の短編第一位だ
「レキシントンの幽霊」も捨てがたいけど。
「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」が長編では一位だな
「ノルウェイの森」は今読み返すと全然「恋愛小説」とは思えないのは俺だけ?
変人が次々登場する奇妙エピソードの積み重ねって感じで特異な世界に見える
もちろんそこが魅力。
サリンジャーのファイブストーリー
ライ麦〜とか載ってるんだけど、何度読んでもいい
>>872 どうでもいいけどそれってナインストーリーズ
>>873 ブッ!!!
何度も読んでるのに間違える俺って・・・
おかげで読まずに放置してたの思い出した私がここ通りますよ、ナイン・ストーリーズ。
明日借りてこようっと。
876 :
優しい名無しさん:2008/04/12(土) 00:20:47 ID:KBtB8E11
ジョンアービング
ナイン・ストーリーズ最高だよな・・・「エズミに捧ぐ」最高、これ不動
考えてみたらメンヘラ小説だ、「エズミに捧ぐ」は
878 :
優しい名無しさん:2008/04/12(土) 02:22:27 ID:1/WEziWq
サリンジャー最高にいいよね
最近短篇集が再版されたから読んでみるといいよ
短篇集4冊目はまるまる、若き日のシーモアの話で涙が出そうになった
「エズミに捧ぐ」ってどの話だったっけ?
汚辱がどうたら言うやつ…?
>>879 愛と汚辱のうちに、がサブタイトルだったかな
なんとなくあらすじを書いてみるテスト
第二次大戦中、軍隊に参加したアメリカ人青年が、
ドイツに占領されたフランスに侵攻する作戦に備えて、イギリスの町で訓練を受けている。
訓練期間を終えて出発する日、彼は休憩時間に兵営を抜け出して、雨の町を散歩する。
そこでエズミとチャールズという二人の子供に出会う。エズミが姉でチャールズが弟。
個性的な子供たちとの楽しいひとときを彼は過ごす。「角のところで会いましょう」
数ヶ月後、いくつかの戦闘を経験した彼は、今でいうPTSDのような状態になって
粗野で単純な戦友と暮らしている。そこにエズミからの手紙が届く。
サリンジャー従軍経験あるんだよな・・・
>>880 ああ、何となく思い出した!
あらすじ書いてくれてありがとう
しかし主人公、そんなに病んでたんだ…
メンサロ板なのに、元祖メンヘラとも言える太宰の名前があまり出てこないw
「人間失格」がついに「こころ」を超えて、日本の小説で最高の部数に達したらしいですね(´・ω・)
884 :
優しい名無しさん:2008/04/13(日) 04:42:29 ID:+LLQiULw
小畑効果か こころのほうが深いだろ
885 :
優しい名無しさん:2008/04/13(日) 04:43:26 ID:o4iuuyKt
夜回り先生
今ロマンローランのジャンクリストフよんでる
887 :
優しい名無しさん:2008/04/13(日) 18:09:57 ID:4mHSODHh
888 :
優しい名無しさん:2008/04/13(日) 18:18:18 ID:obHv/NOt
すっきり
図書館で借りてみた。やる気が少しでたりした。
今度見かけたら買おうかと思います。
>>883 >>734 ちょっと前に人間失格単独スレがあったんだよ
ログ持ってるからテキスト形式でもよければうpしようか?
花沢健吾「ルサンチマン」
(漫画)
892 :
優しい名無しさん:2008/04/13(日) 23:56:40 ID:Xm+vUce4
綿谷りさの新作読んだ人いる?
あと蛇とピアスが映画化されるね
893 :
優しい名無しさん:2008/04/14(月) 14:51:37 ID:q30aDsj4
「思いやり」の心理
by加藤諦三
生きるのが不器用な人には特にお薦め。
894 :
優しい名無しさん:2008/04/14(月) 16:40:49 ID:N9ejrDwq
最終兵器彼女
読み返すんじゃなかった…
ごめんなさい乙一さん読んでます
山本雅也の「モンスター」の1話目のホームレスの話、共感した
谷崎の春琴抄を読了した
音曲の才能と、美貌に頼むが故に傲慢な、盲目の女師匠春琴と
彼女にどんなに虐げられても生涯身の回りの世話をした弟子佐助の話
師匠が萌え要素の塊すぎてちょっとワロタ・・・・それはともかく
ドS/ツンデレ/盲目/楽器できる/頭いい
終りの方で彼女は災難にあうんだけど、
犯人が本当に部外者なのか読者が疑うように書かれていて
佐助を犯人として読むと一味違った読後感がある
やっぱ谷崎はいいな 切なく苦しい恋情の追体験には最適
898 :
優しい名無しさん:2008/04/15(火) 23:41:31 ID:YMpiG9xd
好きな作家の作品を全てを読み終えてしまって読むものがない…
>>898 探せばいくらでもある。
小説を中心に、月40冊は読んでるけど、多過ぎて追いつかない。
ヘッセの「デミアン」読み始めたとこ
ヘッセは、教科書で「少年の日の思い出」しか読んだことないけど…
「車輪の下」は重そうなんだよね
デミアンもw
個人的にデミアンの方が切なかったよ。
>>900車輪の下は有名な割にヘッセのファンには評判が悪い気がするよ。
自分的にデミアンは良かった。
太宰治は短編だと思う
なぜか自分の周囲では『人間失格』あたりだけで語られるのが多くて最近せつない
ヘッセ『デミアン』もいいが短篇集『メルヒェン』も大好きだ
904 :
優しい名無しさん:2008/04/19(土) 05:48:01 ID:rLAFXO31
最近よかった本
角田光代「対岸の彼女」
蓮見圭一「水曜の夜、午前三時」
角田光代は微妙な女同士の友情を描くのがうまい。
すこし前向きになれた。
蓮見圭一は主人公の直美が魅力的で、
話の進め方もうまい。
つぎ何読むか迷ってる人がいたら参考にしてください。
ブックオフにもあるよ。
905 :
904:2008/04/19(土) 06:38:26 ID:rLAFXO31
>>739 >>847 『閉鎖病棟』読んだ。新潮文庫で。確かに面白かったんだけど、
文学的にはエンタの域を出ないし、
社会に訴える力としてはパンチが足りない
と感じたのは私が若いからかね?
病人に過度に同情してる感じがどうもね・・・
健常者の人がこんな世界もあるんだーって
おもしろがって読んでくれればそれでいいわ。
頼む、今までの人生の中で読んだ最高にエロイ小説をおしえてくれ!
薬で射精困難なんだよう・・・orz
谷崎の卍 百合でもokならね
奥様が光子さんを押し倒すシーンは
エロ描写がないにも関わらず・・・
・金原ひとみのアッシュベイビー
ひたすらセックス でも性描写はあっさりなんだけど
・村上龍のトパーズ
娼婦が私小説書きましたが・・・って感じ
読んだことはないけど
チャタレイ夫人の恋人、
永井荷風の四畳半襖の下張、シ墨東綺譚なんかは
エロイので有名だよね
読んだことある人いる?
まほろまてぃっく読んでる
ジッドの「田園交響曲」読んでる。
お堅いイメージあったけど意外と面白く読めるね。
このくらい薄い本だとプレッシャーなくていいな。
百年の孤独とか読みたいけど時間ないのと
挫折しそうなのとで未だに読んでない。
フランス文学が全然読めない俺の話。
そもそも外国文学をそれほど読んでいるわけじゃないけど、
ドイツのトーマス・マン、イタリアのタブツキやエーコ、ロシアのトルストイなど
他の国には好きな小説家がそれなりにいる。
だけどフランス文学だけなぜか好きになれない。読み通すことすらできない。
モーパッサンもフローベールもゾラもカミュも挫折した。
サン・デグジュベリも実は読めない。
フランス語で書く唯一好きな小説家はクンデラで、元々チェコ人だし。
なんでだろ。言葉とか構文のリズムが体に合わないのか・・・
>>907山田風太郎の柳生忍法帖とか団鬼六でも読んだらええがな。
大岡昇平の「野火」読んだ。
切羽詰まってんだから人肉くらい普通に食ったらいいじゃん(´・ω・`)
それを神が見てるとか何とかウゼー
と思ったが発狂オチなのかこれは。
916 :
907:2008/04/21(月) 01:34:44 ID:AwdPGf+R
皆レスd
うーん・・・エロ本でもAVでもダメだし・・・
読書に頼ろうかと思ったけど、なんかムリそうだorz
>>914団鬼六とかも読んでみたけど、ムリだったよ・・・
ソープ行ってもダメそうだ・・・オワタ
家畜人ヤプーでも読んでみたら?
倒錯した性の世界が刺激的かも
アルフレッド・ベスター「虎よ!虎よ!」
イタロ・カルヴィーノ「柔らかい月」
みんないろいろ読んでるんだな。
俺が知らない作家ばかり。
920 :
優しい名無しさん:2008/04/25(金) 20:17:30 ID:88AvSr94
今
「疾走」読んでる
三島由紀夫「金閣寺」
ウンベルト・エーコ「前日島」
橋本治「源氏供養」
>>913 フランス語は文法が難しくて訳しにくいうえに
考え方も非常に緻密に出来てるからかなー?
フーコーの監獄の誕生読んでて、
論理展開がねちっこくて嫌になったんだよね
グロ話だらけでおもしろいのにさ
>>923 明晰ならざるはフランス語にあらず、というけどそれはフラ語を使いこなせてる人に限る話だよね
自分は大学でフランス語やってるけど原書じゃさっぱり読めない
授業で解説してもらって初めてわかることだらけ
小説でも詩でもやはり書かれている言語で読まなきゃ醍醐味は味わえない
いつかを夢見て勉強しているけど、多分遠い未来になりそう
これから歴史と文化の勉強も兼ねてスタンダールの『赤と黒』を読む
もちろん翻訳でw
バルザックは何の知識なしでも案外読めたのでおすすめです
角田光代「エコノミカルパレス」
角田光代「だれかのいとしいひと」
読了。
エコノミカルパレスはフリーターの生活が見事に描かれているけど、
救いようのない展開なので鬱な人には勧めない。
だれかのいとしいひとは短編集。
きっと二度と会えない人との話。
>>920 重松清?
結構暗い展開だと聞いたけどどう?
926 :
優しい名無しさん:2008/04/29(火) 11:30:34 ID:77Gm92E5
>>925 うん
おもしろかったよ
最後は結構すき
これから図書館行ってくる
すごい参考になった
ありがとう!
『土の中の子供』 中村文則 新潮文庫
半年ぶりくらいの大ヒットだった
幼少期に虐待の果てに殺されかけた男は、27歳になっていた。
タクシー運転手として細々と稼ぎながらアル中で不感症の女と暮らしている。
苦痛の先の死に無意識のうちに惹かれつつ空虚な日々を送る彼は
自ら恐怖を求め、新たな暴力の対象となっていく・・・
泣けた。苦痛にただじっと耐えることを覚えると、
いつの間にか苦痛そのものを求めるようになってしまうよね。
929 :
925:2008/04/30(水) 05:19:36 ID:XNmACFXo
>>926 ありがとう、中々長い本は読めないんだけど挑戦してみるよ。
読んだら感想書きます。
車谷長吉「漂流物」読了。
意味がわからない。
得体の知れない恐怖に教われる。
すごくシュールな作品。
文章の構成がすごくうまい。漢語や和語のバランスが絶妙。
一風変わった世界観を楽しみたい方におすすめ。
>>928 よんだそれ
はいでて野犬に立ち向かう所に妙に感動した
大槻ケンヂ「新興宗教オモイデ教」
>>930 ナカーマ
「生きる力」なんていうけどさ、
本当の生命力って鮮烈だけど残酷なものだよね。
933 :
優しい名無しさん:2008/04/30(水) 21:55:27 ID:dWDYh0mu
仏蘭西現代思想なんかインチキだよ
ソーカル事件って知ってるか?
インチキ臭いからって全否定するのも、
現在のアカデミックな世界に適応する上では非現実的だと思うよ。
ばっさり切り捨てるのはかっこいいけどさ。
コードウェイナー・スミス「鼠と竜のゲーム」
大当たりだった。この未来史はいい。副題に人類補完機構とあるがエヴァとは無関係。
ヘンリ・ミラー「北回帰線」
通常の小説ではない。好き嫌いが分かれると思う。
手塚治虫「リボンの騎士」
死ぬほどつまらない。買ったので最後までは読む予定だが。
936 :
優しい名無しさん:2008/05/02(金) 15:52:58 ID:TWWT9mLy
私は始めは星新一のショートショートから訓練開始した
次にR.D.レインの「引き裂かれた自己」
で、今はキルケゴールの「絶望に至る病」
これは宗教色がやたら強いけど、そこを除くと
論法そのものは鬱持ちにははかなり興味深い
特に「絶望の緒形態」の章は解る解る、という感じ
疾走一年ぐらい前に読んだけど
ヒロイン「おじさん、しゃぶってもいい?」
おじさん「ああ・・・いいぞ・・・」
しか覚えてない。
938 :
優しい名無しさん:2008/05/02(金) 23:25:22 ID:HMFaN1qT
939 :
優しい名無しさん:2008/05/03(土) 01:25:05 ID:IO0Y/c0+
>>934 もちろんソーカルも全員は否定してはいない
科学の言葉を理解もせずに不適切に引用している人を批判している
>>936 ごめん、エヴァ思い出した
>引き裂かれた自己・死に至る山井
>>940エヴァの用語・サブタイ元ネタにはなってると思うよ。
SFジャンルからの出典も多い。
世界の中心で愛を叫んだけものとかもそうだよな
943 :
優しい名無しさん:2008/05/04(日) 10:01:39 ID:m4F7j7Ct
死に至る病は難しい表現が多くて挫折する…
>R.D.レインの「引き裂かれた自己」
それトラウマだわー
書いてあること全部自分に当てはまる気がして
読みとおすのが辛いこと辛いこと
それからというもの
みずず書房の白地に明朝の背表紙を見るだけで鳥肌が立つ
でも内容忘れてまったよ あんだけ頑張って読んだのにな
レインの「好き好き大好き」は
舞城さんの「好き好き大好き超愛してる」の元ネタだよね
945 :
優しい名無しさん:2008/05/04(日) 15:15:02 ID:r/9EU+Cb
辻邦生の「春の戴冠」
イタリアの芸術家たちの物語、美しいです。
ちょっと変わった趣向が好きなら、河出書房新社から出てる
『奇想コレクション』がオススメ。海外翻訳物の短編集なんで、
好き嫌いはあるかもしれんが。
桶川ストーカー殺人事件
犠牲ーサクリファイス わが息子・脳死の11日
境界に生きた心子
一気にこれらを読んだら希死念慮が襲ってきて苦しい
読み合わせ完全に失敗した
948 :
優しい名無しさん:2008/05/05(月) 03:35:37 ID:pNvUViX7
人間失格読み終えた
後半
黄色のマーカーでアンダーラインが引いてあって悲しかった(;д;)
城繁幸『なぜ若者は3年で辞めるのか?』
ちょっと前にベストセラーになったので読んでみた。
内容は年功序列制度の批判。
それを解決する方法として、若者個人に
「自分のやりたいことを明確にしてキャリアを築いていく」
ことを求めている・・・んだけど、
それができたら苦労しないじゃん?
改めて自分の抱える根本的な無気力に絶望した一冊だった。
落第生 ツヴァイク
ナイフ/重松清
読みおわった
953 :
優しい名無しさん:2008/05/11(日) 04:51:38 ID:rCK5s9Ig
「氷の海のガレオン」。
学校が嫌いだった人に読んでみてほしい。
小学生位の子供を持つ人にも。
954 :
優しい名無しさん:2008/05/11(日) 05:09:52 ID:Hb+lSd/9
死にぞこないの青
乙一の本は結構読んでる
955 :
優しい名無しさん:2008/05/11(日) 12:18:24 ID:ntFryd9w
散々既出な森博嗣
萌絵可愛いよ
土屋賢治
馬鹿馬鹿しくて一瞬悩みとか吹き飛ぶ
京極夏彦
関口は明らかにメンヘラ
岩井俊二
スワロウテイルが好き
あとはジャンルばらばらの活字とメンタルヘルス関連の医学書と少年漫画ばっか。部屋中本だらけ。
常に本を読んでいないと落ち着かない。読みたくなくても内容が頭に入っていなくても読まなきゃいけないみたいな。下手すると食事も睡眠も無しで何日も読んでいたり。読んだ筈なのに内容すら覚えていない本が大量に有ったり。クレジット組んでまで大量に買い込んだり。
だから最近は本好きの親友に大量の本を預かって貰っている。
なんかスレチ。
夏目漱石・野分。色々身につまされた。
貧乏な上病気で死にそうな高柳君とかワープア道也先生とか。
高柳君はあのあと死んだのかなあ。
乙一読んでからトラウマ
窮死 国木田独歩
959 :
優しい名無しさん:2008/05/12(月) 00:34:38 ID:o5H633J9
モンテ・クリスト伯全7巻読了。
5巻まで読んで放置してたけどやっと読めた。
最近昔ほど本にのめり込めない。鬱のせいか年のせいか。
960 :
936:2008/05/12(月) 11:33:36 ID:asjM1xCr
>>940 いやエウ゛ァ観てない…(笑)
キルケゴールは一部だけ(二部はあれ完全に宗教一色だよ)
因みに私は分裂ではないです
今は同じくR.D.レインの「自己と他者」
モンテ・クリスト伯って面白い?
洋画でも結構持ち出されるから気になる本ではある
>>960面白いよ。純粋にエンタメ小説>モンテ・クリスト伯
復讐がテーマだけど明るくまとまってる。
裸のランチ読みたい…。
>>954 最近読んだんだが、きっかけとなる係を決める件で
主人公のやっちゃったこと、大人の自分もやってしまいそう。
教師のやり方も怖い。
安部公房5冊目
「笑う月」読み始めた。
964 :
優しい名無しさん:2008/05/14(水) 04:23:47 ID:olQKyadb
965 :
優しい名無しさん:2008/05/19(月) 11:24:22 ID:wcQYLjH4
車谷長吉「漂流物」
変な世界だ。しかしはまる。
前まで本読んでばっかりだったのにここ数か月鬱で一冊も読む気しなかった
寺山修二の恋愛論面白い
寺山修二大好き
967 :
優しい名無しさん:2008/05/19(月) 22:42:37 ID:rLrdPRXh
>>953が鉄板過ぎるのでage
木地雅映子がなぜもっと評価されないのかが全くわからない
ばんは。
おいらは歴史・政治・哲学・社会学・宗教・古生物・犯罪・軍事などノンフィクションを部屋に溜め込んでるお。
小説とかは殆ど持ってない。
一番好きな作家はホルへ・ルイス・ボルヘス。
あとは中島敦、谷山浩子。
偏りまくってるね。
969 :
優しい名無しさん:2008/05/23(金) 01:29:09 ID:IjamaOSL
電車の中で読もうとするけど、どうしても寝てしまう。。
970 :
高卒はげ親父の痛すぎブログwww:2008/05/23(金) 01:40:08 ID:EeqdQg6O
どんなにがんばっても外人の女の子にはかなわない。
日本人でモデルなんてギャグもいいとこ。
それはわかってるけどタコ親父が
外人の女の子ばかりほめてるブログ読むと超ムカつく。
さらしてやりたいから今日もコピペ貼りまくり。
永尾カルビ2 i love girls でググってみて
971 :
優しい名無しさん:2008/05/27(火) 12:21:58 ID:9Yb9DqCl
みんな雑誌は何を読んでる?
972 :
優しい名無しさん:2008/05/27(火) 12:53:52 ID:sg+I6/GZ
パチスロ必勝本
WEB+DB PRESS
974 :
優しい名無しさん:2008/06/01(日) 15:29:33 ID:m2x7f7t8
大丈夫
975 :
優しい名無しさん:2008/06/01(日) 16:00:45 ID:rCpA0v27
徒然草
(*´・ω・`*).。o(エーコの『フーコーの振り子』が読み進めません)
977 :
優しい名無しさん:2008/06/02(月) 04:20:46 ID:qSS1BeWH
エイジ/重松清
978 :
優しい名無しさん:2008/06/05(木) 00:47:00 ID:X3G1THuG
漫画だけど
山野一「四丁目の夕日」
自殺した漫画家・ねこぢるの夫で、
自身も漫画家である山野一の傑作
不幸の無限連鎖地獄に堕ちて行く貧乏青年の物語
これを20代で書いた山野にただただ感服した
自分最近ねこぢるのファンになり、
それで山野作品にも手を出したんだが、
ねこぢるの作品にも多大なる影響を与えてるなと思った
メンヘラにこそ読んで欲しい衝撃作品、とにかくお勧め
グロ的表現もあるので苦手な人は注意
979 :
優しい名無しさん:2008/06/05(木) 02:03:35 ID:DheAL1Z4
キルケゴールの死に至る病
それは絶望である
981 :
優しい名無しさん:2008/06/06(金) 23:00:35 ID:807qRru9
確実性の終焉―時間と量子論、二つのパラド... I. プリゴジン、Ilya Prigogine、安孫子 誠也、 谷口 佳津宏 (単行本 - 1997/11)
982 :
優しい名無しさん:2008/06/07(土) 05:17:01 ID:kJS04Qcs
マリアの月読んだ人いる?
逆接の民主主義ー格闘する思想