(ヽ^ω^)ブーンが精神病になったようです 4

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164優しい名無しさん
3 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 01:00:10.74 ID:6NrLTsHg0
第三章 〜プロローグ〜

*第三章プロローグにはグロテスクな表現や内容が含まれており、気分を害する可能性があります
  万一、気分が優れない場合は、速やかに本書の閲覧を中止することをお奨め致します

5 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 01:09:00.02 ID:6NrLTsHg0
( `ш´)「ふう、冷えるな」

男はそう呟くと、両手を口元へやりホウっと息を吹きかけた

時刻はすでに22時を回っている

( `ш´)「・・・さて、ビデオの検証をやるか」

男は席を立ち、大きく伸びをした後、部屋の端の荷物置き用の机へ向かった

6 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 01:11:59.17 ID:6NrLTsHg0
机の上には男の荷物と、何やらマジックで文字の書かれたビニールに包まれている
ビデオテープが置かれてあった

( `ш´)「これがあの犯人が撮っていたビデオか
      ・・・連続殺人を犯した人間が撮った内容とはどんなものだろう」

男は両手に白いビニールテープをはめ、ビニール袋からビデオを取り出し、デッキにセットした

165優しい名無しさん:2007/02/11(日) 05:45:27 ID:ijylnz6j
8 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 01:15:08.18 ID:6NrLTsHg0
ノイズ交じりの画像がしばらく続いた後、映像が安定してきた

( `ш´)「・・・ここは地下か?」

男がテレビの画面に近づく

その画面には灰色のむき出しのコンクリートの壁に囲まれた
部屋が映し出されていた

壁に窓らしきものは見当たらない
9 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 01:17:26.59 ID:6NrLTsHg0
しばらくすると画面が移動し、椅子に座った女性が映し出された

( `ш´)「・・・ん?」

男はここで一時停止を行った

そして、女性の姿を凝視した

よく見ると女性は後ろ手に手錠をかけられていた
11 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 01:20:53.16 ID:6NrLTsHg0
男は再び再生を続ける

画面外から男の声が聞こえてきた

「モヒャは我々に借りがあるのにあいにく返せない
おまえに選択させてやろう美和
たぶんこれが最後のチャンスだ
おまえは我々と共に行動することもできる」
166優しい名無しさん:2007/02/11(日) 05:46:04 ID:ijylnz6j
12 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 01:23:52.15 ID:6NrLTsHg0
「我々に協力するなら、・・・そうだな1ヶ月くらいか
その後、薬を使うか、目隠しをするかして、どこにいるか、
どこに行くのか分からないようにした上で、お前を放してやろう」

男の声は続く

「その後はもう何をしゃべってもいい
お前は俺の名前すら知らないんだ」

14 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 01:26:42.72 ID:6NrLTsHg0
「うまくいけば、もうその頃にはモヒャはこの世から消えているはずだ」

ふいに男の声の凄みが増す

「もし、お前が協力しないというなら、頭を撃ち抜き、どこかに埋める事になるだろう
目撃者はいない
お前はモヒャについて知っていることは話せばいいんだ
ようするにモヒャはもうすぐ死ぬのだよ」

15 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 01:30:50.52 ID:6NrLTsHg0
「ここにいる間、お前は我々の為に体を洗い、清潔にして、セックスする
お前はその道を選ぶしかないんだ
ぶっちゃけ、選択の余地は大してないんだよ、美和」

テレビには美和と呼ばれる女の顔から見る見る血の気が引いて青ざめていく様子が
ありありと映しだされていた

「もし、死にたいならともかくな
これから数週間、お前はもっと大きな不幸を色々と考えることになる」
167優しい名無しさん:2007/02/11(日) 05:46:53 ID:ijylnz6j
16 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 01:31:31.06 ID:6NrLTsHg0
( ^ω^)y-~~

19 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 01:38:05.49 ID:6NrLTsHg0
画面に男が現れた

カメラを回しているのが声の主だろうと考えられる
そうすると、この男は声の主とは別人と思われた

(Θ∀Θ)「そろそろいいか?」

男はカメラに向かって尋ねた

「いいだろう」

さきほどと同じ声で返事が聞こえてくる

20 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 01:40:35.34 ID:6NrLTsHg0
男は美和に足かせをはめてから手錠をはずした

そして美和に服を脱がせる

「いやだぁ!」

美和は下着を脱ぐのをひどくいやがっていた

168優しい名無しさん:2007/02/11(日) 05:47:33 ID:ijylnz6j
21 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 01:43:00.19 ID:6NrLTsHg0
(Θ∀Θ)「準備オーケーだな」

「ほどほどにしとけよ」

(Θ∀Θ)「おら、シャワーを浴びにいくぞ」

美和は男に連れられて、部屋に唯一ある扉から出て行った

ここでシーンが切り替わる

22 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 01:44:02.36 ID:6NrLTsHg0
( ^ω^)y-~~

25 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 01:51:19.05 ID:6NrLTsHg0
寝室で、ベッドにうつぶせになっている男と、
その上に馬乗りになっている女が映し出された

ジッ

その映像は一瞬だけで、また別のシーンに切り替わる

今度はさっきの男が、同じ寝室に美和と二人でいた

26 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 01:51:58.19 ID:6NrLTsHg0
(; ^ω^)y-~~

169優しい名無しさん:2007/02/11(日) 05:48:04 ID:ijylnz6j
29 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 01:57:00.66 ID:6NrLTsHg0
(Θ∀Θ)「お前、部屋の掛け金曲げやがったな!
      ここは山奥だぞ!
      逃げれるわけないだろーがっ!」

男は美和に向かって、怒鳴り散らしている

感情的になっていて聞き取りにくかったが、男は美和が監禁されてから
すでに1週間経っていること、そして美和が脱走を試みたことについて
しゃべっているようだった

31 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 01:59:38.10 ID:6NrLTsHg0
男は一通り怒鳴り散らした後、美和を思いっきりベッドに突き倒し
その上に圧し掛かった

そして、両手足をベッドに縛りつけた

(Θ∀Θ)「ひゃはは!
      ほら、もっと恐怖に引きつった顔をしろや!」

男は脅し文句をいいながら、美和の裸体を写真に撮っていた

170優しい名無しさん:2007/02/11(日) 05:48:46 ID:ijylnz6j
32 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 02:03:12.73 ID:6NrLTsHg0
(Θ∀Θ)「ああ、そうそうお前のカレシな
      昨日、殺っちゃったから」

男は写真を撮りながら、そう話す

「えっ!」

美和の表情が強張った

(Θ∀Θ)「お前さんのおかげだぜ
      アイツも必死に逃げていたけどよ
      俺らに捕まっちまったよ、ひゃはっ!」

33 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 02:07:32.56 ID:6NrLTsHg0
(Θ∀Θ)「捕まえてボコにして動けなくなったところで
      思いっきりチンポとキンタマ踏みつけてやったよ
      そしたら、ギェーって人間の声じゃないような
      悲鳴上げやがった!」

男は美和の様子を見ながら、嬉しそうに話す

(Θ∀Θ)「しばらく悶え転げてよ
      そんで、口から泡吐きながら、痙攣しやがんのよ」
      
171優しい名無しさん:2007/02/11(日) 05:49:17 ID:ijylnz6j
34 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 02:11:09.05 ID:6NrLTsHg0
(Θ∀Θ)「もうおかしくてよ!
      なんか超ハイになってきたから、両目玉えぐってやったのよ!
      目玉なくなったアイツの顔さあ、骸骨みたいで超マヌケ
      たまんね〜よ、ギャハハハ!」

男は大声で笑い出した

(Θ∀Θ)「しばらくしたら動かなくなってよ
      なんか死んだみてーだから、バラバラにしてやって埋めてやったぜ」

35 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 02:11:31.58 ID:6NrLTsHg0
( ^ω^)y-~~

39 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 02:34:31.72 ID:6NrLTsHg0
再び画面が変わり、二人目の女が出てきた

女は美和と同じように彼女も背中で手錠をかけられ、
着衣のまま椅子に座っている

ナイフを持って傍に立っているのは、先ほどと同じ男だった

172優しい名無しさん:2007/02/11(日) 05:49:47 ID:ijylnz6j
40 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 02:37:28.71 ID:6NrLTsHg0
男はナイフの切っ先で女のシャツを切り裂き、
それからゆっくりとブラジャーを二つに切った

画面外の声で、美和に与えたのと同様の指示を与える

「言われたとおりにしないと、ベッドに縛り、犯し、頭を撃ち、埋める」

(Θ∀Θ)「お前のガキは俺らの連れが預かってからよ」

41 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 02:39:05.84 ID:6NrLTsHg0
「子供を返して!」

半狂乱になった女が懇願するが、
男達は最初の指示を繰り返すだけだ

ここで、再びシーンが切り替わった

42 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 02:50:43.40 ID:6NrLTsHg0
ベッドで例の男に美和が激しく犯されていた

美和は息苦しそうに喘いでいる

すると突然、男が美和の腹にナイフを突き刺し、
そこの穴にペニスを挿入した

「ひぎいいいいいいいいいいッ!」

(Θ∀Θ)「うひゃあ!
      超気持ちいい!」
173優しい名無しさん:2007/02/11(日) 05:50:17 ID:ijylnz6j
44 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 02:53:25.88 ID:6NrLTsHg0
美和は断末魔のような悲鳴をあげて、死んだ

魂を失った美和の肉体は、男の動きに合わせて激しく揺れている

(Θ∀Θ)「うっ!」

しばらくして、男は果て、腹の刺し傷の中に精液を放出した

45 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 02:55:39.38 ID:6NrLTsHg0
再びシーンが切り替わる

そこはキッチンのように見えた

業務用かと思われる大きな鍋が火にかけられている

カメラは鍋に近づいていき、蓋をあけ、中を覗き込んだ

46 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 02:59:25.30 ID:6NrLTsHg0
中には煮込まれた人骨が入っていた
肉やその他モロモロは完全に溶けきってスープ状になっていた

( `ш´)「げえ!」

仕事柄、死体は見慣れているはずだが、この映像には思わず吐き気をもよおした
174優しい名無しさん:2007/02/11(日) 05:50:49 ID:ijylnz6j
47 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 03:01:31.21 ID:6NrLTsHg0
ここでこのテープは終わっていた

( `ш´)(これはスナッフビデオか!)

警察官であるゴリさんはスナッフビデオが存在しているといった
情報をその筋から入手したことはあった

しかし、本物は今まで見た事がなかった

49 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 03:06:17.99 ID:6NrLTsHg0
( `ш´)(とても人間の仕業とは思えん・・・)

ゴリさんは、デッキからビデオを取り出し、元々入っていた
ビニール袋に仕舞いこんだ

( `ш´)(人はここまで残酷になれるのか・・・)

ゴリさんは人間の恐ろしさに身の毛がよだつ思いだった

時刻は正午を回っていた

ゴリさんはこの寒気は一層冷え込んできた空気のせいのか、
それとも悪寒なのか分からなかった

50 名前:( ^ω^) ◆wXAmSHogV. [] 投稿日:2007/02/11(日) 03:06:40.74 ID:6NrLTsHg0
⊂二二二( ^ω^)二⊃次回に続きますお