★☆顔晒し雑談ｽﾚｯﾄﾞ@ﾒﾝｻﾛpart363☆★

リリィシュシュでは沖縄から帰ってきた途端にいじめられっ子といじめっ子の
立場が逆転するけど、日常生活とは違う価値観＝枠組みに触れ、枠組みが変化して
しまえば日常に適応し抑圧的に生きることの自明性が薄れ、不適応であることこそ
適応であり、不適応者を止める者もまた徹底的に不適応であることで、日常の風景へと
同化できるというアンチテーゼが含まれていて、それがたとえばスワロウテイルでも
偽札で夢をつかむ、その過程も夢を見る世界さえも、偽物であることで
非日常の連続が日常となり、結果祝祭的な場所および行為でさえひどく陳腐で
安上がりな、どこにでもある風景へと成り下がるわけだけど、ならば偽札を燃やすことに
関しても実はひどく恣意的なもので、そこに何らかの意味を見出して、まして感傷的に
なっちゃうチャラはどうかと思うわけで、個人的には死体の山がごおごおと燃えているすぐ近くで
一般人がにやにや笑いながら偽札を拾い集め、これで夢をかなえる、自分らしく生きられる
ってぶつぶつ呟いている、そうして時間が飛んで本物のお金を持った外国人たちが日本に
大挙して押しかけてきて、売るものがなくなった日本政府がしょうがなく彼らに売った土地には
ごみくずになった偽札が大量に埋まっているみたいな展開があってほしかったけど、実際にやると
退屈だからあの終わり方で良かったんじゃないかなという気もします、はい