196 :
追加テンプレ1:
197 :
追加テンプレ2:2006/02/15(水) 14:56:25 ID:Zs74TUM+
もし薬局や試薬店から購入できなかった場合は、日本薬局方「イオウ」と鉄粉
(スチールウールでも代用可能)を混ぜて加熱しましょう。実験内容の紹介 硫化鉄の合成
http://www.e-t.ed.jp/edotori4474/を参考にしましょう。
イオウは硫化鉄同様、薬局か試薬店に取り寄せてもらいましょう。何に使うか聞かれたら、
「火をつけたイオウを酸素や二酸化炭素を満たした瓶に入れる実験をするんです」とか
「硫黄を入れたにきびローションを自分で作ってみたいんです。」などと言いましょう。
さて、硫化鉄に作用させる酸についてだが、塩酸と硫酸が候補に上がる。
塩酸については、「サンポール」だと9.5%だからかさばるのでボツ。日本薬局方の
「塩酸」なら35.0〜38.0%含んでいるので使えそうだけど、劇薬なので印鑑と
身分証明書が必要です。めんどくさいです。日本薬局方の「希塩酸」なら普通薬だから
印鑑も身分証明書も要らないが、在庫のある薬局薬店なんかほとんどないし、濃度が
9.5%〜10.5%だから、サンポールとほとんど変わりません。これもボツです。
198 :
追加テンプレ3:2006/02/15(水) 14:57:36 ID:Zs74TUM+
199 :
追加テンプレ4:2006/02/15(水) 14:58:27 ID:Zs74TUM+
ここで、旅行用スーツケースに入る大きさと重さを考えます。重さをスーツケース込みで
20kgと設定します。(体力のある強力(←ごうりき)みたいな人なら60kgぐらい持
てるかも。)スーツケースは本体はなるべく軽い方がいいんですが、だいたい5kgと見積もり
ましょう。それに時限装置などの必要なデバイスの分を2kgと見積もると、残りの
ペイロードは13kg。
ここで、上記の計算から、スーツケースの残りのペイロード13kgに硫化鉄と硫酸が
どのくらい収納できるか検討してみましょう。
硫化鉄(FeS)は8729g(1830ml:99.3mol)と、それよりやや多めの硫酸
4123ml(5278g:酸として107.6mol)で、合計の重さが12.852kg、
合計の容積が5893mlという数字が出ました。
この硫化水素生成反応が100%進んだとすると、硫化水素が99.3mol=
2224.32リットル(2.22432m3)生成します。2224.32m3
(一辺が約13mの空間)を致死濃度の1000ppm(0.1%)にすることが
できます。中毒域の500ppmなら4448.64mで、一辺が約約16.5mの
空間に相当します。怖いですねえ、恐ろしいですねえ。
地下街・地下鉄車内・最高速度運転中の新幹線(窓は開かないし非常ブレーキをか
けても3kmくらい止まらない)で起こったら大惨事どころの騒ぎじゃねーなこりゃ。
(↑注意喚起) このネタは、全国の漫画家&軍事小説作家は参考にして良い。
っていうか小林源文先生とか元グリンベレー大尉の柘植久慶先生にはぜひともこのネタを
劇画と小説に使っていただきたい。
それから、元フランス外人部隊伍長の毛利元貞先生は、交渉人に飛んだり跳ねたりさせるのは
10のうち2程度に抑えてください。
−−−−−−−−−−−− 完 −−−−−−−−−−−−