長田百合子について語るスレ・パート3

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246優しい名無しさん
【けじめをつけるとは】
学校は学習のみを学ぶところではない。
・人は人とのかかわりの中で成長していく。
・苦しみを1つ1つ乗り越えてはじめて大人に近づいていける。
・家の中にないことが、学校や社会には山のようにある。

 不登校は、これを家庭の中では補えないところに恐ろしさがある。仮に同級生との遅れを取り戻そうと日々
努力しても、その間、他の子どもたちは待っていてはくれない。そこにピンと来ないのだろうか。
義務教育ほど子どもにとって大きなものはない。義務教育は基本的な教育である。基本的な姿勢を整えること
で社会に出ていける。一方、義務教育期間を落とすことは、人としての基本を学ぶ教育期間を失うことになる。


゙けじめの不在で子どもは壊れる゛
けじめをつけるとなれば、あらゆる場面で親は子どもに教えておく必要がある。
たとえば友だちに対しては、
・たいせつにする
・うそをつかない
・共に向上する
・悪いことをしたら怒ってやる
・約束を守る
・裏切らない
・喜びを分かち合う

学校に対しては、
・世話になっているうちは、学校の規則に従って当たり前だ
・校長の次は先生が偉いという順で、敬意を表すことを忘れない
・家族は全員働かなくてはいけない。学校へ行くことは子どもの当たり前の仕事だ

親に対しては、
・家庭は共同生活の場所だ。一緒に住むなら、親しき仲にも遠慮があって当たり前だ
・世話になっているうちは、家の規則に従って当たり前だ
・人さまに迷惑をかけないように注意して生きろ

 けじめをつけるということは、○○に対してここまでやってもいいが、ここからはやってはいけない。○○
をしている限り○○としてふさわしい態度を忘れてはならない。こういったことを、最初から相手にはっきり
させておくことだ。そうすると、相手はやって許されることと許されないことの区別がはっきりつき、付き合
うときの基準が計算しやすくなり、結果として非常に付き合いやすい環境を整えることができる。
 これは親子の関係であっても同じことである。ただし、けじめはつけ過ぎたらいけない。すぐに動かしても
いけない。けじめは「信念」を持って、少なく、わかりやすく、曲げない心構えが必要である。
○対人関係や対社会関係の基本が「けじめ」である。「けじめ」というルールを体にしみこませておかないと
 子どもは社会で協調できず、つまはじきにされてしまう。
○「けじめ」を教える機会はありとあらゆるところに転がっているが、教える親自体にけじめのある生活が必
 要にして不可欠である。