【長かった】やっと、、治った・・・【Part2】

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316やほよろづのかみたち ◆EoObIU6sH6
>>227へのレスは、以下をもって>>227へのレスに代える。

前スレの俺のカキコが引用された、見知らぬ人のブログ

【治りかけの時に直面する精神的危機と、突破口の見つけ方】
http://www.pori-kingdom.net/mt/archives/2005/02/2005219.html
317やほよろづのかみたち ◆EoObIU6sH6 :2005/07/15(金) 07:08:25 ID:eG+WcrbQ
(前スレより再掲)

784 名前:1 ◆Ci3UmwhFqY [sage] 投稿日:05/02/18 03:07:50 ID:i2cQzt4p
今日は、数ヶ月ぶりに語る。

『治りかけの時に直面する精神的危機と、突破口の見つけ方』

と題して今日は講演する。
聴講料は、いつもの俺のスイスの隠し口座に振り込んでおけ(3000ユーロ)。

【議会は踊る。されど進まず】
 鬱病や、神経症患者は、治ってくると必ず壁にぶちあたる。社会的身分や年齢は関係無い。性別も関係無い。有職、無職、ひきこもり状態いかんをも問わぬ。
 それは、「治った…次は何をしたらいいのだろう??」という疑問で、やるべきことがたくさんあるように思えて押し潰れそうだったり、或いはリハビリ期間中に周囲の者に公約してしまったある目標や暗黙の約束が、すでに新たな重荷になっていたり、
そしてなにより、何か新しいことをすること自体が不安と恐怖なのだ。
 そんな日には、鬱などとは別な意味で精神的に苦しくなり、自室で暴れ出したり、奇声をあげて叫びたくなるものだ。いっそキチガイになったり、死んだ方が楽なんじゃないか…と。実際、治りかけによく死ぬ。

【決定権が自分の手中にある時に、人は寛大になる】
 鬱病や、神経症患者には、「病前性格」というのがある。学説によれば…と、控えめに心理学の本に紹介されているこれは、完全無敵の完璧な真実だ。
 乱暴に一言で言ってしまえば、俺もきみも、「失敗体験に、極めて弱い性格」だ。

 だから、きみは「誰よりも成功したいと願うキャラなのに、失敗が怖くて成功しそうになると、早期警戒衛星が反応して無意識に自滅する(不成功防衛)」
 スポーツ選手に例えると、鬱病や神経症患者は卓球の愛ちゃんでは有り得ない。君は、失敗体験と批判と罵倒で発奮し、より強くなるようなタイプではない。
 スポーツ選手に例えると、君は明らかにマラソンの高橋尚子(Qちゃん)タイプなのだ。誉められて、失敗すらも誉められて「成功体験」でエネルギーを発揮するタイプなのだ。

318やほよろづのかみたち ◆EoObIU6sH6 :2005/07/15(金) 07:09:46 ID:eG+WcrbQ
(前スレより再掲2->>317の続き)

785 名前:1 ◆Ci3UmwhFqY [sage] 投稿日:05/02/18 03:09:57 ID:i2cQzt4p
>>784のつづき

【国際条約は、バラや若い娘に似ている。美しい間は美しい】
 治りかけに突入したならば、リハビリ期間中に周囲の者に公約してしまったある目標や暗黙の約束があればすべて破棄しろ。
 リハビリ期間中に、異常な君が、異常な君自身と取り交わした約束事を再点検しろ。そいつはたいがい異常だ。
 そして、過去の「成功体験」を必死に思い出せ。突破口がみつかる。

 たとえば俺は、英語はチンプンカンプンなのに学校の先生に「発音だけはいいな」と誉められた遠い思い出がある。。小さい頃、英語教室に行ってた名残りなのだろう。
 数ヶ月前、ここに英語を勉強します宣言をした俺はその後NOVAに行き、やっぱり「発音だけ」誉められた(笑)現在はヒヤリングによる耳の訓練の成果が現れてきた。
 俺はこのスレの最初の方で告白した通り、俺の鬱の遠因は兄からの虐待だったと思っている。おかげで今も変な精神的防御規制が働くことがある。
 しかし、英語に関しては「失敗経験」が無い。
 我々、高橋尚子選手タイプの人間は、「失敗経験」の「無い」分野にはめっぽう強い。その分野に「成功体験」、、それも、ほんのちょっと誉められた程度の「成功体験」でもあれば、なお強い。
 我々は、卓球の愛ちゃんタイプの人間ではない。
 我々は、怒られたり嘲笑されるとヘコむという精神的気質をもう恥じることは無い。代わりに、誉められた時のパワーは、10倍の海王拳ぐらいの出力を誇る。

【翼よ、あれがパリの灯だ】
 治りかけたら、不成功体験にもとづいた目標設定を放棄せよ。
 すなわち、鬱や神経症になった原因がはっきりしているなら、その原因は「不成功体験」なのであって、この「不成功体験」を克服すれば、自分はもっと良くなれる。。。
というアプローチは一見正しい。
 しかし、止めておけ。
 まだ時期ではない。
 俺もまだこの段階に至っていない。
 君はまだ「治りかけ」なのだ。物事には順序がある。

 治りかけたら、成功体験か、少なくとも失敗体験ゼロの分野をベースに目標を設定せよ。
 治りかけたから、ただちに病魔の根源に対し、宣戦を布告してはならない。それは、もう数年先の愉しみにとっておこうじゃないか。