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ゴートン教授:
精子の成分
1.アルギニン
精子には必須アミノ酸の一つであるアルギニンという蛋白質が多く含まれています。
アルギニンは精子の頭の部分を形成する主要成分であり、精子の固形成分の75%を占めています。
アルギニンは精子の原料で、元気な精子を作るのに欠かせません。
また、筋肉組織を強化し、精神・肉体を機敏にさせます。
2.レシチン
精子にはアルギニンと共にレシチンが多く含まれています。
レシチンは脳の働きを良くし、精力を倍増させます。
身体の中で不必要な脂肪を分解し、排泄してくれる働きがあります。
おなかの脂肪がレシチンを摂取してウエストが細くなるらしいです。
また、レシチンの排毒洗浄作用は美容にもイイらしいです。
ニキビや肌荒れなど肌のトラブルの原因は、
便秘などによって腸内に滞留している排泄物を食べて繁殖した腐敗菌が毒素を作り、
それが血液中に吸収されて起こります。
レシチンは毒素を腎臓や肝臓といった処理工場に送り、体外へ排泄してくれます。
3.DHA(ドコサヘキサエン酸)
DHAは脳の主要構成成分ですが、精子にも含まれています。
DHAの効能は記憶学習機能、健脳機能、視力低下の抑制作用、制ガン作用、
コレステロール低下作用、抗アレルギー作用、抗糖尿病作用などです。
4.亜鉛
亜鉛は精液中に多量に含まれるために、オナニーを始める年頃の男子は不足しており、
13〜14歳の男子は全年齢中一番亜鉛が不足しているとされている。
亜鉛は鉄に次いで 人間の体に必要な金属(必須微量金属)の一つで、精子をつくるのに欠かせません。
また、男女生殖機能への働きは際だっており,俗にセックス・ミネラルと呼ばれるくらいです。
亜鉛は一回の射精で1〜2mgも失われてしまうため、不足すると精子の数が減り、
精力が大きく減退します。亜鉛の推奨摂取量は成人で1日15mgとされています。
身体の成長のもとになる蛋白合成に欠かせないので、粉ミルクの含量は2〜6mg/リットルとされています。