2がと
スレ立て乙です。
4様get
私は京極夏彦さんの小説を読んでいると江戸時代に逃げることができて好きだな。
5 :
優しい名無しさん:04/11/21 21:44:26 ID:X0ZSrKkv
>>1 乙です。
私は今、宮城谷昌光の『三国志』読んでます。
しばしの現実逃避。
6 :
優しい名無しさん:04/11/21 22:29:16 ID:4gYKh0VQ
↓は何回読んでも何とも言えない気分に…
「車輪の下」ヘルマン・ヘッセ
「変身」カフカ
「九つの物語」サリンジャー
今「星の王子さま」読んでるとこ。
キツネとの会話、奥が深〜。
あと、「人間失格」は…封印しますた
7 :
優しい名無しさん:04/11/21 23:13:41 ID:qRw+bFGD
歴史モノなら、司馬遼太郎の「国盗り物語」
くだらない小説なら、石田衣良とか適当に。
気持ちがちょっとあったまるものなら、灰谷健次郎「太陽の子」
感動系だけど冷めた目でしか読めなかった「塩狩峠」「三日間の奇跡」
あと、角田光代は読むのちょっと苦しかった。
本はいいですね。少しの時間でも逃げられるから。
8 :
優しい名無しさん:04/11/21 23:32:17 ID:lgwCwQ4k
カミュ「異邦人」シェイクスピア「ハムレット」を読み終えたばかり
今はドフトエフスキー「罪と罰」を読み始めた
本当は「人間失格」読みたいけどママンが私は絶対に読むなという
あらすじだけ教えてもらったけど
9 :
優しい名無しさん:04/11/21 23:44:57 ID:QfG3dCl9
マンガばっかり読んでごめんなさい
10 :
6:04/11/21 23:49:03 ID:4gYKh0VQ
>>9
マンガは素晴らしい日本文化だ!恥じることはない!
あ、ちなみにDEATH NOTEと、のだめカンタービレ好きですが何か?
11 :
優しい名無しさん:04/11/21 23:56:22 ID:QfG3dCl9
自分もDEATH NOTE読んでます。
日本には映画はないからね
漫画が日本の芸術
やってしまへやってしまへ
酒を呑みたいために尤らしい波瀾を起すやつも
じぶんだけで面白いことをしつくして
人生が砂っ原だなんていふにせ教師も
いつでもきょろきょろひとと自分とくらべるやつらも
そいつらみんなをびしゃびしゃに叩きつけて
その中から卑怯な鬼どもを追ひ払へ
それらをみんな魚や豚につかせてしまへ
はがねを鍛へるやうに新らしい時代は新らしい人間を鍛へる
紺いろした山地の稜をも砕け
銀河をつかって発電所もつくれ
うを、天使の卵の続編でたのね。
明日買ってくる。でも他の作品より高いね('A`)
TVを観ていたら、なんのCMだこれ?て感じのが流れてた。
「兄」「弟」って文字がなんか動いて。
江國香織の新刊のCMでした。
出て来た当初は好きだったけどな、江國香織……。
なんかマンネリ化して来たと思ってたら遂にTVCMですか。
更に物凄く萎えた。
さて、『美的』と『VoCE』を読みふけるとしよう。
『VoCE』のちびトートはゴールドだった……黒が良かった……。
16 :
天龍:04/11/23 00:33:04 ID:GhKVomb5
「青が散る」何度読んでも泣ける
17 :
優しい名無しさん:04/11/23 00:38:30 ID:6hpac3hQ
立花隆の「臨死体験」読んだら、人生観が変わった。
死後の世界があるともないとも結論づけていないが、無いとも言い切れないらしい。
死ぬときは脳内麻薬が分泌されて、苦痛が和らげられるということも分かった。
誰にでも必ず訪れる死に向けて、今を一生懸命生きようという気にさせられた。
18 :
天龍:04/11/23 00:46:53 ID:GhKVomb5
>>17 立花隆の書き方は確かに上手いよね。
押し付けがましい文章でなく読み手に考える猶予を与えてくれる。
漫画では昨日買ってきたのがルートヴィッヒ革命。
死体愛好家の俺様な王子様がカコイイ!(・∀・)
小説では近々デウスの棄て児を読んでみたいと思ってまつ。
毎日風呂で読んでたヘッセのデミアンやっと読み終わった…
>>17 その本読んで無いんでおこがましいんですけど、
確かに臨死状態で脳内麻薬分泌されて文化人種体系によって
見え方は相違するけど共通する美しい光景が見えるらしいですね。
ただ死後の世界、輪廻転生とかは人間のエゴで存在しないでしょうね。
個人的にはあって欲しいけども。
その辺商売にしてる感あって宗教が嫌ですわ。
「電車男」精読中。・・・毒男板には行った事ないんで、こんな祭りが華々しく行われて
いたとは知らんかった。え?ネタ?そうなの?まあどっちでもいいや面白いから。
「僕にはわからない」(中島らも、双葉文庫)
らもさんの中ではかなり「真面目」なエッセイだと思う。着眼点が違うな、流石。
「なぜ宗教は平和を妨げるのか」(町田宗鳳、講談社+α新書)
イエスは言われた。「行って全世界のすべての人に福音を伝えよ。信じて洗礼される
ものは救われ、信ぜぬものは裁かれよう」(マルコ福音書16.15)
「『神は、すなわちマリヤの子メシヤである』などと言う者どもはすでに信仰にそむ
いている」(コーラン5・19)
「信ずる人々よ、ユダヤ教徒やキリスト教徒を友としてはならない(略)」
(コーラン5・51)
・・・これで「世界平和」なんて寝言は寝てからも言えないわな。
著者は東京外国大の教授。国際情勢の認識に多少甘さは感じられたが、宗教の怖さ
と馬鹿馬鹿しさは充分伝わった。「地球をこれ以上痛めつけるな」という主張には
一言「人類が絶滅して2億年もたてば元に戻る」(小松左京「教養」より)で。
「Good Luck」
(アレックス・ロビラ、フェルナンド・トリアス・デ・ベス ポプラ社)
警告。鬱の人は読まないように。危険。
運と幸運は違うと、物語形式で話は進んでいくが、要は「どうしたら成功するか、
幸運を手に出来るか」という自己啓発系の本だった。章ごとに一言添えられている
言葉がいちいちカンに触った。
「神、この人間的なもの」 著:なだいなだ 岩波新書
宗教とは仲好しクラブみたいなもんだなと思った。
そもそも教義を読んで納得して入信する人はごくわずか。
ほとんどの人は先祖代々、家族がその宗教だったから。
「電車男」(中野独人、新潮社)
やっぱ2ちゃんねらとしては読んどくべきでしょう。
正直、「今時こんな純粋な話ネーヨ」と思うんだが、ネタをネタと(ry
の世界なんだろう。
それにしてもキタキタうるさいw
「痛快!ローマ学」(塩野七生、集英社インターナショナル)
ギボンの「ローマ帝国衰亡史」をネットで購入したはいいが、興隆の歴史を知らずに
衰亡史だけ読むのもなんだな、ということでブックオフにて購入。
取りあえず王制⇒共和制⇒帝政の流れを押えた。これでギボンに挑戦できるかな。
「神はなぜ生まれたか」
「一神教の誕生〜ユダヤ教、キリスト教、イスラム教〜」
(共にオドン・ヴァレ著、佐藤正英訳、創元社)
原始的なアニミズムは理解できるんだが、「一神教」ってヤツがどうにも理解できない。
人類は何故自分の上位概念としての「唯一絶対神」というものを思いついたのか。
ひととおり読んだが、結局のところ「良く分かってない」らしい。
一旦あげますね。
電車男立ち読みしたけど
2ちゃんらしくて面白かったなw
三島由紀夫で一番面白い本を教えてたもう。
「家族狩り 第四部 巡礼者たち」 著:天童荒太
これで最終巻かとおもたらまだ続いてた。
5巻はよ読みたい。
読んでたら降りるはずの駅を通りすぎてしまった。
電車男立ち読みした。
ネタだと思った自分は心が穢れているのかな?
>>31 そんなことないよ。
自分もネタだと思ったけど、ストーリーを楽しめたから良しとする。
日本人はなんでこんなに物語が好きなんだろうか。
34 :
優しい名無しさん:04/12/05 19:11:20 ID:36kiq/Ur
和田秀樹著 『「あとでやろう」と考えて「いつまでも」しない人へ』
その手の本はおなかいっぱい
36 :
優しい名無しさん:04/12/06 02:35:27 ID:+rcfkLfE
>>34 メンヘラーがそういう本読むと症状悪化しそうだ…。
37 :
優しい名無しさん:04/12/06 02:41:30 ID:cqAYQzeJ
ねこってブサイクなんだよ!
夢野久作 「少女地獄」
短編集で、その中の「何んでも無い」と言う作品に虚言癖を持った看護婦が出てくるんだけど、
メンヘラー的にはちょっと何か感じるものがあるかも。
姫草ユリ子(その看護婦)かわいそう…。
39 :
34:04/12/06 07:33:45 ID:3esQqaXd
>>36 その考えを否定はしない。確かにできるかどうかわからないもの。
今読んでいる本
「精神病は病気ではない」とりあえず、ググって!
これから読もうと思っている本
「シルバーバーチQ&A」
ミシェルフーコー
「吉田松陰」(全2巻、山岡荘八歴史文庫、講談社)
文句なしに面白い。「人間の生きがいは、全力を投入して、目的の中の意義と
格闘してゆくところにある」(1巻165ページ)
「少しでも見聞を広めながら、各地各所で、いわゆる「志を持とうとしている者」
の魂に、俊傑の囁きを囁きかけて歩くのだ。さすれば必ず彼らは起き出そう。
1人が起きると10人が目覚め、10人が起きて呼びかけると100人、千人の
俊傑が生まれてゆく」
紹介したい文章が山ほどあって紹介しきれないのが残念。
とにかく読んでみてください。人間として生きる、その根本が注入されている
傑作だと思います。文章も分かりやすいですしね。
43 :
優しい名無しさん:04/12/10 10:54:50 ID:5Y4UJCD/
保守age
ついでに自分のネタ。
やっぱり春樹の「海辺のカフカ」。何年村上祭りやってんだろ、自分…
桐野夏生ばっかり読んでるような気がする近頃。
桐野夏生の新刊読みたい。
柴田よしきの新刊も( ゚Д゚)ホスィ。
「看護に生かす病態生理」難しい。
桐野夏生の「I'm sorry,mama.」面白かったよ。
ちょっと笑えたが。
グロ三部作の最後だそうです。(「グロテスク」「残虐記」「I'm sorry,mama.」)
「世に棲む日日」(司馬遼太郎、全4巻、文春文庫)
幕末の長州を疾風怒濤のごとく駆け抜けた吉田松蔭と高杉晋作に
スポットをあて、当時の様を生き生きと描いている。
今の日本政府のフヌケ振りを見て、本作を読んでいると焦燥心で体が
アツくなってくる。自分は何のために生きてるのか。
54刷とかいってるんだからベストセラーだろう。これ読んで今の日本の
政治に不満を持ち、立ち上がる人たちがもっとたくさん出てきても可笑しく
ないんじゃないか、と思うんだが。
東野圭吾「幻夜」読了。
なんとも言えない後味だ…。
ラスト200ページぐらいは一気に読んでしまった。
それにしても、女は怖いな…(((;゚Д゚)))
あんまり症状酷い時に読むと悪化しそうだ。
雅也…orz
あと南伸坊の「心理療法個人授業」「免疫学個人授業」を読んだ。
著者が、前者は河合隼雄、後者は多田富雄に授業を受けて、
その内容を著者の体験談なんかを交えて書いてある。
心理学や免疫学に興味はあるけど、専門的なことはよく分からない
っていう人の入門用としては凄くいいと思う。
他に生物学と解剖学のもあるみたい。
49 :
優しい名無しさん:04/12/16 00:24:11 ID:77k2bL//
佐々木敏と舞城王太郎を並行で読んでます。
作風が全然違うのがいい。
50 :
優しい名無しさん:04/12/16 13:00:11 ID:Jjqx902W
佐藤ラギ読んだ。うーんグロい。
大人の音読ドリルと天才は創られると大人の計算ドリルを読んでいます。
大人の〜シリーズは物理学の教授でも脳を活発に使っている事が証明されるだけでなく毎日続けると痴呆症の改善が見られたりで色々良いらしいです。
大人の音読ドリルは名作を知るきっかけにもなって良いですよ。
他にも色々と読んでいるけど正直TVの方が好き。
TVって脳に悪影響を与えるらしいけど。
電車男
最近原因不明で本から遠ざかってた私を導いてくれたw
明日は一緒に買った村上春樹読もうと思う。あと溜まってる週刊誌と日経ネットワーク他通信関係書。
日経NETWORKは個人で定期購読してる。
今さら人には訊けない、会社では読めない基礎的なことが書いてあって重宝する。
54 :
優しい名無しさん:04/12/18 10:56:48 ID:rs4mHac4
何かノンフィクションかそれに近いものでオススメはありますか?教えてください。
ちなみに私は太宰が好きで全集持ってます。メンヘラは太宰読むべし
>>54 セックスボランティア。ノンフィクションだよ。
欝で本が読めなくなってしまった。でも朗読なら大丈夫かもと思う。
どこか無料でいい朗読サイトないですか?
57 :
優しい名無しさん:04/12/18 23:48:19 ID:jMWcaogZ
大崎善生「アジアンタムブルー」。
セカチューと似ていると言えば似ているが、
断然こっちの方がよい。
私の読書量はかなりのもんだけど、
初めて本読んで泣いた。
さくらももこの、詩集ではない、実体験に基づく実話Verみたいな本。「さくらえび」とか。
この人の小説、子供向きっぽいが、純粋に面白い。
お勧めは我孫子武丸さんの「殺戮に至る病」
最後は「ぇ?」な小説です。
ただちょっと病気とか出てくるからやめたほーがいーかも・・・
>>54 全集持ってるくらいなら読んでると思うけど、
坂口安吾の太宰論「不良少年とキリスト」
海馬/脳は疲れない 池谷 裕二・糸井 重里
脳は疲れない。脳は枯れない。使えば使うほど良くなる。
脳は30歳から良く働くようになる。
脳は20代前半がピークという説しか知らなかった私は
少し生きる勇気が沸きました。
61 :
54:04/12/19 03:00:13 ID:uXrSGnOO
レス下さったかたありがとうございます。
セックスボランティアとはどういう内容ですか?
教えてちゃんですいません
62 :
優しい名無しさん:04/12/19 08:59:41 ID:a1AYCnen
>>54 書籍板にお薦めノンフィクションスレがあった気がする。
山谷崖っぷち日記、無敵のハンディキャップ
永沢光雄のインタビュー、こんな夜更けにバナナかよ
ネグレクト 趣味偏りすぎですが、お薦め。
>>61 タイトルそのまんまの人達をルポした内容。
アマゾンで「セックスボランティア」を検索するとわさわさとレビューがでてきます。
新潮新書から2冊。
「中東 迷走の百年史」(宮田律)
勝手に国境線引いてトンズラこいた英仏あたりがなんとかしろや。
人種、民族、宗教、文化、文明が異なる連中が一つの国を形成するのは
よほど大変なんだろうな。
「創価学会」(島田裕巳)
敵(笑)を知ることも戦略上必要なもので。
学会員の多くは案の定軍事オンチが多いので啓蒙していって、
あとは「御書」ばっかり読んでないで古典や良書を読ませるよう
にして仲間を増やしていきたい。
この国では個人の力ではどうもならんことが多すぎる。
虎穴に入らずんば虎児を得ず、の例えどおり飛び込んでみる。
「保守革命」は「人間革命」であり「宗教革命」でもある。
創価を中から思う存分引っ掻き回してやる(笑)。
「日蓮」(講談社、山岡荘八歴史文庫)
これも上記の本同様「まずは「人間・日蓮」の人となりを知っておく
必要性を感じたから。ま、大体のトコロはつかめた。
池田大作・創価学会名誉会長が表舞台から消えたとき、カリスマを
失った連中が右往左往するだろう。そこで喉元ガブリと食いつく。
主に若い連中で組織改革を図る。
ま、しばらくは日々の勤行やって周囲から信頼を得ることかな。
「御書」の勉強もせなアカンしな。しばらくは雌伏の時かな。
ひこーき雲教でも興すか
教義はなにがいい?
佐々木敏『ゲノムの方舟』
現実逃避するならこれ。とにかく面白い。
『ダ・ヴィンチ・コード』の100倍は読む価値あり。
>>65 いいね。
「神国日本の永久の興隆」を基本に、学会員(そのほとんどは、例えば中国
と言えば周恩来氏と池田名誉会長のどうのこうのという話にシビれてる)を
少しずつ啓蒙していきたい。逆洗脳にかけてやる。意地でもやる。
俺、茨城の生まれ育ちで、たまたま転勤で水戸市にいるんで、古本屋訪ねては
「水戸学の基礎」とか古本読み漁ってる。
勤皇思想、いいね。義公、烈公、(・∀・)イイ!!攘夷はま、行き過ぎたかな。
日蓮大聖人だって、伊勢神宮の内宮で天照大神に守護を祈念している。
法華経と皇室は反発しない!これは確かだ。
勤皇思想を中心に「新・水戸学」とでも題してパトロン探そうかな。
「国民主権」とか言ってもさ、主権者に足る働きをしている人が全国で、
一体どれくらいいるか?
「大政奉還」で、主権を天皇にお返しすべきじゃないかと思ってる。
流石にこれは同志にも言ってないが。
それにしても皇室が心配だよぉ。
伊坂幸太郎「グラスホッパー」読了。
すごくよかった。
なんか独特の世界観がある。
「人としじみのどっちが偉いか知ってるか?」なんて言葉、
ほかの人からは出てきそうにないな。
終わり方のセンスもすごくいいと思った。
福井晴敏『6ステイン』短編集なので読みやすい。
市ヶ谷(防衛庁)がらみのサスペンス。
伊坂幸太郎「チルドレン」読了。
読んでてすごく楽しかった。
5つの話が入っている短編集に見せかけた長編小説。
すべての話に共通して出てくる陣内っていう人がいるけど、
この人が、本の帯に書かれてる通り「ばかばかしくて格好いい」
憂鬱なときに読んでみたらちょっと気が楽になるかも。
閉店直後の銀行に、シャッターが閉まる直前に入り込んで、
「閉店時間が何だって言うんだ。タイムイズマネーっていうだろ。
時間は金ってことは、金を預かるのが銀行なんだから、
ここには時間だってあるはずじゃないか。そうだろ?」
だもんな。本当に面白かった。
今更、綿矢りさ『蹴りたい背中』を読んだ。
本を蹴りたくなった。
最近アロマテラピーにハマり始めたので、
『ココロとカラダを癒す180のレシピ アロマテラピーを楽しむ生活』
てのを借りて来た。
初心者に取っては分かり易く、色々やってみたくなった。
が。
何ページか切り取られていた……一番知りたかったところが……。
図書館の本にこーいう事をする輩の気が知れない。
悔しいので現物を買う事にした。手元に1冊欲しかったし。
うわ、図書館の本を切り取るか・・・sazさんの怒り、お察しいたします。
「鬼かあちゃんのすすめ」(金美齢、小学館文庫)
子育てに悩んでいるお父さんお母さんにも、これから子供をつくるかどうか
悩んでいるお父さんお母さんにも、「ガキなんざいらねーよ、ケッ」とかいう
お父さんお母さんにも読んで欲しい、子育て奮闘記。
あ、子供が読むのもいいかもしんない。小学4年生以上推選。
野沢尚「リミット」読了。
なんか色々な意味ですごかった。
自分の息子を誘拐された女性警察官が、
警察も敵に回して息子を助けるために戦う話。
母性本能とか子供の脳死移植がテーマに出てくる。
日本人は体自体にも心(魂?)が宿ってると考えるけど、
欧米とかキリスト教系の国ではそういう考えがないらしい。
だから、日本人は脳死移植なんかにも反対の立場をとる人が多いんだな…。
「人間集団における人望の研究」(山本七平、祥伝社)
「あの人は人望がないから(ダメだ)・・・」
「あの人は人徳があるから(いいね)・・・」
人望だの人徳だのって、一体何者じゃいというのを深く掘り下げた一冊。
支那の古典や旧約聖書からの引用が多くて、なんともとっつきにくいのだが、
筆写が言わんとしていることは何となく分かる。
あと2、3回読まないと血肉にはならないかなぁ。
教育の3本柱は「知育・体育・徳育」ですという。
知育はどこの学校でもやってる。体育も体育大学とかがある。では徳育は
どうか「日本徳育大学」なんて聞いたこともない。筆者が迫ると教育関係者は
みな貝のように押し黙ってしまう。
ヒトというケモノに生まれた動物を「人間」という社会的存在にする、それが
「徳育」を含めた(更に躾も含めてしまえ)教育で、教育なき場合は禽獣に
近し、という孟子の言葉もある。
学級崩壊などを嘆くのならビッシビシ叩いて殴って言うことを聞かせる、それが
教育の第一歩だと。かなり乱暴な意見だが正論だと思うよ。
パトリシア・コーンウェル『痕跡』。
シリーズ全部読んでる。前作は???な展開だったけど、今回は快読中。
文庫上下巻だけど、活字もスカスカなので読みやすいよ。
「日本人のための宗教原論」(小室直樹、徳間書店)
宗教からいかに自分の心身を守るか。こんな時代だからこそみんなに読んで
欲しい一冊。眼からウロコがたくさん落ちたよ。
>>76 お、コーンウェル今作は(・∀・)イイ?
検屍官シリーズ好きとしては朗報。親父が買うのを待つ。w
# 年末につき読書よりFlashな最近。
>>77 なんかよさそう。
カルトいっぱいあるもんな('A`)
「国まさに滅びんとす」(中西輝政、集英社)
国ってのは生き物みたいに興隆⇒衰亡⇒滅亡の道をたどる。衰亡のあたり
で上手いことパラダイムの転換に成功して再び興隆することもある。
これまでの様々なパターンから見ると、この国はハッキリ「衰亡」の道を
転がってる。この先復活するか滅亡するか。
本書は大英帝国の興隆と衰亡、M・サッチャーによるイギリス復活の道を
検証しながら、衰亡にある国がいかにすれば再び力を取り戻せるか、を
説いていく。
正直、正月に読むような本じゃないかもだが、この国の行く末を憂う者の一人
として、どうしても「今」読みたかった。参考になる箇所がいくつもあった。
しばらくはイギリスものでいく。次はハイエク博士の「従属への道」を。
恩田陸の『ねじの回転』良かったよ。
最初はとっつきにくかったけど、中盤から一気読み。
二・二六事件でもし歴史にifがあったら……というSFです。
六番目の小夜子の人だよね
宮部みゆき「日暮らし」
まあまあ。
「異形コレクション 蒐集家」
…木原さん、創作は諦めてくれ。怪談蒐集家としてはどうか知らないが、文章力は明らかに平山さんの方が上だよ。
>>13 「プラネテス」てマンガで、その詩使ってたね。
>>54 吉岡忍あたりなんはどうでしょ?
>>82-83 無冠の女王、恩田陸さんですな。
最近のものでは「ドミノ」「Q&A」なんかがお勧めですよ。
『Mac Fan』12月号内『いまさら訊けないPanther再入門』……。
PowerBookが完全にイカれたので、再インスコ方法を確認しようと思って……。
くっそー年末年始用に図書館でたくさん借りておいたのに (゚∀。)
>>84 桐野夏生の件、俺も初耳でした(私信
春日武彦『子供のまま大人になった人たち』読了。
最近、この人が何考えてるか知りたくて読んでる気がしてきた。
うまく言えんが、いろんなところで「そういう事かー」と納得。
何かお勧めのエッセイみたいなのありませんか?
村上龍と中島らもの本は持ってるのでそういった感じの本で
あんまり力まないで読める本みたいのが読みたいのですが。
>>87 椎名誠、東海林さだおがお勧めです。
読むのに脳を使わなくて済むのですごく楽。
どんなに鬱がひどい状態でも私には読める本です。
>>87 人によって好き嫌いはあるかも知れないけど、原田宗典。
本来は純文学の人なんだけど、エッセイも集英社文庫を中心に量産してる。
この人の医者(特に歯医者)苦手のエピソードは笑えるのが多い。
本によってはハズレもあるのでご注意。近年の物は本人がうつを患ったせいかイマイチかも。
90 :
優しい名無しさん:05/01/11 05:03:01 ID:mxBkiwpp
保守age
91 :
87:05/01/11 05:34:24 ID:FKK3PMPZ
ちゃらんぽらんなそんな俺を啓発してくれるような本を教えて下さい!まずは中学生レベル位からいきたいです。
道元『正法眼蔵』
94 :
優しい名無しさん:05/01/11 13:09:33 ID:RIVrSGif
いまさらサリンジャー。しかも『ライ麦畑でつかまえて』(訳が村上春樹じゃないほう)
95 :
優しい名無しさん:05/01/11 13:16:17 ID:RIVrSGif
あと、鬱のときは『赤毛のアン』もいいよ。
銀河英雄伝説デュアル文庫版
やっと雌伏篇に入ったー。ヤンはどうなるんんだヤンは!!!
20巻までブクオフで纏め買い。
番外編みたいのがあった筈なのだがどこにもない。気のせいか?ネット通販か_| ̄|○
図書館で魅かれた『美少年日本史 須永朝彦著』
まだ途中だけど、著者のくだけた文章が(・∀・)イイ!!
神代から美少年が時代の中で特別な扱い、神聖視されてきた部分だけを
細かく砕けた言葉で書いてある。ちょっとオススメしてみる。
>>15 VoCEのちびトート同じくゴールドでした…。黒じゃなきゃ実用性ゼロです…
>>96 銀河英雄伝説は外伝があった。文庫はよくわかんないけど。
『美少年日本史 須永朝彦著』
あーそれ3日前に図書館で手に取ったよ。すごい偶然。
>>97 > 銀河英雄伝説は外伝があった。文庫はよくわかんないけど。
デュアル文庫でも外伝は出てる。外伝の1冊目は道原かつみが漫画化した「黄金の翼」。
以降は刊行順に、かつての新書版1冊を上下巻に分冊して8冊、の全9冊。…だったと思う。
>>96 同盟ファンなら外伝2は十二分に楽しめるはず。外伝4もヤンが主役だがストーリーがちょっとなあ。
>>97 すごい偶然ですね。更にすごいですよ。
私がその本を借りてきたのは3日前なんです。ホントすごい偶然。
外伝についてもありがとう。私の記憶違いじゃなかったw
>>98 外伝についての詳しい補足ありがとう。
お蔭様で黄金の翼も含めて全9冊、注文しました(*゚∀゚)=3 ガイデーン
ヤンが主役な外伝が届くまでに少しでも先へ読み進めていきます。
お二人ともありがとうございました。
今日買った本
西の魔女が死んだ 梨木香歩著 新潮文庫
まだ途中なんですがおばあちゃん(西の魔女)の話し方、まゆ(孫)の気遣いなど、
お互いの距離の取り方が素敵です。会話の間の文がおばあちゃんの間に思える程好き。
中2のまゆ視点で書かれていて、難解な語句がなくすいすい読めます。平仮名が多いです。
草花の描写が結構あり、おばあちゃんの知恵袋(小)とも受け取れる文章も好み。
立ち読み
夜回り先生と夜眠れない子どもたち 水谷修著
よくあるお涙系?かと思いきや一線引いた所から子供達を見ている。
教員として誇りを持っていないと、直接的にお金になるものではないんだから、
と思うと、この人凄いなー。凄いなーと。子供達は
関ってきた子供達の話の中で自殺、OD、リスカ、性暴力、暴力と暗いものばかり出てきますが、
悲しい結末であれ、便りがないのは元気な証拠となる結末であれ、
じんわりと泣ける話がいくつかありました。泣きました…
今月21日の夜にTBS系でドラマ化するそうです。ちょっと宣伝?
打ち忘れ_| ̄|○
下から5行目。
子供達は花。腐った子供というのはない。ホロリ
桐野夏生『光源』
うわあああぁ(ry だった。
しかしこの人は、何処まで行くのだろう……。
森博嗣『女王の百年密室』
シンプルな理由で生きてる人が羨ましく思った。
うつ状態なんだな、一気読みする程面白かったのに感想が書けない。
つか両方共うつ期に読む本じゃ無かったかも知れん。
102 :
優しい名無しさん:05/01/18 10:21:17 ID:AHYNbc5s
ナルニア国物語
時の旅人
魔女の宅急便の原作
どれも子ども向けの本だがおもしろいよ
103 :
優しい名無しさん:05/01/21 17:45:11 ID:Bj3ZsHBC
なんか暇だけど読みたい本がないよ~。
お勧めの本教えてください。
104 :
優しい名無しさん:05/01/21 18:41:12 ID:nunzITfJ
藤沢周「愛人」
花村萬月「皆月」
村上龍「kyoko」
大槻ケンヂ「ステーシー」
柳美里「タイル」
などがおすすめ。
高田崇史のQEDシリーズは頭使わずに読めて楽だよ。
ライトノベル風ミステリー?
106 :
優しい名無しさん:05/01/21 19:52:12 ID:HDiHDvW5
薬増やしたせいで不死鳥の棋士団読まなくなった
川端康成「古都」
大変美しい話しでした。ドラマ化しないかなあ
谷村志保「海猫」
エロ小説なのかと思ったらそうではなかった。
恋愛・結婚・人生そのものに対する見方が少し変わった
108 :
優しい名無しさん:05/01/21 20:35:41 ID:NYB6TFAl
星の王子様読んだ
なんか鬱なった
なぜ?
伊坂幸太郎がおすすめ。
この1ヶ月ではまって出てる本全部読んでしまった。
読みやすいと思うから、「チルドレン」あたりからどうでしょう。
110 :
優しい名無しさん:05/01/21 23:39:08 ID:dZaGvkEl
私は大石圭をお勧めします。
まだ知名度は低いのかもしれないですけど。
読んだ方、います?
111 :
人間のゆず:05/01/21 23:57:22 ID:TrFZyMt6
・村上春樹2004『アフターダーク』講談社
・古谷実『シガテラ』講談社
・大場=小幡『デスノート』集英社
活字読む気力ないので漫画ですが
「死刑囚042」小手川ゆあ
泣いた。すげー泣いた。死刑賛成派だったけど、この漫画よんで
ちょっと考え方かわった・・・。
「天才ファミリーカンパニー完全版」二ノ宮知子
面白かった。「のだめ」でこの漫画家さんにはまったけど、少女漫画なのに
ちっともヒロインマンセーしてないし、しっかり下調べしてるのがスゴイ。
京極の「オンモラキ〜」読みたいけど、最初の数ページで挫折。
だめだ、理解できない・・・。日本語が頭のなかはいってこない。鬱。
村上春樹『ノルウェイの森』
何回読んでもまた読みたくなる。
115 :
優しい名無しさん:05/01/25 22:49:42 ID:ygEW/dmo
L.M.モンゴメリの作品
有名な『赤毛のアン』以外のものも面白い
小説、漫画、はまるとその作者の本全部読みたくなるから、なるべく読まないようにしてた。
でも文字に触れたくて2ちゃんしまくり。
他板で紹介されてた「黒い家」が激しく読みたい。
昔読んだ「帝都大戦」ももう一回読みたくなってきた。
近くに図書館あればなー。
上田秋成 「雨月物語」
古典だけれど未読だったので…はまりました(ノ∀`*)
「王陽明と儒教」(井上新甫、致知出版社)
吉田松陰、その師佐久間象山ときて西郷南州と読んでいくと「陽明学」の
基本くらい理解してないと当時の話が見えなくなってくる。
本書は陽明学の基礎の基礎を分かりやすい文章で書いた入門書。
ただ、あまりにシンプルにしようとした結果、語句の意味が中途半端な
解説で終わってるものも有り惜しい印象。
119 :
優しい名無しさん:05/01/26 16:06:06 ID:3GjrwVoI
ここ最近読んだ(読み返した本)
「門」夏目漱石
「人間失格」「斜陽」太宰治
「地下生活者の手記」ドストエフスキー
「今夜、すべてのバーで」中島らも
「裸のランチ」「ジャンキー」ウイリアム・バロウズ
「路上」「地下街の人びと」ジャック・ケルアック
ただいまビート派に夢中。アレン・ギンズバーグとか読んでみたい。
121 :
優しい名無しさん:05/01/26 18:52:40 ID:c0lg3cHp
>>117 俺も雨月物語興味あるんで、よかったら簡単なレビューしてもらえないですか?
「アルジャーノンに花束を」を 読み返した。
相変わらず良い文章だなぁ。これ。
アダルトチルドレンについて書かれた本を買った。
感情移入し過ぎそうで読めない。
123 :
優しい名無しさん:05/01/26 19:02:17 ID:1H9tXqgu
今読んでるのは新潮文庫の宮沢賢治詩集
>>116 > 昔読んだ「帝都大戦」ももう一回読みたくなってきた。
余計なお世話かもしれないけど、ひとつだけご忠告。
「帝都大戦」は映画の2作目のタイトルで、同名の小説はないよ。小説の方のタイトルは「帝都物語」。
文庫版が2種類くらいあった記憶が。
ちびギャラリー ほんと癒される。
短い言葉と絵が一ページ一ページに書かれてる絵本みたいな感じなんだけど、
すごくジーンとする。ほんとおすすめ。
みてないー。討論したとこで日本かわらねーもん」
昨日読んだ本
小野不由美 「黒祠の島」 なかなかよかった。
「皇室の本義」(中西輝政、福田和也共著、PHP)
日本は世界で唯一、「一国で一文明を形成している」という説は古くはAトインビー、
最近(でもないか)Sハンチントンが主張している。
戦後60年、憲法改正がいよいよ政治日程に上ってきた今、「日本文明の根幹」
たる皇室というものの存在を日本人全てが考え直す時にきている、と中西氏(京都
大教授)は冒頭で問いかけている。
「なぜ、日本には皇室が必要なのか?」と。
国会も始まったし、「今」憲法と皇室と日本人というものを考えるためのテクストとして
推薦する。
「陽明学が分かる本」(長尾剛著、PHP研究所)
大塩平八郎の語り書きというスタイルで近代日本人の身分を貫いて広く説かれた陽明学の基本が述べ
られている。前に「王陽明と儒教」の時にも書いたが、やおら分かりやすく書こうとするあまり、
かえってポイントが分かりづらくなってしまっている(俺の読解力のなさもあるけどなー)のが惜しい。
「武士道」の源流として、また日本人の人生美学の根っ子にある「陽明学」。もっと広く知れ渡っても
いいような気がする。
「新・国民の油断」(西尾幹二、八木秀次共著、PHP)
偶然にも3冊ともPHPだったりする。決して狙ったわけではないっす。
これ、メンヘラもそうでない人も是非読んで欲しい。
「男女共同参画社会法」を通したのが野中弘務ってトコロですでに危険シグナルが
点滅するわけだが、「ジェンダー・フリー」(=和製英語らしいぞ)の美名の下、
小中学校で「今」行われている驚愕の性教育の実態をこれでもかと書きまくっている。
異常だよ異常。つか、変態だな。
小学校のうちから「ピル」の使用を薦めたり(副作用等の危険性は書いていない)
コンドームのつけ方教えていたり(それもリアルな人形で)、本当に信じられない光景を
見てしまった。
「ジェンダー・フリー」が「性差別」の否定ではなく、「性差」の否定、果ては家族形態の
否定まで家庭科の教科書とかで高らかに謳われている。
一瞬目を疑ったが、どうも本当らしい。
家族形態の否定は国家観の否定まで行ってしまう危険性があるのは論を待たない。
この「ジェンダー・フリー」を強力に推し進めている人々、その正体は一体・・・?
奥さん、マジ洒落ならんて!小中学生の子供を持つ方(いなかったら親戚とかでも
いいから)、教科書を一読することを薦める。
唖然呆然するぞ。間違いない。
今更だが車輪の下読んでる
これ読み終わったらアフターダークよもかな(・∀・)
自分が小学生のときすきだった本「つきのふね」
をもう一度読んでみたらちゃっかりメンヘラがでていた。
既に兆候はあったのか(((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
ジェンダー・フリーって「性差・無料」って訳すんだろw
ジェンダーフリーって社会的性差を無くそうって事で
生物的な性差を無くそうって事じゃないんだけどね…
スレ違いごめん
>>121 117です。理解不足と思いますが(ノД`)
私の読んだ物は講談社文庫刊で、現代訳と講釈付のものでした。
怪異小説となってますが全編人間の気持ちと執念を突きつめた内面のお話で、
明確な視点はなく、結果的な両者の立場の違いだけがはっきりと書かれたような内容です。
個人的には死後も夫を待ち続ける「浅茅が宿」と愛情で道を外した「青頭巾」が好きです。
変な説明スミマセソ。でも、凄くお勧めです。
今しがた人間失格一気に読み終えたけど、
読んでずしっと重く沈んだた気持ちが下のほうで微妙に浮いてるような感じになった。
>>130 freeには無料の他に自由という意味もあるんだよ。
英語苦手でしょw
ネタニマジレスカコワルイ
>>131さん
>ジェンダーフリーって社会的性差を無くそうって事で
>生物的な性差を無くそうって事じゃないんだけどね…
おれもそう思っていました。しかし、一例を挙げれば、神奈川県のJFパンフ
では表紙に「カタツムリ」(性差の別がない生き物ですね)を「うらやましいと
思ったり…」などというコメントを掲載しているように、「実態」は性差の別を
なくそうとしているのが明々白々なのが実態なんです。
ま、ここは議論スレじゃないのでこのへんで。参考までに。
しばらく見ないうちに、変なのが住みついちゃってんのね
由貴香織里『ゴッド チャイルド』1〜8巻をぱらぱらと。
なんもしたくなかったので、漫画なら読めるかと思い
枕元に置いて流し読みしていた。
調子悪い時は漫画に限ると思うんだがどうか。
つか、そろそろ新作(長編)が読みたい。
先月読んだ中では、森博嗣『女王の百年密室』(今更)。
相変わらずやってくれるなぁと一気読みした。
氏は理系ミステリと思われてるが、根は凄いファンタジストだと思う。
桐野夏生『光源』も先月に。
もう先が読めないっつか本人も読めてるのか? とやはり止まらなかった。
非現実なのに現実より現実的で、ええとよくわかんない。w
ジェンダーフリーとか言ってるヤシはあんまり信用できないよなぁ。
伊坂幸太郎「死神の精度」(ベストミステリー2004収録)読了
対象を寿命とは無関係に殺すのか殺さないのかを判断する役目を持つ死神。
これだけ見るとなんか不気味だけど、妙に和やかな感じだった。
死神なのに役割分担(課)とかがあったり、音楽が好きだったり。
一般的な死神のイメージとはかけ離れてるな。面白かった。
これは短編で続きものらしい。早く単行本で出てほしい。
141 :
121:05/01/28 17:54:18 ID:uEHtlXFw
>>132 レス遅れてごめんね。
ありがとう!!おもしろそうだから買ってみますね♪
ディーン・クーンツの一連のホラー・サスペンス。
さほど怖くはないけど面白い。
おすすめは『ファントム』
ウォッチャーズにははまったなー。最近出ないからさみしくもあり。
「旅のヒント」(五木寛之、東京書籍)
旅に生まれ、旅に生きてきた作家・五木寛之の、体験的「旅を生きるため」の
ガイドブック。
準備編、思索編、実践編、対話編と構成されており、特に準備編は役に立つ。
旅に適したカバンの選び方から、旅先での健康管理まで幅広く「旅に必要な
ものや心構え」が網羅されている。参考になる点がたくさんある。
しかし、70才にもなって1週間のうち5日は旅してる、ってスゴイよな。
その元気さにあやかりたい。
「『いい人』をやめると楽になる」(曽野綾子、祥伝社黄金文庫)
氏の過去の作品から、疲れない「つきあい方」の情報を取り出したエッセンス集。
結局のところは、「自分」をいかに保つか、ということに尽きると思う。
人の評価ばかりが気になると人生楽しめないよな、と改めて感じた。
菅浩江のSF『五人姉妹』早川文庫。
ほんわかして良かったです。
森博嗣最高だよ
ミステリなんて読んだことなかったけど、この人の本で読む気になった
犀川・萌絵シリーズお勧め
「夏のレプリカ」の最後のシーンでボロ泣きした
148 :
優しい名無しさん:05/02/06 00:20:51 ID:OiP8kiCj
>>147 私も『夏のレプリカ』好き。携帯のメルアドにも
あの英語を使ってる。
遠藤周作全集を読み出した。私も信仰の道に入ろうかと思う…
村上春樹『アフターダーク』読了
なんか、あっさりしすぎてた。
流石に文章は上手いけどさ。
浅井エリはメンヘラ臭いから、てっきり自死するかと思ってたのに。
淡白だったな〜。春樹のわりに。
最近、伊坂幸太郎ばっかり読んでる。
部屋にはミステリとライトノベルが山積み。
全部読むのに何年かかるかな・・。
NHKvs朝日の泥仕合が面白くて、「諸君!」「正論」「論座」「現代」といった
月刊のオピニオン誌をまとめて買って読んだ。
それぞれの雑誌のカラーが鮮明で結構面白かった。
けど、金かかるから暫くはやらない。
今月はあと「中央公論」「文藝春秋」「Voice」くらいかな。
あ、岩波の「世界」もか。今月は赤字だな。
155 :
優しい名無しさん:05/02/16 11:08:29 ID:SdYOrOeH
アクロイド殺しとかクリスティ読み始めてみた。
うーん、いまいちオモシロクナイ。当時にしてはすごかったんだろうけど、
なんかそんなことで!?とかええー?みたいな登場人物の動きの不自然さが目に付く。
あまり自分にはむいてないみたい。
昔の小説ってすごいのはわかるんだけど、やっぱ感覚が違うんだなぁ。
「作者不詳」読み始めた。こっちはなかなか面白いかんじ。
「中国語はおもしろい」(新井一二三、講談社現代新書)
ピンインは慣れるまでに時間がかかりそうだな。思った以上に難しい。
NO○Aの中国講座でも行こうかな。
夏に台北に行く予定なんで、それまでに日常会話くらいはマスターして
おきたいしね。
「台湾問題」(平松茂雄、勁草書房)
サブタイトルは「中国と米国の軍事的確執」
「平和憲法を守れ」なんて寝言言ってる場合じゃないぞ。
台湾有事の際に中国は日本(在日米軍)に対し核攻撃するぞと威嚇する
だろう。核弾頭でなくとも通常弾頭でも大きな被害が予想される。
MD(ミサイル防衛)システムがどれだけ有効だかは分からんが、日本も
国土防衛のためにもう少し頭絞る必要があると感じた。
今朝8時から
村上春樹「ふしぎな図書館」(講談社)を
読み始めたいと思っています。
いきつけの喫茶店がひらくのが8時からなのです。
>>158 それ欲しいけど高くて躊躇するな〜
面白かった?
>>158 どうでした?
私は村上春樹の本を片っ端から読んでみようとしています。
今は「ねじまき鳥クロニクル」の第3部を読んでいます。
今日徹夜しちゃうかも。
吐きたいほど愛してる。 新堂冬樹(新潮社)
四つの短編からなる作品集です。
出てくる登場人物が強烈で感情移入がしづらいですが、文章が諧謔に富んでいて、
深刻な話でもおもわず噴出して笑ってしまうことがたびたびありました。
ただ、ストーリーはグロいです。鬱のときは読まないほうがいいかも。
>>159 >>160 面白かったですよ。
値段は高かったけれど、佐々木マキの絵もたくさん
掲載されていて、なかなか良い感じでした。
ぼくは「村上春樹全作品」(講談社)を
買って片っ端から読みましたよ。
「不夜城」
164 :
優しい名無しさん:05/02/23 15:24:39 ID:WQcv7T//
「4TEEN」自分のころと比べてみて、鬱になる。
「働きマン」こんなに働けるかボケ!鬱になる
「BLEACH」オサレだな、おい。鬱になる
「バトルロワイアル」とにかく鬱になる
「ラブロマ」自分の高校生のときと比べてみて、鬱になる。
だれかギャグ漫画以外で鬱にならない漫画知らない?
私は「働きマン」読んで泣いたけどなw
必死具合が自分とダブって
思いっきりアフォな本かってきてみた
「drコパの金運があがる風水」
「淑女・愛される女になる」
自分でも買ってみてアホみたいだーと思った。
あとADHDの本。これは生活に役立てたい。
面白い漫画かー、昔の漫画おもしろいですよ。今、漫画文庫とかででてるやつ。
エースをねらえおもしろかった。
「フロイト先生のウソ」
「陰陽師」夢枕漠
京極夏彦読み始めました。
読まず嫌いだったけど、結構いけるかも。
鬱にはタブーの「自己啓発」モノ。買ったはいいが一年も寝かせてた本を
2冊やっつけた。眠剤も中長期型がなくなって快方に向かってんのかな。
「孫子―勝つために何をすべきか―」(谷沢永一・渡部昇一共著、PHP文庫)
「頭がいい人の習慣術」(小泉十三、KAWADE夢新書)
低空飛行のヒトにはススめないが面白い。参考になることが多い。
尼損から銀英伝外伝がとどいたのですが後回しと…。
「死体洗いのアルバイト」を昨日読みました。
幽々白書読みながら寝ます…
>>164 「ラブロマ」は好きだなぁ( ・ω・)
ぶっとんでるけど、結構はっとさせられるセリフが毎話出てくる。
今読んでるのは筒井康隆の「虚航船団」。
まだ第一章だけど読んでるこっちも頭がおかしくなりそうだょぅ(=゚ω゚)ノ
それから太宰治の「二十世紀旗手」と「走れメロス」の2冊をちまちまと読んでます。
「ダス・ゲマイネ」が面白かった。
「男の流儀」(諸井薫、日経ビジネス人文庫)
・・・男ってのはツレぇんだよ。
保守
『Urb』創刊3号が未だに読み終わらない。読むとこ大杉。
雑誌は次が出たらすぐ捨てる習慣なんだが、これは保存するしかない。
福井晴敏『Twelve Y.O.』を今更。
『ローレライ』観たい→でもまだ『終戦のローレライ』読んでない
→図書館行ったら貸し出し中→んじゃ『Twelve Y.O.』を先に読むか。と。
『川の深さは』(持ってる)に比べると荒削りっぽいけど、(・∀・)イイ
あまり調子がよろしくないので一気に読んだらスカッとした。
森博嗣『ZOKU』も読了。
趣味全開っつーかなんつーか、バカ小説かも知れないw
しかしこの人アレね、30代の無愛想理系男と20歳前後のブッ飛んだ女の子って
組み合わせ好きなのね。あと好き勝手やってる爺さん。
何も考えずにうははバカだ、と読める軽い小説ですた。
「NHKにようこそ」
そーだおれたちがひきこもってるのはNHKの陰謀だ!
桐野夏生『柔らかな頬』読了。
なんとなく手が出せなかった理由が読んで分かった……。
鬱な時に読んじゃいけない本だった。
でもある意味、まだ生きられる鴨とも思えたが。
しかし『OUT』以前/以後で随分変わったなこの人。どっちも好きだけど。
遠藤周作漬け。『青い小さな葡萄』『海と毒薬』(再読)『火山』
『侍』『死海のほとり』『スキャンダル』『深い河』…ツカレタ
「海辺のカフカ」の文庫版が出たので、上巻だけ購入。
「神の子はみな踊る」が未読だけど、まあ、いいさ。
「若草物語」読んでます
ちょっと説教くさいけど、和む
「吐きたいほど愛してる」
読むんじゃなかった・・・・。気持ち悪い。読後感最悪。
「アイムソリーママ」も買ってきたけど、更に気持ち悪そうで怖い。
なんか心があたたたまるようなホッとする物語探してます。
もうミステリーとか疲れた・・・。
>>184 伊坂幸太郎「チルドレン」とか、恩田陸「夜のピクニック」とかいいかも。
東野圭吾さんのレイクサイド読みました
結構面白かった
今は 白夜行を読んでます
>.185
ありがとうございます。今度さがしてみます。
「アイムソーリママ」読み終わった。なんか釈然としない・・・。
ハードカバーはもうかうのやめよ。文庫までまとう。
>>182 私も「海辺のカフカ」文庫で出たので買いましたよー。
それより今先に読んでる「アンテナ」を読了しなくちゃ・・・。
山本文緒「きっと君は泣く」、花村萬月「皆月」を読んだ。
どちらも読みやすく、自分の好みにも近かったように思う。
次は篠原一「壊音」、武田百合子「日日日記」を読んでみたい。
「神狩り2―リッパー―」(山田正紀、徳間書店)
前作はなんと30年前の作品。まさか、生きて続編を読めるとは思わなかった。
傑作です。SFに興味なくても楽しめる一流のエンタテインメントです。
「内村鑑三の『代表的日本人』を読む」(岬龍一郎、致知出版社)
日本人は徳と仁と孝の民族だと改めて思った。
ホリエモンを見ていて違和感を感じていたが、この本を読んで納得した。
あの人からは「徳」も「仁」も「孝」も感じられないんだよねぇ。
戦後民主主義は日本人から何を奪い、日本人は何を失ったのか。
自分のアイデンティティに疑問を持つ人は必読です。おもろいで。
192 :
優しい名無しさん:2005/03/24(木) 22:21:10 ID:u6lGFqbM
一度あげ。
雫井脩介「火の粉」
普通に面白かった。
柴田よしき「貴船菊の白」
文体が苦手な感じ。ミステリーとしてはどうだろ・・。
「LOVE MY LIFE」やまじえびね
(・∀・)イイ!!
なんくるない
読んだ人の意見聞きたいです。
194 :
優しい名無しさん:2005/03/24(木) 23:54:31 ID:j7aRlxWW
ドナ・ウィリアムズ「自閉症だったわたしへ」のシリーズ。
高校生の時に読んだのが文庫になったので
全部衝動買い。
>>185 私も井坂幸太郎大好きです(*^o^*)
チルドレンも読みました!
私的にはちょっとバイオレンスですが、
グラスホッパーがかなりはまりますた。
>>192 火の粉はそれなりに面白かったけど、
土曜サスペンスかなんかでやってたのはあれだったな…
>>195 グラスホッパーも結構面白かったな。
最初読んだときは気づかなかったけど、
2回目読んだときはラスト3行に震えた。
あーオレは森 博嗣とか井坂幸太郎とかダメなタイプだ。
なんか文章が読みにくくて・・・
バッタの孤独相と群生相の話はためになったけど。
最近読んだなかでは
クライマーズ・ハイ 横山 秀夫
空中ブランコ 奥田 英朗
が良かったな。
198 :
優しい名無しさん:2005/03/27(日) 16:14:00 ID:+bIvjXVc
マンガですが。
「ハチミツとクローバー」羽海野チカ
山田が好きです。自分も昔あんな片想いしたことあるので、重なりますね。
最近の山田はうじうじしすぎかな、とも思いますが。
今月の新刊の花本先生の、淋しさについての台詞が
すごい分かって泣きました。
200 :
優しい名無しさん:2005/03/30(水) 04:37:09 ID:pzoODQ36
200
大槻ケンヂののほほん日記
和んだ。
真説・君が代
き み が あ よ お わ
kiss me, girl, and your old one
ち よ に い い や ち よ に
a tip you need, it is years till you're near this
さ ざ で い し の
sound of the dead "will she know
し わ お と な り て
she wants all to not really take
こ け の む う す う ま あ で
cold caves know moon is with whom mad and dead"
訳:
僕にキスしたら君のその古臭いジョークにも(サヨナラの)キスをしておやりよ
君に必要な忠告をあげよう 死者たちのこの声が君に届くまで何年もかかったんだよ
「国家ってのは本当に奪ってはならないものを欲しがるけど
そのことに気がつく日が来るんだろうか?
冷たい洞窟だって知ってるんだ
(戦争で傷つき)気が狂ったり死んでしまった人たちを
お月さまはいつも見てるってことを」
>>202 その滅茶苦茶な英語の中に含まれない言葉が
和訳の中にどれだけ登場してるのさw
東野圭吾さん好きな人いますか?
205 :
優しい名無しさん:2005/04/06(水) 15:11:10 ID:oLiyd/Xm
気分は落ち着かない時に読むと安らぐような本とかないっすかね
>>205 「色の名前」
私はこういうの見てると落ち着きます。
綺麗な風景写真とか。
207 :
優しい名無しさん:2005/04/06(水) 16:56:13 ID:cplCfxiz
ライトノベル系ばっかですが。
「GOTH リストカット事件」(乙一/角川書店)
「ネガティブハッピー・チェーンソーエッジ」(滝本竜彦/角川文庫)
「しずるさんと偏屈な死者たち」(上遠野浩平/富士見ミステリー文庫)
「ダブルブリッド[・\」(中村恵里加/電撃文庫)
「Missing12 神降ろしの物語」(甲田学人/電撃文庫)
「きみとぼくの壊れた世界」(西尾維新/講談社NOVELS)
この他にも100冊以上所持しております。
しかし、並べてみると全体的にローテンション全開だなぁ……
20歳までなら許す。
西尾維新。乙一。赤川次郎。村山由佳。村上春樹。
奥田英朗の「最悪」読んだ人はいるかなぁ?
今手元にあるんだけど、どーしっよか考え中〜。
211 :
眠たい人:2005/04/06(水) 19:55:46 ID:BtR1VWBT
秋元康の『きっと君は変われるさ』『一年後の君へ』廣瀬裕子の『HEARTBOOK』『LOVEBOOK』
212 :
優しい名無しさん:2005/04/06(水) 19:58:37 ID:904QXlUF
森絵都、村上春樹、村山由佳
213 :
光:2005/04/06(水) 20:00:51 ID:904QXlUF
214 :
優しい名無しさん:2005/04/07(木) 19:58:01 ID:u2J1eOm3
宮台真司なんてええんでね?
「壬生義士伝」
「蒼穹の昴」
浅田次郎祭り中
壬生義士伝はいいね。
村上春樹の「海辺のカフカ」
俺も猫としゃべれるようになりたい。
山崎豊子の「沈まぬ太陽〜御巣鷹山編」
思いっきり沈める。。。
219 :
優しい名無しさん:2005/04/10(日) 20:02:42 ID:gslLBy07
角田光代の「対岸の彼女」
身につまされる内容で勉強になりました
コバルト文庫祭だヽ(゚д゚)ノ エエジャナイカ
読者歴早10年。作者買いだが、楽しい楽しい…
次は京極どすこい祭開催予定
祭の前に原付免許の本読んでますた。
どんな作者?
コバルトだったかしらないが響野夏菜は読んだことあるな。
222 :
優しい名無しさん:2005/04/11(月) 15:31:42 ID:MlM0jTpj
223 :
優しい名無しさん:2005/04/11(月) 17:07:50 ID:qidvqsIN
ちょっと前に読んだ本だけど、恩田陸「夜のピクニック」
さわやかな青春って感じ。自分の時と比べて凹むかもしれんが。
本屋大賞になったみたいだし、この機会に読んでみてもいいかも。
224 :
優しい名無しさん:2005/04/11(月) 18:03:01 ID:tJ9UtAbY
ここの人ら
インテリだなぁ、、、
俺は最近「ホーリーランド」という
ドラマの原作まんが読みますた。
ドラマ原作かよ!とおもったけど、イイ!
泣ける? 作者の意気込み感じます。
225 :
優しい名無しさん:2005/04/11(月) 18:33:16 ID:xyYUmCPA
今読んでるのは、
村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」第3部
友達が2部まで貸してくれたけど続きが気になって買ってしまった。
H・ヘッセ「車輪の下」
読むの3回目。後半の主人公の心理状態とシンクロしてしまう。
NICK HORNBY「High Fidelity」
ペーパーバックなんで全然進まない・・・('A`)
必要に迫られて3冊。
「知的生活の方法」(渡部昇一・講談社現代新書)
「知的生産の技術」(梅棹忠夫・岩波新書)
「入門・論文の書き方」(鷲田小彌太・PHP新書)
ちょっと論文書かなきゃならなくなったもんで。
パソコンのなかった時代にカード式情報収集・整理術を編み上げた梅棹氏
の発想力はちょっとものすごいものがある。
3冊ともとても参考になった。
>>221 真堂樹。
ボーイズラブ臭がそこはかとなく程度なのが(・∀・)イイ!!
響野夏菜、カウス=ルー大陸史読みましたよ。
今もコバルトで書いてます。
229 :
優しい名無しさん:2005/04/12(火) 10:12:28 ID:owHbQAgu
「私は欝依存症の女」つまんなかった
単なるわがまま娘のたわごと延々と書いてただけじゃんとおもた。でも映画化されてるしみたみようかな・・
今日から、車輪の下読む
読むの遅いし、そんなに読書時間も長くないから
1ヶ月程度かかるかも・・・
漫画ばっかり読むから普通の小説は良く知らない・・・・
漫画で良いなら「ヨコハマ買出し紀行」が一番好きです。
231 :
優しい名無しさん:2005/04/12(火) 11:56:48 ID:Alg2Xg4R
>>230 車輪の下、けっこう私としては良かったですよ☆
おもしろかったです。
私のおすすめは
漫画「こうして猫は愛をむさぼる」
「ゆびわものがたり」 (両方とも小野塚カホリさん作)
小説「がんばりすぎてしまう人たちへ」宇佐美裕子
↑マジ泣けました。優しい口調でわりと短めなので
すぐ読めると思います。小さめだから持ち運べるし。
イラストも癒されます。
☆特に頑張りすぎのメンヘルさんに読んで欲しい。
ヘッセの「車輪の下」は何度挑戦してもダメ。でも「知と愛」はすらすら読んでしまった。
いままでヘッセは苦手だと思っていたのだが、違ったようだ。翻訳の関係もあるのかもしれないけど。
高校の夏休み読書感想文なんかでは必ず推薦されてる「車輪の下」で、みんなが「良い」というけれど、
合わないもんは合わないんだなと思う。
233 :
優しい名無しさん:2005/04/12(火) 14:22:43 ID:vWUrajf5
「ホンモノの思考力」
具体的で使えそうなテクニックがたくさん書いてあった。
満足してます(´▽`*)
234 :
優しい名無しさん:2005/04/12(火) 15:45:40 ID:tsfnr1Pb
重松清「送り火」
ドン引きしない前向きな内容でよかったです。
ジェド・ダイアモンド著 「男の更年期」
男も男性ホルモンの現象から来る更年期があるんだって。
現象 → 減少
237 :
優しい名無しさん:2005/04/13(水) 12:06:30 ID:CGiDS93B
和田亜希子「アフィリエイト徹底活用術」
確かにアフィリエイトで売れるようにはなったけど、売っても
微々たる収入で、小遣い程度にしかなりません(涙)
リチャード・ドーキンス「利己的な遺伝子」
生物が遺伝子の乗り物ってどういう意味?
と漠然とは思ってたけどあまり気にしてなかった疑問が
なんとなくわかって満足できました。
福井晴敏『終戦のローレライ』(ハードカバー版/上下巻)読了。
一瞬、あんな状況下にあったらこの病も無かったのかな……と思ったりした。
が、あんなにも毅く生き抜ける自信は無い。
取り敢えず生きられる限りはボロボロでも生きてみようと思った。
うつとかハイテンションとか、どっちかに振れてるストーリィじゃないので
メンヘル者でも活字好きなら案外すんなり読めるんじゃないかと。
堅い文章なので万人にはお薦め出来ないが、2〜3時間の映画なんかじゃ
絶対に語り尽くせない物語だと俺は思う。
(『ローレライ』はまだ観てないけどね。DVD化を待つ)
物語に興味を持ったなら、是非小説の方に手をつけて貰いたい。
240 :
saz ◆saz/F4.O5s :2005/04/14(木) 03:17:36 ID:nNPbU9rW
忘れてた、乃木坂太郎/原案:永井明『医龍 ─Team Medical Dragon─』8巻を
随分前に購入。
『ブラックジャックによろしく』も『Dr.コトー診療所』も読んでないんだが、
医療漫画ブームの中多分俺的に一番しっくり来るのは『医龍』。
「こんな医療を受けていたのか orz」と思う事請け合い(ワラ
けど疾走感あるストーリィと個性的なキャラクタにハマるのも保証したる。
絵柄で拒否感をおぼえる人も居るみたいだけど(俺はすごーく好きだが)。
一旦ageときます。
長野まゆみ好き
いつも電車の中で一人で違う世界行ってる
こんばんわ〜。鬱になったら、本を読むのが苦痛になりました。
情景が頭に浮かばなくなってる!文字を追うのが大変。
昔好きだった歴史もの、読める日はいつ…。
最近話題らしい「となり町戦争」だっけ?うろ覚えでごめんなさい。
期待して読んだら、そこまでおもしろくなかった。
恩田陸さんの、「夜のピクニック」茨城のとある高校の、学校行事がモデルです。
親父が貸してくれたし、次はこれ読んでみよう。
243 :
優しい名無しさん:2005/04/14(木) 14:49:28 ID:B1jqWQFr
樋口裕一「ホンモノの思考力」
「型思考」というのを紹介しているが、なかなか
使えそうだ。
244 :
おぢさん ◆kFiU00XXTI :2005/04/14(木) 14:59:01 ID:DNenDy3y
奥田英男の「最悪」と「邪魔」……。タイトルからしてだが読んだらさらに欝に……orz
245 :
哭猫 ◆d.N6Ui3X4w :2005/04/14(木) 17:27:43 ID:vB0bearF
宇多田ひかるが訳してる「エミリー・ザ・ストレンジ」
246 :
優しい名無しさん:2005/04/14(木) 17:32:59 ID:JkQGXBx4
乙一 「暗黒物語」
山崎章郎 「病院で死ぬということ」
NANA
谷川史子作品は全部
頭文字D
まんがは面白い
五木寛之作品も読む
「新版 水戸光圀」(名越時正・水戸史学会)
「藤田東湖の生涯」(但野正弘・錦正社)
とあるサイトにて「水戸学の復古」を宣言した。
水戸に住んでいる間に水戸学関係の書物を買い込むつもり。
そうはいっても漫画も好きだ。
「天王寺のあべ乃ちゃん」@、A(胡桃ちの・双葉社)今B巻読んでる。
古書店で万葉集(上・下)を購入。歌の一つも詠めるようになりたいなと。
当面は就寝前につらつら読もうかと。
>>248 すごい!我が家に、「大日本史」ならありますよぉ。
書斎のアクセサリーと化してますw
歴史専攻してたけど、もう漢文もくずし字も読む気力なし。ダメダメだ。
そんな私が今読めるような、歴史の本でオススメってありますか?
井沢元彦さんとか、昔ハマって読んだクチです。
るくるく
天使が悪魔で悪魔が天使な漫画。
>>244 「最悪」そんなに凹む内容だったんですか。
読もうか悩んだけど、、、スルーしといて良かった(;´∀`)
>>250 わたしも好き。
何の心配も無く、穏やかに日常を過ごす感じ…
(漫画だから漫画スレに書くべきだったり?)
辞書
太宰治『人間失格』
タイトルとは裏腹に、めちゃハッピーになれる
一度読んでみ
>>娘さん
だっ・・・「大日本史がある」ですとぉ?
結婚してくださいwwwま、それは軽い朝のギャグとして。
今度遊びに行っていいですか?オミヤゲは何がいいっすか?
お父さんの酒とつまみの好みはなんですか?
いや、お借りできるものなら、ワードに打ち込むか会社でコピーを取るか
して・・・どちらにしても永久保存版ですよそれ。
ダメダメなんて言わないで下さい。おれなんて田舎の工業高校卒で、勉強な
んて殆どしませんでした。今は激しく後悔してますよ。「ああ、もっと勉強して
おけばよかった」と。古典が読めないのは困りモノですよ本当に。
さて。
歴史の本とというと非常に間口が広いのですが、私が個人的にオススメする
のは・・・あ、井沢氏の「逆説の日本史シリーズ」と「言霊」は好きですよ。
>>歴史専攻してたけど、もう漢文もくずし字も読む気力なし。ダメダメだ
そんな寂しいコト仰らないで下さい。私の拙い読書暦から拾い出すなら。
「日本人とは何か(上・下」(山本七平・PHP)
「空気の研究」(山本七平・文藝春秋)
「歴史とは何か」(岡田英弘・文春新書)
「名将たちの戦争学」(松村劭・文春新書)
「私本 太平記」(吉川英治・講談社)
「三国志」(吉川英治・講談社)
水戸光圀公及び水戸学に関する書籍なら、
「新版 水戸光圀」(名越時正、水戸史学会)
「水戸学の達成と展開」(名越時正、水戸史学会)
「水戸史学の現代的意義」(荒川久壽男、水戸史学会)
「藤田東湖の生涯」(但野正弘、錦正社)
あと、昭和13年発行の「水戸学入門」とか読んでますが、これは古語辞典を
隣に置いて唸りながら読んでます。
そうっすね。自分は吉田松陰先生の生き様と死に様に非常に強く感銘を
受けましたので、松蔭先生に関する書籍は片っ端から集めてます。
ちょっと長くなりすぎましたね。もし何かあればメール欄までお願いします。
256 :
saz ◆saz/F4.O5s :2005/04/16(土) 23:29:45 ID:yGpQM3vZ
調子が悪くて布団から出られなかった。
ので、返却期限をとうに過ぎた2冊をだらだら読了してage。
春日武彦『幸福論』。
相変わらず春日センセイにハマっておりますw
そして相変わらずの春日節も健在、楽しめました。
ステレオタイプな思考から離れられる良著。
ビョーキだし貧乏だし、良く考えたら不幸っぽい俺も実は幸福だったりする。
歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』。
珍しく3時間で一気読み出来たミステリの良作。
ぐでーっと鬱々してる身には、主人公の生き方は正直羨ましい。
が、前述の『幸福論』と併せてまぁこれも結構幸せか、と。
中々良い組み合わせで読んだなと偶然に感謝。
トリックが秀逸なので内容には触れないが、悪くない読後感の良著。お薦め。
書き忘れ。
>>244,251
その昔、奥田英朗『最悪』ハードカバー刊行当時に、
実の父親にプレゼントしたのは俺ですw (親父はミステリ・ハードボイルド好き)
ついでに読ませて貰ったんですが、俺は好きだったなぁ。
なんつーか、どんなに最悪な状態に追い込まれても案外生きて行けるのねって
思ってしまった。不幸を笑い飛ばすっつーか。
ま、完璧うつ状態の人にはお勧め出来ないです。
ちなみに我が父上も結構気に入ってたみたいでした。血は争えない。
>>255 「大日本史」やっぱり、あれはすごいものなんですか…(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル
今は亡き祖父が所有しておりました。
先程父に確認したら、「書斎にあるんじゃないか?」とのこと。
歴史好きなのは祖父に似たようです。
くずし字入門の本を買い、なにげなく書斎に入ったら、同じ本が…なんてことも。
最近は、書斎に足を踏み入れてすらいませんけど…
幕末は複雑といったイメージがあり、あまり興味関心が湧かないでいましたが…
教えていただいた本、探してみますね。
もしかしたら、何冊かは書斎にあるかもしれませんしねw
ご親切にありがとうございました。
259 :
ひこーき雲 ◆O.K2hnVRPI :2005/04/18(月) 01:43:26 ID:3G9cIEdj
>>娘 ◆0Y5TZYoR1Aさんは漢文やくずし文字の素養があるようだから、
娘さんに解読してもらえばいいのか。
お礼は・・・エクレア一年分とか東京の上手なヘアメーキャップアーティスト
(但し女性)を紹介するとか極上のラーメン屋を紹介するとか(笑)。
ああ「大日本史」・・・見たい!読みたい!
娘さん、どうかご慈悲を。
>>259 いえいえ、大学では劣等生だったのでw漢文、くずし字ともに苦手でしたね…。
「大日本史」書斎で探してみますね。
確か黄色っぽい装丁の本だったと記憶しています。
開いてみたことはありませんが…。
見つかりましたら報告します。
夜のピクニック、読み始めました!読みおわったら感想書きますね。
…小林多喜二「蟹工船」 プロレタリアート…
多喜二は共産党員で政府の目をくらますために
蟹工船にもぐりこんでそこでの劣悪な環境を
暴露した。
渋くてスマソ
262 :
カに光線:2005/04/18(月) 17:44:06 ID:vOi7qBiS
この板の住人向けの音楽とかマンガを紹介してるスレはまだないようですね
>>262 音楽はどうだか分からんが、漫画はこのスレでOKのようだが。
夜のピクニック、爽やか且つ淡い気持ちになれます。
ただ最後は・・・ネタバレになっちゃうからメル欄に。
あ、2chビューア使ってたらごめんなさい。
>>257 奥田英朗の『最悪』ですが、うちの母親が図書館司書やってまして、
そんな親のオススメ本だったんですよ。sazさんいい感受性ぽ(´∀`)
んあー、で、そんな母親に今度は小川洋子さんの『博士の愛した数式』
ってのを熱心に押し付けられました。
なんか泣きメンタリズムが漂ってます、もう、表紙から既に。
でも読む時間あんまないんだよなあorz
夜のピクニック、体調が優れないときだと数ページしか読めない…。
今日、本棚をあさっていたら、同じ恩田陸さんの「ドミノ」が出てきました。
ちょっと調子がいいときなら、数時間ですぐに読めちゃう。
東京駅に詳しい人なら、情景描写もありありと頭に浮かぶことでしょう。
おもしろかった。よく練られているな、って印象。
同じく、恩田さんの「パズル」も同時期に読みました。
こちらは、う〜ん。中途半端な気がしますな。
ちょっと前の話なので、sage。
前から気になってたがタイトルで敬遠していた「嫌われ松子の一生」を読んでみた
昼ドラ展開で血が騒いで止まらなくなり久々に徹夜で読んでしまった
ラストはめっちゃ鬱になったが妙な爽快感・・
268 :
優しい名無しさん:2005/04/21(木) 21:53:27 ID:4zeA1z4g
齋藤孝「読書力」
評判どおりの良い本じゃ(^_^)v
269 :
優しい名無しさん:2005/04/21(木) 23:59:22 ID:Xel4KY8P
『ラーエル・ファルンハーゲン』(ハンナ・アーレント みすず書房)
『イェルサレムのアイヒマン』( 同 )
スティーヴン ハンター「悪徳の都〈上〉」読み始めた。
このシリーズの二作目「最も危険な場所」を先に読んで
かなり面白かったので一作目に遡った。
>>265 『博士の愛した数式』 は『メメント』のほんわか版って感じだった。
寂しくも幸せな時間がまったり進んで行くのがイイ!
最後はなんか物足りなかったけど。
>>267 新刊で出た時に読んだ。
思い込みの激しい描写が多くて確かに昼ドラみたいだったな。
読みやすくて一気に読めたよ。
271 :
優しい名無しさん:2005/04/23(土) 16:52:22 ID:0T9Mt+HB
和田秀樹「大人のための試験に合格する法」
税理士試験の勉強をしているので、少しでも参考になれば
と思って購入しました。
現在、少しずつ読んでいます。
村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」の第二部を読んでいます。
「ねじまき鳥」を読み終えたら、「ライ麦畑でつかまえて」を読む予定です。
>>272 ライ麦はもう一人の方が訳した方がずっといいですよ・・・
>>273 アドバイス有難うございます!さっそく「野崎考」訳のモノを買ってきました。
太宰治の人間失格、初めて読んでみた。
なんか分かる要素いっぱい。
青空文庫最高。
>>272 村上春樹は新しいの以外たいがい読んだけど大好きです。
「海辺のカフカ」が文庫化されたなあ。
>>272 何を言う!両方読んだけど読み比べて楽しめるのがいいんだとオモ。
>>275 太宰治の「人間失格」中三の時初めて読んでから好きです。何度か読んでます。
全作読んでないけど、有名という点で「斜陽」もいいよ。
私はこれから「電車男」読むぞ!
列車事故・・・
278 :
優しい名無しさん:2005/04/25(月) 16:38:26 ID:OMP8FtSu
「自殺自由法」とか・・・・
今読みたいのは夢野久作「ドグラマグラ」窪井凛「エスケープ」
>>276 いや・・村上の訳はどうかと思うよ・・・。
原文読んだけど、ニュアンスが原文に近いのは野崎の方かと。
まあ、どっちも読みたいならそれもいいだろうけどさあ・・・
ふー読み終わった。
>>278 「ドグラマグラ」はマジ面白いよ。
>>279 原文って!英語の本が読めるなんてすげえ!
私は先に野崎読んだけど、村上もいっぱい読んで村上の独特の表現にも馴染んでいるので
甲乙つけがたい。
次は夢野久作「少女地獄」を読みます。
「珍姫の井戸」
浅田次郎祭り続行中
「少女地獄」まだ読んでない。
エホバの証人が来たので目ざめよ!とものみの塔を読む。
私は彼らを否定も肯定もしていない。入信はしないが、嫌ってもいない。
小冊子はビビって読めなかったが。なんか今回初めて読めた。
信者の方、いたらすみません。
爆 笑 で す
肯いたり、首を捻ったりしながら読んでます。
いいことも変なことも書いてある。勉強になります。
ともみの塔
やっとともみの塔読み終わった。
エホバ神の言う通りにしなさい。
困ったら祈りなさい。
そしたら永遠の命が手に入ります。
聖書をバカにしたら大変なことになりますよ。
って書いてあった。
それはきっとNHKの陰謀・・・
マンガスレもあるけど、こっちに。
「エマ」「ヘルシング」「ふたつのスピカ」今更ハマリ中。
「半径50センチのできごと。」
Oka‐Chang 大好きなので、(・∀・)イイ!!
「人間嫌いの言い分」
その通りって感じ。
朝日新聞西日本版読んでる
慰安婦のこと本当に書いてあるんだねえ
黄文雄の『満州国の遺産』読みかけのまま、お・そんふぁの『反日韓国に明日はない』
(小学館文庫)を読み始めた。
このところ中韓方面が盛り上がってるようだけど、安直に感情を発散しても意味ないと
思ったので。一部の若い衆が愛国心に燃えるあまり彼の国と同じレベルになっている
ようで、ちょっと心配です。
>>290 山田五郎が昼のテレビで言ってた。
2ちゃんで反中デモ呼びかけた人がいるんだって。
でも誰も集まらなかった。
「引きこもりの人に呼びかけてもしょうがないでしょうw」
ってさ。
浦沢直樹のHAPPY!読んでる。
面白くなくてびっくりした。
「常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」アインシュタイン
おもしろいこと言うな〜
294 :
優しい名無しさん:2005/05/04(水) 03:27:10 ID:wQzWw3aS
ヒマで仕方がないからラノベ三昧
最近は西尾維新を読んでいる
村上春樹、読んでる人多いね。
自分も「ノルウェイの森」から「ねじまき鳥〜」「世界の終り〜」「海辺のカフカ」「象の消滅」
と読んできて、「ポートレイト・イン・ジャズ」の著書・CDまで買ったりしたけど、
このままどっぷり浸かって制覇していくより、一度わき道逸れて
ちょっと他の作家も読んでみようと思って、
ここでも挙げられてる「博士の愛した数式」読んでみた。
いかにも泣かせようって要素はないが、そこが押し付けがましくなくていいもの見せてもらったという感じ。
今度は他の小川洋子作品読むか、以前から気になって手出さないでいた森博嗣の作品に行くか。
迷うなぁ。 まぁ、どっちも読めばいいわけだが。
私も村上春樹読みまくったー
298 :
優しい名無しさん:2005/05/04(水) 22:13:00 ID:DrpD6k5R
稲盛和夫「高収益企業のつくり方」(日本経済新聞社)
鬱で凹んでいるときは、ビジネス書を読みなさい。
新たなやる気がと勇気がわいてくるぞ!
漏れが踏み台になる!誰か300踏め!!
しんどいとき、本さえも読めなくなる…。少し楽になったら、図書館にでも行って読んでみるよ。
| |
_○| | ・・・・・・。
/\ノ | |
"""""""""""
銀河鉄道の夜を読み返している。
切なすぎて、恥ずかしながら童話で泣いた。
ようやく積読状態だった松浦寿輝の『半島』を読了。
なんかガチガチの純文を読むのがだんだんキツくなってきた。
いまは三崎亜記の『となり町戦争』を読んでる。
最近の新人の中では屈指の才能らしいけど・・・どうなんだろコレ。
賛否両論だね。
>>301 あれは、悲しいね。新潮版のしか知らないけど。
猫の事務所も胸につまる話だ。
個人的には宮沢賢治詩集が好き。
ベタでスマンが「春と修羅」がいいな。
結構前から「私は"うつ依存症"の女」にハマってる。
映画にもなったけど、原作の方が断然おもしろいと思う。
母親との関係に悩んだり、恋人に入れ込んだりした自分には
共感できる箇所が多かった。勿論、一番共感できたのは鬱のときの気持ちだけど。
友達から借りた乙一の「ゴス」もおもしろかった。
グロいから途中何度も苦しくなって、読んでから数日くらい鬱ってたけど。
>>304 「春と修羅」すごく(・∀・)イイ!!ですよね。
声に出して読みたくなる感じです。
宮沢賢治に比べれば最近の詩人なんてショボイなあと思ってしまう。
言葉に関してもそうだし、テーマに関しても(恋愛モノばっか)。
心象のはいいろはがねから
あけびのつるはくもにからまり
のばらのやぶや腐植の濕地
いちめんのいちめんの諂曲〔てんごく〕模様
(正午の管楽〔くわんがく〕よりもしげく
琥珀のかけらがそそぐとき)
いかりのにがさまた青さ
四月の気層のひかりの底を
唾〔つばき〕し はぎしりゆききする
おれはひとりの修羅なのだ
http://why.kenji.ne.jp/haruto/109harut.html
「となり町戦争」読了。
>>303 賛否両論かー、じゃあ私的には「否」ですね。映画「大怪獣東京に現わる」同様に「否」ですね。
着眼点の面白さの割には、展開が隠喩やブラックユーモアとしてもやや類型的というか。
期待が大きすぎたのかな?うーん…。
「高橋源一郎、絶賛!」の帯にダマされたのはこれで何度目でしょうか。
あ、でもラストは良かったです。
悪霊島 BY横溝正史
寝る前にちょびちょび読んでる
>>306 最近の詩人にもいい人いるよ。ひとまとめにすんな。
このスレくると読みたい本がどんどん増えて困るw
ベストセラー問題作の「半島を出よ」を読んだ方はいますか?
>>309 教えて!
谷川俊太郎は好きだよ。
教科書でしか知らないけど。
久々に実家に顔を出してきた。
本棚には中高生の頃に読み耽った本が当時と変わらぬまま並んでいた。
懐かしさと切なさと恥ずかしさで突然死にたくなった。
エンタメを中心に、
山口雅也『生ける屍の死』
車谷長吉『赤目四十八瀧心中未遂』
中島らも『ガダラの豚』
奥泉光『葦と百合』
中井英夫『虚無への供物』
筒井康隆『虚人たち』
矢作俊彦『あ・じゃ・ぱん』
多和田葉子『犬婿入り』
保坂和志『猫に時間の流れる』
あたりを持ち帰る。
どれも思春期の自分に読書の楽しさを教えてくれた作品。
暇な時にでも再読してみようと思う。
読み返してまるで面白くなかったらショックをうけそうだ。
>>311 『半島を出よ』は未読ですが、村上龍は「大好き」→「大嫌い」へ評価が反転した作家の代表格ですね。
『昭和歌謡大全集』ぐらいまでは、いまでも楽しく読めるんですが。
>>314 時事ネタエッセイみたいな小説しか書かなくなったからです。経済教育評論家気取りですか?
商売上手だなーとは思うけど、ちょっとあからさますぎ。感心を通り越して不快です。
やっぱりこの人が本領を発揮できるのは『テニスボーイの憂鬱』みたいな軽薄で低俗な作品と思う。
>>315 へぇーそうか。ありがとう。
書きたい物が変わったんだろうね。
「5分後の世界」しか読んでないからわからないけど。
なんか偉そうな感じになったのかな?
「ゴーマンかましてよかですか?」w
>>316 ゴーマンかましちゃ、てかゴー宣なんか読んでちゃだめですよ!いやまー別にいーけどw
村上龍なら新作よりも『コインロッカー・ベイビーズ』や『69』を読んだほうが楽しめるんじゃないかなー
コヴァじゃないけど何冊か読んだよ。
でも朝日新聞取ってる。投書も常連。
思想とか評論とかは(^∀^)ゲラゲラ 笑いながら読むもんだよ。
ウヨもサヨもよくワカンネ。
319 :
優しい名無しさん:2005/05/09(月) 17:53:27 ID:MoX5X/o7
320 :
優しい名無しさん:2005/05/09(月) 20:14:58 ID:eVy8zXao
>>316 >なんか偉そうな感じになったのかな?
いや、元々ドラゴンは俗物とオモ。
でもそんな俺もコインロッカーベイビーズには衝撃を受けたな。
うちの高校の現国講師は龍と春樹を『ツートップ勘違い兄弟』と言っていたが…ちなみに氏はPD持ちでした。
俺は本とか買う金ねぇっすよ('A`)
リア厨の時買ったLOVE&POP等の龍シリーズと求人ジャーナル位しか家に無い。
322 :
優しい名無しさん:2005/05/09(月) 21:10:46 ID:/YfJtSTp
高校のときに中古で買った智恵子抄。
もはやすりきれそう。
あさのあつこさんはいいよ。
春樹はファンタジー作家。龍はリアリティのある物を書く作家。
と思ってた。春樹はどっぷり浸かれるからほとんど読んだよ。
龍はなんだか、読んでて苦しくなるから一冊でダウン。
皆さんみたいに知的な本ではないけれど、
早川いくおの「へんないきもの」読んでたよ。
タイトルの通り、普通に暮らしていたらお目にかかれない
「変わった」実在の生物が2ページずつ紹介された本。
くだけていると同時に、絶妙に心をくすぐるおもしろおかしい
文章と、リアルな中にお遊びもかいま見せるイラストの
お陰で、うつでもそこそこ目を通せる。
おまけに2ページで区切られてるから、嫌になって
途中で読むのをやめても「前半の展開忘れちゃったYO!」って
事もない。
動物好きならお勧め。虫も出てくるから、そういうのが
全く駄目なら気をつけて。
中原昌也のソドムの映画市。この人の小説はつまんないけど評論は絶品。
>>325 ホントにこんないきものいるのかよ!って思うよなww
自分は本屋でパラパラ立ち読みしたけど気軽に読めると思う。
ちょっとグロかったけどね・・・
この板で少なくとも3人が見たのか
「へんないきもの」面白いよー。
立ち読みだけど。
すみません、お暇な方、「バケツ〜」で新しいハンドル考えて下さらないでしょうか。
読書スレに相応しい感じの。皆様の文学的センスでお願いします。
いろんな板で叩かれるので。
すみません。自分で考えました。
スレ汚しスマソ。
なんか評判よさげなんで今度立ち読みしてみよー>『へんないきもの』
いまから乾くるみの『イニシエーション・ラブ』に挑戦。
去年のこのミスで12位、本ミスで6位、戦うベストテンでは1位ですか、どれどれ。
にしても帯で「前代未聞の叙述トリック!」的な煽り方をするのは如何なものか。ある意味ネタバレ。
よっぽど自信があるんでしょうか。個人的には叙述トリックの最高峰は我孫子武丸の『殺戮に至る病』だと
思うんですが、あれクラスの衝撃を期待してしまいます。勝手にハードル上げたのそっちですからねー
>>329 バケツといえば『バケツ一杯の空気』。名作。タイトルも良かった。
でもまー、自分で決められたんならそれがいいよ。てかなぜゆえにバケツ…
>>331 ありがとう。そんな名作があったのね。
祖父ちゃんに勧められて横山秀夫「出口のない海」読んでる。
切ない。
みんな「出口のない海」読め・・・・・・・
軽々しく「しぬ」とか言えなくなるから・・・・・・・・
『イニシエーション・ラブ』読了。
やられた。いや、やれましたけどね、悔しさよりもむしろ笑ってしまいましたよ。詳しく書けませんが。
みんな慌てて読み返してるんだろうなあ。
>>333 横山秀夫は上手いよね。警察手帳の話とか舌を巻いたよ。
『出口のない海』は回天のやつだっけ?こんど読んでみよう。
漫画だけど古泉智浩の新作『死んだ目をした少年』を読んだ。
やっぱり面白い。こんなに面白いのに何故売れないのか。古泉スレ立てても5レスぐらいで落ちたし…
『青春☆金属バット』収録の短編『新しい絶望』なんて大傑作と思います。
古谷実とか好きな人にはオススメ。『ヒミズ』の100倍バカだけど。
好き好き大好き 読了
頭おかしくなるかとおもった。ドグラマグラよりキてる。
337 :
優しい名無しさん:2005/05/12(木) 22:48:28 ID:WRMi3BPq
お勧めの恋愛小説教えてー
セカチューやいま逢いは全然面白くなかった
>>337 戸梶圭太の『あの橋の向こうに』を是非。8割の女子は読後、本を壁に叩きつけると思うけど。
まだ途中だけど、野沢尚の「殺し屋シュウ」読んでる。
やっぱりこの人の小説いいなぁ。ほんとに惜しい。
ニイナさんてなんかクールでカコイイね。
嶽本野ばら「ミシン2カサコ」「鱗姫」
鶴見済「人格改造マニュアル」
今野緒雪「マリア様がみてる ウァレンティーヌスの贈り物(前編)」
を読んだ
現在、今野緒雪「マリア様がみてる ウァレンティーヌスの贈り物(後編)」
を読んでる
我ながら節操ないな
「安岡正篤 泳ぎもせず、漕ぎもしないで一生を終わるな!」
(赤根祥道、三笠書房)
最近安岡氏関連の書籍を読みまくっている。博覧強記なんだけど、結果とし
西洋文明を否定し東洋文明、というか「東洋的な考え方」に原点回帰してきた
(鈴木大拙氏の同名の著作があるのは偶然の一致かな)ところに惹かれる。
いや、産業革命以降の西洋文明もそろそろ曲がり角だろ、という気がしている
ので、安岡氏や鈴木氏の著作には啓蒙されるところが多い。
>>342 なんだそりゃw買い被りもいいとこだよ!
バケッちゃんっていま幾つ?ってかこのスレって何歳ぐらいの人が多いんだろ?
ユニークな本読んでる人多いよねー
347 :
「虚人たち」:2005/05/14(土) 19:26:20 ID:hcItIU9C
「虚人たち」、私も好きです。
最近、ドラマを同時期に何本も重ね観する要領で、
全く違うジャンルの本も読んでます。
村上春樹「プラートニクの恋人」
彩田万由「小悪魔の成功法則」。
気分次第でクルクルと違う世界にポ〜ンと入るのが
なんだか刺激になって
348 :
優しい名無しさん:2005/05/14(土) 19:34:58 ID:KUV+UISa
村上春樹『羊をめぐる冒険』
気分が思いっきり沈んでしまった…
>>346 私の3コ上じゃないすか。馴れ馴れしくちゃん付けしてたよ。ごめんねバケッちゃん。
>>347 筒井康隆いいですよねー
私にとっては初期作ですでに殿堂入りなので、もう何をやっても許せてしまう作家の一人です。
にしても村上春樹と伊坂幸太郎はなんだかんだいっても人気あるねー
最近はマルケス→佐藤友哉→シオラン→カミュ→西尾維新→谷川流
乱読万歳。ちょっとラノベ分が多すぎる気もするけど。
春樹はなぁ、読んだ方が良いんだろうか…
一応、スプートニクまで100円コーナー漁って買って積んであるけど
読んだら負けかなと思ってるというかなんというか、手をつけづらい。
351 :
優しい名無しさん:2005/05/15(日) 19:10:48 ID:7NKPYzGt
俺は2ちゃんねるが読書どんなときも!
352 :
mm:2005/05/15(日) 19:12:25 ID:iG6LJFzb
宮本輝の『彗星物語』はいいよ。
353 :
mm:2005/05/15(日) 19:19:26 ID:iG6LJFzb
あと,田中芳樹の『創竜伝』爽快です。
354 :
優しい名無しさん:2005/05/15(日) 19:29:37 ID:JPB5w4pl
太宰「人間失格」傑作です
355 :
優しい名無しさん:2005/05/15(日) 19:43:13 ID:IcW8UBZ5
太宰読んでると死にたくならない?
エドガーアランポーの「ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語」
読んでる。
356 :
優しい名無しさん:2005/05/15(日) 19:53:07 ID:3ZooDK+L
アガサ・クリスティー
木枯し紋次郎
358 :
優しい名無しさん:2005/05/15(日) 20:11:29 ID:D3FSdtox
>>355 いや逆に生きようという気にならない?僕はなぜか太宰を読むともう少し生きようと思う。なぜだかはわからない。
>>349 いいよ。ここでは年齢はあまり意味を持たないから。
ニイナは24歳かー。
古川日出男『ボディ・アンド・ソウル』読了。
相変わらずの古川ワールド全開でめちゃくちゃ面白かった。
40近い男の口語文としては若干のイタさも感じたが、
それでも元々語り口に癖のある作家なのでさほど気にはならず。
変わった小説が読みたい人にはオススメかな。一読の価値あり。
本屋で(タイトルは忘れたが)町田康と舞城王太郎のコラボが載ってる本を見かけた。
なんて安易な企画!2人とも仕事を選べと言いたい。
映画『イン・ザ・プール』では松尾スズキ、ドラマ『空中ブランコ』では阿部寛が伊良部を演じるらしい。
私の脳内では田中康夫だったのに。
本田透の電波男を読破
すごいよくわかる
今こそ言える!俺の脳内彼女は藤堂志摩子たんです!!
25歳・真性童貞・無職
364 :
優しい名無しさん:2005/05/17(火) 18:15:10 ID:ISe15n0P
>>338 表紙とか見て買わなかった・・・これ恋愛小説なの?文章へたなのを笑う本らしいね
>>339 号泣したよー!いい話だ!映画もあるんだね。みてみたい!
>>340 いろんな意味でショック・・・性器画像送ったりとか・・・笑えたけど引いたよ
365 :
優しい名無しさん:2005/05/17(火) 18:20:35 ID:ISe15n0P
ほかにもあったら教えてください
感情移入できるのがいい
366 :
優しい名無しさん:2005/05/17(火) 18:32:46 ID:es51JyY6
或る阿呆の一生
367 :
優しい名無しさん:2005/05/17(火) 18:34:17 ID:ISe15n0P
最近の本がいい
>>365 んなこと言われても。どんなのが好みなの?
369 :
優しい名無しさん:2005/05/17(火) 18:56:33 ID:ISe15n0P
恋愛小説じゃなくてもいいから切ない話が読みたい
中学生(学校いってないケド)でも読めるわかりやすいのがいい
贅沢いってすみません
370 :
優しい名無しさん:2005/05/17(火) 19:16:27 ID:EO+SqVXx
三島由紀夫『豊饒の海』
372 :
優しい名無しさん:2005/05/18(水) 01:30:17 ID:dhUn1H8T
齋藤孝著「三色ボール情報活用術」(角川書店)
情報の活用の仕方が具体的に書かれている。お勧めの一冊。
>>369 貴志祐介の青の炎とかは?ミステリだけどかなり切ない。
分かりやすいかどうかは微妙だけど、難解ではないと思う。
>>369 中学生なら桜庭一樹の『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』あたりはどうだろ。第一の踏み絵として。
乙一なら『暗いところで待ち合わせ』とか。読みやすくて切ないよ。
>>369 トーマス・マンの「トニオ・クレーゲル」
孤独ならぜひ。
>>369 武者小路実篤の「お目出たき人」
大槻ケンヂの「新興宗教オモイデ教」「くるぐる使い」
切なくて一気に読める
あとエッセイだけど本田透の「電波男」もある意味切ない・・
377 :
優しい名無しさん:2005/05/18(水) 23:10:04 ID:dBXTURhk
学生の頃は三島とか読み込んでたけど働きだしたらエンタメしか読まなくなったな
奥田英朗や宮部みゆき、北村薫なんかは巧いし面白い
378 :
カラン ◆hNCx62prg6 :2005/05/19(木) 06:46:18 ID:+iY2T/ps
>>369 宮部みゆきの「蒲生邸事件」
私はあまりの切なさに読み返すことができない。
吾妻ひでお『失踪日記』イースト・プレス、読んでる人いない?
ホームレスしてた時期の「夜を歩く」、強制入院の話「アル中病棟」
どれも面白いよ
「失踪日記」、読みましたよ。
吾妻さんの漫画は絵がかわいいから、
それほど悲惨さは伝わってきませんでした。
でも、ベストセラーになって、
一般人にももっと精神病院のことが理解してもらえたらいいなと思います。
最近読んだのは平田弘史「血だるま剣法」です。
差別問題について考えさせられました。
今読んでるのは「まんが中学公民171」(汗)
これを読み終えたら日本国憲法もちゃんと読んでみたいです。
なんか分別くさいラインナップですが。
最近は中韓問題や昭和史関連が増えた。山本夏彦はほぼ読破。
40歳近くなって、いままで受けた左寄り教育の弊害に気付く。
今は文春文庫の中西輝政(京大教授)の著作と安部公房の短編集を読みかけ。
吾妻ひでおといえば「やけくそ天使」のアナーキーな(エロい)ギャグと、
マンガならではの表現を生かした哲学的SF「狂乱星雲記」が好きでした。
失踪中にガス工事会社の社内報にマンガ描いたりしてたみたいだけど。
あずまさん、元気かな?(高校生時代に一度だけ合った)
本田透『電波男』読了。
とても面白かった。酒井順子的な負け犬思想に対する嫌悪感が大きかったぶん、これは目から鱗というか。
いやもちろん、断絶に近いものは感じました。結局、分かり合えない深い溝のようなものは。
でも読み物としてのクオリティーも非常に高いので、最後まで面白おかしく読めた。
これって笑っていいんだ…よね?
ブギーポップ・バウンディング ロストメビウス
キノの旅[ 読みました。
ブギポはそろそろラストっぽいっすね。
キノの旅は相変わらず読みやすくていいなぁ。
現在、佐藤友哉の「鏡姉妹の飛ぶ教室」と坂口安吾の「白痴」読んでます。
「堕落論」も読んでみたいな。
「快楽殺人の心理」って本もペラペラと読んでます。
なかなか面白いです。
そういえば虚無への供物まだ最後まで読んでないなー。
頑張って読んでみるかな。
この前久しぶりに芥川読んだらなんかすごいわかる感じがしてしまった。
特に「歯車」とか。半透明の歯車が見えるあたり。
漫画描いてる時間あるなら奈津川家サーガの続編早く出ないかなぁ……
>>380 『失踪日記』読まれましたか。病棟の描写はすごくリアルですよね。こんな人、
いるいるって感じが。うまいなァ、やっぱ巨匠だなァと思いました。
精神病院の紹介の仕方に、色が付いてないっていうか(既成の思想とか方法論
を使ってないというか)新しいなあと思ったです。
平田弘史とはシブいですね。自分がいちばんマンガ読んでた80年代は平田作品が
なかなか手に入らなくて幻の作家と言われてました。今は手に入りやすいですね。
素晴らしいです。
>>385 私は新本格から遡る形で、半ば義務感から読み始めたんだけど面白かったよー>虚無への供物
戦後三大奇書ではやっぱり『ドグラ・マグラ』がキツかった。いろんな意味で。
最近つくづく思うのは、多感な時期に読んでた本の影響って、人によってはもの凄く大きいということ。
もちろん乱読して選択してくのがベストだとは思うけど、
それでも自分の娘には宮沢賢治とか読んでほしいなーと思う。
やっぱり男子的にも寺山修司や乱歩読んでる女の子は不気味だろうと思う。
388 :
優しい名無しさん:2005/05/21(土) 12:21:27 ID:KMGRTUqr
確かに乱歩はやだね。
他にも村上春樹はいいけど村上龍はやだ。
江國香織はいいけど桜井亜美はやだ。
綿矢りさはいいけど柳美里はやだ。
町田康はいいけど辻仁成はやだ。
伊坂幸太郎はいいけど石田衣良はやだ。
寺山? 幸福論なんかいいと思うけど?
乱歩の「屋根裏の散歩者」「パノラマ島奇譚」「蟲」が好き
一時期、ハマってたな・・他にも読んだけど今思い出せない・・・
鏡のやつとか
391 :
カラン ◆hNCx62prg6 :2005/05/21(土) 18:57:07 ID:7bR8eY2K
相変わらず頭が働かないので、漫画ばっか読んでます。
「H2」あだち充
最近ドラマ化もしましたね。
ちょうどその時期に仕事がいっぱいいっぱいで、
頭を使わずに、気楽に読める漫画。ということで、
氏の漫画を古本屋で買いました(ファンの方失礼な言いぐさですみません!)。
いや、面白いです。野球のルールろくに知らない私にも楽しめる。
ただ、古本屋で集めているため、ドラマ化と重なったせいで
なかなか売っておらず、未だ完結まで読みきれていないのですが…
あとは昨日買ってきた
「見えない人影」氷川 透
1月に出て買いそびれてた推理小説。病院の帰りに買いました。
語り手がサッカー部所属なため、サッカーの話がわらわらと。
野球以上にサッカーのこと知らないので結構困ってます。
まだ読み終わってないので、ちまちま読もうかと。
宮沢賢治や村上春樹好きな女子ってのも微妙に引くけどな
個人的には乱歩や寺山好きのほうが付き合いやすそうな気がする。
まー、大島弓子好き、安部公房好き、坂口安吾好き、カミュ好きの
半ヒキガリヲタの自分が言ってもどうしようもないけど。
本を読む時間と精神的ゆとりが欲しい今日この頃。
最近は美容雑誌とサンレコをぱらぱら見るくらいだな……。
買ったのも漫画くらい。乃木坂太郎/永井明『医龍』最新巻(8巻だっけ?)と
浦沢直樹『PLUTO』2巻(通常版)で終わり。
本読みたい。(´・ω・`)
395 :
優しい名無しさん:2005/05/22(日) 23:11:12 ID:DIQamBY7
最近の本で心温まるオススメの本ありますか?
久しぶりに読書したくなった。
>>393 同じく浦沢直樹『MONSTER』読了。
実写映画化が話題にもなって手出したけど、久々に漫画にハマったよ。
私も最近モンスター読んだよ!
モンスタースレにも行ったけど唖然とした。
「俺様はこんなに読解力があるぜ!」みたいな
「お前にはこんなの難解なんだろ?w」みたいな
応酬に呆れた。
人間って本当に愚かだね。
2ちゃんみて人間を語るのはどうかと、、、
そうか。
2ちゃんねらー≠多く人間だね。
でも、ねらーは愚かで醜い人が多い気がする。
自分も含めて。
ネットという土壌が人をそうさせるのかな。
400 :
優しい名無しさん:2005/05/24(火) 00:09:50 ID:+O38mgnN
野矢茂樹著「哲学の謎」(講談社現代新書)
哲学の初心者向け
>>399 賢い者はそんなスレでは発言しないだけじゃ。
心のブレーキが匿名性によって解除されてるだけさ。
折角なので、今読んでる本の感想載せておきますね。
「教科書に載らないニッポンのインターネットの歴史教科書」
日本のインターネット文化について、これ以上にまとめた本はない!
と言い切れるくらい読み応えのある本。
資料としても読み物としても一級品だと思う。
ただ、個人的にはあやしい・あめぞう・2ちゃんねると続く匿名掲示板文化についてもっと突っ込んで
書いて欲しかったが、そのあたりはもっと詳しく書いた本がいくらでもあるので問題ないか。
Bekkoame・テレホーダイと聞いて郷愁感を覚える人とかには特にお勧め。
もしかしたらまた書きに来るかもしれません・・・なんせ入院中で本読むか2ch回るかしか
することが無いので(−−;
戸梶圭太『グルーブ17』読了。
トカジ以外の小説が馬鹿馬鹿しくて読めなくなってしまった時期があります。いや、馬鹿馬鹿しいのは
トカジのほうなんですが。ワンパターンとは知りつつも、新作は必ず買ってしまいます。中毒でしょうか。
2時間もあれば読めますね。んで読み終わったら後輩にあげます。手元に置いておくのが恥ずかしいので。
このあいだ戸梶圭太の文学的価値とやらが筒井康隆の系譜で大仰に語られてるのを見て驚愕しました。
過大評価もいいとこ!どう考えても激安B級エンタ量産のジャンク作家でしょう。
でも、この全編に漂う安モノ感、薄っぺらさ、チープな人物造形には非常に現代性を感じます。
彼こそ社会派ですね、本当の意味での。愛しくてたまりません。
406 :
優しい名無しさん:2005/05/26(木) 00:34:35 ID:Mk00Zh3U
カフカ
407 :
優しい名無しさん:2005/05/26(木) 00:36:54 ID:COO8nAJi
風の谷のナウシカ
408 :
優しい名無しさん:2005/05/26(木) 00:41:31 ID:DFxfA0PD
カエルゲコゲコ
「こ」
409 :
優しい名無しさん:2005/05/26(木) 00:43:54 ID:DFxfA0PD
しりとりと間違えますた…(;´∀`)
410 :
優しい名無しさん:2005/05/26(木) 19:18:21 ID:9MD3IdiK
海辺のカフカって面白い?
長いけど読む価値があるなら借りてみようと思うけど。
411 :
与作行進曲:2005/05/26(木) 21:08:56 ID:pIa4XiGt
おもしろくない だいたいファンタジーっておもしろくない。
412 :
優しい名無しさん:2005/05/26(木) 22:01:09 ID:9MD3IdiK
おk。読マネ('A`)
俺はそれなりに面白かったと思うぞ。
借りてちょっと読んでみたら?
合わなかったらやめればいいし。
気になってた「のだめカンタービレ」今日会社の人が貸してくれた。
すごーく楽しみ。読むきっかけは「平成よっぱらい研究所」だったけど…
>>414 のだめ好きだお
マンガはこれとデスノートと銀魂だけ読んでる
山本弘「神は沈黙せず」
”神”の存在理由と意味についてをメインテーマとしたSF”小説”
まずその超常現象関連の知識量に脱帽。さすがと学会会長。
読んだ後、悩んでいた自己の存在意義に対して逆に吹っ切れたような気になれました。
ただ、少々話の展開に無理がある気がしないでもなく。
はーい、「空中ブランコ」の時間ですよ〜
自己を見直そうと久々に読んだトリイ・ヘイデン系列…まだ俺には早かったorz
檻の中の子とかマジで痛いよ(⊃д`)
419 :
優しい名無しさん:2005/05/28(土) 20:56:15 ID:emUkZJue
原りょうの作品
420 :
優しい名無しさん:2005/05/28(土) 20:59:48 ID:sMFeEIeV
「天使になった男」かな?
多少ご都合入ってるけど、うつの俺には沁みたね。
421 :
優しい名無しさん:2005/05/28(土) 22:29:37 ID:wNPZgsmR
「カード・ミステリー」面白い。
ゴルデル氏の作品では一番好きだな。
厨房の頃からの愛読書。
最近はヘルシングを読んでいる。漫画だけど。
この本面白い?は愚問だと思う・・・ごめん。
だって、人によって感性は違うからね。
それより、ここで感想読んで「この本読んでみようかな」って
そういう意義のスレだと思ってる。
山本譲司の獄窓記を読んだ。朝日の土曜版に山本譲司の近況が特集されてた。
来週もある。それを読んでから出版社に問い合わせてFLを書くことにした。
五月十五日のチャップリン/川田武 光文社文庫
いかに面白いかを書きたいんだけど、ネタバレになるから書けないil||li _| ̄|● il||li
もし本屋で見かけたら、手にとって見てほしい。
古本屋や重さで値段をつける古本や市場でみつけたら買いたいけどな。
地元の図書館しょぼ・・
図書館ならリクエストできるんじゃないの?
「四日間の奇蹟」読み始めました。さて本当に泣けるのか・・・
角島の近所に住んでるよ私。
みんな図書館行かないの?
市町村立レベルの図書館だとライトのベルもあるだろ
図書館カードで四枚も持ってる。県立と市立二枚と区立。
予約いっぱいの本でも隣市に行けば簡単に借りれたするから便利だ。
隣市が遠いっす。
ていうか市立図書館が9件もあるっす。
奥田英朗は「空中ブランコ」「インザプール」「マドンナ」「最悪」
を読んで大好きになりました。どれも読みやすく、素直に“面白い!”と思えるものばかりで、
履歴書の趣味欄に「読書」と書いたら「奥田英朗の現代小説を愛読しております」と
書くのが習慣になるくらい好きな作家さんでした。
ですが、エッセイの「B型陳情団」を読んで嫌いになってしまいました。
(この本は奥田さんが典型的なB型であることからのタイトルだそうです)
これは世の中のあらゆるものを毒舌で批判する内容の本でした。
例えば文中に「そこにはホームベース型の顔の男が寝ており、踏み潰してガッツボーズを取りたくなった〜」
といった表現があり、私は顔がホームベース型で、そのことで
笑われた経験もあるしコンプレックスは未だ絶えないので、読んでいて胸が痛みました。
その他にもマイ箸を持ち歩いている人を「お前な馬鹿じゃねーか」と言ったり
野球部のマネージャーを「夢を託してヒロインになりきっている馬鹿」。
ご自分の自慢(?)とも取れる文章が多く見られたりして
奥田氏の攻撃的な人間性がこわいと思うようになってしまいました。
(メンヘルさんにはおすすめできません〜)
それまでの小説には一切の後書きや作者コメントがなかったので
ご本人がどんな方か私が勝手に想像していたため(伊良部みたいな器の大きなおじさん…)
これはまったく奥田氏には否はなく、自分の問題なので誰にも文句の言い様はないんですけど…。
失恋に似た感覚ですw
奥田氏の毒舌エッセイを読まなかった頃に戻って、純粋に物語だけ読みたいです!
でも、やっぱり面白い物語を読むと著者のことも気になってしまうし…
先日放映された空中ブランコのドラマに対しても、
沢山文句を言っているか、自画自賛しているか、どっちだろう。うわあぁぁ
>>431 うらやます
町立と市立の二つしかなくてしょぼーん(´・ω・`)。
435 :
優しい名無しさん:2005/06/03(金) 23:32:18 ID:UFck1xda
電車男、近所の図書館では170人待ち。
まとめサイト見りゃいいやん・・・
436 :
カラン ◆hNCx62prg6 :2005/06/04(土) 00:34:17 ID:305HvSJV
電車男は買って読んだ。彼氏から帰ってきたら古本屋に売る予定。
今読んでるのは「オーケンののほほん日記」大槻ケンヂ
何度目かの読み返しだけど、面白い。これの続きのソリッドも好きなんだけど、
部屋のどこかで行方不明。汚部屋だから。
本とゴミと服にまみれて生活してます…
村上春樹の
ノルウェイの森を読んだ。
なんかorz
電車より電波男の方が面白い
格が違うよ
本田透センセーマンセー
SUMMER SNOW読んでる。
まだ途中だけど読みやすいし面白いね。
ドラマは興味なかったが。
こういうような優しさあふれる本に子供のころから出会っていたならば
俺は今頃苦痛と共に人生歩んでなかったろうに。('A`)
最近読んだのは 「殺し屋シュウ」
野沢氏の本って初めて読んだんだけど
自分にはかなり良かった
でも、この人って自殺しちゃったんだね・・・
野沢尚は『深紅』が良かったよ。
今は佐々木譲と椎名誠と霧舎巧を並行読書してる。
こうの史代『夕凪の街 桜の国』読了。
漫画なのにストーリーを追うのが大変だった。
小津映画のごとく、行間を読む力が試される。
高いが一読の価値あり。
サリンジャーの「ナイン・ストーリーズ」。短編集で読みやすそう。
まだ最初の「バナナフィッシュにうってつけの日」しか読んでないけど
バナナフィッシュは井伏鱒二の「山椒魚」と似てるなぁ、と。どっちが
先なんだろう。持ってるから後で調べよっかな。
山本文緒「ブラック・ティー」も買ってきたので楽しみ。
重松清『疾走』読了。
巧みな語り口が逆に嫌味に感じられて敬遠していた重松清ですが、
文庫ならばと久しぶりに読んでみた。
二人称?重松清が?大丈夫?とはじめは不安だったけど、
読み進めるうちに悲惨な主人公の境遇にみるみる感情移入。
普段の私なら、誰の視点で語られているのかが判った瞬間に醒めそうなものの、
そんなことを気にする余裕もなく一気読み。
結果ラスト号泣。あざとい泣かせのテクにまんまとハマってしまいました。
あー疲れた。明日は腫れた目で出勤かー・・・
>>443 私は昨日、野崎訳の「ライ麦畑でつかまえて」を読みました。
「ナイン・ストーリーズ」も読みましたが、あっちのが評価高かったりもするそうですね。
今度は春樹訳に挑戦してみたけれど、図書館では借りられているんだよなぁorz
椎名誠「銀座のカラス」
自分と同じ歳ぐらいの主人公が、
がむしゃらに頑張っているのを見てると
自分も頑張ろうって気になります。
ナメンナヨナ
447 :
優しい名無しさん:2005/06/07(火) 08:20:23 ID:qS3NU6L+
アレックス・ロビラの「Letters to Me」。
グッドラックの著者ということで手にとってみたけどとても良かった。
ただ結構重いかも。
自分としっかり向き合いたい人向け。
「本当にあった愉快な話」という雑誌を読んでみたよ。
理不尽な体験を笑い話にするパワーに脱帽した。
バカらしい雑誌と思うかもしれないけど、こういう雑誌が
存在することって、とっても意味がある。
心がフッと軽くなる体験談が載ってるかもしれない。
昔「だめんずうぉ〜か〜」を読んだ時も父親の暴力が笑い話に
できるようになったし。
449 :
優しい名無しさん:2005/06/12(日) 14:36:43 ID:r/Zkp/cd
うう
岡嶋二人「クラインの壷」
神は沈黙せずの後書きで触れられていたから読んでみた。面白かった。
ただ・・・ますます現実に対しての希薄感が増した。
さて、次は何を読もうか。入院してると他にすることないんだよな・・・
ビート武『僕は馬鹿になった』
詩集なんだけど、共感してしまう。
この人も病んでるなと思いながら読んでます。
>>450 「クラインの壷」はかなり前にNHKでドラマ化されたよ。
かなり忠実に作られていたので、眩暈を起こしそうだった。
「疾走」読了
>>444と同じように重松清の二人称は最初不安だったけど
意外とすんなり読めた
自分にはあのラストはいまいち・・・
電話はよかったと思うけど何もうt(ry
455 :
優しい名無しさん:2005/06/13(月) 21:51:50 ID:e9/Gknct
疾走は映画化されるらしいね。
辻 仁成の「そこに僕はいた」を少しずつ読んでます。
>>6の「車輪の下」を図書館で見つけたので読んでます。
漫画雑誌なんだけど、「赤マルジャンプ」を今更隅々まで読んだ。
読みきりだけの漫画雑誌って気楽でいいね。
「不完全でいいじゃないか! 」 伊波 真理雄
主治医に勧められて読んだ
文中に生々しい表現(暴力や性的虐待)もあるが心にしみるものがある
菊池成孔『サイコロジカル・ボディ・ブルース解凍』読了。
5年前まで熱狂的格闘技ファン「だった」作者の、現在のプロレス・格闘技に関するエッセイ集。
観戦記であると同時に、非常に文学的かつアカデミックな格闘技評論となっていて、
卒論のテーマにするほどプロレスや格闘技が好きな私としては、たまらなく刺激的だった。
「プロレスは底が丸見えの底なし沼」という、使い古された言い回しがあるけど、
シュートでもなくファンタジーでもない、第三の視点から語られるプロレス論はとても興味深かった。
プロレスや格闘技が好きな人は必読!7月3日の情熱大陸には著者が登場するのでそちらも是非!
461 :
優しい名無しさん:2005/06/19(日) 13:42:59 ID:1exmmhQN
評判いいようなので空中ブランコ読んでます。すっごい面白い^^
ドストエフスキーの地下室の手記。読み始め。
連投スマソ さっき、「くるぐる使い」読了した
464 :
優しい名無しさん:2005/06/20(月) 21:04:36 ID:DTwdHS7M
いまからグロテスク読みます。桐野夏生。
新興宗教オモイデ教読んでる。引き込まれてる。
466 :
優しい名無しさん:2005/06/20(月) 22:37:51 ID:08DjKFVm
「経営の大局をつかむ会計」(光文社新書)
会計の知識がない人でも読み込めるし、なかなか興味深い情報が
満載だ。お勧めの一冊です。
荻原浩の「神様からひと言」を読み終わった。
凄い面白かった。オススメ
468 :
462:2005/06/20(月) 22:56:12 ID:J73zrpI2
「地下室の手記」読んでる途中なんだけど。
主人公が自分とかぶるなあ……自己愛性人格障害気味なところが。
自分は少しずつ治してきているところなんだけど、
なんだか昔の自分を見ているような気分だ。
安部公房の「砂の女」を読みました。
面白いですね。
本は割りと読んで来たつもりだったけど、何故今まで読む機会が無かったのか不思議です。
話は変わって、ここなら読んでる人が居そうなので質問ですが、
夢野久作はグロイ描写が多いのですか?
それとも精神的に重いのでしょうか。
読みたくても怖くて踏み出せない作家です。
グロ系は苦手。
寺山修司の詩集読んでる。
昨日人間失格読んで、今日こころを読んだ
すごい鬱になるね・・・
本田透『電波男』読了。
とてもよいことが書かれているのに、
文章が笑ってしまっていて損をしている。
表紙絵のセンスの無さもいただけない。
しかし、メンヘルだからという理由で女性にモテない成人男性は必読。
二次元萌えへの罪悪感がなくなる。
罪悪感がなくなるどころか、
それこそ真の純愛だということがよく分かる。
モテないメンヘル男性にはおすすめ。
生きる希望が湧いてくる。
473 :
優しい名無しさん:2005/06/24(金) 14:39:09 ID:SXTl5+lp
このスレでは電車男よりも電波男読んでる奴のほうが多いみたいだな
>二次元萌えへの罪悪感がなくなる。
>罪悪感がなくなるどころか、
>それこそ真の純愛だということがよく分かる。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
絶対読みたくない。
俺も読んではいけない気がするw
ある種の自己啓発本?
477 :
優しい名無しさん:2005/06/25(土) 00:13:30 ID:ovc8XPFc
椎名誠の『風のかなたのひみつ島』。
小説は暗いからあまり好きじゃないけど、旅行エッセイはいいよ。
通勤電車の中で現実逃避してる。
新興宗教オモイデ教
図書館で借りてきて一気読みした(・∀・)
なんだか激しく微妙な気分
大槻ケンジは好きだな
480 :
優しい名無しさん:2005/06/27(月) 21:49:51 ID:CMQYIojA
同じオーケンでも大江健三郎は嫌い
481 :
優しい名無しさん:2005/06/27(月) 21:54:29 ID:eFoQGOGY
円地文子とポール・オースターと永井荷風が好き。
大抵は岩波文庫と新潮文庫だけど、たまに講談社学芸とかも読む。
今小説読むのちょちきつい。
数学パズルとかプロ野球年鑑とかカメラや車の本とかストーリーが無いものが読みやすい。
大江健三郎も大槻ケンジも好きです、どっちも良い変態だ。
ついでに中上健次も好きです。物書きじゃないけど小沢健二も好きです。
さおだけ屋
>469
意外とグロくないと思う。
「少女地獄」あたり、どうかな?
グロいというより、キてると思う<夢野久作
夢野久作も太宰も、面白いよー。
内容がアホほど重い。
ドグラマグラは前半ダラダラで、後半ジェットコースターになった。
役二ヶ月分のジャンプの全ての漫画をまとめて読みました。
漫画っていいよな。雑誌購読してたら全部読まないと元が取れないと痛感。
感想は書くと長くなる。漫画っていいよ。
約。
西原理恵子の人生1年生2
私も早くかあちゃんになりてえよ。
492 :
優しい名無しさん:2005/06/29(水) 15:39:36 ID:wSzCnObA
太宰に限らず、自殺した作家は俺は認めない。
それと作品とは別問題ってのはもちろんわかるんだけど。
天才って言われるほど自殺している人が多いんだが
「成功」+「幸せ」を手に入れる21の原則
小説家ってメンヘラー多いよね
川端康成、太宰、芥川、自殺じゃないけど漱石とか。
認めないとか言ってたら、勿体無い気がするなあ。
>>492 これは自分の主観からのお話だけど、
小説家って言うのは普通の人はなれる職業じゃないよ。
良く言えは独創的。
悪く言えば狂人。
そんな人が凄い文章を書くんだと思う、自分の主観だけどね。
ちなみに、いま会いの作者、市川拓司もメンヘラーらしい。
ストーリは自分の体験を基にしてるって言ってた。
小説の中には、パニック障害を思わせる描写とかもあるし。
日記だかメルマガでも病気云々って。
あと、最近自殺した人いたよね、作家で。女の人だっけかな?
なんていうか複雑だよね。
病気や事故で早死にしちゃった作家なら結構思い浮かぶけど、
自殺した作家ってそんなに多くない気がする。
>>495の三人と三島由紀夫、海外だとヘミングウェイくらいしか思い浮かばない。
>>497 鷺沢萠(さぎさわ・めぐむ)ね。亡くなったのは去年の4月。
同い年だっただけに第一報を聞いたときはショックだった。
死後に出版されたエッセイ集を読んだら、この人も精神系の病を患ってたみたい。
自殺は置いといて、病んでる人は多い気がしる。
北杜夫とかな
医者の不養生
北杜夫の「夜と霧の隅で」ドーンときた記憶がある。
ロシアのガルシンも精神を病んでて自殺だったような・・・
ガルシンの短編集は個人的に好き。
新潮文庫の『海馬』は良かった。
自分の脳を信じられそうな気分になった。
>>472-475 電波男読了した。
実はちょうど真中くらいまで読んで
そのままブクオフへ持っていこうと思ったくらい
内容に正直辟易するようなとこもあったけど。
それにしてもこの作者
説明がヘタっていうか
こいつ賢いよなぁってとこと
おいおいそれはどうよ?ってとこが
混在してる不思議な文書くね。
(井上陽水ネタとグランシャトーネタは笑かしていただきました)
お金出して買おうとまでは思わない人は
立ち読みであとがきだけ読んでみるといいと思う。
小説家が自殺しないようになっちゃダメだね。
って誰かが言ってた。
ドグラマグラ
まだ最初のほう。九大って近所だ…行った事無いけど。
ステーシー 大槻ケンヂ
一気に読了。
グロ描写が苦手というわけではないんだけれども、読んでいて疲れた。
面白かったといえば面白かったけど。
ただただひたすら 工エエェェ(´д`)ェェエエ工 と思わされました。
小説家だけには自殺してほしくない気もするかな。
そっから先がみたいのにっていうか。
あー、なんか言い方がまずかったかも。気を悪くした人がいたらごめん。
電波男よんだ。
本編自体は興味深いエッセイみたいなかんじで読み流していたけど
あとがきよんでないてしまった・・・。
愛のない家庭で育てられたんだなって、すごい悲しくなった。
ウチもそうだから。
でも某少女漫画の主人公の名前が同じなのはただの偶然だとおもいますYO!
あの漫画家さんすきなだけにチョト悲しかった。
今、図解雑学 現代思想を読んでいます。
生きていく理由が見出せないので、哲学でも勉強しようかと思って。
513 :
優しい名無しさん:2005/07/06(水) 14:08:19 ID:6Y0XOpGp
メンヘラ御用達作家って誰?
>>513 高校生ぐらいの♀リストカッターなら、『水谷修(夜回り先生)』『南条あや』とかかな?
てか私だ…。
515 :
優しい名無しさん:2005/07/07(木) 18:20:37 ID:zKAc7GMl
516 :
優しい名無しさん:2005/07/07(木) 18:47:04 ID:V/VaI82Z
詳解戦争論
517 :
優しい名無しさん:2005/07/07(木) 19:43:15 ID:LjU8MV1p
小説より詩集の方がメンヘラ向けじゃない?
山崎マキコ
内容も好きだけど,タイトルが良いなといつも思う。
つげ義春「無能の人」
漫画だけど、これは読んで欲しい。
つげ義春自分もすごく好き。何回読んでも飽きなくて、繰り返しに耐えるのもいいなあ。
「この人の本は見かけたら買う」っていうくらい好きな人の一人。
前にもこの板では何回か目にして読んだ本なのだけど、
リスカ・鬱・アル中あたりならBLUEっていう本がお勧め。
ニックジョンストンという人の本。
つげ義春だったら
「海辺の風景」(題名ちょとウロオボエ)がいちばん好き。
特に最後のコマの「いい感じよ」ってセリフが大好き。
523 :
優しい名無しさん:2005/07/09(土) 08:28:27 ID:6ALlnmFl
犬夜叉
ジャンプヒーローズ読んだ。同人誌のアンソロジーみたいだった。
これから銀色夏生の「川のむこう」を読むど。
>>522 見てみたら題名「海辺の叙景」だったよ。
好きなのを絞るの難しいけど「無能の人」もいいし「ほんやら洞のべんさん」とかの旅ものも好き。
>>525 ありがとです。
久しぶりに探して読んでみようかな。
無能の人は映画のほうを観たんだけど
吹雪ジュンがなんか良かった。
527 :
優しい名無しさん:2005/07/10(日) 20:32:10 ID:2Z/Wc4P5
軽いエッセイ読みたいなら、土屋賢二がいい。
お茶女の哲学教授なんだけど、非常にバカバカしくも
地味に深いことを言ってる。
週刊文春連載エッセイの文庫は、分量も短くて読みやすい。
東野圭吾&貴志祐介
この二人の作家最高。
貴志はサインまで貰いに行ったし(笑)
青の炎 黒い家 秘密 同級生 片想い
は名作だな。
読んだ人いないかな?
小川洋子短編の「刺繍する少女」
『図鑑』と『美少女コンテスト』がどうしようもなく好き
530 :
優しい名無しさん:2005/07/12(火) 09:29:04 ID:tD9Ja/Bf
菜摘ひかる
強くて弱くて哀しくて泣けてくる。
>>530 私も好きだった。自殺したんだっけ。。。
>>531 こらこら勝手に自殺にするな、確か心不全だ。
まー、死因心不全なんていかにも自殺を隠すための嘘っぽい
なんてカキコをどこかで見たが。
533 :
優しい名無しさん:2005/07/13(水) 10:49:27 ID:fZFdRCWu
今はサイファ読んでる
>>528 貴志祐介私も好き。テレビでウアカリを見かけるたびに思い出す。
クリムゾンも好き。
あとは、伊坂幸太郎なんかも好き。
ブームだった頃の野島作品が大好き。
特に未成年。
漫画は、砂時計、CLAZY FOR YOU、キャットストリートが好き。
NANAもスキだ!てか矢沢作品が昔から好き。
536 :
528:2005/07/14(木) 22:47:41 ID:GfaZdCaP
>>534 お、読んでる人いたか。うれしい。
クリムゾンいいねぇ〜。
よくバトルロワイアルと比較されるけど
断然、クリムゾンのが好き。
貴志のホラーはレベル高い!!
伊坂幸太郎は重力ピエロだけ読んだ。
甲田学人
[Missing]
電撃文庫です
538 :
優しい名無しさん:2005/07/16(土) 01:38:21 ID:cTX87Wkb
漏れのお勧めは山田ゆうすけ←漢字微妙。
意味不明さが面白かった。
>>485、
>>487 今更だけど、あの後夢中になって3日かけて読み切りました。
グロ中心かなって勝手に思ってたけど、そんな事なかったです。
割と好きな系統でした。
色んな意味で読んでて切なかったなぁ…。
540 :
優しい名無しさん:2005/07/18(月) 03:22:45 ID:+Xhlnh9N
暗闇のはやさはどれくらい?
自閉症の人の話。
読んでみて下さい
541 :
西瓜:2005/07/18(月) 03:43:08 ID:sXBbAl+G
南条あやの「卒業式まで死にません」もう、、宝物です。。
カミュの「異邦人」を読んだ。
簡単に述べると、不運が重なって人を殺してしまい、不運の積み重ねにより死刑
宣告を受けた主人公。
その経緯や心情、それらを取り巻く周囲の模様を描いた作品です。
この主人公は世間一般的な見方をすると、投げやりな思考の持ち主で、
その価値観は、ああ分かるよ分かる。まさに禿同って感じで非常に理解出来ます。
それに対し、ありがちなウゼー偽善者の司祭が登場する訳ですが、もうこれが
ウザいのなんのって。途中で読むの辞めようかと思うくらいのウザさでした。
終盤の、自分のエゴを必死に押し付けようとする司祭と、全く響かない主人公の
やり取りは、もはやコント状態ですw
ああ。こんな感想を書いちゃう自分って、やっぱ病んでんなー。
主人公には、汚名を晴らそうと裁判で証言台に立ってくれる数少ない友人が
居るのですが、彼らも主人公と同様、世間から誤解を受けるタイプ。
主人公の仲間意識に対する価値観や、その価値観の元に出来た数少ない交友
関係も、ホント…自分と同じ感じです。
うーむ。
異邦人は主人公と自分を重ね共感しましたし、一人の人物像の設定や、その背景
の描写等は、海外の作家には凄いなぁと思わされる事も多く、今回もそうでは
ありましたが、日本人だからかなぁ…。
今疲れてるからゴチャゴチャ考えたくないのかなぁ…。
上手く説明出来ないけど、どちらかと言うと異邦人のような色々な人の視点で考え
れる(描かれてる)物よりも、太宰のように本人がフンフンっと書き連ねてる物に
自分と同じ価値観を見出す方が、自分は合ってる気がします。
上手く言えないけど。なんかそんなカンジ。
江戸川乱歩好き
>>542さん
内容を詳しく説明してくださって有難うございます。
おかげで、カミュの「異邦人」を読む気がなくなりました。
ここはお前の日記帳じゃない。
誰もお前の感想なんて聞きたくねーんだよ。
チラシの裏にでも書いてろ糞ガキ。
感想はいくらでも書いていいが、過剰なあらすじ説明はいらねえなぁ
>>544の感想は結構言ってること偏ってるから気にしないで読むべし。
自分もこの時期になると必ず再読してるな。
人間椅子
((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
548 :
優しい名無しさん:2005/07/20(水) 21:46:05 ID:aQ87UHSX
サイファって少女マンガ
549 :
優しい名無しさん:2005/07/20(水) 22:00:21 ID:fDkQ1c4K
中島らもの『ガダラの豚』
中井 英夫『虚無への供物』
竹本 賢二『ハコの中の失楽』
この2冊が特に好き。
虚無〜を読んでミステリーが好きになった。
最近は確か新装版が出ていたと思います。
↑訂正。
×竹本 賢二
○竹本 健治
でした。すみません。
アン・マキャフリー『歌う船』
昔のSFだけど物凄く泣けた。
買った本は一杯あるけど、試験があって読めん。
三島由紀夫『春の雪』
物語に吸い込まれるように読破。
早く『奔馬』が読みたい(・ω・`)
>>552 「歌う船」いいよね。
友人に「パーンの龍騎士」シリーズに新刊が出てたと聞いてびっくり。
「魔法の国ザンス」よりターム長いよ。
また頭から読み直しかよ
児童文学、特に日本の女性作家のYAあたりをよく読む。
最近よかったのは
野中柊『ひな菊とペパーミント』
>>555 私は児童文学苦手だからうらやましい
ムーミン借りた時は挿画ばかり見ていた
557 :
555:2005/07/25(月) 12:21:35 ID:ev49NQos
>>556 私、大学院で児童文学やってるんだけど(身元バレそーだなW)、児童文学の範囲ってものすごく幅広いから
いろいろ探してみたら556サンも好きなのみつかるかもよ。
私もアリスとかオズとか苦手なのもあるよ。
「西部戦線異常なし」が気に入ったのですが、他におすすめありますか?
戦争を扱ったものって、架空戦記や政治ものという感じでいいものが見つかりません。
塹壕とか泥とか冷えた食事を食べる兵士を描いたものを探してます。
SFだと「宇宙の戦士」とかです。
戦争・戦場に単に賛成反対ではなく、淡々と描写しているようなものを読みたいです。
とりあえず手元の一冊紹介します
「硫黄島の星条旗」
第2次大戦の硫黄島で戦ったアメリカ兵のバックグラウンドから戦闘の様子、戦後まで扱ったノンフィクション
著者自身が父親の経験したことを紐解いていく。アメリカではかなりベストセラーになったらしい。
>>557 レスありがとうです。
児童文学は今、あさのあつこや森絵都の勢いが凄いので気になってます。
しょぼい市立図書館だけでなく県立図書館も使えるとようやく気付き
早速今日行ってみたら休館日…片道2時間が無駄にorz
杉浦日向子さん
561 :
優しい名無しさん:2005/07/27(水) 17:40:50 ID:X1xSua02
「ベロニカは死ぬことにした」(パウロ・コエーリョ著)が激しく気になる。
でも、読んだら鬱がぶり返しそう・・・
562 :
優しい名無しさん:2005/07/27(水) 17:47:37 ID:6Lnrji3Z
三島の『豊穣の海』第四巻
天人五衰の相が確実に出て居る
それも小の五衰ではなく大の方‥
仏門にでも入ろうかしら
今読んでるのはニーチェの【この人を見よ】と、これを翻訳した西尾幹二の【自由の悲劇】。
あとは、一度でいいから、【韓非子】を読破したい。
自由な社会に対する西尾の疑問は、深い。冷戦終了時に既にこういう認識を抱いていたドイツ
文学研究の大学者を尊敬する。人間は自由の白々しい輝きのみ存在する社会が耐えられるかと
いう認識がすごい。この問題意識は西尾先生の他の著書にもあるみたいで、是非とも、他著書
にも当たって、自分の人生の認識を深めたい。
【韓非子】は、人間不信の絶望の上に築かれた孤独な大思想であり、生来、人間を信じられない
私が人間の【信じられなさ】への認識を深めるために読みたい。これに関連してマーク・トゥウェイン
の【人間とは何か】も、人間不信の名著だから読みたい。
『韓非子』の全文現代日本語訳ってどっかから出てる?
>>561さん
自分もそう思いつつ(かつ、何かしらの期待を込めて)読んでみたけれど、
読了しても鬱はぶり返したり、悪化したりはしなかった。良くもならなかったけれど。
個人的には、『一つの物語として完結しましたね』という感想を抱いたのみ。
566 :
優しい名無しさん:2005/08/04(木) 09:43:24 ID:e6VdN6P9
>>565 dクス
ちょうど角川文庫フェアもやってるし、読んでみようと思う。
花村萬月好きな人いないかな? 「ゴッド・ブレイス物語」とか「重金属青年団」とかすごく良いデスヨ
あっ!こんな所で阿片チンキさん発見!
『ぢん・ぢん・ぢん』は傑作と思います、花村萬月。『鬱』や『ブルース』も良かった。
関係ないけど阿片チンキってモブノリオに似てるよね。
小川勝巳『彼岸の奴隷』、『眩暈を愛して夢を見よ』読了。
凄まじい暴力描写に吐き気を覚えた。登場人物が全員発狂。この作者、病んでる・・・
新堂冬樹や馳星周は笑いながら読める私ですが、さすがにこれには絶句。
ぶっちゃけメンヘラ向きの作家ではないと思うけど、和製クライムのひとつの到達点としては評価できると思う。
衝撃度では『彼岸の奴隷』、ミステリとしての完成度では『眩暈を愛して夢を見よ』かな。オススメはしません。
>>568 チッ、見つかったか・・・じゃあ次は俺が鬼ね
イーチ、ニーイ、サーン(りゃ
>>569>>570 介護入門のガンジャオタクか・・・
小川勝巳は「葬列」しか読んでないや
「ぢん・ぢん・ぢん」は読み終わった時うれしかったよ、かなり根性必要ww
「鬱」の文体はスゴイねぇ、あの作品が作者の分岐点だったような
「ブルース」は切ないねぇ
花村萬月もエロかったりグロかったりするんだが、なんか清潔感がある描写
「風転」もいいよ
>>571 >「ぢん・ぢん・ぢん」は読み終わった時うれしかった
あるあるwwwwまず達成感。
『惜春』は軽くて比較的読みやすいと思う。
自殺関連の本でオススメってない?
自殺マニュアルは既に読んだ
>>573 自殺関連じゃないけど、死体解剖の本とか、人の殺され方っていう本を読むと結構面白い
よ。
自殺とか、死に対して考え方が変わったりする。
おすすめは、上野正彦さんの本と
「人の殺され方」 著者:ホミサイド・ラボさんの本。
騙されたと思って読んでみるものいいかも。
575 :
優しい名無しさん:2005/08/06(土) 13:21:56 ID:CnTUN0zC
「ベロニカは死ぬことにした」、なんともいえない感じ。。。
576 :
552:2005/08/07(日) 01:08:51 ID:xFaz3AvN
>>554 レスありがとうございます。返事遅くてすいません。
他の作品で『天より授かりしもの』と『猫は誰にも気づかない』を読んでみました。
両作品ともヒロインがかっこいい。
もっとマキャフリー作品を読みたいなぁ。
桐野夏生の「グロテスク」1日で夢中で読んだ。
売春なんて遠い世界の話なのに「自分もモテないしババァになったらあんな風にズタボロになって殺されるんだ」
って頭かかえたよ・・・後味悪いけど面白かった。
>>577 グロテスクは読み応えあって面白かったよ
女子高嫌いで中退した者だが
あの付属女子高舞台の話をもっと読みたい
砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない
推定少女
イリヤの空、UFOの夏
心情描写が多めでBAD END気味な話が好き。
最近は山本文緒と乙一の本を集め中。
恥ずかしながら、今更ながら、村上春樹。
以前読んだ時は自分の趣味にあわなかったけど、鬱病になって少し回復した今
読んでみたら、ハマッた。
「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」を読んで、今から
「ダンス・ダンス・ダンス」を読むとこ。
>>578 高校時代面白かったですね。ユリコ姉の視点の時は「和恵ウザス」だったけど
和恵視点の「肉体地蔵」では和恵にめちゃくちゃ感情移入した。
自分は娼婦もエリートでもないけど、誰にも必要とされない、頑張ってるのに認めて貰えない悲しさに共感した。
最後のユリコ姉には「ええー」だけど。
>>580 自分もメンヘルになって村上春樹がすらすら読めるようになった。
「海辺のカフカ」もわかりやすくていい感じ。
反対に、谷川俊太郎がダメになった。
「大きなクリスマスツリーが立った」の一文
キラキラ光っているものは
どうしてもどこかに影をつくる
影しか見えない人だっているんだよ
影のほうがいいとすねてる人だっているんだ
そんな人にかぎってほんとうは
もっともっとキラキラ明るいものに
それが何かはよく分からないくせに
もう泣きたくなるほどこがれているのさ
かなり凹みました・・・。
三島由紀夫の「仮面の告白」とサブカル好きの兄からもらった「チェ・ゲバラについて書かれた伝記(タイトル忘れた)」
この2冊が俺の小6から中3にかけてのバイブルだった
二人に心酔してたから革命的な事がしたくて「文化祭ボイコットを陣頭指揮するも、2、3人しか賛同者が集まらず、結局タダの欠席扱いにされた思い出」
甘味0%の酸っぱいだけの思い出・・・orz
漫画では「RAINBOW」を最近読んだ
評価の高い作品だけあって素晴らしかった
阿部譲二原作だけあってリアルな描写
柿本正澄の作品初めて読んだけど、画風は高橋ツトムに似てる
でもコマ割りのセンスは高橋以上の素晴らしい漫画家さん
3つともオススメしときます
長文ゴメンナサイ
あと、沈んでるんであげときます
>>「チェ・ゲバラについて書かれた伝記(タイトル忘れた)」
それ今度読もうと思ってたんだけど、仮面の告白かぁ…。
自分も昔は三島好きだったよ。厨房や工房には衝撃的だからという意味で。
割と最近、仮面の告白を再読したけどナンダカ…だったので、そんなあなたの
バイブルからすると、ちょっと微妙に思えて来ました。
今さら読んでも、別に〜って感じで終わるかなー。と思ってしまう…。
>>580 春樹はノルウェイの森しか読んだ事なくて、スラスラ読めた記憶はあるのですが、
特別印象に残ってないんです。
何年も前の事だから、改めて今読んだら違う感想が出て来そうな期待から
今更ながらに再チャレンジしたいと思ってる作家ですよ。
だから、今更と言わず、感想お願いね。
>>584 >この2冊が俺の小6から中3にかけてのバイブルだった
まぁあれだ、文学ハマりはじめって美しい文体に憧れるじゃないか?
泉鏡花とか三島とか
少々陳腐でも通過儀礼ってことで、まだ未読の人は読んでみたらいいかなと
京極夏彦の京極堂シリーズもおすすめ。
2年前くらいから難しい本が読めなくなりました。
今、「読んでる」というほどではありませんが、
手芸やアロマの本は良く借りて読みます。
「白とナチュラルのソーイング」「お風呂の愉しみ」
それから以前買った「自然治癒力をひきだす食事と手当て」はたまに読みます。
今、めがねが合わなくなって、字が見づらいです;;
珍しく本を読もうと思って、あさのあつこの「福音の少年」ての読んだら
柏木に感情移入しすぎて鬱復活。
感想思いつかない小説なんて初めて読んだ。
何が面白かったのか、何が辛くて今鬱なのかが全く説明出来ない。
みんなにもこの意味不明な鬱を味わってほすぃ…
私は引き籠もりとまではいかないのですが、内省的な性格で悩んでいます。
カフカなどの現実逃避性のある小説を読んだりして、辛うじて保っています。
どなたかそのような小説を紹介して下さい。ちなみに梶井基次郎はやや
苦手です。読んでいると苦しくなります。カフカのように情景描写が優れた
ものを求めています。
SF読みはいるかな?
コードウェイナー・スミスという作家さんに夢中です。
冷酷なまでに美しく、優しいかと思えば残酷な面も持ち合わせたスミス氏の未来世界に魅了されます。
なんともいえない読後感が残ります。
あとSFなら古いけどH・G・ウェルズも好きだな。「タイムマシン」が一番好き。
「モロー博士の島」はちょっと鬱になるかも。
H・Gウェルズは読んでみたい。あとヴェルヌでしたっけ、「地底旅行」を
書いたの。あの人の作品も好きです。
>>591さん
ヴェルヌもいいですね。私も好きです。
ウェルズもヴェルヌも古典だけあって、いろんな訳で読むことが出来ます。
読み比べとか出来ますよ。微妙に訳者によって表現が違うのがおもしろい。
ウェルズの作品で子供向けの本になっているものがあります。
「タイムマシン」とか「宇宙戦争」、「モロー博士」もあったかな。
分かりやすい表現で挿絵などもあるので、気楽に読めると思います。
図書館で借りるのはちょっと恥かしいかもしれませんが・・・
>579さん
私も最近「イリヤ」読みました。
ラノベは久し振りだったんですが、心理描写とか風景のディティールの
再現がうまいなあと思いました。
最終巻の怒涛の展開には号泣しました。
>>590 「たったひとつの冴えたやり方」だっけ?
あの作者は女性で銃で自殺して亡くなったんだよね?
梶尾真治の「美亜に送る真珠」もいいよ
SFか……。
日本人作家だけど菅浩江は結構好き。
SF
ジェームズ・ティプトリー・ジュニアが良かった。
接続された女とか愛はさだめ、さだめは死とか
強烈に印象に残ったのは
「人間以上」
互いの不足を補いつつ常人以上の能力を獲得する集団生命体
特にラストが。
SFでは「虎よ、虎よ!」「宇宙の戦士」「夏への扉」「人間以上」
「リングワールド」「ティーターン」なんかが良かったです。
スミスも読みましたけど、「鼠と竜のゲーム」所収の
「アルファ・ラルファ大通り」なんか高級すぎてよく分かりませんでした。
ル・グィンとかスミスとか高級なSFは挫折しやすい。
そういう高級なSFが好きな人は知能指数が高いと思います。
日本のものでは「ダーティーペアの大冒険」なんかが面白かったです。
安彦良和のイラストも素晴らしかった。
598 :
優しい名無しさん:2005/08/23(火) 22:39:31 ID:3GKdQUJW
オススメの短編とかある?ホラーとか
599 :
優しい名無しさん:2005/08/23(火) 22:42:32 ID:xatnafIT
ホラー……分からないや、ごめん。
平安王朝ものが好きでよく読んでる。
あとは円地文子とか、マーク・トゥエインの遺構とか。
600 :
優しい名無しさん:2005/08/23(火) 22:49:48 ID:ZW2yauBo
山崎豊子の沈まぬ太陽 先輩から面白いと言われたけど読むのに疲れる
>>598 短編なら「サキ」がオススメ
ブラックユーモアではピカイチの短編作家
ホラーじゃないけど、
「雨月物語」上田秋成
「人体模型の夜」中島らも
この2作は日本を代表する綺談小説の秀作だと思う
未読なら是非読んでみてください
>>598 個人的に最強の短編は夢野久作の『瓶詰の地獄』
竹本健治の『恐怖』も、これぞホラー短編って感じで良かった。
どっちもめっちゃ短いよ。本屋で思い出したら立ち読みでどうぞ。
603 :
優しい名無しさん:2005/08/28(日) 12:38:00 ID:dnZ/BJAy
604 :
優しい名無しさん:2005/08/28(日) 12:52:55 ID:dgkA33sH
ホラーは苦手だけど、角川文庫「新耳袋」とハルキホラー文庫「百物語」
は大好き。新耳袋の解説でどなただったか、「我々は怪談に癒される。
怪談を欲している」という意味の文章が書かれていて、「たしかに癒し効
果がある」と感心した。
俺からのお勧めはエンジェルハート(漫画)
シティーハンターの続編みたいなものだが、ファンからは意味嫌われ続編と認められない作品。
しかし、それはシティハンを見た奴が縁エンジェを許容しないだけであって、エンジェ単体で見ると物凄い面白い作品である。
一見の価値はあると思うぜぇ〜。
606 :
優しい名無しさん:2005/09/01(木) 03:50:53 ID:OzDPPWL7
>>575 ベロニカ気になってるのですが、なんともいえないとは、ズバリ
イマイチって事ですか?
気になってるけど、他に読みたい物も一杯あるから。。。
>>593 イリヤは俺は3巻の途中から激しく欝になって、それ以上読めんままになってる…
俺みたいに本読んで現実逃避型の人にはかなりきついかも。
608 :
優しい名無しさん:2005/09/01(木) 04:43:46 ID:NlLEVDtz
サイコって漫画を読むと頭がなんかおかしくなる気がする。
影響受けすぎだな俺…
だからもう二度と読まない。多重人格系の本。
609 :
優しい名無しさん:2005/09/01(木) 04:47:43 ID:UJSYrkg5
たった今、吉本ばななのキッチンとムーンライトシャドウを読み終えた
読みやすい小説なのに、鬱で活字が苦手になってたから読むのに苦労した
610 :
優しい名無しさん:2005/09/02(金) 13:17:17 ID:NGYESRcc
和田秀樹「ビジネスマンのための心理学入門」(角川書店)
わかりやすく書かれていて、心理学に興味のある方にはお勧めです。
それにしても、調子が悪いときは本も読めなかったから、僕もかなり
回復してきたのかな?
>>606 575さんではないが
自分は期待したほどのものではなかったな
今読めばまた違うかな?(読んだの数年前ナノデ
昔(2年くらい前まで)は、3日で1冊とか小説読めたのに、
今じゃ1年で10冊前後しか読めない…。
好きな作家は
乙一 京極夏彦 原田宗典 江戸川乱歩 平井和正
くらいかな。
ヘルマン・ヘッセは『車輪の下』よりも『少年の日の思い出』の方が好きです。
最近読んだ本は、ニュートンくらいかな(科学雑誌だけどね)。
漫画だと、ドラえもんが好き。
大長編ドラ読んで泣くと、ちょっとすっきり。
コミックスに挿入されている、武田鉄矢さんの詞も、ぐっと来るものがあるなぁ。
あと、ドラえもんで「思い出せ!あの日の感動」(だったかな?)を鬱の時に読むと、
泣けてくるです。
のび太くんの
「あのころは毎日学校行くのが楽しみだったっけ。」
「いつからこうなったんだろう…。いつから…。」
という台詞を鬱の時に見て、泣けるのは私だけかなぁ…。
先輩から【ナウシカ解読】というユートピア論の本を借りたけれど、読む気がしない。
一度、自力でリルケの【マルテの手記】を読破したいと思っている。
>>611 レスありがと。これで後回しにする踏ん切りが付いた。
アマゾンで単行本ばかり5冊注文してるんだけど、届かないよ。(´・ω・`)
今は宮部みゆきばかり読んでます。
少し前に読んだ黒武洋の「そして粛清の扉を」もよかったです。
暗いときにはとことん暗くなった方が落ち着く方にはオススメです。
(*´ー`).。o○(・・・あ〜京極夏彦氏のもたまってるなぁ)
京極夏彦は、読んでいる間に自分の中で凝り固まったモノを
落としてくれる感じがして、すっきりする。
「狂骨の夢」あたりはアハハって。
古川日出男『ベルカ、吠えないのか?』読了。
凄まじい傑作という気もするんだけど、古川語、エスカレートしてない?なんつーかもうヘロヘロ。
歯を食いしばって読んだ。超消耗。何これ?もう年なのかな?うそやだ認めない!うぉん。
age
622 :
優しい名無しさん:2005/09/10(土) 06:04:57 ID:8E58ouHd
(-_-)
(∩∩) スティーブン・キング
オモシー。
623 :
優しい名無しさん:2005/09/10(土) 11:09:19 ID:qDLRnrQ7
漫画だけど、のだめカンタービレ面白いよ。
624 :
優しい名無しさん:2005/09/10(土) 15:59:03 ID:BlgBbAca
松岡圭祐。なんか身につまされる。
メンヘラがいっぱい出てくるんだもん。
625 :
優しい名無しさん :2005/09/10(土) 16:39:35 ID:UGvf5j9P
626 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 20:33:05 ID:PtuNYDlI
スティーブンキングは面白い、間違いない。
鬱で長文が読めなくなったとき、
コバルト文庫の東京S黄尾探偵団読んでリハビリした
これ小説だけど漫画みたいに読めたから
天童荒太
読むだけで、一週間は心に穴がぽっかり空いて呆けてしまうくらい威力のある作品
ぜひ一読すべし
629 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 04:21:23 ID:/WQolFVL
いまさらながら「フロイト先生のウソ」と「心の専門家はいない」を読もうと計画中。
後者はパラパラ立ち読みした限りではビミョーな感じだったけど、とりあえずもー1回
ちゃんと読んでみる。
精神分析とか心理療法の現状レポみたいな本はないですかねー。
ひとつの心理療法の宣伝をすんじゃないくて、完全に中立な立場に立って、
比較分析してるのがいいな。
630 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 04:35:48 ID:dv4eQRAz
>628
天童荒太ですか、確かに威力ありますね。
落ちてる時は危険なんじゃなかと、自分は思います。。
天童荒太読んでると息苦しくなる
心理学化する社会
633 :
mi:2005/09/12(月) 02:28:41 ID:Y4YZbhZi
>>632 それ面白かった。
まあ、環のことだから各論は一般人にはどーでもいい精神分析やらサブカルやらの話ばかり
なんだけど、総論としては本当に大事なこと言ってると思った。
今の日本社会(というか、日本のマスコミが垂れ流す膨大な言説)は、
人間や社会の理解というのを、心理学や精神医学に頼りすぎてると思う。
ちょっと変な人がいればすぐ病名つけてわかった気になってるだけ。
なんか大きい事件がおきればすぐPTSD。
人間関係がうまくいかない原因は幼児期の虐待やらレイプ被害。
そうやって簡単なラベル張りで済まして、その先をまったく考えてみようともしないからね。
こういう人間はこれ、あいう人間はこれ、っていう風に人間理解がマニュアル的になってる。
マヌエル・プイグ
蜘蛛女のキス
635 :
優しい名無しさん:2005/09/12(月) 07:57:54 ID:WuUhwWlc
徹夜して読んだ、青の炎
何か久しぶりに本を読んだから言葉とか分からなかった…
漫画ですが是非是非オススメ
「marieの奏でる音楽」(古屋兎丸)
機械文明批判という、
もう何百年も前から様々な媒体で扱われた、
手垢のつきまくったテーマをわずか単行本2冊で消化
抜群の画力(俺の知るかぎりトップ)、
独創的なストーリー、
プロットを練るのに相当、
腐心したであろうと思われる伏線の使い方等など・・・
褒めだしたらキリがないんだが、
俺の価値観(甚だ不確定で怪しいモノだが)の中で、
ただただ、美しいと思った
今、不仕合わせな人、
今、生き辛さを感じてる人、
に是非読んで欲しいです
長文、駄文失礼しました
637 :
もゎんか:2005/09/12(月) 21:10:00 ID:6T2gP07h
最近読んだもの
「恋人たち」
SFです。
638 :
優しい名無しさん:2005/09/13(火) 17:02:43 ID:XOs7ZlE0
ドグラ・マグラを最近読み始めました。
ドグラ・マグラ読んで気が狂った人手ぇ上げて。
読む前から狂うてますがな
でもキチガイ言いすぎだよねw(そこがいいのだが)
今下巻の最初の方
福岡人なので舞台が福岡でうれしい
夢野久作ってすごいなあ
自分も読んでる途中で、読み終えました〜
まったくどこが狂っているのか分からないw
面白い推理小説です。
太宰治の「人間失格」も、全然失格じゃないよー
って言って欲しいの?という感想。
家畜人ヤプーは、表紙がダメで読む気がしなかった・・・。
641 :
カラン ◆hNCx62prg6 :2005/09/14(水) 13:52:24 ID:dS9MDcSA
頭がうまく働かないので、昔読んだ本読み返すこと多い。
最近は西澤保彦とかかな。タックが好きだ。
642 :
黒蜜:2005/09/14(水) 14:03:11 ID:DJLVNntH
太宰治は斜陽が好きだったなぁ。なんとなく。
あとはらもさんの短編集で、白いメリーさんとか、日の出街いきいきデーとかが入ってるやつ。
最近は漫画ばっかりだな。
643 :
優しい名無しさん:2005/09/14(水) 15:14:04 ID:3ygdPRLa
多重人格の小説でおすすめってないですか?
644 :
優しい名無しさん:2005/09/14(水) 15:32:44 ID:uVFwyaek
車輪の下/ヘッセを読んでます
リンドグレーン「長靴下のピッピ」
名作
647 :
カラン ◆hNCx62prg6 :2005/09/14(水) 16:54:22 ID:dS9MDcSA
あ、あと忘れてたけど、漫画の
「なんて素敵にジャパネスク」「何て素敵にジャパネスク人妻編」
読んでます。
古本屋で人妻編買ったらなんか懐かしくなって、
リア厨時代に買った本編?を引っ張り出してきて読んでます。
原作は氷室冴子さん、漫画は山内直美さん。
一応平安時代のお話ですが、かなりぶっとんだ内容になってます。
648 :
もゎんか:2005/09/14(水) 16:59:26 ID:HpUBBY2J
エロイカより愛をこめて
おいら男だけど大好き。
昨日、椎名誠の地下生活者読んだ。
メンヘルの人向きじゃないね。
武装島田倉庫は大好き。
649 :
優しい名無しさん:2005/09/14(水) 17:10:13 ID:+wLpgBFq
>>647 いい事聞いた。氷室冴子さん好きだから今度読んでみよう。
ありがとう。
少しあがり調子な気がしてたんだけど
やっぱりまだ読めない・・・・
図書館、返済日すぎちゃったよorz
そういう時もあるよ
気長にいこう
またすぐ読めるようになるさヽ(´ー`)ノ
吉本ばななさんの作品が好きだ。
特に『アムリタ』。
記憶がぽっかり抜けている私にはうってつけだ。
あと群ようこさんのエッセイ。
笑えたり泣けたり。
動物や群さんの母がとてもいい。
元気が出てくる。
655 :
カラン ◆hNCx62prg6 :2005/09/15(木) 05:04:53 ID:k1wHl5KJ
>>649 白泉社はなゆめコミックですよー。
人妻編の前のはコミック版では絶版なので、漫画文庫あたりがいいかと。
買ってから一年以上読みかけだった本を読み直しています。
「ヒトクイマジカル」西尾維新
話を忘れてるんで、最初から読んでます。
シリーズ最初の「クビキリサイクル」とかは割と良かったんだけどなー。
だんだん作者の趣味が…
ま、本なんてそんなもんでしょうけど…
656 :
優しい名無しさん:2005/09/15(木) 05:14:37 ID:G6fuiGv+
ブコウスキーは神
漫画だと一条ゆかりの
「プライド」
他は模倣犯とか。
なんか簡単なエッセイとか。
再読率が高いのは、
カポーティー「遠い声 遠い部屋」
ヘッセ「クヌルプ」
ゴールズワージー「林檎の樹」
アーサー・C・クラーク「遥かなる地球の歌」
コードウェイナー・スミス「ノーストリリア」
H・G・ウェルズ「タイムマシン」
日本作家だと、
村上春樹「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」
宮沢賢治「よだかの星」「銀河鉄道の夜」
吉本ばなな「アムリタ」「キッチン」
・・・なんかバラバラだなー
660 :
もゎんか:2005/09/16(金) 17:54:07 ID:msk0+yBJ
SFもの
昨日読んだ「スローターハウス5」
映画化もされてるみたいなので、観てみたいなぁ。
「退廃姉妹」
通勤時間にちびちび読んだ
久々の島田ワールド
>>643 どういうのを期待しているのかは分からないけど
多島斗志之の症例Aなんてどうだろ?
663 :
もゎんか:2005/09/17(土) 16:33:05 ID:+AQRWg4J
今日は「スポンサーから一言」を読むつもり。
ブラウンの長編は好き。短編はどうかな?
664 :
優しい名無しさん:2005/09/17(土) 23:14:33 ID:aP/hvnY1
665 :
優しい名無しさん:2005/09/17(土) 23:37:03 ID:jXy1KYay
別にメンヘルと関係はないけど…
『静かなるドン』を読み耽ってます。
666 :
優しい名無しさん:2005/09/17(土) 23:48:22 ID:gSEkgbM+
ほしよりこ
「きょうの猫村さん」
マイブーム♪
667 :
もゎんか:2005/09/17(土) 23:52:27 ID:+AQRWg4J
SF好きなひといねが?
668 :
優しい名無しさん:2005/09/18(日) 00:08:02 ID:2J0yIzid
江戸川乱歩の‘芋虫’読んだ時はかなり衝撃受けたな。あとね‘虫’。
669 :
優しい名無しさん:2005/09/18(日) 00:19:03 ID:s4rEB9Zx
虫といえばカフカ「変身」
670 :
優しい名無しさん:2005/09/18(日) 00:23:02 ID:aF5+BseE
>>657 ブコウスキ面白いよね。私も好きだ。
アウトロー作家としては、チャック・パラニュークも面白い。
現代日本の小説は、いまいち不作かなあという気がする。
いいのもあるんだろうけど…
ヘッセとかドストエフスキーとか、読んでみると面白い。昔なぜかはまった。
>>668 「芋虫」江戸川乱歩で一番好き
何度も読み返したくなる
672 :
もゎんか:2005/09/18(日) 17:12:13 ID:XhV4L99l
芋虫・・・・何度も読み返したくなるか・・・・
まぁにたような人をインドで見たけど、まだ子供ですた。
673 :
優しい名無しさん:2005/09/18(日) 17:53:47 ID:5OEmOXWr
>>672 インドの少女を買春したんだな!?
通報しますた!
674 :
もゎんか:2005/09/18(日) 17:58:27 ID:XhV4L99l
>>672 アホやろおまえ。
頭ん中ねじくり曲がっとるんとちゃうか?
675 :
もゎんか:2005/09/18(日) 18:01:54 ID:XhV4L99l
あ、いけね自分に文句言っちゃった。
>>673 だよ。
676 :
優しい名無しさん:2005/09/18(日) 18:11:09 ID:GswmCZbM
これから「狂気と王権」読み始めます。
個人的に興味のあった大正天皇の病気のことが書いてあるそうなので楽しみ
>>674 ( ´,_ゝ`)プッ ねじくり曲がってるのはアンタじゃんw
678 :
もゎんか:2005/09/18(日) 19:04:48 ID:XhV4L99l
はいはい。
『芋虫』って戦争で手足がなくなった人の話だっけ。
680 :
優しい名無しさん:2005/09/19(月) 01:11:25 ID:cpqGTevp
>>679 で、その動けない夫を愚弄する妻の話。最後とかかなりショックだと思うんだけど…そう思うのは私だけ?
ショックな話や意味不明の話がメンヘルになるとすらすら読めます。
こういう系の本は今のうちに読んでしまおうと計画してますw
村上春樹の「海辺のカフカ」も健康な時なら、何これ?
雰囲気を楽しむものなの?って思いそうですが、
今なら意味分かりすぎるくらい分かって、おもしろかった。
『海辺のカフカ』、中学んとき読んだけど、普通に面白かった。
確かに読んでた頃はちょうど普通じゃなくなってきたときだったな。
芋虫は別にショックな話じゃないと思う
最後は感動で鳥肌たったよ
684 :
優しい名無しさん:2005/09/19(月) 15:44:10 ID:wQa3jJPK
中島らもの「ガダラの豚」「なにわのアホぢから」「ビジネス・ナンセンス事典」
キース・ハラリー パメラ・ワイントロープ の「30日でできる超常体験」
推理小説好きなら有栖川有栖
だけど人によっては社会性がキツすぎるかも
(暗い宿、絶叫城殺人事件、あたりは)
初期の、まったり読める本がおすすめです。
今日は横溝正史『犬神家の一族』
芋虫はこないだ読んでショックを受けました。泣いた。
687 :
優しい名無しさん:2005/09/19(月) 22:33:10 ID:okU/QSvj
内田樹さんの本が好き
688 :
優しい名無しさん:2005/09/19(月) 23:00:40 ID:DWgDypSH
金城一紀
689 :
もゎんか:2005/09/20(火) 20:12:48 ID:qs84fkh7
死霊たちの宴(上)図書館で借りて一気に読んだ。
ゾンビ好きにはたまらん。
691 :
もゎんか:2005/09/20(火) 21:57:32 ID:qs84fkh7
どのマイケル?
シェンカーなら、ライブ観たことあるけど・・・。
693 :
もゎんか:2005/09/21(水) 15:11:30 ID:jgu3enaZ
スリラーのPVは大好き。
踊りがピシッとみんな合ってるもんなぁ。
本人自体は気持ち悪いのですきじゃないが・・。
昨日、「奇跡の人」真保祐一を読んだ。
695 :
カラン ◆hNCx62prg6 :2005/09/22(木) 20:47:31 ID:a/9N8Vl9
前にも書いたけど、「ハチミツとクローバー」羽海野チカ
美大を舞台にした切なくて爆笑できる恋愛ギャグ青春ものです。
今はアニメ化なんかもしてるみたいですね。(テレビ見ないから知らない)
昔は爆笑してたところがあまり笑えなくなり、切ないところは泣くように。
とりあえず漫喫ででも読んでください。
集英社クィーンズコミック、白い背表紙です。
>>685 アリス、私も好きです。早く長編新作でないかな。
短編集でお茶を濁すのはもう飽きたよ。
なんか『芋虫』再読したくなってきた。確か新潮文庫の乱歩短編集だったよね?
698 :
もゎんか:2005/09/24(土) 19:53:23 ID:e5NADeXQ
なんでそんなに精神的に不快な小説よむかなぁ?
症状悪化せぇへんか?
699 :
優しい名無しさん:2005/09/24(土) 19:54:37 ID:33fERadY
「marieの奏でる音楽」読んだ
書店でなかなか見つからなくて苦労したよ
読んで良かった
阿片チンキ ◆m5KklGGsHg さん、どうもありがとう
他にもおすすめあったら教えて
>>696 私は新潮文庫の短篇集で読んだよ。新潮文庫ってカバーについてるマーク集めて送るといろいろもらえるんだよね。前にパンダのキーホルダーをゲットしました。
702 :
優しい名無しさん:2005/09/26(月) 21:25:17 ID:j6//A66B
糸井重里「海馬」(対談)が面白かった
鬱病の人は前頭葉が働くなるとか
そんな話題がメイソではないですが
>>700 あ・・・なんかマジでうれしい
こんなとこに書いても誰も読んでくれないのが当たり前と思ってたから・・・
しかも本屋巡って探してくれたのか・・・
こちらこそ読んでくれてありがとう
墓まで持って行きたい小説は数あれど、
漫画ではマリィが唯一そう思った作品なんだわ
ほかのオススメは
「素晴らしい世界/浅野いにお」
「ひかりのまち/浅野いにお」
どちらも小学館から出てます
これもマリィほどじゃないけど衝撃だった
コマ割りと構図のセンスが天才的
短編なんだけど、どの話にも共感してしまった
日常に絶妙な比率で非日常が混じっていて、
リアルなのに陳腐じゃない
各物語に共通するのは安易な結論に逃げない点
けして優しい結末じゃないけど、微かな希望らしきモノを示して終わる
好みは別れるかもしれないけど俺は大好き
例えようにも他に類がないタイプの漫画家さんです
よかったら読んでみてください
>>703 早速ありがとう!!!
また本屋巡りの旅に出るよ!
すぐ見つかるといいなぁ^^;
705 :
優しい名無しさん:2005/09/27(火) 20:49:36 ID:+KwcKNxi0
アウトオンアリム
長いけど面白かった
通訳の人が上手なのかも
706 :
巧:2005/09/28(水) 10:52:16 ID:V3sDqbDt
うーん、基本的にミステリー好きかな。「三月は紅き淵を」(作者:恩田陸
講談社文庫)や建築探偵シリーズ(篠田真由美・講談社ノベルスと講談社
文庫)などを読んでいるんだよ。
京極夏彦の百器徒然袋読んでる
榎木津おもろいなあ
気楽に読めるしいいわこれ
病院の待ち時間とかに読みながらニヤついてます
708 :
蛋白質 ◆Kg.K.Uj.Xs :2005/09/28(水) 12:03:19 ID:DwFC0u9n
聖書
柳美里の戯曲
初期の村上龍
今は遠藤周作と古典
京極はおもしろい。
今は塗仏の始末読んでる。
榎木津みたいな人間が周りにいたらいいのに。
自分は関口に共感するw
710 :
優しい名無しさん:2005/09/28(水) 23:56:55 ID:epdIcFAB
そうそう
読んでるうちに関口とほとんど同化してしまう
川赤子とかは読んでで鬱になった
711 :
巧:2005/09/29(木) 13:07:58 ID:eePe3XrN
京極堂シリーズは人気がすっごくあるんみたいだね。
まっ、映画化にもなったわけだから、映画見た人が原作本を読むって
言うことも十分有り得る事だから。
>>711 映画は面白くないらしいから見てないよ。
「姑獲鳥」は7年前くらいに読んだなぁ。
作者が最初は漫画で書こうとして、無理っぽいから
小説にしたらしいから。
本は厚いけど、内容は漫画っぽいから読みやすいよ〜。
本屋に行って漫画買ってきた。
『大奥』よしながふみ
正直あんまりおもしろくなかったけど、授業の発表とかレポートにいつか使えるかもしれんと思った。
フェミニズムの視点であーだこーだ言えるのかも。
クッキーで『NANA』の続きを読む。
なんか話が自分の予想と違う方向にいってる気がする。
これだけ社会現象になった漫画がどういうラストをむかえるのか興味がある。
714 :
もゎんか:2005/09/30(金) 18:45:16 ID:uOyNW9C+
SFすきナ人いねが?
京極堂シリーズの2作目「魍魎の匣」はかなりSF入ってるような気もするけど。
あの分厚いやつね
最近薄いのが出たね
「小説 十八史略」と「言志四録」を並行して。
うーん、やっぱ戦後の日本は「人づくり」をしてきていないなと痛感。
こんなにいいテキストに着目しないのはイタすぎるよ。
本田透『電波大戦』(太田出版)読了。
本田氏は前著『電波男』が売れたので危うく女性からモテそうになったという。
オタクを襲うそんな「モテの魔の手」からの護身術が本書には書かれている。
オタクに限らず世の中には「ちょっと病的な男性」を好む女性がいる。
太宰治や尾崎豊などがモテてしまった病的な男性の典型例である。
いかにしてそんな女性からの「モテの魔の手」から護身するか。
その回答が本書には書かれている。
二次元萌え男性必読。
電波系オタクはつににここまで来た・・・
中島らもの「ロカ」。
病気が悪化して小説から遠ざかっていたが、一気に読めた。
「これからは本当のことしか書かない」と公言していたらもの遺作。
未完結ながらも、自分ではらもの作品の中で一番いいと思った。
らもの作品に流れる空気感が好きだ。
村上春樹の登場人物はボダっぽい人多いけど
本人もそんな感じの人なんだろうか。
>>721 全然ボダっぽくない印象。
エッセイなどを読む限りでは普通の面白いおっさんでした。
今度トニー滝谷が映画化(DVD?)されるね。
あの主人公が村上春樹を若くした感じに見える。
顔が似ててびっくり。
723 :
優しい名無しさん:2005/10/08(土) 13:24:35 ID:pXgi0myu
ヘッセの車輪の下をさっき読み終わった。
主人公に共感してただけあってちょっと憂鬱になった。
>>722 「ノルウェーの森」の直子の行動が分かりすぎるくらい分かってしまいました。
普通の人が読んだら、不思議なキャラクターで不思議な雰囲気を出す要素
なんだろうと思いますが。
725 :
優しい名無しさん:2005/10/08(土) 14:16:03 ID:vuGpOSz5
「心臓を貫かれて」
「ホームレス作家」
>>724 突撃隊もメンヘルだったという裏設定に気付いた?
727 :
優しい名無しさん:2005/10/08(土) 14:56:36 ID:rLcEp41P
「星の王子さま」
>>726 実は上巻読んで、間に「風の歌を聴け」を読んだので
まだ最後まで読んでないですw
というか、全員メンヘルに思えます。緑も典型的なボダだし。
ワタナベくんは冒頭PDっぽいし。
最初の「井戸」も心の暗闇の比喩かな〜と思いながら。
カフカはもっと抽象的だったけど、「生と死」と「正常と異常」の
間が読んでて心地よかったです。
ノルウェーはカフカに比べるとかなり分かりやすくてちょっとびっくり。
「NHKにようこそ!」
世の中には俺を傷つけるためのプロジェクトが陰で存在すると考えていた超被害妄想の俺にマッチする本だ!!!
俺は今でもたまにそういうこと考えてるわ
読んでみようかな
>>728 ねじまき鳥クロニクルに出てきた女の子の方がもっとボダっぽいよ。
「死」を解剖してみたいの。とか電波な発言するし。
それが嫌味なくすっと入るからこの人好き。
>>731 ねじまき鳥も読みたいなぁ。
この人の小説やけにバブリーに洒落た感じが鼻につくけど
言葉のセンスとか、言い回しはかなり上手。
ただ、猫たんは殺さないで欲しい・・・。
猫たんが大好きって本もあるよ。
タイトルは「ふわふわ」
今更ながら『永遠の仔』を文庫で読んでいます。
今、四巻目の途中です。
ひさしぶりに面白いです。
ただ、やっぱりメンヘル的にはアレというかなんというか。
私自身は幸いああいう体験とは無縁でしたが、
読んでから寝ると夢見が悪いです。
この間坂本龍一と天童荒太の対談を読んだけど、
天童さんも永遠のコの読者のレター読んで、まともに受け取りすぎて
心身症になったっとか。
クリエイタの宿命かもしれないけど、こういうストイックな人はイイッス
736 :
優しい名無しさん:2005/10/10(月) 13:17:36 ID:gZgxkEzO
和田亜希子「アフィリエイト徹底活用術」
これで儲けられるとは思っていないが・・・。
737 :
もゎんか:2005/10/10(月) 13:28:39 ID:0+Fpo/qp
つぎの岩んにつづく
ラッカーの話はわかりにくいけどひきこまれるよ
738 :
優しい名無しさん:2005/10/10(月) 17:59:36 ID:kM9OsMB+
漫画だけどガラスの仮面
あり得ない話にビックリ
739 :
優しい名無しさん:2005/10/10(月) 18:10:20 ID:mFUQ5nbl
普段はSFものか京極とかグインサーガとか読んでます。
なにか、前向きに生きるためのヒントみたいなものが得られる
そういう本でお勧めのものありますか?
最近、本当に自己改革が必要だなとか思ってまして・・・。
どんな会社に行っても必ず鬱な気分になってて・・・。
>>739 つ【将棋入門】
ネタじゃないです。物語じゃないけど・・・
>>739 小野不由美の「十二国記」シリーズはどうだろうか?
ラノベという枠を越えて支持されているし、少女の自律というテーマを恋愛を差し挟まず描ききって力強い。
「誰かが誰かより辛いなんて、うそだ。誰だって同じくらい辛いんだ。生きることが辛くないやつがいたらお目にかかってみたいよ、おれは。」
『風の万里 黎明の空』より引用
あと、SFで面白いと思ったのはモニカ・ヒューズの『イシスの灯台守』『イシスの後見人』。
連投&チラ裏スマソ。
一昨日『永遠の仔』読了。
読み終わってなお、本の世界にもっていかれている気分。
こんな事態はあまりにひさしぶりなので少し狼狽える。
本を読むことは長く私の支えで、本は常にボロボロ。細部まで情景は鮮烈に胸に刻み込まれ、一文一文を暗記する程だった。
ローラやアンやアンネはあまりに親しすぎた。
そんなだったから、大学院で文学を研究すること選んだ。
だけど、いつしか感性は死んで、ページを繰ることは義務になり、読後の感動など3秒で消えるようになっていた。
さらに連投スマソ。
でも、まだこういう事態に陥るだけの感性は残されていたのか。
この時期になっても修論が一文字も書けず、退学か留年か…留年してもまた同じことの繰り返しかと考えている。
『永遠の仔』は修論のテクストにはなりえないけど、また以前のように文学に情熱と愛情を掛けることが私にできるのか?
スレ汚しすいません。ちょっと寝呆けてるんで見逃してやってください。
小説じゃないんだけど
中島義道って人の「カイン」
泣いた・・・。
アダムとイブが地上で生んだ初めての子にしてアベルの兄
そして神への怒りから弟を殺し人類史上初めての殺人者となった男
>>739 つ「G戦場ヘヴンズドア」
全三巻。マンガだけど読んでみてください。
最後まで尋常じゃないテンションで話が進みます。
749 :
優しい名無しさん:2005/10/14(金) 00:43:28 ID:YS+wnNFH
カチアートを追跡して
ティム・オブライエン著
面白かった。
750 :
ホットカルピス(;´Д`)ハァハァ ◆PDG4DGZXd2 :2005/10/14(金) 02:51:18 ID:L732qSYQ
カルピスからの一言
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(; ´Д`) < 低学歴の皆さん こんにちは
_, i -イ、 | ホッカルさんです
(⌒` ⌒ヽ \________________
ヽ ~~⌒γ⌒)
ヽー―'^ー-'
〉 |
/ |
{ }
| |
{ ,イ ノ
赤塚漫画が面白い。やめられへん。
752 :
ホットカルピス(;´Д`)ハァハァ ◆PDG4DGZXd2 :2005/10/14(金) 03:50:16 ID:L732qSYQ
カルピスからの一言
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(; ´Д`) < 皆さんは感受性が高いが低学歴者だという事が
_, i -イ、 | 分かるチョイスですね・・・
(⌒` ⌒ヽ \________________
ヽ ~~⌒γ⌒)
ヽー―'^ー-'
〉 |
/ |
{ }
| |
{ ,イ ノ
京極夏彦を最近読みまくってます。うつ病気味の関口ってキャラが
いるんですが、俺に似すぎて親近感を覚えます
関口君といえば川赤子
755 :
もゎんか:2005/10/15(土) 17:57:50 ID:7J4nVcrv
ラファティ好きな人いる?
「そして粛清の扉を」黒武洋
「症例A」多島斗志之
「ナイフ」重松清
「女盗賊プーラン上下」プーラン・デヴィ
「ブッキングライフ」高田裕三
京極堂シリーズ
攻殻機動隊
下二つは好き嫌いが激しいだろうけどあとのは読みやすいです。
『ハッピーバースデー』(青木和雄:児童書)、『遺書 5人の若者が残した最期の言葉』購入。
17の時に向かいの家に住む幼なじみ(で、はとこ)が自殺。原因不明。
6年以上が経って基本的に忘れて穏やかに日々を過ごしているけどたまにこういう本をチョイスしてしまう。
大槻ケンヂのエッセイと山田宗樹に最近はまってる
戸梶圭太の新刊は必ずチェックしてる
760 :
優しい名無しさん:2005/10/19(水) 12:07:48 ID:k+JdAZ1q
『わかったつもり 読解力がつかない本当の原因』(西林克彦:光文社新書)
最近、どうも小説を読む気になれなくなった。新書を1章ずつゆっくり読み
進めています。
761 :
優しい名無しさん:2005/10/19(水) 12:14:44 ID:a8JEABEY
某テレビタレントが、雑誌の「どんな本を読みますか」系のインタビューで
「『我が輩は猫である』なんかは初心者向けの本だよね」
と言っていたのを聞いて、こいつ知ったかだなと思った。
「吾輩は猫である」って、難解な漢字や表現も多いし
むちゃくちゃ分厚い本だよね。
初心者向けなんてのがあるわけがない
読書に初心者なんてものが存在するとは
アバンギャルドな発想をするやつだな。
いったい誰だ?
764 :
優しい名無しさん:2005/10/24(月) 12:55:19 ID:VelP63R/
大学の課題で『風神秘抄』と『ゲド戦記 影との戦い』を読む。
つくづく自分はファンタジーと相性が悪いと思う。
全然楽しめない。
ある程度、作品に対してコメントできるようにしとかなければと思うもあまり思いつかない。
↑初心者というか普段あまり本を読み付けない人はどういう本から入っていくのがよいのか考えてみたが…、
ビアトリクス・ポターとかイーニッド・ブライトンしかでてこなかった。
どうなんだろ、この選択…orz
765 :
優しい名無しさん:2005/10/24(月) 12:58:18 ID:2/10zJuL
766 :
優しい名無しさん:2005/10/24(月) 15:23:52 ID:OTD1nnTJ
きらきらひかる
流しの下の骨
どっちも江國香織の本。
京極夏彦大好き
767 :
優しい名無しさん:2005/10/24(月) 20:18:59 ID:UJz1oeKM
>>766 私も江國香織の『きらきらひかる』は好きだよ。
後は、重松清とか村上春樹とか。。。
ドグラマグラ読み終わった
なんかぶっ飛んでるね
>>768 あほだらきょうのあたりが辛い。
ポコチャカ・・・あ〜ぁ
内容、文章含めていろんな所に飛んでるけど、おもしろかった。
重松清の「ナイフ」の中の「えびすくん」は泣けた。
こんなにベタな展開を願って、本読んだのは初めてかも。
意外性に溢れたモンがいいって訳じゃないね。
京極堂シリーズは好きだけど。
ドグラマグラ面白いよね。
んで、イカレテルけど切ない。
この人の本って、ドグラマグラと少女地獄は割と見かけるものの、他は案外
置いてなかったりする。全集もね。
初めて行った大きな本屋では、必ずチェックする事が習慣になりました。
なっちは相当な人気ですね
重松清の「その日の前に」と「きみの友だち」を続けて読んだ
推理ものじゃないのに、必ず人が死ぬんだね
他の作品もこんななのかな・・・
必要に迫られ「ダレン・シャン」シリーズを3冊目まで読む。
フリークの描写等が気持ち悪かったが、それなりに楽しめる。
この影響でブァンパイアものが読みたくなり、『夜明けのヴァンパイア』を買ってみたがどうだろうか?
『ポーの一族』も読み返したい。
『自殺っていえなかった。』を読み、重い気持ちになる。
自死遺児の手記。
「ゴシック・ロリータ&パンクブランドBOOK」を眺めるのが楽しい。
774 :
優しい名無しさん:2005/11/04(金) 19:50:54 ID:ieu8Y0w1
昨日から、三島由紀夫の『美しい星』を読み始めた。面白い。
ほんとに45年前の小説かと思うほど(まあ、人間の描写については
どうしたって古いが)現代的で。
悪魔とプリン嬢 パウロ
ムーンパレス p・オースター
理由 宮部みゆき
ダーク・ハーフ s・キング
地獄の季節 ランボー
最近衝動買いが増えてきた。まだ呼んでもない本があるにも
関わらずほかの本買ってしまう。
桐野夏生の「玉蘭」
有子の手紙のとこで号泣してしまったよ。
おまえは私かと。
川上健一の「ビトウィン」
癒されますた。自然の中での貧乏だけど幸せな生活。
俺もそんなマターリとした家族団欒生活してみたいなあ。
778 :
優しい名無しさん:2005/11/05(土) 03:47:32 ID:pkrtRbUd
下流社会
779 :
優しい名無しさん:2005/11/05(土) 04:04:56 ID:Suxei+TO
engine summer
読む気がしない
「モロー博士の島」を読書中。
これ映画化したらしいが、見てみたい。
782 :
優しい名無しさん:2005/11/05(土) 22:27:19 ID:Tt9SNwyC
「エリック・ホッファー自伝」が良かった。
最近、アフォリズム集(「魂の錬金術」)が出て、人気が高まってきた模様。
自分の仲間が事故死したときのことを淡々と書いたシーンがすごく鮮烈で、
そのイメージが頭にこびりついてしまった。
(もう死んだけど)現代のニーチェかモンテーニュみたいな人だね。
心理の切り取り方が鋭くて、不意を衝かれたようになってしまう。
私は小説が苦手なので、「ナチュラル・クリーニング」とか
「重曹・酢・石けんでナチュラルおそうじ」;佐光紀子
なんかを読んでます。
後は、アロマテラピーの本は、ときどき参考にしてます。
「グルーム」 ジャン・ヴォートラン
小説としての面白さもすごいけど、特にメンヘラなら素通りできない部分が多いと思う。
鬱になったり調子悪くなるかもしれないから元気ない時は読まない方がいいかも。
横川寿美子『「赤毛のアン」の挑戦』再読。
3回目だが、何度読んでも、わかりやすくかつ圧倒的に面白い。そして少し切ない。
でも、アンを崇拝しきっている人間がこれを読んだら冷水を浴びせられたような気分だろうな。
アンの「腹心の友」である人たちがどういう反応を示すのか正直気になる。
フィリップ・K・ディック
高い塔の男
WW2で枢軸国側が勝った世界の話
ディックの作品はあのなんとも言えない退廃的な感じが好き
深夜、物音一つしない静かな中で本を読むのが一番心が落ち着く時。
788 :
もゎんか:2005/11/11(金) 22:34:32 ID:CkX9goPH
>>787さん
わかる!!!
いいね、星空見たり、お月さま見たり。
光瀬龍
『百億の昼と千億の夜』
なんとも言えない無常感がいいですよ
小松左京 『果てしない流れの果てに』
白亜紀から40世紀まで、時空をかけた壮大な物語です
791 :
優しい名無しさん:2005/11/14(月) 23:02:30 ID:eVWpFWJd
グレッグ・イーガン
幸せの理由
短編集だけど面白かった。表題作は考えさせられる話だった。
>>791 お、偶然やね!
私も最近「幸せの理由」読んだとこだよ。
面白かったのは「愛撫」。
これ、映像化してほしい。
表題作は読んでてヒリヒリした。
793 :
優しい名無しさん:2005/11/15(火) 06:14:42 ID:3o3d/XOZ
>>528 全部読んだ
その二人の作家に外れ作品なしだね
794 :
優しい名無しさん:2005/11/15(火) 23:46:30 ID:RxZDShyq
授業に間に合わせるため『バーティミアス』を急ぎ読みするも、発表者が欠席してながれる。
今は『魔女の宅急便』を読んでいて、次は『スター☆ガール』その次は『ザ・ギバー記憶を伝える者』を読む予定。
全部、授業絡みだけど楽しい。あんまり苦にならない。
なんか身元バレそうな気がしてきた。でも、うちの学生2ちゃんやらなそう。
悩みのデパートみたいな人には
丸山健二の「生きるなんて」
読んでみて
こんな夜はゲーテに限るよね(´・ω・`)
もっと光を!!!
もっとお酒を!
キノの旅・・・・シュールだった
車輪の下
ロイス・ローリー『ザ・ギバー記憶を伝える者』読了。
1993年アメリカ、ニューベリー賞受賞作。近未来ファンタジー。
すばらしかった。面白かったし、衝撃的だった。ひしぶりに心が揺れた。
高度に管理化されたユートピア社会のお話。死もない、SEXもない、その平穏な社会の様子は恐いというか薄ら寒かったけど、同時に興味深くもあった。
この社会ではメンヘラってどうなるんだろ?リリース(=死の婉曲表現)されるのか?
鈴木剛介『自殺同盟軍』読了。
タイトルと帯にひかれて衝動的に買った。
しばらく、部屋に積んで放置していた。
ふと思い立ち、2時間半程で一気に読んだ。
うまく言えないが、動揺している。
2ちゃんでもして気持ちを落ち着けてから、寝よう。
アンケートに答えると抽選で自殺同盟軍Tシャツというのが貰えるらしい。
メンヘラの人がする読書じゃなくて、メンヘラに興味がある人たちの読書?
松浦幸子さんの本。
メンヘラーの人たちの面倒を見てる人で、その人たちの生活をつぶさに書いてある。
自分も生きてていい気持ちになれる。
図書館で何度もかりたあげく結局買いました。
あとにたようなので、メンヘラーの人たちの手記集「こころの病」とか。
あと、癒し系の絵本。
「げんきなマドレーヌ」や「そらがレースにみえるころ」とか。
ウツの時って本の内容がイラついて仕方ない。
物語には嫉妬して、
啓発本には怒って、
成功本には呆れる。
でも何かの助けを求めに本を手に取ってしまう俺がいる・・・
>>805 読んでるときに、ふと過去の傷に触れるような一文に出くわしてイヤーな気分になることってあるね。
とりあえず物語でも啓発本でも成功本でもないという選択肢から、エッセイとか読んでみては?
でも物書きにはうつになる人って多いような気がする。自分が読んだ狭い範囲だけかも知れんが。
エコノミスト
汝らその総ての悪を / 倉阪鬼一郎 読了。
怖かったよ…。なんか主人公の精神的な病み具合が恐ろしい。
809 :
ニイナ ◆217/HcH39A :2005/12/06(火) 07:25:11 ID:S97JePUw
最近バタバタしてて、なかなか読書する時間が取れない悲しい。
このミスの発売が近いので、読んだ中からなんとなくランク入りしそうなのを予想。
2位 東野圭吾『容疑者Xの献身』
7位 古川日出男『ベルカ吠えないのか?』
8位 奥泉光『モーダルな事象』
伊坂幸太郎は『魔王』より『死神の精度』かなー
落ちそうなのであげときます。
容疑者Xの献身はよかった。
私も読んだ
探偵気取りの奴がウザかった
エンタメでは東野圭吾はアベレージ高いな
ハズレ少ないし
813 :
優しい名無しさん:2005/12/09(金) 18:02:18 ID:NWhrpWeS
>>809 容疑者Xの献身■1位
ベルカ、吠えないのか?■7位
死神の精度■12位
モーダルな事象■17位
でしたよw
814 :
優しい名無しさん:2005/12/10(土) 01:32:08 ID:eiDlu/Rn
太陽がいっぱい(映画リプリーの原作)
人生のちょっとした煩い(グレイス・ペイリー。短編だけどこの人のは地味に光るものがある)
815 :
優しい名無しさん:2005/12/10(土) 23:30:07 ID:qNhCK/Gz
江國香織の間宮兄弟読んでるけど、あまり面白くない。初期作のほうが好きだな
816 :
優しい名無しさん:2005/12/11(日) 00:25:56 ID:q45ec1Lf
松岡圭祐をほぼ全部読破しました。
読むと元気が出る。細かいところは抜きにして、一気に読める。
若奥様濡れ濡れ地獄
818 :
優しい名無しさん:2005/12/11(日) 00:35:35 ID:5VZyvu2b
東京タワー リリー・フランキー
終わったら高村薫 リア王、ヒキタクニオ、川上弘美が
積まれている。年末年始は是で安泰だ
819 :
優しい名無しさん:2005/12/11(日) 00:48:48 ID:Z3Gz+ood
嶽本野ばら
田口ランディの
『コンセント』、『アンテナ』、『モザイク』 3部作
読んでいると頭空っぽになれる
「博士の愛した数式」
80分しか記憶が持たないなんて。・゚・(ノД`)・゚・。
CWニコルの本面白い。
都会から脱出したくなった。
823 :
優しい名無しさん:2005/12/16(金) 08:35:14 ID:VZW0Cue5
司馬遼太郎
かんたんだわ。しかも文章わかりやすくて面白い。
だいたい言いたいことも事前了解だし、教養のない爺に限って司馬ファンな理由がよくわかった。
>>813 わざわざありがとうございます(ノ∀`)
微妙にかすってる気もしなくもないですね。だからと言って別に嬉しくもないんですがw
5位の『神様ゲーム』を買ってみた。
後味の悪い話は嫌いではないんだけれど、麻耶雄嵩は『夏と冬の奏鳴曲』の前科もあるからなー
期待半分不安半分で読んでみるとしよう。
みんな色々読んでるねー。
自分はあんまり本読まない派だけど、
最近は「キノの旅」シリーズにハマリ、
今は桐野夏生の「グロテスク」を繰り返し読んでる。
本当におもしろい。尻切れっぽいしのが残念だったけど。
今年の夏に出会ってノリと勢いで感想文書いたら
読書感想文コンクールに送ったそうだ。
グロテスクを。
今は後悔してる。
乙一作品集めたいなあ 金が ない
GOTHとかZOO有名だけど 失はれる物語がわたしはイチオシ
あたたかくてくて切ない そんな感じ
暗いところで待ち合わせ、天帝妖狐なんかもスキー
教育関係の本よんでる。
いかに学校が酷いところだったか知って苦しい気持ちになった。
828 :
優しい名無しさん:2005/12/19(月) 14:42:07 ID:pSQNA9Gp
元日本ファンタジー大賞作「愛をめぐる奇妙な告白のためのフーガ」(琴音)読了。
見事にはまった。
これは、メンヘラーのメンヘラーによるメンヘラーのための小説だ。
傷だらけで、それでも、読者を癒そうとする作者。琴音は仲間だ。
メンヘラーを助けるために、必死に、書き続けている。すごい作家だ。
話し自体、メンヘラーなら、涙なしには読めないだろう。
琴音の圧倒的な温かさに包まれた気がした。こいつは、天才だ。
公式サイト(ブログあり)
ttp://publishing.livedoor.com/fuga/
829 :
優しい名無しさん:2005/12/19(月) 14:44:36 ID:giyrTj3P
フランツ・カフカの変身が好き。あとは山田悠介。
エロ漫画
831 :
優しい名無しさん:2005/12/20(火) 02:14:47 ID:0Bu/Qe8s
>>828さん
早速、買って来て読みました。
教えてくれて、ありがとう。
今は、それしか言えません。。。
832 :
優しい名無しさん:2005/12/20(火) 06:13:08 ID:CfDPh1N3
2chのオフで知り合った義弟(w)から借りた
戸梶圭太の「牛乳アンタッチャブル」読んだよ。
B級エンターテイメント小説としては面白いんじゃないかなあ。
下ネタ・スカトロネタ満載で、変態かつ濃ゆいキャラいっぱいだけど、
読み始めると止まらない。
あと、戸梶作品では以前「溺れる魚」も読んだな。
これも作風としては下ネタ・スカトロ・悪ふざけ満載だけど、
そのへんを巧くスルーできれば面白く読めると思う。
気軽に読める点ではおすすめかも。
833 :
優しい名無しさん:2005/12/20(火) 06:41:16 ID:UDu3LkZE
最近買ったソウルキャリバー設定資料集。
レポートから没ネタまで満載、読みごたえ充分な一冊。
問題は、古いということだ…
834 :
優しい名無しさん:2005/12/20(火) 09:52:03 ID:0bvHwtFb
吉田修一の「パレード」
自分がメンヘラーなのか世間がメンヘラーなのか
見失いそうになった。
835 :
優しい名無しさん:2005/12/20(火) 14:51:01 ID:q4BJATkQ
糸山秋子の単行本、この一ヶ月で全部読んだ。
この人はメンヘラーでそのことをあえて(?)隠さない人なんだが、
作品はとても読みやすく分り易く無駄なものが何もない。
837 :
優しい名無しさん:2005/12/20(火) 15:08:15 ID:nRVqeHrw
糸山秋子「海の仙人」感動。全部読んだけどこれが一番好きだった。
メンヘラーだなんて知らなかった。ソースはどこ?
あとは、伊坂幸太郎。はずれがない。
乙一のSEVENROOMS
839 :
優しい名無しさん:2005/12/20(火) 15:32:46 ID:q4BJATkQ
>>837 本人のブログ「LIKE A BICTH」読めばすぐ分る。
「海の仙人」は恋人が死んだり失明したり、ファンタジー色の強い作品だと知っていても、その出来事の唐突さに少し困惑した。「海辺のカフカ」っぽいというかね。
ベストは「ベル・エポック」と「イッツ・オンリー・トーク」。
ベターは「逃亡くそたわけ」。
伊坂幸太郎ですか。今度読んでみます。
今「砂漠」読んでるとこ
ピーターパン。
意外と面白い。
本田孝好と吉田修一が好き
843 :
優しい名無しさん:2005/12/21(水) 00:07:45 ID:FfM1OPat
「消えてしまいたかった」イイ。
メンヘラーなこの作家の詩は痛いほど
心にしみる。
844 :
優しい名無しさん:2005/12/21(水) 00:08:46 ID:FfM1OPat
>>843
誰?
845 :
優しい名無しさん:2005/12/21(水) 00:13:00 ID:FfM1OPat
>>844
PONって言う作家。
出版社は東方出版ってとこ。
846 :
優しい名無しさん:2005/12/21(水) 04:04:57 ID:Cavi0EsU
銀河英雄伝説っていう古い小説また読みたいんだけど
もう絶版だろうなあ。
古本屋で探さないと。
>>846 新書版の方はもう無理かも知れないけど、「徳間デュアル文庫」で出てる。
書店の店頭に並んではいない可能性が高いけど、ネット通販等で入手はできるはず。
あー銀英伝……たまに読みたくなるよな。無性に。
手元に無いからせめて紅茶にブランデー……と思えど、俺はコーヒー派。
最近本読んでないなぁ……気力が('A`)
漫画だけど、由貴香織里の新刊がなかなか良かった。
月末の『医龍』最新巻が楽しみである。……漫画と雑誌ばっか……orz
今頃になって「日本政治思想史研究」(丸山真男)とか読んでます。
あと、司馬遼太郎とドナルド・キーンの対談本を見つけたので購入。
三島由紀夫
病的な感じがたまらん
『孤独を生ききる』
瀬戸内寂聴
こんな本読んでるからメンヘルになりますかそうですか
852 :
優しい名無しさん:2005/12/23(金) 12:50:49 ID:oT+WChiE
>>839 ありがとうブログ見ました。なるほどね、自分がまともに思える。伊坂は
オーデュボンの祈りから、読み始めてみてください。あと、初期の町田康 は、おもしろい
と思うけど。
853 :
優しい名無しさん:2005/12/23(金) 15:42:52 ID:Pvm5TrX8
>>852 昨日のブログの日記で、「海辺のカフカ」の登場人物は人間じゃないと言っていて、
その通りだなと思いました。
オーデュボンの祈りから読み始めます。
町田康は「くっすん大黒」がとても好きです。その本に収められている、主人公がうどん店に勤めている作品も。
野郎ふたりで騒ぎながらどこかへ行き、たどり着いたら別になにも変わらない感じがいいです
『マリア様がみてる』の新刊。このシリーズは新刊が出たら脊髄反射で
買うことにしている。
855 :
優しい名無しさん:2005/12/26(月) 16:40:34 ID:r3vPBpHZ
なんとかりさの「インストール」立ち読みした。
あんまりおもしろくないね。
856 :
優しい名無しさん:2005/12/26(月) 16:46:09 ID:wWsbOBuP
福音の少年
本読めない…
積ん読が200冊以上wwたしけて
858 :
優しい名無しさん:2005/12/26(月) 18:37:56 ID:bz6Y7oSz
「消えてしまいたかった」
私も読んだ。
いい本だね。
泣いた。
860 :
優しい名無しさん:2005/12/26(月) 18:52:45 ID:J8nEtoU9
疾走
ナイフ
卒業
高校生の時ナイフのワニとハブとヒョウタン池で読んでから重松清ばっか
疾走は落ちてる時読むとヤバイ
861 :
優しい名無しさん:2005/12/27(火) 11:49:45 ID:5z0h9I0g
>>853 町田康は、デビューの斬新さがどんどん、うさんくさくなって残念です。
最近の人じゃないけど有吉佐和子の「紀ノ川」は傑作だと思います、
ただ男子にはきつかいかな。
エッセーとしての名著は、「若き数学者のアメリカ」藤原正彦。
藤原ていの息子、なんだか勇気が出るしユーモアがある。
862 :
優しい名無しさん:2005/12/27(火) 19:25:03 ID:TWdUgnyV
863 :
M ◆Ni3Ia2E0cE :2005/12/28(水) 23:25:52 ID:VEfqFHSp
「臓器移植の本当の話」 小松美彦著 PHP新書刊
864 :
優しい名無しさん:2005/12/29(木) 00:14:15 ID:t6a8n7Sk
太宰治
人間失格と斜陽。落ちます。かなり。失笑しちゃうね
865 :
優しい名無しさん:2005/12/29(木) 01:46:17 ID:pg7NxfHq
>>864 前に読んで気分沈んだと思うけど自分の暗い部分を他の人も持ってるとわかったことで安心出来たような。
866 :
優しい名無しさん:2005/12/29(木) 19:42:14 ID:RcKOEfwq
「愛をめぐる奇妙な告白のためのフーガ」琴音著
ライブドアパブリッシング刊
867 :
優しい名無しさん:2005/12/29(木) 19:50:26 ID:IYAKokCB
セクシーコマンドー外伝すごいよ!マサルさん
石田いらの作品
868 :
優しい名無しさん:2005/12/29(木) 20:12:42 ID:Eh+C0QhT
エドワード・ゴーリーの本。。。
罪と罰
昔ドストエフスキーってかっこいいな、と思い買ったが内容が難しくて挫折
・・時を経て今少し読んだ。ものすごーーーく暗い。明るい時しか読めんなこりゃ!
これがロシア文学なのかなあ、ロシアって悲しいなあ。
ロシアの事はウォッカ好きとか赤軍とか自殺多いとか女は色気サービスしまくりとか
チェブラーシカとかパラノイア独裁者とかトルストイの本とか現実的とか・・・行ったこと無い、こんなイメージばかりなんだけど
メディアの情報を膨らませただけなんだよね。国のイメージなんてそういうもんなのかな。
罪と罰、私は難しかったけど面白かった。
前半は主人公の気持ちがよく分かってショックだった。
中盤からは、犯人を追い詰めるミステリみたいで面白かった。
主人公の友人がすごいいい人。
872 :
優しい名無しさん:2005/12/30(金) 19:20:46 ID:1TIiy46V
>>866 東京の都心にある無法地帯で人の告白を聞くという
仕事とそこから生まれる愛情をファンタジックに
描いてます。
後は実際に読んでみてください。感動です。
天国はまだ遠く
瀬尾まいこ
まったり読めた。
是非、実写版を主演仲間美紀恵で
見てみたい。多分きっとおもしろい
874 :
優しい名無しさん:2005/12/31(土) 02:02:50 ID:gYeMVRJm
875 :
優しい名無しさん:2005/12/31(土) 02:09:46 ID:sNB1bfVZ
エドワードゴリーキタコレ
かわいい絵本だよね
>>875 ゴーリーの絵わたしもすき
不気味かわいい
伝記?をよみたい
だんだん変に・・・ってタイトルだった。
「自分のまわりにいいことがいっぱい起こる本」
もっと早くにこの本を読んでおきたかった・・・
>>876 『だんだん変に…』持ってる…けど、まだ読んでない…
879 :
優しい名無しさん:2005/12/31(土) 12:14:42 ID:NbBXsN+m
伊坂幸太郎のお勧め本はなんですか?
落ち込んでるとき浮いてきますか?
チルドレンなんかは落ち込んでるとき読むとちょっとマシになるかも。
あと陽気なギャングが地球を回す。
ドストエフスキーの「虐げられた人びと」読んで鬱々としております
882 :
サカハギ ◆t7PBGricdc :2006/01/02(月) 16:41:58 ID:VAiELyDc
>>879 タイトルに反して「重力ピエロ」なんて浮いてくるんじゃないか。
けど冒頭で引き込まれなかったらやめたほうがいいかもしれない。
個人的には「ラッシュライフ」がいちばん好き。
883 :
舞 ◆hBCBOVKVEc :2006/01/02(月) 16:42:44 ID:7dQnI4VJ
<MARQUEE>聖書</MARQUEE>
884 :
優しい名無しさん:2006/01/02(月) 16:44:49 ID:Q+VujPed
885 :
舞 ◆hBCBOVKVEc :2006/01/02(月) 16:48:26 ID:7dQnI4VJ
内田百けん
『間抜けの実在に関する文献』
887 :
優しい名無しさん:2006/01/02(月) 23:59:17 ID:JpKzwMw/
百けん良い!
888 :
優しい名無しさん:2006/01/05(木) 21:06:55 ID:2JZpYzPR
ピエール・リグロ著 及川美枝=訳『北朝鮮の真実』(角川oneテーマ21)
北朝鮮の実態は、想像以上にひどいものであることがよくわかった。
日本で生活できている幸せを実感できる。
自分が世界一不幸だと思っている人は、これを読んで欲しい。あなた
よりも不幸な人が、たくさんいることがわかるはずだ。
皆川博子の「総統の仔ら」ヒトラーユーゲントから実践に参加してゆく3人の
若者を描いた本。ストレスがたまってて今までは反ナチスだったのに
いつのまにやら
大嫌いなストーカーが収容所で虐殺されるのを想像して
ストレス発散して読んでました。エグイ画像・写真つきのナチス関係の本も
乱読しました。ここであのストーカーがあぼーんすればいいのにって。
多分 プライベートな危機が去ったらアムネスティや国境なき医師団に
アクセスしてた以前の自分に戻れるのでしょう
890 :
優しい名無しさん:2006/01/05(木) 21:33:36 ID:cBGtgOF5
梶原千遠『快楽』
世間の快楽とはずれてたりする人たちの話。
自分にあてはまったり、はまらなかったり
読みながら比べてみたりで楽しかったです。
891 :
鏡子 ◆vcqbkCdMkE :2006/01/06(金) 00:15:49 ID:2/5u/R+7
たぶん太宰治とか高野悦子は既出だろうからそれ以外。
谷崎潤一郎「痴人の愛」「卍」
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」「よだかの星」
コクトー「恐るべき子供たち」
大江健三郎「死者の奢り」「個人的な体験」
村上龍「限りなく透明に近いブルー」
ヘッセ「車輪の下」
エンデ「果てしない物語」
他にもあったと思うけど思い出せない。。。
892 :
優しい名無しさん:2006/01/10(火) 23:42:57 ID:R/2QIB6v
>>880 879だけど、ありがとね。
亀レススマソ
893 :
〓■○_コン ◆7zIHwm4QyQ :2006/01/11(水) 10:37:52 ID:W5ziOujg
ブライアン・L・ワイス「前世療法」
飯田史彦「生きがいの創造」「生きがい」シリーズ
モーパッサン「女の一生」
哲学系で何かお勧めの本あったら教えて下さい。
894 :
優しい名無しさん:2006/01/11(水) 12:35:56 ID:HkRjFqS4
ハリーポッター読んで現実逃避してるのは俺だけか?
895 :
優しい名無しさん:2006/01/11(水) 12:37:54 ID:SFYw4H5H
NARUTOの世界に本気で入りたいと現実逃避してた事は漏れもある。
斎藤環の「心理学化する社会」が良い
897 :
〓■○_コン ◆7zIHwm4QyQ :2006/01/11(水) 17:01:25 ID:69QdNKGc
山崎豊子の「沈まぬ太陽」の確か3巻目良かったよ。
大事故を起こした日航ジャンボ機のその後の詳細や
事故現場の生々しさが書かれてたよ。
プシコという日本ではじめてのサイコロジー・ジャーナル雑誌。
本屋でパラパラとしか読んでないけど良さげかな?
>>871 >主人公の友人がすごいいい人。
ラズミーヒンだよね? 自分も大好き! ああゆう人になりたい。
いま「ドイツ写真の現在」という写真展の図録と、
「原寸美術館」という画集を眺めてる。
でもやっぱり絵も写真も、あと映画も生が一番だと実感。
/\)\)\/\
/,/ ミ・∀・ミ \,\
/へV''゙ノ∪ ノ⊃ "''Vへゝ 900get♪
←〜∪ ∪
みんな、心理系の専門書は読まないのかなぁ?
漏れ、「対象関係論を学ぶ」松木邦裕著 を読んでる。
少しでも自己分析に役立てば、と思い。
903 :
優しい名無しさん:2006/01/13(金) 23:12:23 ID:It1pbjMD
難しい本は読めなくなった。
仕事関係のは無理やり読もうとするけど。
ほかの事までには手が回らない。
904 :
山中 絵里:2006/01/13(金) 23:32:14 ID:GWfsaAg9
小説や戯曲を読んでると
「これを読んでなんの役に立つの?こんな時間の無駄してていいの?」
という声が聞こえてきて本を投げ捨てパソコンや英語の勉強本を
貪るように読む自分が大嫌いです。
赤灯えれじい
907 :
優しい名無しさん:2006/01/14(土) 12:18:39 ID:XH1fkRhq
赤灯えれじい
908 :
優しい名無しさん:2006/01/14(土) 13:50:51 ID:IvGREUV3
P.K.Dick「暗闇のスキャナー」
絶対お勧めしません。
ノルウェイ読んだらorzになるよな
ノルウェイ読んで、布団の中でガクぶるして泣いた
怖かった
重松清「きよしこ」
癒された
>>903 今私も本が読めません
児童書、簡単な文章の本で練習中
上手くいかないけど
ムリして読もうとしないほうがいいよ
うつひどいときは 「あれ、何で読めないんだ」って強迫的に一生懸命読もうとして 疲れてしまうよ
うつ治ったとき、また以前のようにスッと読めるようになる から
焦らないでください。
いま大学なんだけど 精神不安定なときに 「車輪の下」読んだとき
>>910さんみたく
動悸がして怖くなって体に力が入らなかったよ。
巻末のヘルマン・ヘッセの略歴読んで さらに震えた
>>910 ノルウェイは悲しくて虚しくて、泣いたらいいのかどうなのか分からなくなるよね。
村上さんは ああ見えて感受性強い人なんだなと思うよ
100万回生きたねこ
猫は飼った事ないけど、良いな
916 :
優しい名無しさん:2006/01/15(日) 17:50:47 ID:cTwvgU3S
「いなかのせんきょ」
笑えた。
917 :
優しい名無しさん:2006/01/15(日) 17:53:55 ID:wmxZNDD9
このところ癒しの絵本とか見てる、リラックマとか海人とか。
夜回り先生読んだら泣けてきた。
918 :
優しい名無しさん:2006/01/15(日) 18:43:19 ID:CVwgkhx6
自殺する私をどうか止めて/西原由記子
消えてしまいたかった/PON
魂の声リストカットの少女たち-私も「リスカ」だった/小国綾子
919 :
優しい名無しさん:2006/01/15(日) 18:46:50 ID:kjd4DySD
虐げられた人々on、本じゃないけど手塚治虫のブッダ
920 :
優しい名無しさん:2006/01/15(日) 18:50:59 ID:s4jd3MrJ
私もノルウェーダメダメ…。あれを読んで鬱悪化。
最近、やっと持ち直し、立ち読みできるようになり、「がばいばあちゃん」シリーズと「生協の白石さん」は買わずに済んだ。
調子にのり、「のだめカンタービレ」を大人買いしてしまいました。
ノルウェーシンドロームから立ち直るのに、二年以上要しました。メンヘラ歴6年になろうとしています。
ノルウェイ症候群にかかってから四年目です
922 :
優しい名無しさん:2006/01/15(日) 19:08:46 ID:s4jd3MrJ
ノルウェーシンドローム、結構多いんですね。
私はメル友に勧められて読みましたが、一生恨むと思います。
母親からこの本面白いから読みなさい!
と言われノルウェイを渡されましたが、読んでいません。
治ったら読みますね。
924 :
優しい名無しさん:2006/01/15(日) 21:05:59 ID:/aWDDVYL
出てないんかなぁ?
坂木司の 「青空の卵」 「仔羊の巣」 「動物園の鳥」
引きこもりの名探偵とか、なんだかあったかくなる。
教室に入れずに図書館にばっかり行ってたら
おもしろい本があるよーって司書の先生が薦めてくれたシリーズ本。
あとは詩集で「聴きなれた曲だけを聴いていたい夜がある」/田中章義
いつかきっと必ず、
ここで頑張った自分にありがとうを言える日が来るから。
とか、なんか心の支えになるのがあってシンパシー。
名無し新参がでしゃばりスマソ・・・
>>925 面白いっていうか、なんかこう安心するというか…
私の個人的感想で鬱初期ごろ読んだから
そんな印象があるのかもしれませぬ。
なんとなく供依存っぽいとこがあるかも試練…ですが。
本を読めなくなった私に医者が
「大どろぼうホッツェンプロツ」プロイスラー作
を貸してくれた
偶々小学時代読んだ児童書だから、読めそうだ
2chオフで知り合った友人に戸梶圭太の本を借りた。
「溺れる魚」と
「牛乳アンタッチャブル」
エロ表現スカトロ表現多いので
そういうのダメな人にはおすすめできないが、
(特に「溺れる魚」は後半バイオレンス展開でグロ表現もあるので注意)
B級エンターテイメント小説としては結構いいかも。
バカっぽいおふざけ要素満載で気楽にずるずる読める。(注:褒めてますw
930 :
優しい名無しさん:2006/01/16(月) 16:45:41 ID:IunkJ39o
「フリーズする脳」 築山節
ボケていく原因や症例が載っていて、自分があてはまるところから読めるので楽。
症例に結構あてはまっていて、メンヘルなのか
ボケてるからメンヘルっぽいのかと考えさせられた一冊。
930さんの書名は今の私の状態にピッタリ
出版社名調べて、手を出してみようかな
うん、はやく出版社調べてみ。
933 :
優しい名無しさん:2006/01/18(水) 01:10:39 ID:9d4BaJ1J
ほい。
934 :
優しい名無しさん:2006/01/18(水) 01:29:23 ID:j3e4hnIv
D[di:]の本。
現実と空想が交差する感じが好き。Dの思考とか世界観が素敵だ。
模倣犯読んでる。久しぶりの活字だけど、面白い。それにしても文庫5冊もある長編は初めてだ。飽きないからいいけど。
Dって天野芳孝さんの絵すか
表紙に惹かれて購入したことあるよ
10年前。10年前orz
14歳からの哲学 <考えるための教科書> 池田晶子
サブタイトル通りの内容で読みながらいろいろ考える
あとガイシュツだけど
素晴らしき世界
ひかりのまち
どっちも浅野いにお
個人的にかなり好き
>>936天野芳孝さんの「D」なら読んでたの
15年前、15年前
さらにorz。
まだ、続いていたの?
村上春樹は読後感が来るよなぁ。
>>936,938
> まだ、続いていたの?
おれは大昔に4冊くらい読んでそれっきりだが、最新刊(17冊目)は去年の7月に出てる。
どうでもいいことだけど、イラスト担当は「天野喜孝」。
作者の苗字もよく間違えられるが、「きくち」の「ち」は土偏の地。
>>935さん「模倣犯」読み終わったら是非感想書いてください。
話題になったとき買ったけど、今怖くて手を出していない本の一つです。
>>940 「天野喜孝」は漢字かなり迷ったw
毎回迷うが。
アールビバン社とか来たら必ず行ってたなあ
あの展示即売会は嫌いだけど
943 :
優しい名無しさん:2006/01/18(水) 23:38:02 ID:9d4BaJ1J
しかしまだ続いてたか…〉D
10年前でも十数巻出てたと思うが
かなりスローペースで続きますな…
Dか!なつかしぃ!
キマイラとか一緒に読んでたな。
菊地さんが新宿がどうかなって煎餅やが活躍する話(題名忘れ)
天野さんが「天使のたまご」という映画の原画をやって話題
だったころ学生だった…
煎餅やの話も今はどうなったのだ?
「アーモンド入りチョコレートのワルツ」
題名が可愛くて買いました
文庫本・森 絵都
2話目の話が好き
「野ブタ。をプロデュース」
(白岩玄・著 河出書房新社・出版)
を読んだ。
ドラマは見てなかったのだが、人に借りて読んでみたら結構面白かった。
文章のテンポとか表現が軽すぎて、最初は「ちょっと…」と思ったが、
着ぐるみの『桐谷修二』という表現に納得。
私も不完全な着ぐるみを着ているし、完全な着ぐるみを着たいと思ってもいる。
今はどんな形の着ぐるみをを着たら自分が安心できるかを模索中。
人間関係の作り方が未熟な修二の孤独感は、メンヘラも共感できる部分があるし、
結局考えの変わっていないラストに、ある意味救いがあると思う作品だった。
おもしろい本は早く文庫本にな〜れ。
寝ながら読めない、金が無い、図書館に行く気力が無い、ハードカバー。
「野ブタ。」さんも早く小さくなってください。
ネットで予約して人の少ない朝の内に取りに行く。これ最強。
文庫落ちしない様なマイナーな本ばっか読んでたらハードカバーにも慣れた。
文庫落ちしないと寝ながら読みづらいんで
ハードカバーのは読まないまま放置されてます・・・
おかげで家にあるハリポタシリーズなんてry
阿刀田高のエッセイ(もちろん文庫)好き。
「新約聖書を知っていますか」
「旧約聖書を知っていますか」
「ギリシア神話を知っていますか」
「アラビアンナイトを楽しむために」
「楽しい古事記」
古典文学のダイジェストエッセイシリーズ。
教養もついて、内容も気軽に楽しく読めておすすめ。
最近このシリーズでホメロスのを買って、これから読むの楽しみ♪
あとはシェイクスピアのとかもあったかな・・・
この際ヒキニート中にコンプリートしてみたいw
951 :
優しい名無しさん:2006/01/22(日) 14:47:29 ID:oXc9SpCN
この間芥川賞とった糸山秋子の著作全般がいい。
このひと、内因性躁鬱病で入院経験があるから、
共感持てた。
952 :
優しい名無しさん:2006/01/22(日) 14:53:03 ID:lyfmpqSj
>>946 タイトルが素敵ー
(*´∀`*)
買いたい
まだあるかな?
953 :
優しい名無しさん:2006/01/24(火) 05:52:55 ID:4srnd7Wy
白夜行ドラマは面白いな
原作はしらん
954 :
84:2006/01/24(火) 08:17:00 ID:qds7aQSv
>>952 森絵都さんは児童書出身の方だから、疲れたときさくさく読める本
でいいですよ。
946の本と、「カラフル(本題は英語のスペル)」の2作は好きです。
955 :
優しい名無しさん:2006/01/24(火) 20:33:31 ID:g30LeR34
あの…北朝鮮のスパイが日本にやって来る本で村上〜さんが書いた本ってわかりますか?
956 :
優しい名無しさん:2006/01/24(火) 20:40:29 ID:Caf+KxL5
957 :
優しい名無しさん:2006/01/24(火) 20:58:58 ID:kT3KORsB
>>953 逆だ。俺ドラマみてね。原作も読んだ人の感想聞きたい
958 :
優しい名無しさん:2006/01/24(火) 21:49:40 ID:g30LeR34
>>957 原作とドラマは別物って考えた方がいいかも。
時代も違うし、描き方は正反対。
原作は主人公(?)2人の心情描写は一切無いけど、
ドラマは2人の心情描写が主軸になってる感じ。
原作を期待すると期待はずれかもしれない。
全く別物としてみれば面白いような気もする。
だけど俺は2話の途中でリタイアorz
960 :
優しい名無しさん:2006/01/25(水) 01:46:51 ID:IjMhjUc2
俺あのドラマいちわかンケツと思っていたよ
第一話は面白かった、あとはおまけかな
白い巨塔
高橋和明の13階段が好き…。。
後、叩かれまくってるけど田口ランディも好きだなぁ。。
三島由紀夫の「近代能楽集」読んだ。
戯曲だから読みにくいかもしれないが、好きな人はハマると思う。
江戸川乱歩の「黒蜥蜴」もよかった。
章ごとに別れてるし、挿絵が入ってるので、
時代背景とかわかんなくても読みやすかった。
北野勇作が好きです。「空獏」読みました。
現実ばなれしてるのに、妙になつかしいような感じ。
何度も死ぬ(ような気がする?)んです。。。
原田宗則の短編集。
旅のが一番好きだなぁ・・・
誤字orz
× 宗則→○ 宗典
本田京子と言う無名作家の「Another Crackers」というのを読んでみた。
地元の本屋の片隅にありました。
すごく深い世界が錯綜してて、メンヘラぽいところがなかなか好きです。
この作家自身相当メンヘラにちかいんじゃないかとか思えたです。
内容的には不倫もあって同性愛もあって 純愛は純愛なんだけど
シビアな内容でした。
三島由紀夫すげー過激派だったな
いまでも白黒映像で出るな
969 :
優しい名無しさん:2006/01/28(土) 20:05:03 ID:dPq+3fom
松尾スズキ「クワイエットルームにようこそ」
芥川賞は逃したけど、いい。
>>969 閉鎖病棟が舞台の話だっけ
最近松尾氏の対談集「第三の役立たず」を読んだけど
そこではおおっぴらに言ってはいないけど
メンヘル方面の用語とか普通に知ってるふいんきがして気になった
「リトル・バイ・リトル」文庫
表紙、題名に惹かれて購入。
女の子の日常的な話で、うつでも、1時間で読めます。
よしもとばななから、神秘性を抜いたようなお話でした。
はじめてこのスレきました。
去年くらい、立て続けに文庫が出たんだけど、リチャード・ブローティガンにはまりました。
『西瓜糖の日々』、『ビッグ・サーの南軍将軍』など。
どうしようもないロードムービーがふわふわだらだら続いていくんだけど、
わけもわからず美しくせつない一瞬があったりして麻薬みたいな作家。麻薬したことないけど。
973 :
優しい名無しさん:2006/02/01(水) 18:17:16 ID:jNlVfiR1
974 :
優しい名無しさん:2006/02/01(水) 18:41:02 ID:l+/4qWso
『バトル・ロワイヤル』と『模倣犯』は精神に悪かったです。面白かったのですが、読んだ後立ち直れなくて会社休みました。
江原啓之さんの本は癒されます。
>>974 「バトロワ」は映画の方はそーでもなかったんだけどなー。
原作本読むとキヴン悪くなるよね。
人が死んだり傷ついたりする描写をおふざけ感覚で書いてるっていうか、
読んでる最中のキヴンも読後感も悪い。
面白くないわけじゃないけど、読者を選ぶ本だよね。
976 :
優しい名無しさん:2006/02/03(金) 01:26:39 ID:w7vUSDW/
サリンジャーのナイン・ストーリーズ。
いまだに意味が分からない。何回読んでも意味不明。
でも、なんか読み返す。
ライ麦(ryが攻殻で引用されてたから
読んでみたけど、よく分からんかった…
そんな俺は東野圭吾に夢中
ミステリーおもしれぇ
978 :
優しい名無しさん:2006/02/03(金) 01:40:09 ID:Yfw33ZKf
ロザリーン・ヤング はじめての告白
を読んでた……
979 :
優しい名無しさん:2006/02/03(金) 01:52:37 ID:HjmcQsht
一押しは桐野夏生サンの「OUT」かな?
「リアルワールド」も読んだけど・・・。
小池真理子サンも好きだなぁ・・・。
980 :
優しい名無しさん:2006/02/03(金) 02:28:27 ID:VJeIrUwE
『ベロニカは死ぬことにした』
パウロ=コエーリョ:著
江口研一 :訳
自殺を謀ったが未遂で終わった若い子が、精神病棟に入れられ、
先生に「後数日の命だよ。」と告げられ、
精神病患者と触れ合いながら、人生について考え直す話。
…‥(・ω・`*)
絲山秋子の「ニート」
ひきこもってた自分を客観的に見れた。セツナス
ライ麦〜は どっちの訳本がおすすめ?
ライ麦〜は どっちの訳本がおすすめ?
メル友にすすめられて「ノルウェイの森」読んだ。
読後感は沈むというより、中途半端に切れてる気がして気持ち悪い。
登場人物ほとんどがメンヘラだ・・・
鬱には良くないように思う・・・
村上春樹なら『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』が一番好きだ。
世界の終わりで暮らしたい。永住したい。
暗い話だったな…
でも良かったな…
昔の大学ってあんな雰囲気だったのかな
じっさい春樹出身の早稲田大学が舞台らしい
電車の中でバッタリ会って声かけられますかね…
「われわれは市ヶ谷で降りて、」で喫茶店行ったりしますかね…
そんな時代だったんですかね…
今大学だけどそんな経験ちっともないや
ワタナベ君だけ まともだよ メンヘラではない