何で社会はこんなに汚いんだろう

ドイツなどヨーロッパの辺りは「社会の中に自分が居る」
という認識を持って育った『大人』が多い社会だと思います。
・野生動物の居る公園にこんな看板がおいてあるそうです。
「あなたは自分の責任で動物達と遊ぶことが出来ます」
つまりこれは自己責任でかまれようが何されようが自分の所為ですよ、という意味ですね。

日本は「自分の周りに他人が居て、それで社会を形成している」
という認識が一般的なのではないでしょうか。
だから自己中心的な人間が多く、他人への思いやりを忘れがちになるのです。
・日本でもしどこかの公園で野生の動物が出る場合はこんな看板になるはずです。
「野生動物に手を出すと危険です。注意しましょう」
いかに日本人の知能が低いか分かりますね。
こんな簡単なことさえも、看板に表さなければ分からない人が居るのです。
きっとそれでもその忠告を無視して噛まれる人はいるでしょう。
そしてその人は言うのです。「どうしてもっと分かり易い看板にしなかったのか」
「何故ちゃんと柵を作っておかないのか」…自分の非を棚に上げて言いたい放題喚き散らすでしょう。

日本人というのは自己中心的で注意されなければ悪いこともやって良いという素晴らしい考えをお持ちの民族なのです。
そりゃそうですよ。全国民が一致団結してJRの社内の放送を無理やり変えさせたのですから。
「社内では携帯電話の電源をお切りください」→
「社内ではマナーモードに切り替えた上、通話はご遠慮ください」
…民衆の力というのは恐ろしいものですね。
こんなに凄い力ならば何故今の社会を変えるために使わないのでしょうか。
年金問題・自衛隊問題・拉致問題・イラク戦争。今の方針で満足している人が一体どれほど居るというのでしょう。
今の選挙制度で一体どれほど民衆の意見が政府に、国に取り入れられているのでしょう。

タバコのポイ捨てから運転中の携帯電話、人様への迷惑行為はやってあたりまえ。
注意されれば逆切れして相手をグサリ。
なんと情けない社会に生まれてしまったのだろうか…
こんなことを10数年しか生きていないガキに想わせる大人達は、今の現状をどうお考えなのでしょうか。