最近、こんな方法が考案されたそうです。
医者に通うと高くつくでしょうから、まずは試しにアロマオイルを買って
試しては如何でしょう?
「Mainichi INTERACTIVE アジアの目」より
「アロマオイル 産後の不安、香りで解消 」
ttp://www.mainichi.co.jp/asia/news/mainichi/200402/17-1.html (以下copy&pasteです)
◇秋田のベンチャー開発
出産後の女性が抑うつ状態になりがちな「マタニティー・ブルー」に効果が
あるとされる物質でつくるアロマオイルを、秋田市のベンチャー企業が開発した。
人間の本能やホルモン分泌をつかさどる脳の視床下部に香りが与える影響を
研究している長崎大医学部の篠原一之教授(46)=神経生理学=との
技術連携で生まれた。
開発したのは「メディカル・フレグランス」社。アロマテラピーは、
花や果物の香りでリラックスできるとして女性を中心に評判を呼んでいる。
しかし成分は複数の香り物質である上、どんな症状に効くかなど医学的な裏付け
には乏しかった。
「マタニティー・ブルー」はホルモンバランスの変化で起きるとされるが、
同社によると、東南アジア原産の花・イランイランなどに含まれる
βカリオフィレンにこのバランスを整える特長があることが篠原教授の研究で
分かった。オイルはスパイシーな香りのβカリオフィレンを単一成分とし、
アロマ用噴霧器で室内にまいて使う。
同社は昨年9月から約4カ月間、東京の産婦人科病院で出産後の女性50人に
オイルを使ってもらい「気がかりなことがあるか」「気分が落ち着くか」など
心理問診票で臨床実験。結果は副作用も心配される抗不安剤を使用した場合と
同様の結果となった。
今春にも各地の産婦人科医に置き、販売を予定している。約4日間用
(12ミリリットル)で1万円。牧野内俊治社長(37)は「飲み薬と違って
副作用も心配しなくて済む手軽さをアピールしたい」と話す。更年期障害など
数種類の症状に対応する商品も開発中だという。
日本産婦人科医会の坂本正一会長は「治療法として医学的に確立されては
いないが、アロマテラピーの使用は産院などで広がりつつある。香りはその人の
向き不向きもあるのだろうが、女性の不安解消に少しでも効果があればいいのでは
ないか」と話している。【小倉祥徳】(毎日新聞)