2 :
ぱか :03/11/06 18:34 ID:WopHBBlw
にとれるかな
3 :
にゅうどん :03/11/06 18:34 ID:WHaB5+ZT
にゅうどん読書
4 :
水無月 :03/11/06 19:05 ID:/CyPaMNJ
にゅうどんの野郎ー
アンデルセンが好き。
カイン/中島義道 この人の本では一番好き。
乙
>>1 「日本多神教の風土」(久保田展弘著・PHP新書)
世界の宗教施設をフィールドワークしてきた作者が日本の宗教施設、
そこで目にしたものは・・・?
日本人論としても読める。
肩の力抜いて自分のルーツ探しの旅に出てみたくなった。オススメ。
本というか絵本なんですが、「空飛び猫」 絵みてるだけで癒されるよ〜 本読む気力までないときはよく大人向けの絵本借りてよんでる
9 :
カル :03/11/09 03:54 ID:cFpVvtYh
桐野夏生の「グロテスク」読んで激しく鬱になりました。 まだ、立ち直れません。(泣
>>9 カルさん
そういう方、多いみたいですよ。
(´-`).。o0(私的には今年のNO1なんですが)
「遺言状を書いてみる」参考に読んでいる。
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/10 18:57 ID:3C5qt/cn
「トリック」のノベルズ(2000年ぐらいにやってたドラマのノベライズ)を読んでます。 自分の話し方が奈緒子にまるでそっくりなので笑える。 映画版は立ち読みしたけど、本当にそのままだったので買わずにおきます。 もう1冊トリックがあったので、それを買う予定です。 でも明日、「恐怖新聞」が届くんだ(苦笑。 なかなか売ってなくてネットで購入。 つのだじろう好きってなかなか友人にカミングアウトできない・・・。 楳図かずおも好きだなんてこと・・。 小説では「WINDS OF GOD」読みました。 俳優の今井雅之さんが描かれた本です。 タイムスリップしてしまうお話。主人公が特攻隊員になってしまう。 演劇化されて、それを見て面白かったので以前買ったんだけど読む暇なくて。 ただいまながーい休みもらってるので、じっくりと色んなジャンルを読もうと画策中です。 桐野夏生って「OUT」書いた人ですよね? 「グロテスク」はけっこう面白かったって聞きますが、、、読むのどうしよ。 立ち読みでは「CHAT」というチャットを舞台にしたホラー小説が面白そうでした。
12 :
カル :03/11/11 00:05 ID:Bzg+TnE0
>>11 さん
「グロテスク」は嵌ると落ちるよ。
私2週間ぐらい立ち直れなかったよ。
鬱の時はさけたほうがいいかもです。。。。
レーモン・ルーセル
宮脇俊三様
ファーブル昆虫記を書いたファーブルの伝記を読み始めたよ。 集英社から出ているのだ。
16 :
ニコネコ :03/11/16 12:01 ID:AVLRhCpz
うすたのピューと吹くジャガー、すごいよマサルたん。 明るいの読まないと、私かなり影響されるから 鬱ぽなのがよめない。 そして最近うすたが鬱ネタだすからやだ
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/16 14:10 ID:A9AChSFy
>>9 まさに読もうとしてたよ!どんなふうに鬱なの?
「アンネの日記」よんだよ。 ひさしぶりだった。 だれかの日記がよみたくて今度は神田理沙の「17歳の遺書」よんでる。 でもこれ、編集されてるんだよなー ウェブ日記をプリントして〜、っていうのもやったことあるけど、 かさばっちゃってね。
「運命の顔」 藤井輝明(草思社)を読みますた。 顔に消すことのできない「できもの」がある故に、 幼い頃から他人の好奇の視線にさらされ、いじめられ、 辛い思いに会ってきた著者が、自分の人生を振り返るとともに、 支えてくれた人々への感謝の念をこめて書いた本です。
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/17 09:53 ID:qhobBEpN
「天使の囀り」をよみはじめました。 この人のは精神的なモノ系ですね。 まだ序盤ですが、かなりクルらしいですので覚悟しつつ読みます。 がんばるぞっと。
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/17 10:03 ID:p14FFp76
町沢静男の「佐賀バスジャック事件の真相」を読んだ。 当時高三で事件についてはテレビの情報を鵜呑みにしていたので その裏側を知れてよかったと思う。 また、これをきっかけにこの人の本を読み始めた。 今読んでいるのは「明日が待ち遠しくなる心の処方箋」
「寝ながら学べる構造主義」(内田 樹・文春新書) タイトルだけ見て衝動買い。 果たして面白いのかどうか。後日報告します。
23 :
MILK ◆y7wTUFMey6 :03/11/17 17:37 ID:8jGAQaZb
>>1 様
新スレおつかれさまです。
村上龍「最後の家族」ちょっと、悲しくなりました。
でも、悪くはなかったです。
12月号の「世界」は結構読み込めました。
24 :
カル :03/11/17 17:51 ID:WGQGkFiY
>>17 さん
もう、胸の中に黒いかたまりがもわあんと広がる感じです。
ちょっと、ネタバレになるけど、たまたま私が私立の学校に小学校から高校まで通学
してたことや、そこが所謂お嬢様学校ということもあったし、年齢的に主人公に近いというにも
あって、妙にリンクしてしまって・・・
でも、内容的には面白いから、ぜひどうぞ・・・
25 :
カラン ◆hNCx62prg6 :03/11/17 21:11 ID:45Bpb8S8
「死のある風景」鮎川哲也 もう買って何ヶ月も放置していたんだが、なんとなく読んでる。 でも全然進まない… 「妄想炸裂」三浦しをん これくらい軽いと読むことができる。 これはエッセイ集だけど、普通の小説はどうなんだろ? 諸事情があるので、しばらくは読まないと思うけど。
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/17 21:52 ID:L6Q0zphZ
漫画:赤ちゃんと僕(らがわ まりも) ほのぼのホロリ 小説:ねじまき鳥クロニクル(村上春樹) 何回読んでも難解
27 :
あそぱそバス :03/11/19 23:44 ID:i3PCvuGS
●「精神化へ行こう!こころの風邪は軽〜く治そう」大原広軌・藤臣柊子 精神科へ行った著者2人が、体験談などを楽しく紹介している。 ●「話べたな人の自己表現の本」本多信一 むりして話し上手になる必要なんてない!と 自分に言い聞かせることができた。なかなか良書だと思う。 ●「悩む性格・困らせる性格」詫摩武俊 何となく友達ができないのは何故か、ということに ひとつの理由(ヒント)を示してくれた本。読んで良かったと実感。
28 :
あそぱそバス :03/11/19 23:45 ID:i3PCvuGS
「反ナショナリズム」姜 尚中(カン・サンジュン) 教育史料出版会 イラク戦争がらみで読み出したけれど、結構深く切り込んでいて新鮮だった。 少し歴史関連の知識が必要かな?と思ったけれど素人でも 大丈夫でした^^; 「えっちな気持ち」菜摘ひかる 文庫 25人かな?オムニバスです。超短編です。 少し切ない思いが込み上げました。
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/20 10:35 ID:uS3VEUVO
「天使の囀り」、昨夜読み終えました。 なかなか専門用語がおおいので、看護・医療系のヒトの方が読みやすいかと。 線虫怖いよー! でもこの人の文章、読み応えありますね。 ひきつけるものがある。 「黒い家」「ISORA」も読んでみようっと。「青の炎」はどうも読む気が起こらない。 これから口直しに「トリック2」を読みます。 なんか、角川ホラー文庫ばっかり読んでる自分。 ホラー文庫面白いです。
32 :
( ;゚д゚)養命酒効きすぎ… ◆JAPANcigYI :03/11/20 11:20 ID:pZtVfdA3
「電力会社を九つに割った男」浅川博忠 講談社文庫 松永安左ヱ門の生き方はやっぱカコイイ この本は文庫だから安いし手頃
>>31 おぉ、俺も一週間前くらいに天使読み終えたばかりだよ!!
んで、ISORAはもうすぐ読破するけど、俺的には青の炎の方が
惹きつけられたYO!!食わず嫌い(・A・)イクナイ!!YO
34 :
カル :03/11/20 16:20 ID:wk8vOTT5
「黒い家」は恐い。でも読み応えあるよ。
貴志裕介はクソだよ〜。
36 :
31 :03/11/21 21:57 ID:B5Ixulzc
青の炎も読んでみますー。 ISORAと黒い家も楽しみ。 私はクソだと思わないけどなぁ。 結構読み応えあるし。文章も結構好きです。
37 :
( ;゚д゚)養命酒効きすぎ… ◆JAPANcigYI :03/11/22 16:13 ID:1vLK8CWl
吉田松陰 留魂録」全訳注 古川薫:講談社文庫 留魂録自体は「身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留置かまし大和魂」という 辞世の句から始まり5000文字程度、吉田松陰が刑死2日前に書き始め刑死の前日の夕刻に書き終えた弟子宛の遺書。 本の前半は留魂録の解説、後半は諌幕から倒幕へと至る思想の変遷など吉田松陰の一生について。 やっぱこの人はメンヘラってか、狂人だ。 私(満27)と同じような年齢(彼は数えで30)でこれだけの仕事をした先人には驚くばかりですが 今、死のうと思っている方は「死して不朽の見込みあらば、いつ死んでもよし」 という彼の死生観を考えて見るのも良いかも。まだやり残したことはあるのではないでしょうか。
38 :
しめじ :03/11/22 18:05 ID:2vtpfzwB
魁!!クロマティ高校 生きる勇気がわきました。 とゆうのは少しウソだが。 とりあえず、メカ沢がかわいい。 イヤ、漫画なんですけどね。
39 :
しめじ :03/11/22 18:12 ID:2vtpfzwB
漫画だけじゃなんなので・・・ 城山三郎と山崎豊子はハズレなし。かも。 安部公房も読むべし。
40 :
がらくた :03/11/22 18:25 ID:NwbvchWm
フランダースの犬 白い犬とワルツを 買ってきました…まだ読んでないですけど。 本棚にダニエル・キイスがいっぱい…。
どーせ死ぬならデカいことやってからにしたい。 「稲むらの火」(尋常小学校5年の国語教科書) 津波から村びとを救う一人の老人の物語。小泉八雲が「生ける神」という タイトルで世に出て、それを読んだ中井というガッコの先生が教科書用に と書き下ろし、文部省の目に止まり教科書の題材となった。 因みに物語の舞台となった和歌山県広村(現在の広川町)では何度も津波の 被害を受けており、毎年文化の日に全国でも珍しい「つなみまつり」を開催 している。今年行きたかったのに風邪で行けず(´・ω・`) 。 「稲むらの火」でぐぐると色々ヒットします。 防災意識を高めるためにも、みんなに読んで欲しい話です。
最近の購入&借り。 「廃墟ノスタルジア」写真集 …廃墟がスキだけど、あんまりマニアとかそういうサイトを見たことが なかったので新鮮。親に見せたら、仕事場の付近に廃墟が あることが判明。親子共々興奮。こーいう本は値段がタカイヨー 「寺山修司・はじめての読者のために」ムック …本文デザインが凝ってたけどちょっと読みにくかった。 寺山氏の書籍・映像作品まで網羅してるので初心者で惹かれつつ ある自分には最適ダタ。ただ、香山リカイラネ 「ちくま日本名作集 寺山修司」 …寺山作品イイとこ取り集。『誰が故郷を想はざる』、 手首を切り落とそうとした寺山母、母親が大好きな同級生の自殺、 すごく印象に残った。『毛皮のマリー』さいこう。下男モエ 「寺山修司少女詩集」角川文庫 …表紙イラストがかわいい。内容もとても気に入った。 今は、「赤糸で縫いとじられた物語」寺山修司 読み中ー。
今夢野久作全集(全11巻)読んでる。 「ドグラマグラ」は鬱の時避けた方がいいけど、他の作品は普通に面白い。 昭和初期の雰囲気が良い感じ。
44 :
るるるる :03/11/23 16:51 ID:QXzKHFP5
「PAY DAY!!!」山田詠美 N.Y.のテロの話を扱っている「青春小説」だが感情を技術で伏せるかのようなところがある。 泣きながら読んでいたけど読後もどうも不快感が残る。 何が不快なのか?と自問すれば、 向こうの家族はあんなにスキンシップが多いのか?という嫌悪かもしれない。 嫌悪と同時に羨ましいのかもしれない。 なんか「らしくない」というか、わかりづらい文章が多かった。 ISORAは映画と話(ラスト)が違った。
45 :
MILK ◆y7wTUFMey6 :03/11/24 08:05 ID:iWDD4M0M
「彼岸先生」島田雅彦
平成版「こころ」といわれている作品らしいが、テイストも違うし
でも、楽しめる小説ではあるなぁー、とは思いました。
>>44 山田詠美
私も読みましたが、昔の作品の方が表現の広さを感じました。
でも、好きな作家さんですけどね^^
「寝ながら学べる構造主義」(内田 樹・文春新書)読了。 最初は用語の難しさとか文章の複雑さなどでとっつきにくいなぁと 思いながら読んでいたが、それに慣れてからはスムーズに進んだ。 本書ではまず「構造主義前史」としてマルクス、フロイトそしてニーチェの 功績を紹介する。 で、「構造主義の父」フェルディナンド・ド・ソシュール 次に構造主義における「四銃士」すなわち ・ミッシェル・フーコー ・ロラン・バルト ・レヴィ・ストロース ・ジャック・ラカン の主張を要約して解説している。 新書だからその枚数にはおのずと限度があり、解説も「さわりの部分」に 終始しているのは、ま、やむを得ないだろう。それに、タダでさえ難しいのに これ以上難解になったら手がつけられん。 メンヘラとしての立場では最後のジャック・ラカンの精神分析―フロイトの 精神分析論の延長線上にある―に関する考察と、医師―患者のあいだで 精神分析及び治療はどのように行われるか、についての部分は非常に 面白く読めた。 「あぁ、あの時主治医が言ってたのはこういうことだったのか!」って感じ。 ジャック・ラカン本人の著書や論文は凄まじく難しいらしいので、本書で そのさわりだけでも触れることは意義がある、と思う。 ラカンに関する部分はメンヘラ必読かも。
47 :
しめじ :03/11/24 13:46 ID:XHe8U1mE
>>43 さん
夢野久作全集!!
私も持ってますw
ちくまのやつですよね。
『平将門』(海音寺潮五郎 新潮社 上・中・下) 今、これを読み返してる。上巻の将門の心境が、無茶苦茶泣ける。 官位を得る為京へ上がるも、京風のしきたりや生活に合わせる事が出来ず、無位無官のま ま失意の内に故郷の坂東へと帰る将門。故郷に帰ると、父から譲り受けた広大な自分の土地 が、伯父達に横領されていた。父が血と汗と涙を流して開発した土地を取り戻すべく、将門は 伯父達に戦いを挑む。 ってのが上巻。失意から立ち直った将門に、勇気付けられたよ。
完全自殺マニュアルを読んだ。 人間は案外簡単に死ねると言うことが分かった。 じゃあ何で生きているんだろう。
空き部屋の本棚を整理していたら、 小松左京の「首都消失」が出てきた。うちの親父の本なのかなあ。 少し読んでみたけど、まだ面白くなるかどうかはわからん。 電車で読もうかな。
51 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/25 11:54 ID:cfWqPYMw
バチカンミステリー
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/25 12:22 ID:zv82/Cth
すえのぶけいこさんのライフ。 ももち麗子さんの問題提起作品集 南条あやさんの卒業式まで死にません あと山田花子さんの完全自殺直前日記?をアマゾンで 予約しました。
フーコー、ラカンを読んでる人ハケーン! なかなか彼らの本読んでる人はいないんだよね。 >50 小松左京は面白いですよ。 もしも首都消滅でおきに召したら、「日本沈没」とか「復活の日」も読んでみてください。 かなり面白いです。 「日本沈没」はマンガ文庫化もされてますから、小説じゃ疲れる場合ではマンガでもどうぞ。 私、はじめてみたときかなり怖かった。 映画化までもされてます。映画はチャチかった。 マンガだけど「レモン・ハート」。 お酒のウンチクが色々とつきます。 お薬のせいでアルコールのんじゃだめ!って言われてるけど、 カクテル一杯ならOKって言われてるから、好きなカクテルが載ってると自分で作ってます。 「カクテルBOOK」も読みました。 キレイなマリンブルーとか、プールといっていろんな色のリキュールを、 断層状態にしたりとハマってます。
>>50 小松左京なら、今ハルキ文庫で短編から長編まで幅広くカバーされてます。
長編なら「復活の日」「果しなき流れの果に」、
短編集なら「結晶星団」「夜が明けたら」「物体O(オー)」「時の顔」
あたりはハズレがないと思います。
55 :
43 :03/11/25 22:18 ID:nsGc5cHY
>>47 しめじさん
おお!夢久仲間がここにいたとは(´∀`)
夢久は3・5・8巻読み終わりますた。今「暗黒公使」読んでまつ。
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/25 23:00 ID:LMEC1UOm
流浪雲
この世からきれいに消えたい 藤井誠二/宮台真司 面白いけど、読んでて精神的に疲れてきた。
夢野久作
スタージョン
夢野久作「犬神博士」 稲垣足穂「少年愛の美学」 を読んでる。
61 :
しめじ :03/11/26 17:14 ID:VNi2lXVg
なんだかんだ言っても、 「家畜人ヤプー」。
「超人計画」滝本竜彦 ルサンチマン万歳!
63 :
50 :03/11/27 02:01 ID:wJAOMUaP
>>53-54 もうすぐ前編を読み終えそうです。
けっこう好みな展開だと思った。後編で外国がどう干渉してくるのか
楽しみだー。男たちがどう立ち回るのかに、わくわく。
今まで小松左京を全く知らなかったんです。
読了したら、ハルキ文庫などをあたってみることにしますね。
「陸大物語」甲斐克彦 光人社NF文庫 ウワァ、ツマンネーってのが正直なトコか、読むのが苦痛だな。 興味持ったのはラストエンペラーで坂本龍一が演じている甘粕正彦と 以前著作を読んだことがある石原莞爾に関する記述くらいか。 エリート軍人だって昇進したくて足引っ張りし合ったりリストラにあったりメンヘラ的な理由で自殺したりと フツーの会社員と変わらんナァ…
65 :
鬼々 ◆Onix2ChiBc :03/11/27 18:40 ID:Fe+IwEyj
村山由佳の、天使の卵を読み始めた。 ……ミーハーって言わないで…。
66 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/27 22:16 ID:Hy+zzeYK
「世界の中心で愛を叫ぶ」 私には非常に生ぬるいラブストーリーでした。 大江健三郎さんが初のファンタジー書かれたそうですね。 そちらが楽しみです。
67 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/27 22:17 ID:Hy+zzeYK
66ですが、タイトル間違えてるような気がするけど、 読み終えてすぐに売ってしまったので記憶が曖昧です。 ごめん、、。
68 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/27 23:11 ID:awU+TzNN
麺へらで風俗している子向けかな? 菜摘ひかるさんの本
69 :
MILK ◆y7wTUFMey6 :03/11/28 19:38 ID:6XOTyVaz
「新潮45」12月号 サイバラと柳美里の対談。「離婚記念対談」
結構面白かったです。
>>68 さん
意外と読者幅大きいみたいですよー。
今更ながら松本人志の「遺書」を読んだ。初版97年といえば私が高1の頃。 すごい人だなあ…と。もっと早く読みたかった。 これから夏目漱石の「こころ」を読む予定。これもまた懐かしい…。 国Tの教科書に載ってたんだよなあ…。井伏鱒二の「山椒魚」も読みたい。
71 :
( ;゚д゚)養命酒効きすぎ… ◆JAPANcigYI :03/11/28 21:25 ID:UygreWcB
「カルロス・ゴーン経営を語る」カルロス・ゴーン+フィリップ・リエス 日本経済新聞社 前半部分はゴーンの著書ルネッサンスと内容が被る。後半は日産の再生と今後の展望について。 クロス・ファンクショナリティ(部門横断)というのがゴーンの経営の中核とのこと(クライスラーを再建したリー・アイアコッカも自伝でコノ重要性を云ってますね) 要するに自分のトコだけ考えて、責任をほかに押し付けるってのが失敗の原因ってことですね。(私も自分のことばかりなので失敗ばかりか) 企業はもちろんのことゴーン本人の生き方もそうですがアイデンティティを保ちながらグローバル化して行くってのが成功する企業(人)なんでしょうね。 ゴーンの生き方はもちろん日産の再生などからも、成功する上手な生き方やら他人との関わり方について学べるものは多いんじゃないでしょうか。
いまさらですが、「<私>はなぜカウンセリングを受けたのか」(東ちづる著) を読み始めますた。ACもつらいものですね〜
73 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/29 01:07 ID:VqNNcOIo
ちまたでブームの廃墟写真集がお気に入り。 その儚さに泣ける。 朽ちていくだけが未来なのか。 夢野久作は読んだことないのでチェックしたい。
74 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/29 01:10 ID:VqNNcOIo
もう「廃墟ノスタルジア」は既存でしたな。 でも俺もお勧め。写真集だから値段は文庫よりちと高いが 文章もあって買って損はない。
75 :
カラン ◆hNCx62prg6 :03/11/29 01:20 ID:QoTkkQj0
今鬱絶頂で、本は読んだことのあるラノベを読み返す ことくらいしかできないんですが、 なんかお勧めの頭使わないでも読める本てありますか? 部屋は本だらけなのに読み続けることができないよぅ…
76 :
( ;゚д゚)養命酒効きすぎ… ◆JAPANcigYI :03/11/29 17:04 ID:xrfFY88v
「チベット死者の書 サイケデリックバージョン」ティモシー・リアリー、ラルフ・メツナー、リチャード・アルパート 八幡書店 一部の人の間では結構有名な本でしょう。 死(トビ)→死後四十九日間(トリップ)→転生(モドリ)のようなカンジで、 LSD、メスカリン、マジックマッシュルームといったサイケデリック・ドラッグの摂取により、 死をシミュレーション(新しい意識の領域を体験)するための解説書。 この本は「チベット死者の書」そのものの翻訳ではなく、解説書にあたるようだ。 ガイドってかナビゲーターが死者(イッってる人)を安全にナビするための本、 死ぬ人(イッってる本人)も予め内容を知っていればなお良いだろう。 「死者の書」はチベットで現在でも死者が出ると僧侶が読み聞かせるお経そうだ。 トブときに大事なのはセッティングと精神状態、此れはまた死ぬときにも同じだろう。 お気に入りの場所でお気に入りの音楽聴いて、好きな人と心中なんかカナ。 できることなら本物の死の前にサイケな方で予行演習するのもイイかもw このサイケな実験が原因でティモシー・リアリー講師、リチャード・アルパート教授はハーバード大を追放されてますー。
あたしンち
メンヘラはラカンだのフーコーだのソシュールだのクリステヴァだの そんなの読む前に他にすべきことがある気がするのだが、どうだろうか。
79 :
(*´・ω・`*)ヌルー ◆kXn47FN4zU :03/11/30 23:47 ID:UK3iSlsX
今更だけど、ゴールディングの『蝿の王』を読んでいる。 半世紀前に書かれた名作ながら、古さを感じさせない構想力。 極限環境下の共同体の変質に興味がつきない人間にとっては堪らないw 私が夢見る非文明的原始(本質)的社会の待望を克明にイメージする手助けになる良書。
岩波文庫の「北村透谷選集」を古本屋で見っけて読んでます。
平山夢明「東京伝説」の新刊
「ライン」村上龍
83 :
ラブミ :03/12/02 01:27 ID:qvfar54A
「廃墟ノスタルジア」、とっても気になります。た、高いの? 今読みかけの本は、三島由紀夫「仮面の告白」
>78 > メンヘラはラカンだのフーコーだのソシュールだのクリステヴァだの > そんなの読む前に他にすべきことがある気がするのだが、どうだろうか フーコーなどここに挙げられている人の本は、回復、治療にあまりプラスにならない。 プラスにならないのみならず、非常に頭が疲れる。 そのあたりの人の本を読むよりは、メンヘラーにもっと有意義なもののお勧めは、 中井久夫 神谷美恵子 R.D.レイン などがいいと思います。
85 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/02 05:32 ID:FidZM4+j
老子読んでる。 ロヒプノール並とはいわないがレンドルミンよりおすすめw
86 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/02 05:52 ID:LGfZm2m6
エロ本とマガジン
87 :
中濱 :03/12/02 06:01 ID:hSWXNnW1
「自殺論」/デュルケーム、宮島喬訳 (中公文庫) まだ読んでる途中。 それほど難解ではないが、500Pあるので時間がかかりそう。 寝ながら学べる構造主義の話題が出てますが これって橋爪氏のはじめての構造主義を意識してるとしか思えないタイトルですよね。
>>85 俺も老子読みましたよ。老子や荘子関連の本を4、5冊も。
あの思想に一時期はまってました。
あれってメンヘラ向けのような気がするのは俺だけでしょうか。
老子の本を読んでからだいぶ精神的に安定した気がする。
デパスやセルシンよりおすすめという感じでしたw
89 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/02 07:13 ID:c4SN4FKc
廃墟ノスタルジアは2300円。高いっていってもかえん金額じゃないぞ。 鬱の場合は、アマゾンで頼むべし。 いろんな廃墟本みたけどこれが繊細で一番メンヘルには効果あり。 ちなみ俺も三島は好き。
90 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/02 07:14 ID:LGfZm2m6
みんなまじめなんだな…
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/02 16:55 ID:hwfkcmEM
幸田文「草の花」
幸田文「崩れ」(講談社文庫)
こないだ読んだのは モーム「お菓子と麦酒」 今読んでるのは スタンダール「赤と黒」 こちらは前スレに出てたのでsage…
94 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/04 00:20 ID:bmlxkFAF
メンヘルと特に関係ない本が多いような気がするんだが・・・ 漏れはマーフィーシリーズ
>>94 「自分が読んでる本や漫画の情報をみなで共有」できればいいんじゃないの?
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/04 19:32 ID:Ekhux9wc
頼む 最新流行の超おもろい漫画をおせえてくだい
97 :
ラブミ :03/12/04 23:45 ID:xuLRkucT
>>89 てんきゅー(・∀・)
その倍のお値段はすると思ったから安心しますた。何とかセーフな金額。
三島さんは好きな人は好きですよね。
「仮面の告白」の残りを読破しますた。
明日からは、もう1冊、購入したまま、読み残してる本
ヘッセの「車輪の下」を読みまつ。
「老子」、読みたい本リストに追加しますー。
鬱になってから小説がほとんど全滅になってしまいました なので雑学本・料理本・エッセイのみです 唯一頑張って読んでるのがスペンサーシリーズ
99 :
MILK ◆y7wTUFMey6 :03/12/05 07:52 ID:oPqOqpm2
川上弘美「溺レル」文春文庫 短編集です。さらりとしていて、どこか曖昧で。曖昧な何かを持っている方なら 好みかもしれません。(恋愛系統ですが) 町田康「夫婦茶碗」新潮文庫 個人的にハマリマシタ。解説も悪く無かったです。 感想でした。
私もうつ病なので、現在は余り本も読めませんが・・・ 司馬遼太郎 「空海の風景(上・下)」中公文庫刊 都会での学究生活に疑問を感じてドロップアウトする空海と、 当時エリートコースを順調に歩いていた最澄に対して 「本で読んだだけで何かを体得したと思うのは大きな間違いだ」と 逆切れするところが人間くさくて好きです。 橋口譲二 「対話の教室」 平凡社刊 写真家の橋口譲二がインドの子供たちと開いた写真による自己表現の ワークショップを通じて、人と関わり合うことの難しさをを再確認してゆく ノンフィクションです。
「心理学化する社会」 作者、忘れた。広い読みしかしてないけど、おもしろかった。 日本の現代社会って病んでるなーとおもった。
102 :
(*´・ω・`*)ヌルー ◆kXn47FN4zU :03/12/05 20:51 ID:mrmWOK/j
図書館に入り浸ろう。 擬似学園と設定して来年予定の通学生活に備えたい。 『エーデルヴァイス海賊団〜ナチ体制に反抗した少年グループ』 『ラカンの精神分析』 『精神医学とナチズム』 『放談の王道』
乙一氏の最新刊「失わはれる物語」購入。 装丁がとてもかっこいい。 切なくてとてもいいです。
私も… 乙一氏の初めての絵本「くつしたをかくせ!」購入。 挿絵がとても良かった。本人によるプロフィールが良かった。
105 :
ラブミ :03/12/06 02:18 ID:xzvOvRSm
>>96 昨日思い浮かばなかったから遅レススマソ
流行とも超おもろいとも言いがたいですが、こげぱんの漫画はどう?
「こげぱん毎日ダラ~っと。―やさぐれマンガ」。
106 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/06 02:42 ID:t0qex5fH
>>105 ぉお、、レスどうも・・・ こげぱんって絵本でわ・・・w
立原正秋の冬の旅を久しぶりに読んだ。 大好きな本なんだが安定してる時期じゃないとだめだなぁ。
108 :
カラン ◆hNCx62prg6 :03/12/06 03:07 ID:6cBiehZj
「90くんところがったあの頃」大槻ケンヂ 90年代のあれこれを振り返るエッセイ集。 自分がバンド好きだったから懐かしいことが結構ある。 肩の力抜いて、時に笑いながら、時にしんみりと読める 一冊です。
109 :
ラブミ :03/12/06 03:17 ID:xzvOvRSm
>>107 昔は絵本だったんだけどね、今日本屋に行ったら漫画が出てた。
ちなみにDVDも出てるみたい。
昔、こげぱんの絵本にハマってたけど、まだ続いてるみたいで
何となく微妙ですた。w
110 :
ラブミ :03/12/06 03:18 ID:xzvOvRSm
>>110 どうも なんとなく読んでみるよ そんなおれからはキノノ旅をお勧め。
>>108 流石に?作者自身メンヘラーを自称してるだけあって、
大槻ケンジの本はいいですよね。
私は最近、「散歩マン旅マン」にハマって、勢いでAmazonに
4冊も大槻ケンジ本を注文してしまいまつた。
ユーモラス溢れる中に、ちょっぴり物悲しい雰囲気と、あたたかさが
同居してるんですかね。上手く表現できないけど。
騒楽都市OSAKA・・・ライトノベルを本というのかどうかはしらんが。 ブンガクものだと老人と海。ノンフィクションだと侵略の世界史。
「亡国のイージス」 腐女子的興味で買いました。 でも、其れ抜きでも面白い。
115 :
ラブミ :03/12/11 23:59 ID:bCB6z76O
「車輪の下」読み終えました。 感想は、もう少し若い頃に読んでたら、共感出来てたように思えます。 そういう思いをした事もあるけど、今の私には今更・・・と言った感じでした。 これから子供を育てようとする人達には読んでもらいたいですね。 独断と偏見による評価は★★★☆☆です。 次は、「プラハの春」を読みます。 上下2巻で1冊が厚いから、当分は持つかな?
「世界の中心で、愛を叫ぶ」 読んでみようかな?と思っていたが今日の夕刊で半面広告 打たれてるので一気に読む気が萎えた。 文芸でも持ち上げられすぎると読む気が萎えるのは俺だけなのか?
117 :
ラブミ :03/12/12 00:45 ID:38XVp8XA
>>116 EVA信者な私は、もろにパクったタイトルを腹立たしく思い、
電車の宙吊り広告でタイトルを見るだけで気分を害します。
好きな人居たらゴメン・・・
どうせなら「世界の中心で、愛を叫んだ獣」を読もうかと思う。
SFだし。
早川文庫のやつはまだ売ってるのかなぁ?
>>117 ご存知かもしれませんが、EvaはこのSFタイトルからの引用です。
119 :
ラブミ :03/12/12 01:56 ID:38XVp8XA
>>118 「世界の中心で愛を叫んだけもの」のSFが存在するのは、
もちろん知ってます。EVAからパクった気がするんです。
タイトルの力だけで引っ張ってる印象を受けるから。広告のせいかなぁ
読んでもないのに悪口は良くないですね。慎みます。
>>116 ,117
タイトルもだけど、広告に出てる読んだ人の感想を読むと更に萎える。
「愛するシト (w を失うということは、世界が意味を無くすんですね」
なんて書かれても…何を今更。
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/12 16:26 ID:FfmkaC+S
白和え
122 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/12 16:32 ID:+0UBA6Th
墜落遺体を読んでみた。腐った人間の匂いが少し想像できた。 人間なんてあっけなく壊れる。
123 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/12 16:42 ID:Q/Y+Uumy
鈴木いづみコレクション〜あたしは天使じゃない〜…うん、もうお腹いっぱい。文体にはまりすぎて気持ち悪くなりました。
124 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/12 16:52 ID:/BsIcBm3
>>115 車輪の下なつかし〜 ヘッセの作品だよね
中学三年の時の感想文コンクールで入選したぐらい感動した作品だった
ちょうど高校受験の年に読んじゃって
受験放棄したくなった思い出がある
P.K.ディック全般。 「アンドロイドは電気羊の夢をみるか」ディック節の冴渡る傑作。今読み返すと聖書と律法に かなり影響を受けていると思う。 「ヴァリス」「聖なる侵入」「パーマー.エルドリッチの三つの聖痕」私が聖書学にはまるきっかけ になった。ユダヤ教の律法というものを初めて知った。 「流れよ我が涙、と警官は言った」どっかに埋もれてます..。未読。 他はホーガンのジャイアンツスターシリーズ。さすが元DECのエンジニアだっただけあってコンピュータ といった物の書き方がすごく巧い。出版された当時はhostにヴィザーとつけるのが流行ったとか。
126 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/12 20:22 ID:9wmkbNMn
>>57 漏れも読んだよ、宮台真司
分かるとこもあったけど、激しくウトゥになりました
127 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/12 21:21 ID:SfLcEtzS
三浦綾子さんの本だから大丈夫かなと思って読んだら激鬱落ちした 「自我の構図」 ドロドロドロドロしてました。でも色々考えさせられた。
128 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/12 21:36 ID:EY7Mc/bp
ひたすらに太宰治。太宰治。
129 :
りた鈴 ◆JE8BnO0L9c :03/12/12 21:42 ID:Elzia5Yp
>>128 太宰いいよね。あたし女学生がすき。 読んでる本=筒井康隆
130 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/12 21:52 ID:cT+SEcbF
>>87 出だしが「自殺は精神病によって引き起こされるのではない」。
この板の住人からすれば、理解しかねる主張でしょうな。
社会学の古典としてよく読まれているのだが、
「第二編から読め」とはよく言われる。
131 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/12 22:59 ID:XOtbRQra
>>129 筒井康隆って癲癇患者の事を差別したんだっけ?
癲癇の私としては複雑
>>131 差別する意図はなかったと本人は書いてる。
癲癇が車を運転するのはどうのこうのとは言ってたね。
133 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/13 02:00 ID:H7m9TnW7
>>129 昔学校で女学生朗読しますた。
太宰コレクション中。
人間失格はやっぱり欠かせないので二冊買いますた。
べたべたですがカナーリ好きなのは斜陽。
134 :
ななせ :03/12/13 02:09 ID:IIcxccS6
宮本輝の五千回の生死。 暗い気持ちになりました。作者自信が不安神経症を患っていたと聞いた事があります。
筒井康隆、エッセイしか読んだことないけどかなり痛快だった。 一晩で髪の毛が真っ白になるほどの恐怖体験をしてるってすごいな。
新井素子さんの「おしまいの日」 ちょっと電波入ってるけどヒキってる主婦(つまり自分)は共感出来るかも。 白い虫のところで蓮の実のコラ思い出して鳥肌が・・・
アーサーかってきた 読んで見れ
139 :
138 :03/12/13 22:48 ID:1myyqnjy
『世界の中心で、愛をさけぶ』は、面白いという人の気持ちも分かるけど、つまらないですよ。 読書慣れしてる人は、読まなくてもいいような本です。 すんごく王道な感じのラブ・ストーリーに、死生観をちらつかせている感じ。 行間を読むタイプの本ではなく、すらすらと読まされる感じです。 ああいうのを「ライトのベル」ではなく「文芸」と呼ぶような今の時代、 本好きとしては寂しいなあ。
140 :
ラブミ :03/12/14 04:36 ID:McAzR5bp
>>124 読書感想文コンクールに入選なんて、素敵な文才の持ち主サンなのでしょうね。
私はこの本を読んで、考える所は沢山ありましたが、まず、歳を取ったなぁとw
一番に痛感しました。純情無垢な感性も、もう消え去ったんだと。(苦笑
過去に読んで特に印象に残ってない本も、改めて読み返すと、また違います。
前に読んだ時は、一体、どんな感想文を書いてたのだろうって思います。
>>133 私も太宰サンは大好きで、もちろん「人間失格」は不動ですが、「斜陽」が
好きです。主人公の姉ではなく、弟の直治に自分を重ねてしまいます。
最期に姉に宛てた遺書に号泣しました。
落ちぶれた自分。元の世界にも居場所が無くて、落ちぶれた先にも居場所が
なくて、ただフラフラして(本当は大切に思ってる家族に)迷惑をかける事しか
出来なくて、苦しんで、迷惑かけて、死を選んだ直治。・゜・(。´Д⊂)゜。・
滅びの美学にすがる自分は、もう止めようとは思っていますが、生涯消えない
一つが太宰治です。
太宰サンの読む者を惹き付けて止まない文体も魅力的ですよね。
141 :
ラブミ :03/12/14 04:46 ID:McAzR5bp
>>136 それ読んだ事あります。確か、南条あやチャンも日記の中で紹介してた。(と思う)
私は、主婦の経験ないのでコメントに悩みますが、少し寂しいような気もします。
EVAが流行らなければ良かったのに・・・
さくらももこの「宝石手帳」 興味のある所だけパラパラ読んでる。 あと寺山修司の「家出のすすめ」
>>141 実はあたしも南条あやさんの日記読んで興味を持ったから読んだのでした。
確かに少し寂しいですね。切ないです。
乙一「ZOO」の一番最初の「カザリとヨーコ」ってお話は児童虐待を扱った話だけど、
最後は明るい気持ちになました。
乙一は「死にぞこないの青」もいいですよ。
<ふつうの家庭から生まれる犯罪者/碓井真史>…つらい
>>138 海外文学ということで抵抗あったけど買って読んでみました。
終盤まで本当に鬱々とした暗い気持ちで読み続け、ラスト数十ページで一息に救われた感じです。
日本のものと雰囲気もちょっと違って新鮮でした。
>>144 「カザリとヨーコ」って一番最初に載ってる話だよね?
あれで明るい気持ちになったのか・・・・
乙一さんの文章って、感情がないような気がするな。
感動を呼ぶわけでもなく、暗い気持ちになるわけでもなく、明るい気持ちになるわけでもない。
それでも好きなんだけどね、乙一さんの書く文章。
展開が面白いんだよなー。
148 :
MILK ◆y7wTUFMey6 :03/12/16 01:51 ID:c1XY5Pef
ちょっとageてみます。
「救急 精神病棟」野村 進 講談社1700円
ノンフィクションライターが3年間密着取材のドキュメントタッチな本。
ちょっと、辛い時にはオススメしないけれど(連鎖を引き起こす可能性アリ)
少し、落ち着きモードな方には悪くないかも知れないです。
私は読後感としては「(-ω-;)ウーン、やっぱり難しいよね。難儀なり。」
筒井氏。新刊がでますね。
>>143 さん
寺山修司いいですよね^^
乙一さんって人気あるんですねー。読んでみようかな。
149 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/16 01:56 ID:RwIbOA98
田口ランディと山田悠介
150 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/16 02:34 ID:JZqJ2FWU
三島由紀夫 太宰治 野村秋介 シモーヌ・ヴェイユ 共通するのはメンヘラに通ずる「狂気」 激しいタナトスを持った人間に共感する。 音楽家でいえばカート・コバーンだが。
よしもとばなな 「ハゴロモ」と「デッドエンドの思い出」はほんとの意味での癒しでした
152 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/16 08:18 ID:U5SU6BKB
前読んだ時に疑問だったんだけど、斜陽の直治←これなんて読んでる?
最近、中沢新一の本に興味があるのですが 読んだことのある方、おりましたら感想などお聞かせ願います。
>>152 なおじ?なおはる?
あたしも疑問だった。今は怖くて太宰読めない
公房読んでまつ。
今日中島らもの「子供の一生」読み始めた。 CDが付いてますよ?
乙一つながりだけど今度コーリングユーの漫画版の単行本出す 都筑せつりの「壊れはじめた天使達」。 本人がメンヘルだったっていうのは知る人ぞ知るらしいけど(鬱・PD・摂食障害だったかな) 読んで「ああー、なるほどね」と思った。 鬱の人が癒しを求めて読むにはいいかもしれん。
158 :
ラブミ :03/12/18 02:04 ID:tqWKGGgK
春江一也著「プラハの春」。良かったです。 1968年「プラハの春」と呼ばれるチェコスロバキアの自由化運動とソ連による 弾圧がもたらした事件を背景にしながら、若き日本人外交官と東ドイツ女性 との間で生まれた恋愛の運命を描いた大河ロマン。 事実を素材にしたフィクションとの事で、そんなに都合良く行くかなぁと、 ひねくれた思考の持ち主である私は、読みながら萎えた部分もあった事は 事実ですが、当時の歴史の流れを素人でも分かり易く知ることが出来て、 一度は読んでみる価値あると思います。色々考えさせられますよ。 独断と偏見による感想★★★★☆
>>156 >CDが付いてますよ?
なぜクエスチョン?
>>159 いや、深い意味は無いんだ。
ハードカバーにCDがついてるのが珍しい&斬新だってことです。
ようやく1/3読了。
面白いな。
死ぬほど長いけどおもろしろい小説おせえて
『仏陀の鏡への道』ドン・ウィンズロウ でも、シリーズ一弾の『ストリート・キッズ』から読んだほうがいい。 ついでに第三弾の『高く孤独な道を行け』も。
500ページを越える長編ながら、一気に読めてしまうクライシス小説。 「死都日本」 石黒耀(講談社) これはハマります。
>>138 時間かかってしまったけど読み終わりますた。
これはなんというか・・・。
読まないほうがよかったかも・・・と思いつつ最後まで読み切ってた感じ。
すごくリアルに書いてあるだけにぐっとくるものがあるね。
そして、救いが嘘臭くなくていい。なんか元気出た。
>>138 読みたいなぁ、それ。
某Flash職人サイトの記事を見つけて、非常に読みたくなった。
いつになるかは不明。_| ̄|○
本屋になかった・・・ でもいい本見つけた、 僕はお城の王様だ で、、、なんか、読者を選ぶとか 偉そうなことかいてあったので・・・
舞城王太郎 殊能将之 乙一 京極夏彦 ミステリーが多いな。
169 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/20 09:11 ID:wW0C4as5
>>138 近所で売ってたから買った。地元で一番大きい書店だけど一冊しか置いてなかったよ。
もしかしたら結構大きめのとこじゃないと見つかり難いかも。
これから読みます!
170 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/20 09:34 ID:OBR8FrL3
「ぼくは……あんまり、自分が本当に頭がいいんだとか、ひとをひきつける力があると か、なんというのかな……帝王の器がある、ということを……ひけらかさないほうが、 長生きできる、と思うんだ」 最近読んだ糞本の台詞です。 さあ何でしょう。
>>170 ぐぐったけどわからん。
教えてくれたらうれすぃ。
>>171 グイン・サーガ外伝18
<アルド・ナリス王子の事件簿 1> 消えた女官 -マルガ離宮殺人事件
外伝以外に本編で92巻出てるから暇つぶしにはなるけどどんどんつまらなくなるよ
173 :
169 :03/12/20 21:35 ID:wW0C4as5
読んだけどなんともコメントしづらいかも。。。 いや、面白かったし買ってよかったんだけど。 多分近々もっかい読むます。著者と握手したくなった。
174 :
優しい名無しさん :03/12/21 02:07 ID:qkj7j4+f
渡辺淳一の「リラ冷えの街」という小説を読んだけど、 最初から最後まで納得できない事ばかり、どの登場人物にも共感できない 妙な小説だった。後味が悪いし。 特に主人公、チャランポランすぎだろ。
>>172 ほう、外伝の18巻が出たのか。グインサーガと友に歩んで20年くらい。
持っている文庫は全部初版、問題起こした一巻でさえも
改訂版と改訂前を持っているくらいのヲタでつわ。
青年期のイシュトバーンの頃が懐かしいな。あの頃は良かった。
しかし、「アルド・ナリス王子の事件簿 1」てスゲェタイトルだな。
タイトルだけで一気に読む気が失せた(w。ま、買うんだろうけどね。
最近はファンタづいていて、今は20年前に刊行された、
神林長平の戦闘妖精雪風(改)を読み始めた。
ミリタリーヲタでは無いんで少々読みにくいんだけど、なかなか面白いみたいでつ。
>>172 「グイン・サーガ」ってもしや・・・・と思って検索してみたら、栗本薫だたーよ
あの人ってあれでしょ、自書でらい病うんぬんで問題になったり、
自分のホームページの日記に拉致被害者の人達の事書いて、
「普通の人生を送るよりいい」みたいなこと書いた人でしょ。
前にこの人の本読んだ事あるけど(美少年学入門だったかな)、感じ悪くて好きじゃなかった。
グインサーガつまんね。あまり「本」とは呼びたくない。
グインサーガ読むならリアル鬼ごっこ読んだ方がマシ
>>176 素人相手に「匿名での批判は卑怯だ!」って本気で怒った人?
180 :
温帯 :03/12/21 14:07 ID:Znaggt1Q
/\ .//l / \ / / ノ | ,r;,,:::::::::::::::::::::ヽ,,_</ \,i':r"::::::::::::::::::::::::::::::::::;;,ノ /::::::::::,;''`'`'`'`'`'`'`'ヽ::`、 ノ:::::::::::,;' ヽ::ヽ /:::::::::::,;' ,,-━' '━-,,'、:::::`, (::::::::::::; _ィェュ>, ィェュ、ヽ::::( ノ::::::(6 ゙ " , l、 ~^ l:::::) 腐ったトマトを投げてくる人たち ノ:::::::::胃. ヽ ノ `- ' 、_ ノ::::::ミ ):::::::::,ノii ` '" `-〓-' `"/:::::::ソ 500円払ったくらいで何でも言えると思わないで ノ::::::::; \ ヽ. 、 ⌒ , ノ:::::::::( _,,- '"ト、:::::::ヽ \ ヽ、 ` ー-ー' /ヽ、:::::::ヽ`'-;,._ ):::、 ヽ / )::::::::::::ヽ ヽ、 (::::::::ヽ `ヽ、 ノ ノ::::::::::::人ヽ
また滝本竜彦「超人計画」読み返してる。 脳内彼女、ルサンチマン、ひきこもり。 来年こそは俺、超人になろうと思うw。 同時進行で乙一「ZOO」、「失わはれる物語」。 なんだよ、この偏り具合w。
ポピー・Z・ブライト「絢爛たる屍」を読み始めた。 正直もうこの人の作品は翻訳されないのではないかと 思ってたので凄く嬉しい。
島田雅彦の「自由死刑」集英社文庫 今読んでいます。なかなか面白いです。少し怖いけど(;´Д`A ```
エッセイだけど、たかぎなおこ「150cmライフ」「ひとりぐらしも5年め」 背が低いひとと一人暮らしのひとは本当に共感出来ると思う。 そしてちょっと笑える。あったかい気持ちになれますよ。
橋本左内「啓発録」 帰省の新幹線の中で読みますたが天才の書き物を読んで自分の無能さを改めて実感シマスタ。 マァでもなんとなく自分でもなんかヤテヤロウって気になったけどネ。
>>175 ジェダイさん
「戦闘妖精雪風」って20年前の作品なのですか・・・。
知らなかった・・・。最近のものかとばかり思ってました。
どうりで田舎の本屋には置いてない筈・・・。
散々、探したのですが見付らなくって・・・。
アマゾンあたりで注文します。
188 :
ラブミ :03/12/27 01:46 ID:srrTdyyn
「クラシック名曲名盤誉め殺し」 タブン、こんなタイトルだったと思う。 曲の中でも名盤が知りたくて読んだんだけど、コメントが超寒い。w こういうの嫌い。まだ堅苦しく語られる方がマシ。 悪口ばっかりだね。w 知らなかった事も知れて、多少は為になったから、★一つだけ付けとく。 独断と偏見の評価は★☆☆☆☆
189 :
優しい名無しさん :03/12/27 13:57 ID:6fEkd7Za
図書館でたまたま見かけた本、「人はなぜ憎むのか」。 まだ、ほんのさわりしか読んでないけど(一章くらい)。 人の「好き、嫌い」の感情は原始的な脳に起因している。 だから「好き、嫌い」にはもともと理由も、理屈もない。 感情が先行して、それに「人間らしい理由づけ」をするだけ。 だから、人に嫌われても、好かれても、それは理屈じゃないんんだね。 あまり難しく考えても、意味ないと。
190 :
ジェダイ ◆SusaoREPIE :03/12/27 15:42 ID:z7++uU9g
>>187 水さん
正しくは「戦闘妖精雪風」と言うのが20年前に出たもので、
2002年にハヤカワの文庫版で、加筆訂正された「戦闘妖精雪風<改>」ってのが出ました。
おいらが読んだのは「戦闘妖精雪風<改>」の方でつね。
細かな機械の描写などが多く、読みづらいことは読みづらいんですが、
その描写のお陰でミリタリーの知識が無くても、のめり込める一面も有りますね。
あ、アニメ版を先に見たせいも有るかな。これから続きの「グッドラック〜」を読みます。
なお、下記は古本通販サイト、何回か利用したけどキレイな本ばかりでお勧めです。
ttp://www.ebookoff.co.jp/ ttp://www.ubook.co.jp/
191 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/27 21:49 ID:4L+KxuZh
南条あや読んでる人いるようだけど。 俺、買ったけど読めないんだよね。 ネットで日記の初めの部分だけ読んで、「卒業式まで」の前書きと後書き は読んだけど。最後にたった18で死んでしまう人の日記と思うと辛すぎてね。 はっきり言ってあれを「楽しく読める」なんて言ってる人の気持ちが知れないんだが。
192 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/28 03:16 ID:ZmhUn7cU
寂しい時におすすめな本ない?
篠田節子 結構はまる。最初に読んだのは「神鳥」だったかな。 ああいうヒロインになりたいと思った。
194 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/28 03:44 ID:gHG63RvK
赤坂真理のコーリング マジでお勧め。 みんなに読んでもらいたいね。
195 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/28 03:53 ID:zzT4GTBz
>>192 死ぬ程ガイシュツだろうけど小野不由美の「屍鬼」
氏にたい言ってる香具師にはショック療法(?)にマルキド・サドでもドウゾ( ・∀・)っ本
屍鬼…面白くなるまでが長いわな。 でも面白かった
屍鬼、重いけど面白いよね。 恵がなんか自分に近い性格で、感情移入して読んでた。
>>153 さん
中沢新一の本は読み手に著書の対象への知識が欠けていると理解できないものが多いという
印象があります。
例えば、「南方熊楠」「田辺元」「チベット密教」「カルロス・カスタネダ」など。
かくゆう私も何冊かの著書を持ってはいるのですが積読状態になってるものが多いというのが
正直なところ。
ただ比較的気楽に読めるものとして、河出文庫から出ている「幸福の無数の断片」というエッセイが
お奨めです(とっくに読んでたらすみません)。
扱っている素材が映画、俳句、遠野物語、宮崎アニメ、村上龍etcなど多岐に渡っているため、なにかしらの興味に
引っかかる文章が存在していることが理由です。
中沢氏のコズミックな感覚が生成変化する世界に開かれた、やわらかな手触りが感じられるいいエッセイ集だと思います。
200 :
192 :03/12/29 01:09 ID:XkJjGZUC
ありがとう。 明日も寂しい日を過ごすと思うので本屋で探してきます。
塩野七生の戦記物三部作を読んでます。 もう3回目くらいだけど面白い。 読み終わったらローマ人物語シリーズを読もうっと。
202 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/31 16:52 ID:bZEK0F4m
小林至「ボクはアメリカに幻滅した」
佐々淳行「わが上司後藤田正晴」 ピーター・フランクル「僕が日本を選んだ理由」 を寝る前に交互に読んでる。 読み終わったら、ブックオフにて100円で買った 後藤田正晴の「政治とは何か」 小沢一郎「日本改造計画」を読む予定
住井すゑ「橋のない川」
中島らも「監獄ダイエット」 悪いことしちゃあだめだなぁと思いました。 次は「こどもの一生」読みたい。 「桜の森の満開の下」何回読んでもおもしろい。
206 :
ラブミ :04/01/02 02:12 ID:yn6JS0t7
>>201 私もそれ読もうと思ってます。
この人の本は読んだ事ないので、おもしろいかなぁ?どうかなぁ?
で、後まわしになってました。
町田康の「夫婦茶碗」読みました。
マイナス系のコメントを書くのは気が引けるのですが、私には合わなかった。
彼がパンク系のバンドを組んでた頃のライブ内容を聞いて、引いた事もあった
のですが、文章となると違うかなぁ?と思って読んだけど、ダメでした。
フォローじゃないですが、好みの問題だと思います。
自己評価:★☆☆☆☆
後は、太宰治の晩年(短編なので読み区切りし易い)を読み返してます。
漫画だけど、やまだないとさんと南Q太さんとかわかみじゅんこさんはオススメ。 やまだないとさんの「西荻夫婦」は一番好きな漫画。
今年の初読書は何にしようかな? ミステリーを中心に攻めるか、ホラーを中心に攻めるか・・・・。
「リアル鬼ごっこ」と「@ベイビーメール」が出てきたので(引越しの時に行方不明になった) 読んでみます。 今読んでるのは佐々木央「未来なんて見えない 自傷する若者たち」 自分を傷付けるひと、他人を傷つけるひと、他人に傷付けられたひとのノンフィクション。 感想:微妙。
「常識『日本の安全保障』」(「日本の論点」編集部編・文春新書) 最近小説がまったく読めなくなった。 ま、時節柄こんなのもイイかなと。 あとは中西輝政・京都大教授の文明論の本を2,3冊。連休中にと。
211 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/01/06 19:43 ID:ZZNaIRzZ
このスレでは不評のようだけど「世界の中心で、愛をさけぶ」買いますた。 まだ途中までしか読んでないけど軽く読めて今の気分には丁度いい。 重い小説読むのはしんどくて。。 ちょっと村上春樹風味を感じます。
>209 >リアル鬼ごっこ 読む前にこう言うのもなんだが、俺は読み終わった後で壁に投げつけた… 話はそんなに悪くないと思うけれど(でもホラー小説として期待して読むとまた苛立つ)、 ものすごく文章、文体が幼稚。日本語じゃない……。 読み終えた後ストーリーウンヌンよりあまりの文章のひどさに、苛立ちと脱力感ばかりが残ったよ。
213 :
ラブミ :04/01/07 01:15 ID:47s2EKl6
>>212 読んだ後、壁に投げつけたくなる
ものすごく文章、文体が幼稚。日本語じゃない……。
凄ーく、その気持ち分かります。w
ストーリーもさながら、文章、思考が、どうにも合わないって事、有りますよね。
私は、晩年をチマチマと通勤中に読んでますが、やっぱり太宰さんは合います。
形は少し違うけど、(彼ほど自分は優秀じゃないと)似てるんです。何もかも。
自分が病んだ出来事とか色々思い出しちゃって、でも、そうそう!って感慨深くて
共感?夢中?
改めて好きだなぁと実感してまつ。
214 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/01/07 14:37 ID:4euSobZE
215 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/01/09 11:21 ID:kBr02ZMC
小説くらいは、詩的で美質重厚な筆致のものを読みたい。 日常は陳腐な表現で溢れているから。 女子高生の下品な日常なんてつまらん。 でも、最近は資格の勉強で忙しくて暇が無いんだよお。 だから電車の中で、本をパラパラめくって目に付いたページのみを 読む方法をとっている。北杜夫の「幽霊」。 ストーリーに起伏がないので、1冊読み通す時間をつくるのに躊躇していたけど、 文体は美麗で流れるように心地良いんだよね。 余った時間に拾い読みしてます。 自作パソコンの本でも買いに行こうと思う。 いつも何を買ったらいいのやら、すごく迷う。 限られた予算の中で、どうやりくりをするべきか。。
キンバリー・ヤング「インターネット中毒」 主にチャットや仮想ゲームにハマっている人への警告本だったけど それを2chに置き換えれば、まったく自分に当てはまる。 自分が何を求めていて、何から逃げていて 何をここで得て、そして何を失っているのかを 付きつけられる本。あーーーーーいい加減ここから卒業しないとやばいぞ自分(´Д`)
机の上の読みさしの本は講談社ノベルス 「きみとぼくの壊れた世界」西尾維新 ミステリーで始まったなやっぱり<読書初め
218 :
カラン ◆hNCx62prg6 :04/01/12 21:17 ID:GMdmWFkY
>>217 私も読んでます>君と〜
でも発売してすぐに買ったのに、まだ半分くらいしか進んでない…
今読んでるもの。
「少子」酒井順子
彼女の本は軽く読める上に、独身女性として同意するところが
多々あるので好きです。
219 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/01/12 21:42 ID:OpBvwfp+
ピーコの、左目をうしなった時のことを書いた本は、意外によかったぞ。
>>217 昨日だったかな?たしかその本
新聞の書評欄かなんかで紹介されてた気がします。
おもしろいですか?
>>219 ちょっと読んでみたいかも・・・
>>220 さん
まだ読み始めだけど、主人公と妹のべったり関係が
シスコン気味の俺のハートを直撃だったりw
文体は作者らしさが最初から炸裂していて面白いとおもいます。
これからですね。読み終わったら簡単な感想レスするです。
「ファウスト」に投稿してみたいけど、年齢制限に引っかかって
投稿出来ないのが悔やまれる次第。
ああ、物語とイラストで戦いたいよw
本読むようになってから人間として駄目になった気がする。 本のせいにする訳じゃないが。 昔はドストエフスキーなんかを学校さぼって二日とか三日で読んだりした。 本を読み始めたきっかけは人間失格を読んでから。 目覚めたのかな?俺のやまい…
>>222 そんなあなたには中島敦の「文字禍」をオススメ。
立ち読みできるぐらい短いし、一度どうぞ。
>>221 楽しみにしてますw
>>222 自分の場合、読むことにハマりすぎて行動が置いてけぼりな
人間になってしまいました。
理論・空想は好きだが実践・体験足りず・・・(´д`)ハア
でもやはり本はイイ。
>>223 グッドチョイス!(^^)d
「動物園のデザイン」INAXギャラリー
生活圏をつくる、て物凄い労力がいるのだなあ、と感服する事しきり。
ところでどなたか、バイオスフィアに関する本知りませんか?探してるんだけど見付からないのす。
「きみとぼくの壊れた世界」面白いや( *´∀`) 病院坂たんに惚れますたw
夏目漱石の「こころ」。 途中まで読んだ。 面白いけど、鬱悪くなるかも・・・。
>>227 うん、ひどくなると思うよ。
とかいいつつ、私は結構すきなのだが。
谷崎潤一郎がすきだなあ・・・
ひさびさに「痴人の愛」読みたいかも。
>>227 俺は中一のとき読書感想文でこころやって、
自殺はいけないとか前向きに生きようとか書いて賞もらって、
18くらいから精神科通い始め、
去年自殺未遂したぞw皮肉な話だw
こころもいいけど、俺が読んだ中では行人が一番よかったな。
「俺の前途には死ぬか、気が狂うか、宗教に入るしかない」
とかなんとか。
>>228 痴人の愛いいよね。
悪魔的な女の魅力にひれ伏してしまう男のしょうもなさ。
俺もそういう女好みだからw
卍も好きだな。未遂して入院中に読んでたら、
若い医者に冗談ぽく「ぼくはこういうのがいけないと思うんだけどなあ(笑)」
と言われたよw
ところで文壇にモーニング娘。ができたらしいね。
231 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/01/17 20:28 ID:XGPMxK4E
川上涼子という人の「消えてしまいたい」。 女子大生の鬱病日記を纏めて本にしたものなのですが、 泣けて泣けてしょうがない。 お母さんのメモもまた泣けます。 感情移入する分鬱が悪くなるけど。
村上龍、とおくはなれてそばにいて。 久しぶりに恋愛小説を読んだ。 切なかった。
梶井基次郎(檸檬書いた人)の檸檬以外のって神経症の人はどっぷりきそう。わかるわかる!みたいな。梶井基次郎は神経症だったんじゃ?とか思う。
234 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/01/18 04:51 ID:I2lU5a+j
最近読んだのはDEEP LOVE。何で買ってしまったのだろうと思うくらいの駄作。くだらない。 個人的に、高倉健の「あなたに褒められたくて」は素敵だなぁと思った。 あと誰の作品かは忘れたが「心に残る患者の話」面白かった。 太宰治の人間失格がまるで自分のことのようで恐くなった。でも楽しかった。 自分は江國香織がなかなか好き。
>>234 私も江國香織好き!神様のボ−とと落下する夕方が特に。
「常識『日本の安全保障』」(「日本の論点」編集部編・文春新書)読了。 ボリューム的にも内容的にも初心者向けとしては丁度いいんじゃないかな。 「戦争=絶対悪」みたいなバイアスもかかってないし、現実論が平易な 文章で説かれている。これはオススメします。
最近、本読む気力無いが、久しぶりに森茉莉の「枯葉の寝床」(新潮文庫)読みたいかも。なんか不思議な孤独感が快い。
「異邦の騎士」島田荘司 なんか出てきたんで・・・ 懐かしくて、もう!! これ読んでたころは夢があったなー
「凍る体 低体温症の恐怖」船木上総、山と渓谷社 本来の内容目当てではなく、友人から「麻痺のリハビリ用の資料としていい」と言われたので読んでみた。 友よ、気持ちはありがたいし確かにいい資料だが、私の麻痺は腕ではなく足なのだよ。 応用できんて。
私の麻痺は脳みそなのよ。
241 :
優しい名無しさん :04/01/19 03:44 ID:dAhbLxCq
学研から出ている「少女怪談」という本を読んだ。 少女をテーマにした怪奇短編小説のアンソロジー本で、 お目当ては、森村誠一氏の「青の魔性」という短編小説。 (ネタバレあり) この小説についての感想を書きたいのだけど、問題の「反町恭子」 という少女が他人とは思えないので非常に書きづらい。 自分とあまりにも被るというか・・(いや、私がこのように男性を虜にする 魅力を持っているという意味ではなく・・;)。 一人でいる事を好むところとか、授業中、ふいと放心してしまうところとか、 最初から諦めたように他人に理解を求めようとしないところとか。。 私には彼女の言動がいちいち良く分かる。 自分とあまりにも似ているため、「反町恭子」という少女が、一般の読者に どう映るのか想像がつかない。「怪談」であるから、彼女はモンスターとして 描かれているのだろうか? 一つ気になるのは、少女は幼い頃ある「習慣とする儀式(ここでは、毎日布団を 干さないと気がすまないというもの)」を持っていたという記述。 自閉的な性格、周囲との摩擦、習慣とする儀式、ある分野における秀でた才能・・は、 完全に「アスペルガー症候群(高機能自閉症)」に当てはまる。 筆者はそれを意識的に書いたのだろうが(?)、一般の人にはそれが何を意味するのか 伝わらないだろうと思うのだけど。 彼女がクラスでのいじめの対象になってしまうのも自然な流れだと思われるし、 彼女がクラスメイトを恨むようになるのも、当然の事だろう。 それにしても、ラストで黒魔術とか出てくるのは少し興ざめなのだが(笑)、 担任教師が彼女に取り憑かれて戻ってこられなくなったのも、彼女が 「私の事をスキになりますように〜」なんて、黒魔術をかけたからなのだろーか? とか思ったり。 他に面白かったのは、「眠らない少女」と「憑依教室」。 「白い少女」はダメダメ。。
>241 >「青の魔性」 今読み返していたら、少女について、他の教師が自閉症を疑う 記述があった。やはりこれは、彼女が軽度の自閉症であることを 想定して書かれているのでしょう。
中学生のころ、梶井基次郎の「檸檬」て話すごい好きだったなぁ 今思えば自分はあの頃から病んでいたのか?
244 :
ラック :04/01/19 05:24 ID:/hgfZ9zB
フィリップ・K・ディックの「ヴァリス」を読む。 3回目。 読むたびに気づきがある。
>>241 それすっごい面白そう・・・
読んでみようかな
暇つぶしに「くりやのくりごと」を読んだ。 庫裏、家事全般エッセー。 ちょっとした空き時間に読むのに適してる。
30歳目前で自分が持っているネタ帳を何年も何年も持っていて
行動に移さないまま脳内でヒーローになっている男のサイト<映画監督志望?
こういう雑学だけあると自分に都合の良い
言い訳が沢山作れるから余計に性質が悪い
ttp://hangedman.main.jp/index.htm 逆さ男の部屋:A hangedman's Website
なんかいろんな本読んでるっぽいがよく本棚をうpして晒してる
なんか情報に対するコンプレックスみたいなのがあるのかな???
「戦略的思考とは何か」(岡崎久彦著・中公新書) 出だしの50ページほど行ったトコロですが当たりだなこりゃ。
あ、そうそう。 上のほうで塩野七生さんの本が出てたけど、 「マキャヴェッリ語録」(新潮文庫)。 ビジネスマンに特にオススメ。論語よりよほど役に立つ。
なかなか文章がアタマにはいらないのでマンガにしてみた。 のだめカンタービレ 二宮知子 むちゃくちゃおもしろいはまった とくに主人公キャラステキすぎ。鬱になりそうなときよんでます。
>>249 マキャヴェッリ語録はなかなか面白かった。
君主論とかは地中海の歴史を知らないと難しいのでこっちがお勧めかもね。
ローマ人物語を読んでるけどやっぱり面白い。
久々に読書に熱中してます。
早く続きが文庫本で出ないかなぁ。
>>238 異邦は完全改訂版読んだの?
自分は初本の方読んだけど、激しく感動した。
もう、時代の空気とか本から立ち上ってくる全てが好きだった。
また、読もうかな。
>>250 本屋さんでよく強力プッシュされてるのを見かけます
おもしろそう。。読みたいなぁ
山田風太郎『甲賀忍法帖』 『忍法忠臣蔵』読了。 前者は途中で主人公二人の運命が見えてしまったけれど、 それでもハラハラドキドキした。 後者はエロい。でも切ない。主人公の立場・視点が特異で 良かった。でも刺身食えなくなりそう…。
255 :
ヘルヨッチー ◆1/sBLh.JQY :04/01/27 22:41 ID:nQDXwVFs
以前このスレで密かに話題になってた 「ヤサシイワタシ」の作者さんの次作 「おおきく振りかぶって」も面白いすね。
256 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/01/27 23:35 ID:RQ/D8Kqh
今、ねじまき鳥クロニクル(村上春樹)読み終わった…。春樹の本は大抵気分良く読めるけど、これはちょっと色んな意味でヘヴィだった。
>>256 奇遇だね。
おれも村上春樹読み始めたよ。
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」
単純に”世界の終わり”と言うキーワードに惹かれただけなんだけどね。
あと某アニメのイメージモデルらしいから。
258 :
曲がりや :04/01/28 13:56 ID:Gw4Gx2Ws
本ではないが、円谷幸吉の遺書。東京五輪の銅メダリスト、 陸自3尉。 ノーベル文学賞受賞の川端に、日本人が歴史上 持ちえた最高の文章を言わしめた物。 円谷幸吉で検索し て見てくれ。
259 :
曲がりや :04/01/28 14:00 ID:Gw4Gx2Ws
ああ後、太田海軍中将(自決後少将から昇進)の沖縄からの、 最期の通信も有名だね。まあ、平たく言うと、沖縄の人々は よく戦った。後世、特別の配慮を沖縄にしてやってくれ。っ て内容だが、現実には沖縄は県民所得最下位。
>>258 「三日とろろ美味しうございました」か。
原民喜の「U……に送る悲歌」も美しいぞ。
恩田陸の「グリーンスリーブス」が早く読みたい。連載始まってるのかな。読みたい。
…「光の帝国」読むか。
向田邦子のエッセイ。 石川達三の晩年の著書。
山口二矢の調書も素晴らしいと思う。 思想的な共感は無いが。
坂口安吾、寺山修司(大好き)、三島由紀夫、川端康成、泉鏡花、夢野久作を ここ一ヶ月で読んだ。(もしこれを司書の先生が読んでたらバレるなw) まだ小手調べくらいだけど、一通り日本文学読んでおきたいと思って。 ちゃんとした日本文学を読まないで江國香織とか読んでた頃がアホみたい。 坂口安吾はイイ!「白痴」「桜の森の満開の下」…もうわけわからん涙が出る。
塩野七生「痛快!ローマ学」 最近、文芸小説が読みたくなくなってることに気付いた。 これが終わったら村上春樹でも読んでみるかな。
あ、SFマガジン買うの忘れてた! 太宰治の著作を片手に三鷹を散策するのもたまにはいいんじゃない? っていうかカッコいいような気がする。 でも寒いから春になってからな(w
リルケ「若き詩人への手紙」
「英霊の言の葉」 靖国神社で買える。 読んでいるうちにどうしようもなく泣けてくる。 円谷さんの遺書に通じるものがあるかな。
右翼。
近藤ようこ 東陽片岡
>>269 おれに言ったのならお門違いだよ。おれは右翼も左翼も大嫌いだ。
錦の御旗振り回してイデオロギーを押し付けてくる輩を見ると殴りたくなる。
ついでに宗教関係もダメ。
でも毎月靖国には足を運んでる。英霊たちに感謝の意を捧げるために。
小さい頃婆さんの膝の上で「兵隊さんたちに感謝しなきゃダメだよ」とずっと
教えられていたからだろうね。こういうのは後付けでどうにかなるものでもな
いしね。
「戦略的思考とは何か」がもうすぐ読み終わりそうなんだが、さて、次は。
「戦略的思考の技術」に行くか「文明の生態史観」にいくか、迷うな。
フランス大革命が由来に由来する右翼、左翼でしか事象を 判断できない人は愚かだ。国民公会も議員数を見ても大多 数が中間な平原派であったことを忘れるな。ジャコバン( 山岳派)独裁と言われるが、実際は少数派で主導権を握っ たにすぎない。ロベスピエールは公安委員会の一委員でし かなかったし、逆にリヨンで反革命派を残虐に弾圧した者 を断罪しようとして、先手を打たれてしまった位だ。 警察官僚出の亀井静香は死刑廃止論者だし。歴代、最高裁 長官でもっともタカ派の田中長官はキリスト者だった。 逆に横田コートで最もリベラルで知られる横田長官は、「 雑誌のインタビューに常に天皇陛下の事を考えております」 と答えている。 今は、環境問題や永住権取得の外国人の 参政権等、様々な論争があるから、軽々に右翼、左翼、な んて使えんね。俺は自由民主党員だが、リベラルな思想の 持ち主だ。 フランス大革命をコミックで読むなら「静粛に天才只今勉 強中」潮出出版 作者 忘れた 古いんでヤフオフとかで 探されたし。オポチュニストの代表ジョセフ・フーシェを 主人公に一番、史実に近い描き方をしている。唯、淡々と 書かれてるんで、多少、教科書レベルでも復習してからじ ゃないと面白くないと思うよ。
273 :
ヘルヨッチー ◆1/sBLh.JQY :04/02/09 16:06 ID:+k8lRCg9
「こどもの一生」中島らも・集英社 これで怖くて夜トイレに行けなくなる、つーなら、「ガダラの豚」なんか夜は自室から出られなくなるだろ。 そこそこ。
>>273 CDは聞いたかね?
俺は怖くて聞けないし。
柳田国男 「遠野物語」
276 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/02/09 19:54 ID:53WtiJsF
万葉集の現代語訳の「恋ノウタ」のシリーズ。 こういうのは解説本になりがちだけど、「恋ノウタ」はほんとに現代語訳。 それも、今風の歌の歌詞っぽく訳してあって読みやすい。 写真が多いから、フォトブック、って感じかも。
277 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/02/11 18:39 ID:UB29WmQ9
舞城王太朗。なんかスカッとする
PHP新書「養老孟司の<逆さメガネ>」を読んだら元気が出た
279 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/02/11 19:02 ID:n9vD7YCW
集英社からでてる「マインド・アサシン」のマンガの小説版。 記憶を壊してくれないかなあ。
太宰治なら女生徒。 三島由紀夫なら複雑な彼。 石川達三なら独りきりの世界 谷崎も好き。星新一も好き。向田邦子も好きだし、沢木耕太郎も。 手当たり次第に読みたいけど、最近少し集中力に欠ける…。
282 :
カラン ◆hNCx62prg6 :04/02/12 07:50 ID:5+nn8i/2
燃えよ剣 司馬遼太郎 まだ上巻の半分くらいまでしか読んでませんが。 なにしろまだ新撰組ができてない。 大河もやってるし、読んだことないし、趣味は読書です、とか言う くらいならシバリョーくらい読んどけ自分、と思い、手に取った訳ですが、 これが読みやすい。時代物は御宿かわせみと、宮部みゆきくらいしか 読んだことなくて、史実を元にした話はこれが初めてなんですが、 江戸末期って大変だったんだろうけど、なんか人間が生きてたんだ、 と当たり前のことを思いました。
283 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/02/12 08:08 ID:moiB7XxH
多島 斗志之の 「症例 A」 まぁまぁ!
なるしまゆり「少年怪奇シリーズ」
金原ひとみか綿矢りさの本読んだ人いる?
>>285 綿谷のは両方読んだよ。
金原は読んでない。
>>282 おれも「燃えよ剣」から司馬ワールドに引き込まれていきました。
読み始めると止められない。ウツがきつくて夜眠れなかった時とか
ずっと司馬さんの作品読んでたっけ。
やっぱ「坂の上の雲」にトドメをさすかな。正岡子規の壮絶な生き様に
脱帽した。
「戦略的思考とは何か」(岡崎久彦著・中公新書)
「文明の生態史観」(梅棹忠夫著・中公文庫)読了。
岡崎氏は「対米追従」「アメリカの犬」とかひどい言われ方をしているが、
単に現実論者なんだと思う。この本の最終章「綜合的防衛戦略」は日本人必読
だと思う。「専守防衛」なんていう幻想的防衛プランで安心している日本人が
おれなどは信じられないんだけどね。
後者は「戦後提出された最も重要な世界史モデルの一つであろう」(小松左京)
の弁をお借りすれば充分かなと。トインビーの文明論とかと比べると、あまりの
シンプルさに吃驚するんだけど、当時の国際情勢を加味すれば、非常に的をついた
モデルだと思う。本書はまだ理論の骨格が中心で肉付けがなされていないので、
今後梅棹氏の作品を探して読んでみたいと思う。
文芸誌「ファウスト」2号ゲット! いきなり乙一氏から始まった。 滝本氏は相変わらず駄目だったw しばらく本はいいや。 これで今月一杯活字でお腹いっぱいになれる。
「わが愛する孫たちへ伝えたい 戦後 歴史の真実」(前野徹著・扶桑社文庫) あまりにも日本を美化しすぎ。正直食傷気味。 ま、学校でまじめに歴史の授業を聞いて、南京大虐殺や強制連行を本当の ことだと思い込んでる人たちにはショック・アブソーバーとして推選する。 「自分の壁を破る人 敗れない人」(渡部昇一著・三笠書房) 所謂「成功するためのハウツー本」 著者のファンなので購入したけど、この手の本は普段ほとんど読まない。 特にウツがきつい人には推選しない。読むのがツラいですから。 ウツが比較的軽い人、治ってこれから本格的に社会復帰を目指す人には オススメかな。読みやすいよ。
>>290 インストールはまあまあかな。
蹴りたい背中ははっきり言って駄作。
あとどちらも対象年齢がリア工。
いい年した大人が読むものではないような。
「パパ、歴史はなんの役に立つの?」という書き出しで始まる本書に込めた 期待は大きかったが、はっきり期待ハズレ。 序盤は「歴史小説」と「歴史書」との違いを明快に説明していく。このあたり までは良かったのだが、なぜか突然「従軍慰安婦」論争が題材に。 オマケに「朝生」で完璧に論破された吉見義明や上野千鶴子を持ち上げる トンデモぶりを発揮。 話は中途半端だし結論は曖昧。 「朝鮮は日本の植民地だった」など基本的なミスも散見された。 読む価値は限りなくゼロに近い。これから古本屋に叩き売ってきます。
ああ、本のタイトル書くの忘れたw 「歴史学ってなんだ?」(小田中直樹著・PHP新書)
>>292 ひこーき雲氏
>>「朝鮮は日本の植民地だった」など基本的なミスも散見された。
これ意味不明なんですが?大韓帝国の併合によってコロニー化し
たのではありませんか?朝鮮総督府勤務の一邦人役人の孫より。
>>294 彼は小林よしのりとかと同じスタンスだからだろ
姜尚中とか嫌いそうだなw
296 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/02/15 04:32 ID:aI24oEiE
<民主>と<愛国> 小熊英二 新曜社 いろんなのちまちま読むより、まずこれ読めって感じ。
297 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/02/15 06:37 ID:2QObMuFG
「この人を見よ」byニーチェ 新潮文庫 ワーグナーが好きってのを見て、やはりクレイジー同士は惹き合うのだなぁ、と実感。
2ちゃんねる公式ガイド2004 立ち読みがめんどくさくてかっちまった
>>198 非常に遅レスで申し訳ありません。
そのエッセイから手をつけようと思います。
ちなみに私も積読状態が多い人間なので、非常に参考になりましたw
test
>>294 さん
遅レスで申し訳ない。鬱がぶり返しちゃって、今ヒドい精神状態なもので。
簡単に私の見解を書くと「併合と植民地化は別」
アメリカにおけるハワイとフィリッピンの違いと言いましょうか。
朝鮮は日韓併合で「日本国」になりました。日本の植民地ではないと。
台湾もそうですね。
事のよしあしは別として、私の見解は以上です。
ベルリン五輪の男子マラソンで金メダルを取った孫選手、郷土の
ユニフォームで走らせてあげたかったねぇ、とおもいますね。
>>301 ひこーき雲氏
先ずはご自愛下さいませ。
>>アメリカにおけるハワイとフィリッピンの違いと言いましょうか。
ハワイは米系住民によるクーデターによる主権掌握→合邦ですかね。
テキサス州にあったローン・スター共和国なんかは最初から米国の
傀儡で会った為、合邦もスムーズだったと思います。市民権も住民
に与えてますし。
フィリピンは米西戦争によるスペインからの譲渡だったので、上記
にはあたらず、典型的コロニーですね。唯、太平洋戦争で、日本が
侵攻した為遅れましたが、戦前から米国は独立を約束していました
よね。
省みるに、わが国の半島支配はと言うと、納税の義務はありました
が、参政権は無し。詐欺的(日本語で布告した為、読めない朝鮮人
の多くが登記出来なかった)な土地測量事業による山林、農地の収
奪と、内地の日本人とは同等扱いではないですね。私の父によれば、
小、旧姓中学も別だったとの事です。形式的には合邦(まあ併合で
すな)でも、実質コロニーだったと思いますが?
最近、「天空の弦」という東洋のストラディバリと言われる、ヴァ
イオリンのなんか有名製作コンクールの無鑑査出品製作者の在日韓
国人の半生録みたいなマンガが連載中ですが、日本支配下当時の描
写とか、なかなか面白いですよ。日本人も大抵は倣岸に描かれてい
ますが、彼の恩師の相川先生は彼にヴァイオリンを教え戦地に行く、
非常に人格者として描かれています。第三巻が楽しみです。
>>曲がりや@修正資本主義 ◆GlcDuvwYSo さん 丁寧なレスありがとうございます。 今はじっくり読める状態にないので、申し訳ないですが体調が良く なったら精読いたします。 情けないね、ホント・・・
>形式的には合邦(まあ併合ですな)でも、実質コロニーだったと思いますが? そう言われても植民地支配じゃなかったんですよ、としか言いようがないですわ。 できればソースを教示ください。私の持ってる本はかなりバイアスがかかってい ますので。 確かに併合した日本の側に不手際は多々あったでしょう。一番の不手際は半島を 植民地化しなかったことだと思いますが。植民地にして収奪する一方にしておけば よかった。当時の世情からみても全くおかしくない話ですし。 ドサクサは世の常ですよ。駅前の一等地にどこ行ってもパチンコ屋があるのを見る につけそう思いますね。私の叔母は満州で終戦を迎え、地獄の日々を送ったと 生前語っておりましたが、「朝鮮人がソ連兵を手引きしていた…」の一言で、 私の朝鮮への思いはドス黒く染まりました。(後に大藪春彦氏もインタビューの 中で同様のことを話しておりました)あ、大藪氏はハルピンでの出来事だった ようです。 何もかも「一方的に悪い」ことなんてそう滅多にあるもんじゃありません。 半島側が一方的な被害者でもありませんでしたし。 「天上の弦」は今度読んでみますよ。これも何かの縁でしょうから。
ワンフェスのカタログ(w
307 :
優しい名無しさん :04/02/21 11:30 ID:r9FnezyX
暇なので夏目漱石全集を1巻から読み始めた。 吾輩は猫である、草枕、坊っちゃん、その他こまごまとした短編を読了。 現在3巻の「虞美人草」を読んでいる途中。 (三四郎、それから、こころ、は以前に読んだことがある。) 夏目漱石の作風というのは、うだうだぐちぐちうねうねと、 ひたすら考えあぐねるものが多いなあと思った。 でも、それが意外と心地良い。
308 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/02/21 12:09 ID:/4C6QuO9
宮城谷昌光『香乱記』がいいっ。 中国歴史小説だけど、歴史が苦手な私でもぐいぐい読めました。 現在、上巻と中巻が発売されています。下巻は来月中旬。
309 :
曲がりや@修正資本主義 ◆GlcDuvwYSo :04/02/21 13:27 ID:vrIxvxXy
ひこーき雲さん お加減は如何ですか? 大分論点がずれてきていますね。私は、下記の貴方のカキコに疑義 を呈した訳で、植民地支配の是非を論議するつもりはありませんよ。 とりあえずこのスレでは(時間かかるし) >>「朝鮮は日本の植民地だった」など基本的なミスも散見された。 すみませんが、この文の意味が理解不能な訳です。私の考えでは、 英国の北米大陸におけるような、課税はするが参政権はやらない よ。といった支配は植民地支配にあたるのではないかと考えます。 現在の半島の人々が我が国の植民地だと考えているなら、そう解 すのが自然ではないでしょうか?台湾は更に古く日本へ割譲され た訳で、親日派が多いとも聞きますが、きちんと日本人として遇 されてたのかな? 文献資料は歴史専門の出版、山川出版の朝鮮史や白水社の朝鮮 史、他、岩波、中公、講談社あたりから出ている通史で宜しいの ではないでしょうか?私も専門外なので。 >確かに併合した日本の側に不手際は多々あったでしょう。一番の >不手際は半島を植民地化しなかったことだと思いますが。植民地 >にして収奪する一方にしておけばよかった。当時の世情からみて >も全くおかしくない話ですし。 これは至極当然の話ですよ。短期間の占領なら、奪いつくすのが、 コストパファーマンス的に優れているでしょうが、恒久的に支配を 望むなら、当然インフラ整備しなくてはなりませんからね。イタ リアのエチオピア支配、フランスのアルジェリア等のアフリカ各 コロニーへの持ち出しは利益より多かったそうです。英国のインド 支配は儲かったようですが。今の日本国内でも北海道への持ち出 しは年間約1兆円だそうです。石橋湛山のような戦前からの小国主 義が繁栄に繋がるの敗戦後のわが国が証明してますし。 >私の叔母は満州で終戦を迎え、地獄の日々を送ったと >生前語っておりましたが、「朝鮮人がソ連兵を手引き >していた…」の一言で、私の朝鮮への思いはドス黒く 染まりました。 なるほど、お気の毒にと申し上げます。でも彼らの邦 人への復讐心が人間愛より勝っていたのでしょう。先に 申しましたが、私の祖父が総督府の役人でして、父も、 旧制中学までは現北朝鮮やソウル(京城)で育っていた 訳です。日本人役人の息子からみても、「見ていて本当 に可哀想だった」と謂わしめる程、邦人の傍若無人振り が日常だった訳です。それを考えると、お互い様と言っ た所でしょうか?唯、敗戦後、大韓民国に接取された、 旧朝鮮銀行はかなり公正に、日本人の民間資産は返却し たという美談もあります。 最後に「天上の絃」理想化されてるのでしょうが、日本 人の相川先生。誠に格好よいです。
310 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/02/21 14:27 ID:jspVAPHz
漱石なら、「行人」が一番メンヘルっぽいと思いました。 カフカ「城」「審判」 自分がいる世界はわけの分からん法則により動いていて、 自分だけがおいてけぼりにされてる気がする。この主人公みたいに。 カミュ「異邦人」「転落」 自意識なんてばかばかしい。 ドストエフスキー「地下室の手記」「悪霊」「カラマーゾフの兄弟」他 何かにとりつかれているように、どこかに突き進んでしまう。 人間の本質を突いているからこそ予言的になるのかも。
FBI心理分析官2 ロバート・K・レスラー
312 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/02/21 15:47 ID:E+QnUHJG
>>311 いいね。
ハングリーゴーストとワイルドスワンを読んで人間て所詮こんなものかと鬱。
中島敦の山月記 臆病な自尊心か・・・ よく分かる・・・
遅ればせながら、多島斗志之『症例A』を読み始めた。 いやー……ヤヴァそうな空気満載。ODしながら酒片手に読んでる。 後は、臨時収入でも無い限り購入不可な通販のカタログと、 『増刊 大高博幸』をぱらぱらと。
漫画なんだけど、 手塚治の「ユフラテの樹」。文庫サイズで読んだ。 禁断の果実に手を出してしまった高校生3人の話。 1巻だけだし、楽しんで読める展開。
「天上の弦1・2巻」(山本おさむ、小学館ビッグコミック) 東アジアの近現代史がマナ板に乗っかった話で、忘れちゃいけない3つの 前提条件がある。これが守られていない歴史書は読むに値しない、とあえて 言い切ってしまおう。 1.日本は欧米列強から身を守ろうとした弱い国ではなく、最初から欧米列強 と一緒になってアジアを侵略した悪い国として扱われていないだろうか。 2.当時の中国と朝鮮の官僚主義的退嬰ぶり、その欠点や短所には一言の 言及もなされていないのではないか。 3.もともと優越感を抱いていたのは日本人のほうだとされていないか。すべて 話が逆になっていないか。 (国民の歴史・西尾幹二、産経新聞社510ページ) ・・・この漫画でもやはり以上の点が考慮されていなかったのは残念。 まるで日本が大韓帝国を併合したがために朝鮮の農民が貧しい生活を 強いられているようなイメージ描写がされているんだよね。ちょっとね。 「参考文献」も少なすぎ。 でも相川先生と生徒との絆の深さ、別れのシーンでは涙を誘った。 まあ歴史書じゃないしあまり眼ぇ三角に尖らせることもないか。 陳少年がこのさきどういう風に時代の中で生きてゆくのか、見守りたい。
「「超」怖い話γ」「東京伝説 狂える街の怖い話」 共に平山夢明編著・竹書房文庫 怪談の季節ではないのだが…。
「反米論を撃つ」(田久保忠衛・古森義久 対談 恒文社21) 深いため息をつきながら読んだ。 あの9.11米同時多発テロ以降、日本国内の保守論陣は「反米保守」と 「親米保守」の真っ二つに分かれ罵詈雑言の浴びせ合い。 特に西部邁氏と小林よしのり氏を中心とする「反米保守」は親米側を「米の ポチ」だの聞くに堪えない悪辣面罵。 本書はそれに対抗する形で刊行された。 中身は・・・まぁ興味のある人は読んでください。 私はいま、深い虚無感に包まれています。 本来なら保守大合同を果たし、「左翼・進歩的文化人・反日」勢力を今度こそ 叩き潰すビッグチャンスがきた、そう思っていました。 今度こそ日本が一丸となって憲法改正・教育基本法改正、そしてフツーの「国」 になれる、そう信じていました。 その思いがはかなく散って、私の心ン中は虚脱感で一杯。 一杯引っ掛けて寝ます。口直しに「罪と罰」でも読むか。
>>317 に触発されて、「『超』恐い話β」と「『超』恐い話γ」
を一気読み。
しんしんと恐い話が恐ろしい(((((;゜д゜)))))
なんか、読み始めてから肩がすごく痛く重くなったのだがもしや・・・。
320 :
カラン ◆hNCx62prg6 :04/02/26 13:03 ID:urJ5Jvad
「殺意は青列車が乗せて」 柄刀一 久しぶりに推理小説読んでどきどきできてる。 すごい嬉しいよー!
梅原猛の「聖徳太子」読み中。
前にも書いたけど中村うさぎの「さびしいまる、くるしいまる」読んで泣いた
スレイヤーズSP22「Gハンター・フォルクス」読了。 …ラノベすら読めないという酷い状況は脱したようです。
>>323 良かったね。私はまだ小説がほとんどダメポです。ノンフィクションとかエッセイ、実用書どまりだ。
だからって仕事に役に立つわけではないものばっかり(代表:料理本)
325 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/02/28 03:05 ID:QMLduj3c
>>316 西尾幹二なんかを崇拝してる時点で(ry
>>325 ウヨは放置で。ここはメンサロですから。
なかなか、面白い本を実家から引っ張り出してきました。
でも、まだ途中だから、レビューは今度。
>>325 大体、西尾幹二は独文学者で歴史学者じゃないもんね。
史学的には無価値な存在だと思う。リビジョニストには必需品
カモ。
最近読んで面白かったの カポーティ「感謝祭のお客」 泣いた… ヘミングウェイ「蝶々と戦車」 短編としての面白さ
329 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/03/04 01:42 ID:Xc+ZbYfg
斎藤環「心理学化する社会」はお勧めです。
330 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/03/04 02:08 ID:C1pudQsS
あまりにも有名なのであれだけど、村上春樹のノルウェイの森。自分のことのように思えて…
どんな本を読んだらいい皮からないね。 PTの専門書でも買おうと思ってるけどさ。
332 :
強迫性障害 ◆n8MqEqA04s :04/03/04 07:34 ID:Xy43sin/
三島由紀夫 金閣寺 大岡昇平 野火 読みたい本 トルストイ 人生論 …(-_-)
人生論は読んだけど我を理性に従属させて生きるだっけ? あんなん無理だし、メンヘラー向きじゃねえべ。 と半分も理解できなかった漏れが言ってみる。
334 :
引き出し :04/03/04 12:17 ID:m5uXIraY
『人生論』は漏れも読んだけどちょいと無理だね・・・・ ここ三日引きこもって本ばかり読んでる。 「精神科治療学」星和 を何冊か。 『精神病理からみた現代思想』講談社現代新書 ↑これおもろい!でも精神病理学って100年後もあるのかなぁ・・・ トマス・アクィナスの『神学大全』 恐ろしく眠い・・・。なんで買ったんだか・・・。 あと『ユング』河合俊夫 ユング系にしては記述が現実的でよい。 『メルヘンの深層』講談社現在新書 おとぎばなしを歴史学的観点から分析。 精神分析系の解釈みたいにデンパとんでなくて良い。
335 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/03/04 12:40 ID:SBKCaBqY
「殺戮の野獣館」
336 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/03/04 12:51 ID:5MYxskIc
異常快楽殺人 平山夢明 エド・ゲインが凄すぎて勃起しました
『殺戮の野獣館』結構好きかも。 続編も読みましたw
338 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/03/04 15:16 ID:v1JKGiSD
最近恋愛ものを読むのがつらい。漫画でも小説でも。 昔はそれこそたくさん読んでいたのに。 でも「恋ノウタ」はなぜか大丈夫。 鬱な時は「浦安鉄筋家族」がイイ!
今評判(?)になってる本。 「いま、会いにゆきます」(市川拓司氏 著作) これはイイ!(・∀・) 久々に本読んで号泣してしまった...。 メンヘラー要素も含まれてるから面白いかも?
東海林さだおのエッセイ。 今はしんどくてこれしか読めない。 こんな状態の俺でも笑って読めるんだから、東海林氏は凄いと思う。
341 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/03/04 19:37 ID:yjzQsAbv
「忘れてしまった高校の物理を復習する本」〜為近和彦〜 これ面白いよ。学校では教えてくれない歴史的背景とか簡単に書かれてて どんな馬鹿でも物理が分かるはず。 分からなかったら死んだ方が良いかもしれない。
物理ってなんですか、食べ物ですか?
344 :
ヘルヨッチー ◆1/sBLh.JQY :04/03/05 23:38 ID:Nbud+V8P
「豆腐小僧双六道中」京極夏彦・講談社 …ウンチクの方が地の文より多いんじゃないかこれ…。
>>340 自分も今、読んでるところ。久々に笑った。
>>340 楽しみに取ってありまつ。最後の一冊って感じかな
死霊/埴谷雄高
348 :
カラン ◆hNCx62prg6 :04/03/08 12:22 ID:/fRM8Dg2
「閉ざされた夏」若竹七海 積ん読していた一冊。ようやく読みました。 若竹七海の話は最後の最後にどんでん返しがあって、 それが後味悪いっていう印象があったんだけど、 今回のはそれほどでもなく助かりました。 とはいえ、やっぱり多少の嫌な感じは残りましたが。 次は何を読もう。
ここでどなたかがレスして気になっていたので 「痴人の愛」(谷崎潤一郎)を読みました。 何だか鬱になってしまいました…。何故だ(つД`) 今更ながら宮沢賢治にはまって、古本屋で買った 童話全集(2・ふた子の星)を読んでます。
J・ケッチャムの小説が好き。 エロでグロな内容で主人公がひたすら悲惨な目に遭い続けるけど、 ラストは無理やりな勧善懲悪的な展開になって、それが妙なカタルシスを感じさせてくれて心地良い。
>>314 から後忙しいのと集中出来ないのとで全然読み進められなかった
多島斗志之『症例A』、昨日一気に読破。鬱で起き上がれなかったので。
……こんな精神科医、こんな臨床心理士が増えたら、
この板の住人はどんなに救われるだろうかと本気で思った。
謎解きミステリとしても、メンヘル的主題を扱った小説としても、
何より本当のサイコサスペンスとして楽しめた。俺的に物凄いヒット。
さて、これからシェイクスピアを読む羽目に陥っているのだが……買うのも('A`)マンドクサ
殺戮の野獣館 ↑これ、どんな本?題名が気に入ったから、詳しい事教えて。(´・ω・`)
>>352 鬼畜エログロそしてロリなB級ホラー小説、ラスト数ページの展開が衝撃的かつエロいw
その手の嗜好の人が暇潰しで読むには、十分楽しめると出来だと思う。
ただし続編の「逆襲の野獣館」は正直オススメ出来ない。
>353タン、即解答ありがとさんでし。m(_ _)m でも、鬼畜、グロ、ホラーは好きだけど、エロもロリも私には必要ない。。。(;´Д`)ザンネン そんな私に、悲劇で鬼畜でグロでサイコでホラーな小説を紹介してもらえませんか? とくに悲劇で鬼畜でサイコで奇形……グロはおまけ程度でもOKなんですが。 ここの皆さんは沢山読んでそうだから、一冊くらいコアなのが見付かりそうな期待感。
>>354 「小説自殺マニュアル」はどうか?
悲劇で鬼畜でグロでサイコでホラーな小説かどうかわわからんが
俺は少なくともそう感じた。
>>354 J・ケッチャムの「隣の家の少女」とか、どうでしょうか?
かなりの鬼畜系でエロ描写も控えめですよ。
もしエロもOKなら、同作者の「オフシーズン」が鬼畜サイコ奇形悲劇グロなホラーで、
あなたの嗜好にピッタリかも。
あとちょっと古めでエロ満載ですが、C・バーカーの「血の本」シリーズなんかもオススメです。
358 :
354 :04/03/11 19:52 ID:M8Xjfxss
>355>356 レスありがとうございます。さっそく調べてきます!(`・ω・´) 今のとこ、「隣の家の少女」とか、わりに好みっぽいかなと。 奇形に関しての小説って本当に少ないですよね。 見付けたのは乱歩くらい・・・・。
金も無いので久々に図書館通いをする事にした。 手始めに3冊程。 あの静謐且つマターリとした空気、やっぱりいいね。学生時代に戻った気分。 そして、このミス2004年版を借りた。 最近あんまり読んでないんで、これ足がかりに色々借りまくってみます。 調子悪い時は本持って布団に潜る、これ最強。
360 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/03/13 00:00 ID:FNgNrVt5
僕は矢幡洋の『危ない精神分析』を読んでいます。 ちょっとカウンセラーに過去をほじくり返された感じがするので。
最近読んだのは『黒冷水/羽田 圭介』。 しつこいぐらい執拗な描写にうんざりするけど、そのうんざり感が癖になる。
最近自分の中で「4コマ漫画」がひそかに熱い。 丹沢恵(「トラブルカフェ!」「あしたもゲンキ!」) 秋月りす(「かしましハウス」) 大乃元初奈(「おねがい朝倉さん」) ひらのあゆ(「ラディカル・ホスピタル」) あたり。退化しているのか自分。 活字のほうは、 「民族とは何か」(山本七平) 「天皇制と部落差別」(上杉聰)あたりを。
最近ほんとに読めなくナターヨ。(;´Д`) キングの「痩せゆく男」、買ってからもう半月経つのに、3分の1しか読めてない。 こんなの、前だったら丸一日から長くて三日で読んでたのにな。 アホほど読解力なくなって、三歩進んで二歩下がる状態だし。 マンガもなぁ・・・感動とか熱血とか、駄目になってる。疲れちゃうんだよ。 かといって、馬鹿ギャグにはまるタイプでもないから、どうにも中途半端だ。 もう何もかもが(´凵M)メンドクセ
364 :
隼 :04/03/13 07:53 ID:OX4ln5FT
>363 キングは登場人物多いし、一人ひとりの日常を克明に書いて 大団円に持っていくので、確かに劇鬱のときには頭に入りにくい ですよね。 でも、「痩せゆく男」面白いので、ページを遡って読み返しが あっても、読み通す価値はあるんじゃないかな。 私も「ニードフルシングス」の時、馬鹿になっていることを 痛感しながら読みました。 今は、島田荘司「暗闇坂の人喰いの木」 これも、1000枚はあろうかという大作です。 怖くて怖くて実際の首切り写真とかあるし、これも行きつ戻りつ。
>今は、島田荘司「暗闇坂の人喰いの木」 なんか気になるから、詳しい事キボンヌ。(´・ω・`)
366 :
隼 :04/03/13 09:47 ID:OX4ln5FT
>365 文庫の後ろから引用しますね。 さらし首の名所暗闇坂にそそり立つ樹齢2千年の大楠。 この巨木が次々に人間を呑み込んだ。 近寄る人間達を凶器に駆り立てる大楠の謎とは何か。 (中略)だが真相に迫る御手洗も恐怖に震えるほど、事件は 凄惨を極めた。 島田荘司、著。講談社文庫です。 拷問の図とかも何枚か乗っています。 さらし首の写真があるとは思わなかったので、夜中にページをめくって 声を上げそうになりました。今、中ほどです。
>366 蟻が豚。怖そう・・・・・・夜中にさらし首はさすがに。(´・ω・`)ショボーン 今日本屋で「隣の家の少女」ハケーンしたけど、買わなかった。 まだ読みかけの本があるから、それをボチボチ片付けつつ 古本屋で探したい。そんな貧乏な自分。(*´Д`)
『暗闇坂の人喰いの木』、読んだ気もするけどオボエテネ。 激鬱で読むのが辛いっつったら天童荒太『永遠の仔』と高村薫『レディ・ジョーカー』。 長い。重い。つか読んだら鬱になる。 ウィリアム・シェイクスピア『リア王』(読むと結構面白いんだよな……)と 上遠野浩平『海賊島事件』(あっちの方が好きだが悪くない)読破。 ある方の歌集とこのミスをぱらぱら見つつ布団に引き蘢り。
>>366 「病院坂の首くくりの木」
って横溝正史になかったっけ・・
鬱の所為なのか、陰惨な小説の方が好きになった。 前はハッピーエンド好きだったのに。 ダークで救いのない、どうしようもなく切ない話や、暴力的な話に興味を惹かれる。 壊れてきた証拠だったりして・・・・・。(;´Д`)
>>370 それわかるわ〜。
どっぷりはまりこみたい感じなんだよね。陰鬱に。
>>370 わかるわかる。明るいもの読んだって「こんなの別世界だ」って感じで感情移入できない。
俺も何時の間にか鬱入った小説ばっかり読むようになってたw 気分転換に中学時代にはまってた、星新一のショートショートでも読んでみようかな。 今思えば、あの頃が俺にとって最高の時期だった・・・
>>372 明るい話は感情移入できんけど、代わりに外国の美しい風景をみて
「綺麗だなー」と感嘆するような気持ちで読むようになった。
>>373 おれはうつ入って以来、それまで読みあさっていた推理物が全くと言っていいほど読めなくなった。
星新一は今かかっている精神科の先生に勧められて読んではまったよ。おれ30代半ばだけどなw
あまりうつ入ったものは読まないようにしてる。これも先生からのアドバイス。
同じく推理物は避ける。ってか、読んでもさっぱり頭に入らない。 犯人当てどころか、現状を把握する事さえ困難だよ。 自分はホラーが一番だな。サスペンスは疲れるから、なしで。
377 :
隼 :04/03/16 06:41 ID:OQTfDjLO
>368 このミス読んでるとはヲタですか? いやぁ、嬉しいです。 東野圭吾「白夜行」は、永遠の仔より重かった、 しんどい子供時代を送った人にはお勧めできません >369 そうそう、タイトルからしても横溝先生への オマージュになっている小説です。 ただいま解決編に突入中。 私がかなりのミステリ好きで、親から心配されるほど おどろおどろしいものばかり読むのは、現実逃避だと思っています。 現実って、いろんな不純物が混沌と絡み合って 絶対解決なんてなかったし、ベストの選択をしたから今があるわけでは ない。逆に後悔ばかりです。 でも、本格ミステリは様式にのっとって、結果をきっちり鮮やかに 見せてくれる。騙されたり、トリック見抜けなかったりするほど 最後の解決で、本と向き合った時間に満足できる。 幼稚なのかもしれません。
>>377 ヲタって程じゃないです、多分。古典は全然読んでないしね。
東野圭吾か、ちょっと飽きて来てるかもなぁ<俺(多作な作家だとよく見落とす人)
このミス2004で気になったのは『葉桜の(ry』と『終戦のローレライ』、
『グロテスク』、『GMO』、『汚名』あたりかな。暗いの、冒険謀略もの、ええ好きです。
ミステリと呼ばれるもの程エンタテイメントの本筋に則っている、と
思っているので、実は謎解きは眺めているだけの変則ミステリ愛好家なのです。w
鬱な時は、ミステリに限らずとにかく没頭出来るものを読みます。
読んでる間だけでも現実を忘れさせてくれるようなものを。
さて、浦賀和宏『記憶の果て』を横に置いといて、仕事の資料読みます。
風の谷のナウシカの原作の方を読んでます。 色々考えさせられる・・・・。
症例Aが評判良かったので買ってみた。 あんまよくなかった。中途半端に終わってる感じが否めないし、 もっと亜左美中心に進めていった方が良かったと思う。 続編があるならいいけど、結局亜左美はあれからどうなったかも わからないし。都博の細かい描写もうざいし、もっと病院内での ことを中心にして書いた方がよかった気がする。 ノルウェイの森の方がよかった。
381 :
隼 :04/03/18 17:37 ID:cY3n6oV4
「暗闇坂の人喰いの木」 後半はあまり怖くなかったです。まぁ、古書店でもいいかと。 村上春樹は「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」が 自分の中では頂点でした。 しかし最近、純文読めないな。
純文学は基本的にだめぽ。(;´Д`) つか、活字がまったく頭にはいんないよ。何度目でおってもだめぽ。(;´Д`) これは本格的にだめぽ・・・。_| ̄|○
「終戦のローレライ」読んで泣いた。 布団の中で号泣した。 「伊507」の皆が最期に唄を歌いながら深海に消えて行くシーンが 頭に浮かんでもう駄目・・・。 切ないよ・゚・(ノД‘)・゚・。
>383 気になる。もう少し詳しい情報きぼん。 あなたがどんなとこに感動したかとか、できれば聞いてみたい。 活字全然だめぽ状態にも関わらず、「隣の家の少女」 思わず買ってきてしまった・・・。
姫野カオルコが最近、少し気になる存在だったので機会があれば何か読んでみ ようかと思っていたら先頃、「ツ、イ、ラ、ク」(角川書店)が直木賞にノミ ネートされたこともあって、読んでみました。 斎藤美奈子、中条省平、鹿島茂、米原万里らがこの作家さんのことを高く評価 されているようですが、「ツ、イ、ラ、ク」を読んだ限りでは「む、む、む。 そないいうほどおもろいかな?」といった感じでした。 今は大塚英志「サブカルチャー文学論」(朝日新聞社)を読んでいます。文章 がこなれていないのと文芸誌連載を単行本にまとめた関係からか論旨の重複も 散見され、読み通すのがつらくて読んでて楽しくありません。期待していただ けに残念。とりあえず最後まで読み終えようと思います。 上記の単行本が650ページ以上のハードカバーと外出用に不向きのため、小林 信彦「読書中毒」(文春文庫)を並行して読みかけて一旦停止していたのです が、気持ちとしては既にこちらに移行しつつあるので楽しみにしておこうと思 います。 長文失礼しました。
>>384 さん
ストーリーは戦利潜水艦の「伊507」が三発目の原爆を投下しようとする
米軍に単艦で戦いを挑む、という無茶苦茶といっちゃぁ無茶苦茶な話しです。
「伊507」には「ローレライシステム」という独逸が開発したシステムが搭載
されているのですがそのシステムが話のキーになってまして。
頭の悪いアタシですがなんか、戦争の空しさだとか生きる意味だとか
そう言う事を考えさせられてしまいました。
「国体護持」だとかそういう「大義名分」ではなくて個人として命を掛ける
事が出来る事は何か?という「伊507」の隊員の葛藤やココロの矛盾
だとかに悩んだりしてる姿が切なくて哀しいです。
号泣したのは最期に「伊507」が沈んでしまう所と副艦長が艦長を
庇って死んでしまう所、などなどたくさん有りすぎて・・・。
己の出来る事を必死にやりとうそうとする男達が素敵で悲しい小説でした。
こんな感想で宜しいでしょうか?
何しろ文才が無いので感想文などが昔から大の苦手でして・・・。
>386 サンクスコ!かっこよさげですね。 私も軍事関係結構好きなもんで、今読んでるのを片付けたら 捜してみます。 まだ生きてるのに、沈む船の中って切ないなぁ・・・・。
「隣の家の少女」ようやく読み終わったよー!!(*´Д`) それにしてもなんだな。鬱になる小説をわざわざ金出して 読んでる時点で、わたしゃあどうなってるんじゃろ。 今度はSキングいくぞ。(w
「―地球が冷える―異常気象」(小松左京編・旭屋出版) 発行が昭和49年。30年も前の話なのだが、既に「温室効果」とかが話題に のぼっている。シンポジウムのメンツも豪華。 「温室効果」「地球温暖化」ってのは大半が人為的な所為によるものだが、 もっとマクロな目で見れば、現在は氷河期と氷河期の間「間氷期」であり、 全体としては地球全体は冷えつつある、という提言は貴重かもしらん。 地球の総面積が決まっており、年間を通じて受ける太陽エネルギーの総量 も、それを使って炭酸同化を行う植物のエネルギー効率も決まっていれば、 植物に依存する動物のうち、かなり大型の哺乳類である人類の個体数の 理論的上限も決まってしまう。 人類にとり資源は「有限」である、ということを、今一度思い知らされた。
>>388 活字駄目状態でキングとはチャレンジャーですね。
応援してます。
ところでうちの弟は高校時代、犬神家の一族を読んで
登場人物がごちゃごちゃになり、気合を入れて家系図を書いて読み進めたところ
次のページに家系図が載っていたというお間抜け野郎です。
(しかもそれが間違っていた!)
>390 (`・ω・´)ガンガリマス! 実は、一冊中途半端なまま放りっぱなしになってるんで、 読み進めなくちゃいけないなぁと思ってたんです。 脳味噌トコロテンだから、なかなか先に進めなくって。(w 皆さん、(病状で)脳味噌が十分働かない時にやってる 良い方法とかってないですか??
392 :
隼 :04/03/27 10:35 ID:lsSudjAJ
さて休日。 お約束のブックオフ覗きしてきます。 新津きよみ「女友達」ヒロインさえも女の嫌なところ全開で 後味悪かったけど、リアルに女の友情を書くとこうなるだろうな。 薄っぺらな自尊心で友達を選んでいるケースってありだ。 >391 集中力をつけるって事だったら 簡単な暗算を5分ほどやるといいらしい。 でも、それも面倒なのがこの病気の厄介なところですね。
>392 レス遅くなってすみません。ちょっと鬱気味だったもので。 結局まだ全然読めてないんです。^_^; 計算とかも、今の頭じゃ駄目駄目だなぁ・・・・。 しばらくは、頭を休めるために読書を自粛するしかなさそう。(;´Д`)
「バカの壁」養老猛著 コレを読んだ後に最近のニュース(イスラエルVSパレスチナ) なんかを見るとお互いがお互いの意見なんぞいかに聞いてないかが 実によく判る。人間の脳みそって案外単純だ。
395 :
隼 :04/03/31 08:15 ID:WY/gTriV
>393 いえいえそんな。 欝でなくとも読書に縁のない人は大勢います。 ゆっくり脳を休めてね。 >394 養老先生は、「恋愛の精神の病気」と言い切ってしまえる 冷めた視線が好きです。 解剖が日常茶飯事なのにホラーやすスプラッタの映画もよく観るとか。 凄い人だと思います。
396 :
カラン ◆hNCx62prg6 :04/04/01 06:58 ID:Ts2IH+Ka
漫画だけど、「鋼の錬金術師」荒川 弘 友達にかなり強引に勧められて読んだら面白かった。 いわゆる少年マンガらしくない感じがいいです。 あとはラノベを何冊か。まともな本は読めなくなっています。 そして積み上がる本の山…
397 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/04/01 07:19 ID:xMIHPslk
マリア様がみてる
芥川の「歯車」 おれが芥川の中で一番好きな小説 これを読めば統失患者の気分が存分に味わえます
>396 アニメを何度か見たけど、面白いよね。主人公兄弟がいい。 マンガも狙ってるんだけど・・・・・古本屋で。^_^; マンガなら、「金色のガッシュ」だなぁ。久々にマンガで泣いた。 熱血系だけど、そんなに疲れないから好きだ。 S・キングはなかなか読み進めない・・・・・・。_| ̄|○
400 :
隼 :04/04/01 21:12 ID:racJKnhD
キングのドリームキャッチャー、本にすると4巻まであるんだね。 自分は手っ取り早く映画をDVDで観ました。 男の友情が軸なのでスタンドバイミー派にはお勧めかもしれません。 しかし4巻まである作品を2時間弱の映画にまとめるのは かなり大変だったと思います。 結末まで判っても活字で読みたい私はまたまた週末に 古書店通いをします。
401 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/04/03 23:46 ID:NIyAnPht
三島由紀夫の十代書簡集と、 江國女史の「号泣する準備は出来ていた」 ・・・がかれこれ1ヶ月以上読みかけのまま放置。
402 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/04/04 03:36 ID:WeSf9ruV
プルーストの「失われた時を求めて」を少しずつ読んでます。
403 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/04/05 23:11 ID:IGcoBQJ+
岸田秀と山本七平はいいよ。
404 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/04/05 23:49 ID:rF+vuWMZ
405 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/04/06 00:25 ID:MR4Dyx81
竹村健一「好きなことだけやれ、嫌な事はするな」
昨日のよみうり堂で、谷川俊太郎が、「自分の気球に対するこれまでのところ最良の答えがある」 と表した、「神との対話」ニール・ドナルド・ウォルシュ を買ってこようかと思ふ、、、、。 「自分の魂の最も深いところが動かされた」のだそうだ、、、、、。 俺も動かされたいよ。
407 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/04/06 05:37 ID:busSfl7P
ホットロードって漫画久々に読んだ。 若さがほしいと思った。 何も怖いと思えずに、すべてが知らない世界で未来を考えずに飛び込める そんな若さがほしいと思った。 そのマンガ自体はそれが原因で彼氏が生死を彷徨うほどの事後にあって つらいリハビリ生活する事になるんですがね。
マンガだけど 「銀魂」空知英秋・ジャンプコミックス おもろい。
本じゃないけど「下北沢のネコたち」(写真・文/太田 バルーチャ アキコ) 日本出版 下北沢の自由猫たちと、フジコ・ヘミングさんの飼い猫たちが可愛くて 癒される。 彼ら(彼女ら)の訴えかけてくるような目に吸い込まれてしまいそうです。
随分前に書いた者ですが、キングの「痩せゆく男」まだ読み終えていません。_| ̄|○ みんな、オラに力を分けてくだちぃ。 最後の一人になるまで歩き続けるゲーム(脱落者は射殺)の方に興味が出てきて しまったよ。どうしよう・・・。 買いたいけど、まだ読んでる最中だしなぁ。 とりあえず買ってつんどくかな・・・・って、さらに駄目駄目じゃん。('A`)
一番好きなのは上林暁の随筆。
>>410 「痩せゆく男」は、はっきり言って失敗作だと思うw
今までキングの作品は随分読んできたけど、これだけは読破出来なかった。
翻訳の関係なのか分からないけど、異常に読みづらいんだよね…
映画版の方は、それなりの出来の佳作なので、
ストーリーが気になるならビデオを借りて見てみるのもいいかも。
「死のロングウォーク」はオススメ、全編にマッタリと漂う焦燥感がgood。
あとバックマン名義繋がりで「バトルランナー」もオススメ。
ラストは今読んでも(今だからこそ?)衝撃的、個人的にはキングの最高傑作の内の一冊だと思ってます。
>412 そうか、読みにくかったのか・・・・。 鬱の所為でもあるんだろうけど、気分が少し軽くなりました。ありがd。 でも一応最後まで目は通してみます。何となく意地で(おい)。 そう、名前「死のロングウォーク」だったよ! でもバックマンというのはなんですか? それにしても、412さんはキング作品全部読んでそうですね。 マニアですか?(w
414 :
412 :04/04/12 20:08 ID:ayzcyRqc
上遠野浩平『殺竜事件』読了。
この人、異世界ファンタジー向いてないんじゃ……。
あくまでも現世界との挟間を書いてたアレの方が良かった。
つか、読む順番間違えた。_| ̄|○
>>138 で出ていたニック・ジョンストン『BLUE』を
図書館に頼んで入手。他に借りてるのが済んだら読みます。
>>413 バックマンブックスは、あと
「ハイスクール・パニック」
「最後の抵抗」
がございます。
んで、この別ペンネーム使用を元ネタにしたのが
「ダークハーフ」
なのです。
途中まで読んでた「骨の袋」、積ん読にまぎれてもうた(´・ω・`)
417 :
413 :04/04/13 23:07 ID:xH9rlyXV
>414 ほんとだ。読んでる途中の「痩せゆく男」、バックマンの名前が小さく書いてる!! 他名義で書いてたって話は知ってましたが、「死の〜」もそうだったのかぁ。 >416 「骨の袋」って、前に名前をどこかのスレで見て興味を持った奴だ。 良かったらどんな感じか、粗筋を教えてもらえませんか? 面白そうだったら捜してみたいなぁ。
>>418 ニュー速板見たんだが、他人事として扱われていて
世の中そんなものなのかなあと辛い想いです。
まあ、たしかに他人なんだけど。
想いいれが強いだけに、自殺だったのが許せない。
>>418 さん
やっぱりメンヘラだったんかなぁ?
著作は近年のものしか読んでないけど、早咲きの才能ゆえの苦悩とか
いろいろあったんだと思う。
どろりとした理由(借金とか身内の揉め事とか)でないだったらなおさら
やりきれないです。
>>415 に続いて上遠野浩平『紫骸城事件』読了。
読む順番を完璧に間違えた。シリーズで読むと面白い。
相変わらず、奥歯に何か挟まってるような、それが実は大事だったりするような、
面白い人だ。けど本格異世界ファンタジーはやっぱ読み難い。
>>418 随分低い位置での首吊りだったようだから、かなりの覚悟だったのだろうね。
どんなに苦しんだんだろう……御冥福をお祈り致します。
昔に数作読んだきりで朧げな記憶しか無いけど、印象に残る作家さんでした。
「痩せゆく男」を読んでる417でつ。 不眠が酷くなってきたので、何となく本をダラダラ読み進めていたら、 後半部分から物凄く面白くなってきたよ。 今まで苦労して読んでいたのが嘘のようだわ。 ジネリっておっさんがかっこ良過ぎ!惚れるよ。(w キング作品は、どれも結構前半部分が長くて、ダラダラしてる印象が あるなぁ。その分後半がかなり生きてくるんだけど。 そして、純粋なホラーやサスペンスじゃなく、どこかしら懐かしい冒険物の 雰囲気を持ってる気がする。 心底の悪人とか、あまり見当たらないし。 物語を書く姿勢の中に、作者の優しさが感じられるのは私だけ?(´・ω・`)
ブギーポップをまた一から読み始めた。 現在、「歪曲王」読破中。 奥歯に何か挟まったような読後感は同意。
「禁断の知識」上・下(ロジャー・シャタック著、柴田裕之訳 凱風社) 刺激的なタイトルだと思いません?思わず手にとって目次をパラパラ。 いっときますけど助平な本ではありません。 聖書からカミュの「異邦人」まで、西洋の古典作品をネタにしながら、 「人類に『知ってはいけない知識』は存在するのか?あるのならば、 それはどういうものか?」を検証しています。 マジ面白かった。値段がかなり高かったけど、金払って読んだ価値アリ。 さあて、次何いこうかな。積読の本がかなりたまってて・・・
(*´Д`) 法華経(中公新書)
427 :
カラン ◆hNCx62prg6 :04/04/20 04:09 ID:6Hs5OGbq
「ぼんくら」宮部みゆき 連作短編かな、と思わせつつ、実はきちんと長編になってる。 時代物のミステリなんで、好み分かれるかもですが、お勧めです。 講談社文庫、上下巻。
ウィリアム・スタイロン 「見える暗闇,」 「鬱文学」というジャンルがあるとすれば、これなんかはいい線かな。 読んで鬱が癒されるわけではないけど。
「二十歳の原点」高野悦子 最後は鉄道飛込みで自殺した人の生前の手記。 時代背景(1969)がつかみにくいけど、頭の中は鬱のモデルケースの ような人。
北林優『ミッドナイト・ブルー』読了。 やっぱ俺って警察小説好きなんだなぁ……一気に読んでしまった。 て言うかこの作家、車バイクヲタなんだろか。
坂口安吾「堕落論」の中の 「不良少年とキリスト」
詩篇23とかどないだ?
死の壁よんだ人いる?
435 :
413 :04/04/22 21:21 ID:EFpKuLAE
やっと「やせゆく男」読み終えました! 最後のオチに愕然。( ゚Д゚) さすがキングだけあるね。ただでは終わらない。 さて、次は何にしよう。。。
多島斗志之『白楼夢 ──海峡植民地にて』読了。 『症例A』が気に入ったから借りたんだが、うーん……微妙。 つーかつまらんかった。 そーいや少し前に『絶望の世界』を読み直してみたが、 アレはやっぱ凄かったなぁ。
>436 ネット小説のあれ? 私も読んだんだけど、友人から聞いた前評判ではかなりイッちゃってるな印象を 勝手に受けてて、実際に読んだら凄く納得させられるようなサイコサスペンス(?)だった。 ストーリーの流れとか、伏線の使い方とか、どんでん返しとか、全体的に上手いなって 素直に感心させられたよ。 ケッチャムとかも好きだし、個人的にはあの手の小説をもっと読んでみたい。 でも、ああいうジャンルは上手な書き手がなかなかいないんだよね。 単なるキチガイとかグロなだけの残虐シーンで誤魔化してるのが多いから。 それにしても、私の脳味噌は大丈夫なんだろうか。。。
「一本の鎖」(広瀬隆著 ダイヤモンド社) 抱腹絶倒、クソゲー並みの笑いの瞬発力を隠し持った驚異のドキュメンタリー。 とにかくツッコミ所満載。 著者の主観が色濃くちりばめられたドキュメントってのは笑えるけど、あまり タメにはならんな。 とにかくどこまでも反米・反ユダヤのスタンスで書かれている。 おれ自身も別に今のアメリカの政策が正しいとは思わないけど(てか、イラクに 関しては、はっきり「失敗」だと思うが)だからといって、タネの知ってる手品を 見せられてもツマランわい、って感じでしょうか。 金だしてまで読む価値は無いと思うが、図書館で借りるくらいならOKかと。
>438 例のHPですね。 でも、フィクション物と違って、ノンフィクションは読んでて辛くなる事もあるからなぁ。 今騒ぎになってるあの事件も、始めて知った時だけじゃなく、今でもトラウマ物だよ。 人間の怖さを実感できるとはいえ、鬱が酷い時はわけもなく「産まれてきてごめんなさい」 とか思ってしまうから要注意だ。
441 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/04/26 01:02 ID:wWX2gqAI
広瀬隆か……。 「ハリウッド大家族」の系図は面白かったな。
442 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/04/26 22:54 ID:ZSYhudkw
「ギャラリー・フェイク」(週刊スピリッツ)単行本はまもなく第30巻が発売予定。 元メトロポリタン・キュレーターの「プロフェッサー(教授)」とまで言われながら、現在悪徳画商として暗躍する「藤田玲司」が、美術品に留まらず芸術の世界に対し、その真実を見極め、本質を痛快に明らかにしていく言動に、男として目が離せない。 事実上の「彼女」となった、アシスタントであるサラ・ハリファに半分尻に敷かれながら、付かず離れずの関係を維持して行くのも面白い。
443 :
惰性 :04/04/27 02:34 ID:vqP/Ggrb
見沢知廉の囚人狂時代 医療刑務所は死ぬより地獄だって分かった
>>440 確かに。俺は鬱真っ只中の引き籠り中の暇つぶしに読んでましたが、
そういう危険性もあるか。と云う事で閲覧注意(遅
俺はどっちかって言うと「まだ自分は大丈夫だ」と確認してるところがある……。
ここんとこ読書はお休み。『美的』6月号を眺めつつ、しかし金が無い _| ̄|○
あ、浦沢直樹『20世紀少年』15巻、持ってるのに買っちゃった _| ̄|○
と言いつつ1日で読んじゃった、貫井徳郎『光と影の誘惑』(中編集)。 流石ですね。もー流石過ぎる。 個人的には『我が母の教えたまいし歌』がツボ。 次はやっと『BLUE』に手をつけます。
せっかくなのでGW中に「文明の衝突」(サミュエル・ハンチントン)に 読んでみようかと。
「ITと呼ばれた少年」、古本屋で見付けたので買ってしまった。 鬱になるだろうと分かってるけど、やっぱ買わずにいられない。('A`) 実際にあった事なんだもんな。直視しなくちゃ。 しばらくいってくる。
罪と罰を読み始めたけど、登場人物の名前がわけわからん。 メモしながら相関図を書いていかないと整理出来ない。 んで、面倒だから放置中
『マイルス・デイビス自叙伝』、今日買ってきた。 上下巻で長いので、彼のCDを聴きながら気長に読み進むつもり。
「文明の衝突」GW中に読み終わらなかった。あと3分の1ってトコ。 仕事はじまって読書の時間あまり取れないからユックリいきますか。
小説 バトロワ 墜落遺体 コンセント マンガ エヴァンゲリオン バトルロワイアル サイコ 精神系 アダルトチルドレンと家族 機能不全家族 アダルトチルドレン一問一答
452 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/05/09 01:03 ID:m4uocXgN
久々にこの板来たけど、ヘルヨッチーさんっていなくなったの? 結構ファンだったんだが。
453 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/05/09 01:05 ID:oY/7D3a5
森博嗣全部。個人的に熱烈ファンなので。 内田康夫。ファンクラブ会員の彼氏がこまめに貸してくれるので(感謝)。 あとはてきとー。東野圭吾の『幻夜』は良かったぞ。
うつで文字が読めねえッス。・・・およびでない?
ドルトン・トランボ「ジョニーは戦場へ行った」 壮絶にへヴィな内容にして筋金入りの問題作。 ココロの準備を整えてからどうぞ。 (ひょっとしてガイシュツ?)
>>138 ニック・ジョンストン『BLUE』読了。
なんつーか……普通。ありがち。
ノンフィクションだからと思えば壮絶な話なんだが、
あまりに散文的な文章で入り込めなかった。
回復途上の(治療中の)人なら誰もが感じる事なんじゃないかと……。
ただ、やはり欧米の精神医療には羨望を感じる。
あんなに簡単にカウンセリングを受けられる社会に、日本もなって欲しい。
あと、浦沢直樹『20世紀少年』16巻入手。
かなり忘れてしまってたので13巻から読み返しますた。あー熱下がらねー。
私も「20世紀少年」買ったよ。面白かった。 早く続き読みたい。 ところで、>456さんは「モンスター」深夜でアニメやってるの知ってた?
>>457 なんかこぅ、新章スタートって感じで次が待ち遠しいですな>『20世紀少年』
主要メンバー全然出て来てないし。うおおおぉ。
『MONSTER』、知ってましたよ。
しかし現在テレビが観られない状態なので、地団駄踏んでます……_| ̄|○
いい加減図書館に本返しに行かないとなぁ……。
ヘッセ「ナルチスとゴルトムント」(邦題「知と愛」) いまさらヘッセ、嗤われるかも知れませんが、 映画化不能な、黙読=読書でのみ得られる感動と愛の書です。
キングの「クージョ」をもう一度読みなおしたいんだけど、 トリイ・ヘイデンの「愛されない子」もある。 どっちも一度は読んでるんだけど、最近脳味噌がアボーンしてるから 手が出せなくなってしまったよ。 もうしばらく休んだら、またスレに参加させてもらいまつ。l・ω・`)/ソレジャア
461 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/05/13 02:02 ID:PLvlmG0F
ガイシュツだろうけど アルケミスト 読んだ この本はやばいね 真実に近いゆえに、、悪意があるかが読み取れない。 ひとつ間違えればカルト。でもいい本だった。泣けた。
ブライアン・マスターズ「死体と暮らすひとりの部屋」 英国最大の連続殺人者の一人、デニス・ニルセンのノンフィクション。 自分も一歩間違えるとこうなるのかなと思った。 孤独感は誰にも有ると言うが・・・
なんか凄い本ばっかりよんでるな 実用書以外はどうもダメなんだよな('A`)
>462 読みたくなった。ヤバイ。 こんな本、本屋で気軽に「置いてますか?」ってきけねーよ。 題名からしてぬるぽ。('A`) 捜してみようかな・・・・・どうしようかな。
>>464 ネットの通販で買うべし。
流石に普通の本屋には置いてないし余程の大手か専門じゃないと・・・
内容は救いようのない話の連続だが一読の価値あり。
一緒に新年を迎えたいからと言う動機で自宅に連れ込んだ名も知らぬ若者を
殺す犯人の心理描写が何とも言えない。
保坂和志の「プレーンソング」読了。 なんか、なんでもない日常をなんでもなく書けるってすごいなあと思った。 猫てなずけようとしてたり、競馬行ったり、それだけの日常なんだけど。 なんだか居心地のいい小説でした。
>>456 俺も最近読んだんだけど、よかったよ。
確かに普通なんだが、あれをきちんと読み物にできてしまうのがすごいとオモタ。
俺は一読の価値アリだと思ったよ。素直に、読んで良かった。
「鹿島神宮」(東実・鹿島神宮元宮司著、学生社) ・・・いや、三十路に入ってから仕事先の近くに神社があると欠かさず参拝し、 ゆかりの本を購入していますわ。寺はあんまり・・・もっぱら神社だな。 鹿島神宮のある鹿嶋市は、今では鹿島アントラーズの本拠地として有名だよね。 2002WCもあったし。 ここ、創祀が神武天皇元年(!)ってので目を剥いた。 これは、もう「歴史」の話ではなく、「神代」の話。 当神宮の古さの凄まじさの一端がお分かりいただけると思う。 仁王像のような派手な見所はないが、長さ3mの「長刀」(国宝)や地震を起こす鯰の 頭を押さえているという謂れのある「要石」(かなめいし)のような見所がありま すし、何より境内をおおいつくす原始林の素晴しさに目を見張る。 心が洗われる思いがする、というのはこういうことか、と納得がいった。 今度は香取神宮(千葉)と出雲大社(島根)と伊勢神宮(どこだ?w)に行って みたい。出張ないかな〜
「文明の衝突」(サミュエル・ハンチントン著、鈴木主税訳、集英社) ・・・疲れた。ようやく読了した。 「文明を定義するあらゆる客観的な要素の中で最も重要なのは通常、 宗教である」(54ページ) ・・・改めてこう書かれると脱力するね。今の人類で「宗教の壁を取り 払おう!」なんて言ったら世界中から石が飛んでくるもんなぁ。 「歴史学者なら誰でも知っているように、文明は姿を消して、ときに埋もれて しまうこともある」(57ページ)は更に衝撃的だ。この日本文明(シナ文明とも 西欧文明とも隔絶された孤独な文明だ!)もうっかりすると消え去り埋もれて しまうことがありえるというのは恐怖感以外の何者でもない。 世界中のどこからも隔絶された孤独な「日本文明」を後世に残していくのは ほかでもない、我々なのだ。
470 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/05/26 11:58 ID:/klp5KDk
既出だけど、ケッチャム作品かな、やっぱり。
うん、ケッチャムは癒されるよね。
「グラフィック・デザイナーの仕事」平凡社 大好きなグルーヴィジョンズの話が書いてあったから。 グラフィックデザイナーって華やかに見えるけど結構 頭脳労働なんだなぁって感じた。 趣味ではやってはいけない気がしたよ。本当に。
>473 うん、かなり。(w 私も一冊読んだけど、面白いよ。そういうのに癒される時もある。 「オンリーチャイルド」捜してるんだけど、近場の本屋置いてないんだよな。 岩井しまこの「夜啼きの森」読書中。 有名な津山30人殺しを題材にしたフィクションで、なかなか味がある。 ただ、いまいち前半はパッとしない感じだな。
週末じ帰省して本をまとめ読みした。 「ODA再考」(古森義久著・PHP新書) 国の借金が600兆円を遥かに超えているのに他国に資金援助する必要があるのか? 出所は国民の税金だぞ?廃止しちゃえ、廃止。 「日本人はなぜ無宗教なのか」(阿満利麿著・ちくま新書) おれもそうだけど、日本人でキリスト教だとかイスラム教だとか創価学会だとか 特定の宗教の信者ってのはごくわずかなんだと思う。 でも元旦になれば初日の出を拝み、神社へ初詣、バレンタインデーにお彼岸に お盆(盂蘭盆会)秋の彼岸を終えたら日本中クリスマスで大騒ぎ。 「特定の宗教に入ってない」というだけで、実は日本人は宗教心が篤い民族だと、 日本人の隠れた宗教心を引き出してみせている。 まあね、おれも出張先に神社があれば参拝するもんな、とりあえずは。好著。 「人生、しょせん運不運」(古山高麗雄著・草思社) 80過ぎた爺様の半生記をつづったエッセイ。本作品で絶筆。 名前見たときに、あれ、どこかで見たことあるな、と思って手にとってみた。 多分寺山修司の競馬エッセイに登場していたんじゃないかな。 まあアレだね、俺から見ると、旧制三高合格するほどの俊才が「人生しょせん 運不運」はねぇだろうと。ならば工業高校卒業が目一杯の俺なぞさしずめ 「人生、これ負け戦なり」だよなぁ。 人生、しょせんは不平等。読み終えてウツがきつくなったよ全く。 で、次は… 「大河の一滴」(五木寛之著・幻冬社文庫)文庫化により購入決意。 あと「死の壁」(養老孟司著・新潮新書)あたりをスタンバイ。
日本神話に関して2冊。 「日本神話の英雄たち」(林道義・文春文庫) ユング研究者の作者がユング心理学の観点からスサノオやオオクニヌシノミコト といった日本神話に登場する神々を分析する。 エジプト神話やギリシャ神話との神話の構造の比較も面白かった。 「神々の流竄」(梅原猛・集英社文庫) 意欲作。日本哲学の泰斗が記紀神話を哲学風に徹底的に疑う。 国譲り神話を、因幡の白兎を、ヤマタノオロチを、疑って疑ってその正体と謎に迫る。 そして、記紀の本当の作者を暴いていく。その検証は若さもあって若干強引だが。迫力 に満ちている。 これは面白かった。
「長岡鉄男の外盤A級セレクション」全3巻をBookOffで確保。 「晩年の長岡は音楽性にまで踏み込んでいた」と知人に聞いて吃驚。 素晴らしい、共同通信社永遠なれ、フォステクス永遠なれ。 まじ話、古楽のジャンルでの長岡氏の啓蒙の功績は大きいと思うヨ
「空の境界」上下 読み始めがなかなかいい感じ。
480 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/06/11 20:58 ID:nOX5hYZf
ロクでもない学校生活を送らざるを得ず 人間関係の素晴らしさなど知るはずも無い 対人恐怖症の俺に 人との交わりを描いたお勧めの小説を教えてくれ。
聖フランシスコ関連の本面白いよ。フランシスコ愛してます。
>>480 ヘッセの「ナルチスとゴルトムント」(邦題「知と愛」)
人にはこればっか薦めてますw
484 :
480 :04/06/12 21:02 ID:NNYl+Liu
>>483 レスありがとうございます。
amazonレビューも高評価だったので読んでみたいです。
あと、おもしろい学園ものも呼んでみたいなぁ。
485 :
蜜柑 :04/06/13 00:38 ID:tf0A/lR5
西尾維新「クビキリサイクル」 友達が何度も面白いと言っていたので維新本纏め買い。面白い 乙一「GOTH」 上記の友達の最新のオススメ、立ち読みして一日後に購入 どちらも読みかけだ・・・つーか自分らしさはないのか・・・
清涼院流水サーガは面白いのだが、メタな書き方が 混乱、困惑させられる。 一連の作品を読んだら、法水、九十九十九etc すべて読まなくては面白くない。 すげぇや>清涼院流水!
「大河の一滴」(五木寛之・幻冬舎文庫) 五木寛之なんてのは50過ぎたジジババが読むモンだと勝手に思っていて これが初めての作品。 健常者だけど、会社での人間関係に悩んでいるとか、仕事で煮詰まっている とか、そういう「ちょいと悩んでいるんスよ」風なヒト向きだとは思う。 うつ病持ちのおれは読むたびに「そんなん言われんでも分かってるわい!」 「しょせんマトモな人には分かってくれないんだな」とか思った。 ただ、一冊のうち3行ほど、深く共感できる部分があった。そこは泣けた。 百人が読めば、百人とも読後感は違うかもしれない。でも、たとえ1行でも、 共感できる、感動できる、そんなセンテンスの集まりだと思う。 金に余裕があったら、是非手にとってみてほしい。
「「弩」怖い話 螺旋怪談」加藤一編著、竹書房文庫 小説仕立てはどうかと思うが、加藤さんらしい内容。 2ちゃんオカ板からのネタも入っています。 さて、「新耳袋」はいつ出るんかな。
<犬と鬼> アレックス・カー著 講談社
ここで、日本の学校教育のもうひとつの重要なルールに気がつく。
これはおそらくは北朝鮮を別にして、世界中のどの国にも見られないものだ。
そのルールとは、始終忙しくさせるという原則である。
(略)
がんじがらめの規則、身体的な不快、教師やいじめっ子の
暴力、標準化された教科書、塾通い、軍隊さながらのクラブ、
睡眠不足―――これがどんな効果をもたらすか予測がつくだろう。
96年11月の『ジャパン・タイムズ』の社説によれば、
六ヶ国の小学五年生を対象にした調査の結果、最も担任の
教師に不満を抱き、学校をつまらないと感じているのは日本の
子供で、二位以下に大差をつけていた。
別の調査(90年)では、授業をおもしろいと答えた児童・
生徒は日本ではたった21%だった。いっぽう、世界の平均は78.2%である。
こうした統計からもわかるように、教育システムの地下に
大きな問題が潜在している。
個人的な趣味に力をいれる時間もなければ、
好きな本も読めない、ボランティア活動にも余裕がない。
動物園へ行こう、自然をちょっと冒険しよう、外国について
学んでみよう.....身動きが取れない。
簡単に言えば、学校は楽しくない。
試験地獄と戦って大学に入り、将来はダークスーツに身を包む
サラリーマン、あるいはその妻になりたい人ならこれでも
辛抱する。しかし、そうでない人はどうしょう。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062081016/ref=sr_aps_b_/249-3542478-3476311
>>489 さま
>がんじがらめの規則、身体的な不快、教師やいじめっ子の
>暴力、標準化された教科書、塾通い、軍隊さながらのクラブ、
これ、日本だけの特徴なんですかね。世界中の「ガキのルール」
共通の話だと思うんですが。
それとも、カー氏の国の学校ではイジメは全くないとでも?
ちょいとギワクの眼差しで見ちゃいますねぇ。
例えば「標準化された教科書」の項目。中国や韓国では国定の
1種類の教科書しかないわけですよね。
その辺をカー氏は分析しているのかな?
井上夢人『プラスティック』。 正直、つまんなかった。今となってはありがち。 岡嶋二人も好きだったなぁ、そういや。
やっぱクラインの壺
玉井宏・監修『はじめてのフラワーエッセンス』。 図書館で春日武彦探してたら目に止まったので借りてみたw ……2chの方が役に立ちます。絶対。 でも花の写真はキレイで、眺める分には(・∀・)イイ。
書き忘れてた。
>>492 同意。
ところで図書館にて鷺沢萠を探してみたんだが、
見事に1冊も無かった。
>>494 鷺沢萠いっぱいあるよ〜。読んだことないけど。
>>495 ほんと? 俺が行ってるの、本館じゃなくて分館だからなぁ。
リクエストするしかないかなー。お勧めあったら教えてください。
浦賀和宏『透明人間』読書中。
主人公の独白が孤独感イパーイメンヘル度高でなかなか辛い……。
ってこれ『記憶の果て』からの続き物なのかよ! またやっちまった……。
497 :
495 :04/06/25 00:57 ID:cVZXaeDw
静岡市在住。図書館は重宝する。最近はネットから検索&予約できるので便利だ〜。 今読んでるのは、「宗教が往く」 松尾 スズキ 戯作家松尾スズキのエッセイみたいな小説。
>>495 =497
(・∀・)人(・∀・)ナカーマ 図書館便利ですよねー。
うちの自治体(東京)もネット検索・リクエスト出来て便利です。
浦賀和宏『透明人間』読了。
主人公が徹底的に鬱な人なので、メンヘルにはお勧め出来ない。
が、そんな終わり方もアリだね、と思えた。
白川道『カットグラス』読了。
こーいうオトナのおじさんストーリー、萌え ( *´Д`)
499 :
life :04/06/26 18:16 ID:bhlTzoiJ
「症例A」最近読みました 文体から真面目さが伝わってきてなかなか気分の良くなる小説だった でも話の結末はやっぱり中途半端・・・ ただ、一般書籍板で人気の帚木蓬生「閉鎖病棟」よりはおもしろく感じました 私の住んでいる市は図書館のネット検索と予約できなくてすごく不便です・・・
春日武彦『17歳という病 その鬱屈と精神病理』読了。 この人、好きだw おもれぇw
>>500 「天井裏に、誰かいるんですよ。」とか良かったす。
「小さなお茶会 完全版1〜3」猫十字社・扶桑社
昔読んでた本を今読むと、昔には気が付かなかった深さに驚きますな。これに限らず。
502 :
saz ◆saz/F4.O5s :04/06/27 14:18 ID:b7iR6h3i
たまにはageますね。休日だし。(?
>>501 『家屋と妄想の精神病理 あるいは、狂気とアナクロニズム』もキープしてあるです。
気に入ったので、図書館にある限りは読んでみるつもり。
そう、そして古本屋に売る事も出来ず溜まって行く蔵書(読み返すから
朝日新聞大阪経済部+高村薫『なにわ金融事件簿 闇に蠢く懲りない面々』は
ぱらぱら見ただけで読むのやめた。高村薫ってだけで借りて来た俺が間違ってました。
現在白川道『流星たちの宴』読書中。『海は涸いていた』は激お勧め。
追記。
>>501 ああ、『屋根裏に誰かいるんですよ。』の改題増補新版が
『家屋と妄想の精神病理 あるいは、狂気とアナクロニズム』だそーです。
こりゃ偶然。楽しみに読むです。
504 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/06/27 14:23 ID:zUWp6GTd
>>500 オレもそれ読んだ。
少し論理的にいい加減なところをレトリックで誤魔化してる
ようなところが気になるけど。でも現職の精神科医が書くモノ
としてはすごく面白い。
「不幸になりたがる人たち」もオススメ。
今、村上龍 『共生虫』 読んでる。
506 :
毒 :04/06/27 15:22 ID:e8jbBRwa
ヘルマンヘッセ「車輪の下」 ヘッセの自伝的会心作なのではないか。 洋書的な言い回しだけど馴染みやすい。 学生は読んだほうがいい。
「新耳袋」第9夜読了。 今回はあたりだったな。 前巻がひどかったから今度もどうだろと思ってた。
>>507 それ、読了。
前回よりははるかにマシでしたな。
しかし、怪談奇談本としては「「超」怖い話」シリーズに完全に抜かれましたな。
今日、アマゾンから届いた「アインシュタインの部屋」エド・レジス、工作舎、上下巻だったのに気付かなかったorz
悔しー!
春日武彦は他のはいいんだけど、 『17歳〜』はどうも鼻について読めなかった。 なんか17歳を上から見下してる感じがありありとして。
白川道『流星たちの宴』読了。
いやぁ引き込まれて一気に読んでしまった。やっぱハードボイルド好きだなぁ。
>>504 おお、お薦めサンクス。また図書館にリクエストするか。w
>>509 「17歳だった自分」を含めて上から見てる、って感じますた、俺は。
「NHKにようこそ!」コミック版 こんなに弾けた話だったっけ? もっとくすぶったルサンチマン溢れる話だと思っていたが・・・。 と思いつつも面白いのでよし。
京極堂シリーズが映画化される、てんでミステリ板見てたら、キャスティングについて、いかに配役された某人に四角さが足りないか、がものすげえ熱さで語られていた(^-^; 「ドキュメント気象遭難」羽根田治・山と渓谷社 山の本ばっか買う前に体力つけろよ、自分。
永井愛『見よ、飛行機の高く飛べるを』読了。 女子高生が男性と話をするだけで退学になっちゃう時代があった。 読後、なんか (s´・ω・`)ショボーンとした。 ならば現代の我々はどうか。やっぱり“自由”を怖がってないか、と思タ。
514 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/01 14:16 ID:iq9vd9CT
あげ
515 :
名無しさん :04/07/01 14:37 ID:LUCtVdrM
大槻ケンヂ
517 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/01 16:01 ID:oJHXLTYf
桜井亜美の「イノセントワールド」と「ミラクル」はおすすめ。
518 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/01 20:59 ID:j87JeJOf
イノセントワールドはもう時代に則してない感じはするけどね
519 :
蜜柑 :04/07/01 22:45 ID:k0Gs8lEp
西尾維新「ヒトクイマジカル」他を積んだまま別の本へ。
京極夏彦「百鬼夜行−陰−」を読み始めたのだが、初っ端の姑獲鳥の夏の登場人物があやふやで・・・???
しかたないので姑獲鳥を再々読中。
いい感じにボロボロになりつつある本がなんか(・∀・)イイ!!
>>512 四角さも足りなければ身長も・・・orz
西尾維新「クビシメロマンチスト」 「サイコロジカル」 「ヒトクイマジカル」 「きみとぼくの壊れた世界」 滝本竜彦「NHKにようこそ!」 あと昔買った坂口安吾の「白痴」を最近読んだ。 最近、鬱屈しまくった主人公が暴走して無茶苦茶な行動に走る話が好きだ。 読んでるうちに行間から「うぎゃあああ!!」と発狂した絶叫が聞こえてくるような話が好きだ。 カタルシスというか。自傷・暴力願望の充足というか。 次はアマゾンで注文した「GOTH」を読む。
春日武彦『家屋と妄想の精神病理 あるいは、狂気とアナクロニズム』読了。 成る程面白い。しかし“座敷牢”の実態には(((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル この部屋も、他人から見たら不可思議なモノなのかなとか色々考えた。 あー図書館行かなきゃなのに時間取れなくなってきた……('A`)
ログ読んだけど、島田雅彦ファン発見! かなり嬉しい
>>520 乙位置の小説は好きだ。ZOO以外は。
舞城王太郎もいいね。熊の場所好きだ。
読みたいなと思う本はたくさんあるけど、今は 大学の試験用のものしか読む時間が無いよー。 というわけで、今日読む予定なのは、 丹野義彦・坂本真士「自分のこころからよむ臨床心理学入門」 山内昌之「歴史の作法」 です。割とさらっと読めそうなのから片付けて、 「読まなきゃ…」と感じる冊数を減らしていく作戦w
525 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/04 13:07 ID:Urjl5KJN
Big Fat Catシリーズ 英語の勉強にもなるのでお勧め。
埴谷雄高の「死霊」 難解だけど読み応えがある。
>>526 要するに著者の主張ってどういう事なんですか?
読んだ者にしかわからないし、読めない者には理解できないので解説しても無駄。
立原道造詩集 トーマス・マン「トニオ・クレエゲル」 坂口安吾「堕落論」
「軍学考」(兵頭二十八・中公叢書)深いよ。 「平和のための戦争学」(松村劭・PHP研究所)面白いよ。 「地政学-アメリカの世界戦略地図-」(奥山真司・五月書房) できれば日本の戦略地図も描いて欲しかったな。 「なぜ日本人は賽銭を投げるのか」(新谷尚紀・文春新書) 分かりやすい日本宗教論。 ・・・今は四コマ漫画にハマっていたりする(笑)
村上龍「共生中」を読みました。 この人は暴力的衝動みたいなものをよく書いてますね。 あまり面白いとは思わなかったけど、 「光の帯のようなもの、見えない流れ」という言葉にピンときました。 今は塩野七生の「海の都の物語」を読んでます。
やばい、最近本を読む気力がない いっぱい買ってきたのに…
私も読書欲?に波があります。 無性に小説を読みたくなるときと、無性にノンフィクションが読みたくなるときが分かれています。
「ドラえもんひみつ道具完全大事典」小学館 用途がかぶってるものがすごくいっぱいあった。しょうがないのだろうけどね。 個人的には「もしもボックス」か「ウソ800」が欲しいす。
536 :
蜜柑 :04/07/10 23:36 ID:y5qL45BW
「姑獲鳥の夏」読了。「魍魎の匣」を読みたい気持ちを抑えて「百鬼夜行-陰」を再開
他板でたまに話題になった、二ノ宮知子「のだめカンタービレ」(漫画)を一気読み。
私のストライクゾーンに入ること入ること。・・・ここでオススメさせて下さい
同時進行で皆川ゆか「世界。」西尾維新「ヒトクイマジカル」と「エロチカ」を読書中
最近長編のライトノベル最終巻続きでちょいと悲しいです。
>>520 私も鬱屈した人物がいる小説好きです(ニガワラ
「GOTH」漫画版もいいですよー
俣野温子『やきもちやきのねこ』 図書館でたまたま見つけて読んだけど、 ねこが自分の外見の嫌いな部分あげつらったり、絶対なれないものに 憧れて「〜になりたい」って願ったり、自分の手に入らないものや地位を 持つ人に嫉妬する部分に共感した。でもねこはそういう感情から抜け出せて 良かったね。
「日本外交の情報戦略」(岡崎久彦・PHP新書) 著者は外務省で情報畑を歩んだだけあって、情報の分析、咀嚼が美味い。 ま、心無い人からは「アメリカの犬」扱いされてっけどね。 そういうこと言う奴に限ってどっかの共産圏の犬だったりするんだが。 日本ではまだまだ「情報」(インテリジェンスの方ね。インフォメーションでなく) が軽視されている感が強いのでまだまだ頑張って欲しいな。
539 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/15 22:10 ID:kyM+Io+r
自己・あいだ・時間―現象学的精神病理学 木村 敏著 弘文堂 を古本屋で見つけた。図書館にもない本だったが、個人的に高かったので買わなかった。 でも迷うな。立ち読みしたかぎりでもいい内容だったし……。
540 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/16 12:04 ID:q0s093fq
銀色夏生いいですよー。日記じゃなくて詩とか小説の方。 テーマが直撃してこないのでゆったりできます。写真入りのやつとか綺麗です。 ちなみに読んでがっかりしたのは高村光太郎とか中原中也。 もう、最後まで読めないほどになんとなくですが落ち込みました。
541 :
しる :04/07/16 14:03 ID:GuBrczyQ
乙一「ZOO」短編集。読みやすい。面白い。2ちゃんぽい。
>ドラえもんひみつ道具〜 私も好きです。ドラえもんのコミックも大好き。 「ポケット・ジョーク」編・訳:植松黎。角川文庫 ブラックな面白さ満載で、かなりシュールです。結構くるものがある。
北村薫『水に眠る』読了。 何故初の北村作品が短編集なのかと云うとその時これしか図書館に無かったから。 なんとも不思議な舌触りで、一編読んではそのまま眠る……の繰り返し。 しばらくの間、ずっと枕元に置いてありました。静謐で上質で、お薦め。 読了後は贅沢な解説(一編毎に著名な方々が解説!)が待っております。 あと永井愛『日暮町風土記』も読了と云うか何と云うか(ry この人の(脚)本ってどーしてこうもだらだらしてるんだろう。 ネタは悪くないんだけど、登場人物の多さと展開のだらだらさが頂けない。 次に待ってるのは高橋いさを『八月のシャハラザード』と やっとキタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!!な 福井晴敏『終戦のローレライ』。風邪っぴきは本持って布団に潜るべし。
sazさん風邪ですか?お大事になさってくださいな。 「読書について他2篇」(ショウペンハウエル・岩波文庫) これ読んだら読書する気が失せそうになった。 「日本はなぜ敗れるのか――敗因21か条」(山本七平・角川ONEテーマ21) 敗れ「た」ではなく、「る」になっているタイトルに注目。先の大戦で日本は こっぴどいワンサイド・ゲームで負けた。が、戦後焼け野原から立ち上がり 戦後復興、バブルに踊り――そしてまた敗れた。今度は経済で。 でもって金融でも負けた。 現在続いている中国バブルはその内破綻し、多くの日本企業と日本人が 被害を受けることは間違いない。 こうなってくると、日本人の中に「根本的な欠陥でもあるのか?」と訝しくも なるってもんだ。 なぜ、敗れるのか。日本人論の第一人者(李登輝氏談)が鋭く迫る一冊。 これと「私の中の日本軍」(文春文庫)「空気の研究」(同)を押さえておくと アタマん中がかなりすっきりすると思います。今だからこそオススメ。
「渡部昇一のラディカルな日本国家論」(渡部昇一・徳間書店) この手のもの書かせたら、今日本で一、二かなと勝手に思ってる。 「少子化」は「ふーん」と聞き流したけれど「ゼロ孫化」はさすがに心臓に 良くなかった。 この国、あと100年もつかなぁ。 年金なんかはハナっからアテにしていないけどね。 その内、「70歳と同時に死刑」なんて時代にならなきゃいいが。 ちなみにおれは35歳だけど、まあ年金は絶対無理だね。貰えると思ってない。 経済官庁の官僚がこういうこというべきじゃないんだろうけどね。 日本人、もっと慌てろ。100万人デモやるくらいのことやって、経済官庁の 尻っぺた強烈に蹴っ飛ばしてやってくれ。 ウチの中でも50〜60あたりの世代がヌルクてぶっ飛ばしたくなるんだよな。 つぎはハイエクにでも行こうかな。
今年の怪談本、釣果。 「「超」怖い話Δ」平山夢明編著、竹書房文庫 シリーズ平均は保ってる。怖い、つうより嫌、な話がどんどん増えてるような… 「新耳袋 第9夜」木原浩勝・中山市朗編著、メディアファクトリー 去年のよりはましだけど、ネタ切れ感は否めない。 「百物語 第三夜」平谷美樹、ハルキホラー文庫 巻を増す事に怖くなってる。これで打ち止めらしいのが残念。
高橋いさを『八月のシャハラザード』読了。 もう今となっちゃ古さが感じられますな。昔から好きなんだけどさ。 最近、携帯でペンシルパズル解くのが時間潰しの定番。 もちろん、あの『ニコリ』が問題作成してるサイトで落としてる。 『ニコリ』本誌、高いんだよねぇ何気に。iαppliの方が安上がりな気が。 あ、『AERA』7月12日号『さらば2ちゃんねる』も読んだ。w
549 :
ヘルヨッチー ◆1/sBLh.JQY :04/07/23 01:34 ID:UpLCnz+b
「つきあってはいけない」平山夢明、竹書房文庫 生理的に嫌なもの書かせたら凄いんだよなこの人は。 「怪の標本」ハルキホラー文庫 「幻日」ブロンズ新社 共に福澤徹三 K坂K一郎が売れてて、この人があまりメジャーじゃない理由がわからん。 怖い。
550 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/23 01:45 ID:ZQV7YY2W
森博嗣、福井晴敏。気分転換に椎名誠、池澤夏樹。 宮城谷昌光もいい。
ドグラマグラ熟読中。。。
最近は、4月に急逝した鷺沢めぐむさんの本をよみあさってる。 元々持ってたものと、無かったものは買い揃えて。 HPの日記も読み込んでる。 なくなった人に拘るのもそろそろ辞めにしようと思ってるんだけど・・・・。 死因が自殺なだけに。 もう彼女の新刊が読めないのかと思うと悲しい。
「いとしのリリー」栗本薫、角川書店 今読み終わったばかり。終わりの方は読みながら泣いた、泣いた。 せつないよぅ、この話。 amazonであらすじ見たら、のぞみチャソて子が主人公のように 書かれてたけども、違うダロ!主人公はケンさんだろ! 明日(てか今日か…)仕事なのに、こんな時間。 ウヲーダメ人間や・・・。
554 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/23 09:33 ID:6c1TjAP6
「蹴りたい背中」割と面白かった。とても可愛いらしい作品。
555 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/23 12:18 ID:GTPYTLJx
1973年のピンボールが最強に渋くてお勧めだぜ野郎ども!
そういや海辺のカフカまだ読んでない・・・。 夏の間に絶対読むぞ。
人間失格 完全自殺マニュアル 山田花子自殺直前日記 ↑ おススメ
558 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/23 21:25 ID:Mzj2/Otp
『どん底からの成功法則』 堀之内九一郎(株式会社 生活創庫 社長) 「マネーの虎」って番組に出ていて、 ホームレスから年商102億の会社の社長に なったってことで有名な人らしいんだけど、 そんなことも知らずに本屋でたまたまこの本を見かけて、 そのまま2時間以上立ち読み。 読み切れずに買ってきました。 勇気をもらった気がします。 文字数も少ないし、とても読みやすい文面なので 読書嫌いの人にもお勧めです。 困っているとき読み返すと、 良いヒントが載っているかも。
「人間はなぜ戦争をやめられないのか」(日下公人・祥伝社) 「渡部昇一の『国益原論』入門」(渡部昇一・徳間書店) 「渡部昇一の日本史快読!」(渡部昇一・ワック出版) ―まあ、俺も含めてなんだけど、日本人って、「戦争」ってものが何なのかを、 あまりにも知らなさすぎると思うのね。 戦争=悪! 戦争=ハンターイ! みたいな感じでシャットアウトしちゃってるでしょ。戦争アレルギーみたいなね。 「平和を希求するなら、戦争を学ぶことだ」っていうイギリスの軍人さんの 言葉もあるし、一リアリストとして戦争というものを勉強しておきたいと思いますね。 個人的には渡部昇一氏がマイブーム(死語一歩手前)。 今は「ハイエク―マルクス主義を殺した哲人」(PHP研究所)読んでます。 先日上京した折にハイエクの代表作「隷属への道」も入手したしね。
「死体の文化史」 下川耿史 漏れはどうやら死体大好きっ子みたいです。 変態に拍車がかかりました。
とはいえ本物の死体には出会ったことがない。
>>560 うわ。ちょうど、それの文庫版「死体と戦争」を読み終えたとこだよ(^-^;
うちのばあちゃん(94)、東京大空襲の生存者だから、いろいろ聞かされて育ったなあ。
おかげで、軍歌のレパートリーに困らない嫌な30才になってしまった(-_-;
寺山の詩集
564 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/27 01:34 ID:fj6ecySJ
565 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :04/07/27 11:21 ID:5O110RLi
京極夏彦の陰摩羅鬼の瑕を読み終わった。 今うつが酷いので関口君に感情移入できた。
読書感想文書かないといけないから漱石の「こころ」買った。 最初は分厚くて、読めるかよ('A`) って思ってたけど おもしろいね。 昔のよき日本の夏の姿と主人公の心情がじつに興味深い。 いままで活字がだめだった俺がようやく本読めるようになって来たかもしれない。 本って電子辞書無いときついね。
中島らも逝去・・・ご冥福をお祈りします。 エッセイも小説も大好きでした。ガダラの豚!
私は「今夜、すべてのバーで」が大好きです。 野沢尚、中島らも、どんどん図書館が燃えてるなあ。読み手としてはとても辛いです。 ご冥福を祈ります。
中島らも、よく読んでた。 ニュース見たら、死因塩沢兼人さんと一緒じゃん…漢の死に方、なんだろうか? 悲しいより寂しい。置いてかれた気がする…
今年は多いな・・・。
>>570 多いね。ライトノベル系からも2人、鬼籍に入った方がいる。
もう続かないよう願うばかりだ。
出張旅費が思ったより多かったので「ダヴィンチ・コード」上巻ゲトー 面白ければ下巻も買う。
「夢の本」をヨンだ 意識と無意識の間をフラフラめまいがしそうだ フロイトが随分ヨイショされてるこって 夢となれば、すぐ精神分析が引っ張り出されるな
らものおっちゃんに哀悼の意を表します。 彼もメンヘラでしたね。 酔って階段から転落。っていうのがらも先生らしいね。 生でお会いした時も酒臭かったのを覚えてますw もう今年はこれで作家が亡くなるの打ち止めにして欲しい。
韓国は変わったか?ソウル便り10年の記録(徳間文庫) ISBN4-19-892072-9 やっぱりコリアヲチはオモロイです。黒田氏にも愛がある、根本敬にも愛がある。 ´ ヾ ゛ (⌒) ヽ ((、´゛)) |||||| |||||| ドッカーン !! Λ_Λ <♯`Д´> クルロダ!こいつ! (つ つ | | | 〈__フ_フ
576 :
カラン ◆hNCx62prg6 :04/07/31 15:18 ID:Ye0RpXtD
太田忠司の都市名シリーズを読み返し。 部屋の本の整理してたら出てきたから読んでるんだけども。 最近逝去される方多くて悲しくなります。 私の好きな漫画家さんも亡くなりました。 まだ若かったのに…。新刊出たばかりだったのに…
太田忠司は死んでないよな。 最近なくなった漫画家ってだれだっけ?
>>577 たぶん、鈴木義司かと。
彼の代表作もなんも知らんけどね。
昔「お笑いマンガ道場」で見てたくらいかな
579 :
カラン ◆hNCx62prg6 :04/08/03 03:43 ID:XbY7VIxO
>>577-578 紛らわしい書き方してすみません。
太田さんはなくなってないですね。色シリーズの新刊楽しみです。
亡くなったのはあとり硅子さんという少女漫画家さんです。
ギャグマンガもストーリーマンガも好きだったのに…
いろんな方が亡くなるなあ…。 最近、秋には社会復帰するため沢山読書してる。 少しは筋道だった考え方ができるようになるかと思って、記号論理学の 本を借りてきてみた。まだちょっとしか読んでないけど、 パズルみたいで面白い。
エロい本情報お待ち申し上げ。
柳田国男 「遠野物語」 大塚英志 「木島日記」 上野千鶴子 「発情装置」 暇人だなぁ。
「スクーターカタログ`04」 なんか、普通のバイクのカウルとかを無理矢理付けたようなデザインの奴が多くて萎え。 素直にベスパ買うかなー。 モトラが欲しいが廃番だし。
585 :
ニャンコ星人 :04/08/04 00:06 ID:2k/AIiKx
「富める貧者の国」浅田彰の対談集。面白いよ。田中康夫との「憂国放談」もいいよ。
浅田彰かー。 読んでみたいかも。
587 :
ニャンコ星人 :04/08/04 00:12 ID:2k/AIiKx
>>586 対談集は読みやすくていいよ。逃走論も読みやすくてお勧め。
本読む暇ねー ('A`) で、暇出来たら本読む気力ねー ('A`) 『R25』は予想に反してかなり真面目な雑誌で、拾って来た同僚(♀)が 「期待外れ」と言ってました。何を期待してたんだ。 いい加減、福井晴敏『終戦のローレライ』に手をつけないと返却期限が。
589 :
saz ◇saz/F4.O5s :04/08/04 21:44 ID:R4QHCPf/
>>588 そりゃ昼も夜もSEX三昧じゃ読む暇も気力もねぇよな。
本読んでる暇あったら、せっせとご奉仕して汚ねぇ金でも稼ぐんだな。この売女。
590 :
/eJbdZNJ ◆SmNixtiu0I :04/08/04 23:20 ID:0bp/pp5H
>>589 金を稼ぐことに対して体を張った奴が汚いのか。汚いのはお前の心だろ?
ましてや、性欲のない男がこの世の中にいると思ってんのかよ。
>>589 、もしお前が男であれば・・・自分の妻となる女が「お前とのsexによる妊娠」が
初妊娠で、異性関係もほぼない経歴で生きてきた人間であれば構わないのだろうな。
所詮は自己申告でしかないのにな。
>>589 、もしお前が女であれば・・・お前の夫たる人物がお前に隠れて
妻(お前)という存在、自分の産んだ子という存在がありながら
他の女と関係を持ったり、浮気しない男であれば良いな。
夫が自ら進んで風俗にハマったとしても、
風俗嬢に対し「この売女」呼ばわりするんだろうな。
相手に飽きられ無いようにせっせとご奉仕の勉強でもしておくんだな、この性格ブス。
591 :
優しい名無しさん :04/08/05 00:06 ID:B4eHksMz
「愛と幻想のファシズム」村上龍 どうしたらあんなに強くなれるのか。 ゼロのほうに感情移入してしまった。
原付免許の過去問集。 時々、設問した奴がラリってんじゃねえのか、て勢いの設問があって、下手なギャグより笑える。
「ProFile100 南米産ドワーフシクリッド」 アピストグラマ ハァハァ(*´Д`*) ワイルド種 ハァハァ(*´Д`*) 繁殖水槽 ハァハァ(*´Д`*)
594 :
優しい名無しさん :04/08/06 22:19 ID:9qnl6wmH
辻仁成「白仏」 方言が読み辛いけど、死をテーマにしてるのに読後感が穏やか。 金原ひとみ「アッシュベイビー」 芥川賞受賞作より、こっちの方が激しくオススメ。 メンヘラと変態の境目っくらい? 「死のロングウォーク」 誰が書いたんだか忘れたけど、面白かった。 およそ100人分の死に様を考えたのは凄いなぁ、と変に感心。 芥川・太宰・村上龍・乙一・石田衣良・山田詠美・宮部みゆき が本棚を占領している。
エッセイだけど。 原田宗典「元祖スバラ式世界」 くだらないような内容だけど この人の本を読んだいる間だけは悩みとか忘れて楽しめる。
596 :
590/eJbdZNJ ◆SmNixtiu0I :04/08/06 22:38 ID:ZEHufVBH
597 :
優しい名無しさん :04/08/06 23:13 ID:YNyvuOTh
『終戦のローレライ』福井晴敏。 分厚い上下巻だけど、現実逃避できるよ。
>>597 気付いたら図書館の返却期限を過ぎていて、
強制返却と相成りました……いいもんまたリクエストするもん……。
らもさんの本を2冊持って、実家に戻って来ますた。
『アマニタ・パンセリナ』と『心が雨漏りする日には』。
なんだかんだで読む暇無さそうだけど。
あ、そういや「らもさんの本を買う」と以前に書いておきながらまだ買ってなかった。 幸いにも今日は通院日なのでその帰り道の本屋さんで。
600
601 :
saz ◇saz/F4.O5s :04/08/07 11:24 ID:EhnAdxAg
>>598 そんな簡単なルールも守れないゴミは今すぐ死ね
>>594 ロングウォークはスティーブン・キングが別名義で書いた本のす。
「世界ファシスト列伝」長谷川公昭・中公親書ラクレ
大きいのから小さいのまでいろいろいるんだが、大抵一回は日和ってるんすねファシストの方々は。
なんか笑える。
603 :
優しい名無しさん :04/08/08 06:16 ID:yIu5U+LU
前にこの板にスレ立ってたが、ニック・ジョンストンのBLUE(河出書房)をようやく読んだ。 これはメンヘラの必読書だと俺は思う。 かなりすごいのでおまいらにも是非読んで欲しい。
スティーブン・キングの小説が読める元気があるのは羨ましいなあ・・・ 私はもう読めない`,、'`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、'`,、
605 :
チョモ子さん、時間です。 ◆0000vsTLDQ :04/08/08 08:27 ID:U2src0lm
無境界〜No Boundary〜 ケン・ウィルバー著 吉福伸逸訳
>>604 2ch出来る元気があってよかったよね、お互いw
607 :
594 :04/08/08 14:41 ID:ntzWH7MS
>>602 ああ!!スッキリした(>▽<)サンクスv
>>605 その著者なんか聞いたことある。違う著書を読んだのかなー
思い出せん…
609 :
優しい名無しさん :04/08/09 10:50 ID:+zvwe7f2
菊地成孔『歌舞伎町のミッドナイト・フットボール』
中島らも『アマニタ・パンセリナ』読了。 よくもまぁこんな生活してて生きてられたなぁ、てのが第一感想。 それにしても(いろんな意味で)博識で優しい人だったんだな、が第二感想。 そして献杯。第三感想。
611 :
saz ◇saz/F4.O5s :04/08/09 16:40 ID:apmvLOlZ
お前もよくそんな生活で生きていられたな。親の脛はだいぶすり減ったろう? 社会に迷惑だからとっとと逝って下さい。
オマエモナー
「超恐い話Δ」
うーん、ちょっとパワーダウン?
もっと俺を怖がらせてくれ!
夜中に小便いけなくて寝小便になるぐらいのな。
>>612 かまっちゃだめ!
ただの低能なんだから。
中島らも『心が雨漏りする日には』読了。 躁状態での行動の描写も物凄いが、うつ状態の苦しみも痛い程良く分かる。 処方されていた薬のリストには唖然とした……そりゃ歩けないわ。失禁もするわ。 > うつ病は確かに自殺に至る病ではあるけれど、予備知識があればそれは避けられる。 > 癌に比べればちゃちな病気だ。 そう言い切って生きて、(たぶん)気持良く酔って階段落ちで逝ったらもさん。 俺はやっぱり、らもさん好きだ。 俺もらもさんみたいに、「大した事無い、薬飲めばいいんだから」って 気楽に生きて、病気と全然関係無いとこで氏にたい。
哈日杏子のニッポン中毒(哈日杏子) おじいちゃん日本のことを教えて(中條高徳) 「NO」と言える日本(盛田昭夫・石原慎太郎) ちょと古い本ですがナカナカ面白かったデス。 日本も鬱病みたいな状況ですケド 自分の優れたものと劣ってるものをちゃんと認識できないと精神もおかしくなるんではないかと 劣ってるものはしょうがないとしてその上で最近自分に価値を見出し精神状態が良い私は思ったワケでした。
616 :
マリモ観音 ◆xKG0ZaoYNo :04/08/10 21:25 ID:3Ct8WlDX
・・・ 塩のごとくにしみる憂患の痛みをつくせり すでに孤独の中に老いんとす いかなれば今日の烈しき痛恨の怒りを語らん いまわがまずしき書物を破り 過ぎゆく利根川の水にいつさいのものを捨てんとす。 われは狼のごとく飢ゑたり しきりに欄干にすがりて歯を噛めども せんかたなしや 涙のごときもの溢れ出で 頬につたい流れてやまず ああ我れはもと卑陋なり。 ・・・
617 :
マリモ観音 ◆xKG0ZaoYNo :04/08/10 21:32 ID:3Ct8WlDX
・・・ いかなればわれの望めるものはあらざるか 憂愁の暦は酢え 心はげしき苦痛にたへずして旅に出でんとす。 ああこの古びたる鞄をさげてよろめけども われは痩犬のごとくして憫れむ人もあらじや。 いま日は構外の野景に高く 農夫らの鋤に蒲公英の茎は刈られ倒されたり。 われひとり寂しき歩廊の上に立てば ああはるかなる所よりして かの海のごとく轟き 感情の軋りつつ来るを知れり。
618 :
マリモ観音 ◆xKG0ZaoYNo :04/08/10 21:35 ID:3Ct8WlDX
われの悔恨は酢えたり さびしく蒲公英の茎を噛まんや。 ひとり畝道をあるき つかれて野中の丘に坐すれば なにごとの眺望かゆいて消えざるなし。 たちまち遠景を汽車のはしりて われの心境は動擾せり。
619 :
マリモ観音 ◆xKG0ZaoYNo :04/08/10 21:39 ID:3Ct8WlDX
きのふまた身を投げんと思いて、 利根川のほとりをさまよひしが、 水の流れはやくして、 わがなげき、せきとむるすべもなければ、 おめおめと生きながらえて、 今日もまた川辺に来り石投げてあそびくらしつ、 きのふけふ、 あるかひもなきわが身をば、 かくばかりいとしと思ふうれしさ、 ・・・
620 :
マリモ観音 ◆xKG0ZaoYNo :04/08/10 21:41 ID:3Ct8WlDX
静物のこころは怒り そのうわべは哀しむ この器物の白き瞳にうつる 窓ぎはのみどりはつめたし。
621 :
マリモ観音 ◆xKG0ZaoYNo :04/08/10 21:43 ID:3Ct8WlDX
スレ違いだが、めんどくさくてね。
やや遅レスですが らもさん亡くなっちゃいましたね。 あの人のFMラジオ番組好きでよく聴いてました。 「ぷるぷるぴーぷる」とかそんなの。 ライトエッセイとか明るい悩み相談室も 大好きでおやつみたいに買ってきては げらげら笑ってよんでたなぁ。 その当時のらもさんはコピーライターという肩書きで 髪も短くて割とビジネスマン風にしてらしてました。
623 :
ななしの医療者 :04/08/10 22:36 ID:KubT8wV+
145人の自殺者 参考になる
624 :
つづき :04/08/10 22:36 ID:/t/h56QV
その当時らもさんは角淳一のとある番組にレギュラー出演してました。 らもさんてわりともっちゃりしたというか訥訥とした話し方するでしょ。 それである日その番組観てたらなんからもさんが 一生懸命なんかの説明をしてるわけですよ。 で、角さんにすれば聞き取りにく滑舌だったらしく、何気に 「だってあなたの言ってることさっぱり解らないんですもん(笑)」 ってばっさりらもさんの今まで(たぶん番組始まって以来の彼のしゃべりを) なかったことにしちゃったんです。 その直後かららもさんの様子が明らかに変わったのに気づいたのは 自分だけかも。 以後のらもさんのイメージは皆さんの持ってるイメージ通りに 豹変してしまいました。 角さんにしてみれば他意の無い一言だったかも知れないけど・・・ 自分はその現場をTVで見て以来角淳一という人があまり好きではないです。 長々と一人語り&スレ違いスマソ。
625 :
優しい名無しさん :04/08/10 23:40 ID:CwF5uvUC
私も角淳一嫌いだ。なんか、あの人って・・・ 最近読んだのは「ハイ・フィデリティ」 面白かった。映画も好きだ。 前は暗いものが好きだったんだけど、 通り越して、バカっぽいのの方が気も体も楽になってきた。 浸りこむ体力すらなくなってきたんだよなあ・・・
らもさんの本で心に残っている文がある。 「毎日がゴミくずみたいな日々でも、何十年に一度かもしれないけれど、 "生きていてよかった"と思える夜がある。一度でもそういうことがあれば生きていける。 生きていて、バカをやって、アル中になって、醜く老いていって、 それでもそんな思いをときどき眺め返して生きていればいいのに。 死ななきゃよかったのに。あんまりあわてるから損をするんだ、わかったか」
「空中ブランコ」 おもろいよ。
628 :
マリモ観音 ◆xKG0ZaoYNo :04/08/11 12:24 ID:zo+yC4AJ
ついでだが、 「日本のいきもの図鑑―都会編―」 はとても面白いです。 図鑑みたいですが、好きなところを読むだけでも面白いです。 オオヒラタシデムシの写真が圧巻。虫嫌いは見るべきではないだろう。 うちに来るカメムシはチャバネアオカメムシ。 鴨川で見る鳥はアオサギとゴイサギ。 よく見るトカゲはニホントカゲ。 アオダイショウの体臭がなまぐさくても何がたまにきずなものか。 空き地に生えてる雑草の名前も全部わかる。
629 :
マリモ観音 ◆xKG0ZaoYNo :04/08/11 12:32 ID:zo+yC4AJ
ついでに、昨日かきなぐっていた詩は、萩原朔太郎。 詩も良いが、エッセイのようなものも評論も良い。 なんかバカっぽくて良い。一人でのたうちまわってる。 教科書に取り上げられるほどの勘違いも平気でしてるし。 もう、どこを読んでも他人な気がしない。 与謝蕪村も読みたくなってくる。 「ちくま日本文学全集」がいろいろ入っていてコンパクトで良い。 ふりがなもふってある。
630 :
マリモ観音 ◆xKG0ZaoYNo :04/08/11 15:14 ID:zo+yC4AJ
ついでに、打ちちらすとする。 無用の書物 蒼白の人 路上に書物を売れるを見たり。 肋骨みな痩せ 軍鶏の如くに叫べるを聴く。 われはもと無用の人 これはもと無用の書物 一銭にて人に売るべし。 冬近き日に袷をきて 非有の窮乏は酢えはてたり。 いかなれば涙を流して かくも黄色く古びた紙頁の上に わが情熱するものを情熱しつつ 寂しき人生を語り続けん。 われの認識は空無にして われの所有は無価値に尽きたり。 買ふものはこれを買ふべし。 路上に行人は散らばり去り 烈風は砂を巻けども わが古き感情は叫びて止まず。 見よ! これは無用の書物 一銭にて人に売るべし。
631 :
マリモ観音 ◆xKG0ZaoYNo :04/08/11 15:21 ID:zo+yC4AJ
・・・ なみだたれ、 なみだをたれ、 いまはや懺悔をはれる肩の上より、 けぶれる竹の根はひろごり、 するどき青きもの地面に生え。 要するにきっと肩こりがひどかったんだなあ・・・ 最近よくわかった。肩こりなんてしたことのない私だったが。 竹の根がはびこってるみたいな重苦しさ。 と、解説するとつまらんな。
632 :
マリモ観音 ◆xKG0ZaoYNo :04/08/11 15:44 ID:zo+yC4AJ
「内部に居る人が畸形な病人に見える理由」 って詩もあります。 好きな詩なんだけど、今気がついた。 2ちゃんの「中の人」はここで先取りされてたんだ。 だから私としても中の人って概念が気にいったんだと思う。
>>627 図書館にリクエストしますた。
奥田英朗好きだから楽しみっす。遂に賞獲ったか、と感慨深い。
現在、森博嗣『スカイ・クロラ』読書中。
確かに新境地、いいぞいいぞ俺は好きだぞ。
んで次に待ってるのは、やっと図書館で上下刊発見した高村薫『晴子情歌』。
タカムラーなのに貧乏故買えなくてまだ読んでなかったのさ……。
「アマニタ・パンセリナ」(中島らも・集英社文庫)読了。 しかし凄まじい人生だね。 このくだりは涙を誘った。40ページ「僕は、遠からず死ぬな、と思っていた。 それも、ラリって階段から転げ落ちるか何か、そういったことのように思えた。 別に悲愴感はない。野次馬になってその様子を見られないのが残念だが」 自分の発言に責任を持って、じゃないだろうけどさ。 らも先生からはもう一作「人体模型の夜」(集英社文庫) 一級品のホラー短編集。そこに人生のユーモアやウィットが重なり合って 作品に深みを増している。ホラーなんて久しぶりに読んだから怖かったね。 もうしばらく、らも先生の作品を探していこうかなと。
635 :
622 :04/08/11 22:39 ID:5pNl3VoZ
>>625 サン
>>626 サン
レスつけてくれてありがとうです。
今らもサンの公式hp見てきたです。
奥さんがあの意外なような成る程なような逝き方に
「彼もきっとふっふっふって喜んでるでしょう」って書いてた。
優しい人なんだね。
自分にも、らもさんの造語で覚えてるのがあります。
「照れ轢かれ」って言葉ですけど
(確か「明るい悩み相談室」だったかな)
あるときある場所でとあるおばさんが
車にはねられちゃったんですって。
周りで現場を見てた人たちは「ああっ!!」てびっくりして
どうなることかとみてたらそのおばさんが
しばらくしてぴょこん、って起き上がるなり
自分をはねたドライバーに向かって
ぺこりとおじぎしてそのまま歩いていったんだそうです。
たまたま現場の一部始終を見ていた質問者が
「あれはどういうことなんでしょう?」って
らもサンに質問したら
「公衆の面前で車にはねられちゃったことに照れてしまって
思わず頭を下げてしまったんでしょう。そういうのを
「照れ轢かれ」って言います。」だって。
636 :
622 :04/08/11 22:57 ID:5pNl3VoZ
で、昨日の話なんですけど それとそっくりな現場を見てしまって。 自分、会社の帰りに近所の大型スーパーで買い物してたんです。 それで精算してもらおうとエスカレーターに乗ったとたん 上のほうからおっちゃんがずりずり〜って転げ落ちてきたんです。 一人暮らしの人らしく、手に持ってたいろんなお惣菜のパックが 見事にばら撒かれてしまって中身も全部床に落ちちゃったのに 何とか起き上がったそのおっちゃんはその中身をきれいに パックのなかに戻してなんか照れたような顔をして レジに向かおうとしたんです。 店員さんが気づいてくれて、「交換します!」っておっちゃんの跡を 追いかけてってたけどいいよいいよって感じで手を振ってて。 あのおっちゃん、ほっといたらそのまま何もなかったように その床に落ちたお惣菜をレジでちゃんと精算して帰る気だったんだなって。 こけて痛い思いしたのにそれもなかったことにする気だったんだって。 今思い出してすごく泣きそうな気分だ。 今ごろになってらもさんがいなくなったことがすごく悲しい。 またしてもスレ違いな話 次レスするときはちゃんと本の話します。 でも、今ホントにホントに悲しいよ・・・
夜明けのブギーポップ 読んだか? なかなかいいぞ。
638 :
マリモ観音 ◆xKG0ZaoYNo :04/08/12 18:42 ID:cvp+rdNj
今日はまじめにお勉強。 「脳と心に効く薬を創る」鍋島俊隆著、岩波科学ライブラリー98 薄くて読みやすい。 「2minus 特集:DRUG」 お薬事情がわかってるとおもろい。そうそう、なんつって楽しめる。 読書案内が役に立つ。次に何読もうかなあ、オレ、これ好きだわ、とか。 CD案内も何枚か聴いてみたいものあり。 これでオレもドラッグカルチャー通?w
/ ))) / ))) / /// /―――-ミ / ______,,,ノ / 彡彡 // / ヽ)) / l / \\ヽ|) / 彡彡 iiiiiiiiiiiiiii iiiiiiiiii| | | '''''''''' ''''''''| / 彡彡 < ・ > 、<・ >l | | ( ・ ) ( ・ )l / | ヽ 〉 | l l | 父さん、 / ( | | __) `ヽゝ .| ( ~ _) `ヽ これはうまいですなー / r―0――――――┐ヽ / r―0――――――┐ヽ | |___0__o__,! l .| |___0__o__,! l ゙、 l / ノ ゙、 l / ノ ヽ、ヽ、――0-⊂二二ニ⊃ ヽ、ヽ、――0-⊂二二ニ⊃ >-‐(⌒)== | | >-‐(⌒)== | | (_ノ ̄  ̄ \__ (⌒) (_ノ ̄  ̄ \__ (⌒) / ______⊥ -‐(∬∫) 、/ _____ ⊥ ,,,-―''^ ̄ ( (∫∬∬) )  ̄`ー-、 `ー-ニ二ニ-‐'
640 :
優しい名無しさん :04/08/12 23:41 ID:oajIdGRq
福井晴敏『終戦のローレライ(上・下)』 時間のあるときこそ読める作品。とにかく、いいぞ。
641 :
優しい名無しさん :04/08/12 23:43 ID:az3fxcn6
じゃじゃ馬グルーミン
森博嗣「ナ・バ・テア」
いしいしんじ 「ブランコ乗り」 新潮文庫
「今夜、すべてのバーで」(中島らも、講談社文庫) おれも重度の脂肪肝と言われて3年、どうにか生きてるけど、やっぱ酒は やめられない、ていうか、やめたくないしやめる気もない。 医師が実は酒乱だった、というのは笑ったが、ウチのオヤジも昔は酒飲めば お袋を叩いたり蹴ったりしてたっけなぁ・・・いまは仲睦まじいけど、どういう 精神構造してるんだろ。良く別れないもんだ、と内心感心している。 ちょっと時間は早いが、らもさんと全ての酒好きどもに、乾杯。 ・・・てなワケで読みかけだった、 「集団的自衛権-論争のために-」(佐瀬昌盛・PHP新書)も一気に読んだ。 PHP新書って思想のバイアスかかってないから読みやすいよな。 I波(文庫の古典除く)とかは・・・ねぇw。 国連憲章で独立国ならば「自然権」のひとつとして「自衛権」が認められている。 ここで「個別的・集団的」の議論をしているのは世界広しといえども日本だけ。 他国では「個別的」も「集団的」も自衛権は自然権として効力を有している。 おかしな神学論争やってんのは日本だけだ。 ・・・地政学的に日本を見たときには、「専守防衛」が自殺行為に等しい愚劣な 戦略であることから、個人的には外国での武力行使も是、としてほしいんだが。 ただし、過去の支那事変の時みたいに戦線を伸ばしに伸ばした挙句わき腹から 挟撃を喰らうような面倒な手はいらない。つか、必要ない。 19世紀的帝国主義的膨張主義を政策として取っているのは現在中国くらいか。 「国土、ひいては国民の生命と財産」を守るための 「防衛的先制攻撃」 ぜひこれを国家戦略の中核に位置付けて欲しい。憲法違反?そうだよ。 だから憲法も変えなくちゃね、というのが拙の愚考でやす。 ま、ここは議論スレでもないしこの辺にしときます。 今回紹介した2冊はどちらも是非読んで欲しいな、みんなに。
645 :
マリモ観音 ◆xKG0ZaoYNo :04/08/13 16:47 ID:s5MMX+bn
雑誌のPHPには、バイアスかかってんじゃないの? そもそも、PHPは、なんかの略語でしょ
>>646 あ、そーいや雑誌のPHPって、読んだこと、いや、それどころか目にしたことも
ないな。普通に本屋で売ってる?今度探してみっか。
PHPは「繁栄を通じて平和と幸福を」(PEACE and HAPPINESS through PRO-
SPERITY)の略だそうです。確か松下幸之助氏が立ち上げたんじゃなかったかな。
この辺は思い切りウロ覚えです。宗教とかが関わってはいないと思う。スマソ
少なくとも聖教新聞社の本とか幸福の科学の本とか朝日文庫の本多勝一の
「中国の旅」シリーズとか岩波新書とか、バイアスたっぷりの本がぎょうざんあるっしょ。
それらに比べたら、って意味で書きました。他意はありません。
つか、毎月発刊される新書多すぎ。興味のあるジャンルか(いい意味で)知ってる
作者の作品とかじゃないと手が出ない。こっちの金にも都合ってモンがある。
・・・あぁ長くなっちゃっておまけにワケわかめだし。重ねてスマソ
>>642 自分も今読んでる。次は『工作少年の日々』の予定。
>>637 ん? ブギーポップ新刊出たの?
>>640 >>598 _| ̄|○ノシ
次に俺の手元に回って来るのはいつの日か……。
>>642 ,648
今日『スカイ・クロラ』を読み終わった _| ̄|○
なんとも言えない血の通った空虚さが良いね。
>>258 遅レスですが。すごい不思議な文章だね。
なんか心にダイレクトに響いてきて、涙が出てしまったよ。
651 :
マリモ観音 ◆xKG0ZaoYNo :04/08/14 11:59 ID:QXTX/aU1
>>650 ダイレクトも何も、うつ病なったことある人間なら誰しも同じことを・・・
だめだ、泣けすぎる。
652 :
優しい名無しさん :04/08/14 19:30 ID:I0I5U6Yy
天使の卵。 すまん、おれようやく読書がわかってきたから ベタだと叩かないでくれ('A`)
メンサロ限定インテリがいるね
654 :
優しい名無しさん :04/08/14 20:13 ID:xtXRTEHq
>>652 ストーリーはべたかもしれないけど、なんかすごくいいよね。
あたしもこの本大好きだよ☆
655 :
637 :04/08/14 23:04 ID:gHyGJuCQ
>>649 夜明け〜 は結構前の模様。歪曲王の次で魔術師の前。
最新は、外伝的なものだが、ビートのディシプリンSIDE2かと。
「進化に失敗した存在」というのが、なんだか共感を覚える所である。
>>655 あそうか。人に借りて読んでたから、忘れてしまってた。
高村薫『晴子情歌』、読み進めるのがキツいっす……。
>>656 「晴子〜」は最初で挫折して放置してるなあ。
帰省の際に再トライするか。
部屋掃除してたら、キングの「骨の袋」の上巻がやっと見付かった。上下バラけないうちに文庫の整理せねば。
658 :
マリモ観音 ◆xKG0ZaoYNo :04/08/15 13:01 ID:Ll1fSbR3
オレは今日は特に調子が良く、2ちゃんにもはまらず、今後読むべき本を探していた。 とりあえず、 ・標準精神医学第二版(医学書院)6825円 ・縮刷版精神医学事典(弘文堂)6825円 を購入してみることに決めた。 その前に、 ・ビジュアル版脳と心の地形図(原書房)2520円 ・岩波新書「薬物依存」(岩波書店) あたりを流してみようかと思う。 さらに ・ブレイン・ブースター(オークラ出版)2310円 ・脳によく効くクスリ(オークラ出版)1575円 でスマドラの知識を強化する。 気晴らしに ・植物の世界36「天国と地獄の植物」 ・平凡社新書「超薬アスピリン」 ・ヴァリス(F・K・ディック) を読む。 という計画を立てた。 が、とても金がかかるのでどうしたものかと思っている。 まともな図書館は近くには無い。 いや、あるが、貸し出しはしてくれないだろう。 これだけ計画を立てられただけでも相当の進歩だ。 すごい集中力だったと自分を誉めてやりたい。 こんなことは本当に久しぶりだ。 まあ、全部読めなくてもいいや。読むべき本がわかっただけで収穫。
659 :
優しい名無しさん :04/08/15 13:18 ID:0pwMxSMi
ものすっごい本読んでますねw
660 :
マリモ観音 ◆xKG0ZaoYNo :04/08/15 15:16 ID:Ll1fSbR3
>>659 まだ読んでねーっつーの。計画よ。
「これはまた大きく出ましたね」とか何とかはっきり言えねーのかよw
661 :
優しい名無しさん :04/08/15 15:20 ID:TCaDz4Ok
>>658 河合隼雄 の「コンプレックス」(たぶん岩波新書)って読んだか?
効くかどうかは別にしても、勉強になるぞ。
原付免許の参考書読みながら、だらだら掃除中。
>>647 中公新書ラクレ、よろしく。
知人が製作に関わってる、てのもあるんだが、それ差し引いても面白い本多いす。
シュタイナーとか言う人は何を考えてるのだろう 人は4重の存在から成ってるそうだ @物質体:生命を持たないモノとしての存在 Aエーテル体:植物のように生命を持ち、成長する Bアストラル体:植物と異なり、欲望、痛み、喜びと言った意思を持つ C自我:人間として「これが私だ!」と言う文字通り自我 この解釈でホントに合ってるかも分からん、サッパリだ 疲れた。。。読むんじゃなかった
664 :
優しい名無しさん :04/08/17 00:52 ID:lAI3olKl
中島義道『どうせ死んでしまう・・・私は哲学病』 「私はあまりにも憂鬱であることに慣れてしまったので、そしてそれがあまりにも周囲の 人に厭がられることに慣れてしまったので、ひとが数人集まるとつい陽気になってしまう のである。暗い顔をすることがいかに危険であるかを察知しているので、気がついたときは、 明るい顔をしてしまっているのである。」 ホントかよ?相当な無理しないとできんだろ。。。 いつも欝で暗い顔をしているから、あんたは怒ってるのか、やる気なさそう(ないんだけどね)、 楽しくないの?とさんざん言われるが、もうウンザリだ。どうがんばっても無気力無感動だから 明るくなれないんでつよ、周りの期待に沿うような表情ができないんでつよ( ´・ω・`) そんなことはともかくよしみっちゃんの本がでるたびに飛びついてしまう。 いいよなぁこいつは。わがまま言っても、金も地位もあるしなかなか面白い文章 書けるから耳を貸す奴はそこそこいる。 それに、かつては7人の女から一度に求愛されたってな(『愛という試練』)。
>>664 > 「ひとが数人集まるとつい陽気になってしまうのである。
> 暗い顔をすることがいかに危険であるかを察知しているので、
> 気がついたときは、明るい顔をしてしまっているのである。」
解るよ。俺はそうして生きて来て、気が付いたら躁うつ病と言われるようになっていた。
で、解散して帰宅するといつもの憂鬱に襲われる。
またはそのままのハイテンションをキープし続けて眠れない。
それはさておき、ちょっと興味を持った。読んでみようかな。
高村薫『晴子情歌』、進みません……(つД`)
(\ \\ /| (\\ //( ((\\ // (^ ________ ( (_ヾヽ ⊂⊃ // (^ / (( ( ヾ ) .∧ ∧ < <----> / し し// ミ ・Д・彡 \ヽ ( < 666ゲット ビーム!!!! し///ヽ_ノミ つ‡ つヽノノヽ (^ \ し(/// ノ彡☆ ミヽ / ヽ (^ \ (/(/⌒彡,,,,, ミ⌒∨\(^  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (/ (/
木田元『最終講義』『詩歌遍歴』を一ヵ月かけて読破 箸休めに『天国の本屋』『約束』『黄金三角』等々
668 :
マリモ観音 ◆xKG0ZaoYNo :04/08/17 09:09 ID:PoazmnbO
>>661 河合隼雄はねえ、読むと泣きたくなる話が多いから嫌なんだよ。
しかも、あのたぬき顔をまじかで見ていた身としては、非常に複雑な気持ちになってしまうんだよ。
オレは今、心理よりも、脳内物質に関心があるのだ。
助言、ありがとう。
故日野啓三が好きだった人はおらんかのー(゚Д゚≡゚д゚) メンヘラ関連話としては 「今日も夢見るものたちは…」 もう硬質で突き放した文体なんだが、 ランナーズハイの話あり、拾った拒食症の娘の死を 見届ける抜け殻同様の男の話あり、でなぜか暗くない。 悪くいえば、開き直りの静謐感? 登場人物どうしの共感もあるにはあるんだが、表現はしない。 どんづまりの泥沼でふっと通じるものがあって、 それでも口にはせず淡々と進行してくかんじがいい。 風景描写にところどころおそろしく美しい透明なものが出てくるのも鳥肌。 この人の旅行期(タイトル失念)もヨカタ。 しかし、嗚呼本が買いたい。貧乏なんだよ・゚・(つД`)・゚・ 古書屋で出会った酔狂なオヤジにどーんとオトナ買いされてみてえええ。
>>669 そういえば突発OFF板に「神に奢ってもらう」系のスレがあったから
もし関東や関西とか都市地域に住んでたら一か八かで「本が欲しい〜」と書いてみたら?
運がよければ買ってくれる人がいるかも。
そんなわけで私が最近読んだ本は永尾カルビの「君はどんな大人になりたいのか」
文章も堅苦しいわけじゃない、おもしろいと思える。
だけど書いてある内容はとても大切で気がつきにくいことだらけ。
うじうじしているときはこの人の本を読むと落ち着くんだよねー。
>>664 僕もよしみっちゃんの本は何故か買ってしまう。
『どうせ死んでしまう・・・私は哲学病』 は
冒頭の死についての所が良かった。
672 :
優しい名無しさん :04/08/17 23:31 ID:sPyWScMu
文庫落ちした『13階段』。 映画はショボかったらしいけど、原作はかなり面白かった。 一気読み。これから、高田崇史QEDの新刊を読む。
673 :
優しい名無しさん :04/08/17 23:37 ID:kvlVjJdS
『アーサー王の死』←映画行きたいけど、朝起きられないからいけないので 『月に繭 地には果実』←福井 晴敏最近好きなので。あと中と下が残ってる 『千の風になって』←写真と詩が一緒になってる。死別鬱に効きます。 あとは五條 瑛一般。
いまさらながら ”あいまいの知”読んでます。中沢新一は”チベットのモーツァルト” とか読んでみようとしたけど訳わかんなくて挫折、、 今度のも挫折しないようにしよう。 河合隼雄先生は前読んだ本の語り口が親切で解りやすかったのでいいんですが。
このスレ少し見てみたけど自分の興味とかぶってる分野の本が 色々あって面白かった。”空海の風景”あげてる人いたけど 私も興味の対象です。”曼荼羅の人”とか。今時間無いので 読めないけど、そのうち読もう。。
天道荒太をよもう!
岩月謙司「思い残し症候群」を読んだ。 自分に当てはまることが多く、目からうろこが落ちるような記述がいくつかあった。 昔、悲しかったことを思い出して落ち込んでしまった。 示唆に富む本ではあるが、人に薦めにくいなあ。
678 :
優しい名無しさん :04/08/18 05:55 ID:PxpwpVQ+
森博嗣作品
680 :
マリモ観音 ◆xKG0ZaoYNo :04/08/19 01:31 ID:Yv0GSNJN
全然本を買いに行く気力が出ないのだ。 この際、Amazonで、とも思うが、一応中身見てから買いたいじゃないか。 まあ、元気もなかったし、まだいいんだけど。 オレの愛読書「眼球譚」「マダム・エドワルダ」(バタイユ) ハンス・ベルメールの挿絵、金子國義の挿絵、どっちも好き。 逝っちゃってるのが良い。暴力的かつ冒涜的なのが良い。 オレも脱抑制しちゃうとああなるかもしれないと思う。 「マリー」も良い。狂ってるところが好き。 死体の上でぴょんぴょん跳ねてアヒャヒャヒャヒャ言ってそうなオレ。 危なすぎる。そのくらい凶暴な気持ちになることもある。 なんかおかしいのかもしれない。しかし、想像の中では何でもありだ。 想像と現実を混同してはいけない。 「金子國義・富士見ロマン文庫コレクション」買った。 オレは古本屋まわって、あの表紙の本を買い集めたものだが、 結局10〜20冊くらいしか集まらなかったので、今回の出版は喜ばしい。 サイズがトランプっぽい小さいサイズなのがいまいちだが、まあ、 それもいいかもしれない。読み物ではないが。画集の類。
意外と森博嗣の作品読んでる方、いるんですね。 元気にはならないけど、いいよね。 「ナ・バ・テア」読了したので、次は何行こうかな。
「釣り人の「マジで死ぬかと思った」体験談」つり人社出版部編 中身はそこそこ面白い。 んだが。本のデザインが「死ぬかと思った」にそっくりなんだが、これはアリなのか?
>>681 でも最近気力が無くて全然読んでない・・・(つД`)
在庫沢山あるのに・・・。
通勤カバンには「今夜はパラシュート博物館へ」の文庫本が眠っています。
四季シリーズも春夏秋・愛蔵版と持ってるのに春しか読んでない・・・
Vシリーズはどこまで読んだのかな・・・
記憶がすぐに風化するのは生きていく上でとても便利なのですが、
読んだ本の内容も風化してしまうのはちょっと寂しい。。。
天使の卵よみおわったー ああ、わかりやすかった。御馳走様。 でもさ、欝患者には厳しいぞ('A`)
なんか引きこもり文学みたいなのでイイのないですか? 「さかしま」「地下室の手記」は読みました。
「20世紀は人類の役に立ったのか-大量殺戮と人間性-」 (アラン・フィンケルクロート著、川竹英克訳・凱風社) 60年のうちに、2度の大戦と、ヒトラー主義とスターリン主義という右と左の全体主義、、 広島(と長崎)の原爆、ソ連の強制収容所、アウシュヴィッツやカンボジアの大量虐殺を 経験した20世紀という世紀は、人間にとっていかなる意味を持つのか。 作者も最後まで答えを明かしてはくれない。 「国を失う」ということがいかに悲惨か、こと細かに描写している。これを読むと、朝日や 進歩的言論人が提起している「地球市民」なるシロモノがいかにグロテスクで現実性の ないものかが分かる。 ・・・ただ、文章硬くてなぁ。読むのすごいしんどかった。次は肩の力抜けるものにしよう。
>>686 あーそういうの興味あるけど
読める時間と金が('A`)
688 :
マリモ観音 ◆xKG0ZaoYNo :04/08/21 12:24 ID:7TZbmIE+
「脳と心の地形図」(リタ・カーター)到着。 さっそく読み出してるが、リタ切れで失速中。面白そうではある。 一緒に頼んだ「花色図鑑」が、なんか本屋で見たのと違うような気がして鬱。 やっぱ本屋に出かけて見てみるしかないか。30日以内なら返品可、ゆえ。 金が無い、金が無い、金が無い。はあ〜#
690 :
優しい名無しさん :04/08/21 13:45 ID:7Mow2ras
江藤淳の『海は蘇える』を読んでいます。 日本海軍創設者とも言える、山本権兵衛(ごんのひょうえ)のほぼ伝記です。 本の世界に没入できるのがいい。
691 :
681 :04/08/21 15:24 ID:R0oR0bjd
>>683 厚さがあるので、気分が乗ってない時は読めないですよね。
私も実はいっぱい在庫あるorz
>>689 読了しました。
私は、もう少し淡白な文章の時が好きかな。
でもこのくらいの方が、元気にはなれるのかも。
奈須きのこ「空の境界」
上巻は病んでる。
下巻はなんだかチョト健康的?
自殺だの二重人格だの無痛症だの魔術だのカニバリズムだの。そんな話。
・森博嗣「スカイクロラ」再読
淡々とした描写が何とも言えない。
・奈須きのこ「空の境界」
上巻を読み始めた。なかなか病的でいい感じ
>>691 さんと同じような感じがした。
しっかし、会社首になって就職活動しなきゃいけないのに読書してる俺って・・・。
693 :
マリモ観音 ◆xKG0ZaoYNo :04/08/22 08:32 ID:+9DJAe5t
「最新うつ病治療ハンドブック」 ジョン・ポトカー、マイケル・テーズ編 島悟 監訳 日本評論社 2500円 2004年7月10日第1版第1刷 なんかいいぞ。医学専門書のコーナーにあったが。 最近の抗鬱薬事情なんかとてもステキだ。 これをネタ本に知ったかぶりしまくれそうなヨカーンw
三田村信行
695 :
kkk :04/08/22 10:30 ID:fSKGKPUh
今はゲイルリバース、スペシャリスト読んでまふ。 あとクリスライアンのイラクの砂漠を徒歩で300キロ踏破したSAS関連本に嵌ったり 最近読んで面白かったのはJFK暗殺40年目の真実ぐらいかなあ。 ジョンソン副大統領が暗殺の首謀者だと衝撃の証言ですた
696 :
マリモ観音 ◆xKG0ZaoYNo :04/08/22 11:57 ID:+9DJAe5t
実は他にもまた盛大に買い物してしまった。 「標準精神医学第2版」 編集 野村総一郎 樋口輝彦 医学書院 2002年12月1日発行第二版第二刷 6500円+税 高い。教科書なんだけど、初学者でもわりとわかるんじゃないかな? どうせ医学部とか医療系の学校とか行ったら知識0のところから読むんだし。 英語で書いてあるわけでもないしね。数式も化学式も無いし。 いろんなことが広く浅く網羅されてて、写真や図解も適度にあり、カラーもついてたりして 読んでて楽しい。拾い読み状態ですが。 「うつ病の約15%が自殺すると言われている」って・・・ まじかよ?6〜7人に一人死ぬ?ほんとに? どういう数字なんでしょか。などとつっこみつつ。わりとおすすめ。 ブルーバックス「新・脳の探検(下)」2000円(税別) 上巻はそのうち、面白かったら読む。 目録によると講談社内では既に品切れ状態らしい。平積みしてあったが。 挿絵、写真がカラー。一般的読み物であろうと思われ。まだ読んでない。 やばいな。躁入ってるかもしれん。そんな買い物していいはずないだろう>自分 あと、精神科の雑誌類のフェアーをしてて立ち読みしてきた。 リタリンの依存症の論文がなんか大げさというか、一日12錠も飲んでりゃ そりゃあおかしくなるわさ、って感じで、危機煽りっぽかった。 患者にクスリを出すように脅されたら警察を呼ぶことも考えるべきだ、って・・・ そんな奴が実は多いのだろうか???
・羽田圭介「黒冷水」 異常すぎ。どろどろとした感情の描写が非常に読み応えあり。ラストも秀逸。 タイトルの単語を文中に使いすぎなのが冷めるが、 若さゆえの勢いはそこらのグダグダやってる小説家よりよっぽど凄い。 ・綿矢りさ「インストール」 今頃になって読みました。小説家としての評判はあまり芳しくないようですが個人的に文体がとても好み。 一気に読める。テーマも私好みでした。 ちょっと待って、あとりけいこが亡くなったって本当!?
あとり硅子先生、本当に亡くなられたんですね……。 信じられない気持ちでいっぱいです。 漫画、読み返そうと思います。
699 :
優しい名無しさん :04/08/22 18:47 ID:bv81eUV+
ブッタとシッタカブッタ (・∀・)イイ!!
700get
そいやスカイクロラは読んだんだった。
昔に比べると本を読む速度が落ちたのがとても情けない。
認識・読解のプロセス?の反応が明らかに鈍くなってるのがわかる。
歳くったからなのか薬の副作用の一環なのか・・・
>>696 1日12錠ってそもそもあり得ない量なんじゃ・・・(;'Д`)
つまりそんな論文一体何の意味が・・・
ってそいうレスをつけるスレじゃないか。
702 :
マリモ観音 ◆xKG0ZaoYNo :04/08/23 20:48 ID:oLlM9M7w
新潮日本文学アルバム「萩原朔太郎」1200円 ファンとしては写真集も買っておくべきか、と。 写真をよく撮っていたのは知っていたが、絵も割とうまい。 才能があるって羨ましい。 自筆原稿や初版本の写真なんか嬉しい。 一緒に写ってる日夏耿之介の風貌がたまらん・・・ 映画「ツィゴイネルワイゼン」の中砂そのものじゃな。
「転がる日本にバカ満ち足りて」大黒秀一 ハッキリ言ってサブカル本 日本中の退屈な(悲惨なw)遊園地・博物館等を写真付きで紹介 スゲー笑える
704 :
優しい名無しさん :04/08/23 20:55 ID:528wcnTF
「十三番目の人格−ISOLA−」 を読むぞー。 「青の炎」はマジで救えない終わり方だったんで嫌いだ。 「黒い家」は面白かったなー。ホラー好きな人にお薦め。
佐藤春夫「殉情詩集」2000円 透明な言葉が胸にしみわたる…。 細かい活字本は読むきになりませんです。
706 :
優しい名無しさん :04/08/23 22:31 ID:ZqYLdctP
芥川龍之介 毛利先生
立花隆の「知のソフトウェア」 情報のインプットとアウトプットについての考察が書かれて います。
708 :
◆RvvQra8nBc :04/08/23 23:14 ID:Baye8mYe
俺は、博士の愛した数式 博士の愛がたっぷりつまった本です
>>708 それ読みたいんだけどハードカバーなんだよね。
BOOK OFFとかで手に入らないかな。
>>704 それ私的にはとても面白かった。
多重人格ものが好きらしい。
『13階段』買ってきた。上の方で誰かが一気読みしたと書いてあってそそられたので。 楽しみ。
伊坂幸太郎 「オーデュボンの祈り」 あの変な島へ行ってカカシとマターリしたい。
713 :
カラン ◆hNCx62prg6 :04/08/25 23:25 ID:/TFzgZ9b
部屋の掃除していたらでてきたので 「オーケンののほほん日記ソリッド」大槻ケンヂ 一巻目で神経症になった作者がだらだらと日記を綴ったものですが バンドブームと共に出て、結局は解散というみちのりを選んだ バンドマンの生き様がかいま見れます。 暗い時も笑いたい時もおすすめな一冊。
「ハイエク――マルクス主義を殺した哲人」(渡部昇一・PHP研究所) これ重複だったらゴメン。書いたかどうか忘れちまった。 「隷属への道」を読んでから合わせて感想書こうと思ったんだが、いつに なるか分からんから。 ハイエクが生きていた時代ってのが、丁度世界中にマルクス・ボーイや マルクス・ガールが蔓延って、アメリカでも「紅い嵐」がすごかった、と聞く。 そんな時代にマルクス主義を真正面からバッサリ斬った「隷属への道」を 書くのには、ほんと根性要ったと思う。死をも覚悟したと思う。 実際、学者生命をこの1冊で絶たれたわけだし。 もっと日本人に知られていいと思うんだけどね。
「日本の失敗と本質――近代160年の教訓」 (岡崎久彦・佐藤誠三郎、扶桑社文庫) 佐藤氏は本書が遺稿となった。 所詮人間は不完全、その人間が作る様々な制度も、完璧な制度というのは 有り得ない――だから、ひとつひとつ直していく。「これをやれば全て上手く いく」なんてものは存在しない。 なにかと「改革」が叫ばれたここ10年だが、振り返ってみて、どこか良くなった のか?という疑問符が頭を離れない。 もう一度頭の中身を白くして、歴史に真摯な姿勢で学びたい。その先に答えが 見つかるんじゃないかなぁと思ってみる。
>>715 「日本の失敗と成功」だった。訂正してスマソ
717 :
マリモ観音 ◆xKG0ZaoYNo :04/08/26 16:04 ID:Q6CJ8UOL
『【縮刷版】精神医学事典』ゲットだぜー! おもろい。字は小さいがおもろい。 ただ、もっと脳内化学物質とかその前駆物質とかについて載ってるといいんだがなあ。 どっちかっていうと症状の名前とかが多い。それがいまいちだなあ。よく探せばあるのかなあ・・・ 2000円ほど定価より安く手に入れられて満足。 だが、借金が増えて、このままでは禁治産者扱いになるか?それが問題。
718 :
優しい名無しさん :04/08/26 17:59 ID:CrlcPPU2
三島由紀夫 沈める滝
>おもろい。字は小さいがおもろい。 ワロタ
霧舎 巧 『ドッペルゲンガー宮―《あかずの扉》研究会流氷館へ』 何て言うか読み終わった後の釈然としない感じが・・・ 最後まで読んで「やられた、そう来た」と思わず 口からこぼれました、ただ難点が長いんですよね 取り敢えず推理小説です。 もう一つ 田中 芳樹 『晴れた空から突然に…』 まだ読んでる途中の本です この本は以下のキーワードで構成されています 1.飛行船 2.テロリスト 3.ゾンビ(っぽいヤツ) 次に吸血鬼物とか読みたいのですが、何か いいのがあったら教えてください。
食中毒への道 死ぬかと思った どっちも激しくオバカな内容で、鬱んときでも元気出るよ。
君の居た昨日、僕の見る明日1−STARTING BELL−(榊 一郎) 表紙を見て、「恋愛モノ?なごめるか?」と思って購入。 ・・・が。 P7L10、主人公が物思いにふけっているシーン〜 何処か他に自分の居場所が在る様な気がして何だか落ち着かない。 何もかもが仮初めのものの様に思えて……現実感が薄い。 主人公、いきなり離人症の疑いですか!?
723 :
722 :04/08/27 21:38 ID:AWdyO2aB
ええと読了。 なんだ。 「突然謎空間に取り込まれて、 多数の女の子(の幽霊)と、学園生活(もどき)をする話」 という、それだけの。 不死身ファンタズアに期待をした漏れがアフォですた。
>>722 榊一郎に、普通の恋愛物は期待できない希ガス。
なごみもな。
すてプリもつらかった。
どこかで聞いたと思ったら、すてプリの人か。 ・・・・・・・・読んで無いけど。 そういえば、ろくな恋愛モノもってないなぁ… きみとぼくの壊れた世界(西尾維新)…は、微妙か。つか、むしろミステリがミステリぶってる本、ですか。 嗤う伊衛門(京極夏彦)…も、いい話ではあったがなぁ…
「吉田松陰 留魂録」(全訳注 古川薫、講談社学術文庫) 伊藤博文、高杉晋作らに多大な影響を与えた松蔭の「遺言状」ともいうべき 本書。死を覚悟しながらもジタバタしない「士」の潔さがある。 松蔭から高杉晋作への「男子の死すべきところは」に対する回答が以下。 「君は問う、男子の死ぬべきところはどこかと。私も昨年の冬投獄されていらい このことを考え続けてきたが、死についてついに発見した。死は好むものでは なく、また憎むべきでもない。世の中には生きながらえながら心の死んでいる者 がいるかと思えば、其の身は滅んでも魂の存する者もいる。死して不朽の見込み あらば、いつ死んでも良いし、生きて大業をなしとげる見込みあらば、いつまでも 生きたらよいのである。つまり私の見るところでは、人間というものは、生死を 度外視して、要するになすべきをなす心構えこそが大切なのだ」 ・・・人の「死に様」とはかくあるべき。俺の進むべき道はいかなるものか。 それが見つからなければ、生きていても意味ないやな。 「死ぬことばかり」考えているのは不毛だ。まずは「いかに生くるか」を模索し、 「自分は何を為すべきか」を考える。 生きるの死ぬのはその後でいい。生きていてもやることが何もなければ、生きて いても意味ないし死んだほうがマシだわな。逆に「為すべきこと」があるのならば 石に噛り付いてでも生き延びるべきなんだ。 生死の狭間を見極めた松蔭公、もっと長生きしていれば日本に与える影響も 大きかったろうに、返す返すも残念。 身はたとひ武蔵の野辺に朽ぬとも留置まし大和魂(留魂録冒頭の句)
727 :
優しい名無しさん :04/08/28 13:25 ID:zOphlpwg
宮城谷昌光『花の歳月』。 いちおう中国歴史モノだけど、背景知識がなくても大丈夫。 読み終わって、とても心が落ち着いた。
『ヴェニスに死す』トオマス・マン作
↑が出たのでついでに 「トニオ・クレーゲル」同著者作 友達いない人の孤独感がよくでてた。 知り合いが好きだった本。
「原因」と「結果」の法則 何回も読み直したけど これが実践できるレベルに到達するのは 漏れにとって至難の業だ(鬱
>>729 俺も好き。というか、この板の人で読んだことあれば
大抵好きなんじゃないかな。
732 :
優しい名無しさん :04/08/31 21:52 ID:iD8k6NO6
>>603 遅くなりましたがBLUE読みました。
当事者が読んでもいいし、当事者の家族や周囲の人が読んでもいいと思った。
こういう本が読まれれば、心の病についての理解も広がるんじゃないかな。
あくまでも病気の人向けの本ではなく、ちゃんと読み物としても面白いから。
すごくオススメです。未読の方はぜひ読んでみてください。
アイザック=アジモフ「夜明けのロボット」に取りかかる。 前作の「鋼鉄都市」「はだかの太陽」を読んだばかりなのに、なんか久しぶりと言った感じ。 このままファウンデーションシリーズにも行けるか。
734 :
マリモ観音 ◆xKG0ZaoYNo :04/09/02 12:54 ID:MuaobH9z
「ブレイン・ブースター」セバスチャン・オルファーリ 届きますた。 脳のパワー増強っていうか、普通にしたいんですよ。 弱りすぎ。または、バランス崩れすぎ。 ヌートロピクスという言葉を知る。うそくせー
>>730 自分にとってあの本は自信満々で頭の固い人になってしまうという恐怖がある。
「人間失格」 非常に共感できる部分が多く、涙まで流したのだが、 ラストに著者本人?が出てきて、とてもご立派な人に描かれてて 凄く馬鹿にされた気分になった。
>>714 面白そうですね。
こういった日本にも関係ありそうな思想とか歴史・経済に興味があります。
読む時間ないけどね('A`)
べたで超メジャーな本ですが 「ライ麦畑でつかまえて」サリンジャー 「異邦人」カミュ 「変身」カフカ 「華麗なるギャッツビー」 どれも好きですだ。
韻をふむわけではないけど 「人間以上」シオドア・スタージョン SFですがあえて内容説明抜きでお薦めしまつ。 感想はたぶん好きか嫌いかに分かれると。
>>736 初めて読んでショックを受け、
岸田秀の本を読んで熱が一気に冷めますたが
彼を再評価してる人たちもいるようなので
もっかい読んでみようかな、と。
そういう自分は人の意見に流されちまうタイプ(涙
漫画だけど「不安の種」ってどうですか? 表紙とか見た感じだと結構暗そうで面白そうな感じしたけど
>>737 さん
読んでみて損はないですよ。因みに、ハイエクの代表作「隷属への道」を
傍らに置きながら読んでいくとなお理解が深まるかと。
渡部先生は今時珍しいくらい「おれのような高卒のバカでも」分かり易い
文章を書いてくれるし、思想的にも歪んだトコロないし、尊敬してます。
だまされたと思って、さあ(笑)。
>>742 思想的に歪んだ部分はありますよ。氏の思想に反感をもている人は
世の中たくさんいます。自分も氏の歴史観には大きな疑問を感じて
います。
ただ「知的生活の方法」は、良い本です。
「ハラスのいた日々」中野孝治 ごうごう泣きますた。
種村李弘さんが亡くなった…。 すげえショックだ…。
>>699 遅いけど良いですね、ちょっと辛口かな。あの刺激がいい
けらえいこ「あたしンち」明るいからこそ、ぐっとくるところがある。ああいう父に憧れる。みかんみたいな学校生活送りたかったな
夏目漱石「門」やっぱ暗いけど、あの時代は素敵っていうか、悲しいというか・・・言い表せない
谷崎潤一郎「細雪」読んでる。 文庫本なんだけど厚さが3.5pもある。w
>>699 僕は嫌いだな。あの本のおかげで変な悟りを開いて、
十代後半の何年間を無駄にしてしまった。
>>747 「細雪」は映画のほうが印象強い。
三女に懸想してた石坂浩二が雪のいっぱい降ってる日に
傷心自棄酒してるとことか
藤の花の下を四姉妹がそぞろ歩きしてるとことか
美しいシーンがいっぱい。
本の話でなくてスマソ。
氏の本なら「痴人の愛」なら読んだ。
谷崎と渡辺淳一ってかなりテイストが
似てると思うんだけど自分だけかな?
750 :
僕 :04/09/06 20:33 ID:lO3xE5Q5
「ソウルドロップの幽体研究」 上遠野さんだー!ワーイ! やのあさって には、ビートのSIDE3も出るね。
金子みすずの童謡全暗記に最近挑戦中。
「自警録―心のもちかた―」(新渡戸稲造・講談社学術文庫) 道徳の教科書みたいな感じです。これ全部守れたら聖人君子になっちまい そうで、とてもおれにゃムリかなぁ、と思いますけど。 「反対説にも耳を傾ける度量を持とう」なんて、「あーハイハイ、分かってますよ」 なんて思いがちなんですけどね。以外と守れていなかったりして。 たまにゃ紐解き、今の自分を自省してみる、そのためのテクストとしては、時代 を超えて普遍的なものがあると思います。 今読んでも、あまり古く感じない、っていうのかな。 「自分は如何に生くるべきか?」とお悩みの方、丁度ピッタリかと。
「変!!」(中島らも、双葉文庫) 寝る前に30分くらいナイトキャップ片手に読んでおりました。 ちまたの変な人、変なモノ大集合。 フ。。。と笑って体の緊張をほぐしておりました。 筒井康隆氏の「狂気の沙汰も金次第」をホーフツとさせるエッセイ。
>>753 私もその本、好き。
その人の本を読むとなんとなく気持ちが楽になる
755 :
優しい名無しさん :04/09/09 13:46 ID:ImGMsBZi
下がりすぎ。 太宰治「津軽」読了。
聖人君子といえば 上杉鷹山の右に出るものはないと思われ。 自分が読んだのは童門冬二の語り口のやさしいやつ。 本人は婿養子で奥さんは生まれつきの精神薄弱 部下、領民からうろんな目で見られながら (協力者も有力なバックもほとんどなし) 米沢藩の膨大な借金を完済し 天明の大飢饉では他藩が大量の餓死者を出したなかで 米沢藩のみ餓死者ゼロ という実績を残したすごい人です。
上巻を読んで放置していた海辺のカフカを読もうと思います。 最後どうなるか解らない氏の小説は大好きだなぁ。
758 :
優しい名無しさん :04/09/10 00:25 ID:wEcGvUT/
村上春樹の新作「アフターダーク」読みたいなあ・・・。 でもとりあえず、今読んでるのは「新耳袋」。 ブクオフで安かったから買っちゃったんだけど 私、怖い系の話ダメなんだよなあ。 しかも今から読むにはちと勇気が必要だ。
「世界の中心で、愛をさけぶ」 男が好きな妄想話
山本文緒の恋愛中毒読んだよ。 この人の本はメンヘル系な人がよく出てくる。 人物描写も巧くておもしかった。
世界の中心で〜は読んでませんが、ちょっと暗い男の自慰小説なんですか? 評判を聞くとそんな感じ。。
「エニアグラム あなたを知る9つのタイプ」 性格タイプ分析の本なのだが、これ結構いいかも。 僕はタイプ4らしいけど、自分そのものという感じ。
763 :
優しい名無しさん :04/09/10 12:38 ID:wEcGvUT/
>>761 「世界の中心で、愛を叫ぶ」はマジで糞。
読まないほうが吉。
単純に作者のオナニー本だよ。
>>745 種村さん亡くなったんだー。
わたしもスゲーショックです。
『セカチュー』は本も映画も見てやるもんかと思ってましたが
TVは見てるw 電気代以外はタダだし。
そしたらものの見事にハマった。もう思うツボw
>>763 レスthx
感動した人もいるみたいだけど、自慰は勘弁。
768 :
こねこ :04/09/11 08:19:47 ID:c/jFuBuq
最近のあたりは、「ゴールデン・サマー」(ダニエル・ネイサン) かなあ。 ミステリの巨匠、エラリー・クインの片割れが書いた、少年小説。 少年たちの長いひと夏の想いが、ぎゅっと詰まってて、 グレープフルーツの粒粒ゼリーを惜しみ惜しみ食べる感じ。 ブラッドベリの傑作「たんぽぽのお酒」にも通じる、 ちょっとした悲哀と希望みたいなのがミックスされていて、 読後感良好。 お勧めでございます。
769 :
優しい名無しさん :04/09/12 21:15:25 ID:zTh/8KQe
ドストエフスキー「地下室の手記」読んだ。 ちょっと痛い(心が)。
>>756 さま
上杉鷹山は私も童門冬ニ氏のを読みました。
「ニッポンにゃスゲェ人がいたんだなぁ・・・」と素直に感動。
それに比べて今は・・・と頭がイタイ思いですが。
たしかJFKが「尊敬する政治家」の一人として鷹山の名を挙げ、日本の
マスコミが「誰だそりゃ?」とパニックになった話は有名ですよね。
不幸に関する本を2冊。 「不幸論」(中島義道・PHP新書) 著者で気づくべきだったんだよなぁ。「哲学の教科書」(講談社学術文庫) の作者じゃん。あの本で「あ、おれにゃ哲学はムリだな」と認識させてくれた 方ですわ。 本書の読者として想定している中にゃ「精神的に特に病んでいる」方は 除外されてます。健常者で、ココんとこ「ささいな不満」にあえいでいる人々 が対象と。のっけからはたき込み喰らったような気分で。 健常者でいる著者が「自分は不幸になりたくて仕方ないんだ」と諄々と 書き連ねている。何せ「幸福とは思考の停止であり、視野の切り捨てであり、 感受性の麻痺である。つまり大いなる錯覚である」なんて書いているんだもの。 うつ病患者の自分としては土足で蹴っ飛ばされたような不快感を感じた。 ――まぁ、自分的にはハズレかなぁ。哲学好きな方はどうぞ。
ならばと「不幸になりたがる人たち―自虐指向と破滅願望―」 (春日武彦・文春新書)こちらは面白かった。古今東西の奇人変人大集合。 その中で「ベテランとビギナーはどう違うのか」という設問があり、「結局、 マスターしているべきところに「空白」が残っている限りは自信などもてない。 踏ん張りが利かない。実力を発揮できない。勉強とは、実際に使用するための 知識の習得のみならず自信や覚悟やその根拠とおぼしきものを獲得するために 行うのである」 のくだりにはハッとさせられた。おれ自身仕事の勉強やってもやっても「これで いいんだろうか・・・」と常に不安感を覚えてきていたので。自分に自信がない。 何か、この文章で目の前が開けような気分になりました。収穫。 また本書では、ハイデルベルク派の高名な精神学者クルト・シュナイダーの 「精神病質人格」のおおまかな紹介がされておりこれも面白い。 新書では久々のヒットかな。オススメします。
>>770 サン
レスありがとです。
ほぼ四面楚歌状態で
どうやってあそこまで自分の信念を貫けたのか
不思議で不思議で。
鷹山センセは引退した後もずっと
常人には真似できない質素倹約を自分に課しておられたそうです。
「大欲は無欲に通ず」といいますが
欲のレベルが超人レベルだからこそああなるのかなぁ、
とちょと思ってみたり。
最近読んだ本…博士の愛した数式、パズル、チルドレン、重力ピエロ、 イン・ザ・プール、空中ブランコ、人間の証明…思い出せるのはこれくらい。 んで今、DIVE!!とオレンジガール平行して読み中。 イン・ザ・プール、空中ブランコは神経科の変な医者にかかる患者の話だけど、サクッと読めるし短編。重くもない。 こんな人(作中の医者)が実際にいたら周りは結構な迷惑だと思う。 でもこの医者のように生きられたら楽だろうなぁとも思う。 オススメ。
ビートのディシプリンの3冊目、ごろごろしながら読んでたらうたたねしてる間に紛失。 部屋のどこかにはあるんだが…。
ビートのディシプリン3冊目発売してたのですか! 知らなかった…明日買いに行こう。ヘルヨッチーさんありがとう。
>>771 中島さんの最新刊読んだ?
中島さんの周りにはメンヘラーが多いらしいよ。
>>777 おめ。
それはともかく、らもさんの最新刊って、タイトル分かります?
是非ご教示下さい。
今古本屋廻って「らも咄」探してるんですが中々。
たまにヒットすると値段が高かったりして。
でも、らもさんの存在を知ったのが、らもさん亡くなってからなんですよね。
こういうの多くて。hideも死んでからアルバム聴いて衝撃を受けてfanに。
世界観が狭いのかもしれませんねぇ。
>>778 ひこーき雲さん、「世界観」だなんておおげさですよー^^
あっ、俺も1冊紹介せねば。
「ゼンリン住宅地図 新宿区」
新宿御苑のお隣にピエールバルーが住んでます。ホントです。
そのお隣はまさしく高遠内藤家の御当主のお住まいです。これもホント。
>>風流さん どもども。おれ的には世界地図とかをぼーっと眺めるのも好きです。 今回は2作品。 「『うつ』がスーッと晴れる本」(斎藤茂太・成美堂出版) こういうの読んでも気分が晴れるワケでもないと何度も痛い目にあっていながら、 つい「今度こそは・・・」と思って買っちゃうんだよなぁ。 内容的には「最近なんとなく気が重くて」みたいな「一歩手前」を対象にして、 「早めに医師の診断を」というありふれた話。 「人間みな病気」(筒井康隆・選 日本ペンクラブ編、福武文庫) 「あんな病人こんな病人の話」を内田春菊、大槻ケンジから谷崎潤一郎、坂口安吾、 色川武大まで12人が書いた。 病も「電車恐怖症」から「オカマのエイズ患者でおまけにストーカー」まで多士済々。 なんか、「キャーッ、怖い」って怖さじゃなくて、ジワジワと背中を這いずり回るような 恐怖感を感じるものが多かった。 選者の筒井氏も自作を載せているが、なんと「ポルノ惑星のサルモネラ人間」(笑) 他に一杯あるべえよ。怖いってか、爆笑しちゃったよ。
私、実は4コマ漫画に目がありません。芳文社(まんがタイム系)、竹書房(まんがライフ系) は雑誌を買い出すとキリがなくなるので本屋で立ち見。 最近お気に入りの作家と主たる作品はってぇと・・・ ・秋月りす(OL進化論、おうちがいちばん、かしましハウス) ・水城まさひと(エン女医あきら先生) ・胡桃ちの(つなみティーブレーク) ・丹沢恵(トラブルカフェ!、ごめんあそばせ) ・新田朋子(今日のオススめ!) コミックス代もバカにならなかったりする。
782 :
カラン ◆hNCx62prg6 :04/09/16 13:58:30 ID:pAKBKRPc
最近はマンガ以外の活字が受け入れられなくなってきました。 で、読んでるのが「のだめカンタービレ」二ノ宮知子 音大を舞台にした?クラシックコメディです。 主人公の汚部屋さ加減に、まだ大丈夫だと安心する今日この頃。
783 :
優しい名無しさん :04/09/17 10:06:56 ID:1piWQ6Vi
・働くごとがイヤな人のための本 中島義道 ひきこもり期間を含む十数年に及ぶ大学生活を終えて哲学者になった著者が語る、仕事について。 世の中は理不尽で溢れてる、引きこもってる期間は無駄ではない。むしろ社会に出ても何も考えずに 生きている輩の方が不純であり逃避であると言う。
>>783 同じ著者の「愛の試練」が好き。図書館行くと必ず読んでる。
「私の嫌いな10の言葉」もイイ
「武士道」(新渡戸稲造著・矢内原忠雄訳、岩波文庫) 男女問わず、(本書には女子の生き方も書かれている)日本人なら一読すべき書。 敗戦後アメリカの洗脳政策によって武士道ははかなく消えた。だが、その魂は、 日本人の心の中に脈々と息づいていると信じたい。 要は、道徳教育は本書をもってし、これに経済学を教えればいいんじゃないか、 と思う。※武士道では経済の観念は教えられていないため。 学級崩壊なんて嘆くなら、本書に立ち返れと、声を大にしていいたい。
「神霊の国 日本」(井沢元彦、ワニ文庫) 著者の人気シリーズ「逆説の日本史」のサブテクスト的な位置づけかな。 学校で学んだ歴史は「暗記」だけで面白くもなかったが、元来歴史とは、 ヘロドトス「歴史」からこっち、「人間の生き様」を描いて歴史「に」学ぶを もって本懐とすべきである。 歴史は、面白いよ。そう改めて感じる1冊。
>>783 中島さんは「カイン」が好きだな。
でも読むと、どんどん鬱になる。
加藤諦三の本読んだことあるヒトいる?
789 :
優しい名無しさん :04/09/19 07:40:56 ID:zkH4qpPt
長野まゆみ・乙一・京極夏彦
「モリー先生との火曜日」 社会人になってもずっと心の中にいる そんな先生と出会いたかったな。 いろんな意味でずっと師匠、みたいな。
>>790 このお話って映画かドラマになってないかな?
昔たまたまテレビで見た映画かドラマが、火曜日に先生と会うって話だったような。
タイトル覚えてなくて気になってたんだけど、この本の事だったら嬉しい。
>>791 確かドラマ化されたと思います。
主人公が大学時代の恩師と過ごした最後の日々が
授業という形で描かれてます。
793 :
791 :04/09/20 10:53:34 ID:L9cp8nyG
>>792 原作はロングセラーなんだね。
昨日あの書き込みして、今日ケーブルテレビの番組欄見たら
「モリー先生との火曜日」:放送日:9月20日
って今日だー!! とびっくりしてしまいました(笑
さっそく録画予約して楽しみにしてます。原作も読もうかな。
以前見た時はたしかNHKでやってたんだけど、けっこう有名なお話なのかな?
お返事ありがとうね。
厨房のときに大江健三郎の小説10回は読んだ。最近の作品は苦手ですが・・・
健チャン。小説じゃないけど昔読んだ「小説の方法」は元気が出たな。 でもその下敷きになってる山口昌男の「文化と両義性」はもっと元気が出た。
「幽霊たち」ポール・オースター、新潮文庫 「ゴドーを待ちながら」に空気が似ている。 こういうの、好きだ。
最近、本読んでねぇなぁ……('A`) 図書館から予約した本用意出来ましたよーって連絡来たから、行かないと。 高村薫『晴子情歌』、挫折しました。すみません女史。
地下室の手記 ドストエフスキー 凄かったな。10代の時にも理解していたつもりでマイ・ベスト3に挙げてたけれど、 今読んだら当時より強く深く迫るものがあった。 進歩したというべきか。それとも身につまされるような境遇になってきたということか。
/\)\)\/\ /,/ ミ・∀・ミ \,\ /へV''゙ノ∪ ノ⊃ "''Vへゝ 800get♪ ←〜∪ ∪
祝日あげ。 このスレで散見する、森博嗣ファンの方へ。 「スカイ・クロラ」に映像化の話が出てますよ。実写かアニメか不明だけど。
802 :
798 :04/09/23 11:41:11 ID:c7hKa5Z/
>>788 あ、おれ加藤先生の本持ってます。
「心の休ませ方」(PHP研究所)。読んだら感想書きますね。
「覚悟としての死生学」(難破紘二・文春新書) 「良く生き、良く死ぬための作法」と銘打たれた本作。生命至上主義への懐疑を示し、 世界中での「生と死」の現状、特に自殺の世界中での激増の背後に迫る。 おれも時々フラフラ・・・と死にたくなるもんだから、夢中になって読んだ。 面白かった。再読、再々読して自分の血肉にしたい一冊。 これは大当たり。
今、自分の中では「天皇」がマイブーム(死語か?)。 不思議だと思わない?独自の軍隊をほとんど持たずに、でも藤原氏も平清盛も 源頼朝も織田信長も豊臣秀吉も徳川家康も幕末の開国派も・・・ 「天皇を殺して自分が日本のトップにたつ」だけの実力者たちが、なぜそうしなかった のか?頼朝や家康は、何故「征夷大将軍」に甘んじたのか。 日本人と天皇との関係はいかなるものなのか? ・・・前置きが長くなった。 「日本史の中の天皇」(村上重良・講談社学術文庫) 天皇制という「制度」の解説が中心。前述の疑問に対しての解答はなし。 「謎の大王 継体天皇」(水谷千秋・文春新書) うーん(苦笑)。面白かったけどね。おれ自身も、いくらなんでも皇統が神武以降 万世一系だなんて信じちゃいない。最初の10代くらいは存在自体が怪しいし、 この継体天皇の「応神天皇の5代孫で、越前国にいた」のを引っ張り上げてまで 「天皇」という「システム」を維持しようとした当時の人々の胸中はどんなモンだったのか、 読めば読むほど分からなくなった。 ただ、途中ホントにいるのかいないのか分からないほど勢力が衰えた天皇だけど、誰も 天皇そのものを討とうとはしなかった。自分が天皇に取って代わろうとはしなかった・・・。 謎だわ。謎が膨らんだわ全く。 そんな悩めるおれの前に現れた一冊の本。 「天皇家はなぜ続いたのか」(梅澤恵美子・ベスト新書) 果たして、悩めるおれの救世主となってくれるか。
:::::::::::::::::::::::::::::::: : :: :: : ::: : : ヽ i ::::::::::::::::::::::: : : : :: ヽ マジデ〜? :::::::::::::::::: : : : \ ヽ ウッソ〜 ハハハハハハ :::::: ::: : : : ∧ ∧ ::::: : : :: : \ Λ_Λ*‘∀‘) Λ : : : : : .(´・ω・`) ( ^∀^) )(^ワ ___ l⌒i⌒⊂)___ ヽ ( ) | | ∩ / ⌒'⌒ / \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄ __/_____/|| ||\_____\_ _|||_____||/|| ||\||_____|||_ ||| || || || || |||
>>805 日本には権力の正統性を担保するものが
天皇ぐらいしかないからでは?
>>798 「あなたの話ってまるで本をよんでるみたい」
とかなんとか言われるんだよな、娼婦に。
自意識に囚われるタイプのダメさが的確に表現されている。
.
>>806 学生の頃このAA通りだったよ。
ある意味懐かしい。
最近読んで意外と面白かったのは
魯迅。
「狂人日記」「コンイーチー」「薬」
あたりが良かったです。
特に「薬」。
鮮血に染まった饅頭のイメージが焼きついてしまった。
>>793 お役に立ててよかったです。
自分はドラマのほうは観てないので
なんとも言えないですが。
もし本も読んだら感想カキコお願いします。
ここ数日アクセス規制されてたから
もう書き込めないかとあせったw
>>808 駄目だというより、自意識が否定しがたい現代の必然性だからこそ
この作品の悲劇性、普遍性(というより現在性)があると自分は思ったよ。
本の切抜きみたいなファッション、とか。
うまくはまるかはまらないかの違いだけで……。
お前雑誌みたいじゃんとは言えないけど。いやむしろ誉め言葉になっちゃうのかな。
>>807 「熱い」もの求めちゃってるんじゃない?
クールなタクティクスがあるだけなのに。
>>805 むしろなぜ親政がなかったのかという観点の方が真実に近い。
立花隆の「知」のソフトウエア、を読みました。 ジャーナリスト向けの内容でしたけど、一般の人が読んでもおもしろい と思います。
ロブ@大月の著作3冊を読んでみました。
イブニング連載中の 「もやしもん」石川雅之 菌萌え漫画。おもろい。
「心の休ませ方」(加藤諦三、PHP研究所)読みました。 「良く人は人生に疲れたという。生きることに疲れたという。しかし人生に疲れた のではない。生きることに疲れたのではない。正確には憎しみを抑圧することに 疲れたのである」(74ページ) ・・・憎しみか・・・考えたこともなかったな。 考えてみりゃ、あれか。ガキの頃兄貴は「ねーねー○○買ってよー、みんな持って るんだよー」と親にねだってばかりいた。そんな兄貴を俺は「カッコワルイ」と思った。 自分から「○○買って」とはそれきり言わなくなった。 こういうのも「憎しみの抑圧」なんだろうか。兄貴に「ねだってばっかいるなよ」と正面 切って言うべきだったのだろうか。 確かに俺は「あまり自分の感情を表に出す」性格ではない。 でも、そうしたら俺はこれまでの人生で数え切れないほどの憎しみを抱え、おし黙り、 表に出さずにきたけど・・・それが「うつ」と関連するとは思わなかったな。 この人の作品、もう少し探してみようと思う。
>>805 で、「果たして、悩めるおれの救世主となってくれるか。」と前置きしておいた
「天皇家はなぜ続いたのか」(梅澤恵美子・ベスト新書)読了。
「天皇に刃向かえば祟られる」・・・なんかね、感心するより笑ってしもーた。
それかい!みたいな。だったらWWUで負けた時点で廃止すべきだったのかな。
内容は、話のもって行きかたが強引で断言調。で所により支離滅裂。ちょっとね。
これなら「天皇になろうとした将軍」(井沢元彦・小学館文庫)が面白かった。
いたんだね、天皇に取って代わろうとしたお人が。その名は足利義満。
彼がどのようにして天皇に取って代わろうとし、夢破れたかを生き生き描いてる。
義満暗殺説も斬新だし、その実行犯(答えは買って読め)の正体にはド肝を抜かれた。
この人、厨房の頃かな、SFミステリー小説何作か読んで、グダグダだった覚えが
あるけど、歴史ノンフィクションは読ませるね。「逆説の日本史」シリーズも好きだよ。
この人の「言霊」はある意味日本人必読かも。
・・・で、結論は「天皇家は祟るから」でいいのか俺?
理論ではなく感情なのです。
感情の出せない天皇皇太子夫妻。 かわいそうだよな。誰かに祟られるのかな。
820 :
優しい名無しさん :04/09/30 19:07:44 ID:kKUVvDLH
保守age
積ん読になっていた中央公論6月号をやっと読んだ。どれも読み応え有。 特集記事 ○武士道と日露戦争――日本人はどう戦ったか ○改めて問う、日本の自己責任 ○「世界最古」日本国憲法の疲労度 ○文壇で「モーニング娘。を作ってどうする――筒井康隆 etc これより「ダヴィンチ・コード」にとりかかります。
爆弾発言してよかですか? 太平洋戦争で負けた日本が 大喜びでアメリカに転んだ理由は 一億総ストックホルム症候群だったから。 まだ誰も発見してへんど〜! 漏れって賢いな〜。W
「ダ・ヴィンチ・コード(上・下)」(ダン・ブラウン著・越前敏弥訳、角川書店)読了。 一月半で8版、結構売れてるみたいだね。 中身に言及するとネタバレになっちゃうんでパス。 サクサク読みやすかったっすよ。「薔薇の名前」(ウンベルト・エーコ)のような サスペンス性はあまりなくて、エンタテインメント性が強いかな。 まあ、オススメできる一作です。
824 :
優しい名無しさん :04/10/06 15:18:53 ID:qqAVDLsl
「軽症うつ病」と「続 知的生活の方法」を読みました(^_^)v
>824 その「軽症うつ病」って著者は誰? 出版社は? ググっても出てこなかったのでお尋ねします。
826 :
優しい名無しさん :04/10/06 15:31:25 ID:ZhsREjFh
引き篭もり脱出にアルバイトでもボロ出ないようにあれこれと 市立図書館で面接関係の本漁ってきたけど 私立図書館での漏れ『…引き篭もりからの就職体験本ないのか…』 逆面接 会社に入ったらすぐ読む本 就職できない!〜そのとき、あなたの子供は大丈夫か〜(親に読ませる奴) 準備から内定まで就職バイブル2004 とりあえず、じっくり読んで過ぎた時間を後悔しつつ アルバイトから自分を変えたい。
中上建次の19才の地図やっと読み終わった。 最近頭の中に文がちゃんとはいってこないので、買ってはほったらかしの本がいっぱいです
最近読書が全くできない状態でした。 で、読み易い感じなので安部公房「砂の女」読みました。 エンターテイメント寄りでいまいちだったかな。
平山夢明怖くておもしろいです。
831 :
824 :04/10/06 19:22:48 ID:qqAVDLsl
>>825 828さんのご指摘どおりです。良い本です。お勧め本ですよ(^_^)v
ねじまき鳥クロニクル 村上春樹
833 :
優しい名無しさん :04/10/07 19:31:04 ID:bv2Toay0
民間防衛と八百万の神々って本買った。 届くの楽しみ。(;´Д`)ハァハァ
834 :
優しい名無しさん :04/10/07 19:41:27 ID:fapK5uQk
漫画だけどやっと「多重人格サイコ」の10巻がでたので読んだ。 後は毎月買ってる「ダ・ヴィンチ」をペラペラめくったりしてる。 「江戸川乱歩傑作選」読んでごろごろ。
親の部屋漁ってたら「ベスト・オブ・バラード」って本が出てきたんで 今読んでる、短編集みたいだねんで、今三つ目の作品を読んでる途中 最初の二作品はかなりよかったんでドキドキしながら読んでます
836 :
優しい名無しさん :04/10/07 20:34:59 ID:b1mPFP/v
上智大学教授の渡部昇一著「ものを考える人 考えない人」を読んでいます。 以前に読んだ「知的生活の方法」が気に入ってたので。
金子貴俊の「ボクが生きている理由」を読まれた方いらっしゃいますか? 友達に前向きになれるから読んで!と勧められてるけれど、 タレント本が元々好きでなくまだ現物を見ていません。 それ以前に、本屋に行く元気がない…。 これだけだとなんなので好きな本を。 大槻ケンヂの「ステーシー」 グロくてエロもあるけど、せつなくて泣きました。 愛するひとを自分の手で殺さなくてはならない、 しかも「惨殺」という方法で。こんな苦しいことってあるのかと 鬱になりながらも惹きこまれました。 2・3年ほど前に友達が貸してくれて、一気に読みました。 他に菊池秀行の「秋せつら」シリーズも一緒に貸してくれ、こちらも読破。 また読みたいけど、今の状態だと文章が頭に入らなさそう…orz 上のほうで出てたけど、ジャンプの「銀魂」好きです。
>>837 金子くんの本読みましたよ。
前向きになれます。作者の自叙伝みたいです。
だけどつらい過去?をウリにしている感じがあります。
少し共感できたけど、「不幸」「つらい過去」をウリにするならもう少し
筋金入りの不幸を(ry
といいたい。
メンヘラで、つらい過去を抱えた方から見れば、ぬるー!
と思うかもしれませんね…。。
でも、人生を川にたとえた一文があって、そこはいいなぁ、と
思いました。
本屋さん行くの面倒ならアマゾンで買えば(・∀・)イイ!!
こういう本が出てる中で『実は今ハリポタにはまってます』なんて死んでも言えないな。 メンヘル系の本は何も呼んだことない。誰か紹介してください。
>>839 それじゃ、てなワケでもないですが。
中島らも先生の「心が雨漏りする日には」「ガダラの豚(全3巻)」一気読み。
「心が〜」はメンヘル者必読かも。俺もリタリンでタリラリランしたいっす。
・・・せつねぇ!
司馬遼太郎、hide、そしてらも先生。
なんでいつも亡くなってからその価値に気づくんだろう。遅いっての俺。
でも、俺もそろそろかな。眼の白い部分が妙に黄色く濁ってきたよ。
黄疸かな。
>>839 そんなこと言ったら西尾維新にはまってる漏れの立場が無いw
クビキリサイクル面白いなぁ。
>841 西尾( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ナカマー! とりあえず南条あやと 乙一の「暗いところで待ち合わせ」
843 :
優しい名無しさん :04/10/09 07:56:28 ID:T8IHZlUp
青色発光ダイオードを発明した中村修二著「Wild Dream」を 読んでます(^O^)v
そういえば「ヨブ記」はメンヘラ向きかもしれない。 ひこーき雲さん、肝臓で死ぬのは長く苦しいものだよ。周りの人が参っ てしまう。俺の親爺が肝臓で死んだからね。ひこーき雲さんはナルシス トの傾向があるな。それが悪い方向に向かわない事を願ってる。
定番かもしれないけど…南木佳士『阿弥陀堂だより』 エリート医師であった妻が心の病を持ったのを期に、夫はふるさとの田舎へ移り住む。 そこで出会う堂守のおばあさん、難病をわずらった少女などとのふれあいなどなど。 著者自身もこのとき心の病を持っていて苦しい時代に書いたもので、癒されたい思いもあって 書いた小説らしい。
846 :
優しい名無しさん :04/10/09 10:04:09 ID:h5jIewcl
東海林さだお『猫めしの丸かじり』。 ひととき鬱を忘れられる。
>>845 南木佳士「医学生」もいいよ。
大学生活の描写がちょっとリアル。
19歳の地図に次いで中上建次の枯木灘を買ってきたら その前に岬を読まないとダメって言われてしもた…探さねば なので今日はリリー・フランキーの本読んだ。テキトーさ加減がダメな気分でもいいじゃないになる
849 :
837 :04/10/09 15:27:53 ID:Tvb7e2xP
>>838 遅くなりました。レスありがとうございます。
全面的にオススメ!というほどではないということですね。
人気の高い「毒になる親」を購入したけど途中挫折して
完全倉庫行きになった経緯があるので、
まずは近くの図書館で借りて、それからアマゾンで購入するかどうかを
決めることにします。
たぶん予約待ちになると思うので、いつ読めるかわからないけど
読んだ感想を書き込みにきたいと思います。
>>841 きみとぼくの壊れた世界読んだらはまったよ
>>850 マジか。
今年はこんなことばっかりだな…
南木佳士、そういや読んでないな。
何だったか1冊読んで好きだった記憶が。図書館行こう。そのうち。
読む暇が取れない訳で……('A`)
>>845 ,847 サンクス
もう失うのは嫌だなぁ……。
せめて今年は終わってくれ。
生きるってことは失うってこと、か
知の巨匠デリダ先生に今更だけど哀悼の意を表明。 一時期はまさに「愚神礼賛」。 信仰だった。 良くも悪くも人生観が変わったな。 ま、戯言だけどねw いきなり「零崎双識の人間試験」読み始めた。 さぁ零崎を始めるか。
メンヘらーは外界の影響を受けやすい。
>>857 >メンヘらーは外界の影響を受けやすい。
正解は「影響を受けやすい」「外界」にいる。
よって君と我々は同じ土俵の上にいる事になるのでその文章は・・・
意味をなさない。
全くの無意味だ。
完膚なきまでに。
(ID:2YLxVjFCー不合格)
って戯言はどうかなw
>>857 みたいな馬鹿な断言って対応に困る。
突っ込む方が馬鹿みたいだし。かといって増長させるのは害だし。
誰にでも思いつくような浅い考えをオリジナルと思ってるのが恥ずかしい。
恥知らずは強いよね。
メンヘラーでもスキゾイド見たく外界を遮断してしまう(様に見える)症状はあるし 非メンヘラーじゃなくても外界の影響受けやすい性格の人だって結構居そうな気がするけど ○○は○○といったレッテル貼りの類は結果として視野を狭める事にしかならないんじゃないか? とか思う今日この頃。 脱線しっぱなしにしとくのもアレなんで最近読んでだ本の話も アーサー・C・クラーク「幼年期の終わり」 説明するまでも無い名作SF。読了後丸一日妙な読後感が抜けなかった。 あえてケチをつけるとしたら、無意識だの第六感だのを理由にするのにちょっと首を傾げたことくらいだ。 今読んでるのは安部公房「密会」 次は中上健次「枯木灘」かな… あ、でも積んでるラノベが20冊超えたからそっちも崩さなきゃ_| ̄|○
×非メンヘラーじゃなくても ○メンヘラーじゃなくても なにやってるんだ俺。スレ汚しすまそ…
「バルトーク書簡集」母親宛ばっか^^
864 :
優しい名無しさん :04/10/13 14:32:07 ID:8Q93AppN
「将棋世界」・・・月刊誌ですが。。。 長い手数を読めなくなった。やはり鬱は頭の働きを悪くする。
865 :
優しい名無しさん :04/10/13 15:11:16 ID:lteWhCcT
親の買ってくる「サライ」という雑誌。(決して日テレ関係ではない) シニア向けの雑誌なのだが結構ほのぼのしていて、なごむね。 今回は池波正太郎特集で、彼の作品が好きな私は「へぇーへぇーへぇー」ボタン 叩きまくりだった。よかった、鬱が少しでもよくなって。 来号は司馬遼太郎特集だってさ。
867 :
エイミー :04/10/13 17:44:05 ID:LRXvTMlg
てす
漏れは梅安が気に入ってる。 三人の男の友情が好き。
「アフターダーク」
暗いのは読まないほうがいい
>>863 はいそうです。冨山房、初版1970年ってなってます。
872 :
優しい名無しさん :04/10/15 21:59:36 ID:5oE5jUKW
「うつ病の妻と共に」?だっけな? 図書館で借りてきたから読んでる。 でもこの人うつ病じゃなくて限りなくボダっぽいんだけど。 途中までしか読んでないから分からんが。
前から名前は知っていたが、最近本屋に行くと 奥田英朗の本が目に付くのでどんなものかと 「空中ブランコ」を読んだが面白かった。 遅ればせながら奥田英朗にハマってしまった。 今は「イン・ザ・プール」を読んでいる。
「科学が証明する旧約聖書の真実」(竹内均・マサダ) 故・竹内先生の作じゃなかったら手に取ることすらしなかったと思う。 タイトルだけ見たらトンデモ本臭いもんな。面白かったよ。 「名将たちの戦争学」(松村劭・文春新書) 平和を望むなら戦争を理解せよ(リデル・ハート)をはじめ、孫子や古代ギリシャ の昔から現代に至るまで古今東西の名将、知将たちの格言がギッシリ。 ビジネスマンにも読んで欲しい一品。 「殉死」(司馬遼太郎・文春文庫) 乃木希典の劇的な人生、その先にあったものは――。 司馬史観では乃木大将は「愚将」と断罪されているが、軍人として「いくさに勝つ」 ということについては愚人であったが、「軍人としての美」をもった男として描かれ ている。因みに東京の乃木坂は今も残る乃木邸から取られたし、乃木大将は 明治帝に殉じた後、「軍神」として乃木神社の主神となった。 もうひとつの「坂の上の雲」。
ラノベより: >子荻です・・・ > ><策士>だとか胸が大きいとか言われてますけど > >いまいちキャラが立ってません・・・ > >萌えキャラになりたかったです > >子荻です・・・ > >子荻です・・・・・・・ つぼに入ったw そんな子荻たんが大好きだ。 ドゥーガルディクソン「アフターマン」 「フューチャー・イズ・ワイルド」もセットで読み始めてる。
877 :
カラン ◆hNCx62prg6 :04/10/16 16:05:07 ID:WAzoOUxX
「暗黒館の殺人」綾辻行人 とりあえず分厚いです。集中力が続かないから やっと下巻の途中までいったところ。
岬買ってきた あとみしまゆきおの金閣寺と 松尾スズキの何か
イン・ザ・プール面白杉。なんだあの医者w
心温まるオススメ本ってありますか?よかったら教えてください。
881 :
優しい名無しさん :04/10/17 19:49:02 ID:Bk/WZhi0
ドストエフスキー 「虐げられた人びと」
ドストエフスキーといっても、これはあまり深刻な思想性はない。
それこそ村上春樹の延長で読めるかもしれない。筋も導入から読ませる。
虐げられた故に神経を病んでいく人々に対する語り部の主人公の視る目は的確で、一貫して温かい。
「私はペテルブルグの三月の太陽が、わけても落陽が好きである。」から続く一節が個人的にとても好き。
幾人かの好人物、そしてとくにネリーの形象はとても深い印象を残す。
あ、
>>880 に対する直接のレスではないです。でも興味持ったらどうぞ。
882 :
CB :04/10/17 19:58:34 ID:wqSQO92N
>>881 「虐げられた人びと」 は泣けますよね!
映画ですが、ドストエフスキーに傾倒していた黒沢明の「赤ひげ」も素晴らしい。
ネリーそのまんま、娼婦のお上に虐待されているのを助けられた、おとよって女の子がまた泣かせます、、、。
「この子は体も病んでいるが、心はもっとやられている。保本、この子はお前の最初の患者だ」
883 :
優しい名無しさん :04/10/17 20:38:43 ID:3vve3Pln
インザプールと空中ブランコは まじで面白かった。最近、思考能力が低迷してる 俺でも読めたし。自分の身に置き換えると何か楽になれた はたから見れば俺も、この本に登場する精神患者なんだなぁと つい肩の力が抜けたよ・・サンクス伊良部一郎
884 :
優しい名無しさん :04/10/17 22:39:36 ID:c0km0Jk4
『ダ・ヴィンチ・コード』ダン・ブラウン著 ハードカバー上下巻だけど、結構ぐいぐい引き込まれるように読める。 現実逃避にはお勧め。
暗黒館の殺人読んでない…INPOCKET揃ってるのにor2
そういえば「イン・ザ・プール」は映画化するみたいだね。
「心狸学・社怪学」(筒井康隆・角川文庫) 一応「しんりがく・しゃかいがく」と読んでください。 風刺を通り越して毒々しい短編。当時の背景を知らないと、もう一つ のめりこめないかもなぁ。「原始共産制」なんてバカ笑いしながら、 読みましたが。
「退屈論」 小谷野 敦 あははーみんな退屈だから本読んだり鬱になったりしてるんだねー。
>>882 うわぁ、ちょうど「赤ひげ」はまだ観てないんだ。
戦中、占領下を経ているから黒沢のその辺の視線って鋭いよね。
横暴な無頼漢を心底嫌ってる。戦後民主主義のハードコアという気がする。
その辺が、'60年代後半頃から全共闘とか新左翼に攻撃された。
今時正義なんて、と斜に構えがちだけど、昔にこういう作品があったいうことは、
自分の心の中の大切なコアのひとつになっている。
890 :
リーヒ :04/10/18 19:15:44 ID:71xZfklK
山本文緒のプラナリアを読んだ。なぜか姉から送られてきた。
891 :
CB ◆kBhQ8XGS6U :04/10/18 21:44:24 ID:MSCdjwUr
>>889 >うわぁ、ちょうど「赤ひげ」はまだ観てないんだ。
じゃあ、絶対感動しますから是非!何せ、そのまんまネリーが出てきますし
>横暴な無頼漢を心底嫌ってる。
自伝で、ヤクザが大嫌いとか言ってましたね、、。「用心棒」も、普通の人がヤクザを倒す話をやりたかったとか。
黒澤のドストエフスキー評
「大変傾倒しています。あの人からは色々な思想が読み取れるとおもうけれど、僕はただ単純に、大変優しい人だと思っているんです。」
禿堂です。
>>806 高校行ってた頃、マジでそんなんだったな
893 :
優しい名無しさん :04/10/18 22:05:56 ID:sx7LocJE
渡部昇一先生の「ものを考える人 考えない人」を再読しています(^_^)v
カミュ「異邦人」 良かった。なんか共感してしまった。
>>880 何はなくとも、スティーブン・チョボウスキーの『ウォールフラワー』だと思う。
絶対絶対絶対絶対オススメ!
カフカの「ある流刑地の話」はマジでブルーになる
「ガラスのハンマー」貴志祐介 相変わらず土台が細かいな、この人の作品は。読むといい汗かくわ。 …遅筆なのが辛いが。
899 :
優しい名無しさん :04/10/22 08:37:10 ID:Gfm5ehh5
ヘルマン・ヘッセの「デミアン」を再読しています(^O^)v 〜私は、自分の中からひとりで出てこようとしたところのも のを生きてみようと欲したにすぎない。なぜそれがそんなに 困難だったのか〜
>>899 「デミアン」は俺もたまにぱらぱらめくってる。
訳文のせいもあるのか、イイね。
「日本防衛のあり方―イラクの教訓、北朝鮮の核―」 (江畑謙介・KKベストセラーズ)を読んだ。 日本の防衛費ってのは世界でもかなり高額なんだが、肝心の設備が 旧態依然のものが多く実戦ではその多くが役立たずになるだろうとの 指摘が一々例を挙げて詳細に説明されていた。 一読を薦める。 「とほほのほ」(中島らも・双葉文庫) 文字通り「とほほほ」なエッセイ。らもさんが格闘技好き(というよりマニア) というのは不勉強にも知らなかった。
902 :
880 :04/10/25 00:55:39 ID:Ht3DOo5Q
岡崎京子「ヘルタースケルター」「i wanna be your dog」「リバーズエッジ」 …昔ananにカラーで載ってた火傷の痕がひどい男のコと何でもない女のコの駆け落ち?が失敗する話 どうでもいいけどボーダーの宝庫つかボーダーがデフォ 昔懐かしいjuneに載っていた小説 作家だと嶋田双葉 作品だと「高い地上の人々」 単行になってないかも知れないけど。
904 :
優しい名無しさん :04/10/27 10:58:19 ID:/h6DRuvs
最近なんかヒキ気味なんで本の虫。 症例Aも読んだ。結構面白かったと思うけど、 それほどすばらしいとは思わなかったかな? あと、宮部みゆきの本は結構読んだ。 魔術はささやくが一番面白かったかな。 今は野沢尚にはまってる。最近本屋でよく見かける魔笛と、深紅を読んだ。 深紅は面白かったよ。引き込まれて、その日のうちに全部読んだ。
906 :
優しい名無しさん :04/10/28 13:26:31 ID:gI/7e+Sx
ドストエフスキーの「罪と罰」を根気強く読んでいます(-_-;) 実際に読んでみると、本当に根気がいる。重い鬱の人は無理と 思っているのは僕だけか? 登場人物の名前を覚えるのも一苦労だよ(※僕はね)。
>>906 それを読了したら、ぜひ「カラマーゾフの兄弟」にも挑戦してみてね!
こちらはもっと根気がいりますw
へ、へ、へ!
「罪と罰」と「カラマーゾフ」は何とか読んだが 「悪霊」で挫折した。
オーウェルの1984年 挫折
>>906 うちのクラスに読んでる子いる。
覗いてみると三段の細かーい字だった…。
読書は好きだが、あれはちょっと敬遠してしまうなぁ。
読みきったら達成感でいっぱいになりそう(笑
童話だけどムーミンシリーズってよくね? 10年ぶりによんだら 欝っぽい香具師が多すぎておどろいたん だけど。 そしてあの雰囲気にいやされるしね
>>911 「くまのプーさん」の登場人物もメンヘラっぽい人が多いってアメリカ
の学者が発表してたね。でもだからこそ読む人を癒やすことができる
のだと。(記憶曖昧)
913 :
730 :04/10/30 15:20:01 ID:caDJysKq
>>912 確かにどんな人にもメンヘラぽい部分
はあるもんね。
癒しというかある種の共感、ていうか。
でもプーさんのはちみつは
どんな薬よりききそうだね
「現代の英雄」(レルモントフ・岩波文庫) 外国文学は登場人物覚えるだけで大変だ。 ただ、もう一度読みたくはなったな。面白かった。 主人公の「鋼の精神」は見習いたいが、あれほど 破滅的な性格になるのもどうかなぁ。
椎名誠『飛ぶ男噛む女』。意外に面白い。 短編集。表題作はメンヘラの男性が主人公です。
916 :
179 :04/10/31 20:30:15 ID:MHHxEXrC
菜摘ひかる「えっちな気持ち」 メンヘル風俗嬢が多く登場します でも個人的には[菜摘ひかるの 性的冒険」が面白いと思う
917 :
916 :04/10/31 20:32:01 ID:MHHxEXrC
ごめん、179って名乗ってる けど間違いです
918 :
優しい名無しさん :04/11/01 01:00:24 ID:FZ5ZdqJL
最近、群ようこ読んでる
性格と神経症。おもろい。
ドストエフスキー「地下室の手記」読んで 自らすすんでうつになる所存
古井由吉の短編集「木犀の日」。 この人の書く小説はメンヘラ気質の人ばかり出てくる。 「夜はいま」は睡眠障害のある人が読んだら うわああああああああってなりそう。
菜摘ひかるも鷺沢萠も故人になっちゃったよね。 好きだったのに、訃報を知ったときはかなり落ち込んだ。 今、読んでいる本は、森博嗣の『Φは壊れたね』。
短編集だけど、島田雅彦の新作読んだ キーワードは「一輝」w
「なぜ女は仕事や恋に臆病になってしまうのか?」 生物学者の先生が書いてるので心理学とはちょっと違った観点から書いてるように思えます。 普通の小説は宮部みゆきとか小野不由美とかデス。 あ、去年あたり話題になった金原ひとみのアッシュベイビーもなかなか鬱っぽい本でした。
最近読んだ本。 『キノの旅T/U/V』時雨沢 恵一 まったくの空想の世界なのに現実味がほんのり滲んでいるところがいいですね。 好きだったのは「平和の国」とか「魔法使いの国」とかでしょうか。 あとがきと著者紹介に命懸けてることだけは読んですぐわかりました。 それにしても、あの挿絵は萌える。 『ガダラの豚1/2/3』中島らも 一巻の新興宗教事件がそれ以降なかったことにされてるのがらもさんらしい(w 笑いどころとシリアスな場面との割合というか、繋ぎ方が相変わらず上手い。 ストーリー性もしっかりしていたと思う。。 らもさんに多い「エッセイの小説化」ではなく、ちゃんとした作り話なのがいい。 でも、あの麻薬肯定論はどうかと・・・(苦笑) 『ロッキンホースバレリーナ』大槻ケンヂ 書いてくれてありがとうございます。 「オモイデ教」「ステーシー」と読んで、これを読んだからある程度覚悟していた。 ・・・裏切られた。一ページ目から笑える。 シリアスシーンでの笑いネタが逆に悲しみを倍増させていた。上手いよ。 根本的な解決はせず、始めの一歩を踏み出しただけかもしれないけど、 「青春」を描く小説ってそうあるべきって気がする。 ロックって何かしら心に傷を持っているからこその音楽なんじゃないかって思った。 『自己啓発セミナー〜心の商品化の最前線〜』柿田睦夫 ((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル これ系の本は大好きなのでよく読んでるんですが、 いや、ほんと人間ってこんなもろいもんなのかなぁって改めて。 心理学の技術も悪用するとこうなってしまうってのは恐ろしい。 順序だてて心が破壊されていく様を説明してたのは・・・ ってか、未だにこれやってるらしいし、 本に出てきた会社名ググってみたら結構ヒットしてたし。 ・・・現役って事なんですよね、実際。 『ナイフ』重松清 子供の視点にここまで立った小説は見たことなかった。 いじめられている側が必死で取り繕うプライバシー。 極度に必死すぎて逆ににじみ出てしまっているプライバシーを、 親がどう反応していくか。 いつから学校はこうなってしまったんだろうか。 マニュアル通りに教育していった結果、 マニュアルと違うことを極度に恐れる傾向に行ってしまったのではないかと。 ええっと、表題作以外が面白かったです;; テーマは違うけど、「エビスくん」はすごくよかった。 「さよなら、青い鳥」を一瞬思い出した。 ・・・また何か読んだら書いてみます。
927 :
優しい名無しさん :04/11/02 18:19:15 ID:qYbw1ajV
↑ 文章長すぎ!!(-_-;)
普通だろ。 欝の程度によっては読みづらいかもしれないがそんな奴は回線切ってPCの電源落としたほうがいい。
930 :
927 :04/11/02 21:05:51 ID:qYbw1ajV
一冊ずつ紹介するのがよかったんじゃないかな?
書評も書かないで文句つけてるだけの方が明らかに いらないと思うが。
・「幻の赤い実」/石井桃子著 女性二人の友情と確執の物語。 20〜30代のそれぞれの人生を描いているけれど、メロドラマのようなどろどろはない。 しかし、個性の違う二人がひとつになりたいと感じてしまったり、 現実の生活の中で、彼女のことを大切に思い出して過ごしたり、 自分の知らない世界で生きている彼女に嫉妬したり、 女性特有の純粋で粘着質な関係が静かに語られている。 すばらしい作品だと思う。
昨日カミュの「異邦人」読みおえた さて、次は通勤中のお供に何を選ぼう 気になる新作もないので、持ってる本読み直そうかな
・「こんとあき」/林明子著 生まれたばかりの孫あきのためにおばあちゃんが作った狐のぬいぐるみ「こん」。 小さいあきの成長とともに、こんはすこしずつほころび汚れていく。 あるとき、それを治してもらうため、二人はおばあちゃんを訪ねることに。 二人の前に立ちはだかる日常的でありふれた小さな障害たち。 それを乗り越えるたびにこんがあきにいう魔法の言葉。 「だいじょうぶ、だいじょうぶ」。 いつか私も誰かにそう言ってあげたい。 そして今、誰かにそう言ってもらいたい。
>>923 クローディア・ナランホという人です。
エニアグラムという性格分類についてです。
それぞれの性格が陥りやすい神経症や人格障害等がまとめられています。
タイプの描写が鋭く、容赦が無いので、状態の悪い人は鬱になるかもしれませんw
937 :
優しい名無しさん :04/11/04 15:59:05 ID:DR16CD/W
今さらだけど『電車男』。マジ泣けてきたよ。 読んでる間は完全に現実逃避できた。
938 :
優しい名無しさん :04/11/04 18:30:45 ID:VFi+18b0
これまでずっと難しい本とか破滅的な本ばかり読んできたけど、もう嫌になって、 高島忠夫と竹脇無我のうつ病闘病記を読んだ。 「うつへの復讐」「凄絶な生還-うつ病になってよかった」 芸能人のタレント本だと思ったが、これがまた結構良かった。 本当に病気になった人の本だし、顔も知ってるから説得力がある。 随分元気付けられたよ。 あと、家族にうつ病を説明するのにこれまでは難しかったけど、タレントなら 知名度もあるし、理解度が深まった。 騙されたと思って読んでみて。 「うん、わかるわかる」っていう部分が多いから。
>>938 こないだTVに竹脇無我が出てたけど、素人目にも言動がおかしくて
心配になった。芸能人は「うつ克服」の宣伝塔にされて辛いのかもね。
940 :
優しい名無しさん :04/11/04 19:10:17 ID:VFi+18b0
竹脇無我は若い頃に父親が子供の誕生日に自殺。次いで翌年兄が病死、その数年 後に上の兄が失明と、凄い人生だった。 高島忠夫は最初に生まれた子供が5ヶ月で家政婦に殺されるという悲劇を味わった。 大スターでもこれは可哀想だと思ったよ。 でも治療に関しては恵まれてたようだけどね。 お金もあるし、医者も特別扱いしてくれてたようだし。
941 :
優しい名無しさん :04/11/05 16:51:58 ID:8lJYEcON
『損料屋喜八郎始末控え』山本一力。時代小説です。 最近、一日一冊ぐらいのペースで本を読んでるような気がする。
このところ全然本が読めなくなっているので、これはまずいと思い 今の状態でも読めそうな子供向けの本を図書館で借りてきました。 「星の王子さま」サン・テグジュペリ。 昔1回読んだきりだから今度はゆっくり読もうと思います。 >941さん 1日1冊ですか?すごい集中力ですね、うらやましい! 色々な本をたくさん読めるっていいですよね。 私は国文学科なので本当はもっとちゃんと本を読まないといけないのですがorz
暇人とも言(ry
944 :
優しい名無しさん :04/11/08 11:33:33 ID:gPAI2cUE
吉田かたよし著 「脳を活かす!必勝の時間攻略法」を読んで います。 鬱ですが、税理士試験の勉強をしています。集中できる時間が 人より短いので、少しでも効率よく勉強したいと思ったからで す。 脳の活性化を主題にしていて、おもしろく読めました。書いて ることを少しでも実践していきたいと思います。
945 :
944 :04/11/08 11:34:56 ID:gPAI2cUE
訂正です。 吉田かたよし→吉田たかよし スマソ m(__)m
最近、本を読む気力が無くなった・・・ コンスタントに読んでる香具師すげぇと思う
947 :
優しい名無しさん :04/11/08 14:26:55 ID:gPAI2cUE
>>946 鬱になると本が読めなくなるよねぇ・・・。
僕も調子がいい時だけって感じです。
948 :
優しい名無しさん :04/11/08 14:45:41 ID:BYI6wJ/l
欝で本や雑誌、テレビを受け付けなくなるってあるよね。
949 :
優しい名無しさん :04/11/08 20:34:45 ID:9K43woPJ
本ばかり買い込んで読まずにブックオフに持っていくこともある
950 :
優しい名無しさん :04/11/08 21:25:41 ID:x216msB4
今のお気に入りはパオロ・コエーリョ(これは凄くいい!)とニック・ホーンビィ。 両方とも、メンヘラかどうかはともかく誰でもつらいし、ちょっといいことをすごく喜んでみたりしてランスとってるんだなって気になっていい。さらに向こうではベストセラーらしいから、世界中の人がそうなん だって思えていい。
>>943 本を読んでるときだけ、死にたいという気持ちを抑えられるんだよ。
おまえにはまあわからんだろうな。
・「イリュージョン」/リチャード・バック著 飛行機のりが救世主に出会う話。 友人に勧められて読んだけれど、私にとって、その人こそが救世主だと思った。 どうじに、朝ごはんのために割った卵の中や寝起きの猫の瞳の中にも、 どんなところにも神はいて、私たちはただそれを見逃さないよう 心を澄み渡らせておかなければいけないんだな、って思った。 しかし、同時にこの世には同じような形で悪魔も隠れている。 自分があけたCDケースの中に見つけた何かが、神なのか悪魔なのか、 それは私たちが永遠に努力して判断し続けなくてはならないのだ。
953 :
優しい名無しさん :04/11/10 09:22:47 ID:mL8sPHec
>>952 気持ちは理解できなくもないが、現実問題として、日常の中で
そんなことを考えながら生活はできないと思う。
JJギブソン
>>952 良かったな、感銘を受けて。
最近はなに読んでもふーん・・・で終わってしまう自分が哀しい。
956 :
優しい名無しさん :04/11/10 20:43:04 ID:7Uy1lJL4
山崎豊子の「沈まぬ太陽」はどえらく面白かった。
夏目漱石の「私の個人主義」とドストエフスキーの「作家の日記」。
あれだ、「身毒丸」「天主物語」が好き。 泉鏡花。幻想的。
「鋼鉄はいかに鍛えられたか」(N・オストロフスキ、岩波文庫) 泣けた。コルチャーギンの純粋な生き様、鉄の意志、宗教でもこれだけの 美しい人間は造れないだろう。 後半、病魔に冒されてからのコルチャーギンの深い哀しみ。「死んでもいいから 働きたいのに病気で働けない」辛さが手に取るように沁みて泣けた。
「修理屋」チャールズ・ブロンソンで映画化されたような。 無実の罪で捕縛された主人公の心理描写がキマす。
「ネイムレス・キャット」(一條流花) これはかなりキた。 鬱を抱えてる人にはすごく共感できる部分があると思うし、 これほど「読んでよかった」と思わされる作品はあまりない。 少なくとも損はしない(と思う^^;) あえて内容は伏せる。ここを読んでるみんなにおすすめ。
ところでとつぜん聞きたいんだがー! 私のネット上で会う人は春樹好きが多い。 私は嫌い。 そういうとカドたつのでうまく流してるし、別に問題ないんだけど、 ふと疑問に思うのが、なんでみんな春樹好きなのか? つーかおまいらのなかで春樹好きってどのくらいいるの?
>>963 ノシ 春樹好きだよ
僕はストーリーとかよりも文体の好き嫌いがはっきりしているから
きっと文章が肌に合うような感覚なんだと思う
>>963 大好きです。
「なんで好きなのか」─
その理由は、たぶんあなたの嫌いな理由と表裏をなしていると思います。
語り始めるとスレ一枚くらいかるく使えそうですが、一言で言えば
「春樹さんの小説の世界観に、ぴったりと自分(の世界観)が重なる」
から、でしょうね。
要するに読んでるだけである意味、気持ちいいんです。
これは理屈というより感覚ですね。
ところでまさか「角川」のほうじゃないですよね…?
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」が好きだ。 灰羽連盟のプロットにもなったいい作品です。
>>963 『アンダーグラウンド』だけは良かったと思う。
>>966 俺も好きです。あと「納屋を焼く」とか。
私は嫌い。といっても『ノルウェイの森』しか読んでないけど。
自分は春樹と太宰は食わず嫌いだな。 積読の山の中に数冊混ざってるけど、なんとなく避けちゃう。
「ドストエフスキイ」(加賀乙彦・中公新書) 精神科医の目から見た文豪の作品展示。癲癇の作品に与えた影響。 「カラマーゾフの兄弟」から読もうと思ったが、作品年表を見て撤回。 「地下室の手記」からいくことにした。 分かりやすい文章で入門書としてオススメかな。
「スプートニクの恋人」から入ったけど春樹好き。 自分の中にオシャレな世界が広がっていくよう。
そんな古典読んでも意味ねーだろw
「地下室の手記」(ドストエフスキー著・江川卓訳、新潮文庫) 自意識過剰の下級官吏のモノローグ。どこかで真の主役が出てくるものだと 思いながらページをめくり続けてたら終わっちまった。 解説では「アンチ・ヒーロー」とか書いてあったけど、そんなカッコいいもの じゃねーだろと思った。筒井康隆の「経理課長の放送」を何故か思い出した。 知人たちとのやりとりで途方もなく膨れ上がった自我の持って行き場所が なくなり、買った女性を長広舌で責めまくる後半は読んでて吐き気がした。 でもページをめくる手が止まらないんだよね。ロシア文学侮りがたし。 「罪と罰」とか「白痴」とか「カラマーゾフの兄弟」とかの大作群にこれから 挑戦するワケだが(35にもなって)まずは「罪と罰」からいくかな。
面白くないからやめとけ。
春樹は好き。 僕の好きな作家が春樹の影響受けている という話を聞いて読むようになった。
今読んでる本: 「暗夜行路」志賀直哉 「弟」に三島由紀夫出て来ないかと思ってどきどきしながら見てる。 石原兄弟と交流あったらしいからねぇ。
>>976 「罪と罰」ブックオフで105円w。(因みに新潮社の世界文学全集)
ホントに105円で売っていいのか。
思わず買っちゃいましたけどね。
並行して「茶の間の正義」(山本夏彦、中央公論新社)、
「痛快!ローマ学」(塩野七生、集英社インターナショナル)あたりを。
ギボンの「ローマ帝国衰亡史」(岩波文庫)買っちゃったけど、興隆史を
知らずして衰亡史読むのもヘンだし。乱読だなしかし。
オレも春樹好き。 そんで最近読んだ永遠の仔マジお勧め。
「サミュエル・ジョンソン伝」みすず書房全3巻。 ところどころに見られる彼一流のユーモアが面白い。 昔はこんな大部の書物を読破する体力があったのだなあ。
あ、ひこーき雲さんの「ローマ帝国衰亡史」とは訳者つながりですね。
ここ結構春樹好きな人多いんだな。 アフターダークって面白い? なんかどんな話なのか分からないから、 買う勇気がないんだけど(ハードカバーで高いし) 東野圭吾の白夜行読んだ。 かなり長いが(文庫800ページ)一気に読み進めてしまった。 面白かったよ。お勧め。
>>983 『白夜行』と『幻夜』セットで読むのがさらにお勧め。
東野圭吾は社会派、本格、お笑いといろんなミステリーが書けるから面白い。
おまえら本読む暇あるんなら 外にでてみろよ。 壮大なドラマが毎日繰り返されてるんだぜ。
>>984 幻夜買ってきました。これから読んでみる。
988 :
985 :04/11/21 19:16:47 ID:mJV0PIls
しかし・・俺を無視する根性がおまえらの弱点なんだが。
989 :
天龍 :
04/11/22 00:18:47 ID:e1jCoURo 週刊プロレス