今の状態をプロジェクトX風に言いまわすスレ

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18JPB ◆JpBil8tZdc
                ( ̄ ̄<     / ̄>
                  \  ヽ   / /ソ
        プ ロ ジ ェ ク ト\  ヽ P r o j e c t X
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         挑戦者たち /|_/ /\メンヘラーズ
                 |   /   \   丶
                 \/       \__ノ

(エーックス…)

(トモロヲの語り&オープニング)
『メンタルヘルス板』、時代がら、そこにはたくさんの人々が集っていた。
しかし、スレッドが増え続け、専門知識を求めるものの不満が高まった。
これは、危機に瀕した『メンタルヘルス板』を救うべく専門板(?)確立に
たちあがった人々の壮大な物語である。

(♪風の中のすばる 砂の中の銀河)

「メンヘラー語らいの場…」
<映像:メンタルヘルス板のロゴから下ヘスクロール>

(♪みんな何処へ行った 見送られることもなく)

「厳しいサーバ負荷」
<映像:落ちついて書き込みしてください画面>

( ♪草原のペガサス 街角のヴィーナス)

「チャット状態…」
<映像:24時間雑談スレッドのタイムスタンプ>

( ♪みんな何処へ行った 見守られることもなく)

「自殺関連スレッドの横行」
<映像:ネット自殺特集番組のオープニング>

(♪地上にある星を誰も覚えていない 人は空ばかり見てる)

「情報を探せ!」
<映像:「専門知識」をもとめ何時間もクリックを続ける厨房>

(♪つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を)

「へへー、おおそれながら」
<映像:籠の殿様に走りよる百姓:時代劇の直訴シーン>

(♪つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう)

「見えた! 専門知識の泉」
<映像:メンヘル板から次々と減っていく雑談系スレッド>
19JPB ◆JpBil8tZdc :03/06/05 11:49 ID:4V8ruVbt
(タイトルバック)

『奇跡の追放劇、雑談スレッドを抹殺しろ』
     〜メンヘル板よ永久に〜

(ゼンバタン)
今夜のプロジェクトXは、自らの欲望のまま
雑談スレッドの追放に尽くした2chネラーの物語です。

それでは当時の様子を振り返ってみましょう。

(トモロヲの語り)
平成15年6月2日、メンタルヘルス板へ、行った。
今日も大勢の参加者で混雑していた。マニアックで怖かった。
よく見ると、奇妙なスレッドが立っていた。
「メンヘルサロンはじめました」と、書いてあった。
目を、疑った。

「アホか」「馬鹿か」、そんな言葉が頭をよぎった。
「冷やし中華はじめました」じゃないんだぞ、そう、思った。
そして、お前達、たかが移転如きでスレッド立てるな、とも思った。

専門スレッド、専門スレッドと連呼するものが、いた。
「そのくらい本でも読めよ!」、思わず口から漏れそうになった。

自治厨も、いた。
病気をよそに自治論議。おめでたかった。
厨房の一人が「雑談スレッドは敵だ」といった。悲しい。もう、見ていられなかった。
思わず、「病者同士でなにやってんだ」、叫びそうになった。

メンヘル板は、もっとまったりとしているべきであるという、信念が、あった。
向かいに座った奴といつ雑談が始まってもおかしくない、癒すか癒されるか、
そんなメンヘル板の雰囲気がよかった。
殺伐専門バカは、すっこんでろ、偽らざる本心だった。

そして、ようやく、自分のいたスレッドが見つかった。よそのカテゴリーだった。(滅)
20JPB ◆JpBil8tZdc :03/06/05 11:50 ID:4V8ruVbt
そのとき、ここまで追ってきた自治厨が、自治スレッドをここでも、たてた。
キレた。もう、限界だった。

自治なんてきょうび流行らない、得意げな顔で何が秩序だ、
怒りが込み上げた。

本当にメンヘルサロンのことを考えているのか、問いたかった。
問い詰めたかった。小一時間、問い詰めたかった。
ただウケがほしいだけではないかと、ただ自分の気にいらないものを排除したいのではないか、と。

メンタルヘルス板通の間での最新流行は、堅苦しくない情報交換、だった。
通のスレッド、雑談系。

実際、自治を、やるやつがいるとは聞いていた。
そのかわり、レスは少な目だった。

そして、参加者に背を向け板分割。これが、最強だった。

しかし、これをやると次から雑談屋に警戒されるという危険も伴った。
まさに、諸刃の剣、だった。

とても素人に薦められるものでは、なかった。

「情報価値のない雑談はかってにやってろ」、直訴した男の、最後の言葉だった。

(ゼンバタン)
ゲストをお招きします。自治厨さんです。

(クニイアナ)
雑談スレッドが氾濫したとき、どんなお気持ちでした?

(自治厨さん)
自分は、だめだめ...だと思いましたね。だけど、そういう状況を意に介さずに
「最凶の自治厨」に1歩でも近づかねば、
もっと削除依頼を出さねば、と痛切に感じました。
<テロップ:個人のプライバシー保護の為音声は変えて放送しています>

(ゼンバタン)
それでは、その後のプロジェクトです。
21JPB ◆JpBil8tZdc :03/06/05 11:51 ID:4V8ruVbt
(トモロヲの語り)
快挙を成し遂げた、自治厨さん。
ネットにはいつも、専門知識がゲットできる板があった。
気にいらないものは消すので、レスは、少なかった。
<映像:削除依頼を大量にかけまくる自治厨さん>
そんなある日、突然事故に遭い、板にこなくなった。
訴訟だった。

その様子を聞いた、別の自治厨さん。
感銘を受けた。
『自治』の奥深さに、魅せられた。
自分のつけていた固定ハンドル名が、急に色あせて見えた。
コテハンを辞め、毎回、名無しで書き込むようになった。

削除依頼をやってみた、お父さん。
削除人に無視され、残った。悔しかった。
自分が信じられなくなった。
酒を飲み、荒れた。
家族の幸せを願って、家を出た。
山谷近くの公園で新しい生活を始めた。
今も、あの時の興奮を覚えている。

削除依頼の、お父さん。
反発してきた息子、成人式のアンケートの「尊敬する人」という設問に
父の名を、挙げた。
「自分の意志をごり押ししたおとうさんは、えらい」
家の床の間には、今でも当時の作文が掲げられている。

(♪語り継ぐ人もなく 吹きすさぶ風の中へ)
(♪紛れ散らばる星の名は忘れられても)

分割賛成さんには、肌身離さず大切にしていたお守りが、あった。
その中には、あの分割の日、勝利を誇示するスレッドの、ログが入っている。

(分割賛成さんの台詞)
我々の『自治』に賭ける意気込み全てを、私にくれた。って思ってますから
一生、お金、というのじゃなく、宝物としてずっと使わず持っていたいですね。
<テロップ:病院にはきちんと通いましょう>

(トモロヲの語り&エンディング)
「気にいらないやつは片っ端から削除依頼」
今でも、メンヘルサロン板では、この展開を想定した自治が連日行なわれている。

(♪ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない)

今日も2chの小さな世界で、ずっと閉ざされた部屋の明かりは自治厨さんを包みこんでいる。

(♪ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない)

(タイトルバック)

『奇跡の追放劇、雑談スレッドを抹殺しろ』
     〜メンヘル板よ永久に〜