【OUR】落合博満をしみじみ語るスレ【HERO】その7

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157神様仏様名無し様
404 :名無しさん@恐縮です:2007/05/26(土) 02:05:34 ID:N175GW3P0
お前ら、あんまり松井の悪口言うなよ・・・パパが良い話してあげるから。

昔、嘉瀬という学生時代はピッチャーだった強肩の外野手がオリックスにいたんだ。
バッターとして育てられたがまったく芽が出ず、仰木監督は話題作りも含めて嘉瀬をピッチャーとしてデビューさせることにした。
嘉瀬は大事にキャンプから育てられ、仰木監督は「最高の場面でデビューさせる」と言った。
そして日ハム戦、嘉瀬はついにマウンドに送られる。もちろんオールスターなどではなく公式戦だ。
バッターは45歳を迎える落合。
嘉瀬の投球練習中、ベンチに水を飲みに戻った落合に普段仲が良いとは言えない上田監督が声をかける。
「あの人(仰木)、まただよ(イチロー松井事件)・・・さすがにコレはないよ、失礼だよ。若手と代えようか?」
上田をちらりと見て、バットを持って落合は一言「必要ないですよ、俺はなんとも思いません。血反吐を吐いて一軍のマウンドを勝ち取った他のピッチャーたちに失礼なだけで」
かつての天才バッターももはや動体視力が衰え、正直誰の目にも凡打する確率のほうが高く見えた。

皆が好奇心の目で見つめる中、落合は嘉瀬の速球をバックスクリーンにぶち込んだ。

試合後のインタビューで落合は言った「プロじゃないピッチャーの球なら誰でも打てるよ、プロのバッターならね」
その後、嘉瀬は何度か登板したが結局活躍することはなかった。完

な、このような例があるんだから松井をあんまり悪く言うなよ。