>>692 西武が82年に初優勝した時、選手たちは嬉しくて嬉しくて
やっと心から監督に感謝の気持ちを持って、祝勝会で広岡が
来たらこれまでのわだかまりを捨てて拍手で迎えようと
会場で待ち構えていた。
そうしたら広岡はたまたま偉い人につかまったりして会場入りが
遅れ、入った時には全選手の拍手で迎えられた。
そうしたら広岡、誰かを歓迎しているのかと思って後ろを振り
向いたりして、どうも自分に何かしているらしいと気づいて一言、
「君たち何をしているのかね」
タブチが「監督をお迎えしているんじゃないですか」
と言うと広岡、
「何でそんなことをせにゃならんのかね」
後年「あれは本当にずっこけた」と述懐するタブチ。広岡は
自分は嫌われているし、そういう仕事なんだと割り切っていたので
本気で自分が感謝されることなんてないと思い込んでいたらしい。
「リリーフは自分が信頼されているという気持ちがあるから投げられる」
という江夏とはそりゃどっかでかみ合わなくなるわなあ。