松井秀喜と秋山幸二どっちが上?

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314神様仏様名無し様
超一流投手となると、絶対に打たれない最大の武器がある。
いわば、最強のカード「ジョーカー」。
ジョーカーの前では、どんな超一流打者さえも屈する。

シリングにも、当然それがある。
「今まで100球、いや1000球投げたが、打たれたことなど一度も無い」

まさに、「ジョーカー」。
ボンズも、マグワイアも、グリフィーも。
誰もかすることさえ許されなかった、「ジョーカー」

そう、松井秀喜をのぞいては。

ALCS1の初回、それは打ち砕かれた。
あるいは、今後のシリングの野球人生をも左右するかもない、一撃。

本当の「ジョーカー」は、シリングの決め球ではなかった。

松井秀喜、その存在こそ「ジョーカー」なのである。

「殿堂入りの大投手」シリングを、「ヤンキースの四番」松井秀喜が打ち砕く・・・。
もはやこれは、神話の神々の伝説的ストーリーである。
偉大な神ゼウスに立ち向かう、英雄ヘラクレス。
そういった場面が目に浮かぶ。
もはや松井は「野球選手」ではなくなった。
そう、松井は神話の世界の住人。

つまり、松井秀喜は「神」となった。