長嶋茂雄批判、タブーについて考える第2回

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第二期政権時の長嶋批判がタブーとなっていったのは、結局マスコミが『長嶋を記事にすれば
売れる』と判断したんだろうな。
V9中盤までに物心ついた人達から上の年代では、やっぱり長嶋っていうのは比類ないスターであり
実際記事にすれば新聞も売れたんだろう。
そうなればわざわざ金の卵を産む鶏を殺す事はない、ってな感じで徐々に批判されなくなっていったと。

巨人の成績が振るわなければ、ねじめ正一やら自称長嶋ファン(実際は信者)がTVに登場し、清原とか
を戦犯に指名して、「長嶋監督は悪くない」「”長島茂雄”であり続ける事は大変なんです」等と言って
長嶋擁護キャンペーンを張ってくれる。この辺はマスコミが仕組んだのか、ねじめとかが自らしゃしゃり
出てきたのかは知らないけれど、長嶋監督が健在ならマスコミは新聞・週刊誌は売れて、芸能人や
プロ野球OBは長嶋神話を語ることにより、ギャラが貰える。
野球ファンを除いたところでは、長嶋監督の存在によって結構な利益が生じていたんじゃないだろうか。

ただ、うちの親父なんかは巨人嫌いでON好きのオッサンだけど、第二期長嶋政権時はいつも
「ぱっと優勝して、それを土産に監督辞めてくれればいいんだけどなあ」ってたまに言っていた。
長嶋ファンっていうと徳光みたいな奴らが想像されるけど、声無き長嶋ファンにはうちの親父みたいな
人も多いんじゃないだろうか。
無条件に崇め奉る人ばかりじゃ決して無いと思う。