続・悲運の名将　西本幸雄

前スレ
悲運の名将　西本幸雄
http://sports5.2ch.net/test/read.cgi/base/1060962027/

おお余裕の２げとでか。

ボチボチいきまひょか

漏れは上杉謙信ファンだが、よくこのおっちゃんが例えられるなぁ。

ナッパの味しか知らない選手たちに、ビフテキの味を教えてやりたい。

悲運だが非運ではなかった

よく考えたら選手の時に日本一になった。

日本シリーズで八連敗したことが逆に彼らしくてよかったと思ってる

永田雅一と同じ年に殿堂入りしたのも何かの縁だな
あと2002年の殿堂入りが全て西本門下生なのも何かの縁

世に名監督といわれる人物は沢山いるが、
自身が退任したあとも強さを維持できていたのは西本御大だけ。

一時期、阪神の監督にという時期もあったな。

このレスではすまないが、西本氏よりも星野仙一の方が悲運の名将だと思う。
西本氏は確かに監督として日本一にはなれなかったが、選手としては>>7の言う通り
毎日オリオンズ在籍時に日本一の栄冠を味わっている。
でも星野仙一は中日５回の優勝のうち４回の優勝（うち前半の２回は選手，後半の２回は監督）
そして、阪神監督として昨年優勝を味わっているが、残念ながら日本一の栄冠を味わった事は無い。
そういう意味で星野の方が悲運の名将と言えなくもないか？

ところで星野仙一は野球殿堂入りできるのだろうか？

>>11
悲運かもしらんが名将なのかどうか。

名将じゃないけど悲運なのは近藤貞雄さんでしょ。
あの村田審判に平野の打球さえ当らなければ・・・

ちょっと言い方がおかしかったので、訂正。
「悲運の名将」＝監督として悲運ってことだから、
3度敗れた仙ちゃんより8度敗れた西本さんのほうがやっぱり、
「悲運の名将」でしょう.。
まあ選手も含めて5度敗れた仙ちゃんは野球人としては「悲運」ってことで。
あと、近藤さんは「悲運」ってよりむしろ「不運」て感じだね

名将の条件に幸運も含まれるだろ。「悲運の名将」ってのは存在しない。西本さんなら「悲運の闘将」 まあ、こんなこと書きながら、西本ファンなんだが。

>>11
3度優勝監督になれば
普通に入るだろ

星野仙一は名将にあらず闘将
野村克也は名将にあらず知将

名将は西本幸雄、唯一人

西本は名将というより頑固親父

高めのボールに手を出すなと指示を出したすぐ後に
高めのボールに手を出して三振した羽田をガツーン！！

前スレでもあったが
日本一になれなかったことが逆にこの人の
ステータスを上げているような感じだ。

やはり、「江夏の21球」の時の裏主役で、その時のイメージが強いのでしょう。

age

>>18
てか、練習中の鉄拳制裁なんて日常茶飯事だった

羽田はネクストバッターズサークルにいたから、西本さんの指示を
知らなかったとかなんとか。

ベンチで羽田に飛ぶ西本の鉄拳をマウンドで見た山口高志はびびってその試合打たれたと聞いたが、
ほんとかな

「草魂」鈴木啓示が、トイレの小で隣り合ったとき、ビビって小便が出なくなった、
と語っていた。そんなに怖かったのか。
引退後の好々爺ぶりからは、その片鱗もうかがえなかったが。

ふと考えるんだが。名監督には、ふつう「特徴」っつーのがあるよな。
三原はトリッキーな知略を駆使し、川上はドジャースの堅実な戦法を日本に持ち込んだ。
広岡は川上の戦法に現代的な管理法を取り入れ、森はそれをさらに徹底させた。
仰木は名選手を使いこなす術を知り、野村はデータという武器を限界まで用いた。
じゃあ西本は？‥‥っていうと、「鉄拳制裁」。うーん。
これ悪口じゃないよ。むしろ感心してる。
俺は当時の日本シリーズを見てるけど、この人にそれほど勝負勘があったとは思えない。
特筆するような戦術も見たことがない。じゃあ、なぜ誰もが認める名将だったんだろう。
この人が他の熱血監督と違うところはどこなのか。

アメリカで言うところの「モチベーター」、選手のやる気を充填する能力が、異常に高かった。
その人柄も含む、特異なチーム運営スキルを持っていた。そうとしか思えないんだよな。
それを選手たちは、他に言いようがなくて「威厳」と呼んでいたんじゃないかと。

昔、ＮＨＫの番組でクサ鈴木が三原と西本の違いを語ってたのけど、
三原は、いい投球内容した時はにこやかに迎えてくれるけど
悪い内容の時は全く知らん振りで無視されたので、
何くそと反発して、次はいいピッチングしようと思ったという。
逆に西本は、いい内容の投球をした時でもあまり表情が変らないのに、
悪かった時は温かく声を掛けてくれるので、
申し訳けなくて、次はいいピッチングしようと思ったのだそうだ。

よく考えたら
鈴木って三原、西本の大監督の下で野球やってんだな
一体何を学んだのか･･･

仰木、鈴木と同じ監督の下で学んだのに
どうしてこうも違うのか

時代の変化に対応できなかったからだろう、西本のモノマネで失敗した草根
と、柔軟に対応した仰木。
西本のやり方が今も通じるわけでもないし。

>>30
西本の物まねをしたという幹事でもなかったような
現役時代はわがままで監督に反発してた人物
実力でそれを押し通してたわけだけど
監督はまるっきり逆の仕事だからね
西本流であれ、三原流であれ
とても他人をその気にさせるなんて芸当は出来なかったんだろうね
草魂氏は現役時代の著書で
三原監督は母親のように、
西本監督は父親のように選手に接したと書いてたけど
自分は嫌な上司のように選手に接してたのかな

草の解説を聞けばよくわかるよ。その柔軟性のなさが。
「今の若い奴は‥‥」というフレーズをひたすら繰り返す。
先発完投できない若い投手は走りこみが足りない。奴の思考はこれだけ。
セットアッパー、クローザーという言葉は、奴の頭の中には存在しないらしい。
目の前で繰り広げられてる試合を理解しようとする姿勢がないんだよ。
大沢ぐらいの歳になればまあ仕方ないが、あの若さであの硬直ぶりは凄い。
張本もそうだが、「いま、ここで起きていること」に対応できない奴に
監督が勤まるわけがないよ。

その点、西本は、あの歳になっても、目の前の試合や選手に
感情移入しながら解説してたよね。ま、時々感情移入しすぎだったが。

複数のチームを優勝に導いてこそ名将だと思います
（日本シリーズはだめだったけどね）
この人の凄いと思うところは、全く優勝に縁のなかったチームを２つも優勝
させていること（大毎は弱くはなかったのでカウントしませんでした）

名前は出さないが巨人の監督だけの成績を出されても他でやってたらどうだ
ったんだろうと思ってしまう
その点、王はえらいと思う

逆も言えるだろ。
西本さんが巨人の監督だったら9連覇はできないかもしれん。

>>32
よみがえる熱球でも相変わらず持論を展開しておられましたね。

今年で解説も勇退したけど、地元の和歌山の温泉につかってしばらくのんびり
するのがいいんではないか。

それか、母校の和歌山桐蔭高校（旧姓和歌山中）の臨時コーチなんてどうよ。
同年生まれの鬼頭政一氏も九州大のコーチやってることだし
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/news0304/news0408e2.htm

>>34
それは言える
33ですが、あなたの言うことも正しい
それぞれに苦労が付きまとうということですかね

川上は
「当時の巨人の戦力なら普通にやれば３連覇まではできる。
　しかし９連覇は並の指揮官では無理」と言っていたそうですなあ

>>37
タイプが違うということだろうね。
西本さんは弱いチームを強くする育成型の監督、
川上は元々そこそこある戦力をさらに活用する采配型の監督。
だから西本さんが巨人の監督では成功しなかったかもしれないし、
川上には弱いチームを強くすることはできないかもしれないと。

そういえば川上は西本さんが阪急の監督になる前、
巨人のコーチを要請したことがあるんだよね。
数年前の著書の中でも、西本さんとは考えかたが共通する点が多いと
褒めてた。同世代の親近感があるみたいだ。

監督を辞めたあと、さる記者から「心残りは日本一に
なれなかったことですか？」と聞かれて、「そんなこ
とより、川上をギャフンと言わせてやれんかったことや」
と答えたそうだ。

>>26 攻撃野球。「この人ほど抜群のタイミングでヒット〆ランのサインを出せる人はいない」by野村。

関西テレビの解説から外れたのはアルツが進行したからってのは本当？

あの味のある解説がもう見れないのか。寂しいなぁ。

　＞４３
　失礼な、矍鑠たるものだぞ。
　まだまだ西本さんはその志を世に広めて下さる。

ちょこちょこ行ってます

でもねぃうちはねぃマニエルがねぃ打たないことにはねぃどうにもねぃならないだよねぃ

　＞２７
　遅レスだが７８年藤井寺決戦での｢スズ、ご苦労さん･･････」というのは球史に
残る名台詞ですな。

西本門下生にとって西本御大の存在が相当大きいものがあるのだなと思ったのが
佐々木が近鉄の監督だった頃にプロ野球ニュースで西本御大からインタビューを
受けていたとき。
普段はフランクな感じで口数多めにインタビューに答える佐々木が西本御大から
インタビューを受けていた時には明らかにコチコチになっていた。
当時は藤井寺から大阪ドームへの過渡期で佐々木自身「いてまえからの脱皮」なんて
ことを強く言っていたのだが、御大から「いてまえからの脱皮もいいが、近鉄の長所
は打って相手をねじ伏せる所にあるのだから、ムリに野球を変える事は無いと思う」
というようなことを言われて、佐々木は「西本さんのおっしゃるとおりだと思います」
と手のひら返したように言っていたのを見て、あれだけ「いてまえからの脱皮」を強調
していたのは何だったんだよと思わずつっこみたくなったものだった。

あの草魂が、トイレの小で隣に並ばれただけで、小便出なくなったそうだからなあ。
西本幸雄おそるべし。

勇退会見の時の新聞に載ってたスーツ姿の西本さんの写真を見て
野球のことよく知らんうち親父が、
「立派な風貌の人だな。誰だろう」
としきりに感心してたのを思い出す。

　＞４９
　佐々木はね、西本門下生の仲でも最も西本さんを尊敬している人ですから。
背番号を受け継いだし。多分近鉄系、阪急系でも一番西本さんに心酔しているでしょう。

　関テレの南海特番で阪急監督時代のがチト映っていたヨ。

>>53
見た。誰か関テレで８年前にやってた西本監督のドキュメント
覚えてる人いないかなあ

ご勇退と聞き、残念です。＿|￣|○

本当にお疲れさまでした。
近鉄かオリックスが優勝したら、またゲストなどで是非お願いします。

ageますね、このスレ。もう少しメッセージほしいなあ。

>>54
覚えてる、というかビデオに録って残してる。
「パリーグをおもろうした男〜西本幸雄」でしょ？

>>56
覚えてる人いた！オレもビデオに残してます。
真昼間にやった時間短い番組なのに、アマ時代からの主要な出来事を
全て西本さんが肉声で語ってくれたいい番組だった。

イチローのやる気ないインタビュー（というか当時をあまり知らない
イチローに無理やり聞いてカットしない）はどうかと思ったけど。

　そういえば西本さんは鶴岡さんと同年代で同じ様に戦後間も無くの球界で選手達を
食べさせる為に色々と歩き回っていたけれどあんなふうな裏の世界の人間ですら逆らえない
様な恐ろしさは無いような。あの年代は色々と裏の世界とも衝突もあっただろうに。

何年か前のプロ野球ニュースで解説してた時に
やたらと説得力のある理論を展開してたんだけど
それが何についてのどんな話だったのかが思い出せない・・・

ただその時にこの人って実はかなり理論派？と思ったことだけは印象に残ってる。
他にそういうエピソードない？

　ショートの交換トレードは？何よりも大橋の守備を優先させたあのトレードは
野球を守りの点から見ると凄い理にかなってるよ。

見逃しの三振しよったんが心残りでした。

スペンサーが日本の野球を変えたと良く言われるが、
それを監督として認めたのが西本だからね。
熱いだけじゃ名監督には成れない。

　スペンサー曰く「俺のパワーと頭脳で阪急を優勝させる」
　シリーズの足立との握手といいハートもセンスも兼ね備えた人でしたな。

立教大OBなんで六大学の立大の試合にでも
始球式に登場してもらいたい。

まだ関西球界のドンなのかな
佐々木恭介が近鉄の監督なった時にやたらと
「西本野球を継承して」と強調してたな
同郷なのでご健勝でいて頂きたい

>>65
本人に権力志向はない。
西本を慕ってる人間たちが次々と出世していっただけで。

阪急時代からのオリファンだけど、今のオリに必要なのは
西本監督のような人。

弱いチームを強くさせることにかけてこの人よりも上の監督は
歴代セパ１２球団見渡してもいないと思う。

68

６９

>>67
弱いっていってもフロントが良い選手集めてたし
FA・逆指名全盛の今では無理

基本的に即戦力中心のチーム作りだったしな。
でもすごいことだ。

西本幸雄監督の現役時代の成績をキボンヌ、一塁手としての守備は
中河美芳一塁手と一、二を争うほどの上手さだったらしいけど。

>66
本人に権力志向があるなんて言ってないし、興味もない。
ただ佐々木クラスなら直立不動の関西のドンが最近は
解説や講演、執筆、その他マスコミ出演も少ないので
ドンの地位を誰かに禅譲しつつあるのか聞いたまで

>>73
そもそも西本は関西のドンでもなんでもない。
野球人としての実績から、関西球界では敬意を払われている存在では
あるが、それだけだよ。
川上がOB会を通じて巨人の監督人事に影響力を行使していたような、
そういう実際的な権力はこの人にはないよ。

阪急・近鉄での影響力がいくら強くても、阪神での影響力が
なければ、関西では「ドン」とは呼ばれないだろう。
南海が人気球団だったころは鶴岡という存在もあったが。

えーつまり、将来的には星野が関西のドンになる可能性が
非常に高いわけで…まあ本人は「球界のドン」を目指してる
だろうが。

　けれど関西球界における存在感と弟子を見ると実質的にはドンでしょうな。本人は望まず
とも佐々木や山田、福本、梨田、羽田、長池といった面々が立てるし。
　西本さんは権力志向はなくともその人徳でドンである人だと思う。阪神は関係なく。

>>76で挙がってる面々に、もう少し関西での影響力があれば
西本も君臨すれど統治せずタイプのドンになれたかもしれんが…
やはり関西球界では、阪神との関係は無視できないと思う。
一度でも阪神の監督になって、一度でも優勝していれば、今頃は
関西で神的な存在になっていただろうな。

西本さんは「ドン」より「オヤジ」という呼称の方が似合うと思う。

　やっぱり阪神かな。正直あそこのＯＢは暗躍するだけという印象があるし。中日と
一緒で。
　西本さんはオヤジかな。鶴岡をドンとすれば。ドン鶴岡は裏の世界の親分連中ですら
逆らえない程恐ろしい人だったらしいし。サッチーが南海の騒動の時雑誌で騒いでいた
らしいけれどもし本当にドンが関わっていたらサッチーは今頃行方不明だっただろうし。

Jスポで4日、オリックスの試合が中止だったときの『プロ野球ニュース19XX』では、
西本の師匠の苅田久徳氏の特集をやっていたヨ。

そもそも権力志向などが西本御大にあったなら昭和60年に阪神の監督を引き受けていた。
ただ御大本人がただの純粋な野球好きであり、手塩にかけた選手が伸びていくことだけに
生きがいを感じる人だったから、目先の結果だけでヤイノヤイノとやかましい阪神の監督
などゴメンだという気持ちもあったかもしれない。
もっとも昭和60年には既に60歳過ぎてたってことが一番だけど。
今でこそ60歳ぐらいで何だと思うが、基本的に選手と一緒に泥まみれになってやるタイプ
の監督だから、ただウンチク垂れてるだけの某ノムみたいなわけにはいかない。

　＞８１
　そうでしょうね。西本さんは選手を育て上げ成長する姿を見ることを最も
喜ぶ方でした。目先のことよりもまず将来でした。
　野村は西本さんの批判は絶対にしませんね。西本さんの前ではあの毒舌も
なりを顰めていました。ただ彼は西本閥ではなく一匹狼的存在ですが。

西本幸雄さんは現役時代は1950年、実働1年しかないの?

現役は5年間じゃなかったっけ。

ていうか西本さんの悪評全然聞かないね

信任投票事件の時に×付けた主力選手って誰だったんだろう。
あの時代だと主力は中田昌宏とか梶本隆夫あたり？！

>>85

悪評と言うわけではないが、巨人はじめセリーグへの対抗意識が
強すぎて、少々鬱陶しく思ったことは何度かあったな。

川相がシーズンの犠打記録を塗り替えたとき、プロ野球ニュースで
コメントを求められた御大は祝福するどころか
「巨人は昔から常に一歩先の野球を取り入れてきたはず。
　それなのに、いまだにバントなんて古臭いことをやっている。
　川相の記録もその結果に過ぎない」
とイチャモンを付け始め、スタジオを凍りつかせたことがあった。

気持ちはわからんでもないが、そんなことは心の中で思っている
べきであって、とりあえずその日くらいはおめでとうの１つも言って
やればいいのにと思った。視聴者に愚痴ってどないすんねん、と。

>>84
1950〜1954年？　オリオンズのあとは何処に行ったの?ずっとオリオンズ?

1950〜55　毎日

>>73
いくら人脈、人望があっても本人がその気にならなきゃ、
要するに権力志向がないと、ドンという存在にはなれませんよ。
>>75
吉田義男と親しいので、阪神方面も問題なし。

>>82
野村はきっと、西本さんの下で野球やりたかったんじゃないかね。

鶴岡さんも凄い人だったけど、ノムさんにはかなり冷たかったみたいで。
基本的にノムさんは寂しがり屋でしょ。

マニエルを始め外国人選手も上手く使いこなしてた西本さんだけど
彼等にしてみれば言葉が解からなくても
あの風貌や物腰、日本人選手達の西本さんへの態度で
人物像が理解しやすかったのかもｗ

ただアーノルドは何故かソリが合わなかったみたい。
阪急時代のスペンサーも西本さんに一目置きつつ
その関係はやや微妙な物だったとか。

そりゃ誰とでもウマが合うってわけにもいかないでしょう。
スペンサーは1971年に選手兼コーチで復帰したけど、
時々コーチ会議すっぽかして選手と麻雀やってたりしたんで、
2年でクビになったという。
いくら緻密な野球博士でも日本流の長々した会議には合わなかったらしい。

　それでも西本さんとスペンサーは互いに認め合っていたけれどね。だから長い間
やっていたし。
　スペンサーで印象的なのは日本シリーズの足立降板の時の握手。あの時彼は西本に
降板させるよう言ったらしい。しかし足立は意地でそのピンチを抑えようとした。けれど
打たれて降板した。そういう場面だった。

西本さんは、万年Ｂクラスの近鉄を初優勝させるまで６年かかった。
同様に弱かった阪急を優勝させるのも５〜６年かかったはず。

そう考えると、少し結果が出ないとすぐの首を切られる最近の風潮は
どうかと思う。

森、野村をはじめとする戦術に長けたタイプや、星野のようなＧＭ的な
タイプばかりがもてはやされ、（近鉄時代の）西本さんの様に無名の
若手をこつこつ育てるタイプの監督がいなくなったことが寂しい。

ただ、自由競争とＦＡがある現在では、実質オフシーズンで勝敗が
決まってしまうようになり、西本タイプで勝つのが難しいことは事実だが。

　今こそしっかりとした選手育成が求められるヨ。
野村氏が阪神の監督に就任したとき「このチームが優勝するには少なくとも10年はかかる」と言っていたヨ。

>>95
一人の監督で育成⇒勝負する監督って西本さんくらいでしょう。
西武は根本⇒広岡（森）、ヤクルトも関根⇒野村、ダイエーも根本⇒王で
最低２人がかりで黄金時代を作っているわけだしね。

>>86
一人は知ってる。米田。
本人がTVで「×って書いた」って言ってたから。

　＞９７
　そういえばそうだね。ヒヨっ子の選手達を一から鍛え上げていったからな。それで二つのチームを
優勝させたんだから本当に立派だと思う。

>>98
勇気あるね・・・ よくカミングアウトしたなあ。
後年関西テレビで一緒に解説してたのに。

しかしその信任投票の時、自分に対するオーナーの信頼の厚さを感じたみたいね。

>>86
確か梶本も×をつけたはず。

　それ考えると選手の間でも色々あったんだなあ。けれど皆最後は西本さんについていった
しな。それを考えると西本さんの温かさがわかる。炎のようにおっかないけれど海の様に
優しい方だからな。

>>100
だってそれはその時だけのことでしょ。
米田の現役の最後は西本さんが拾ってやって
近鉄で350勝達成させてやってるわけだし、
もうお互い水に流してるから
口に出せたんだよ。

　＞１０３
　阪急から阪神に行って最後は近鉄ね。西本さんいなければ三五〇勝のガソリンタンク
はいなかったよ。

通産最多勝投手10傑のうち、3人が西本氏のお世話になっている。

>>105
　米田・鈴木・山田、確か3人合わせて951勝していたナ。

鈴木啓示は引退後、「西本さんにいろいろ教えてもらいたいから」
と言って、西本さんと同じスポーツ紙（サンスポだっけ）に入ったらしいが、
いったい何を教わったのやら

　それは言わない約束。

>>86
当時１軍と２軍を行き来させられていた高井保弘も×と書いた。

昔プロ野球ニュースで誰か忘れたけど、その選手が打ったホームランについて西本さんが解説していたところ
谷沢さんが「まるで西本さんのドライバーショットのような当たりでしたね」と横から言い
「お、お前〜変な事言うな！」と照れ笑いしながら西本さんが返していた。

西本さんに対し軽口叩ける谷沢さんは大物なのかもしれない。

69さんではありません。失礼しました。

監督最終戦日生球場での近鉄×阪急戦で試合終了後両チームの選手からの胴上げが印象にのこっている。

オオギ監督の最終戦でもGS神戸での檻×近鉄戦でも同じようなことが会った。

常連Bクラスの阪急を常勝に育て、
近鉄も強くした悲運の名将は誰も否定できないと思うが。

本人は「別に悲運とは思っていない、なぜなら、才能以上の事をやらせてもらえたからだ。」と言っていました。

西本さん、お元気なんですか？カンテーレの解説の名前に出てませんが・・

＞１１４
昨年いっぱいで関西テレビとの評論家契約を降りました。すなわち、評論家業は勇退されたということです。残念ながら、もう声を聞くこと出来ません。

スクイズで始まりスクイズで終わった。

>>116
？現役時代?

　監督一年目と江夏の二十一球ではないかと。

最近の梨田の風貌を見てると“似てきたな...”と思ってしまう俺は逝ってよしか？

>>109
88年の日本シリーズ第一戦。ナゴヤ球場。
中日先発の小野から西武清原が打った場外ホームランの時。
新幹線まで届いたと言われた｡

　近鉄とオリックス、つるんでんじゃねぇヨ。

西本御大、1月の球団名売却騒動のときにも嘆いてたなあ。
近鉄の上層部はもう球団経営やる気がないのと違うかなとかいって。
今日のニュースに何思う西本御大･･･

これで、パリーグ創設時の球団はすべてなくなることになるね。
今後、昔を語るときにはいちいち「近鉄（今の○○）」と注釈を
つけないといかんのか。

近鉄は結局一度も日本一になることなく消えて行くのか・・・・
そんなの切なすぎる。

近鉄グレートリング 昭和２１年優勝

＞１２５
近畿だろ
ﾈﾀﾆﾏｼﾞﾚｽｶｺﾜﾙｲ

>>125>>126
「近鉄」グレートリングは間違いだけど、この時の親会社は近畿日本鉄道だった。
というのは戦時中の国策で南海鉄道が他鉄道と強制合併させられ出来たのが
旧近鉄だから。戦後、南海電鉄が現近鉄を分離して現在の企業形態になった。

>>127
逆。
大軌を中心に、南海などを吸収合併して生まれたのが近畿日本鉄道。
後に、旧南海の路線を分離独立させたのが現南海電鉄。

ちなみに、近畿グレートリンクは、この分離の際に南海電鉄に引き取られて
後の南海ホークス→福岡ダイエーホークスになった。
だから、バファローズとは何のつながりもない。

バファローズが云々じゃなくて
>>125と>>126は昭和２１年優勝（1リーグだから日本一）の時の
母体が「近鉄」だったと言ってるだけだろう。

>>122
昨日（6/13）のフジ系夕方のニュースでコメントを寄せていた。
球界の将来を心配する寂しそうな表情が印象的だった。

年齢が年齢だけに、この悲しいニュースが
お体にさわらなければいいんだが…＞御大

　その心配を吹き飛ばそうよ、せめて西本さんを尊敬するファンの手でさ。まずは存続運動を。

今回の合併問題で西本さんは「苦しいから合併ではあまりにも軽々しく感じる」と怒っていました。確かに１３２の熱血君が言ってた通り、一人一人が存続運動をして球団やマスコミや世間に訴えるのも一つの手段だと思います。
市民で出来ることからとことんやるべきだと思います。今こそ一致団結してやるべきです。
皆さんはどうお考えでしょうか？

　私も絶対反対。NPB球団の経営に参加したりお金を出したりするのを自由にしてほすい。

吉田義男の６０年の阪神監督就任出来たのは､西本さんが就任を固辞した際に
当時関テレの解説者仲間だった吉田を推薦したという話を誰かの著書で見た覚えがある
ちなみにヘッド土井さん､投手の米田は西本さんと親しい

いや、合併反対だの何だのの前に、地元のファンがちゃんと
球場に足を運んでいれば問題なかったのではないの？と
常々思うのだが…

>>136
その地元ファンが多いか少ないかが左右する訳です。

>>137
少なければなおさら、球場に行ってカネ使わないとダメだろ。
少ないからしょうがない、足りない分は儲かってる球団の分を
分けてもらってやりくりしたいっていうのは、つまるところファンが
ゼロでも球団経営（んなもんが「経営」といえるのかどうか知らんが）
できてしまうってことでしょ。

合併反対の署名○万人とかいう話を聞くたびに、なんとなく
釈然としない気持ちになるのは俺だけかねえ。そのうち10分の１でも
試合を見に行ってあげてれば状況は変わってたかもしれないのに。

>>138
個々が足を運ぶ云うても限度があります。
今となってはファンが熱心だ如何だ以前に絶対数ですわ。

>>138つまり「金を出せ」と?ファンとは顧客であると?支持者はファンではないと?

>>140

そのとおり。いくら「ファン」が心の中で近鉄を支持したところで、
それだけでは球団には１銭も入りません。

政治家の支持者も、ただ応援するだけじゃなくてちゃんと票を
入れたり献金したりすることで「支持者」足りうるのです。

だいたい「プロ野球」ですよ？　ファンが金出さなきゃ誰が出すの？
ファンがすべきことは常日頃から応援（＝球団のメリットになること）
をすることであって、合併されそうになったら署名集めることでは
ないだろうに。

　1960年の日本シリーズ直後に永田雅一氏が西本監督をチョンしなかったらと思うと・・・・・・。

　NPB板のお笑い実況スレから。

179 名前： 代打名無し 投稿日： 04/07/06 10:59 ID:K4V+o4H+
関西テレビ、10日のオールスター中継
（ゲスト）星野仙一　（プレゼンター）関根潤三　西本幸雄
（１〜３回）（解説）斎藤雅樹　（実況）森脇淳
（４〜６回）（解説）達川光男　（実況）神田康秋
（７〜９回）（解説）田尾安志　（実況）馬場鉄志
（ベンチレポーター）大久保博元　星野伸之　池田親興　金村義明

戦後のプロ野球にずっと携わり、共に歩んできた西本氏が、
生きているうちにプロ野球の崩壊を目の当たりにすることになるとは・・・・・

　>>144
　そういう前に立ち上がれ！

>>141
ちょっとお聞きしますが…
NPBの収入格差ってテレビ放映権料の格差じゃないの？
MLBの場合はこれが一番の問題で観客動員は二の次なんだよね。

放映権料が問題なら現状ではファンが球場に足を運んでも変わらん気が…。

>>146

放送権料云々は放送局と球団の間の問題。
われわれファンができるのは、とにかくそのチームのために
お金を使うこと。「ファン無視」だのなんだの言うのであれば
ファンとしてやることやってからにしてほしい、ってことよ。

＞放映権料が問題なら現状ではファンが球場に足を運んでも変わらん

ふぅん…メジャーの状況だの、マスコミと球団の関係だの
余計な情報ばかりで頭でっかちになって、ファンがファンの本分を
忘れてしまったんじゃあ合併・１リーグになっても仕方ねえな。

リーグ制覇8度の名将も日本シリーズ制覇ゼロ。悲運の闘将も｢悲運などと
思ったことはない。選手たちによって日本シリーズに8度も
来させてもらえて幸運だ｣・・男塾！

Baseball　Monthlyにある西本幸雄のコラムは必見。

>>147
応援してるチームが遠いところにあるオレみたいな場合は、どうすれば…。
通販で球団グッズ買うのがやっとだよ　orz

>>149

そういう場合は仕方がない。
ただ、署名を集めたりしてるのは、地元の人が多いだろ。
そういう人たちこそ、マメに球場に足を運ぶべきであって。

「俺は球場に行かないが、とりあえず地元にいてくれ」
つったって、そう簡単にいかんだろう。

>150
貴方が署名運動に釈然としない気持ちはわかる（俺も同様に感じる）が
それを西本スレでぶちまけることに、意味はあるのだろうかと疑問に思う。
署名運動をやっているスレやサイトに行って、議論すべきではないだろうか。

今どうしてはるんやろ・・・

スポニチの関西版で評論中

阪急初優勝時の監督だが
阪急初最下位時の監督でもある

プロ野球ニュースで当時全盛期の斎藤の攻略法を解説してた…横浜が見習って次の対戦で打ってた。

>>154
　そのときは近鉄が万年最下位みたいだったんだネ。当時の近鉄は根本やら三原やら(いずれも故人)がチームの礎をつくっていた時期だったナ。

　このまま近鉄が消えてしまうと、西本御大が指揮を執っていたところがすべて消えてしまうことになるが、漏れは、今の近鉄にはNPB球団を経営する資格はないと思っている。

阪急を強豪に育て上げた後に近鉄の礎を作り自身が作り上げた阪急と渡り合える
球団に育て上げ、互いが競り合って盛り上がるリーグに仕立て上げた。
そして今、その2チームが1つに合併しようとしている。
今ごろ御大は「オレがやった仕事は何だったんだ」と思っているかもしれない。

>>157
そんな事を思うほどセコイ人では無いと思う。
ただ、今の野球界を思うと悲しくなるだろうな。

熱血様、遅レスですが、

>>52
>佐々木はね、西本門下生の仲でも最も西本さんを尊敬している人ですから。

虫明亜呂無氏が、79年の日本シリーズ第７戦、西本監督が代打佐々木を送った場面について書いたエッセイがあって、
その中で触れられていたのですが、佐々木は、西本さんに仲人をお願いし引き受けて貰っていて、公私ともにお世話
になっていたのです。 佐々木が他の選手よりも西本さんへの思い入れが強いのは、こんな理由もあるのでしょう。
佐々木は、79年の日本シリーズ第７戦、代打で起用されながら、期待に応えられなかったですけどね。

>>82
>野村は西本さんの批判は絶対にしませんね。西本さんの前ではあの毒舌も
なりを顰めていました。

昔、野村が自著の中で書いていましたが、野村が南海を追い出され、一選手として
ロッテに移籍した時、当時近鉄監督だった西本さんから、墨で一言「頑張れ」と
書かれた年賀状を貰ったそうです。
当時は、それまで付き合いのあった人間が離れていき、野村は辛い立場にあったので、
この西本さんの励ましには、いたく感激したということです。

限界にきている米田を近鉄に迎え入れたり、トラブルで誰もがソッポを向いていた野村
を励ましたり、西本さんは、力が落ちてきて立場が弱くなってきた選手を見守ってやる
人情を感じさせる人ですね。
（加藤秀司を南海に入団させるサポートもしてやったのではなかったかと思います。）

「関西球界のドン」か否かというやり取りが上の方にありましたが、西本さんは派閥を
作って悦にいるタイプじゃないし、そういうことをしないところが、人間的な魅力につ
ながっているのだと思いますね。

>109
>西本さんに対し軽口叩ける谷沢さんは大物なのかもしれない。

西本さんは偉ぶらず、そういう軽口を叩けるような親しみやすさもある人
なんだと思うよ。　怖いだけでは、かつて教えた選手達は慕ってこないと
思う。

軽口で思い出したけど、西本さんが、駆け出し時代の山田久志について
次のような思い出話をしていたことがある。

キャンプの投球練習場で西本さん（当時監督）が山田の投球を見ていると、
球は速いのだが、キャッチャーの構えたところに来ない。
見かねた西本さん、「オイ、もう少しキャッチャーの構えたところに放れや。」
と山田に声をかけた。
それから暫くして、投球練習を終えた山田、「まぁ、球が速ければちょっと
くらい荒れていても打たれませんけどね。」と、西本さんに聞こえるか聞こえ
ないかくらいの大きさの声で独り言のように言いながら、西本さんの後ろを
通り過ぎたのだそうだ。

西本さんは、この話を嬉しそうに笑いながら話していたけど、おそらく、
西本さんは、山田のこんな鼻っ柱の強いところを買っていたんだと思う。

その後、西本さんが見抜いたとおり、山田はエースとして台頭し活躍する
んだけど、７１年の日本シリーズで王に逆転サヨナラホーマーを打たれる
という屈辱を味わうことになる。

この件について西本さんは「あの試合で、山田は上には上があるということ
を知ったと思う。」と語っていた。

勝つということに徹するのであれば、山田のフォームを矯正したり、山田の言動に
罰金を科したりという締め付けをするところなんだろうけど、西本さんは敢えてそれ
を行わず、山田の長所を伸ばし、一流選手との勝負の中で山田に勉強をさせ、成長
させていく方法を選んだのではないだろうか。
（もちろん、山田に心身両面でエースにふさわしい資質があると見たからこそ、
このような方法を選んだと思われるのだが。）

この辺が勝負師としては甘いということになるんだろうけど、魅力を感じさせ
るところでもあるんだな。

今までの話から飛ぶけど、雑誌でもテレビでもいいから、西本さんと野茂の対談
を企画してくれないかな？
この二人、とにかく野球好き、頑固、シャイという共通点を感じるもんで。

>>156
　オリックスも同罪。10.19のときに阪急のオーナーとかフロントとかが流した涙の意味を全然わかっていないようなので。　
 

　>>159>>160
　感動しました。流石は西本さんです。あらためてあの方の素晴らしさを知りました。
　>>161　
　その通りです。最早宮内に野球に関わる資格はありません。