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system ◆systemVXQ2 :
補足するなら、コンタクトの消毒剤の存在意義は、まず第一に消毒効果、次に汚れの除去効果であり、
角膜への負担を最小限にしたいのであれば、生理食塩水でも使っていればよいのです。
もちろん、消毒効果が強く、こすり洗いが簡単にでき、角膜への負担も最小限の用剤があれば、
それは素晴らしいと思います。残念ながら、過酸化水素剤は、こすり洗いとの併用が
スムーズに行かないのです。
繰り返しになりますが、ステイニングの有無が臨床的な合併症の発生率に関係することが示されれば、
私もそのサイトのご意見に素直に従います。それまでは、そのような事実がある、という事を
意識しながら症例を診る、に留まります。
そのサイトに示された事実は否定しませんが、そのグリッドの緑色順に用剤を薦めることもしません。
このような研究には多大な努力が必要です。研究者に敬意を表します。