デザインエンジニアリングによる熱電変換素子のデザイン開発
著者: 尾方義人、川崎和男 『日本原子力学会和文論文誌』 2006
http://wwwsoc.nii.ac.jp/aesj/publication/TAESJ2006/No.1/5_1_76-80.pdf > こんなでたらめ論文書いたら明白な税金泥棒やん
ご指摘のように、「日本原子力学会論文誌」への記事は、ひどいもんですね。
結局、単に、デザインをちょっと考えてみました、というだけで、発電の方法はもちろん、効率や安全性や技法に関しては、全く述べられていない。
単なる、中学生の自由研究のレベルのものでしょう。
掲載する方も掲載する方ですが、一応「論文」ではなく、「技術資料」となっているようなので、まあ、参考程度に、ということなのでしょうが、とにかく、理工学的な意味の何一つ無い、単なる思いつきの読書感想文のような文書には、あきれてしまいました。
芸術の世界ではこういうのも通用するのかも知れませんが、理工学の分野では、意味無しでしょう。
もちろん、実際に使用するための人間工学的な研究とか、新しい分野への応用とか、そういうことが、デザインと関係しているのなら別ですが、文書からは、そういう感じは受け止められない。
どうして、こういう駄文が、仮にも学会の論文誌に載るのか、不思議です。