ファンタジーからスポ根まで様々なジャンルが存在し、激しく戦い抜く男たちの姿を描く“バトル漫画”。
男性ならではの共感と憧れを集め、そのアツさで読者を魅了している。
そこで、男性500人を対象に「最もアツいと思ったバトル(格闘技系)漫画は?」というアンケートを実施した
ところ、1位は「フリーザと悟空の戦い」(茨城県/10代)と【ドラゴンボール】。続く2位にはボクシング漫画
【はじめの一歩】、3位に【あしたのジョー】と、王道の格闘技漫画を抑えて『ドラゴンボール』がトップに躍り出た。
漫画『Dr.スランプ』やゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズなどで知られる作家・鳥山明が手がけた
『ドラゴンボール』は、1984年に連載をスタートした人気作。強さを追求する主人公・孫悟空が様々な敵と
戦う姿は「格闘アニメといったらこれしか思いつかない」(東京都/30代)
「それまでのバトル漫画とは全く違う」(北海道/20代)など多くのファンを魅了した。
「カメハメ波はやっぱり凄い」(神奈川県/40代)と奇想天外なストーリーに加え、斬新な設定や
戦闘シーンに盛り込まれた技が話題を呼んだ。
そして2位には今年で連載20周年に突入した『はじめの一歩』、3位には『あしたのジョー』といずれも
ボクシング漫画が登場。「絵のタッチも一歩の戦いもアツい」(大阪府/10代)とその戦いぶりと、
いじめられっ子だった主人公・幕之内一歩が成長する姿も共感を呼んでいる。
また『あしたのジョー』には、「矢吹や力石のラストシーンが感動的」(愛知県/20代)と、矢吹丈と好敵手たちの
白熱した戦いぶりは、今後も語り継がれる名場面の1つ。
一方、バトル漫画でありながらギャグ漫画としても人気を博した超人【キン肉マン】は4位に、そして好対照とも
いえる硬派な元祖・プロレス漫画【タイガーマスク】も6位にランクインしている。その他にも「1年戦争のシャアと
アムロの対決が熱い」(香川県/30代)と8位には【機動戦士ガンダム】が挙がるなど、男性ならではの視点で
選ばれた“バトルシーン”の印象的な秀作が並んだ。
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