【先生】小説・ニセ目医者ハンター【開業しない?】

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144名無しさん
「新しい茨城店の価格設定だ。社外秘だから心しておくように」偉そうな口調で販売営業課長の羅面【らめん】が
麺を手打ちするような慣れた手さばきで各自に書類を配った。
「2Wワルエア \1100、2Wホカス \1300、ムダリスト \1200、
2Wアクブュー \1500、デリーズ \1430、ワンデイアクブュー \1600」
数字を見て座は凍てついた。これは明らかに採算割れだ。貯銭つぶしに執念を感じる価格設定
だった。
「見て分かる通りだがや。しっぴゃーは許されにゃーで!」小名村の怒号が走った。