177 :
名無しさん:
高校3年の時、数学の時間でした。隣に座っていたOさんは
コンタクトの調子が悪くなったらしく、我慢できなくなって
友達に鏡を借りて目を見出しました。凄い真剣な顔で、
鏡を目にはりつくのではないかというほど近距離に近づけて、
鏡を睨んでいた。それでもよく見えないようで、鏡を色々な
方向に向けて、様々な角度からコンタクトを見ていた。
近眼の度がものすごく強くて、コンタクトを鏡で見るのも
しんどそうなのが萌えた。
その時だった。数学教師の怒鳴り声が響いた。
「O谷!何やっているんだ。おい、O谷!」
数学教師はOさんが鏡で顔を見ているのだと思いこみ、
授業を聞いていないので怒り出したのだった。
しかし、Oさんはそれほどまでにコンタクトに集中して気づかず
鏡をうーんと近づけて目をみていた。
「O谷!O谷!O谷!」
皆がOさんに注目した。しかし、何度名前を呼ばれてもぴくりとも
動かずにひたすら鏡を見ては目の中に指を動かす彼女の姿に
笑いが起こった。隣の席のコンタクト娘が心配そうに、
「大丈夫かあ?」と聞いても無反応で目をいじりつづける。
僕は隣で彼女の一部始終を眺めて、興奮しまくっていた。
彼女が笑い者にされて可哀想という気持ちと、目の悪さと
コンタクトの痛さと、鏡をみる仕草に可愛さに更に魅了された。
数学教師は「お前、目がわるいんか」とやっと気づき授業が
再開した。