市町村合併の失敗例(未成・既成ともに)

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384名無しさん
政令指定都市になる直前のS市に吸収されたT町。
本町のT地区は田舎なのに、S市隣接地のN地区は
S市K地区の延長と化していた。
N地区はT町でありながら、S市営バスが走っていたり、
S市K地区の郵便局が配達していたり、T地区の市外局番は
違うのにN地区はS市内扱いになっていたり…

T町を吸収した後にS市は政令指定都市になり、K地区と
旧T町N地区・T地区はS市W区になった。
また、T地区の電話もS市内扱いに変わった。
後にT地区の人口が増えたので、S市W区からT地区が分離され、
S市T区が誕生した。
現在ではS市T区の人口は10万人を越え、またT区の中心にある
JR駅の乗降客数は県内2位になった。
また、旧T町N地区はW区に残ったので、K地区と完全に一体化した。

S市がもし一般の市だったら、N地区はS市と一体化しても
旧本町のT地区にはT支所が出来るだけなので、T地区はさびれた
と思う。しかし、政令市ブランドの効果でT地区の人口が急増し、
ついに単独の区になった。しかも、旧T町でありながら旧T町
らしくないN地区を切り離したので、区の区域も是正された。