○MBSニュース 2013年11月30日(土) 01時06分
幼稚園民営化も大学統合も… 大阪市議会“市長案”に「NO!」
http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE000000000000003121.shtml 大阪市の橋下市長の肝いり施策である公立幼稚園の廃園・民営化、
そして大阪市立大学と府立大学統合へ向けた条例案が、
29日、市議会で採決が行われましたが、議員側は懸念を示し、
いずれの案にも「NO」を突きつけました。
「民間でできることは民間で」という方針のもと、橋下市長は現在59ある大阪市立幼稚園
すべての廃園か民営化を検討、今年8月に第一期として、来年度中に19園の廃止に着手すると発表していました。
しかし・・・
「公教育への責任放棄になる大阪市立幼稚園の廃止は、認めることはできません」(共産党 寺戸月美議員)
29日の市議会では、保育料が安い公立の廃園に反対する声が多く、1
9園のうち児童数が少ない4園の廃止と、認定子ども園1か所の移管が認められただけで、ほかの14園は否決されました。
これに対し、橋下市長は・・・
「『5つしか』じゃなくて『5つも』じゃないですかね。1回で5園も廃止やっている自治体はあるんですかね。
出したのは19ですけどもね」(大阪市 橋下徹市長)
また、大阪市立大学と府立大学を統合するためのステップとして、
市立大学の理事長と学長を分離する条例案も否決されました。
これにより市大、府大統合のスケジュールの見直しを迫られることになります。