減税日本・政党化:河村市長「庶民革命実現する」
地域政党「減税日本」が国政進出に向けて一歩前進した。17日、東京・永田町で記者会見した河村たかし名古屋市長は、
衆院議員3人による新会派結成を表明。さらに議員2人が合流することによって、政党要件の「現職国会議員5人以上」を
クリアする予定だ。河村市長は新たに国会議員の報酬半減などの公約も発表し「庶民革命を実現したい」と意気込む。
減税日本に加わる小泉俊明衆院議員(茨城3区)と小林興起衆院議員(比例東京)は、ともに消費増税法案に反対、内閣不信任
決議案に賛成し、民主党に離党届を提出した仲。元民主党衆院議員の河村市長は小泉氏とは友人だが、小林氏とはほとんど面識が
なかった。3人は16日夜、東京都内で5時間にわたり会談し、意見が一致したという。
会見で河村市長は、2人が国会議員報酬半減など「政治家が身を切る行財政改革」に意欲を見せたことを強調。「議員報酬のことを
言うと誰もついてこないと思っていたので感動した」と笑顔を見せた。小林氏は石原慎太郎東京都知事に近いといい「東京との絆も
これで深まった」とも話した。
http://mainichi.jp/select/news/20120818k0000m040118000c.html