愛知県知事 大村秀章

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364名無しさん@お腹いっぱい。
長良川河口堰運用方法で合同会議 愛知県の有識者ら設置提言

 長良川河口堰(ぜき)(三重県桑名市)の運用方法を話し合う愛知県の有識者会議は17日、
長良川を管理する国土交通省と県の合同会議を設置し、開門調査も含めて議論するよう提言する
報告書をまとめた。下部組織の専門委員会が昨秋にまとめた「5年以上の開門調査実施」を
求める報告書と併せて今月下旬、大村秀章知事に提出する。有識者会議の提言は開門調査の
可否には踏み込まず、国にも検討を迫る形となった。
 開門調査は、大村知事と河村たかし名古屋市長が昨年2月の知事・市長選で公約。愛知県が
昨年6月、有識者会議を設けた。
 河口堰を管理する国交省中部地方整備局などは、堰の幅広い操作方法を探る有識者の
モニタリング部会を設置。開門調査には「塩水がさかのぼって塩害が起きる」と反対している。
今回の報告書は、開門まで検討しているかどうかで県と国交省側の議論に隔たりがあると指摘。
両者の委員による合同会議を設け、あらゆる可能性を審議するよう求めた。
 さらに愛知県に対し、河口堰から取水している知多半島4市5町の水道水源切り替えや、
開門した場合に塩害が懸念される福原輪中(愛西市)の調査などを行うよう提言した。
 有識者会議の専門委員会は昨年11月、5年以上の開門調査を求める報告書をまとめたが、
岐阜、三重両県から反発の声が出ている。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012011790211429.html