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名無しさん@お腹いっぱい。:
生活保護の打ち切りは酷か (朝日新聞24日朝刊 声)
地方公務員 久野容一 (愛知県東海市 53)
東日本大震災の被災者に義援金が支給されている。義援金をもらった生活保護の
受給者が、保護を打ち切られたという報道がある。論調は打ち切った役所がひどいと
いうものだが、果たしてそうだろうか。
菅首相と民主党は「最小不幸社会の実現」をマニュフェストに揚げた。失業、病気
貧困、災害、犯罪などの不幸の原因を小さくするというもの。失業や災害は分かりやすいが
貧困は分かりにくい。貧困かどうかの判断は、個人の価値観もからんで複雑になる。
不幸の原因を客観的に定量化できるものはいいが、そうでないものもある。
津波で全てを失い収入の道が途絶えただけでなく、借金までも残った人からすれば
義援金をもらった上に生活保護費まで受けられるというのは、納得できないだろう。
非常かもしれないが、義援金をもらった人の生活保護は規則通り打ち切るのが
「公平」な扱いだと思う。
多くの収入が途絶えた人間から見れば通常通りに給料が支払われる公務員に
義援金が支給されることも、おかしな話だと思うがね。
ちなみに、今回の問題となったそれは災害補償金だからな
つまりは引越し等、本来なら必要としない経費に対する賠償であり
それなら、元に戻せ!という反論が出る趣旨のもの
こうやって違う方向へ論調を誘導するのは公務員なら、絶対にすべきでない。