河村市長の推薦取り消さず 県連要請を党本部退ける
昨年4月の名古屋市長選をめぐり、河村たかし市長に出した推薦を取り消すよう、民主党愛知県連が
党本部に求めていた問題で、党本部は13日までに、推薦を取り消さないことを決め、県連側に伝えた。
民主党市議団は議会の解散を求める直接請求(リコール)運動の先頭に立つ河村市長と激しく対立して
いるが、党本部は選挙の推薦を過去にさかのぼって取り消した例はないなどと判断したとみられる。
市議団の諸隈修身団長は「党本部は地方の事情を分かっていない」と批判した上で、次期市長選での
河村市長の対抗馬選定を急ぐ考えをあらためて強調した。
河村市長は「推薦の取り消しは私に託された民意を否定するもので、極めて遺憾」と反論する文書を
県連と党本部に提出していた。
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010101301000484.html