橋下氏、大阪市長選に独自候補も 「ゴールのため」
大阪府の橋下徹知事は24日、府と大阪市を解体・再編する「ワン(ひとつの)大阪」構想について「(良好な)個人的関係と、ワン大阪というゴールは別。
ゴールのためだったら何でも(やる)」と述べ、平松邦夫大阪市長の賛同が得られなければ、来春の統一地方選後に予定される市長選に独自候補を擁立する可能性に言及した。
橋下氏は4月にも構想実現に向けた新たな政治グループを立ち上げる予定。統一選でグループの候補者が府議会、市議会の過半数を占めた場合の対応として述べた。ただ「僕は平松市長とやっていきたい。そうならないように全力を尽くす」とも強調した。
府庁で記者団の質問に答えた。また橋下氏はグループ発足に向けた23日の準備会合で、参加した民主党や「自民党・維新の会」などの府議に「ひとつの会派にまとまってください」と伝えたことを明らかにした。
議会では自民党などからも参加を模索する動きがある。
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010022401000396.html