堺市長、都市州に意欲 大阪南部を活性化へ
堺市の竹山修身市長は28日、大阪府の橋下徹知事の唱える府市再編構想に関連し、堺市を中心に大阪府南部の市町村で都市州「堺州(仮称)」をつくり活性化させる構想を明らかにした。
竹山市長は「大和川以南の市町村を合わせたらベトナム1カ国分くらいの力がある。堺市に隣接する市町村で都市州をつくったらおもしろい」と強調。
「広域的な行政と住民密着の行政を並行させ、大阪府から独立。府県並みの権限を持った都市州をつくれば、(大阪南部を)活性化できるのでは」と提案した。
2010年度中に学識者を中心とした研究会を設け、広域的なインフラ整備などを含めた都市州の在り方などについて「1年間かけて検討していきたい」としている。
28日夜、堺市内のホテルで開いた市政報告会後、記者団に述べた。
http://www.sanspo.com/shakai/news/100129/sha1001290002000-n1.htm