水都大阪実行委に関西元気文化圏賞
文化を通じて関西の活性化などに貢献した人物や団体を表彰する「関西元気文化圏賞」(関西元気文化圏推進協議会主催)の贈呈式が18日、大阪市中央区のホテルで行われた。
大賞には「水都大阪2009実行委員会」が選ばれ、同実行委会長の平松邦夫大阪市長に表彰状とトロフィーが贈られた。
表彰状を掲げて大賞受賞を喜ぶ平松会長=18日午後、大阪市中央区
同実行委は、昨年8〜10月に大阪の魅力を発信する「水都大阪2009」を開催し、来場者は目標を大きく上回る190万人を記録した。
同協議会は表彰の理由として、「文化力発信のムーブメントとなった。少ない費用の中で創意工夫し、大成功を収めたことは今後のイベントのモデルとなる」としている。
平松会長は「本当にうれしい。子供たちの笑顔が印象的で、中之島を中心にすべての人が楽しんだイベントになった」と受賞を喜んでいた。
また日本中に一大仏像ブームを巻き起こした「国宝 阿修羅(あしゅら)像」のある奈良市の興福寺が特別賞を受賞。
ニューパワー賞には「青いバラ」を開発したサントリーホールディングス植物化学研究所、阪神なんば線を開業した阪神電鉄など4団体が選ばれた。
関西元気文化圏賞は関西の経済団体や行政機関の代表者で構成する同協議会が03年に創設した。今回が7回目。
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/100119/20100119022.html