府市再編構想、大阪市長「知事はコメンテーター卒業を」
大阪市の平松邦夫市長は15日の記者会見で、橋下徹・大阪府知事が唱える府市再編構想について「何をしようとしているのかわからない」と批判。「早くコメンテーターから卒業して、責任ある知事としてものを言ってほしい」と橋下知事に苦言を呈した。
橋下知事は「府と大阪市は一つにまとまり、財布を一つにすべきだ」などと、来年の統一地方選に向けて訴える考えを示している。
平松市長は「府市協調を今までにないスピードで進めている」と強調したうえで、「都道府県は広域の中間行政でしかない部分が、知事には物足りないのかな」と分析。
「知事には、府県はこうあるべし、関西州はこうあるべしと国に言っていただきたい」と求めた。2010年1月15日19時17分
http://www.asahi.com/politics/update/0115/OSK201001150141.html クマーーー
平松市長が橋下知事の大阪再編構想に苦言
13日、大阪府と大阪市を解体し、再編する構想を打ち出した橋下知事。その構想に対して平松市長が真っ向から異を唱えました。平松市長「相変わらず言いたいことをおっしゃるけど。
知事が何をおっしゃてるのか全く意味がわからない」15日、今年初めての定例会見にのぞんだ大阪市の平松市長の口から飛び出したのは橋下知事への苦言でした。
きっかけとなったのは13日の知事の発言です。橋下知事は13日、「大阪市と大阪府の形を変えて競争力のある大阪にする。大阪市のパワーを大きくしないといけない、市のエリアも狭すぎる。
あんなんでシンガポールと競争できるわけがない」と大阪府と大阪市の再編構想を打ち出しました。
そして大阪再編を来年春の統一地方選挙の争点にして、新たな政治グループの旗揚げを模索する考えを示したのです。
府市協調の道を歩む平松市長ですがこの考えに対しては「ビジョンが見えない」と話し、
「シンガポールと言われてもあれは国ですからね。選挙の争点にするなら、それでできる国の形を具体的に明示してもらわないと。早くコメンテーターは卒業していただきたい」と釘を刺しました。
橋下知事は4月以降、自身の考えに賛同する自治体の長や議員を募ると話していますが、肝心の2人の足並みは揃いそうにありません。 2010/01/15 19:23
http://www.ktv.co.jp/news/date/main.html#0332060
平松市長 一つの大阪構想にNO
大阪府の橋下知事が打ち上げた府と市の枠組みを取り除く構想について、大阪市の平松市長が反論しました。
「大阪府と大阪市を1回ガラガラポンしてあるべき大阪というものをつくり上げていきたい」(橋下徹 大阪府知事〜今月12日)
今月12日、大阪府の橋下知事は競争力を高めるためには「府と市は一つにまとまり財布をひとつにすべきだ」として「一つの大阪構想」を統一地方選挙の争点としたいと発言しました。
これに対し平松市長は…
「知事が何をおっしゃってるのか、まったくわからない。早くコメンテーターからは卒業していただきたい」(平松邦夫大阪市長〜今月15日)
「大阪市は基礎自治体としての役割がある」と、橋下知事を強くけん制しました。 (01/16 00:25)
http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE100115222800313325.shtml