橋下徹大阪府政を語ろう Part45

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615名無しさん@お腹いっぱい。
阪神港「海のハブ」目指す ハイパー中枢港湾に名乗り

 国土交通省が今年6月に予定している「ハイパー中枢港湾」への選定に向け、阪神港が応募を決めたことが4日、分かった。
国内では現在、東京湾、伊勢湾、阪神港がスーパー中枢港湾に選定されているが、「ハイパー」はさらに厳選された港湾となる見通しで、国交省は1、2カ所に絞るとしている。
空港問題では羽田空港や関西国際空港のハブ(拠点)化が話題になるなか、阪神港は西日本の海のハブを目指す。

◇6月選定予定

 阪神港をめぐっては大阪府や兵庫県、大阪、神戸両市の4自治体のほか、経済界が連携し阪神港国際コンテナ戦略港湾促進協議会(仮称)を設立することで合意。今月上旬に第1回協議会が開かれる。

 空港問題では、関係団体の間で関西国際、大阪(伊丹)、神戸の3空港の一元管理を目指すことが決まったが、この協議会では、神戸・大阪の両港だけでなく
、堺泉北港、尼崎西宮芦屋港も含めた4港を一体運用する構想なども検討、他地域よりも阪神港に優位性があることを示していく。

 国交省は昨年12月15日、国際コンテナ戦略港湾構想についての検討委員会を立ちあげ、どのような港を「ハイパー中枢港湾」とするかといった選考基準などを議論。
検討委では「一定以上の貨物が集積して基幹航路の寄港先になる『特急が止まる駅』として選ばれる港を目指すべきだ」などの意見が出ている。現在、公募条件などを調整中で、今月中に公募を開始し、6月には選定する予定。
616名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/06(水) 01:10:46 ID:???
◇「選択と集中」

 国内の港湾をめぐっては、シンガポールや香港、上海といったアジア主要港がコンテナの取扱量の世界上位を占めるなか、神戸をはじめとする国内港湾の世界的地位が急速に低下。
その強化策として選定されたのがスーパー中枢港湾で、東京湾(東京港、横浜港)、伊勢湾(名古屋港、四日市港)、阪神港(神戸港、大阪港)の3湾6港が指定されている。

 国交省は船舶の大型化などに対応するための環境整備として、さらに重点港を選ぶなど、「選択と集中」を進める方針。スーパーを上回るという意味で「ハイパー中枢港湾」などと呼ばれている。

 関係者によると、これまで東京湾、伊勢湾もハイパー中枢港湾の選定に向け協議会を設立するなどの準備を進めているほか、福岡、新潟などでも公募に向けた動きがあるという。

◇橋下知事意欲

 大阪府の橋下徹知事は「日本を成長させるためにエンジンは2つ必要。首都と関西圏に港湾も空港も必要だ。国家的に見て、関西では阪神港しかない。
申し訳ないが、日本のために中部は譲ってほしい」と、ハイパー中枢港湾の選定に向け意欲を示している。

 阪神港を成長させるための戦略として、大阪府では物流ネットワークの強化と先端産業の拠点化を目指す取り組みを充実させる構想を掲げており、
今後、成長が期待できるリチウム電池や自動車用電池といった電池産業などに着目。
大阪市の埋め立て地「夢洲」を先行開発地区とし、環境・新エネルギー産業の集積を図り、約2700億円の設備投資と3200人以上の雇用創出を目指すという。(2010年1月 5日 07:10)

http://www.sankei-kansai.com/2010/01/05/20100105-018888.php