橋下徹大阪府政を語ろう Part44

このエントリーをはてなブックマークに追加
748名無しさん@お腹いっぱい。
大阪の国際児童文学館が閉館へ 財政再建策で図書館と統合

 大阪府立国際児童文学館(同府吹田市)が28日に閉館する。来年3月末の廃止を前に、約70万点の資料を統合先の府立中央図書館(同府東大阪市)に移動する作業が始まるためで、27日の営業が最後になる。

 閉館は橋下徹知事が財政再建策として中央図書館への統合を表明したことがきっかけ。
アニメ映画監督の宮崎駿氏らが存続を求める要望書を提出し、府議会も一度は存続の請願を採択。だが資料の保存などへの努力を知事に呼び掛ける付帯決議を付けた上で、今年3月に廃止案を可決した。

 蔵書を引き継ぐ中央図書館は来年5月ごろから複写など利用者向けサービスを再開する予定。ただ文学館が取り組んできた児童文学の研究は続けず、職員の多くは解雇される。
府は現地存続と比べた場合の累積支出について、2019年には人件費の削減などで約4億6千万円少なくなると試算している。

 文学館に書籍類を寄贈し、現地での存続を求める児童文学者の鳥越信氏は「研究機能がない図書館に移れば資料の価値が失われる」と指摘。
鳥越さんを含めた文学者らは寄贈した書籍類の返還を求め、大阪地裁に提訴し係争中だ。2009年12月26日 17:07

http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/091226/20091226061.html
749名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/28(月) 00:50:54 ID:???
大阪の児童文学館、25年の歴史に幕 橋下改革の一環

 大阪府立国際児童文学館(吹田市)が、府立中央図書館(東大阪市)への移転準備のため、27日に閉館した。橋下徹知事による改革の一環で廃止が決まり、多くの文化人や府民らが存続を求める運動を続けてきたが、25年の歴史に幕を閉じた。

 この日、最後となった恒例の絵本の読み聞かせに100人以上が訪れた。2人の娘を連れてほぼ毎週通った大阪府茨木市の主婦近藤志子(ゆきこ)さん(40)は「おかげで娘は自然と本好きになった。閉館はすごく残念」と惜しんだ。

 午後5時に閉館時間を迎えたが、長年のファンが職員らと記念撮影。向川(むこうがわ)幹雄館長があいさつし、「心ならずも閉館となり、誠に申し訳ない限り。いつかまた再生したい」と声を詰まらせた。

 同館は1984年、万博記念公園内にオープン。児童書、マンガなど約70万点を所蔵する全国有数の施設だったが、入館者が年約5万人に落ち込み、橋下知事が廃止を決めた。
図書を寄贈した文学者らが反発し、寄贈本の返還を求めて訴訟を起こしている。2009年12月27日22時56分

http://www.asahi.com/national/update/1227/OSK200912270074.html
750名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/28(月) 00:51:38 ID:???
国際児童文学館27日閉館…「誇れる施設」惜しむ声

 大阪府の財政難から橋下徹知事が来年3月末での廃止を決めた府立国際児童文学館(吹田市)が、27日で府立中央図書館(東大阪市)への資料移転準備のため閉館し、25年の歴史に幕を下ろす。
約71万点の書籍・資料を収蔵する同館の廃止には、文化人や住民らから「橋下知事の文化軽視だ」として反対運動もあった。府側は「移転で利便性は増す」とするが、利用者からは「なぜ廃止を急ぐのか」との声もなお少なくない。

 1階の閲覧室は26日も、絵本や紙芝居を子どもに読み聞かせる家族連れでにぎわった。家族で訪れた兵庫県加古川市の女性(38)は「素晴らしい施設。本当になくなってしまうんですか」と残念そうに話した。

 宮沢賢治の童話集「注文の多い料理店」の初版本や、長嶋茂雄さんが表紙の「週刊少年サンデー」の創刊号など貴重な収蔵品も多く、吹田市の主婦(66)も「全国に誇れる施設だったのに」と惜しんだ。

 解雇される運営財団の職員約10人の再就職先や廃止後の建物をどうするかなども決まっておらず、向川幹雄館長は今も、「性急に廃止する必要はない。橋下知事は方針を凍結するべきだ」と訴えている。

 同館は児童文学研究家の鳥越信さん(80)が寄贈した約12万点の資料を基に1984年設立。
開館直後は年10万人以上いた利用者が、最近は5、6万人に減り、橋下知事は「運営努力が足りない」と2008年6月に廃止を決めた。鳥越さんらは寄贈資料の返還を求め、民事訴訟で争っている。(2009年12月27日)

http://osaka.yomiuri.co.jp/mama/news/20091227kk02.htm
751名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/28(月) 00:52:49 ID:???
国際児童文学館きょう27日一般開館の最終日

 児童書など約70万点を所蔵する大阪府立国際児童文学館(吹田市)が、府の財政難による見直しで28日に閉館する。蔵書や資料を統合先の府立中央図書館(東大阪市)に移すためで、27日が最後の一般開館日となる。
ただ、建物を撤去するにも約2億円の費用がかかり、閉館後の施設の扱いは決まっていない。橋下徹知事は図書館書庫として活用する考えも打ち出したが見通しは不透明。世界の児童書を集めた名物施設は数々の問題を抱えたまま、幕を下ろすことになった。

 国際児童文学館は昭和59年に開館。明治時代から現在までの児童書に特化した研究施設だったが、府の財政再建策の一環として統合、約4億6千万円の財政効果が見込まれている。

 施設は当初、撤去される予定だったが、約2億円の費用がかかることもあり、一時は府公文書館(大阪市住吉区)を移転させる案も浮上。
橋下知事は今月中旬、図書館で貸し出し実績の少ない本の収蔵場所にする独自案を表明したが、所管する府教委も「寝耳に水」の提案だったといい、まだ方向性は定まっていない。

 一方、移転先の中央図書館は書庫を改装し蔵書を受け入れるが、約5年後にはこの書庫も満杯になる見通しで、増床すれば費用がかかる。

 また、これまで取り組んできた児童文学研究は継続しないという。貴重な書籍は付録なども一体保存されるなど、特殊な保存法も取り入れられていたが、同館の遠藤純主任専門員(41)は「一般図書館でも、こうした管理が継続されるのか不安」と懸念する。

 さらに、これまでは研究機能のある専門書図書館として、文学者や出版社などから多くの寄贈を受けていたが、今後も児童書を継続収集できるかは分からないという。
児童文学者の鳥越信氏は「研究機能がない図書館に移れば資料の価値が失われる」と主張。寄贈した書籍の返還を求め、大阪地裁に提訴している。

 こうした経緯もあり、アニメ映画監督の宮崎駿氏らからは、文学館の存続を求める要望書も提出されていた。(2009年12月27日 06:42)

http://www.sankei-kansai.com/2009/12/27/20091227-018716.php